JP3161817U - 分解工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】フィルタを確実に回転することができる分解工具を提供する。【解決手段】フィルタを分解するためのものであって、嵌め部10と、駆動部20とを有し、嵌め部10は、嵌合段11と、嵌め段12とを有し、嵌合段11は、内部が多角形穴であり、フィルタの多角ヘッド3と嵌合し、嵌め段12は、嵌合段11の周縁から軸方向に沿って延び、開放状の環状空間を構成し、環状空間は、多角形穴と連通し、寸法が多角形穴より大きく、嵌め段12の周縁に少なくとも一つの嵌め溝14が設けられ、嵌め溝14にフィルタの補強リブ4を嵌合することができ、駆動部20は、嵌め部10に設けられ、その軸心を中心として嵌め部10を回転するためのものである。【選択図】図2
Description
本考案は、分解工具に関し、特に、エンジンオイルフィルタを分解するための分解工具に関するものである。
一部の従来のエンジンオイルフィルタはエンジンルームのエンジンオイル管路に螺着され、エンジンオイルフィルタを交換したいときには、分解工具を利用することが必要である。
従来の分解工具は、多角形穴しかなく、エンジンオイルフィルタに前記多角形穴を嵌合して、エンジンオイルフィルタを回転して取外すことができる。しかし、前記多角形穴に公差または磨耗がある場合は、従来の分解工具がエンジンオイルフィルタに対して空回り易く、エンジンオイルフィルタを回転することができなくなり、使用が極めて不便である。そして、従来の分解工具が空回っているときには、ユーザの筋肉が傷害される恐れがある。
そこで、本考案の主な目的は、フィルタを確実に回転することができる分解工具を提供することにある。
本考案の分解工具によると、フィルタを分解するためのものであって、嵌め部と、駆動部と、を有し、前記嵌め部は、嵌合段と、嵌め段と、を有し、前記嵌合段は、内部が多角形穴であり、前記フィルタの多角ヘッドと嵌合し、前記嵌め段は、前記嵌合段の周縁から軸方向に沿って延び、開放状の環状空間を構成し、前記環状空間は、前記多角形穴と連通するとともに、寸法が前記多角形穴よりも大きく、前記嵌め段の周縁に少なくとも一つの嵌め溝が設けられ、前記嵌め溝に前記フィルタの補強リブを嵌合することができ、前記駆動部は、前記嵌め部に設けられ、その軸心を中心として前記嵌め部を回転するためのものであることを特徴とする。
本考案の分解工具によると、前記駆動部は、横断面の形状が多角形を呈する柱であることを特徴とする。
本考案の分解工具によると、前記駆動部は、横断面の形状が多角形を呈する穴であることを特徴とする。
本考案の分解工具によると、前記駆動部は、前記嵌め部の軸方向に垂直する貫通孔を有し、前記貫通孔に駆動ロッドを挿入可能であることを特徴とする。
本考案の分解工具によると、前記嵌め段の周縁に二つの嵌め溝が設けられ、二つの前記嵌め溝が前記嵌め段の軸心を中心として対称にすることを特徴とする。
本考案の分解工具によると、前記嵌め段の周縁に六つの嵌め溝が設けられ、六つの前記嵌め溝が等距離を置いて前記嵌め段の周縁に設けられることを特徴とする。
本考案の分解工具によれば、フィルタを確実に回転することができるという効果を有する。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1及び図2を参照する。本考案の分解工具1は、フィルタ2を分解するためのものである。
まず、図1及び図2を参照する。本考案の分解工具1は、フィルタ2を分解するためのものである。
フィルタ2は、例えば、エンジンルームのエンジンオイル管路に螺着されるエンジンオイルフィルタであり、前記エンジンオイル管路に螺着する螺着段を有し、その他端に多角ヘッド3が設けられ、全体の構造強度を増加するために、フィルタ2には、更に、横に延びる補強リブ4が二つ設けられ、二つの補強リブ4はフィルタ2の軸心を中心として対称にする。
分解工具1は、嵌め部10と、駆動部20と、を有する。嵌め部10は、嵌合段11と、嵌め段12と、を有する。詳細に説明すると、嵌合段11は、その内部が多角形穴13であり、フィルタ2の多角ヘッド3と嵌合可能である。嵌め段12は、嵌合段11の周縁から軸方向に沿って延び、開放状の環状空間を構成し、前記環状空間は、多角形穴13と連通し、その寸法が多角形穴13よりも大きく、これにより、多角形穴13にフィルタ2の多角ヘッド3を嵌合することができる。また、嵌め段12の周縁には、更に、少なくとも一つの嵌め溝14が設けられ、嵌め溝14が二つあることが好ましい。その場合には、二つの嵌め溝14が嵌め段12の軸心を中心として対称にする。二つの嵌め溝14にフィルタ2の補強リブ4を嵌合することができる。
駆動部20は、嵌め部10に設けられ、その軸心を中心として嵌め部10を回転するためのものである。本実施例では、駆動部20は、その横断面の形状が多角形を呈する柱である。このような構造を有する駆動部20には、更に、多角形穴が同軸に設けられ、これにより、多数の種類の手工具によって駆動部20を回転することができる。本考案の別の実施例では、駆動部20には、嵌め部の軸方向に垂直する貫通孔が設けられ、前記貫通孔に駆動ロッド(図示せず)を挿入可能であり、すなわち、前記貫通孔の作用段に挿入される前記駆動ロッドが前記嵌め部の軸方向に垂直するため、前記駆動ロッドに力を加えることにより、本考案の分解工具を回転することができる。
図3及び図4を参照しながら、本考案の分解工具の使用方法を説明する。まず、フィルタ2に分解工具1を嵌合し、すなわち、フィルタの多角ヘッドに嵌合段の多角形穴を嵌合しながら、フィルタの補強リブ4に嵌め段の嵌め溝を嵌合することにより、フィルタを確実に回転することができ、分解工具がフィルタに対して空回ることがなくなる。そして、分解工具の空回りによるユーザの筋肉の傷害を回避することができる。
図5及び図6を参照する。図5はフィルタに本考案の別の実施例の分解工具を嵌合する前の状態を示す斜視図であり、図6はフィルタに本考案の別の実施例の分解工具を嵌合した状態を示す斜視図である。本実施例では、嵌め段14の周縁に六つの嵌め溝14が設けられ、六つの嵌め溝14が等距離を置いて嵌め段14の周縁に設けられる。これにより、フィルタの補強リブ4の数量が例えば6つに増加しても、フィルタに本実施例の分解工具を嵌合して、前記フィルタを分解し、又は締付することができる。
なお、本考案は前記実施の形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらは本考案の実用新案登録請求の範囲から排除するものではない。
本考案は、工具に適用することができる。
1:分解工具、2:フィルタ、3:多角ヘッド、4:補強リブ、10:嵌め部、11:嵌合段、12:嵌め段、13:多角形穴、14:嵌め溝、20:駆動部。
Claims (6)
- フィルタを分解するためのものであって、嵌め部と、駆動部と、を有し、
前記嵌め部は、嵌合段と、嵌め段と、を有し、
前記嵌合段は、内部が多角形穴であり、前記フィルタの多角ヘッドと嵌合し、
前記嵌め段は、前記嵌合段の周縁から軸方向に沿って延び、開放状の環状空間を構成し、
前記環状空間は、前記多角形穴と連通し、寸法が前記多角形穴より大きく、
前記嵌め段の周縁には少なくとも一つの嵌め溝が設けられ、前記嵌め溝に前記フィルタの補強リブを嵌合することができ、
前記駆動部は、前記嵌め部に設けられ、その軸心を中心として前記嵌め部を回転するためのものであることを特徴とする、分解工具。 - 前記駆動部は、横断面の形状が多角形を呈する柱であることを特徴とする、請求項1に記載の分解工具。
- 前記駆動部は、横断面の形状が多角形を呈する穴であることを特徴とする、請求項1に記載の分解工具。
- 前記駆動部は、前記嵌め部の軸方向に垂直する貫通孔を有し、前記貫通孔に駆動ロッドを挿入可能であることを特徴とする、請求項1に記載の分解工具。
- 前記嵌め段の周縁には二つの嵌め溝が設けられ、二つの前記嵌め溝は前記嵌め段の軸心を中心として対称にすることを特徴とする、請求項1に記載の分解工具。
- 前記嵌め段の周縁には六つの嵌め溝が設けられ、六つの前記嵌め溝は等距離を置いて前記嵌め段の周縁に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の分解工具。
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JP2010003630U JP3161817U (ja) | 2010-05-31 | 2010-05-31 | 分解工具 |
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KR20180075078A (ko) * | 2016-12-26 | 2018-07-04 | 치아-시앙 쿠 | 오일 필터 탈착 장치 및 그 사용 방법 |
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- 2010-05-31 JP JP2010003630U patent/JP3161817U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20180075078A (ko) * | 2016-12-26 | 2018-07-04 | 치아-시앙 쿠 | 오일 필터 탈착 장치 및 그 사용 방법 |
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