JP3161542B2 - 気体放電発光装置の駆動方法 - Google Patents

気体放電発光装置の駆動方法

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JP3161542B2
JP3161542B2 JP15796891A JP15796891A JP3161542B2 JP 3161542 B2 JP3161542 B2 JP 3161542B2 JP 15796891 A JP15796891 A JP 15796891A JP 15796891 A JP15796891 A JP 15796891A JP 3161542 B2 JP3161542 B2 JP 3161542B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば直流型気体放
電ディスプレイパネル(所謂DC−PDP)や気体放電
発光を光源とする光プリントヘッド等の、気体放電発光
装置を駆動するための方法に関し、特にメモリ方式の駆
動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パネルディスプレイの開発及び実
用化が盛んに進められテレビ表示の分野でも液晶や扁平
CRT等で小型テレビが実現されているが、大型なパネ
ルディスプレイの実用化には至っておらず、大型パネル
の実用化に向けてメモリ機能の気体放電ディスプレイパ
ネルへの導入が進められている(文献I:テレビジョン
学会誌 vol.40,No10(1986)p953
〜960)。以下、図7を参照し上記文献に提案されて
いる気体放電ディスプレイパネルの構造及び駆動方法に
つき簡単に説明する。
【0003】図7(A)及び(B)は上記文献に提案さ
れている気体放電パネルの構造を示す斜視図であり、図
の(A)はパネルの前面基板側の構造及び(B)は背面
基板側の構造を示している。
【0004】図7(B)にも示すように、このパネルに
あっては、背面基板10上に所定数の陰極12を並行配
置し、陰極12上に表示セル16及び補助セル14を形
成するための土手(隔壁)18を設けている。
【0005】また図7(A)にも示すように、透光性の
前面基板20(例えばガラス基板)上に、表示陽極22
及び補助陽極24を並行配置し、蛍光体26を表示陽極
22を露出させるようにして表示セル16と対向する位
置に塗布している。
【0006】そして背面基板10及び前面基板20の電
極形成面を対向させ、しかも平面的に見て陰極12と陽
極22、24とが交差するように基板を位置合せした状
態で、これら基板の外周部を図示しない気密封止部を介
し封着し、基板間の封入領域に放電用のガス媒体を封じ
込めている。表示セル16は陰極12及び表示陽極22
の交差領域に、及び補助セル14は陰極12及び補助陽
極24の交差領域に形成される。
【0007】図8は従来のメモリ方式の駆動方法のため
の配線構造を概略的に示す図及び図9は従来のメモリ方
式の駆動方法の説明に供するタイムチャートである。
【0008】図8においては説明の簡単化のため、上述
の構成の気体放電パネル28は表示陽極221〜224
及び陰極121〜124を備え、従って4行4列に配列
された表示セル16MN(符号16MNは第M行第N列の表
示セルを表す)を有するものとする。尚、表示陽極22
1、222の間に補助陽極241を、及び表示陽極22
3、224の間に補助陽極242を配置している。
【0009】従来の駆動方法にあってはパネル28の駆
動のため、表示陽極221〜224のぞれぞれを、ダイ
オードD2 を介して維持パルス発生回路32と接続する
と共にダイオードD1 を介して書込みパルス発生回路3
0と接続する。また陰極121〜124のそれぞれを走
査パルス及び消去パルス発生回路34と接続し、さらに
補助陽極241及び242を抵抗36を介して電源38
と接続する。ダイオードD1 及びD2 は、書込みパルス
と維持パルスとを混合するための加算器を構成するもの
である。
【0010】次に図9を参照し、従来の駆動方法につき
説明する。
【0011】パネル28の駆動に当っては、図9にも示
すように、走査パルスPK (パルス幅τK 、振幅VK
を第1行、第2行、第3行及び第4行の陰極121、1
22、123及び124に時間順次に印加する一方、維
持パルスPsp(パルス幅τsp、振幅Vsp)を周期Tで表
示陽極221〜224のそれぞれに印加する。走査パル
スPK と維持パルスPspとはタイミングが重ならないよ
うに印加され、例えば時刻t1 〜t2 の期間では走査パ
ルスPK を陰極122に印加するが維持パルスPspを表
示陽極221〜224に印加せず、従ってこれら走査パ
ルスPK と維持パルスPspとのタイミングが重なり合う
ことによって表示セルの放電が開始することはない。
【0012】また補助陽極241、242には常時一定
の正電位を電源38によって印加しており、従って走査
パルスPK が印加された陰極の補助セルが順次に放電し
てゆき、例えば時刻t1 〜t2 の期間では走査パルスP
K が第2行目の陰極122に印加されるため第2行目の
補助セルで放電電流が流れる。
【0013】表示セル16MNの書込みを行なう(放電を
形成する)場合、第M行目の補助セルの放電とほぼ同じ
タイミングで書込みパルスPW (パルス幅τW 、振幅V
W )を第N列の陽極22N に印加する。このとき、表示
セル16MN近傍で放電する第M行目の補助セルからの荷
電粒子、準安定粒子等が表示セル16MNへ拡散される。
その結果、このセル16MNの放電遅れ時間が短縮される
ので表示セルの放電遅れのばらつきを大幅に減少させる
ことができる。従ってパルス幅τW を狭くまた振幅VW
を小さくしても、書込みパルスPW 及び走査パルスPK
の電位差によって表示セル16MNで放電を起すことがで
きる。例えば表示セル1622の書込みを行なう場合に
は、第2行目の補助セルが放電している時刻t1 〜t2
の期間に書込みパルスPW を第2列目の表示陽極222
に印加することによって、表示セル1622で放電を生じ
させる。
【0014】ところで気体放電は、放電によって生じた
荷電粒子等が放電停止後に漸減してゆく、また荷電粒子
等が存在すると再放電しやすいといった特性を有し、表
示セルでの放電形成をこの特性を利用して行なう方式の
駆動方法がメモリ方式の駆動方法と称されている。
【0015】この従来の駆動方法方法では、書込みパル
スPW による放電が停止したのち再放電しやすい状態の
うちに維持パルスPspが印加されるように、維持パルス
spの周期Tを設定しており、従って書込みパルスPW
によって放電セル16MNでの放電が形成されたのちは例
えば表示セル1622では放電形成後の時刻t3 〜t4
期間は書込みパルスPW を印加しなくとも、維持パルス
spによってパルス的(断続的)に放電を維持すること
ができる。放電に基づき生じた紫外線は蛍光体26に達
し吸収され、蛍光体26が発光する。
【0016】周期Tを狭め放電セルで単位時間あたりに
生じる放電回数を増やすことによって発光強度を向上す
ることができ、従って走査線数が例えば1000本と多
い場合でも充分な表示輝度を得ることができる。
【0017】図10は従来の駆動方法において表示セル
に流れる放電電流と陽極に印加される電圧との関係をよ
り詳細に示す図である。図10においては、縦軸に表示
セルに流れる放電電流(セル電流)及び横軸に時間を取
ってセル電流の波形を示すと共に、縦軸に陽極に印加さ
れる電圧(陽極印加電圧)及び横軸に時間を取って陽極
印加電圧の波形を示した。
【0018】図10にも示すように、維持パルスPSP
対応して流れるセル電流は、維持パルスPSPのほぼ前縁
で大きなピークを形成したのち維持パルスPSPの後縁に
向けて減衰振動する。
【0019】表示セル16MNでの放電を停止する場合
は、第M行目の陰極12M に消去パルスPE を印加し陰
極12M の電位を強制的に上げることによって陰極12
M 及び陽極22N 間の電位差を小さくし、例えば時刻t
5 〜t6 の期間だけ消去パルスPE を印加して維持パル
スPspによる放電が一回以上起こらないようにして、荷
電粒子等を減少或は消滅させて、維持パルスPspが印加
されても表示セル16MNで再放電しないようにする。
【0020】尚、従来の駆動方法にあっては、走査パル
スPK の振幅(走査電圧)VK を例えば−220V、走
査パルスPK 及び消去パルスPE を印加しないとき陰極
12に印加する陰極プレバイアス電圧を例えば−80
V、維持パルスPspの振幅(維持電圧)VSPを例えば1
40V、また維持パルスPsp及び書込みパルスPW を印
加しないとき陽極22に印加する陽極プレバイアス電圧
を例えば0Vとする。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の駆動方
法において、より大きな階調を得たい場合には表示セル
の発光強度をより高めるようにすればよいが単位時間あ
たりの表示セルの放電回数を増やすことには限界が有る
ためこの場合一般には維持電圧VSPを高めることによっ
て発光強度を高める。
【0022】しかしながら維持電圧VSPを高めると、維
持パルスPSPに対応するセル電流の減衰振動(図10参
照)の振幅が大きくなり特に維持パルスPSPの前縁部分
で生じるセル電流のピーク値が大きくなるので、表示の
輝度むらや色むらを生じるという問題点が有った。また
セル電流の減衰振動の振幅が大きくなる結果、陰極のス
パッタリングが激しくなり従ってパネル寿命が短くなる
という問題点が有った。
【0023】この発明の目的は、上述した従来の問題点
を解決するため、維持電圧VSPを高くしてもセル電流を
穏やかに増加させることができる気体放電発光装置の駆
動方法を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明の気体放電発光装置の駆動方法は、放電ガ
スを介して対向配置された陽極と陰極との間に、放電開
始最小電圧VS 以上の電位差を与えることによって、放
電を発生させる書き込み放電処理と、陽極と陰極との間
に、放電開始最小電圧VS よりも小さく且つ放電維持最
小電圧V0 以上の電位差を周期的に与えることによっ
て、放電を維持する放電維持処理と、陽極と陰極との間
に、放電維持最小電圧V0 よりも小さい電位差を与える
ことによって、放電を停止させる放電消去処理とを有す
る気体放電発光装置の駆動方法であって、放電維持処理
が、陽極と陰極との電位差を、書き込み放電処理によっ
て与えられた電位差から、放電維持最小電圧V0 以下の
電位差まで低下させる、第1ステップと、陽極と陰極と
の電位差を、第1ステップで与えられた電位差から、放
電維持最小電圧V0 よりも大きく且つ放電開始最小電圧
S よりも小さい電位差まで徐々に上昇させる、第2ス
テップとを備える。
【0025】
【作用】この発明の駆動方法によれば、書込み放電期間
及び放電消去期間の間に設けた維持放電期間では、陽極
及び陰極間の電位差を放電維持最小電圧VO以下の電位
差(このときの電位差を電位差aと表す)から、放電維
持最小電圧VO よりも大きくて放電開始最小電圧Vs
りも小さな電位差(このときの電位差を電位差bと表
す)まで徐々に増加させて放電を形成する。特に維持放
電期間の開始時に、電位差aを陽極及び陰極間に与える
のが好適である。
【0026】維持放電期間に形成した放電による発光の
強度を高めるには、電位差bを大きくして維持放電期間
に流れる放電電流を大きくすればよい。
【0027】しかし電位差bを所望の発光強度が得られ
るまで大きくし電位差aから電位差bまで無限小の期間
のうちに急速に変化させると、放電電流は大きなピーク
を形成したのち振動しながら減衰し、放電電流の変化が
激しくなる。このとき発光強度を高めるべく電位差bを
大きくするほど、これらピークの大きさや減衰振動の振
幅は大きくなり発光の輝度むらや色むらが大きくなる。
【0028】しかし上述のように陽極及び陰極間の電位
差を電位差aから電位差bまで任意好適な時間を費やし
ながら徐々に増加させることにより、発光強度を高める
ため電位差bを大きくしても、放電電流は実質的に大き
なピークを形成したり減衰振動をしたりすることなく緩
やかに増加し、従って放電電流を穏やかに増加させるこ
とができる。
【0029】
【実施例】以下、この発明の一実施例につき説明する
が、この実施例の理解を深めるため実施例の説明に先立
って気体放電に関するヒステリシス特性につき説明し、
次いでこの実施例の駆動原理につき説明する。
【0030】図6は気体放電発光装置が備える放電セル
(表示セル)の電圧−電流ヒステリシス特性を示す図で
あり、図6では気体放電発光装置における陽極及び陰極
間の電位差を横軸に、及び陽極及び陰極間の放電電流を
縦軸に取って示す。
【0031】放電セルの電圧−電流ヒステリシスは一般
に図6に示すような特性を有する。すなわち、陰極及び
陽極間の電位差(以下、単に電位差とも称す)を0Vか
ら徐々に増加させてゆくと、経路に示すように電位差
が放電開始最小電圧VS (例えば220V)となるまで
陰極及び陽極間で放電電流は流れないが、経路に示す
ように電位差が電圧VS となると放電電流が流れ陰極及
び陽極間で放電が始まる。そして経路に示すように、
放電開始後さらに電位差を増加させてゆくと放電電流が
ほぼ一定の割合で直線的に増加してゆく。そしてある程
度放電電流が増加してから電位差を減少させてゆくと、
経路に示すように放電電流が増加のときと同様の一定
の割合で直線的に減少してゆく。放電は電位差が電圧V
S となっても停止せず、放電維持最小電圧V0 (例えば
210V)となるまで放電電流が減少してゆき、電位差
が電圧V0 となったとき放電電流が0となって放電が停
止する。放電停止後は経路に示すように、電圧V0
りも小さな電位差では放電電流は流れない。
【0032】この実施例の駆動方法は上述のヒステリシ
ス特性を利用することによって放電セルの放電(発光)
を制御するものである。
【0033】すなわちこの実施例では、書込み放電期間
では陽極及び陰極間に放電開始最小電圧VS (以下開始
電圧VS )以上の電位差を与えることによって放電を形
成し、放電消去期間では陽極及び陰極間に放電維持最小
電圧V0 (以下維持電圧V0 )以下の電位差を与えるこ
とによって放電を消去する。そして、書込み放電期間及
び放電消去期間の間に設けた維持放電期間では、陽極及
び陰極間の電位差を維持電圧VO 以下の電位差(このと
きの電位差を電位差aと表す)から、維持電圧VO より
も大きくて開始電圧Vs よりも小さな電位差(このとき
の電位差を電位差bと表す)まで徐々に変化させる。特
に好ましくは、維持放電期間の開始時に、電位差aを陽
極及び陰極間に与える。維持放電期間に形成した放電の
発光強度は電位差bを大きくするにしたがって強くな
り、従って電位差bを任意好適な大きさとすることによ
って所望の発光強度を得ることが出来る。
【0034】先に(作用)の項で説明したように、陽極
及び陰極間の電位差を電位差aから電位差bまで任意好
適な時間を費やしながら徐々に増加させることにより、
放電電流は、発光強度を高めるため電位差bを大きくし
ても実質的に大きなピークを形成したり激しく振動をし
たりすることなく緩やかに増加し、従って放電電流を穏
やかに増加させることができる。その結果、発光の輝度
むらや色むらを少なくすることができる。陽極及び陰極
間の電位差は、電位差aから電位差bまで階段状に段階
的に変化させてもよいし、スムースに連続的に変化させ
てもよい。
【0035】この出願の発明者の実験によれば、電位差
aから電位差bまで増加させるのではなく陽極及び陰極
間の電位差を維持電圧VO よりも大きくて電位差bより
も小さい電位差から電位差bまで徐々に変化させた場合
には、必ずしも有効に輝度むらや色むらを防止すること
ができなかった。
【0036】またこの実施例では、書込み放電期間から
放電消去期間までの間であって維持放電期間を除く残り
の期間では、陽極及び陰極間に維持電圧VO近傍の大き
さの電位差であって維持電圧VO よりも小さい電位差を
与えておく。
【0037】次にこの発明の一実施例につき説明する。
【0038】図4はこの実施例の駆動方法のための配線
構造を概略的に示す図である。尚、図4において従来と
対応する構成成分については同一の符号を付して示し、
従来と同様の点についてはその詳細な説明を省略する。
【0039】図4に示す配線構造は、陰極121〜12
4をそれぞれパルス発生回路40と接続しているほか
は、図8に示した従来のものと同様である。パルス発生
回路40は、消去パルスPE 及び走査パルスPK のほ
か、維持放電期間における陰極及び陽極間の電位差を調
整するための調整パルスPB を発生する。調整パルスP
B は例えば、それぞれ振幅の異なる3つのパルスPB1
B2及びPB3から成る(後述する図2(A)参照)。
【0040】以下、表示セル1611を放電発光させる場
合を一例として説明する。
【0041】図2及び図3はこの発明の実施例の駆動方
法の説明に供するタイムチャートである。図2(A)、
(B)及び(C)はそれぞれ陰極121、122及び1
23に印加する電圧波形を示し、これら図においては陰
極に印加する電圧を縦軸に及び時間を横軸に取って示し
た。また図3(A)は陽極121に印加する電圧波形、
及び図3(B)は陽極122〜124に印加する電圧波
形を示し、これら図においては縦軸に陽極に印加する電
圧を及び横軸に時間を取って示した。
【0042】この実施例では、図2にも示すように第1
行、第2行、第3行及び第4行の陰極121、122、
123及び124に時間順次に走査パルスPK を印加す
る一方、図3にも示すように維持パルスPspを周期Tで
表示陽極221〜224のそれぞれに印加する。この
際、走査パルスPK 及び維持パルスPspをこれらパルス
の印加期間が重ならないようにしており、従ってこれら
パルスPK 及びPspの印加期間が重なり合うことによっ
て書き込み放電が生じることはない。
【0043】また補助陽極241、242には常時一定
の正電位を印加しておく。この結果走査パルスPK が印
加された陰極の補助セル14で順次に補助放電が生じ
る。
【0044】図1はこの発明の実施例の駆動方法の説明
に供する他のタイムチャートであり、第M行及び第N列
の表示セル16MN例えば表示セル1611で放電を生じさ
せようとする場合に当該セル1611の陽極及び陰極に印
加する電圧の波形を示す。同図においては、縦軸に電圧
及び横軸に時間を取り、陽極に印加する電圧の波形に符
号aを及び陰極に印加される電圧の波形に符号bを付し
て示した。
【0045】尚、図1においては、例えば、放電維持最
小電圧VO をVO =200V及び放電開始最小電圧Vs
をVs =320Vとし、維持パルスPspの電圧VspをV
sp=140Vとし、書き込みパルスPW の電圧VW をV
W =100Vとし、陽極プレバイアス電圧VBAをVBA
0Vとし、消去パルスの電圧VE 及びパルスPB1の電圧
B1をVE =VB1=0Vとし、陰極プレバイアス電圧V
BC及びパルスPB2の電圧VB2をVBC=VB2=−60Vと
し、パルスPB3の電圧VB3をVB3=−80V、及び走査
パルスPK の電圧VK をVK =−220Vとした。以下
の説明では、陽極及び陰極間の電位差は、陽極の印加電
圧及び陰極の印加電圧の差の絶対値を表す。
【0046】図1にも示すように表示セル1611で発光
表示を行うべく表示セル1611を放電させる場合、第1
行の走査パルスPK の印加期間とほぼ同じ期間に、書き
込みパルスPW を第1列の陽極221に印加する。例え
ば、時刻T2 >時刻T2(-)とし、時刻T1 〜T2 を陰極
121に印加する走査パルスPK の印加期間とし及び時
刻T1 〜T2(-)を陽極221に印加する書き込みパルス
W の印加期間とする。この例では、走査パルスPK
印加期間である時刻T1 〜T2(-)が書き込み放電期間と
なる。
【0047】書き込み放電期間T1 〜T2(1)では、陰極
121及び陽極221の間の電位差が放電開始最小電圧
s (開始電圧Vs )以上となるので、表示セル1611
(陰極121及び陽極221が対向する領域)で書き込
み放電が生じる。尚、走査パルスの印加期間に書き込み
パルスPW を印加しない陽極と陰極との間では書き込み
放電は生じない。また書き込みパルスPW を印加する期
間とほぼ同じ期間に第1行目の補助セル14(陰極12
1及び補助陽極241が対向する領域)で補助放電が生
じる。
【0048】次に書き込み放電開始後の第1回目の維持
パルスPspを、書き込みパルスPW の印加後速やかに第
1列の陽極221に印加し、書き込み放電開始後の第2
回目以降の維持放電Pspを、第1回目の維持パルスPsp
から周期Tの間隔で順次に第1列の陽極221に印加す
る。書き込み放電期間から後述する放電消去期間までの
間に(書き込みパルスPW を印加してから後述する消去
パルスPE を印加するまでの間に)任意好適個数の、例
えば放電開始後の第1回目から第3回目までの3個の維
持パルスPspを印加する。各維持パルスPspの印加期間
例えば時刻T2 〜T3 と、時刻T4 〜T5 と、時刻T6
〜T7 とがそれぞれ維持放電期間である。
【0049】この例では第1回目の維持パルスPspを書
き込みパルスPW に連続させて印加するが、書き込み放
電の形成後表示セル1611で放電が生じ易い状態のうち
に、第1回目の維持パルスPspを印加するのであれば、
必ずしも書き込みパルスPW に連続させて第1回目の維
持パルスPspを印加しなくともよい。
【0050】そして書込み放電期間及び放電消去期間の
間に設けた維持放電期間では、維持放電期間とほぼ同じ
期間に調整パルスPB を陰極121に印加する。この維
持放電期間では、維持パルスPsp及び調整パルスPB
印加することによって、陰極121及び陽極221間の
電位差を放電維持最小電圧VO (維持電圧VO )以下の
電位差から、維持電圧VO よりも大きくて開始電圧Vs
よりも小さな電位差まで徐々に増加させて、表示セル1
11での放電を形成する。
【0051】この例では、調整パルスPB は任意好適個
数の複数個の成分パルス例えば3個のパルスPB1、PB2
及びPB3を時間順次に連続させて形成したパルスであ
り、これらパルスPB1、PB2及びPB3の振幅は階段状に
順次に増加する。そして維持パルスPspの立ち上がり時
に、最初のパルスPB1を印加する。
【0052】ここでパルスPB1、PB2及びPB3のパルス
幅をそれぞれτB1、τB2及びτB3と表せば、書き込み放
電開始後の第1回目の維持パルスPspに対して、パルス
B1、PB2及びPB3の印加期間はそれぞれ時刻T2(-)
2(-)+τB1(但し(T2(-)+τB1)>T2
2(-))、時刻T2(-)〜T2(-)+τB1+τB2、及び時刻
2(-)〜T2(-)+τB1+τB2+τB3(=T3 )である。
パルスPB1の印加期間において陰極121及び陽極22
1の間の電位差は維持電圧VOよりも小さい電位差x例
えば後述する消去パルスPE を陰極121に印加したと
きの陰極121及び陽極221間の電位差に等しいかそ
れよりも小さい電位差x=0V程度、パルスPB2の印加
期間において陰極121及び陽極221の間の電位差は
維持電圧VO 近傍の大きさの電位差y例えば維持電圧V
O よりも多少大きい正の電位差y=VO =200V程
度、及びパルスPB3の印加期間においては陰極121及
び陽極221のの間の電位差は開始電圧Vs よりも小さ
い電位差z例えばz=220V程度である。
【0053】時刻T2 及びT2(-)の差や、パルス幅τB1
+τB2+τB3や、電位差x、y及びzを任意好適に設定
することによって、維持放電開始後の第1回目の維持放
電期間T2 〜T3 に表示セル1611で流れる維持放電電
流を緩やかに増加させることができる。維持放電期間T
2 〜T3 において陰極121及び陽極221の間の電位
差を大きくする過程で放電電流を緩やかに増加させるこ
とにより、輝度むらや色むらの低減を低減しつつ発光強
度を高めることができる。特に維持パルスPspの立ち上
がり時にパルスPB1を印加することによって、維持パル
スPspの立ち上がり時に表示セル1611に流れる維持放
電電流が大きなピークを形成するのを防止できる。
【0054】同様に、書き込み放電開始後の第2回目の
維持パルスPspに対しては、パルスPB1、PB2及びPB3
の印加期間はそれぞれ時刻T4(-)〜T4(-)+τB1(但
し、(T4(-)+τB1)>T4 >T4(-))、時刻T4(-)
4(-)+τB1+τB2、及び時刻T4(-)〜T4(-)+τB1
τB2+τB3(=T5 )であり、また書き込み放電開始後
の第3回目の維持パルスPspに対しては、パルスPB1
B2及びPB3の印加期間はそれぞれ時刻T6(-)〜T6(-)
+τB1(但し、(T6(-)+τB1)>T6 >T6(-))、時
刻T6(-)〜T6(-)+τB1+τB2、及び時刻T6(-)〜T
6(-)+τB1+τB2+τB3(=T7 )である。これら第2
回目及び第3回目の維持パルスPspの場合にも、上述の
第1回目の維持パルスPspの場合と同様の作用効果が得
られる。
【0055】尚、発光させたい表示セル1611では、書
き込み放電を形成するので、陽極及び陰極間の電位差を
開始電圧Vs よりも小さくしておいても維持電圧VO
上の電位差を陽極及び陰極間に与えれば放電を形成でき
る。また発光させたくない表示セルでは、書き込み放電
を形成しないので陽極及び陰極間の電位差を開始電圧V
s よりも小さくしておくことにより放電を形成させない
ことができ誤放電を防止できる。
【0056】表示セル1611の書き込み放電期間の後、
陰極121に所定個数例えば3個の維持パルスPspを印
加したら、次いで表示セル1611での放電を消去すべ
く、陰極121に消去パルスPE を印加する。消去パル
スPE の印加期間TE1〜TE2が放電消去期間である。
【0057】消去期間TE1〜TE2では、消去パルスPE
の印加によって陰極121及び陽極221の間の電位差
が維持電圧VO よりも小さくなり、この結果、陽極22
1に維持パルスPspが印加されても表示セル1611で放
電が生じなくなる。表示セル1611での放電を消去でき
るのであれば、陽極及び陰極間の電位差を連続的に維持
電圧V0 よりも小さくしても良いし、断続的に維持電圧
よりも小さくするようにしても良い。表示セル1611
放電を消去した後は、走査パルスPK 及び書き込みパル
スPW を陰極121及び陽極221に与えてこれら電極
間の電位差を開始電圧Vs 以上にしないと表示セル16
11で放電は生じない。
【0058】図6はこの実施例の駆動方法において表示
セル1611に流れる放電電流と陽極に印加される電圧と
の関係を概略的に示す図である。図6においては、表示
セル1611に流れる放電電流(セル電流)を縦軸に及び
時間を横軸に取って表示セル1611のセル電流の波形を
示すと共に、縦軸に陽極に印加される電圧(陽極印加電
圧)及び横軸に時間を取って陽極印加電圧の波形を示し
た。
【0059】図6にも示すように、表示セル1611に流
れるセル電流は、維持パルスPSPの前縁に対応する部分
で大きなピークを形成せず、維持パルスPspの前縁から
後縁に向けて徐々に増加する。この結果、表示セル16
11の輝度むらや色むらを低減できる。
【0060】この発明は上述した実施例にのみ限定され
るものではなく、従ってこの発明の駆動方法を実現する
ための配線構造或は駆動回路や、信号波形や、各信号の
印加タイミング、パルス幅等の時間及びパルスの振幅等
の電圧値や、数値的条件その他を任意好適に変更するこ
とができる。
【0061】またこの発明は、表示装置、光学ヘッドそ
の他の種々の気体放電発光装置に適用することができ
る。
【0062】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の気体放電発光装置の駆動方法によれば、書込み
放電期間及び放電消去期間の間に設けた維持放電期間で
は、陽極及び陰極間の電位差を放電維持最小電圧VO
下の電位差(電位差a)から、放電維持最小電圧VO
りも大きくて放電開始最小電圧Vs よりも小さな電位差
(電位差b)まで徐々に増加させて放電を形成する。
【0063】従って陽極及び陰極間の電位差を電位差a
から電位差bまで任意好適な時間を費やしながら徐々に
増加させることにより、発光強度を高めるため電位差b
を大きくしても、放電電流は実質的に大きなピークを形
成したり減衰振動をしたりすることなく緩やかに増加
し、放電電流を穏やかに増加させることができる。
【0064】その結果、発光の輝度むらや色むらを少な
くすることができる。また放電電流が実質的に大きなピ
ークを形成することがなくなる結果、陰極のスパッタに
よる損傷が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の駆動方法の実施例の説明に供するタ
イムチャートである。
【図2】(A)、(B)及び(C)はこの発明の駆動方
法の説明に供するタイムチャートである。
【図3】(A)及び(B)はこの発明の駆動方法のの説
明に供するタイムチャートである。
【図4】この発明の駆動方法の実施例のための配線構造
を示す図である。
【図5】この発明の実施例の駆動方法における放電電流
と陽極印加電圧との関係を示す図である。
【図6】気体放電における電圧−電流ヒステリシスの一
般的特性を示す図である。
【図7】(A)及び(B)は気体放電発光装置の一例と
しての気体放電ディスプレイパネルの構造を概略的に示
す斜視図である。
【図8】従来の駆動方法のための配線構造を示す図であ
る。
【図9】従来の駆動方法の説明に供するタイムチャート
である。
【図10】従来の駆動方法における放電電流と陽極印加
電圧との関係を示す図である。
【符号の説明】
W :書き込みパルス Psp:維持パルス PK :走査パルス PE :消去パルス PB 、PB1、PB2、PB3:調整パルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠山 広 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−175491(JP,A) 特開 昭62−196696(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/282 G09G 3/28 H01J 17/49

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電ガスを介して対向配置された陽極と
    陰極との間に、放電開始最小電圧VS 以上の電位差を与
    えることによって、放電を発生させる書き込み放電処理
    と、 前記陽極と前記陰極との間に、前記放電開始最小電圧V
    S よりも小さく且つ放電維持最小電圧V0 以上の電位差
    を周期的に与えることによって、前記放電を維持する放
    電維持処理と、 前記陽極と前記陰極との間に、前記放電維持最小電圧V
    0 よりも小さい電位差を与えることによって放電を停止
    させる放電消去処理と、 を有する気体放電発光装置の駆動方法であって、 前記放電維持処理が、 前記陽極と前記陰極との電位差を、前記書き込み放電処
    理によって与えられた電位差から、放電維持最小電圧V
    0 以下の電位差まで低下させる、第1ステップと、 前記陽極と前記陰極との電位差を、前記第1ステップで
    与えられた電位差から、前記放電維持最小電圧V0 より
    も大きく且つ前記放電開始最小電圧VS よりも小さい電
    位差まで徐々に上昇させる、第2ステップと、 を含むことを特徴とする気体放電発光装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記第2ステップが、前記陽極と前記陰
    極との電位差を、階段状に上昇させるステップであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の気体放電発光装置の駆
    動方法。
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