JPH06187915A - 気体放電発光装置およびその駆動方法 - Google Patents

気体放電発光装置およびその駆動方法

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JPH06187915A
JPH06187915A JP4337179A JP33717992A JPH06187915A JP H06187915 A JPH06187915 A JP H06187915A JP 4337179 A JP4337179 A JP 4337179A JP 33717992 A JP33717992 A JP 33717992A JP H06187915 A JPH06187915 A JP H06187915A
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JP
Japan
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pulse
discharge
period
gas discharge
voltage
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JP4337179A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Kobayashi
芳彦 小林
Atsushi Takahashi
敦 高橋
Mio Chiba
已生 千葉
Yuuji Teronai
雄二 手呂内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネルの輝度を良くし、駆動回路を簡略化
し、かつ、安定した放電をタイミング良く供給できる気
体放電ディスプレイパネルを提供する。 【構成】 この発明の構成によれば、背面基板30には
複数の陽極32と蛍光体40と表示セルを具え、前面基
板44には複数の陰極46を具えている。この陽極に沿
う方向の互いに隣接する表示セル間の隔壁42の上部
に、これらの表示セルを連通させれるプライミングスリ
ット43を具えている。また、この発明の駆動方法によ
れば、放電維持パルスを低レベル、中間レベルおよび高
レベルの階段状維持パルスとしている。そして、走査パ
ルスの期間を書込みパルスの電圧値の期間とこの期間に
続く階段状維持パルスの中間レベルの電圧値の期間との
和期間としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、気体放電発光装置、
例えば直流型気体放電ディスプレイパネル(いわゆるD
C型PDP)およびその駆動方法、特にメモリ方式の駆
動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パネルディスプレイの開発及び実
用化が盛んに進められテレビ表示の分野でも液晶や扁平
CRT等で小型テレビが実現されているが、大型のパネ
ルディスプレイの実用化には至っておらず、大型パネル
の実用化に向けてメモリ機能の気体放電ディスプレイパ
ネルへの導入が進められている(文献I:テレビジョン
学会誌 Vol.40, No10 (1986) p953〜960 )。この従来
のディスプレイパネルは、補助セルを具える構造であ
る。以下、図8、図9及び図10を参照し上記文献に提
案されている気体放電ディスプレイパネルの構造及び駆
動方法につき簡単に説明する。
【0003】図8の(A)及び(B)は、上記文献に提
案されている気体放電パネルの構造を示す斜視図であ
り、図の(A)はパネルの前面基板側の構造及び(B)
は背面基板側の構造を示している。
【0004】図8の(B)に示すように、このパネルに
あっては、背面基板10上に所定数の陰極12を並行配
置し、陰極12上に表示セル16及び補助セル14を形
成するための隔壁18を設けている。
【0005】また図8の(A)に示すように、透光性の
前面基板20(例えばガラス基板)上に、表示陽極22
及び補助陽極24を所定位置に並行配置し、蛍光体26
を表示陽極22を露出させるようにして表示セル16と
対向する位置に塗布している。
【0006】そして背面基板10及び前面基板20の電
極形成面を対向させ、しかも陰極12と陽極22、24
が交差するように基板を位置合せした状態で、これら基
板の外周部を図示しない気密封止部を介して封着し、基
板間の封入領域に放電用のガス媒体を封じ込めている。
【0007】図9は、従来のメモリ−方式の駆動方法の
説明に供するための配線構造を概略的に示す図である。
また、図10は従来のメモリ−方式の駆動方法の説明に
供するタイムチャートである。
【0008】ここで説明の簡単化のため上述の構成の気
体放電パネル300は、図9においては、4個の表示陽
極221〜224及び4個の陰極121〜124を備
え、従って4行4列に配列された表示セル16MN(符号
16MNは第M行第N列の表示セルを表す)を有するもの
とする。表示セルは表示陽極及び陰極が交差する領域に
形成される。尚、補助陽極241及び242は表示陽極
221、222の間及び表示陽極223、224の間に
配置されている。
【0009】従来の駆動方法にあっては気体放電パネル
300の駆動のため、表示陽極221〜224のぞれぞ
れを、ダイオードD2 を介して書込みパルス発生回路3
02と接続すると共にダイオードD1 を介して維持パル
ス発生回路304と接続する。また陰極121〜124
のそれぞれを走査パルス及び消去パルス発生回路306
と接続し、さらに補助陽極241及び242を抵抗30
8を介して電源310と接続する。ダイオードD1 及び
2 は、書込みパルスと維持パルスとを混合するための
加算器を構成するものである。
【0010】次に図10を参照し、従来の駆動方法につ
き説明する。
【0011】気体放電パネル300の駆動に当っては、
図10に示すように、走査パルスPK (パルス幅τK
振幅VK )を第1行目、第2行目、第3行目、第4行目
の陰極121、122、123、124(図示せず)に
順次に印加する一方、維持パルスPsp(パルス幅τsp
振幅Vsp)を周期Tで表示陽極221〜224のそれぞ
れに印加する。走査パルスPK と維持パルスPspとはタ
イミングが重ならないように印加され、例えば時刻t1
〜t2 の期間では走査パルスPK を陰極122に印加す
るが維持パルスPspを表示陽極221〜224に印加せ
ず、従ってこれら走査パルスPK と維持パルスPspとの
タイミングが重なり合うことによって表示セルの放電が
開始することはない。
【0012】また補助陽極241、242には常時一定
の正電位を電源310によって印加しており、従って走
査パルスPK が印加された陰極の補助セルが順次に放電
してゆき、例えば時刻t1 〜t2 の期間では走査パルス
K が第2行目の陰極122に印加されるため第2行目
の補助セルで放電電流が流れる。
【0013】表示セル16MNの書込みを行なう(放電を
形成する)ためには、第M行目の補助セルの放電とほぼ
同じタイミングで書込みパルスPW (パルス幅τW 、振
幅VW )を第N列の陽極22N に印加する。このとき、
表示セル16MN近傍で放電する第M行目の補助セルから
の荷電粒子、準安定粒子等が表示セル16MNへ拡散され
る。その結果、このセル16MNの放電遅れ時間が短縮さ
れるので表示セルの放電遅れのばらつきを大幅に減少さ
せることが出来る。従ってパルス幅τW を狭くまた振幅
W を小さくしても、書込みパルスPW 及び走査パルス
K の電位差によって表示セル16MNで放電を起すこと
が出来る。例えば表示セル1622の書込みを行なう場合
には、第2行目の補助セルが放電している時刻t1 〜t
2 の期間に書込みパルスPW を第2列目の表示陽極22
2に印加することによって、表示セル1622で放電を生
じさせる。
【0014】ところで気体放電は、放電によって生じた
荷電粒子等が放電停止後に漸減してゆく、また荷電粒子
等が存在すると再放電しやすいといった特性を有し、表
示セルでの放電の形成をこの特性を利用して行なう方式
の駆動方法がメモリ方式の駆動方法と称されている。
【0015】この従来の駆動方法では、書込みパルスP
W による放電が停止したのち、再放電しやすい状態のう
ちに維持パルスPspが印加されるように、維持パルスP
spの周期Tを設定しており、従って書込みパルスPW
よって放電セル16MNでの放電が形成されたのちは書込
みパルスPW を印加しなくとも、例えば時刻t3 〜t4
の期間において表示セル1622の放電電流が断続的に形
成されるように、維持パルスPspによってパルス的(断
続的)に放電を維持することが出来る。放電に基づき生
じた紫外線は蛍光体26に達し吸収され、蛍光体26が発
光する。
【0016】表示セル16MNでの放電を停止する場合に
は、陰極12M に消去パルスPE を印加し陰極12M の電位
を強制的に上げることによって陰極12M 及び陽極22N
の電位差を小さくし、例えば時刻t5 〜t6 の期間だけ
消去パルスPE を印加して維持パルスPspによる放電が
一回以上起こらないようにして、荷電粒子等を減少或は
消滅させて、維持パルスPspが印加されても表示セル1
MNで再放電しないようにする。
【0017】この従来の駆動方法では、書込みパルスP
W による放電の後、再放電しやすい状態のうちに維持パ
ルスPspが印加されるように、維持パルスPspの周期T
を設定するというメモリ駆動方式を採用することによっ
て、走査線数が多くなった場合例えば走査線数が100
0本となった場合でもパネルの充分な輝度が得られるよ
うに、発光強度の向上を図っていた。
【0018】尚、従来の駆動方法にあっては、陰極12
は、走査パルスPK が印加されるとき例えば−220V
の走査電圧の印加状態、また走査パルスPK 及び消去パ
ルスPE が印加されないとき例えば−80Vの陰極プレ
バイアス電圧の印加状態と成り、陽極22は、維持パル
スPspが印加されるとき例えば140Vの維持電圧の印
加状態、また維持パルスPsp及び書込みパルスPW が印
加されないとき例えば0Vの陽極プレバイアス電圧の印
加状態と成る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来の気体放電ディスプレイパネルは補助放電
を形成するための補助セルを用いている。従って、パネ
ルの開口率が低下して輝度を低下させるという問題があ
った。また、補助セルを駆動するための駆動回路が必要
になり、製造コストが高くなるなど種々の問題があっ
た。
【0020】この発明は、上述した問題点に鑑み行われ
たものであり、すなわち、この発明の第1の目的は、パ
ネルの輝度を高め、かつ、駆動回路を簡略化することに
ある。この発明の第2の目的は安定した放電をタイミン
グ良く供給できる気体放電ディスプレイパネルの駆動方
法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明の気体放電発光装置の構成によれば、第1
基板は複数の陽極と、蛍光体と、表示セルを画成する隔
壁とを具え、第2基板は複数の陰極とを具え、この陰極
および陽極を放電ガスを介在させて対向配設して成る補
助セル非設型の気体放電発光装置において、前記陽極に
沿う方向の互いに隣接する表示セル間の前記隔壁の上部
に、これらの表示セルを連通させるプライミングスリッ
ト(プライミング用溝)を具えることを特徴とする。
【0022】また、この発明の駆動方法によれば、走査
パルスと、放電維持パルスと、書込みパルスのタイミン
グをとって放電セルを放電させて補助セル非設型の気体
放電発光装置を駆動するに当たり、前記放電維持パルス
を低レベル、中間レベルおよび高レベルの階段状維持パ
ルスとし、この走査パルスの期間を、この書込みパルス
期間とこの期間に続くこの階段状維持パルスの中間レベ
ルの電圧値の期間との和期間中、与えることを特徴とす
る。
【0023】また、好ましくは、この陰極および陽極間
に放電開始電圧以上の電位差を、この書込みパルスの期
間とこの階段状維持パルスの中間レベルの電圧値の期間
との和期間中、与えることにより放電を開始させるのが
良い。
【0024】また、好ましくは、この陰極および陽極間
に放電開始電圧以上の電位差を、この階段状維持パルス
の中間レベルの電圧値の期間中、与えて種火放電を維持
させるのが良い。
【0025】また、好ましくは、この陰極および陽極間
に、放電開始電圧より小さく、かつ、放電維持最小電圧
より大きい電位差を、この階段状維持パルスの高レベル
の電圧値の期間、与えて前記階段状維持パルスの印加に
応じて放電を持続させるのが良い。
【0026】
【作用】上述のような補助セル非設型の気体放電発光装
置によれば、表示セル間の隔壁の表面に、陽極と平行さ
せて設けたプライミングスリット(プラインミング用
溝)を具えている。このため従来用いていた補助セル部
分がなくなり、パネルの開口率を高めることができる。
【0027】また、この装置の駆動方法によれば、放電
維持パルスを低レベル、中間レベルおよび高レベルの階
段状維持パルスとし、走査パルスの期間を、書込みパル
スの電圧値の期間と階段状維持パルスの中間レベルの電
圧値の期間の和期間としている。このため、補助セルを
設けなくても、補助セルを設けた場合と同様に放電セル
の放電を開始かつ維持させることができる。
【0028】また、陽極及び陰極間に放電開始電圧以上
の電位差を、階段状維持パルスの中間レベルの電圧値の
期間、与えることにより放電を開始させる。このため、
放電を安定して開始させることができる。
【0029】また、陽極および陰極に放電開始電圧以上
の電位差を、階段状維持パルスの中間レベルの電圧値の
期間与えて種火放電を維持する。このとき種火放電で生
成された荷電粒子等は、プライミングスリットを介して
拡散される。従って、書込みパルスを印加したとき放電
遅れ時間が短縮されて放電遅れのバラツキを改善でき
る。
【0030】また、陽極および陰極間に放電開始電圧よ
りも小さく、かつ、放電維持最小電圧より大きい電位差
を、階段状維持パルスの高レベルの電圧値の期間与えて
階段状維持パルスに応じて放電を維持する。このような
駆動方法によって補助セル非設型の気体放電発光装置の
放電を連続的に、かつ、安定した状態で放電を維持する
ことが可能である。
【0031】
【実施例】以下、この発明の気体放電発光装置の構造を
図1に示し、また、この装置を駆動に適用した例によ
り、実施例の駆動方法の説明を行う。しかしながら、説
明に用いる各図はこの発明を理解できる程度に各構成成
分の形状、大きさおよび配置関係を概略的に示してある
にすぎない。
【0032】図1は、この発明の気体放電発光装置、特
に、直流型気体放電デイスプレイパネル(以下、DC型
PDPと呼ぶ)の構造を説明するための斜視図である。
【0033】先ず、図1を用いてこの発明のDC型PD
Pの各構成につき符号をもって説明する。
【0034】30は第1基板(背面基板とも称する)、
32は陽極、34は平坦化壁、36はオ−バ−コ−ト、
38は表示陽極、40は蛍光体、42は隔壁、44は第
2基板(前面基板とも称する)、46は陰極、48は表
示陰極、50は色フィルタを表している。そして、この
発明によれば、気体放電発光装置は、プライミングスリ
ット(プライミング用溝)43を具えている。このスリ
ット(又は溝)は、陽極32の延在する方向に沿って並
ぶ表示セル間の隔壁42の上部に互いに隣接する表示セ
ル間を連通させる構造となっている。
【0035】次に、図2の(A)および(B)は図1の
陰極方向に対してA−AおよびB−B線に沿った断面の
切り口を示す図である。
【0036】図2の(A)は陰極の縦断面を含む断面図
であり、背面基板30上には平坦化壁34および陽極3
2を具え、更に、これら陽極32および平坦化壁34上
にはオ−バ−コ−ト36を形成する。
【0037】また、オ−バ−コ−ト36上には、四角い
格子状に隔壁42を設け、この隔壁42に囲まれた空間
が表示領域となる。従って、この空間の中心部の下側を
陽極32が延在している。また、この陽極32はオ−バ
−コ−ト36に設けた穴36aを経てこの空間に露出し
ている。
【0038】一方、前面基板44側は、前面基板44上
に陰極46を具えている。この前面基板44と背面基板
30とを、陽極32および陰極が直交するようにして、
衝合させることによって隔壁42の内部に表示セル52
が形成される。
【0039】次に、図2の(B)は陰極に沿った方向
の、隔壁の縦断面を含む断面図であり、主として、プラ
イミングスリットの様子を示した図である。図示例で
は、隔壁42の前面基板44の上部の一部分に凹部を設
け、この凹部を前面基板44で仕切りプライミングスリ
ット(プライミング用溝)43としている。このスリッ
ト43の形状は好ましくは矩形とし、隣接する表示セル
間を連通させている。なお、このスリットの位置、形
状、大きさなどは適当に定めれば良い。
【0040】上述した説明からも理解できるように、こ
の発明のDC型PDPは従来設けられていた補助セルを
除去した構造となっているため、パネルの開口率を大き
くすることができる。
【0041】また、隔壁42の上面にプライミングスリ
ット43を設けてあるので、このプライミングスリット
43が放電の際に生成する荷電粒子等を他の表示セルに
拡散させる役割を果たしている。
【0042】次に、この発明のDC型PDPを用いた実
施例につきその駆動方法を説明する。なお、各図の説明
で従来の例と同様な構成成分および配置については、同
一符号を付けて説明し、かつ、特に言及する場合を除
き、詳細な説明は省略する。
【0043】先ず、実施例の説明に先立ち、図5、図6
および図7を参照してこの実施例の書込み維持の原理に
つき概略的に述べる。
【0044】図5は、この発明の実施例における書込み
維持動作を説明するためのタイムチャ−トの一例を示し
ており、この図では共通の時間軸上に、表示陽極および
陰極にそれぞれ印加される電圧を取って示してある。表
示陽極には放電維持パルスPspと書込みパルスPw を印
加し、陰極には走査パルスPk を印加する。
【0045】先ず、放電維持パルスPspは、三段の階段
状の波形をしており、それぞれのレベルを低レベル(陽
極プレバイアス電圧とも称する)LD 、中間レベルMD
および高レベルHD とし、この階段状の波形を階段状維
持パルスPspと称することにする。
【0046】次に、各レベルの電圧を例えば0V、80
Vおよび120Vに設定するものとする。また、中間レ
ベルMD のパルス幅τsp1 および高レベルHD のパルス
幅τsp2 を例えばそれぞれ2μsとする。
【0047】次に、書込みタイミングの理解を容易にす
るため、図5の階段状維持パルスPspの低レベルLD
間に表示陽極に書込みパルスPw が印加されるので、維
持パルスPspの低レベルLD 期間に重ねて書込みパルス
期間(時刻t1 〜時刻t2 期間)を描いている(書込み
パルスのタイミングについては図4を参照して後述する
ので参照されたい)。
【0048】また、図中、陰極側の走査パルスPK を階
段状維持パルスPspと時間対比させて表している。
【0049】この実施例では、走査パルスPk の高レベ
ルHC を陰極維持バイアス電圧と呼び、低レベルLC
走査電圧と呼ぶ。また、それぞれの電圧値を例えば−8
0V、−220Vとする。また、走査パルスPK のパル
ス幅τk を例えば4μsとする。
【0050】図6は、表示セル従ってその走査陽極と陰
極との間に放電開始電圧(例えば250V)以上の電圧
を印加したときに、表示セル従って走査陽極および陰極
間に流れる放電電流の変化を時間ごとにプロットした曲
線である。なお、図中、横軸に時間(μs)を取り、縦
軸に放電電流(μA)を取って表している。
【0051】表示セルの放電電流は、放電開始電圧を印
加した時点(時刻t=0)から次第に大きくなり、ある
時刻で飽和に達する。このときの最大放電電流値をI
max とする。また、表示セルへの印加電圧が放電維持最
小電圧(例えば130V)のときに、表示セルに流れる
放電電流値をImin とする。
【0052】次に、図5および図6を用いて表示セルに
流れる放電電流の変化につき説明する。
【0053】先ず、書込み電圧印加期間(時刻t1 〜時
刻t2 の期間)では、放電電流が次第に増加してゆき時
刻t2 で飽和に達する。このときの放電電流値をImax
とする。
【0054】次に、書込みパルスPw が印加されていな
い期間(例えば時刻t3 〜時刻t4の期間)では、放電
電流が次第に飽和状態から減少してゆき時刻t4 で最小
値に達する。このときの放電電流値をImin とする。
【0055】図7は、放電電流と荷電粒子数量の関係を
示す図である。
【0056】図中、横軸に放電電流(μA)を取り、縦
軸に荷電粒子数(電荷量C)を取って表している。
【0057】書込みパルスPw の放電により生成した荷
電粒子数等は、ある一定の数量を満足するとき、放電し
易い状態となる。この状態で段階状維持パルスPSPが印
加されるように周期TでパルスPspを印加する。また、
放電電流値Imin のときの荷電粒子数をNmin とする。
なお、気体放電で生成された荷電粒子等は、放電の停止
後、漸減してゆき、放電電流値Imin 以下、すなわち荷
電粒子Nmin より小さくなると再放電しなくなるという
性質を有している。
【0058】次に、図5と図7とを用いて書込み維持動
作の原理を説明する。
【0059】図5の書込み期間(時刻t1 〜時刻t2
期間)の放電電流は時刻t2 でImax になり、この値は
図7のImax に対応する。表示セルの放電電流がImax
になったとき、荷電粒子数はNmin より大きくなり階段
状維持パルスPspの印加に応じて放電する(図4の時刻
3 〜時刻t4 期間を参照)。
【0060】次に、階段状維持パルスPspの中間レベル
が印加されていても、書込みパルスPw が印加されない
とき(時刻t5 〜時刻t6 期間)は表示セルの放電電流
がImin となり、荷電粒子数Nmin よりも小さくなるた
め、放電は生じない。
【0061】また、書込パルスPw に印加されていない
期間に発生した放電電流Imin による微弱放電(図3の
表示セル電流の1行目、2行目および3行目に発生する
放電で種火放電とも称する)は階段状維持パルスPsp
よって放電を維持させることはできないが、陽極方向に
形成されたプライミングスリット43(図1参照)を介
して荷電粒子などが陽極方向に拡散する。このため表示
セルは、放電され易い状態になり、書込みパルスで生じ
る放電遅れのばらつきを減少することができる。従っ
て、この実施例では、従来の補助セルで形成していた種
火放電と同様な効果を補助セルを用いずに行うことがで
きるため、補助セルの必要はなくなる。
【0062】図3は、この実施例の駆動方法を説明する
ための配線図を示す。また、図4は、この実施例のパル
スメモリの駆動方法を説明するためのタイムチャ−トで
ある。なお、この実施例では、この発明が理解しやすい
ようにDC形PDPの例につき説明する。また、各図に
おいて、従来と対応する構成で同一の部分は同じ符号を
付し、簡単に説明する。
【0063】先ず、図3の配線図の構成につき説明す
る。
【0064】図中、300は気体放電パネル、302は
書込みパルス発生回路、306は走査パルスおよび消去
パルス発生回路、D1 およびD2 はダイオ−ドを表して
いる。ここまでの構成は、従来の文献の例と同様である
が、この発明では補助セルがない。
【0065】次に、この発明の実施例の新しい構成成分
につき説明する。
【0066】312は階段状維持パルス発生回路であっ
てア−スとダイオ−ドD1 のアノ−ド間に接続されてい
る。2201〜2204は4個の表示陽極であって、それぞ
れダイオ−ドD2 を介して書込みパルス発生回路302
に接続されている。また、ダイオ−ドD1 のカソ−ドは
このダイオ−ドD2 のカソ−ドと表示陽極とに接続され
ている。1201、1202〜1204は4個の陰極であっ
て、走査パルスおよび消去パルス発生回路306に接続
されている。また、1622は走査陽極と陰極との交差部
に形成される、第2行第2列の表示セルの箇所をそれぞ
れ表している。なお、書込みパルス発生回路302およ
び走査パルスおよび消去パルス発生回路306は個々の
パルス発生回路が共通配線を介して接地(ア−ス)され
ている。
【0067】気体放電パネル300は、表示陽極2201
〜2204および陰極1201〜1204を有し、4行4列に
配列された表示セルを有する。なお、第M行第N列の表
示セルの場合には16MNと表すことができるが、ここで
は図示していない。なお、ダイオ−ドD1 およびD
2 は、書込みパルスと階段状維持パルスとを混合するた
めの加算器を構成するものであり、この構成により、所
定の表示陽極への書込みパルスPw を印加する場合、表
示陽極には書込みパルスPw および階段状維持パルスが
連続して印加させることが可能となる(図4参照)。
【0068】また、陰極1201〜1204は、走査パルス
発生回路306と接続されており、表示セル中の放電ガ
スを制御している。従って、従来のPDPの駆動方法に
比べてパネル回路構成は、補助セルを除去した分、簡略
化できる。
【0069】次に、図4を用いてこの配線図に示す実施
例を駆動するために要する電圧とタイミングとの関係の
一例につき説明する。
【0070】先ず、図中、陰極1201、1202および1
03には、走査パルスPk および消去パルスPE を所定
の周期でそれぞれ印加する。
【0071】また、この実施例では、走査電圧および陰
極維持バイアス電圧の値を例えば−220Vと−80V
とにそれぞれ設定する。更に、消去パルスPE の高レベ
ルを消去電圧と称し、この消去電圧を例えば0Vとす
る。
【0072】また、表示陽極2201〜2204は、所定の
周期T(例えば8μs)で階段状維持パルスPspを印加
する。このとき階段状維持パルスPspの低レベルを陽極
プレバイアス電圧とも称する。この実施例では、陽極プ
レバイアス電圧、中間レベルおよび高レベルの電圧を例
えば0V、80Vおよび120Vとする。なお、階段状
維持パルスPk の中間レベルおよび高レベルのパルス幅
を例えばそれぞれ2μsとする。
【0073】まず、書込みを行う場合、表示陽極2202
に書込みパルスPw を所定の期間(例えば時刻t3 〜時
刻t4 の期間)印加する。
【0074】そしてこの発明では、走査パルスの期間
を、書込みパルスPw の電圧値の期間と、この期間に続
く階段状維持パルスPspの中間レベルの電圧値の期間と
の和期間としている。従って、この実施例では、走査パ
ルスPk の期間はt1 〜t2 、t3 〜t5 、・・・とな
る(図4)。この和期間中、陰極と陽極との間に放電開
始電圧以上の電位差を与える。
【0075】この実施例では、走査電圧と書込み電圧の
電位差は、絶対値で300Vになる。放電開始電圧を例
えば250Vに設定すれば、走査電圧と書込み電圧の電
位差は放電開始電圧以上となる。従って、書込み期間を
時刻t3 から時刻t4 までの期間に設定することにより
種火放電を継続することになり、従って、選択的に書込
みを開始させることができる。
【0076】次に、書込みを維持する場合、維持電圧V
0 を例えば120Vに設定すれば、階段状維持パルスの
高レベル電圧(120V)と陰極維持バイアス電圧(8
0V)の電位差は200Vになり、維持電圧V0 より大
きく、かつ、放電開始電圧Vs (250V)より小さい
電圧になり、階段状維持パルスに応じた放電を維持する
ことができる(時刻t4 〜時刻t5 の期間)。
【0077】次に、放電を停止する場合、消去パルスP
E を所定の期間与えて印加する(時刻t5 〜時刻t6
期間)。維持最小電圧Vm を例えば130Vに設定すれ
ば階段状維持パルスPspの中間レベルおよび高レベルの
電圧値と消去電圧の電位差はそれぞれ80Vと120V
になり、維持最小電圧V0 (130V)より小さい電圧
になる。このため、表示セルの放電を停止することがで
きる。
【0078】上述した電圧とタイミングとの関係をもっ
て、気体放電パネル300を駆動する場合につき更に詳
細に説明する。
【0079】先ず、走査パルスPk を第1行目、第2行
目、第3行目および第4行目の陰極1201〜1204に順
次印加する。また、階段状維持パルスPspを周期Tの間
隔で表示陽極2201〜2204にそれぞれ印加する。
【0080】このとき走査パルスPk と階段状維持パル
スPspの中間レベルの電圧値とが重なるように印加す
る。このとき上述したように放電開始電圧(250V)
以上の電圧を印加しても書込みパルスPw が印加されな
い限り、放電を維持することができない(時刻t1 〜時
刻t2 の期間)。
【0081】次に、一例として表示セル1622放電をす
る場合につき説明する。
【0082】例えば、表示セル1622の書込みを行う場
合は、第2行目の陰極1202に走査パルスPK2を印加
し、時刻t3 〜時刻t4 の期間に表示陽極2202に書込
みパルスPK2を印加する。このようにして表示セルの書
込みを維持できる。書込みした後、これを維持するに
は、再放電しやすい状態にするため、階段状維持パルス
spを連続的に周期Tで印加する(時刻t4 〜時刻
5 )。このようにして表示セルは放電によって紫外線
を発生し、この紫外線が蛍光体40に達して吸収され発
光する。
【0083】表示セルを停止する場合は、消去パルスP
E を陰極1202に印加して陰極の電位を強制的に上げる
ことによって陰極1202および表示陽極2202間の電位
差を維持最小電圧より小さくする。しかも階段状維持パ
ルスPSpによって放電が一回以上生じないよにして荷電
粒子などを減少或いは消滅させ階段状維持パルスPSP
印加されても表示セル1622は再放電しない状態にす
る。
【0084】例えば、表示セル1622の放電を停止する
場合は陰極1202の時刻t5 〜時刻t6 の期間に消去パ
ルスPE を印加するすることにより、階段状維持パルス
spによる放電が一回以上生じないようにして放電を停
止する。
【0085】また、放電開始および停止以外の期間は、
表示陽極および陰極間の電位差を維持最小電圧よりも大
きく、かつ、放電開始電圧より小さい値にする。このよ
うにして放電開始後の放電は書込みパルスを与えなくて
も維持される(時刻t4 〜時刻t5 )。従って、この発
明で用いたDC形PDPのパルスメモリの駆動は可能に
なる。
【0086】この発明の駆動方法は、上述した実施例に
のみ限定されるものではなく、従って、この発明の駆動
方法を実現するための配線構造或は駆動回路や、信号波
形や、各信号の印加タイミング、パルス幅等の印加時間
及びパルスの振幅等の電圧値や、数値的条件その他を設
計に応じて任意好適に変更することが出来る。
【0087】また、上述した実施例では、4行4列の表
示パネルの例で説明したがM行N列の表示パネル(ただ
し、M≧1、N≧1とする)にも適用できることは明ら
かである。
【0088】また、この発明の駆動方法は、この実施例
のDC型PDPに限定されるものではなく、表示装置お
よび光学ヘッドその他の種々の気体放電発光装置にも適
用できる。
【0089】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の気体放電発光装置の構成によれば、表示セル間
の隔壁の表面に、陽極と平行させて設けたプライミング
スリット(プライミング用溝)を具えている。このよう
な構造になっているため、従来のように補助セルを必要
とせず、従って、パネルの開口率を高めることができ
る。このため、パネルの輝度は向上する。更に、補助セ
ルにより補助放電を生じるための駆動回路が必要なくな
り、駆動回路が簡略化でき低コスト化に寄与する。
【0090】また、この発明の駆動方法によれば、放電
維持パルスを低レベル、中間レベルおよび高レベルの電
圧値の階段状維持パルスとする。また、走査パルスの期
間を、書込みパルスの電圧値の期間と階段状維持パルス
の中間レベルの電圧値との和期間としてある。従って、
補助セルを設けなくとも、補助セルを設けた場合と同様
に放電セルの放電を開始かつ継続させることができる。
【0091】放電を開始させるときには、陽極及び陰極
間に放電開始電圧以上の電位差を、書込みパルスの期間
と階段状維持パルスの中間レベルの電圧値との和期間、
与えることによって放電を開始させるように構成してあ
る。従って、放電をより安定して開始させることができ
る。
【0092】また、放電を維持させるときには、陽極及
び陰極間に放電開始電圧以上の電位差を階段状維持パル
スの中間レベルの電圧値の期間、与えて種火放電を形成
する。
【0093】放電を連続的に維持させるときは、陽極お
よび陰極間に放電開始電圧より小さく、かつ、放電維持
最小電圧より大きい電位差を、階段状維持パルスの高レ
ベルの電圧値の期間、与えて階段状維持パルスに応じて
放電を維持させる。
【0094】このようにして補助セル回路を用いること
なく、DC型PDPのメモリ方式の駆動が可能となる。
【0095】この発明によれば、放電は放電開始から停
止まで連続的に維持されるので、この放電による蛍光体
励起によって連続的な蛍光体の発光を安定して得られ、
これがため従来よりも大幅なパネルの輝度の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の気体放電ディスプレイパネルの構造
を説明するための斜視図である。
【図2】(A)及び(B)は、この発明の気体放電ディ
スプレイパネルのA−A方向およびB−B方向の断面図
を示す。
【図3】この発明の実施例の駆動方法に供する配線構造
を示す図である。
【図4】駆動方法の実施例の説明に供するタイムチャー
トである。
【図5】書込み維持動作の説明に供するためのタイムチ
ャ−トである。
【図6】放電電流の立ち上がりの説明に供するための放
電電流曲線図である。
【図7】放電電流と荷電粒子数との関係の説明に供する
ための図である。
【図8】従来の気体放電ディスプレイパネルの構造を説
明するために用いた斜視図である。
【図9】従来の駆動方法を説明するための配線構造図で
ある。
【図10】従来の駆動方法の説明に供するタイムチャ−
トである。
【符号の説明】
30:背面板 32:陽極 34:平坦化壁 36:オ−バ−コ−ト 38:表示陽極 40:蛍光体 42:隔壁 43:プライミングスリ
ット 44:前面板 46:陰極 48:表示陰極 50:色フィルタ 52:表示セル 300:気体放電パネル 302:書込みパルス発生回路 306:走査パルスおよび消去パルス発生回路 312:階段状維持パルス発生回路 D1 、D2 :ダイオ−ド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 手呂内 雄二 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1基板は複数の陽極と、蛍光体と、表
    示セルを画成する隔壁とを具え、第2基板は複数の陰極
    とを具え、前記陰極および陽極を放電ガスを介在させて
    対向配設して成る補助セル非設型の気体放電発光装置に
    おいて、 前記陽極に沿う方向の互いに隣接する表示セル間の前記
    隔壁の上部に、これらの表示セルを連通させるプライミ
    ングスリット(プライミング用溝)を具えることを特徴
    とする気体放電発光装置。
  2. 【請求項2】 走査パルスと、放電維持パルスと、書込
    みパルスのタイミングをとって放電セルを放電させて補
    助セル非設型の気体放電発光装置を駆動するに当たり、 前記放電維持パルスを低レベル、中間レベルおよび高レ
    ベルの階段状維持パルスとし、前記走査パルスの期間
    を、前記書込みパルスの電圧値の期間とこの期間に続く
    前記階段状維持パルスの中間レベルの電圧値の期間との
    和期間としたことを特徴とする気体放電発光装置の駆動
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の補助セル非設型の気体
    放電発光装置を駆動するに当たり、 放電開始電圧以上の電位差を前記陰極および陽極間に、
    前記書込みパルスの期間とこの期間に続く前記階段状維
    持パルスの中間レベルの電圧値の期間との和期間中、与
    えることにより放電を開始させることを特徴とする気体
    放電発光装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の補助セル非設型の気体
    放電発光装置を駆動するに当たり、 放電開始電圧以上の電位差を前記陰極および陽極間に、
    前記階段状維持パルスの中間レベルの電圧値の期間中、
    与えて種火放電を維持することを特徴とする気体放電発
    光装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の補助セル非設型の気体
    放電発光装置を駆動するに当たり、 前記放電開始電圧より小さく、かつ、放電維持最小電圧
    より大きい電位差を前記陰極および陽極間に、前記階段
    状維持パルスの高レベルの電圧値の期間中、与えて前記
    階段状維持パルスの印加に応じて放電を持続させること
    を特徴とする気体放電発光装置の駆動方法。
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Cited By (2)

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