JP3161290U - 複合機能を具えた収納袋 - Google Patents

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【課題】家や個人の物を収納することができるとともに、使用しない時に扁平状に折り畳むことができ、また、その構造がシンプルであり、様々な収納機能をもたせることができる収納袋を提供する。【解決手段】袋体1と、ベルト2とによって構成する。袋体の対向する二つの第一壁面101には垂直な折り線14がそれぞれ設けられ、対向する二つの第二壁面102の内の一つには穿孔11が設けられる。ベルトの一端は袋体の穿孔に貫設され、袋体の内部空間に配置されたベルトの一端は袋体の第二壁面に固定される。【選択図】図1

Description

本考案は、様々な収納機能をもつ収納袋に関する。
従来から折りたためる収納箱は存在するものの、その設計構造により、折り畳んでも扁平状にすることができず、折り畳んだ後の外観が美しくないだけではなく、しまっておく際に不便である。
そこで、本考案は、家や個人の物を収納することができるとともに、使用しない時に扁平状に折り畳むことができ、また、その構造がシンプルであり、様々な収納機能をもたせることができ、製品の付加価値を向上させる収納袋を提供することを目的とする。
本考案による複合機能を具えた収納袋は、袋体と、ベルトとによって構成する。袋体の対向する二つの第一壁面には垂直な折り線がそれぞれ設けられ、対向する二つの第二壁面の内の一つには穿孔が設けられる。ベルトの一端は袋体の穿孔に貫設され、袋体の内部空間に配置されたベルトの一端は袋体の第二壁面に固定される。使用者は、ベルトを引っぱることで、收納袋を折り畳んで扁平状にすることができ、しまっておく際や、携帯する際に便利である。また、ベルトの留め具を第一リングに係合することで收納袋を携帯に便利なリュックとして使用することができる。さらに、ベルトによって袋体の両側を区切ることも、ベルトを袋体の外に取り出して、袋体の内部空間を拡大することもでき、袋体に様々な収納機能をもたせることができる。
本考案の收納袋の実施例1の構造を示した斜視図である。 本考案のベルトを引っぱった状態を示した説明図である。 本考案のベルトを引っぱった後、袋体を折りたたむ動作を示した説明図である。 本考案の袋体が折りたたまれ扁平状になった状態を示した説明図である。 本考案の袋体が折りたたまれた後、リュックとして使用された状態を示した説明図である。 本考案のベルトを袋体内から袋体外に取り出し、その留め具を第二リングに係合した状態を示した説明図である。 本考案の二つの收納袋を並列させ、磁性部材によって相互に吸着させて固定した状態を示した説明図である。 本考案の並列させた二つの收納袋のベルトを袋体の外に取り出し、袋体の内部空間を拡大させた状態を示した説明図である。 本考案の收納袋の実施例2の構造を示した斜視図である。
(実施例1)
図1に示すように、本考案による複合機能を具えた収納袋は、袋体1と、ベルト2とによって構成する。袋体1は、軟質の布材からなるとともに収納空間を有する矩形体であり、袋体1は四つの直立壁面を有する。その直立壁面は硬質板を布材で被覆してなり、それにより壁面は直立するのに充分な強度をもつ。その内、対向する二つの第一壁面101は、布材で二枚の硬質板を被覆してなり、二枚の硬質板の間には隙間が設けられ垂直な折り線14を形成する。また、対向する二つの第二壁面102は、布材で一枚の硬質板を被覆してなる。第二壁面102における袋体1の開口部に近接した位置には、穿孔11と、第二壁面102内側に配置された連結部材12とが設けられ、連結部材12には第一リング13が設けられる。連結部材12は、布材を第二壁面102に直接縫い合わせてなる。また、二つの第一壁面101の適切な箇所の布材内部には、磁性部材15が設けられる。対向する二つの第一壁面101内に設けられた磁性部材15は異なる磁性をもち、二つの収納袋を並列させた時に、二つの磁性部材15により吸い付けられ固定される。
ベルト2は軟質の帯体であり、ベルト2の一端は穿孔11に貫設された後、袋体1の内部空間に進入し、さらにベルト2の自由端には留め具21が設けられる。また、ベルト2における袋体1の外の適切な位置には第二リング22が設けられる。留め具21を第一リング13に係合することで、ベルト2の一端は第二壁面102に固定される。また、留め具21と第一リング13の連結を解除することもできる。
図2から図4は、本考案の收納袋をリュックに変化させる際の操作手順である。図2に示すように、使用者の手で、ベルト11を袋体1の外側方向に引っぱり、その後、袋体1上方の開口部を折り線14に沿って折りたたみ(図3に図示)、袋体1の開口部を扁平状にするとともに、袋体1下方は開いた状態のままにすると、リュックが形成される(図4に図示)。以上により、使用者は、図5に示すように、收納袋を肩にかけて背負うことができる。
再び、図1を参照する。ベルト2の留め具21を第一リング13に係合すると、袋体1の内部空間に配置されたベルト2によって、その内部空間を二つの領域に隔てることができ、使用者が袋体1内で物品を分類して収納するのに便利である。また、二つ以上の袋体を並列させたい時(図7に図示)は、磁性部材15を相互に吸着させることにより二つの袋体1は固定される。そして、袋体の内分空間により大きな空間が必要な時は、留め具21を第一リング13から取り外し、その後、図6に示すように、ベルトを袋体1の上縁から袋体外に取り出すとともに、留め具21を第二リング22に係合させ、さらに、二つ以上の袋体を並列させ、磁性部材15によって相互に吸着させて固定する(図8に図示)。
(実施例2)
図9に示すように、本考案の收納袋の実施例2では、袋体1の対向する二つの第二壁面102にはそれぞれ円孔16が設けられ、ベルト2の代わりにロープ5を用いる。ロープ5の一端は、二つの円孔16に順番に貫通された後、係止部材4に貫設され、その後、ロープ5が往復するように、順番に二つの円孔16に貫設され、袋体1の外側に取り出された二つのロープには紐締め部材3が設けられる。なお、係止部材4の好ましい実施例は、二つの円孔41を具える板体である。また、ロープ5は、係止部材4の二つの円孔に貫通された後、係止部材4によって袋体の壁面の外側に係止される。紐締め部材3は従来の部材と同様であるため、図中には詳細な構造を図示していないが、紐締め部材3は、本体内に制動部材と弾性部材を設けてなり、ボタンを押すと、紐締め部材3のロープ5に対する係合が解除され、紐締め部材3をロープ5に対して移動させることができる。また、ボタンを開放すると、紐締め部材3は、その内部に設けられたバネの弾力により、自動的にロープが固定される。以上の構造により、袋体1の開口部の大きさを調整することができる。
1 袋体
101 第一壁面
102 第二壁面
11 穿孔
12 連結部材
13 第一リング
14 折り線
15 磁性部材
16 円孔
2 ベルト
21 留め具
22 第二リング
3 紐締め部材
4 係止部材
41 円孔
5 ロープ

Claims (3)

  1. 袋体と、ベルトとによって構成する複合機能を具えた収納袋において、
    袋体に設けられた四つの直立壁面の内、対向する二つの第一壁面には垂直な折り線がそれぞれ設けられ、対向する二つの第二壁面の内の一つには穿孔が設けられ、第二壁面の内側には連結部材が設けられ、連結部材には第一リングが設けられ、第一リングは、第一リングと分離可能であり且つベルトの一端に設けられた留め具と相互に係合され、ベルトは袋体の穿孔に貫設され、袋体の外側に配置されたベルトには第二リングが設けられることを特徴とする、複合機能を具えた収納袋。
  2. 前記袋体の少なくとも対向する二つの壁面には、相互に吸着する磁性部材が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の複合機能を具えた収納袋。
  3. 前記対向する二つの第二壁面にはそれぞれ円孔が設けられるとともに、前記ベルトの代わりにロープが用いられ、ロープの一端は、二つの円孔に順番に貫通された後、さらに係止部材に貫通され、その後、ロープが往復するように、順番に二つの円孔に貫通され、前記袋体の外に取り出された二つのロープには紐締め部材が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の複合機能を具えた収納袋。
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