JP3198474U - インナーケース - Google Patents

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Abstract

【課題】衣類等の物品を多めに入れた場合であっても、物品の容積を圧縮しコンパクトな状態を維持することが可能で、嵩張らないインナーケースを提供する。【解決手段】ケース本体2内に収納する物品を押さえ、該物品の容積を圧縮状態に維持可能な係止手段6a,6bを備えたフラップ片5a,5bが、ケース本体2に取り付けられたインナーケース1である。フラップ片5a,5bの一端が、ケース本体2の底面部2bと側面部2aが交わる角部の近傍に取り付けられている。これにより、衣類等の物品の容積が圧縮され、嵩張らずにコンパクトな状態を維持しつつ、蓋4を閉じ合せることができるので、スーツケースへの出し入れも容易に行える。【選択図】図2

Description

本考案は、例えば衣類などをスーツケース内に小分けして収納する際に用いるインナーケースに関するものである。
スーツケースに荷物を収納するときは、あらかじめ用途等に応じて幾つかに小分けしておく方が、使用時にスーツケース内の荷物が雑然とならず整理しやすい。そこで、従来、例えば図5に示すように、衣類などをスーツケース11内で小分けして収納するのに適した直方体状のインナーケース12,13,14が利用されている(例えば、非特許文献1参照。)。
例えばインナーケース12は、図6(a)に示すように、収納部12aに対し蓋12bが開閉自在に取り付けられた構成である。12cは、開閉手段のファスナーを示す。そして、使用時は、図6(b)に示すように、ファスナー12cを開いて蓋12bを全開状態にし、収納部12aの底面12aaに衣類等をまとめて置き、その後ファスナー12cを閉じて蓋12bが収納部12aに閉じ合わされた状態とし、スーツケース11内に収納する。
通常、このような構成のインナーケース12,13,14は、スーツケース11の中で収まりが良くなるように、縦、横、高さの各サイズが最適なものに設計されている。
しかし、従来のインナーケース12は、例えば収納部12aの側面12abの高さを超えて衣類等を多めに入れた場合、図7に示すように、ファスナー12cを閉じた後も、蓋12bや側面12abが外側に膨らんだ状態となってしまい、このように想定サイズを超えた膨張状態のままスーツケース11内に押し込めようとしても、嵩張ってスムーズに収納できないという課題がある。
"旅行用5個セット バッグインバッグ トラベルグッズ 衣類収納ケース インナーケース等"、[online]、楽天株式会社、[平成27年3月20日検索]、インターネット<URL:http://item.rakuten.co.jp/gain-mart/baginbag-003/>
本考案が解決しようとする課題は、インナーケースにおいて、例えばケース本体の側面部の高さを超えて衣類等の物品を入れた場合、詰め込んだ物品の容積が大きくなって蓋や側面部が外側に膨らんだ状態となり、嵩張るためにスーツケースへの出し入れがスムーズに行えない点である。
本考案は、上記課題を解決するために、ケース本体に衣類等の物品を多めに入れた場合であっても、物品の容積を圧縮してコンパクトな状態を維持することが可能で、嵩張ることがないインナーケースを提供することを目的としてなされたものである。
本考案は、
ケース本体内に収納する物品を押さえて該物品の容積を圧縮状態に維持可能な係止手段を備えたフラップ片が、前記ケース本体の所要位置に取り付けられていることを最も主要な特徴とする。
本考案では、ケース本体内に衣類等の物品を収納するときに、ケース本体の所要位置に取り付けられたフラップ片の係止手段を適切な位置に係止させるだけで、物品を押さえている状態を維持できる。
よって、本考案によれば、ケース本体に収納する物品の容積は圧縮され、嵩張らないコンパクトな状態のまま蓋を閉じることができるので、スーツケースへの出し入れも容易となる。
本考案のインナーケースの一例を示す図で、(a)は蓋を閉じた状態における正面側の斜視図、(b)は蓋を閉じた状態における背面側の斜視図である。 蓋を開いた状態における本実施例のインナーケースを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。 (a)は第1フラップ片のみを畳んだ状態を示す図、(b)は第1フラップ片と第2フラップ片を両方畳んだ状態を示す図である。 (a)は両フラップ片を開いて底面部に衣類を載せた状態を示す図、(b)は第1フラップ片のみを衣類の上に重ねた図、(c)は第1フラップ片の上から衣類を下方向に押さえつつ、第2フラップ片を引っ張りながら面ファスナー同士を係止させる直前の図、(d)は衣類を圧縮した状態で面ファスナーを係止させた状態の図である。 スーツケースに衣類を小分けして収納する従来のインナーケースの使用状態を示す図である。 従来のインナーケースを示す図で、(a)はファスナーを閉じた状態の斜視図、(b)はファスナーを開いて蓋を全開にした状態の図である。 従来のインナーケースにおいて、収納部の側面の高さを超えて衣類を多めに入れたために、ファスナーを閉じた後も蓋や側面が外側に膨らんでいる状態を示す図である。
本考案は、物品の容積を圧縮して嵩張ることがないインナーケースを提供するという目的を、ケース本体内に収納する物品を押さえて該物品の容積を圧縮状態に維持可能な係止手段を備えたフラップ片を、前記ケース本体の所要位置に取り付けることで実現した。
以下、本考案のインナーケースの実施例を図1〜図4を用いて詳細に説明する。図1(a),(b)は、ファスナーを閉じた状態の斜視図である。
インナーケース1は、ケース本体2の側面部2aの上部周縁に取り付けたファスナー3により、蓋4が開閉自在に取り付けられた構成である。ファスナー3を閉じた状態における形状は、図1に示すように、例えばスーツケース内で無駄な空間が生じることがないように直方体状とされている。蓋4は、収納した衣類等の種類が、蓋4を閉じた後であっても外部から容易に識別できるように全面がネットで構成されている。2aaは、持ち運びを容易とするために取り付けた持ち手部を示す。
図2(a)は、蓋4を開いた状態におけるインナーケース1を示す平面図であり、(b)は、同じく蓋4を開いた状態における正面図である。5a,5bは、ケース本体2内に収納する衣類等の物品を押さえ、収納した物品の容積を一定程度圧縮された状態に維持可能な、係止手段6a,6bを備えた第1フラップ片及び第2フラップ片を示している。
ケース本体2は、収納する物品を載置する底面部2bと、この底面部2bの周囲に立設された側面部2aを備えている。側面部2aは、内部に芯材を入れることにより強度を補強している。そして、第1フラップ片5a及び第2フラップ片5bの一端は、図2(b)に示すように、いずれも底面部2bと側面部2aが交わる角部2c,2dの近傍に縫合して取り付けられている。
本考案では、フラップ片のケース本体に対する取り付け位置は特に限定されないが、本実施例のように、第1フラップ片5a、第2フラップ片5bの取り付け位置を底面部2bと側面部2aが交わる角部2c,2dの近傍とした場合は、底面部2bに載置した物品の高さによらず、常に、底面部2bとの間でフラップ片による押さえ力を作用させることができる。
また、本考案では、ケース本体の形状や、フラップ片を設ける数と配置についても、特に限定されない。もっとも、本実施例のように、底面部2bは矩形状とすると共に、フラップ片は、底面部2bと側面部2aが交わる一方の角部2cに取り付けられた第1フラップ片5aと、底面部2bと側面部2aが交わる角部のうち、前記一方の角部2cと対向位置にある他方の角部2dに取り付けられた第2フラップ片5bとで構成した場合は、底面部2bに載置した衣類等の物品に対し、両サイドからバランス良くほぼ均等にフラップ片5a,5bによる押さえ力を作用させることができるので、好適である。
図3(a)は、第1フラップ片5aのみを内側に畳んだ状態を、(b)は第1フラップ片5aと第2フラップ片5bを交互に内側に畳んだ状態を示している。本実施例では、フラップ片5a,5b同士を適切な位置で係止させて底面部2bに載置した物品を上から押さえる係止手段として、面ファスナー6a,6bを使用している。
具体的には、例えば、第1フラップ片5aの取り付け位置に近い根元付近の表面に2つ取り付けた面ファスナー6aは、ループ型の素子を有した面ファスナーである。一方、フラップ片5bの先端付近の裏面に2つ取り付けた面ファスナー6bは、面ファスナー6aと係止可能な鈎型の素子を有した面ファスナーである。
図4は、本実施例のインナーケース1に衣類Wを収納する手順を示している。先ず、衣類Wは、図4(a)に示すように、第1フラップ片5aと第2フラップ片5bを開いた状態で底面部2bに載せられる。このとき、衣類Wの高さは、側面部2aの高さを超えている。
図4(b)は、第1フラップ片5aのみを衣類Wの上に載せた状態を示している。この状態から、第1フラップ片5aの上から衣類Wを下向きに手で押さえつつ、図4(c)に示すように、第2フラップ片5bを引っ張りながら、第2フラップ片5bの面ファスナー6bを、第1フラップ片5aの面ファスナー6aの適切な位置で係止させる。すると、衣類Wは、図4(d)に示すように、側面部2aの高さよりも低い位置まで圧縮された状態が維持される。よって、その後ファスナー3を閉じて蓋4を閉じ合せれば、嵩張ることがない。
再び図2を参照すると、本実施例のインナーケース1は、第1フラップ片5aが一方の角部2cの形成方向全域に取り付けられていると共に、第2フラップ片5bは他方の角部2dの形成方向全域に取り付けられている。よって、図4に示したような簡易な手順であっても、衣類の上部の全面を万遍なく均一に押さえることができるため、簡単かつ確実に衣類Wの容積を圧縮できる。
また、本実施例では、係止位置を変更するだけで底面部2bに載置した衣類Wの圧縮状態を任意に調節できるように、係止手段として、面ファスナー6a,6bを第1フラップ片5aと第2フラップ片5bに夫々取り付けている。
より具体的には、本実施例のインナーケース1では、図2〜図3に示したような細長の矩形状の面ファスナー6a,6bを使用しており、この面ファスナー6a,6bの長手方向と、第1フラップ片5a及び第2フラップ片5bの引き出し方向の向きを一致させることで、面ファスナー6a,6bの長さの範囲内で、衣類の圧縮状態を任意に調節することができる。
以上説明したように、本実施例のインナーケース1は、ケース本体2内に衣類Wを収納するときに、第1フラップ片5a、第2フラップ片5bの係止手段6a,6bを適切な位置に係止させるだけで、各フラップ片5a,5bによって衣類Wを押さえている状態を維持できる。よって、衣類Wの容積を圧縮しコンパクトで嵩張らない状態のまま蓋4を閉じることができるので、スーツケースへの出し入れも容易に行える。
本考案は上記の例に限らず、各請求項に記載された技術的思想の範疇であれば、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。
例えば、上記実施例では、フラップ片に設ける係止手段として、面ファスナーを用いる例を示したが、係止手段の構成はこれに限らず、例えば、ボタン、紐、ホック、留め金具等を用いても良い。
また、上記実施例では、ケース本体に衣類を収納する例を示したが、本考案のインナーケースに収納する物品は衣類に限るものではない。例えば、ひざ掛け、マフラー、毛布、タオル等の柔軟な物品であれば、同様の圧縮効果が得られる。
また、上記実施例では、2枚のフラップ片を使用して面ファスナーによりフラップ片同士を係止させる例を示したが、フラップ片の数は1枚でも3枚以上でも良い。なお、フラップ片が1枚の場合は、ケース本体の内側に面ファスナーを設けて、フラップ片の面ファスナーと係止させても良い。
本考案は、ケース本体やフラップ片の素材は特に限定されず、合成繊維からなる布帛、天然繊維からなる布帛、皮革など、どのような素材を用いても良い。また、ケース本体の形状は、実施例に示したものに限らず、例えば側面部の高さ方向の中央部にて上下に開閉するタイプのものでも良い。
本考案のインナーケースの用途は、スーツケースへの収納に限定されず、例えば、衣替えや引っ越しの際に使用する収納ボックスへの収納に用いても良い。
1 インナーケース
2 ケース本体
2a 側面部
2b 底面部
2c 一方の角部
2d 他方の角部
5a 第1フラップ片
5b 第2フラップ片
6a 面ファスナー
6b 面ファスナー

Claims (5)

  1. ケース本体内に収納する物品を押さえて該物品の容積を圧縮状態に維持可能な係止手段を備えたフラップ片が、前記ケース本体の所要位置に取り付けられていることを特徴とするインナーケース。
  2. 前記ケース本体は、収納する物品を載置する底面部と、この底面部の周囲に立設された側面部を少なくとも備え、
    前記フラップ片の一端が、前記底面部と前記側面部が交わる角部の近傍に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のインナーケース。
  3. 前記底面部は矩形状であって、
    前記フラップ片は、前記底面部と前記側面部が交わる一方の角部に取り付けられた第1フラップ片と、前記底面部と前記側面部が交わる角部のうち、前記一方の角部と対向位置にある他方の角部に取り付けられた第2フラップ片と、からなることを特徴とする請求項2に記載のインナーケース。
  4. 前記第1フラップ片は、前記一方の角部の形成方向全域に取り付けられていると共に、前記第2フラップ片は、前記他方の角部の形成方向全域に取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載のインナーケース。
  5. 前記係止手段は、係止位置を変更することにより前記物品の圧縮状態を任意に調節できるように、前記第1フラップ片と前記第2フラップ片に夫々取り付けた面ファスナーであることを特徴とする請求項3又は4に記載のインナーケース。
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