JP3161145B2 - インクジェット記録装置の吐出性能回復方法及びその装置 - Google Patents
インクジェット記録装置の吐出性能回復方法及びその装置Info
- Publication number
- JP3161145B2 JP3161145B2 JP08575293A JP8575293A JP3161145B2 JP 3161145 B2 JP3161145 B2 JP 3161145B2 JP 08575293 A JP08575293 A JP 08575293A JP 8575293 A JP8575293 A JP 8575293A JP 3161145 B2 JP3161145 B2 JP 3161145B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- ink jet
- negative pressure
- speed
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 40
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 20
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 16
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/165—Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
- B41J2/16517—Cleaning of print head nozzles
- B41J2/1652—Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head
- B41J2/16523—Waste ink transport from caps or spittoons, e.g. by suction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インクの初期充填時
やメインテナンス時において用いられるインクジェット
記録装置の吐出性能回復方法及びその装置に係り、特
に、インクジェットヘッド側から排出された排インクの
回収性能を向上させた新規な吐出性能回復方法及びその
装置に関する。
やメインテナンス時において用いられるインクジェット
記録装置の吐出性能回復方法及びその装置に係り、特
に、インクジェットヘッド側から排出された排インクの
回収性能を向上させた新規な吐出性能回復方法及びその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェット記録装置のイン
ク吐出性能を維持するために吐出性能回復装置が設けら
れる。これは、インクジェットヘッド内にインクを初期
充填したり、メインテナンス時にインクインクジェット
ヘッド側の塵埃、乾燥インク、気泡等を除去するための
ものであり、例えばインクジェットヘッドのノズル面を
覆うキャップと、このキャップのインク排出口に接続チ
ューブを介して連通接続される負圧吸引ポンプと、この
負圧吸引ポンプに連通接続され、吸引された排インクを
回収する排インクタンクとを備えている。
ク吐出性能を維持するために吐出性能回復装置が設けら
れる。これは、インクジェットヘッド内にインクを初期
充填したり、メインテナンス時にインクインクジェット
ヘッド側の塵埃、乾燥インク、気泡等を除去するための
ものであり、例えばインクジェットヘッドのノズル面を
覆うキャップと、このキャップのインク排出口に接続チ
ューブを介して連通接続される負圧吸引ポンプと、この
負圧吸引ポンプに連通接続され、吸引された排インクを
回収する排インクタンクとを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような吐出性能回
復装置は、インクジェットヘッドのノズル面をキャップ
にて被覆した後に、負圧吸引ポンプを作動させてインク
ジェットヘッドのノズル面に負圧吸引力を作用させ、イ
ンクジェットヘッド側から排インクを回収するようにな
っている。ところが、このような吐出性能回復処理にあ
っては、接続チューブ内にインクが残留し、インク詰ま
り等を起こすという技術的課題が見い出された。そこ
で、この種の技術的課題を解決する上で、例えば特開昭
60−71259号や特開昭60−159058号公報
所載の技術を応用し、吐出性能回復処理を行なった後
に、インクジェットヘッドからキャップを離間させ、こ
の状態で、負圧吸引ポンプによる空吸引動作(吐出性能
回復処理時と同レベルの吸引動作)を行い、接続チュー
ブ内の残留排インクを積極的に回収しようとしたが、接
続チューブ内の残留排インクを確実に回収することはで
きず、接続チューブ内に残留排インクが残存するという
技術的課題が依然として未解決のままであった。
復装置は、インクジェットヘッドのノズル面をキャップ
にて被覆した後に、負圧吸引ポンプを作動させてインク
ジェットヘッドのノズル面に負圧吸引力を作用させ、イ
ンクジェットヘッド側から排インクを回収するようにな
っている。ところが、このような吐出性能回復処理にあ
っては、接続チューブ内にインクが残留し、インク詰ま
り等を起こすという技術的課題が見い出された。そこ
で、この種の技術的課題を解決する上で、例えば特開昭
60−71259号や特開昭60−159058号公報
所載の技術を応用し、吐出性能回復処理を行なった後
に、インクジェットヘッドからキャップを離間させ、こ
の状態で、負圧吸引ポンプによる空吸引動作(吐出性能
回復処理時と同レベルの吸引動作)を行い、接続チュー
ブ内の残留排インクを積極的に回収しようとしたが、接
続チューブ内の残留排インクを確実に回収することはで
きず、接続チューブ内に残留排インクが残存するという
技術的課題が依然として未解決のままであった。
【0004】この発明は、以上の技術的課題を解決する
ために為されたものであって、負圧吸引ポンプによる空
吸引動作を様々な条件下で行い、負圧吸引ポンプによる
空吸引動作と負圧吸引ポンプへの排インク流路中の残留
排インクの動きとの相関関係を見い出し、負圧吸引ポン
プへの排インク流路中の残留排インクを確実に回収でき
るようにしたインクジェット記録装置の吐出性能回復方
法及びその装置を提供するものである。
ために為されたものであって、負圧吸引ポンプによる空
吸引動作を様々な条件下で行い、負圧吸引ポンプによる
空吸引動作と負圧吸引ポンプへの排インク流路中の残留
排インクの動きとの相関関係を見い出し、負圧吸引ポン
プへの排インク流路中の残留排インクを確実に回収でき
るようにしたインクジェット記録装置の吐出性能回復方
法及びその装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
図1に示すように、インクジェットヘッド1のノズル1
a面をキャップ2で被覆した後に、当該キャップ2に連
通部材4を介して連通接続される可変負圧吸引ポンプ5
を通常吸引速度v1で吸引駆動させることによりインク
ジェットヘッド1のノズル1a面を負圧吸引し、しかる
後、上記キャップ2をインクジェットヘッド1のノズル
1a面から離間させた状態で、可変負圧吸引ポンプ5を
通常吸引速度v1よりも遅い速度v2で空吸引駆動させる
ようにしたことを特徴とする。
図1に示すように、インクジェットヘッド1のノズル1
a面をキャップ2で被覆した後に、当該キャップ2に連
通部材4を介して連通接続される可変負圧吸引ポンプ5
を通常吸引速度v1で吸引駆動させることによりインク
ジェットヘッド1のノズル1a面を負圧吸引し、しかる
後、上記キャップ2をインクジェットヘッド1のノズル
1a面から離間させた状態で、可変負圧吸引ポンプ5を
通常吸引速度v1よりも遅い速度v2で空吸引駆動させる
ようにしたことを特徴とする。
【0006】このような方法発明を具現化するための装
置発明は、図1に示すように、インクジェットヘッド1
のノズル1a面が覆われる大きさを有するキャップ2
と、このキャップ2をインクジェットヘッド1に対して
相対移動させることによりキャップ2にてインクジェッ
トヘッド1のノズル1a面を選択的に開閉するキャップ
開閉駆動手段3と、このキャップ2に連通部材4を介し
て連通接続される可変負圧吸引ポンプ5と、この可変負
圧吸引ポンプ5に連通接続されて吸引された排インクを
回収する排インクタンク6と、キャップ開閉駆動手段3
にてインクジェットヘッド1のノズル1a面をキャップ
2で被覆した状態で、可変負圧吸引ポンプ5を通常吸引
速度v1で吸引駆動させる吐出性能回復基本制御手段7
と、キャップ開閉駆動手段3にて上記キャップ2をイン
クジェットヘッド1のノズル1a面から離間させた状態
で、可変負圧吸引ポンプ5を通常吸引速度v1よりも遅
い速度v2で空吸引駆動させる吐出性能回復補助制御手
段8とを備えたことを特徴とする。
置発明は、図1に示すように、インクジェットヘッド1
のノズル1a面が覆われる大きさを有するキャップ2
と、このキャップ2をインクジェットヘッド1に対して
相対移動させることによりキャップ2にてインクジェッ
トヘッド1のノズル1a面を選択的に開閉するキャップ
開閉駆動手段3と、このキャップ2に連通部材4を介し
て連通接続される可変負圧吸引ポンプ5と、この可変負
圧吸引ポンプ5に連通接続されて吸引された排インクを
回収する排インクタンク6と、キャップ開閉駆動手段3
にてインクジェットヘッド1のノズル1a面をキャップ
2で被覆した状態で、可変負圧吸引ポンプ5を通常吸引
速度v1で吸引駆動させる吐出性能回復基本制御手段7
と、キャップ開閉駆動手段3にて上記キャップ2をイン
クジェットヘッド1のノズル1a面から離間させた状態
で、可変負圧吸引ポンプ5を通常吸引速度v1よりも遅
い速度v2で空吸引駆動させる吐出性能回復補助制御手
段8とを備えたことを特徴とする。
【0007】このような技術的手段において、上記可変
負圧吸引ポンプ5としては、少なくとも吸引速度を変化
させることができるものであれば、適宜選定することが
できる。この場合において、吐出性能回復基本制御手段
7による負圧吸引ポンプ5の吸引速度については、イン
クジェットヘッド1のノズル1a面に所定レベルの負圧
力を作用させることができ、しかも、インク消費を少な
くするという観点からすれば、単位時間当たりのポンプ
吸引量(ポンプ吸引速度)は多い方が好ましく、一方、
吐出性能回復補助制御手段8による負圧吸引ポンプ5の
吸引速度については、連通部材4内の残留排インクを確
実に移動させることができる範囲で選定することが必要
である。
負圧吸引ポンプ5としては、少なくとも吸引速度を変化
させることができるものであれば、適宜選定することが
できる。この場合において、吐出性能回復基本制御手段
7による負圧吸引ポンプ5の吸引速度については、イン
クジェットヘッド1のノズル1a面に所定レベルの負圧
力を作用させることができ、しかも、インク消費を少な
くするという観点からすれば、単位時間当たりのポンプ
吸引量(ポンプ吸引速度)は多い方が好ましく、一方、
吐出性能回復補助制御手段8による負圧吸引ポンプ5の
吸引速度については、連通部材4内の残留排インクを確
実に移動させることができる範囲で選定することが必要
である。
【0008】また、吐出性能回復補助制御手段8の動作
タイミングについては、吐出性能回復基本制御手段7の
動作タイミングに連動させて動作させるようにしてもよ
いし、あるいは、吐出性能回復基本制御手段7の動作タ
イミングと無関係に任意の時点、例えば印字動作中に行
なうようにしてもよい。更に、吐出性能回復処理時間の
短縮化を図るという観点からすれば、上記可変負圧吸引
ポンプ5としてピストン戻り速度をも可変設定し得るも
のを選定し、吐出性能回復補助制御手段8が可変負圧吸
引ポンプ5の下死点から上死点までのピストン戻り速度
を吐出性能回復基本制御手段7による通常のピストン戻
り速度よりも速くする方が好ましい。
タイミングについては、吐出性能回復基本制御手段7の
動作タイミングに連動させて動作させるようにしてもよ
いし、あるいは、吐出性能回復基本制御手段7の動作タ
イミングと無関係に任意の時点、例えば印字動作中に行
なうようにしてもよい。更に、吐出性能回復処理時間の
短縮化を図るという観点からすれば、上記可変負圧吸引
ポンプ5としてピストン戻り速度をも可変設定し得るも
のを選定し、吐出性能回復補助制御手段8が可変負圧吸
引ポンプ5の下死点から上死点までのピストン戻り速度
を吐出性能回復基本制御手段7による通常のピストン戻
り速度よりも速くする方が好ましい。
【0009】
【作用】上述したような技術的手段によれば、吐出性能
回復基本制御手段7は、キャップ開閉駆動手段3にてイ
ンクジェットヘッド1のノズル1a面をキャップ2で被
覆した状態で、可変負圧吸引ポンプ5を通常吸引速度v
1で吸引駆動させる。このとき、インクジェットヘッド
1のノズル1aには所定レベルの負圧吸引力が作用し、
インクジェットヘッド1から吸引排出された排インクが
キャップ2、連通部材4、可変負圧吸引ポンプ5を介し
て排インクタンク6に回収される。また、吐出性能回復
補助制御手段8は、キャップ開閉駆動手段3にて上記キ
ャップ2をインクジェットヘッド1のノズル1a面から
離間させた状態で、可変負圧吸引ポンプ5を通常吸引速
度v1よりも遅い速度v2で空吸引駆動させる。このと
き、連通部材4内に残留している排インクは可変負圧吸
引ポンプ5側へゆっくり且つ確実に移動していき、可変
負圧吸引ポンプ4を介して排インクタンク5へ回収され
る。
回復基本制御手段7は、キャップ開閉駆動手段3にてイ
ンクジェットヘッド1のノズル1a面をキャップ2で被
覆した状態で、可変負圧吸引ポンプ5を通常吸引速度v
1で吸引駆動させる。このとき、インクジェットヘッド
1のノズル1aには所定レベルの負圧吸引力が作用し、
インクジェットヘッド1から吸引排出された排インクが
キャップ2、連通部材4、可変負圧吸引ポンプ5を介し
て排インクタンク6に回収される。また、吐出性能回復
補助制御手段8は、キャップ開閉駆動手段3にて上記キ
ャップ2をインクジェットヘッド1のノズル1a面から
離間させた状態で、可変負圧吸引ポンプ5を通常吸引速
度v1よりも遅い速度v2で空吸引駆動させる。このと
き、連通部材4内に残留している排インクは可変負圧吸
引ポンプ5側へゆっくり且つ確実に移動していき、可変
負圧吸引ポンプ4を介して排インクタンク5へ回収され
る。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの
発明を詳細に説明する。図2及び図3はこの発明が適用
されたインクジェット記録装置の吐出性能回復装置の一
実施例を示す。同図において、符号Kはインクジェット
カートリッジであり、インクジェットヘッド10及びイ
ンクタンク20からなる。上記インクジェットヘッド1
0は、例えばインクを吐出するノズル11aが画素密度
毎に形成され且つ各ノズル11a内には画像信号に応じ
てインク吐出用の熱エネルギが印加される発熱抵抗体を
内蔵させたヘッド本体11と、このヘッド本体11を位
置決め固定すると共にヘッド本体11の余熱を放出する
ヒートインク12と、このヒートシンク12に取り付け
られてインクタンク20を収納保持するタンク受けケー
ス13と、ヘッド本体11内にインクを均一に供給する
マニホールド14とを備え、ヘッド本体11の各発熱抵
抗体には図示外のプリント制御基板からの駆動信号が図
示外のコネクタを介して供給されるようになっている。
また、この実施例において、上記マニホールド14には
円筒形ジョイント15が突出形成されており、インクタ
ンク20の後述するジョイント開口22に挿入結合さ
れ、また、マニホールド14及びヒートシンク12がヘ
ッド本体11のノズル11a面を取り囲み、後述するキ
ャップ40の当接面を構成している。
発明を詳細に説明する。図2及び図3はこの発明が適用
されたインクジェット記録装置の吐出性能回復装置の一
実施例を示す。同図において、符号Kはインクジェット
カートリッジであり、インクジェットヘッド10及びイ
ンクタンク20からなる。上記インクジェットヘッド1
0は、例えばインクを吐出するノズル11aが画素密度
毎に形成され且つ各ノズル11a内には画像信号に応じ
てインク吐出用の熱エネルギが印加される発熱抵抗体を
内蔵させたヘッド本体11と、このヘッド本体11を位
置決め固定すると共にヘッド本体11の余熱を放出する
ヒートインク12と、このヒートシンク12に取り付け
られてインクタンク20を収納保持するタンク受けケー
ス13と、ヘッド本体11内にインクを均一に供給する
マニホールド14とを備え、ヘッド本体11の各発熱抵
抗体には図示外のプリント制御基板からの駆動信号が図
示外のコネクタを介して供給されるようになっている。
また、この実施例において、上記マニホールド14には
円筒形ジョイント15が突出形成されており、インクタ
ンク20の後述するジョイント開口22に挿入結合さ
れ、また、マニホールド14及びヒートシンク12がヘ
ッド本体11のノズル11a面を取り囲み、後述するキ
ャップ40の当接面を構成している。
【0011】一方、この実施例におけるインクタンク2
0は、毛管力によりインクを保持するフェルト部材21
を内蔵するもので、底壁にジョイント開口22を有する
と共に、このジョイント開口22の周縁にはインクタン
ク20内側に突出するフランジ23部を形成し、円筒形
ジョイント15を挿入案内するようになっている。そし
て、ジョイント開口22に円筒形ジョイント15が挿入
された場合には、フェルト部材21と円筒形ジョイント
15とが流体結合される。
0は、毛管力によりインクを保持するフェルト部材21
を内蔵するもので、底壁にジョイント開口22を有する
と共に、このジョイント開口22の周縁にはインクタン
ク20内側に突出するフランジ23部を形成し、円筒形
ジョイント15を挿入案内するようになっている。そし
て、ジョイント開口22に円筒形ジョイント15が挿入
された場合には、フェルト部材21と円筒形ジョイント
15とが流体結合される。
【0012】また、同図において、符号30は容積変化
型の負圧吸引ポンプであり、シリンジ31、上下するピ
ストン32、吸引時にのみ負圧吸引ポンプ30の吸引口
を開放する一方向弁33及びピストン32戻し動作時に
のみに廃液タンク39側への連通口を開放する一方向弁
34からなる。そして、ピストン32はリンク35、3
6を介して駆動モータ37に接続され、駆動モータ37
の回転によって上下動する。特に、この実施例では、コ
ントローラ60が吐出性能回復用の基本制御モード(以
下、この実施例ではAモードという)及び吐出性能回復
用の補助制御モード(以下、この実施例ではBモードと
いう)に応じてモータドライバ38を制御し、駆動モー
タ37の吸引駆動速度(ポンプの吸引速度に相当)を可
変設定している。具体的には、上記負圧吸引ポンプ30
の上死点から下死点までの容積変化量が約0.4ccで
あり、例えばAモード選択時には駆動モータ37の吸引
駆動速度を0.2cc/sec.とし、Bモード選択時
には駆動モータ37の吸引駆動速度を0.1cc/se
c.とした。そして更に、この実施例では、Bモード時
には駆動モータ37の戻し駆動速度(ピストン32の戻
り速度に相当)をAモード時の通常のもの(例えば0.
2cc/sec.)よりも速く0.4cc/sec.に
設定した。
型の負圧吸引ポンプであり、シリンジ31、上下するピ
ストン32、吸引時にのみ負圧吸引ポンプ30の吸引口
を開放する一方向弁33及びピストン32戻し動作時に
のみに廃液タンク39側への連通口を開放する一方向弁
34からなる。そして、ピストン32はリンク35、3
6を介して駆動モータ37に接続され、駆動モータ37
の回転によって上下動する。特に、この実施例では、コ
ントローラ60が吐出性能回復用の基本制御モード(以
下、この実施例ではAモードという)及び吐出性能回復
用の補助制御モード(以下、この実施例ではBモードと
いう)に応じてモータドライバ38を制御し、駆動モー
タ37の吸引駆動速度(ポンプの吸引速度に相当)を可
変設定している。具体的には、上記負圧吸引ポンプ30
の上死点から下死点までの容積変化量が約0.4ccで
あり、例えばAモード選択時には駆動モータ37の吸引
駆動速度を0.2cc/sec.とし、Bモード選択時
には駆動モータ37の吸引駆動速度を0.1cc/se
c.とした。そして更に、この実施例では、Bモード時
には駆動モータ37の戻し駆動速度(ピストン32の戻
り速度に相当)をAモード時の通常のもの(例えば0.
2cc/sec.)よりも速く0.4cc/sec.に
設定した。
【0013】また、上記負圧吸引ポンプ30には連通管
50を介してキャップ40が連通接続されている。この
キャップ40は、例えばゴム製素材にて少なくともイン
クジェットヘッド10のノズル11a面を覆う大きさに
形成されると共に、その底部に上記連通管50に通ずる
インク排出口41を有するものであり、例えばカムや電
磁石等で進退動するキャップ進退駆動機構42にて支持
される。この実施例では、上記キャップ進退駆動機構4
2は上記コントローラ60によって制御されるようにな
っており、Aモード選択時にはキャップ40を進出させ
てインクジェットヘッド10のノズル11a面周囲に当
接し、当該ノズル11a面を密閉する(キャッピング動
作)一方、Bモード選択時にはキャップ40を後退さ
せ、インクジェットヘッド10のノズル11a面から離
間させる。
50を介してキャップ40が連通接続されている。この
キャップ40は、例えばゴム製素材にて少なくともイン
クジェットヘッド10のノズル11a面を覆う大きさに
形成されると共に、その底部に上記連通管50に通ずる
インク排出口41を有するものであり、例えばカムや電
磁石等で進退動するキャップ進退駆動機構42にて支持
される。この実施例では、上記キャップ進退駆動機構4
2は上記コントローラ60によって制御されるようにな
っており、Aモード選択時にはキャップ40を進出させ
てインクジェットヘッド10のノズル11a面周囲に当
接し、当該ノズル11a面を密閉する(キャッピング動
作)一方、Bモード選択時にはキャップ40を後退さ
せ、インクジェットヘッド10のノズル11a面から離
間させる。
【0014】また、この実施例では、上記連通管50は
例えば内径が1mmのシリコンチューブで構成され、そ
の一部には大気解放バルブ55に分岐する管路51が形
成されており、キャップ40のキャッピング動作開始時
においてコントローラ60からの信号に基づいて大気解
放バルブ55が大気解放を行うようになっている。これ
は、キャッピング動作時においてキャップ40内が正圧
になり、ノズル11a内のインクを押し込んでしまう事
態を回避するためのものである。
例えば内径が1mmのシリコンチューブで構成され、そ
の一部には大気解放バルブ55に分岐する管路51が形
成されており、キャップ40のキャッピング動作開始時
においてコントローラ60からの信号に基づいて大気解
放バルブ55が大気解放を行うようになっている。これ
は、キャッピング動作時においてキャップ40内が正圧
になり、ノズル11a内のインクを押し込んでしまう事
態を回避するためのものである。
【0015】次に、この実施例に係るインクジェット記
録装置の吐出性能回復装置の作動について説明する。先
ず、吐出性能回復の基本制御動作を行なわせる場合に
は、コントローラ60にAモード選択信号を与えるよう
にすればよい。この場合、コントローラ60は、大気解
放バルブ55を解放した状態でキャップ40のキャッピ
ング動作を行なわせる。そして、キャップ40のキャッ
ピング動作が完了した時点で、コントローラ60は大気
解放バルブ55を閉じた後、モータドライバ38を介し
て負圧吸引ポンプ30を通常の吸引速度(この実施例で
は0.2cc/sec.)で作動させる。すると、イン
クジェットヘッド10のノズル11a面に所定の負圧吸
引力が作用し、インクジェットヘッド10からの排イン
クがキャップ40、連通管50を介して負圧吸引ポンプ
30内に吸引され、負圧吸引ポンプ30のピストン32
の戻り動作に応じて、負圧吸引ポンプ30内の排インク
は廃液タンク39へ回収される。この動作状態において
は、連通管50内に残留排インクがまた残存しているこ
とが確認される。
録装置の吐出性能回復装置の作動について説明する。先
ず、吐出性能回復の基本制御動作を行なわせる場合に
は、コントローラ60にAモード選択信号を与えるよう
にすればよい。この場合、コントローラ60は、大気解
放バルブ55を解放した状態でキャップ40のキャッピ
ング動作を行なわせる。そして、キャップ40のキャッ
ピング動作が完了した時点で、コントローラ60は大気
解放バルブ55を閉じた後、モータドライバ38を介し
て負圧吸引ポンプ30を通常の吸引速度(この実施例で
は0.2cc/sec.)で作動させる。すると、イン
クジェットヘッド10のノズル11a面に所定の負圧吸
引力が作用し、インクジェットヘッド10からの排イン
クがキャップ40、連通管50を介して負圧吸引ポンプ
30内に吸引され、負圧吸引ポンプ30のピストン32
の戻り動作に応じて、負圧吸引ポンプ30内の排インク
は廃液タンク39へ回収される。この動作状態において
は、連通管50内に残留排インクがまた残存しているこ
とが確認される。
【0016】この連通管50内の残留排インクを清掃す
るには、コントローラ60にBモード選択信号を与え、
吐出性能回復の補助制御動作を行なわせるようにすれば
よい。この場合、コントローラ60は、キャップ40の
キャッピング動作を解除(インクジェットヘッド10の
ノズル11a面からキャップ40を離間)した後に、モ
ータドライバ38を介して負圧吸引ポンプ30を通常の
吸引速度(この実施例では0.2cc/sec.)より
も遅い吸引速度(この実施例では0.1cc/se
c.)で空吸引作動させる。すると、連通管50内の残
留排インクはゆっくり且つ確実に負圧吸引ポンプ30側
へ移動していき、負圧吸引ポンプ30のピストン32の
戻り動作に応じて、負圧吸引ポンプ30内の排インクは
廃液タンク39へ回収される。特に、この実施例では、
負圧吸引ポンプ30の吸引速度は遅いが、その戻し駆動
速度は通常の戻し駆動速度よりも速く設定しているの
で、処理時間が不必要に嵩む懸念はない。
るには、コントローラ60にBモード選択信号を与え、
吐出性能回復の補助制御動作を行なわせるようにすれば
よい。この場合、コントローラ60は、キャップ40の
キャッピング動作を解除(インクジェットヘッド10の
ノズル11a面からキャップ40を離間)した後に、モ
ータドライバ38を介して負圧吸引ポンプ30を通常の
吸引速度(この実施例では0.2cc/sec.)より
も遅い吸引速度(この実施例では0.1cc/se
c.)で空吸引作動させる。すると、連通管50内の残
留排インクはゆっくり且つ確実に負圧吸引ポンプ30側
へ移動していき、負圧吸引ポンプ30のピストン32の
戻り動作に応じて、負圧吸引ポンプ30内の排インクは
廃液タンク39へ回収される。特に、この実施例では、
負圧吸引ポンプ30の吸引速度は遅いが、その戻し駆動
速度は通常の戻し駆動速度よりも速く設定しているの
で、処理時間が不必要に嵩む懸念はない。
【0017】また、この実施例においては、上記負圧吸
引ポンプ30の吸引速度をAモードとBモードとで相違
させているが、その数値の選定については例えば以下の
ような実験結果に基づいている。すなわち、図4に示す
ような測定流路を用い、キャップ71と1ccシリンジ
の負圧吸引ポンプ72との間を内径1mmのシリコンチ
ューブ73で連通接続し、負圧吸引ポンプ72の吸引速
度(ポンプの単位時間当たりの吸引量)、ピストンスト
ロークの変化量(ポンプ吸引量)及びシリコンチューブ
73内のインク移動量の相関関係を調べた。尚、流路内
の容積は約0.81ccとした。結果を図5、図6に示
す。
引ポンプ30の吸引速度をAモードとBモードとで相違
させているが、その数値の選定については例えば以下の
ような実験結果に基づいている。すなわち、図4に示す
ような測定流路を用い、キャップ71と1ccシリンジ
の負圧吸引ポンプ72との間を内径1mmのシリコンチ
ューブ73で連通接続し、負圧吸引ポンプ72の吸引速
度(ポンプの単位時間当たりの吸引量)、ピストンスト
ロークの変化量(ポンプ吸引量)及びシリコンチューブ
73内のインク移動量の相関関係を調べた。尚、流路内
の容積は約0.81ccとした。結果を図5、図6に示
す。
【0018】図5はポンプ吸引速度とインク移動量との
関係を示し、また、図6はポンプ吸引量とインク移動量
との関係をポンプ吸引速度をパラメータとして示す。図
5によれば、シリコンチューブ73内のインク柱の移動
量がポンプの吸引速度に反比例することが把握され、ま
た、図6によれば、シリコンチューブ73内のインク柱
の移動量がポンプ吸引量に比例することが把握される。
従って、ポンプの吸引量を考慮しながら、ポンプの吸引
速度を適宜選定するようにすればよく、この実施例では
上述した値が選定された。
関係を示し、また、図6はポンプ吸引量とインク移動量
との関係をポンプ吸引速度をパラメータとして示す。図
5によれば、シリコンチューブ73内のインク柱の移動
量がポンプの吸引速度に反比例することが把握され、ま
た、図6によれば、シリコンチューブ73内のインク柱
の移動量がポンプ吸引量に比例することが把握される。
従って、ポンプの吸引量を考慮しながら、ポンプの吸引
速度を適宜選定するようにすればよく、この実施例では
上述した値が選定された。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1又は2記載
の発明によれば、吐出性能回復処理に関し、吐出性能回
復装置の流路中の残留排インクを回収する上で最適な空
吸引動作を行ない、残留排インクを確実に回収するよう
にしたので、吐出性能回復装置の流路中に排インクが残
留する事態を確実に回避することが可能になり、その
分、インク詰まり事故等を未然に防止することができ
る。また、この発明にあっては、吐出性能回復装置の流
路中の残留排インク回収処理を印字動作と無関係に任意
の時点で実行することが可能であるため、印字速度に影
響を与えることなく、吐出性能回復装置側の残留排イン
ク回収処理を行なうことができる。
の発明によれば、吐出性能回復処理に関し、吐出性能回
復装置の流路中の残留排インクを回収する上で最適な空
吸引動作を行ない、残留排インクを確実に回収するよう
にしたので、吐出性能回復装置の流路中に排インクが残
留する事態を確実に回避することが可能になり、その
分、インク詰まり事故等を未然に防止することができ
る。また、この発明にあっては、吐出性能回復装置の流
路中の残留排インク回収処理を印字動作と無関係に任意
の時点で実行することが可能であるため、印字速度に影
響を与えることなく、吐出性能回復装置側の残留排イン
ク回収処理を行なうことができる。
【0020】特に、請求項3記載の発明によれば、負圧
吸引ポンプの戻り動作を工夫することにより、吐出性能
回復装置側の流路中の残留排インクの回収処理時間を短
縮することができる。
吸引ポンプの戻り動作を工夫することにより、吐出性能
回復装置側の流路中の残留排インクの回収処理時間を短
縮することができる。
【図1】 この発明に係るインクジェット記録装置の吐
出性能回復方法及びその装置の構成を示す説明図であ
る。
出性能回復方法及びその装置の構成を示す説明図であ
る。
【図2】 この発明が適用されたインクジェット記録装
置の吐出性能回復装置の一実施例を示す説明図である。
置の吐出性能回復装置の一実施例を示す説明図である。
【図3】 図2の斜視説明図である。
【図4】 実施例に係る吐出性能回復装置のポンプ吸引
速度を選定する上で用いられた測定流路を示す説明図で
ある。
速度を選定する上で用いられた測定流路を示す説明図で
ある。
【図5】 図4の測定流路から得られたポンプ吸引速度
とインク移動量との関係を示すグラフ図である。
とインク移動量との関係を示すグラフ図である。
【図6】 図4の測定流路から得られたポンプ吸引量と
インク移動量との関係をポンプ吸引速度をパラメータと
して示すグラフ図である。
インク移動量との関係をポンプ吸引速度をパラメータと
して示すグラフ図である。
1…インクジェットヘッド,1a…ノズル,2…キャッ
プ,3…キャップ開閉駆動手段,4…連通部材,5…可
変負圧吸引ポンプ,6…排インクタンク,7…吐出性能
回復基本制御手段,8…吐出性能回復補助制御手段
プ,3…キャップ開閉駆動手段,4…連通部材,5…可
変負圧吸引ポンプ,6…排インクタンク,7…吐出性能
回復基本制御手段,8…吐出性能回復補助制御手段
Claims (3)
- 【請求項1】 インクジェットヘッド(1)のノズル
(1a)面をキャップ(2)で被覆した後に、当該キャ
ップ(2)に連通部材(4)を介して連通接続される可
変負圧吸引ポンプ(5)を通常吸引速度(v1)で吸引
駆動させることによりインクジェットヘッド(1)のノ
ズル(1a)面を負圧吸引し、しかる後、上記キャップ
(2)をインクジェットヘッド(1)のノズル(1a)
面から離間させた状態で、可変負圧吸引ポンプ(5)を
通常吸引速度(v1)よりも遅い速度(v2)で空吸引駆
動させるようにしたことを特徴とするインクジェット記
録装置の吐出性能回復方法。 - 【請求項2】 インクジェットヘッド(1)のノズル
(1a)面が覆われる大きさを有するキャップ(2)
と、このキャップ(2)をインクジェットヘッド(1)
に対して相対移動させることによりキャップ(2)にて
インクジェットヘッド(1)のノズル(1a)面を選択
的に開閉するキャップ開閉駆動手段(3)と、このキャ
ップ(2)に連通部材(4)を介して連通接続される可
変負圧吸引ポンプ(5)と、この可変負圧吸引ポンプ
(5)に連通接続されて吸引された排インクを回収する
排インクタンク(6)と、キャップ開閉駆動手段(3)
にてインクジェットヘッド(1)のノズル(1a)面を
キャップ(2)で被覆した状態で、可変負圧吸引ポンプ
(5)を通常吸引速度(v1)で吸引駆動させる吐出性
能回復基本制御手段(7)と、キャップ開閉駆動手段
(3)にて上記キャップ(2)をインクジェットヘッド
(1)のノズル(1a)面から離間させた状態で、可変
負圧吸引ポンプ(5)を通常吸引速度(v1)よりも遅
い速度(v2)で空吸引駆動させる吐出性能回復補助制
御手段(8)とを備えたことを特徴とするインクジェッ
ト記録装置の吐出性能回復装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のものにおいて、吐出性能
回復補助制御手段(8)は可変負圧吸引ポンプ(5)の
下死点から上死点までのピストン戻り速度を吐出性能回
復基本制御手段(7)による通常のピストン戻り速度よ
りも速くするものであることを特徴とするインクジェッ
ト記録装置の吐出性能回復装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08575293A JP3161145B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | インクジェット記録装置の吐出性能回復方法及びその装置 |
US08/214,759 US5570116A (en) | 1993-03-19 | 1994-03-18 | Method and device for restoring ink jet performance of ink jet recording apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08575293A JP3161145B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | インクジェット記録装置の吐出性能回復方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06270419A JPH06270419A (ja) | 1994-09-27 |
JP3161145B2 true JP3161145B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=13867595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08575293A Expired - Fee Related JP3161145B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | インクジェット記録装置の吐出性能回復方法及びその装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5570116A (ja) |
JP (1) | JP3161145B2 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07290724A (ja) * | 1994-04-21 | 1995-11-07 | Fujitsu Ltd | インクジェットヘッドのクリーニング方法及びその装置 |
JP2954038B2 (ja) * | 1996-10-03 | 1999-09-27 | 新潟日本電気株式会社 | インク吸引手段 |
JPH10286974A (ja) | 1997-04-14 | 1998-10-27 | Brother Ind Ltd | インクジェットプリンタ |
DE19726642C1 (de) * | 1997-06-18 | 1998-09-03 | Francotyp Postalia Gmbh | Vorrichtung zur Positionierung eines Tintendruckkopfes und einer Reinigungs- und Dichtvorrichtung |
US6460967B1 (en) | 1998-03-24 | 2002-10-08 | Konica Corporation | Liquid jetting apparatus |
US6164752A (en) * | 1998-11-06 | 2000-12-26 | Xerox Corporation | Ink jet print head maintenance method |
US6142601A (en) * | 1998-12-04 | 2000-11-07 | Eastman Kodak Company | Self-cleaning ink jet printer with reverse fluid flow and method of assembling the printer |
US6398351B1 (en) * | 1998-12-14 | 2002-06-04 | Scitex Digital Printing, Inc. | Flush system for ink change |
US20040263558A1 (en) * | 2003-02-27 | 2004-12-30 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus including built-in slide-rotator type of positive displacement pump |
JP4924822B2 (ja) * | 2007-05-14 | 2012-04-25 | ブラザー工業株式会社 | 液滴吐出装置 |
JP4702324B2 (ja) * | 2007-05-30 | 2011-06-15 | 豊田合成株式会社 | Iii族窒化物半導体製造装置、およびiii族窒化物半導体の製造方法 |
JP2010042661A (ja) * | 2008-06-17 | 2010-02-25 | Seiko Epson Corp | 流体噴射装置 |
KR20100082168A (ko) * | 2009-01-08 | 2010-07-16 | 삼성전자주식회사 | 흡입 기능이 구비된 잉크젯 프린터 및 그 작동방법 |
JP5136584B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2013-02-06 | ブラザー工業株式会社 | 液滴噴射装置 |
JP6142719B2 (ja) * | 2013-08-01 | 2017-06-07 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
US10183505B2 (en) | 2015-05-27 | 2019-01-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus and platen |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0684081B2 (ja) * | 1983-09-29 | 1994-10-26 | キヤノン株式会社 | 吐出回復方法 |
JPH089231B2 (ja) * | 1984-01-31 | 1996-01-31 | キヤノン株式会社 | 吐出回復方法 |
US5164748A (en) * | 1990-02-13 | 1992-11-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Suction recovery device with a cap having a communicating member to aid suction |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP08575293A patent/JP3161145B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-03-18 US US08/214,759 patent/US5570116A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5570116A (en) | 1996-10-29 |
JPH06270419A (ja) | 1994-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3161145B2 (ja) | インクジェット記録装置の吐出性能回復方法及びその装置 | |
US6517189B2 (en) | Ink jet print device and ink supply method for supplying ink to print head of the ink jet print device | |
US5245362A (en) | Ink jet recording apparatus with discharge recovery apparatus having varying driving force | |
JP2000033714A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2000033714A5 (ja) | ||
KR960005182B1 (ko) | 잉크제트기록헤드의 토출회복방법 및 그 실시장치 | |
JP4168687B2 (ja) | 液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのクリーニング方法 | |
JP2659954B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH09240016A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2568989B2 (ja) | インクジェット記録装置のインク吸引方法 | |
JP2004230906A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP3978956B2 (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JP2653043B2 (ja) | インクジェット記録装置のインク充填方法 | |
JP2004262116A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2002127463A (ja) | 吸引ユニット及びインク吐出回復方法 | |
JP4179220B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH02235764A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP4051707B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH0781089A (ja) | インクジェット記録装置の吐出性能回復装置及びその使用方法 | |
JPH09174881A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2659955B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2749929B2 (ja) | インクジエツト記録装置 | |
JPH09201982A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH05124212A (ja) | インクジエツト記録装置 | |
JP2675908B2 (ja) | インクジェット記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |