JP3161095U - エッジトリミング装置 - Google Patents

エッジトリミング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3161095U
JP3161095U JP2010003296U JP2010003296U JP3161095U JP 3161095 U JP3161095 U JP 3161095U JP 2010003296 U JP2010003296 U JP 2010003296U JP 2010003296 U JP2010003296 U JP 2010003296U JP 3161095 U JP3161095 U JP 3161095U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting unit
workpiece
copying roller
rotary cutter
edge trimming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2010003296U
Other languages
English (en)
Inventor
静男 上中
静男 上中
Original Assignee
静男 上中
静男 上中
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 静男 上中, 静男 上中 filed Critical 静男 上中
Priority to JP2010003296U priority Critical patent/JP3161095U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3161095U publication Critical patent/JP3161095U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Milling Processes (AREA)

Abstract

【課題】立ち上り部を有する湾曲材或いは手掛部を有する扉材においても所要のエッジトリミング加工を行なうことができるエッジトリミング装置を提供する。【解決手段】加工材Wを載置するテーブル2の一側に、上記加工材Wの送り込み位置を規制する定規手段Bを、テーブル2の上部に加工材Wを押圧固定するクランプ手段Aを設けると共に、同じくテーブル2の一側に、加工材Wの周面部に当接して転動する倣いローラ21と、この倣いローラ21によって切削位置を規制される回転カッター20とによって構成した切削ユニットCを配設する。そして上記切削ユニットCを、加工材Wの幅方向の水平移動手段Dと、高さ方向の上下移動手段Eによって支承し、切削ユニットCに設けた操作把手によって水平および上下の両方向に移動自在とすると共に、前記倣いローラ21の転動中心と回転カッター20の回転中心とを同一軸心上に配設する。【選択図】図2

Description

本考案は、家具部材などの木口部に貼着した縁材を面取り加工するエッジトリミング装置に関するものである。
板材の木口部に貼着した塩ビシートなどの縁材を面取り(トリミング)加工する加工機械として、特許文献1の面取り装置が公知である。
この従来の装置は図5に示す通りであって、クランプ手段50によって加工材51をテーブル52に押圧固定する一方、テーブル52の一側部に水平移動手段53と上下移動手段54を介して切削ユニット55を設けたものであり、この切削ユニット55を加工材51の幅方向および高さ方向において積極移動したものである。そして、切削ユニット55を構成する倣いローラ56を加工材51の表面部および裏面部に当接し、この倣いローラ56によって位置規制した回転カッター57により加工材51の木口部に貼着した縁材を面取り加工したものである。
上記の切削ユニット55は、チェン式の水平駆動手段58によって加工材51の幅方向に移動され、またこの切削ユニット55は、空圧式の押圧手段59によって加工材51の高さ方向に移動されるようになっている。さらにこの装置においては、加工材51の端面に倣いローラ60を当接し、回転カッター57の水平方向(幅方向と直交する方向)の位置を規制するようにもなっている。
特開平7−060702号
従来の加工装置においては、加工対象を専ら平板材としており、この板材を切削ユニット55の自動送りによって効率的に加工したものである。このため、倣いローラ56の加工材51への突入位置と脱出位置においては大きなショックを生じることになり、これを解消する措置として倣いローラ56の直径を極めて大きくしたものである。
ところで家具部材としては、上述の平板状のものが大半を占めるものであるが、近年において家具部材の用途拡大さらにはデザイン的な価値を高めようとする観点から、例えば図3のような立上り部を備えた湾曲状部材、図4のような手掛部を一体構成した扉材などが多々出現しており、これらの木口部に貼着した縁材のエッジトリミング加工が要請されている。
ここにおいて、従来の加工装置を図3の湾曲材に対したとき、このものでは立ち上り部が障害となって自動送りができず、また切削ユニットを内周面(裏面側)に臨ませることができないという問題点があり、さらに図4の扉材においては倣いローラを狭隘な手掛部に導入できないという問題があり、何れの場合も所要のエッジトリミング加工を行なうことができなかった。
本考案は、上記した課題を解決するためになされたものであり、請求項1の考案は、加工材を載置するテーブルの一側に、上記加工材の送り込み位置を規制する定規手段を、テーブルの上部に加工材を押圧固定するクランプ手段を設けると共に、同じくテーブルの一側に、加工材の周面部に当接して転動する倣いローラと、この倣いローラによって切削位置を規制される回転カッターとによって構成した切削ユニットを配設してなるエッジトリミング装置において、上記切削ユニットを、加工材の幅方向の水平移動手段と、高さ方向の上下移動手段によって支承し、切削ユニットに設けた操作把手によって水平および上下の両方向に移動自在とすると共に、前記倣いローラの転動中心と回転カッターの回転中心とを同一軸心上に配設したことを特徴としている。
また請求項2の考案は、切削ユニットに、その重量による荷重を軽減する方向のバランス手段を設けたことを特徴としており、これよって上記の課題を解決したものである。
本考案に係るエッジトリミング装置は、切削ユニットを操作把手によって水平および上下の両方向に自在にハンドリングすることができるので、立上り部を有するような湾曲材であっても、倣いローラを確実に周面に当接して転動することができる。またこの場合において、倣いローラを加工材の表側周面または裏側周面の別なく自在に対応することができる。このため、回転カッターによるトリミング加工を的確に行なうことができる。
また倣いローラと回転カッターとを同一軸心上に配設したので、構成をコンパクト化し、ローラ径を小さくすることができる。このため、この倣いローラを加工材の狭隘な凹陥部に導入し、加工材における手掛部など細部のトリミング加工を問題なく行なうことができる。
また本考案に係るエッジトリミング装置は、請求項2に記載した構成によって、切削ユニットの操作を軽快に行なうことができると共に、倣いローラの当接力を全方向において安定化することができる。このため、正確なトリミング加工を順調に行なうことができる。
本考案に係るエッジトリミング装置の一実施例を示す全体斜視図である。 同じく、要部の構成を示す一部縦断側面図である。 湾曲状の加工材と倣い状態示す説明図である。 手掛部を有する加工材と倣い状態を示す図である。 従来の面取加工装置の説明図である。
本考案に係るエッジトリミング装置において、縁材のトリミング加工を行なうときには、まずテーブル上に加工材を供給し、この加工材を端部の定規手段に当接して位置決めする。位置決め後においては、上部のクランプ手段によって加工材をテーブルに押圧固定する。上記の定規手段は、クランプ動作後に退避位置に設定する。
加工材のセットが終了したならば、回転カッターを回転駆動し、次いで操作把手によって切削ユニットを水平方向および上下方向に移動操作し、回転カッターを加工材の切削開始位置に移動する。切削開始位置における回転カッターの切込み量は、同軸心上にある倣いローラの加工材への当接によって規制されるので、切削量が過大になることはなく適正に行なわれる。
切込み動作が開始されたならば、操作把手によって切削ユニットを移動操作し、倣いローラを加工材の周面に押付けながら順次に切削加工を進行する。倣いローラが加工材の周面を転動するので、切削ユニットの動きは軽快になされる。また上記の切削ユニットには、荷重方向のバランス措置が採られているので、移動操作を軽快に行なうことができると共に適切な当接力をもって加工材に対応することができる。
ここにおいて、上記の倣い切削動作は、その全てを人為操作によって行なうものである。このため、加工材の周面に僅かな凹凸がある場合においても、これに倣って的確に加工を行なうことができることは勿論、水平と上下の合成方向の動きも自在に行なうことができる。このため、アール部や立上り部を有する湾曲材(図3参照)にも対応し、その表裏周面に所要のトリミング加工を行なうことができる。
である。
また本考案においては、特に倣いローラの構成を小径でコンパクト化することができる。このため、この倣いローラを狭隘な凹陥部に導入することができ、従来では対象外とされた湾曲材の内周面角部(図3参照)や扉材の手掛部(図4参照)にも対応し、適切なトリミング加工を行なうことができる。
以下、本考案に係るエッジトリミング装置を一実施例について具体的に説明する。図1において、1はフレーム 2は取付ベース3を介してフレーム1の上部に設けたテーブル 4はテーブル2に接続して前方位置に配設したコロコンベア式の搬送テーブルである。
5はテーブル2を跨ぐようにして上方に設けた門型状の取付フレーム 6は取付フレーム5のビーム部に下向きに取りつけた空圧シリンダ 7は空圧シリンダ6のピストンロッド端に配設した水平の押圧ビームである。これら押圧ビーム7と空圧シリンダ6は、加工材Wをテーブル2に押圧固定するクランプ手段Aを構成する。
8はテーブル2の後側にしてフレーム1の端部に上向きに設けた空圧シリンダ 9は空圧シリンダ8のピストンロッド端に配設した加工材Wの幅方向と同方向の水平定規片である。この水平定規片9は、上方に突出して加工材Wの送り込み位置を規制する突出位置と、そこから下方に没入する退避位置に作動するものであり、加工材Wの位置決め用の定規手段Bを構成する。
10はテーブル2の後側に配設した加工材Wの幅方向と同方向の水平ガイドレール 11はスライドベアリング12を介してガイドレール10に移動自在に配設した横移動ベース 13は横移動ベース11に設けた上下方向のガイドレール 14はスライドベアリング15を介してガイドレール13に移動自在に配設した上下移動ベース 16は上下移動ベース14に設けた前後方向すなわち水平ガイドレール10と直交方向のスライドガイド 17はスライドガイド16に移動可能に配設したモータ取付ケースである。
上記のモータ取付ケース17には、回転軸18を前向きに突設したエア駆動モータ19を取りつけ、この回転軸18には截頭円錐形状の切削周面を有する回転カッター20とボールベアリングからなる倣いローラ21を配設する。上記の倣いローラ21は、回転カッター20より先端側に配置してあり、また回転カッター20の回転中心と倣いローラ20の転動中心は同一軸心上に設定する。
上記のエア駆動モータ19、回転カッター20、倣いローラ21の各部材は加工材Wにおける縁材の切削加工を行なう切削ユニットCを構成する。また、この切削ユニットCは、水平ガイドレール10、スライドベアリング12、横移動ベース11によって構成した水平移動手段Dとガイドレール13、上下移動ベース14、スライドベアリング15によって構成した上下移動手段Eによって支承され、水平および上下の両方向に移動自在になっている。
22は切削ユニットCを移動操作するためにモータ取付ケース17に突設した把手 23および24は、モータ取付ケース17の前端および後端に当接した調整ネジ これら調整ネジ23、24はモータ取付ケース17を介してエア駆動モータ19を前後方向に微調整し、回転カッター20による加工材Wの切込み位置を設定する。
25は上端を横移動ベース11の上端部に、他端を上下移動ベース14の一端部にそれぞれ連結した引張りバネからなるバランス手段であり、このバランス手段25は切削ユニットCの重量による下向き荷重を軽減する方向に作用し、把手22による切削ユニットCの移動操作を軽快に行なうようにする。
なお上記の倣いローラ21は、回転軸18に対し着脱自在としてあり、加工材Wの外周形状に対応して適切な外径のものを選択して取りつけることができる。また上記の把手22は、エア駆動モータ19の後方突出端をそのまま利用したり、或るいはこの端部に付設することもできる。また突出状でなく凹陥状に構成することもできる。把手の配設箇所は複数であっても良い。
また、切削ユニットCの荷重を軽減するバランス手段としては、押上げ方向のバネを使用する方式、ウェイトバランスによる方式によるものなど各種が考えられるものであり、これを一実施例のものに代えて適宜に実施することは容易である。
A クランプ手段
B 定規手段
C 切削ユニット
D 水平移動手段
E 上下移動手段
W 加工材
1 フレーム
2 テーブル
6 空圧シリンダ
7 押圧ビーム
8 空圧シリンダ
9 水平定規片
10 水平ガイドレール
11 横移動ベース
12 スライドベアリング
13 上下方向のガイドレール
15 スライドベアリング
17 モータ取付ケース
18 回転軸
19 エア駆動モータ
20 回転カッター
21 倣いローラ
22 把手
25 バランス手段

Claims (2)

  1. 加工材を載置するテーブルの一側に、上記加工材の送り込み位置を規制する定規手段を、テーブルの上部に加工材を押圧固定するクランプ手段を設けると共に、同じくテーブルの一側に、加工材の周面部に当接して転動する倣いローラと、この倣いローラによって切削位置を規制される回転カッターとによって構成した切削ユニットを配設してなるエッジトリミング装置において、
    上記切削ユニットを、加工材の幅方向の水平移動手段と、高さ方向の上下移動手段によって支承し、切削ユニットに設けた操作把手によって水平および上下の両方向に移動自在とすると共に、前記倣いローラの転動中心と回転カッターの回転中心とを同一軸心上に配設したことを特徴とするエッジトリミング装置。
  2. 切削ユニットに、その重量による荷重を軽減する方向のバランス手段を設けたことを特徴とする請求項1のエッジトリミング装置。
JP2010003296U 2010-04-27 2010-04-27 エッジトリミング装置 Expired - Lifetime JP3161095U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010003296U JP3161095U (ja) 2010-04-27 2010-04-27 エッジトリミング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010003296U JP3161095U (ja) 2010-04-27 2010-04-27 エッジトリミング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3161095U true JP3161095U (ja) 2010-07-22

Family

ID=54864046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010003296U Expired - Lifetime JP3161095U (ja) 2010-04-27 2010-04-27 エッジトリミング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3161095U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101828416B1 (ko) 2016-09-30 2018-02-13 (주)대현기계 차량용 천장내장재 트리밍 장치
WO2019104968A1 (zh) * 2017-11-28 2019-06-06 山东海超机械有限公司 一种木板修边机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101828416B1 (ko) 2016-09-30 2018-02-13 (주)대현기계 차량용 천장내장재 트리밍 장치
WO2019104968A1 (zh) * 2017-11-28 2019-06-06 山东海超机械有限公司 一种木板修边机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101591448B1 (ko) 자동 리벳팅장치
US7070370B2 (en) Workpiece beveling machine
JP4473783B2 (ja) 丸鋸切断機のワーク供給装置およびそのワーク供給方法
CN209903369U (zh) 一种木板切割机
JP3161095U (ja) エッジトリミング装置
CN211682520U (zh) 冲床
KR101560380B1 (ko) 공작기계 및 이를 이용한 가공방법
JP5553459B1 (ja) ワーク支持装置
CN201841389U (zh) 框架焊接胎具
CN210059962U (zh) 一种剪板机
CN209272296U (zh) 一种可精准定位折弯的自动折弯机
CN115741913B (zh) 一种双侧开槽机
CN205520765U (zh) 钢带刮刀磨床
JP2009527367A (ja) 形削り盤
KR20170139834A (ko) 선반(旋盤)용 동환봉 연삭장치
CN109807384A (zh) 一种金属分切机
CN112222851B (zh) 一种卷板系统
CN105364659B (zh) 自动跟踪型柔性砂轮倒棱机
JP3216885U (ja) 加工装置
JPH0760523A (ja) 開先加工機における切削装置
KR101939951B1 (ko) 절삭품 연마장치
CN109396990B (zh) 集烟罩激光焊接后的倒角工装
KR20200004182A (ko) 장식용체인 표면절삭 가공장치
CN215700579U (zh) 一种刨砂加工用活动压辊设备
US11465313B2 (en) Knife set-up gauge for cutter head of a wood shaper

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3161095

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130630

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130630

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term