JP3160818U - 小出し可能な錠剤等粒状物収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】余分な錠剤等を取り出すことなく、必要個数ずつを確実に小出しし得ると共に、余分に取り出された錠剤等を手軽に再び容器内部に戻し得るようにする錠剤等粒状物収納容器を提供する。【解決手段】底付き容器本体1の上部開口部3に被せ蓋4を設けた錠剤等粒状物収納容器において、容器本体1内側上部に上部開口部3に比しやゝ小径の開口部をもつ短筒状底付き小容器2を容器本体内周面との間に所要の空隙Sを存して収設し、該小容器2の周壁面上部に所要少数の粒状物Aを通過させ得る上部窓穴5を設けると共に、該上部窓穴5に対向する側の周側面下部に対称的に同じく粒状物Aを所要少数通過させる下部窓穴6を設け、かつ上部窓穴5と下部窓穴6との間にわたり誘導部材7を介設して容器本体内の粒状物を上部窓穴5より小出し可能とすると共に、容器内に返戻される余分の粒状物Aを下部窓穴6を通じて容器本体1内に戻し得るように構成した。【選択図】図2

Description

本考案はサプリメント錠剤などの粒状物(以下、錠剤等という)を収納し、取り出し時、一度に多くの錠剤等が出ることなく、必要所要数を確実に小出し可能とすると共に、余剰の錠剤等が出た場合、簡単に容器内に戻し得る粒状物容器に関するものである。
錠剤等を収納する容器は通常、底付きの容器本体と被せ蓋からなっており、錠剤等の取り出しに当たっては被せ蓋をはずして取り出すのが一般的であった。しかし、これらの容器では被せ蓋を外して内部の錠剤等を取り出す時、往々にして余剰を含む多くの錠剤等が一度に出てきて、容易に正確な数の服用が行われないと共に、余剰の錠剤等を再び容器に一々戻さなければならない欠点があった。
そのため、これに対処すべく、容器を複数の個室にして仕切り、開口部に内蓋を設けて、該蓋に錠剤取り出し穴を設け、内蓋の回転により各個室に適合するようにした錠剤容器(例えば特許文献1参照)や、内部に中央から放射状に設けた複数の隔板により複数の収納部を形成して、上面に中央から外れて穴を有する蓋を旋回自在に取り付けた薬ケース(例えば特許文献2参照)などが提案されている。
しかし、上記提案に係る各容器は何れも容器の構造を大巾に変更させるため、従来より一般に用いられている容器の利用は全く不可能であった。
そこで、本考案者はさきに従来の容器の開口部に一部小出し用小容器を付加することにより一般に使用されている容器に対して容易に適用することができ、しかも確実に内容物である錠剤等の小出しを可能ならしめる粒状物容器を提案した。(特願第2009−199481号)
実開平5−44877号公報 登録実用新案第3012204号公報
しかし、上記小出し容器についてその後、使用を続けるうちに必らずしも錠剤等が必要な小出し数に限らず、余分に出ることも度々あり、その都度、余剰の錠剤等を一々元の容器内に戻さなければならない不便さに気付いた。
そこで、本考案は上記不便の解消に着目し、前記窓穴を設けた小出し容易な容器内部の小容器において、余剰錠剤等を簡単に容器内に戻し得る別の窓穴を小容器下部に設けると共に、該窓穴への移動を容易ならしめ、容器内へ投げ入れるだけ錠剤等が容器本体内の錠剤収容部へ流下して容易に戻し得るようにしたことを目的とするものである。
即ち、上記目的に適合する本考案錠剤等粒状物収納容器の特徴は、底付き容器本体の上部開口部に被せ蓋を設けた錠剤等を収納する容器において、容器本体内側上部に上部開口部に比しやゝ小径の上部開口部をもつ短筒状底付き小容器を容器本体内周面との間に所要の空隙を存して収設し、該小容器の周壁面上部に錠剤等1個又は所要少数を通過させる窓穴を設け、収納した錠剤等の小出しを可能ならしめると共に、前記窓穴に対向する側の周壁面下部に前記窓穴に対称的に同じく錠剤等を所要少数通過させる窓穴を設け、かつ前記上部の小出し側窓穴と上記下部の窓穴との間にわたり誘導部材を介設して容器内に返戻される余分の錠剤等を誘導部材上を通じて下部窓穴より容器本体内に戻し得るようにした構成にある。なお、小容器の底面に多数の小孔を穿設し、底面と誘導部材との間隙に乾燥剤を収容することも好ましく、かつ効果的である。
本考案は上記の如く容器本体の内部に小出し用の短筒状小容器を収設したものであり、容器本体内部に収納されている錠剤等を、容器本体を軽く振ることにより容器本体と小容器間の空隙を通じて上部の窓穴より1個又は所要数を小容器内に取り出し小容器上部の開口部よりその分を取り出すことにより、錠剤等が多数同時に排出されるのを阻止して必要な1個又は少数の錠剤等を取り出すことができる。
しかし、上記錠剤等の取り出しにあたり、必らずしも何時も確実に所要数が取り出されるとは限らず、所要数以上の錠剤等が取り出されることもある。このときには錠剤等を容器内に返す必要が起こるが、このときは、取り出された余分の錠剤等を再び小容器上部の開口部を通じて投入することにより、誘導部材を通じ対称的な下部の窓穴に誘導されて下部の窓穴より容器内の錠剤等収納部に簡単かつ容易に返戻される。
以上のようにして本考案によれば容器内に収納された錠剤等の小出しならびに余分小出し分の戻しが容易となり、錠剤等の服用が頗る楽となると共に、余分な錠剤等の返しが容易となる効果が期待される。また、小容器底部に乾燥剤を収納することにより、錠剤等を防湿することができる効果がある。
本考案に係る粒状物容器の全体図である。 上記粒状物容器の縦断面図である。 小容器の斜視外観図である。
以下、更に添付図面に基づいて本考案粒状物収納容器の具体的形態を説明する。図1は本考案に係る容器の全体図、図2は縦断面図、図3は小容器の斜視図であり、本考案粒状物収納容器は図示の容器本体1と、該容器本体1の内側に収設された小容器2とによって構成されている。容器本体1は既知の錠剤等容器に見られる通常の容器であり、内部に錠剤等Aを収納し、上部にやや小径の首部を有して開口部3に被せ蓋4が設けられているが、別段、かかる形状に限るものではなく、上部に開口部を有し、容器本体内部に本考案の趣旨に適合した小容器を収設できるものであれば使用可能である。
一方、上記容器本体1内部に収設される小容器2は容器本体上部の開口部3に比しやや小径の上部開口部3′をもつ底付き短筒状の小容器であり、その上部開口部3′を容器本体1の上部開口部3に重合させて容器本体の上部開口部3を通じて挿脱することによって容器本体1内部に収設し、又は容器本体1内より取り出される。この小容器2は本考案の重要な特徴をなし、筒状容器の周壁面において錠剤等が1個又は所要の少数づつ通過可能な窓穴5が一方の側の上部に設けられていると共に、対向する他方の側の下部にも前記窓穴5と対称的に同じく錠剤等が1個又は所要数宛、通過可能な窓穴6が設けられており、更に上記互いに対向する上下の窓穴5,6間にわたり各窓穴5,6の底辺同志を連結して筒状容器周壁面との間を殆ど塞ぐように誘導部材7が介設されている。
ここで、上記構成において上部の窓穴5は錠剤等Aを1個又は2〜3個の少数などの所要少数を通過させ得る大きさであることが好適であり、余り多くの錠剤等が通過する大きさでは折角の小出しの役割りを果たさなくなり、好ましくない。即ち、この窓穴5は小出し量に合わせて1個のみでもよく、また2個あるいは複数個設けてもよい。窓穴5を設ける位置としては小容器2の周壁面上部寄りが好ましく、特に容器本体1内部に小容器2を収設したとき、容器本体1内壁と小容器2外周壁との間に錠剤等が通過可能な所要の空隙Sを有して、該空隙Sを通り錠剤等Aが窓穴5より小容器2内に導入されるような位置に設けるのが好適であり、これにより容器の上部開口部3より小出しで取り出すことが可能となる。
一方、下部の窓穴6は小出しの必要がなく、容器本体内の錠剤等収納部へ錠剤等を返し得る大きさであればよく、必らずしも1個が通過する大きさである必要はなく、2〜3個など、適宜数が同時に通過し得る大きさであればよい。そして、上記互いに対向する上下の窓穴5,6間に介設される誘導部材7は、小出し時等において余分に取り出された余剰錠剤等を再び容器内に返戻するとき、斜面を転がり下部の窓穴6より容器内部に落下して容器内の錠剤等収納部に返し得る部材であり、錠剤等の落下時、確実に下部窓穴6に誘導され、小容器内壁面との間に粒状物Aが落下し蓄積することのないよう、出来れば楕円形又は円形に近い形状として小容器内壁面との間に可及的隙間がないように上下の窓穴5,6の各底辺間を連結するのが好適である。
なお、上記短筒状小容器2は錠剤等の乾燥を保持するため、誘導部材7の下部空間内部に乾燥剤8を収納し、防湿させるようにすることが好ましく、そのため前記窓穴以外に小容器2の底面に多数の小孔9を穿設して容器本体1内ならびに小容器2内に乾燥剤の効用を発散せしめている。ここで小容器2の形状は容器本体1の形状に合わせ、円筒形に限らず、断面三角形,五角形などの形状でも差し支えない。
このようにして小容器2を容器本体1の内側に収設した粒状物収納容器は使用にあたり、被せ蓋4をとり、両容器の開口部3,3′を重合状態で保持して、適宜、容器本体1を振り、容器本体1内に収納されている錠剤等Aを容器本体1と小容器2の空隙を通過させ、小容器2の上部窓穴5を通じて1粒あるいは数粒宛など、所要の必要量に応じて小容器2内に移し入れ、上部開口部3より取り出し服用する。かくして上部窓穴5を通じ取り出す関係上、余計な錠剤等Aは出ず、必要量を略確実にとりだすことができる。
しかし、上記小出し取り出しにおいて、往々にして必要数以上に取り出されることがある。この場合は再び容器本体1内に余分の錠剤等を返す必要があり、本考案においては、小容器2の下部に前記上部の窓穴5に対向して下部窓穴6が設けられていると共に、両窓穴5,6の間は誘導部材7により連結されているので、余分の錠剤等を小容器開口部より小容器内に投入するだけで錠剤等は誘導部材7上を転がり落ちて下部窓穴6より再び容器本体1内に返され、頗る簡単に錠剤等の容器本体内への返しが図られる。
A:錠剤等粒状物
1:容器本体
2:小容器
3:容器本体の上部開口部
3′:小容器の上部開口部
4:被せ蓋
5:上部の小出し用窓穴
6:下部の返戻用窓穴
7:誘導部材
8:乾燥剤
9:乾燥用小孔

Claims (2)

  1. 底付き容器本体の上部開口部に被せ蓋を設けた錠剤等粒状物収納容器において、容器本体内側上部に上部開口部に比しやゝ小径の開口部をもつ短筒状底付き小容器を容器本体内周面との間に所要の空隙を存して収設し、該小容器の周壁面一側上部に錠剤等粒状物1個又は所要少数を通過させる窓穴を設け、容器本体内に収納した錠剤等粒状物の小出しを可能ならしめると共に、前記窓穴に対向する側の周側面下部に前記窓穴に対称的に同じく錠剤等粒状物を所要少数通過させる窓穴を設け、かつ前記上部の小出し側窓穴と上記下部の窓穴との間にわたり誘導部材を介設して容器内に返戻される余分の粒状物を小容器内より下部窓穴を通じて容器本体内収納部に戻し得るように構成したことを特徴とする小出し可能な錠剤等粒状物収納容器。
  2. 小容器の底面と誘導部材との間隙に乾燥剤を収容すると共に、小容器底面に多数の小孔を穿設した請求項1記載の小出し可能な錠剤等粒状物収納容器。
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