JP3126962U

JP3126962U - 携帯用ピルケース

Info

Publication number: JP3126962U
Application number: JP2006007251U
Authority: JP
Inventors: 俊二齋藤
Original assignee: 俊二齋藤
Priority date: 2006-08-11
Filing date: 2006-08-11
Publication date: 2006-11-16
Anticipated expiration: 2016-08-11

Abstract

【課題】本考案の課題は、緊急時にその場で即時に服用しなければならないとされているピルを、患者自身が常時肌身に離さぬように携帯し、急迫の用に供することのできるピルケースを得ることにある。
【解決手段】外周面を滑り難くするとともにピルが内に収納される有底空所を設けた本体と、前記有底空所の開口部を閉鎖するキャップとから成り、該キャップに常時肌身から離さぬように構成した携行部を取り付けた。
【選択図】図１

Description

緊急時に服薬するピルを収納するケース。

常時肌身から離さずに携行するピルケースはなかった。

本考案の課題は、緊急時にその場で即時に服用しなければならないとされているピルを、患者自身が常時肌身にはなさぬように携帯し、急迫の用に供する事のできるピルケースを得ることにある。

外周面を滑り難くとともにピルが内に収納される有底空所を設けた本体と、前記有底空所の開口部を閉鎖するキャップとから成り、該キャップに常時肌身から離さぬように構成した携行部を取り付けた。

有底空所の開口部に雄ネジを設け、キャップには前記雄ネジに螺合する雌ネジを設けた。

本体を約２．５回回転させるだけで締め付けまたは取り外しができるように、本体の雄ネジとキャップの雌ネジのネジ数を定めた。

本体および／またはキャップを、ステンレス材または透明もしくは半透明の素材で構成した。

有底空所をピルが包装したまま入り、かつ医師が緊急時に一度に服用するよう指示した数量が入るだけの容量にした。

キャップに取り付け部を設け、取り付け部に穴をあけ、その穴にリングを介しまたは介さずに紐またはチェーン等を通して、常時肌身から離さぬように構成された携行部とした。

あまり力を入れずに開閉出来る事と緊急時にピルケースが手から滑り落ちない様に本体の外周面を滑り難くした。

医師の指示などにより、緊急時に服薬しなければならない人が多数いる事により、それらの人達にお洒落にかつ常時肌身離さず付けておく必要があると考えられる。

有底空所の開口部を雄ネジにしたのは、包装したまま収納する為、雌ネジにすると包装部分が引っかかってしまい取り出しづらくなる為、外側にネジを設けた。

２．５回転以下だと勝手に外れてしまい紛失してしまう恐れがある
２．５回転以上だと服用時、急を要する時に時間がかかってしまう。

材質をステンレス材にしたのは、錆ない材質であり、日光がピルに直接当たらないまたは、ある程度重さのある方が持っている安心感、携帯忘れを防ぐ為。
透明または半透明の素材にすると、内容物が確認し易くなる。

薬によっては成分が壊れたり効き目が薄れてしまう為、包装したまま収納した方が良いと思われる。
また、薬によっては緊急時に服用するとき、所定量が不足してもいけないし、多すぎてもいけない場合がある。

例えば、心筋梗塞、狭心症、心臓病を患った人が服用している『ニトロペン錠』に関しては、薬を包装から取り出すと薬効が弱まる為、包装から取り出さず２個収納出来る。
尚、有底空所の開口部より包装部分が少しはみ出るようにすれば、取り出し易くなる。

リングを介した場合、紐、又はチェーンが通しやすい、そして、紐またはチェーン等により、常時首から吊下げておける。

外周面を滑り難くするとともにピルが内に収納される有底空所を設けた本体と、前記有底空所の開口部を閉鎖するキャップとから成り、該キャップに常時肌身から離さぬように構成した携行部を取り付けたことを特徴とする携帯用ピルケース。

図１の８の様に角をつけても良い、図示を省略したが、凸凹、ローレットなどの滑り止め加工、又は滑り止めテープなどを貼り付けても良い。
本体は円筒形や箱型等にすることができる。
携行部としては、首や腰まわりなどに常時つけておけるように構成する。

ピルをニトロペン錠にした場合の寸法の最も好ましい寸法は次のとおりである。
図２の本体１の高さは１７．５ｍｍその開口部は１１ｍｍ深さ１５．５ｍｍ開口部の外側の雄ネジを設ける

図３の本体２の高さは７ｍｍ開口部は１１ｍｍ深さ５．５ｍｍ
本体２にはチェーンまたは紐を通す部位を設け４ｍｍ４．５ｍｍ図４のリングを通す穴２ｍｍを設ける。

図４のリングは１ｍｍ円形、楕円、台形にできる。

図１の全体図は高さ２１ｍｍ外径１４ｍｍとする。

本考案の一実施例を示す側面図。本考案の一実施例における本体の側面図。本考案の一実施例におけるキャップの側面図。本考案の一実施例におけるリングの側面図。

符号の説明

１本体
２本体の開口部の雄ネジ
３キャップの雌ネジ
４取り付け部の穴
５リング
６キャップ
７取り付け部
８滑り難くした角

Claims

外周面を滑り難くするとともにピルが内に収納される有底空所を設けた本体と、前記有底空所の開口部を閉鎖するキャップとからなり、該キャップに常時肌身から離さぬように構成した携行部を取り付けたことを特徴とする携帯用ピルケース。
有底空所の開口部に雄ネジを設け、キャップには前記雄ネジに螺合する雌ネジを設けたことを特徴とする請求項１に記載の携帯用ピルケース。
本体を約２．５回回転させるだけで締め付けまたは取り外しができるように、本体の雄ネジとキャップの雌ネジのネジ数を定めたことを特徴とする請求項２に記載の携帯用ピルケース。
本体および／またはキャップを、ステンレス材または透明もしくは半透明の素材で構成したことを特徴とする請求項１、請求項２または請求項３に記載の携帯用ピルケース。
有底空所をピルが包装したまま入り、かつ医師が緊急時に一度に服薬するよう指示した数量が入るだけの内容量にしたことを特徴とする請求項１、請求項２、請求項３または請求項４に記載の携帯用ピルケース。
キャップに取り付け部を設け、取り付け部に穴をあけ、その穴にリングを介し、または介さずに紐またはチェーン等を通して、常時肌身から離さぬように構成された携行部としたことを特徴とする請求項１、請求項２、請求項３、請求項４又は請求項５に記載の携帯用ピルケース。