JP3105941U - 携帯用薬容器 - Google Patents

Abstract

【課題】勤務時や外出時（旅行などを含む）でも医師の指示などにより、薬を持参して定時に服薬しなければならない人たちに簡便でスマートな携帯用薬容器を提供する。
【解決手段】プラスチックを楕円箱形に形成することにより、昔から長旅のときの薬入れとして使用されてきた印籠を模して、カプセル錠、固形及び粉末剤の内服薬のほかに点眼、消毒用の液状剤、軟膏状の外用薬、傷手当用の絆創膏などと併せて、その他付随する小物（少量の包帯など）を整理して収納し、ポケットやバックに入れて携帯できるようにする。
【選択図】図１

Description

本考案は携帯用の薬剤収納容器に関するものである。

技術背景

病院にて薬をもらうと非常に多種類の薬を長期間分（２〜４週間分）投与されることが少なくない。通常それらの薬を各家庭で管理し、一回分づつ間違いないよう飲み分けている。
一方、勤務時や旅行などの外出時には小分けにして持参しているが、簡便で適宜な持ち運び方法がなく、紛失したりすることが多い。

勤務時や外出時（旅行などを含む）でも医師の指示などにより、薬を持参して定時に服薬しなければならない人が多数いる現在、それらの人たちに簡便でスマートな携帯用薬容器を提供する。

本考案はプラスチックをやや楕円状の箱型に形成することにより、軽量小型で、ポケットやハンドバックその他の小物入れなどに収納して持ち運びのできるスマートな携帯用薬容器となる。

遊び心を加味したデザインとして、昔より長旅のときに薬入れとして使用された印籠を模した容器をプラスチックにて形成する。

上下２段に、自在に開閉する蓋状の扉を設け、各々整理収納できることを特徴とした容器であること。

上下段に整理棚を設けることにより、数種類のカプセル錠、固形及び粉末剤の内服薬を収納し、下段には点眼、消毒用の液状薬、軟膏状の外用薬、傷手当用の絆創膏などと、その他付随する小物（少量の包帯など）を整理して収納携帯できる機能を有していること。

家庭内に適宜な容器があれば、服薬用飲料水も下段に収納して携帯することができる。

上段及び下段の蓋体は下部本体に内蔵されているピンにより接続されており、上部蓋体と下部本体の開閉は、ヒンジバックル方式にて開閉自在であること。（開閉については他の方式でもよい。）下部本体尻部に接続ピンの留め具として、ナベ頭ビスを埋め込み保護する。

下段蓋体の中心に印籠と同様に、代表的で広く知られている知名度の秀でた家紋を、印刷又は貼付することにより大変に味わいのある容器となる。

従来の印籠に付き物である装飾用の飾り紐をはずしたことにより、一層モダンでスマート感が高まる。

材質についてはプラスチックに限定されるものではなく、任意のものでよいが、色については、黒色、濃紺色、又は濃い朱色が望ましい。

裏面又は側面にマーク、社名、あるいは商品名などを焼印、シール又は塗布などにより施してもよい。

本考案による携帯薬容器の実施の形態の概要を示す説明図 図１の蓋を閉じ、携帯時に於ける平面図 図２の正面斜視図 図３の接続ピン留め具部分の拡大図

符号の説明

１． 容器本体
２． 整理棚 ２Ａ 上段 ２Ｂ 下段
３． 蓋体 ３Ａ 上段 ３Ｂ 下段
４． ヒンジバックル ４Ａ 上段 ４Ｂ 下段
５． バックル留め具 ５Ａ 上段 ５Ｂ 下段
６． 家紋
７． 蓋体接続ピン
８． ビス留めホール
９． ナベ頭ビス

Claims (1)

1. プラスチックを楕円箱型に形成してなるを特徴とする軽量小型の携帯用薬容器。

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