JP3117066U - 乳児用緊急持出しパック - Google Patents

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大三 石田
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Abstract

【課題】日常生活では、乳児の身の回りにある玩具として使用でき、緊急持出し時にそのものを持出すことができるバックを提供する。
【解決手段】動物などのキャラクターに形成されたぬいぐるみ1の少なくとも胴体2部分を、哺乳瓶12、水12、粉ミルク13、替えおむつ14などから構成される乳児用緊急持出し用品9の収納空間とし、その背面部をファスナー7により開閉可能に閉じたものである。
【選択図】図2

Description

本考案は乳児用緊急持出しパックに関し、特に通常状態では乳児の身の回りにある玩具として使用でき、緊急持出し時にそのものを持出すことで、緊急時に対処できるようにしたものに関する。
緊急非難袋と称されるリュックザック形の緊急持出しパックが知られている。このものは主に自治体などから配布されるもので、水、乾パンなどの食料品、医薬品、その他緊急時に必要な防災用具を詰めた銀色のリュックであり、防災頭巾としても活用できる。
しかしながらこの緊急持出しパックにあっては、児童から大人までが活用できる程度のもので、新生児などの乳幼児用には考慮されていなかった。
すなわち、乳児にとっての必要品は替えおむつや、ミルク及び、水、哺乳瓶などを含むが、一般的な防災用具としては考慮されておらず、乳児を携えて避難場所に入居したとしても、これら乳児に必要な災害対策用品はほとんどそろっておらず、避難場所での調達に苦慮しているのが現状である。
また、日常生活においてはあえてこれら緊急持出しパックを目立つ場所に保管することはなく、物入れや押入などのどこかにしまいがちで、どこに保管したかも忘れている場合もあるのが実状であり、突発的な緊急時においては保管場所を探す余裕も無いことから、十分に活用出来ているとは言い難い。
そこで、本考案は以上の課題を解決するものであり、その目的とするところは日常生活では、乳児の身の回りにある玩具として使用でき、緊急持出し時にそのものを持出すことで、緊急時に対処できるようにした乳児用緊急持出しパックを提供するものである。
前記目的を達成するため本考案は、動物、人形などのキャラクターに形成されたぬいぐるみの少なくとも胴体部分を、哺乳瓶、水、粉ミルク、替えおむつなどから構成される乳児用緊急持出し用品の収納空間とし、その背面部をファスナーにより開閉可能に閉じたことを特徴としている。
上記乳児用緊急持出し用品は、予め、ぬいぐるみ内にセットとして収納され、商品化されていることが一般的であるが、使用者(お母さん)が適宜選択して出し入れし、入れ換えて使用することができる。
また、前記ぬいぐるみの背面に吊下げ用の把手を設けたことを特徴としている。また、パック表面の少なくとも一部、あるいはリボンなど附属品を蛍光性若しくは発光性素材で形成させることにより、夜間持ち出し時に、容易に持ち出すことができる。
さらに、前記ファスナーにおけるスライダーの閉止位置に、該スライダーの開閉動作を規制する規制手段を設けたことを特徴としている。
前記規制手段は、下端が開口された略箱形のスライダーカバーであり、外壁には蓋体が形成されていることを特徴とする。
以上により本考案にあっては、日常においては乳児用ぬいぐるみ玩具として乳児の傍らに常時置いておき、地震、台風などの緊急時においては、乳児とともにこのぬいぐるみを持出して待避することにより、待避場所でファスナーを開けば、直ちに乳児用品として使用できる。
内部に多数の乳児用緊急持出し品を収納させてパック販売することにより、ぬいぐるみ玩具としての商品価値が向上し、内部品の広告宣伝にも有効である。
また、緊急時には、把手を持って、赤ちゃんと一緒に抱えて持ち出すことができる。また、日常時に把手を介してベビーサークルベッドの柱に吊しておき、避難時には把手を把手として持歩くことが出来る。
さらに、ファスナーにおけるスライダーの閉止位置に、該スライダーの開閉動作を規制する規制手段を設けることにより、日常時において、乳児が容易にファスナーを開くことが出来ないため、中身の散乱や、中身を乳児が口にすることによる思いがけない事故を未然に防止できる。
以下本考案の最良の形態につき、添付図面を参照して説明する。図1は本考案に係る乳児用緊急持出しパックをテディベアなどの熊のぬいぐるみ(以下ぬいぐるみと称する)に適用した場合を示す正面図及び背面図及びぬいぐるみ内に格納される各種乳児用品を示し、図2は同ぬいぐるみ内に乳児用品を詰込んだ状態を示すものである。
図において、ぬいぐるみ1は、表面にアクリルボアなど毛足のある布地を型紙などに合わせて適宜裁断し、個別に縫合された胴体2、頭部3、左右の手4,及び脚部5などのパーツを縫合して一体化するとともに、目、鼻などのパーツを組付けることで熊の形に形成し、さらに胴体2を除く各パーツの内部にウレタン、綿などの弾性材6を詰込んで形状保持を行っている。これに対し、胴体2の内部には図2に示すごとくある程度の厚みの弾性材6aを内張し、胴体2の表面の柔軟な感触を確保すると同時に内部を収納空間としている。ぬいぐるみ1の表面の全部又は一部若しくはリボンなど附属品の一部は、蛍光素材を使用して、夜間などの持ち出しを容易にすることが望ましい。
ぬいぐるみ1の完成状態においては、図1の正面視では、通常の玩具の熊のぬいぐるみと全く同じ形態となる。
これに対し、図1の背面視では、胴体2の背面中央部にはファスナー7が縦方向に設けられ、ファスナー7のスライダー7aを昇降させることによって胴体2の内部を開閉可能とし、さらには胴体と首の付け根との間には吊下げ用の把手8が縫合により固定されている点が通常の玩具とは異なるが、それ以外の外観は全く通常のぬいぐるみ玩具と同じである。
前記胴体2の内部収納空間には乳児に必須な各種非常持出し用品9が格納される。この用品9の内容としては図1に示すように、哺乳用紙コップ10と、これに着脱可能に取付けられる取替えパック式哺乳瓶11、紙おむつ12、ドライミルク13及びこれを溶かすためのボイルドウオーターを収装したペットボトル14、お尻拭き用のウエットティッシュ15及び、図示しない食品加熱用のヒートパックなどである。
これら持出し用品9のうち、図1においては、紙おむつ12、ドライミルク13は袋または箱にパック詰にされているが、使用にあたっては個々に取出し、胴体2内に出来る限り詰込まれる。特にドライミルク13は、図2の一部に拡大して示すように、一食分の大きさにパック詰されており、このパックの端部を切りとり、これを紙コップ10に入れ、ペットボトル14から水を注いで溶かし、次いでほ乳瓶11をコップ10に取付ければ、授乳が出来るようになっている。また必要あれば、ヒートパックをコップ10の廻りに装着し、ある程度暖めてから授乳させることもできる。
そして、同図2に示すように、比較的堅いペットボトル14、ほ乳瓶11及びこれの下部に積層された紙コップ10を中芯としその周囲に柔らかく変形性に富むドライミルク13のパック、紙おむつ12、ウエットティッシュ15などを詰込むことにより、胴体2の体型を保ち、かつぬいぐるみに固有の柔らかい感触を保つことが出来る。
これら持出し用品9は、ぬいぐるみ1の内部に予め詰められて販売されることが原則である。しかしながら、使用者(お母さん)が適宜入れ換えたり、持出し用品9の組を複数商店などで用意して、適宜の組を入れて販売することができる。
この状態で前記把手8を乳児用のベビーベッドやベビーサークルの柱に引っ掛けてぬいぐるみ1を吊しておいたり、乳児の傍らに置いておけば、常時乳児の近くに接し、かつ人目に付く位置に違和感を生ずることなく乳児用玩具として用いることが出来る。
また、地震、台風などの緊急災害時には、直ちに乳児とともに、把手8を介してぬいぐるみ1をもって避難場所に避難出来る。避難後は、前述のごとく中身を出して授乳やおむつ替えに直ちに使用可能となる。
以上の持出し用品9の収納量は、ぬいぐるみ1の容量・大きさにより、大きいものはそれだけ多くの用品を収納できる。但し、日本などでは救援対策が整うまでを1日程度を目安とすることが出来、避難を一日と仮定すれば、一日程度のミルク、水、替えおむつを収納でき、かつ乳児を抱えての行動に支障を与えないようにぬいぐるみ1の容量・大きさを設定すればよい。
ところで、前記ファスナー7のスライダー7aを閉じた状態で乳児がこれをいじって引下げた場合には、中身が飛出てしまい、周囲が乱雑になる。また、乳児が中身を口にした場合、例えばヒートパックのような危険性のあるものも混在していることもあるため、スライダー7aを閉止位置に規制する手段が必要である。
このために、スライダー7aの閉止位置には、図2、及び特に図3(a),(b)に示すように、規制手段としてのスライダーカバー16がリベット17を介して閉止位置に固定されている。
このカバー16は合成樹脂製であって前記ファスナー7の両側をまたいでリベット17により固定されるもので、下端開口し、かつ背面に形成された開口をこれと一体にヒンジ結合された蓋体18で開閉可能に覆うものであり、蓋体18の開閉端にはつまみ18aが突設され、またその両側にはカバー16の開口両側に形成された係止凹部16aに弾発的に固定される係止突起18bを突設したものである。
そして、図3(a)に示すように、スライダー7aを閉止位置に移動する、またはこの閉止位置から移動する際には指などにより蓋体18を開くことによって、支障がなくスライダー7aの移動操作を行うことが出来る。
スライダー7aの閉止位置では、図3(b)に示すごとく蓋体18を押せば、蓋体18はカバー16の開口部を覆うとともに、クリック音を発しつつ係止突起18bが係止凹部16aに係合して抜止めされ、スライダー7aを完全にカバー16内に覆い隠す。
したがって、蓋体18を閉じた状態では、スライダー7aをいじることは出来ず、また係止突起18bと係止凹部16aにより強固に閉止位置に保持されるため、蓋体18を開くには幼児の力では出来ず、大人の手が加わる以外はスライダー7aは閉止位置に保持され、安全性を保つことが出来るのである。
以上の実施形態においては、ぬいぐるみを熊のキャラクターとした。これはそのキャラクターの特性上、胴内容積が頭や手足などに比べて大きいことにもよるが、特に熊に限定されるものでなく、他のウサギや狸などの他の動物のキャラクターや人形なども適用可能であることは勿論である。
また、本実施形態では胴2の内部のみをファスナーで7で開閉可能な収納空間とし、他の部位に弾性材を充填したが、ぬいぐるみに固有の感触や保形性を損わない範囲で、頭部3や手足4,5もファスナーで開閉可能な収納空間としても良い。
本考案に係る乳児用緊急持出しパックを熊のぬいぐるに適用した場合を示す正面図及び背面図及びぬいぐるみ内に格納される各種乳児用品を示す説明図である。 図1における持出し用品を格納した状態を示す断面図である。 (a),(b)は図2のA部におけるスライダーカバーの開閉状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 ぬいぐるみ(乳児用緊急持出しパック)
2 胴
3 頭部
4,5 手・足
7 ファスナー
7a スライダー
8 把手
9 持出し用品(10 紙コップ、11 哺乳瓶、12 ペットボトル、13 粉ミルク、14 紙おむつ、15 ウエットティッシュ)
16、18 スライダーの解放規制手段(16 スライダーカバー、18 蓋体)

Claims (8)

  1. 動物、人形などのキャラクターに形成されたぬいぐるみの少なくとも胴体部分を、乳児用緊急持出し用品の収納空間とし、その背面部をファスナーにより開閉可能に閉じたことを特徴とする乳児用緊急持出しパック。
  2. 動物、人形などのキャラクターに形成されたぬいぐるみの少なくとも胴体部分を、乳児用緊急持出し用品の収納空間とし、該収納空間内に哺乳瓶など複数種類の乳児用緊急持出し用品を収納させ、その少なくとも背面部を開閉可能に閉じたことを特徴とする乳児用緊急持出しパック。
  3. 前記乳児用緊急持出し用品は、哺乳瓶、水、粉ミルク、替えおむつなどから構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の乳児用緊急持出しパック。
  4. 前記収納空間は、前記胴体部分、頭部、及び手足部にも形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の乳児用緊急持出しパック。
  5. 前記ぬいぐるみの背面に吊下げ用の把手を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の乳児用緊急持出しパック。
  6. 前記ファスナーにおけるスライダーの閉止位置に、該スライダーの開閉動作を規制する規制手段を設けたことを特徴とする請求項1項記載の乳児用緊急持出しパック。
  7. 前記規制手段は、下端が開口された略箱形のスライダーカバーにより形成され、その外壁には蓋体が開閉自在に形成されたことを特徴とする請求項6記載の乳児用緊急持出しパック。
  8. 前記乳児用緊急持出しパックの表面の少なくとも一部、又は、その附属品の少なくとも一部が、蛍光性若しくは発光性素材により形成されていることを特徴とする請求項1乃至7の少なくとも1項記載の乳児用緊急持出しパック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200475407Y1 (ko) * 2013-11-07 2014-12-04 (주)메세 인형놀이세트가 구비된 캐릭터 가방

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