JP3160784U - 手提金庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレーを完全に取り外さない状態でも下箱に出し入れができ、取り外したトレーが単体でも使い易く、しかも収納した硬貨の金額もわかり易い手提金庫を提供する。【解決手段】本体1と、本体内1に取付けられて主に硬貨や紙幣を収納するトレー10と、トレー10の下側に収納された下箱20と、本体1を開閉する蓋部2と、本体1に対して蓋部2を閉口状態で係止するロック手段30と、手提手段を有する。トレーは収納した硬貨の種類ごとの合計金額または合計枚数を表示する硬貨収納部12を備え、裏面に折り畳み式の自立用の補助脚を備える。【選択図】図2

Description

本考案は、内部に硬貨収納用のトレーを備えた手提金庫に関する。
従来、日常の小額の金銭管理に用いられ、持ち運びに便利なように小型軽量に作られた金庫として、特許文献1に示すような手提金庫があった。この手提金庫は、本体と、該本体内に取付けられて主に硬貨や紙幣を収納するトレーと、前記本体を開閉する蓋部と、前記本体に対して前記蓋部を閉口状態で係止するロック手段と、手提手段を有する手提金庫であって、さらに、前記トレーは収納した硬貨の種類ごとの合計金額または合計枚数を表示する目盛りを備えることを特徴としたものである。
特開2004−52320号公報
しかしながら、この特許文献1に示す手提金庫は、トレーが取り外し可能であり、下側に高額紙幣や貴重品を入れられる構造になっているが、トレーを完全に取り外さないと下側に出し入れができないという不都合があった。
また、このトレーは取り外し自由でも、外した後のトレー単体での使用は考えておらず、トレー単体で使用する場合は水平状態となるので、硬貨の収納には不便があった。さらに、収納した硬貨の金額は、細かい目盛を見なければわからず、一目で概算を知りたい場合などには不便であった。
本考案は前述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、トレーを完全に取り外さない状態でも下箱に出し入れができ、取り外したトレーが単体でも使い易く、しかも収納した硬貨の金額もわかり易い手提金庫を提供するものである。
上記課題を解決するため、本考案の請求項1に記載の手提金庫にあっては、本体と、該本体内に取付けられて主に硬貨や紙幣を収納するトレーと、前記トレーの下側に収納された下箱と、前記本体を開閉する蓋部と、前記本体に対して前記蓋部を閉口状態で係止するロック手段と、手提手段を有する手提金庫であって、前記トレーは収納した硬貨の種類ごとの合計金額または合計枚数を表示する硬貨収納部を備え、裏面に折り畳み式の自立用の補助脚を備えることを特徴とするものである。
また、本考案の請求項2に記載の手提金庫にあっては、前記トレーは、後端側が前記蓋部に軸支され前端側が前記下箱に載置され、前記蓋の開閉時に前記前端側が下箱の上をスライドすることを特徴としている。
また、本考案の請求項3に記載の手提金庫にあっては、前記硬貨収納部は、収納した硬貨の種類毎に合計金額を表示する2列の目盛が形成され、収容された硬貨を所定枚数毎に区切るため略硬貨一枚分の厚さで区切用溝が形成されていることを特徴としている。
さらに、本考案の請求項4に記載の手提金庫にあっては、前記下箱に紙幣収納部が設けられ、前記紙幣収納部には紙幣を押さえるための押さえ金具が取付けられていることを特徴とするものである。
本考案によれば、トレー裏面に折り畳み式の自立用の補助脚を備えたことにより、取り外したトレーは補助脚を立てて単体でも使用でき、利便性が高まるものである。また、トレーの一端が蓋部に軸支され、他端が下箱に載置されて、蓋の開閉時に前記下箱の上をスライドすることにより、トレーを完全に取り外さない状態でも下箱に紙紙幣などを出し入れができ、使い勝手が向上するものである。
また、前記硬貨収納部は、収納した硬貨の種類毎に合計金額を表示する2列の目盛が形成され、収容された硬貨を所定枚数毎に区切るため略硬貨一枚分の厚さで区切用溝が形成されたことにより、収納した硬貨の合計金額が容易にわかり、利便性が高まるものである。
本考案に係る手提金庫を示す斜視図である。 図1の手提金庫において蓋を開けた状態を示す斜視図である。 図2の側面図である。 図1の手提金庫において蓋を開けてトレーを取り外した状態を示す斜視図である。 図1の手提金庫においてトレーを取り外して単品で使用した状態を示す斜視図である。 図5のトレーの硬貨収納部を示す要部拡大図である。
以下、本考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本考案に係る手提金庫は、図1乃至図4に示すように、本体1と、この本体1内に取付けられて主に硬貨を収納するトレー10と、このトレー10の下側に収納された下箱20と、この本体1を開閉する蓋部2と、この本体1に対して蓋部2を閉口状態で係止するロック手段30と、手提手段3を有する手提金庫である。
本体1は、図2または図4に示すように、上方が縁部に沿って開放されて矩形状の有底箱体であり、トレー10と下箱20を収納するようになっている。また、この本体1には後部において、蓋部2がヒンジ5などにより枢着されて、開閉自在となっている。そして、この本体1の前面にはロック手段30が備えられており、盗難防止を図っている。さらに、この本体1は比較的軽量な金属材から構成して運搬のための利便性を高めたり、耐火性の高い部材を使用して耐火性能を高めることができる。
また、本考案の手提金庫は、図1に示すように、運搬における利便性を高めるために蓋部2の上面に手提手段3を備えている。この手提手段3は、蓋部2の上面を一部内側に陥没させて凹部を形成し、この凹部に取っ手4を倒した状態で収容し保管する。この保管時においては、取っ手4が、蓋部2の上面から突出しないが、運搬時には取っ手4を回転して起立させ、手で把持するものである。従って、保管時においては、取っ手4を蓋部2の上面から突出しないように収納することで、手提金庫を他の部材と干渉させることなく積み重ねられるものである。
また、本考案の手提金庫は、ロック手段30を備えて盗難防止を図っているが、このロック手段30は、蓋部2に備えられた係片32、32と、本体1の前面側の上面縁に設けられ係片32、32と係合する係合穴31、31が備えられている。そして、このロック手段30は、図1に示すように、蓋部2を閉めると自動的にロック状態となり、このロック状態を解除するためにスライド動作を行う解除片33が設けられている。さらに、上記ロック状態を保持または解除するために鍵部34が設けられており、図示しない別体のキーで施錠または解錠を行うようになっている。
また、本考案の手提金庫は、蓋部2を開口させた場合には、蓋部2を所定の角度で起立させることができる開閉手段40を備えている。この開閉手段40は、図2乃至図4に示すように、弧状の開閉金具41を備え、開閉金具41の上端部を蓋部2に固定すると共に、開閉金具41の下端部41bを本体1の長穴42内に収容し、上下方向に摺動可能に取付けてある。この開閉金具41の下端部41bは長穴42の入口寸法より大きく形成されており、蓋部2が所定角度まで開いた時のストッパーとなっている。この開閉手段40は、開閉金具41の全長によって、本体1に対する蓋部2の開閉角度を限定するものである。このように、蓋部2の開閉角度を予め定めることにより、本体1に対して蓋部2を所定の角度で起立させることができるものである。
そして、蓋部2を所定の角度で起立させた時は、図2または図3に示すように、トレー10が蓋部2の開閉動作に追随して下箱20の上をスライドし、本体1と蓋部2の間を架橋する状態になる。そのため、図3または図4に示すように、蓋部2には、前記開閉金具41の上端部41aを取付ける取付金具43が取付けられており、この略L字状の取付金具43の先端部に支持ピン44が内向きに取付けられている。この支持ピン44にトレー10に形成された係合凹部14が係合するものである。従って、トレー10の係合凹部14は支持ピン44と共に動くので、蓋部2の開閉動作に追随してトレー10の前端部17が下箱20の上をスライドするものである。
このように構成された手提金庫は、蓋部2を所定の角度で起立させると、トレー10の前端部17が下箱20の約1/3の位置で止まるので、下箱20に収納している紙幣などを取り出すことが可能となるものである。即ち、上側のトレー10を取り外すことなく下箱20を使用することが可能となり、使用上の利便性が高まるものである。
また、トレー10を取り外した場合は、図4に示すように、下箱20全体が露出する。下箱20は、本体1に落とし込まれた状態で収納され、簡単に取り出せるものである。この下箱20は、中央部に貴重品収納部21を備え、両側に紙幣収納部22、22を備えたものである。そして、紙幣の収納部22、22には、紙幣を上から押さえる金属製の押さえ金具23,23が取付けられている。
さらに、トレー10を本体1より取り外して使用する場合は、図5に示す通り、自立用の折畳み式の補助脚11を立てて使用するものである。この補助脚11は、トレー10が本体1に収納されている場合は、トレー10の背面に折畳まれているので、余分なスペースを取らず、使用時においては、トレー10を斜めの状態で使用できるので、硬貨を収納し易く、収納した硬貨も見易くなるので、利便性が高まるものである。
そして、このトレー10は、複数の硬貨収納部12と用品収納部18,19を備えている。硬貨収納部12は、1円、10円、50円、100円および500円の硬貨を分けて収納するため、それぞれ収納部12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g,12h,12iに区分けされており、それぞれの硬貨の径に合わせた寸法で形成されている。これらの硬貨収納部12には、手前側にガイド壁13が設けられており、このガイド壁13には、図6に示すように、それぞれ凹部13a,13a,13a・・・が設けられ、指先による硬貨の出し入れを容易にしている。
そして、これらの収納部12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g,12h,12iには、それぞれの硬貨の厚さに合わせた目盛が互い違いで2列に記されている。この目盛が2列になっているのは、1列にすると目盛の数字が小さく、読みにくくなるのを避けるためであり、硬貨で金額の数字が隠れて読めなくなるのを避けるためである。
また、トレー10は、図5または図6に示すように、硬貨収納部12に収納した硬貨の枚数を容易に把握できるように、10枚毎に区切用溝15,15,15・・・を形成してある。この区切用溝15は、硬貨収納部12に収納された当該硬貨の略一枚分の厚さで形成されており、収納される硬貨の丁度10枚目が区切用溝15に収納されるものである。このように構成されたトレー10は、この硬貨収容部12により、収納された硬貨が10枚目毎に区切用溝15に落ち込むので、容易に10枚目であることがわかり、金額の把握には非常に便利になる。
上述した実施態様は、本考案の一例を説明したに過ぎず、その他の構成も本考案の請求の範囲内で任意に変更することができることは勿論である。例えば、実施例では区切用溝を10枚毎に形成したが、10枚に限定されるものではなく、5枚毎に形成しても良いのは、勿論である。
1は本体
2は蓋部
3は手提手段
4は取っ手
5はヒンジ
10はトレー
11は脚部
12は硬貨収納部
13はガイド壁
14は係合凹部
15は区切り用溝
20は下箱
21は硬貨収納部
22は紙幣収納部
23は押さえ金具
30はロック手段
31は係合穴
32は係合片
40は開閉手段
41は開閉金具
42は長穴
43取付金具
44は支持ピン

Claims (4)

  1. 本体と、該本体内に取付けられて主に硬貨や紙幣を収納するトレーと、前記トレーの下側に収納された下箱と、前記本体を開閉する蓋部と、前記本体に対して前記蓋部を閉口状態で係止するロック手段と、手提手段を有する手提金庫であって、
    前記トレーは収納した硬貨の種類ごとの合計金額または合計枚数を表示する硬貨収納部を備え、裏面に折り畳み式の自立用の補助脚を備えることを特徴とした手提金庫。
  2. 前記トレーは、後端側が前記蓋部に軸支され前端側が前記下箱に載置され、前記蓋の開閉時に前記前端側が下箱の上をスライドすることを特徴とした請求項1に記載の手提金庫。
  3. 前記硬貨収納部は、収納した硬貨の種類毎に合計金額を表示する2列の目盛が互い違いに形成され、収容された硬貨を所定枚数毎に区切るため略硬貨一枚分の厚さで区切用溝が形成されていることを特徴とした請求項1に記載の手提金庫。
  4. 前記下箱は、紙幣収納部が設けられ、前記紙幣収納部には紙幣を押さえるため押さえ金具が取付けられていることを特徴とした請求項1に記載の手提金庫。


















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