JP5311629B2 - 金庫 - Google Patents
金庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5311629B2 JP5311629B2 JP2008229138A JP2008229138A JP5311629B2 JP 5311629 B2 JP5311629 B2 JP 5311629B2 JP 2008229138 A JP2008229138 A JP 2008229138A JP 2008229138 A JP2008229138 A JP 2008229138A JP 5311629 B2 JP5311629 B2 JP 5311629B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- safe
- dial operation
- cover member
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
例えば、硬貨や紙幣等を収納保管した状態で持ち運びに供される手提げ式の金庫においては、防盗性を高めると共に施錠方法の選択を可能とするために、特許文献1に示すように、ダイヤル錠と共にシリンダ錠を設けたものがある。かかる金庫においては、ダイヤルが不用意に操作されるのを防止するために、金庫の正面を窪ませて、その凹部にダイヤル操作部を設けている。
この場合において、開錠状態のダイヤルに手が触れ、施錠されてしまうことがあり、ダイヤル番号を失念した時には金庫を開けることができないことがあった。
また、内容物を出し入れしている際に、ダイヤルに手が触れて回ってしまい、ダイヤルを再操作しなければ蓋を閉じることができない場合もあった。
このため、開錠された状態のダイヤルに手が触れるのを回避できるので、ダイヤル錠が意に反して施錠されてしまうのを防止することができる。これによって、ダイヤル番号の失念等により開閉不能となることを効果的に防止できる。
これによって、金庫の壁面から構造物が突出しないようにすることができるので、コンパクトで収納に便利な金庫を構成することができる。
また、ダイヤル操作部をカバー部材で覆った際に、ダイヤルの目盛りが僅かに表れるので、ダイヤル操作部の位置が把握され易くなる。
この金庫1は、金品が収容される容器2と、容器2を遮蔽する蓋3と、この蓋3に設けられた把持部5とからなるもので、容器2の正面に取り付けられた正面部材10に、各種の施錠手段20、30を設けたものである。
このトレイ40は、収納スペース6を遮蔽すると共に、硬貨や紙幣等を種類ごとに分離して収容するためのものであり、硬貨や紙幣のサイズに応じて複数の収容部41,42が画成されている。
この札押さえ部材43は、径の細い針金を折曲させて形成されたもので、紙幣収納部41内に収納された紙幣を上方から押圧すべく、捩りコイルバネによって付勢されている。この付勢力に抗して札押さえ部材43を上方に持ち上げ、紙幣収納部41内に紙幣を差し入れる。
硬貨を収容するための硬貨収容部42には、図3に示すように、別体の硬貨用トレイ50が取り付けられている。
この硬貨用トレイ50は、硬貨収容部42から取り出して、手前が下になるように傾斜させた状態で使用することができるように、正面から底部にかけての外壁面を傾斜状又は湾曲状に構成したものであり、内部には、硬貨を種類別に収納できるように、1円、5円、10円、50円、100円及び500円等、硬貨のサイズに応じた形状の収納部51a〜51fが設けられている。
また、これらの収容部51a〜51dには、そこに収容されている硬貨の合計金額を容易に把握できるようにするために、例えば図4に示すような表示部が設けられている。
中央の2列目には、下端部から硬貨2枚分の間隔をあけて基準線p’を設けた後、同様に硬貨2枚に相当する間隔の目盛り線bと硬貨3枚に相当する間隔の目盛り線cとを交互に配設し、夫々の目盛りにその位置に対応する金額(2、4、7,9,12,14・・・n+1,n+1+2,n+1+2+3)を表示し、そして、3列目には、下端部p”から硬貨5枚分に相当する間隔c毎に、その位置に対応する金額(5,10,15・・・n)を表示している(nは5の倍数)。
これらの硬貨収容部51a〜51dの端部には、図3に示すように、凹状部53が設けられており、指先による収納部51a〜51d内へのアクセスを容易にしている。
この硬貨用トレイ蓋60は、金庫1の蓋2を閉じた際に、図示しない捩りコイルバネを介して容器2の背面側の縁部に設けられた蓋押圧部61によって押圧されるようになっている。
この蓋3には、上面を一部内側に陥没させて凹部4が設けられており、この凹部4に設けられた取付部を介して把持部5が回動可能に取り付けられている。
不使用時には、把持部5を下側に回転させて蓋3の凹部4内に収容し、蓋2の上面から突出しないようにすることができる。このように構成することで、不使用時にはコンパクトになり、戸棚や引き出しへの収納が容易になり、積み重ねも可能となる。
詳しくは、蓋3の正面側の縁部には、シリンダ錠のための係止片21と,ダイヤル錠のための係止片31が設けられ、容器2には、それらに対応する位置に係止溝22、32が設けられている。
蓋3を閉じた際に、係止溝22,32に係止片21,31が差し込まれて係合し、その係合状態を、夫々の施錠手段20、30が、以下の機構によってロックする。
ダイヤル錠30は、所定の目盛りに合わせてダイヤル操作部33を回転させることによって、係止片31と係止溝32とのロック状態を切り替える。
双方の施錠手段20、30におけるロックを解除した後、正面中央に設けられた操作レバー35を操作することで、係止溝22,32内に設けられた図示しない係合手段が、係止片21,31から離脱し、係止片21,31と係止溝22,32との係止状態が解除され、蓋2が開放される。
この正面部材10は、所定部位に凹部を有する四角形の板部材であり、その凹部に、ダイヤル操作部33等が設けられる。
このカバー部材13は、透明な合成樹脂製の板部材からなり、不使用時にはダイヤル操作部33を覆い、ダイヤル操作時にのみスライドさせて、ダイヤル操作部33を露呈させることができるような形状に形成れている(図2参照)。
このため、開錠された状態のダイヤルに手が触れるのを回避できるので、ダイヤル錠が意に反して施錠されてしまうのを回避でき、ダイヤル番号の失念等により開閉不能となることを防止できる。
このように、金庫1の壁面から窪んだ部位にダイヤル操作部33を設けると共に、正面部材10の側縁部をもって、カバー部材13をスライド可能に取り付けるレール部としたので、正面部材10の上面にカバー部材13を摺接させることができる。これによって、金庫1の壁面から構造物が突出するのを抑制することができ、コンパクトにすることができる。
また、本実施形態では、カバー部材13を透明部材で構成することによって、ダイヤル操作部の位置や施錠状態を把握し易いようにしたが、図5に示すカバー部材13’のように、不透明部材を使用することによってデザイン性を高めてもよい。
また、本実施形態の金庫1は、容器2の蓋部5に把持部を設けた手提げ金庫であるが、把持部を設けない設置型の金庫でもよいし、ダイヤル錠を金庫の扉に設けても良いし、上面に設けても良い。
2・・・容器
3・・・蓋
4・・・凹部
5・・・把持部
6・・・収納スペース
10・・・正面部材
11・・・上端縁部(レール部材)
12・・・下端縁部(レール部材)
13・・・カバー部材
20・・・シリンダ錠
21・・・係止部
22・・・係止溝
30・・・ダイヤル錠
31・・・係止部
32・・・係止溝
33・・・ダイヤル操作部
35・・・操作レバー
40・・・トレイ
41・・・紙幣収容部
42・・・硬貨収容部
43・・・札押さえ部材
44・・・溝部
50・・・硬貨用トレイ
51・・・収納部
52・・・仕切板
53・・・凹状部
60・・・硬貨用トレイ蓋
61・・・蓋押圧部
Claims (2)
- 金品が収容される容器(2)と、該容器(2)を遮蔽する蓋部(3)と、該蓋部(3)に設けられた把持部(4)と、からなり、シリンダ錠(20)と共にダイヤル錠(30)を有する手提げ用の金庫(1)であって、
壁面に対して水平に回転させて開閉するダイヤル操作部(33)と、シリンダ錠(20)を差し込む鍵穴(21)と、が設けられた正面部に、上端縁部(11)と下端縁部(12)をレール状に形成した化粧板(10)を取り付け、
該化粧板(10)の前記上端縁部(11)と下端縁部(12)とをレールとして、くの字状に形成された平面状のカバー部材(13)を左右方向にスライド可能に取り付け、
くの字状に突出された側の一側縁部を操作することで、他側縁部を介して前記ダイヤル操作部(33)の目盛りが一部露呈された状態で、該ダイヤル操作部(33)が覆われるように構成したことを特徴とする金庫。 - 前記カバー部材(13)は、不透明部材によって構成されたことを特徴とする請求項1に記載の金庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008229138A JP5311629B2 (ja) | 2008-09-05 | 2008-09-05 | 金庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008229138A JP5311629B2 (ja) | 2008-09-05 | 2008-09-05 | 金庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010059745A JP2010059745A (ja) | 2010-03-18 |
JP5311629B2 true JP5311629B2 (ja) | 2013-10-09 |
Family
ID=42186831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008229138A Expired - Fee Related JP5311629B2 (ja) | 2008-09-05 | 2008-09-05 | 金庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5311629B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2011114771A1 (ja) | 2010-03-16 | 2013-06-27 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | コネクタ接続システム |
KR101707912B1 (ko) * | 2016-01-04 | 2017-02-17 | 조기옥 | 비밀번호 변경이 용이한 금고 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59177138U (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-27 | 朝日電装株式会社 | ダブルロツク式メインスイツチ |
JPS6070156U (ja) * | 1983-10-22 | 1985-05-17 | 株式会社熊平製作所 | 解錠装置 |
JPS60148465U (ja) * | 1984-03-14 | 1985-10-02 | 伊藤 公平 | ダイヤル式ロツク |
JPH0714611Y2 (ja) * | 1987-10-13 | 1995-04-10 | エルム工業株式会社 | 金 庫 |
JP4250967B2 (ja) * | 2003-01-24 | 2009-04-08 | カール事務器株式会社 | 手提げ金庫 |
-
2008
- 2008-09-05 JP JP2008229138A patent/JP5311629B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010059745A (ja) | 2010-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH02500227A (ja) | 貴重品保管容器用装置及び方法 | |
JP5311629B2 (ja) | 金庫 | |
JP5831010B2 (ja) | ロック装置及び現金自動取引装置 | |
JP2017199132A (ja) | 収納物管理装置および収納物管理装置用収納ポケット | |
JP5415605B1 (ja) | 販売装置 | |
JP5294254B2 (ja) | 硬貨収容容器 | |
JP6003398B2 (ja) | 現金管理装置 | |
JP4238748B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP4573765B2 (ja) | 硬貨用トレイおよび手提げ金庫 | |
JP4250967B2 (ja) | 手提げ金庫 | |
JP2017021611A (ja) | 金銭処理機 | |
KR101125759B1 (ko) | 수동식 대여금고용 키박스 | |
JP6188202B2 (ja) | 金庫 | |
JP3160784U (ja) | 手提金庫 | |
JP6527769B2 (ja) | 金銭処理機 | |
JP2004052320A (ja) | 手提金庫 | |
JP6324135B2 (ja) | 貨幣管理装置 | |
JP2006085220A (ja) | 売上金入金機 | |
JP2005056349A (ja) | ドロワ装置 | |
JP3609587B2 (ja) | ゲームソフト等の収納ケース | |
JP2009167797A (ja) | 手提金庫用のトレー | |
JP2014086082A (ja) | 販売装置 | |
JP4972055B2 (ja) | マネーケース及びドロワ | |
KR200357638Y1 (ko) | 동전 저장장치 | |
JP5668403B2 (ja) | 自動販売機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110829 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121002 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121010 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130701 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |