JP3160246U - クッキングボール及びクッキングバー - Google Patents
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Abstract
【課題】調理の邪魔にならず手軽に用途に応じた使用が可能で、調理の際に具材からでる余分な油や水分吸収させ、或いは油やドレッシングを予め吸収させ必要に応じて適量の油やドレッシングを放出させることが可能で、捨てる時も液だれすることなく処分できる衛生的な使い捨てクッキングボール及びクッキングバーを提供することを目的とする。【解決手段】油や水分を吸収する紙、綿または不織布からなるシートまたはフェルトを、圧縮成形した球形状からなることを特徴とするクッキングボール。【選択図】図1
Description
本考案は、鍋やフライパンで調理する際、余分な油や水分を吸収させるための吸水性、耐熱性を備えた紙、綿または不織布からなるクッキングボール及びクッキングバーに関する。
従来、台所や調理場において使用されるキッチンペーパ10は、図4に示すようにミシン目10aの入ったシートを巻いたロール形状で、一枚ずつミシン目10aから切取って使用する。例えば、天ぷらの油切り、食器やまな板の水分を拭き取るふきん代わり、調理した後の鍋底に残った調理かすを拭き取り等、食器や調理器具を含む台所周辺を衛生的に保つ使い捨て商品として広く使用されている。
従来のキッチンペーパ10は、その使用目的から吸水性と耐熱性、湿潤強度、柔軟性等を兼備えた汎用性の高いキッチンペーパが製品化されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、不織布では加工が難しかったエンボス加工を施し、表面に多数の凹凸備えた不織布の製造法を確立して、不織布の持つ高い吸水性と耐熱性を備えたキッチンペーパが開示されている(例えば、特許文献2を参照)。
しかし、汎用性を重視した従来のキッチンペーパ10とは異なり、鍋やフライパンで調理中の具材からでる余分な油や水分を吸い取り、或いは追加の油をひくことを目的として個別に形成された使い捨て商品のキッチンペーパは販売されていない。
従来のキッチンペーパ10を丸めて代用することは可能であるが、調理中に余分な油や水分を吸着する場合、従来のキッチンペーパ10を丸める作業が必要で手間が掛かるだけでなく、使用中に形が解けて使用後に処分するため箸などで摘み上げると液だれが生じて外観が綺麗ではない。
本考案のクッキングボール及びクッキングバーは、以上の課題に鑑みてなされたもので、吸水性と耐熱性、湿潤強度、柔軟性等を兼備えた従来のキッチンペーパ、フェルト及び綿を球形状または棒形状に予め圧縮成形し、そのまま鍋やフライパンに投入して鍋底を転がして具材からでる余分な油や水分を吸収させることを目的とする。
また、食用油やドレッシングを予め吸収させて、調理中に菜箸や調理へらで鍋底に押付けて適当な量の油やドレッシングを放出させることが可能で、捨てる場合でも液だれすることがなく簡単に処分することが可能なクッキングボール及びクッキングバーを提供することを目的とする。
本考案は上記の目的を達成するため、以下(1)〜(3)の構成を備えるものである。
(1)油や水分を吸収する紙、綿または不織布からなるシートまたはフェルトを、圧縮成形した球形状からなることを特徴とするクッキングボール。
(2)前記球形状のクッキングボールが、所定の直径からなることを特徴とする前記(1)記載のクッキングボール。
(3)油や水分を吸収する紙、綿または不織布からなるシートまたはフェルトを、圧縮成形した棒形状からなることを特徴とするクッキングバー。
本考案のクッキングボール及びクッキングバーによれば、吸水性と耐熱性、湿潤強度、柔軟性等を兼備えた従来のキッチンペーパ、フェルト、または綿を球形状または棒形状に圧縮成形することで、切取ったり丸めたりする手間が掛からず手軽に使用でき、鍋に投入して具材からでる余分な油や水分を吸収させることで、鍋の焦げ付き汚れを防止することができる。
また、予め油を吸収させておけば、必要に応じて適量の油を放出させることが可能で、鉄板料理の際、クッキングボールまたはクッキングバーを2〜3個鉄板上に転がして置くだけで、邪魔にならず手軽に必要な油を補充できる。また型崩れせず、液だれすることなく処分できるため、衛生的で使い捨て可能なクッキングボール及びクッキングバーを提供することができる。
以下、本考案を実施するための形態を、図面により詳しく説明する。
図1は、本考案に係るクッキングボール及びクッキングバーの使用例である。図中において、1はクッキングボールで、2は調理用のフライパンや中華鍋に代表される鍋、3は調理へら、4はコンロ、5はクッキングボール1の収納容器、6は調理用の菜箸、及び7はクッキングバーである。図1(a)、(b)に示すように、使用法は調理中の鍋2に、クッキングボール1またはクッキングバー7を投入して、余分な油や水分を吸収させることで料理の出来栄えを良くする効果と、調理屑が鍋2に付着して焦げ付くことを防止し調理後の鍋2の清掃が簡単に行える効果が期待できる。
図2で本考案に係るクッキングボール1及びクッキングバー7の機能について説明する。図2(a)は球形状に圧縮成形したクッキングボール1、図2(b)は棒形状に圧縮成形したクッキングバー7の外観図である。クッキングボール1及びクッキングバー7は、吸水性と耐熱性、湿潤強度、柔軟性等を兼備えた従来のキッチンペーパや、市販の脱脂綿やフェルトを予め適度な圧力で球形状や棒形状に圧縮成形し、従来のキッチンペーパ10のように切取ったり丸めたりする手間が掛らず手軽に使用でき、且つ従来のキッチンペーパ10や綿及びフェルトの持つ柔軟性を保持して型崩れすることがない。市販されているキッチンペーパ1枚でクッキングボール1を試作した所、直径が約25mmの大きさとなり、吸収できる水分量は約20〜25ccであった。また市販の脱脂綿やフェルト材を使用すれば、形や大きさは自由に設定できる。
従ってクッキングボール1及びクッキングバー7の理想的な形状は、直径が約25mm〜40mmの球形状、或いは直径が約25mm〜40mmで長さも約50mm程度の棒形状で、且つフェルトの弾力性を有し鍋2の中に2〜4個投入しても邪魔にならない大きさである。特に耐熱性が高く、吸水性や浸油性に優れた不織布を圧縮成形することで、柔軟性を保持しながら余分な油や水分を吸収し、調理中に形が崩れることがなく、外観も綺麗で使用後の処分も簡単に行えるクッキングボール1及びクッキングバー7を作成できる。
例えば、肉類や魚類の食材を鍋2で焼いている最中に、数個のクッキングボール1またはクッキングバー7を一緒に入れて転がし具材からでた余分な油や水分を吸収、或いは具材からでた調理屑を付着させて鍋2の焦げ付き汚れを防止し、生野菜をあえる際には、調理容器の中に数個投入して生野菜からでる余分な水分を吸収させて出来栄えを良くすることができる。
また、調理の際にコンロ4の脇にクッキングボール1またはクッキングバー7を入れた収納容器5を備えれば、必要なときに直ぐ使用できる利便性も確保できる。
尚、クッキングボール1及びクッキングバー7の大きさや、使用されるキッチンペーパ10やフェルト材の種類について、本実施例で上述した直径や長さは用途に応じて変更可能であり、また市販されているキッチンペーパやフェルト材の種類も多種多様であり、本考案を制限するものではない。
図3は、油やドレッシングを予め吸収させたクッキングボール1及びクッキングバー7の使用例である。図3(a)に示す調理へら3の頭部3aでクッキングボール1を鍋底に押付け、或いは図3(b)に示す菜箸6などでクッキングバー7を挟みつけることで、予め吸収させた油を必要な分量だけ放出させて使用することができる。
たこ焼き器、ワッフル焼き器、鯛焼き器など金型の窪みに油をひく手段としても便利に活用でき、特に鉄板調理器を使用して調理する際は、油を吸収させたクッキングボール1またはクッキングバー7を2〜3個鉄板上に置いて、油が必要なときにクッキングボール1またはクッキングバー7を鉄板上で転がすことで油を補充できる利便性と手軽さを兼備えている。
更に図3(c)に示すように、調味料で味を調えたドレッシングを吸収させたクッキングボール1を使って、照り焼きや焼きおにぎり等の食品の表面に、吸収させたドレッシングを必要量だけ塗布し調理することができる。刷毛を使ってドレッシングを塗布する場合に比べ、液だれすることがない。
以上、吸水性の高い吸水紙や不織布等のキッチンペーパやフェルトまたは綿を球形状または棒形状に圧縮成形したクッキングボール及びクッキングバーを、鍋に投入して余分な油や水分を吸収させることが可能であり、鍋の焦げ付きを防止することができる。また油やドレッシングを予め吸収させ、調理へらや菜箸で鍋底に押付け必要な量の油やドレッシングを放出させることも可能であり、捨てる場合には、菜箸などで摘んでも液だれすることがなく衛生的で簡単に処分することが可能な使い捨てクッキングボール及びクッキングバーを提供することができる。
1 クッキングボール
2 鍋
3 調理へら
4 コンロ
5 収納容器
6 菜箸
7 クッキングバー
10 キッチンペーパ
2 鍋
3 調理へら
4 コンロ
5 収納容器
6 菜箸
7 クッキングバー
10 キッチンペーパ
Claims (3)
- 油や水分を吸収する紙、綿または不織布からなるシートまたはフェルトを、圧縮成形した球形状からなることを特徴とするクッキングボール。
- 前記球形状のクッキングボールが、所定の直径からなることを特徴とする請求項1記載のクッキングボール。
- 油や水分を吸収する紙、綿または不織布からなるシートまたはフェルトを、圧縮成形した棒形状からなることを特徴とするクッキングバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010002324U JP3160246U (ja) | 2010-04-07 | 2010-04-07 | クッキングボール及びクッキングバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010002324U JP3160246U (ja) | 2010-04-07 | 2010-04-07 | クッキングボール及びクッキングバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3160246U true JP3160246U (ja) | 2010-06-17 |
Family
ID=54863447
Family Applications (1)
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JP2010002324U Expired - Fee Related JP3160246U (ja) | 2010-04-07 | 2010-04-07 | クッキングボール及びクッキングバー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3160246U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3204752U (ja) * | 2016-03-07 | 2016-06-16 | 森 昭夫 | 炒め調理用油分吸収体 |
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2010
- 2010-04-07 JP JP2010002324U patent/JP3160246U/ja not_active Expired - Fee Related
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