JP3160090B2 - 光学機器 - Google Patents
光学機器Info
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- JP3160090B2 JP3160090B2 JP24044392A JP24044392A JP3160090B2 JP 3160090 B2 JP3160090 B2 JP 3160090B2 JP 24044392 A JP24044392 A JP 24044392A JP 24044392 A JP24044392 A JP 24044392A JP 3160090 B2 JP3160090 B2 JP 3160090B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はテレビレンズの如き光学
機器に関し、特に、アイリス指令電圧よりアイリスクロ
ーズを検出してエクステンダー挿入時にアイリス補正を
阻止することによりアイリス制御領域をアイリスクロー
ズまで拡大できるようにしたテレビレンズに関する。
機器に関し、特に、アイリス指令電圧よりアイリスクロ
ーズを検出してエクステンダー挿入時にアイリス補正を
阻止することによりアイリス制御領域をアイリスクロー
ズまで拡大できるようにしたテレビレンズに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、テレビレンズは図３に示されてい
るように、アイリス指令電圧発生器１の出力２はレンズ
のアイリス差動増幅器３に与えられている。アイリス差
動増幅器３のもう一方の入力は、７のアイリス位置増幅
器の出力１２が与えられていて、この差がゼロになる様
に４のアイリスモーターに出力している。アイリスモー
ター４は与えられた電圧に基づき５のアイリスを動かし
ていき、この結果、アイリス５の位置を６のアイリス位
置センサーが検出して７のアイリス位置増幅器に出力を
与えている。
るように、アイリス指令電圧発生器１の出力２はレンズ
のアイリス差動増幅器３に与えられている。アイリス差
動増幅器３のもう一方の入力は、７のアイリス位置増幅
器の出力１２が与えられていて、この差がゼロになる様
に４のアイリスモーターに出力している。アイリスモー
ター４は与えられた電圧に基づき５のアイリスを動かし
ていき、この結果、アイリス５の位置を６のアイリス位
置センサーが検出して７のアイリス位置増幅器に出力を
与えている。
【０００３】このようにして、アイリス指令電圧発生器
１の指令に、５のアイリスが応答するように作動してい
る。
１の指令に、５のアイリスが応答するように作動してい
る。
【０００４】このとき、８のエクステンダーが挿入され
ると、９のエクステンダー位置センサーにより検出さ
れ、７のアイリス位置増幅器に１０のアイリス補正信号
を与える。このため、３のアイリス差動増幅器はアイリ
ス補正分だけ、５のアイリスをシフトさせる様に、４の
アイリスモーターに出力を与える。
ると、９のエクステンダー位置センサーにより検出さ
れ、７のアイリス位置増幅器に１０のアイリス補正信号
を与える。このため、３のアイリス差動増幅器はアイリ
ス補正分だけ、５のアイリスをシフトさせる様に、４の
アイリスモーターに出力を与える。
【０００５】このため、アイリス指令電圧と５のアイリ
スとの関係は図４に示すように、エクステンダーが１Ｘ
の時は２．５Ｖの時クロースで、７．３Ｖの時Ｆ１．４
となる。しかし、エクステンダーが２Ｘの時は２．５Ｖ
の時Ｆ１６〜Ｆ１１の中間で、６．２ＶでＦ１．４とな
る。
スとの関係は図４に示すように、エクステンダーが１Ｘ
の時は２．５Ｖの時クロースで、７．３Ｖの時Ｆ１．４
となる。しかし、エクステンダーが２Ｘの時は２．５Ｖ
の時Ｆ１６〜Ｆ１１の中間で、６．２ＶでＦ１．４とな
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例ではエクス
テンダー２Ｘ時にアイリス指令電圧の出力が２．５Ｖの
ときはアイリスクローズすることが出来ない。又、クロ
ーズ出来ないことにより次のような欠点があった。
テンダー２Ｘ時にアイリス指令電圧の出力が２．５Ｖの
ときはアイリスクローズすることが出来ない。又、クロ
ーズ出来ないことにより次のような欠点があった。
【０００７】１）ブラックレベルのカラーバランスをと
る時、アイリスがクローズせずに開いているため、カラ
ーバランスがとれない。
る時、アイリスがクローズせずに開いているため、カラ
ーバランスがとれない。
【０００８】２）カメラ側でテストモードにした時、ア
イリスもクローズさせるが、エクステンダーが入ってい
るとクローズしないため、間違った映像信号を出力して
しまう。
イリスもクローズさせるが、エクステンダーが入ってい
るとクローズしないため、間違った映像信号を出力して
しまう。
【０００９】３）撮像管タイプのテレビカメラの場合、
長時間放置すると残像が出たり、焼付といった現象とな
る。
長時間放置すると残像が出たり、焼付といった現象とな
る。
【００１０】本発明の目的は、前述の欠点を有しないテ
レビレンズすなわち光学機器を提供することである。
レビレンズすなわち光学機器を提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明では、エクステン
ダーレンズ使用時と未使用時に関わらず絞り指令発生器
からの絞り指令電圧値に基づいて絞り制御を行い、かつ
エクステンダーレンズ使用時に、このエクステンダーレ
ンズ使用に対応して出力される絞り補正信号の入力に応
じてエクステンダーレンズ未使用時の絞り値に対して絞
り値を開放方向にシフトさせる絞り補正を行う光学機器
において、前記絞り指令発生器からの絞り指令電圧値を
検出する検出器を備え、エクステンダーレンズ使用時
に、エクステンダーレンズ未使用時の絞り閉鎖電圧値に
相当する電圧値または絞り閉鎖電圧値近傍の電圧値が前
記検出器で検出されたときは、前記絞り補正信号の入力
が行われないようにして前記絞り補正を行わず、それ以
外の電圧値が検出されたときは前記絞り補正を行うよう
にしている。
ダーレンズ使用時と未使用時に関わらず絞り指令発生器
からの絞り指令電圧値に基づいて絞り制御を行い、かつ
エクステンダーレンズ使用時に、このエクステンダーレ
ンズ使用に対応して出力される絞り補正信号の入力に応
じてエクステンダーレンズ未使用時の絞り値に対して絞
り値を開放方向にシフトさせる絞り補正を行う光学機器
において、前記絞り指令発生器からの絞り指令電圧値を
検出する検出器を備え、エクステンダーレンズ使用時
に、エクステンダーレンズ未使用時の絞り閉鎖電圧値に
相当する電圧値または絞り閉鎖電圧値近傍の電圧値が前
記検出器で検出されたときは、前記絞り補正信号の入力
が行われないようにして前記絞り補正を行わず、それ以
外の電圧値が検出されたときは前記絞り補正を行うよう
にしている。
【００１２】
【実施例】以下に本発明の実施例について図１及び図２
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１３】図１において、１はアイリス指令電圧発生
器であり、この出力２はアイリス指令信号であり、３の
アイリス差動増幅器に与えられている。
器であり、この出力２はアイリス指令信号であり、３の
アイリス差動増幅器に与えられている。
【００１４】エクステンダーが１Ｘの時、アイリス位置
信号１２は、エクステンダー８の状態を９のエクステン
ダーセンサーが検出して、この場合はエクステンダーが
１Ｘなのでアイリス補正がゼロを出力する。これによ
り、７のアイリス位置増幅器は５のアイリスの位置を６
のアイリスセンサーで検出した信号をリニアーに増幅し
て１２のアイリス位置信号を出力して前記３のアイリス
差動増幅器の他方に接続して所定の増幅を行ない、前記
２のアイリス指令信号と、１２のアイリス位置信号との
差がゼロになる様に４のアイリスモーターを作動させ、
これにより所定のアイリスになる様に５のアイリスを動
かしている。
信号１２は、エクステンダー８の状態を９のエクステン
ダーセンサーが検出して、この場合はエクステンダーが
１Ｘなのでアイリス補正がゼロを出力する。これによ
り、７のアイリス位置増幅器は５のアイリスの位置を６
のアイリスセンサーで検出した信号をリニアーに増幅し
て１２のアイリス位置信号を出力して前記３のアイリス
差動増幅器の他方に接続して所定の増幅を行ない、前記
２のアイリス指令信号と、１２のアイリス位置信号との
差がゼロになる様に４のアイリスモーターを作動させ、
これにより所定のアイリスになる様に５のアイリスを動
かしている。
【００１５】この時、エクステンダー８を挿入すると、
９のエクステンダーセンサーがエクステンダーの位置を
検出し、必要なアイリス補正量を７のアイリス位置増幅
器に１３のアイリス補正オフスイッチを通して送る。
９のエクステンダーセンサーがエクステンダーの位置を
検出し、必要なアイリス補正量を７のアイリス位置増幅
器に１３のアイリス補正オフスイッチを通して送る。
【００１６】１３のアイリス補正オフスイッチは、１１
のアイリスクローズ検出器の出力に接続され、１１のク
ローズ検出器の入力は２のアイリス指令信号が与えられ
ている。
のアイリスクローズ検出器の出力に接続され、１１のク
ローズ検出器の入力は２のアイリス指令信号が与えられ
ている。
【００１７】このため、アイリス指令電圧がクローズで
ない時は、１１のクローズ検出器により、アイリス補正
オフスイッチ１３がＯＮとなり、必要なアイリス補正が
行われる。
ない時は、１１のクローズ検出器により、アイリス補正
オフスイッチ１３がＯＮとなり、必要なアイリス補正が
行われる。
【００１８】しかし、アイリス指令電圧がクローズの時
は、１１のクローズ検出器によりアイリス補正オフスイ
ッチ１３がＯＦＦとなり、エクステンダー８が入ってい
ながらアイリス補正がなくなり、アイリス５がクローズ
する。
は、１１のクローズ検出器によりアイリス補正オフスイ
ッチ１３がＯＦＦとなり、エクステンダー８が入ってい
ながらアイリス補正がなくなり、アイリス５がクローズ
する。
【００１９】上記動作をわかりやすく表現したのが図２
の本発明を実施したテレビレンズのアイリス指令電圧と
アイリス値との関係を表わすグラフである。
の本発明を実施したテレビレンズのアイリス指令電圧と
アイリス値との関係を表わすグラフである。
【００２０】このグラフはエクステンダーが１Ｘと２Ｘ
とを持ったレンズで、エクステンダー１Ｘ時、アイリス
指令電圧が２．５Ｖのアイリス値はクローズで同じく
７．３ＶでＦ１．４の直線関係になっている。
とを持ったレンズで、エクステンダー１Ｘ時、アイリス
指令電圧が２．５Ｖのアイリス値はクローズで同じく
７．３ＶでＦ１．４の直線関係になっている。
【００２１】エクステンダー２Ｘ時は、アイリス指令電
圧が３Ｖ以上時、アイリス指令電圧とアイリス値との関
係は３ＶでＦ８〜Ｆ１１の中間、６．２ＶでＦ１．４に
なっており、同一アイリス電圧で、エクステンダー２Ｘ
の時のアイリス値は開放方向に２Ｆシフトしている。
圧が３Ｖ以上時、アイリス指令電圧とアイリス値との関
係は３ＶでＦ８〜Ｆ１１の中間、６．２ＶでＦ１．４に
なっており、同一アイリス電圧で、エクステンダー２Ｘ
の時のアイリス値は開放方向に２Ｆシフトしている。
【００２２】しかし、アイリス電圧が３Ｖ以下の時はエ
クステンダーが２Ｘでもアイリス指令電圧とアイリス値
との関係は、エクステンダーが１Ｘと同一になってい
る。
クステンダーが２Ｘでもアイリス指令電圧とアイリス値
との関係は、エクステンダーが１Ｘと同一になってい
る。
【００２３】また図１では１３のアイリス補正オフスイ
ッチを設けているが、これを廃止し、１１のアイリスク
ローズ検出の結果を９のエクステンダーセンサーに与え
て、エクステンダーセンサーを阻止する手段を持たせて
も同様になる。
ッチを設けているが、これを廃止し、１１のアイリスク
ローズ検出の結果を９のエクステンダーセンサーに与え
て、エクステンダーセンサーを阻止する手段を持たせて
も同様になる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エクステンダーレンズ使用時と未使用時に関わらず絞り
指令発生器からの絞り指令電圧値に基づいて絞り制御を
行い、かつエクステンダーレンズ使用時に、このエクス
テンダーレンズ使用に対応して出力される絞り補正信号
の入力に応じてエクステンダーレンズ未使用時の絞り値
に対して絞り値を開放方向にシフトさせる絞り補正を行
う光学機器において、エクステンダーレンズ使用時に、
エクステンダーレンズ未使用時の絞り閉鎖電圧値に相当
する電圧値または絞り閉鎖電圧値近傍の電圧値が絞り指
令電圧値として検出されたときは、上記絞り補正信号の
入力が行われないようにして絞り補正を行わず、それ以
外の電圧値が検出されたときは絞り補正を行うようにし
ているので、エクステンダーレンズ使用時において広い
範囲で絞り補正を行いながら、絞り閉鎖（アイリスクロ
ーズ）も可能となる。
エクステンダーレンズ使用時と未使用時に関わらず絞り
指令発生器からの絞り指令電圧値に基づいて絞り制御を
行い、かつエクステンダーレンズ使用時に、このエクス
テンダーレンズ使用に対応して出力される絞り補正信号
の入力に応じてエクステンダーレンズ未使用時の絞り値
に対して絞り値を開放方向にシフトさせる絞り補正を行
う光学機器において、エクステンダーレンズ使用時に、
エクステンダーレンズ未使用時の絞り閉鎖電圧値に相当
する電圧値または絞り閉鎖電圧値近傍の電圧値が絞り指
令電圧値として検出されたときは、上記絞り補正信号の
入力が行われないようにして絞り補正を行わず、それ以
外の電圧値が検出されたときは絞り補正を行うようにし
ているので、エクステンダーレンズ使用時において広い
範囲で絞り補正を行いながら、絞り閉鎖（アイリスクロ
ーズ）も可能となる。
【００２５】これによって、アイリス指令信号にダイア
ルを付けて、アイリスクローズの指標を付けてもテレビ
レンズは確実にクローズするばかりか、テレビカメラで
必要なオートブラックバランス（カラーバランス）がズ
レることなくスムーズに得ることが出来る。
ルを付けて、アイリスクローズの指標を付けてもテレビ
レンズは確実にクローズするばかりか、テレビカメラで
必要なオートブラックバランス（カラーバランス）がズ
レることなくスムーズに得ることが出来る。
【図１】本発明の実施例としてのテレビレンズの構成を
示したブロック図。
示したブロック図。
【図２】図１のテレビレンズにおけるアイリス指令電圧
とアイリスのＦ値との関係を示した図。
とアイリスのＦ値との関係を示した図。
【図３】従来のテレビレンズの構成を示すブロック図。
【図４】従来のテレビレンズにおけるアイリス指令電圧
とアイリスのＦ値との関係を示した図。
とアイリスのＦ値との関係を示した図。
１…アイリス指令電圧発生器 ２…アイリス指令
信号 ３…アイリス差動増幅器 ４…アイリスモー
ター ５…アイリス ６…アイリス位置
センサー ７…アイリス位置増幅器 ８…エクステンダ
ー ９…エクステンダーセンサー １０…アイリス補
正信号 １１…クローズ検出器 １２…アイリス位
置信号 １３…アイリス補正オフスイッチ
信号 ３…アイリス差動増幅器 ４…アイリスモー
ター ５…アイリス ６…アイリス位置
センサー ７…アイリス位置増幅器 ８…エクステンダ
ー ９…エクステンダーセンサー １０…アイリス補
正信号 １１…クローズ検出器 １２…アイリス位
置信号 １３…アイリス補正オフスイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 エクステンダーレンズ使用時と未使用時
に関わらず絞り指令発生器からの絞り指令電圧値に基づ
いて絞り制御を行い、かつエクステンダーレンズ使用時
に、このエクステンダーレンズ使用に対応して出力され
る絞り補正信号の入力に応じてエクステンダーレンズ未
使用時の絞り値に対して絞り値を開放方向にシフトさせ
る絞り補正を行う光学機器において、 前記絞り指令発生器からの絞り指令電圧値を検出する検
出器を備え、 エクステンダーレンズ使用時に、エクステンダーレンズ
未使用時の絞り閉鎖電圧値に相当する電圧値または絞り
閉鎖電圧値近傍の電圧値が前記検出器で検出されたとき
は、前記絞り補正信号の入力が行われないようにして前
記絞り補正を行わず、それ以外の電圧値が検出されたと
きは前記絞り補正を行うことを特徴とする光学機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24044392A JP3160090B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 光学機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24044392A JP3160090B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 光学機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0688986A JPH0688986A (ja) | 1994-03-29 |
| JP3160090B2 true JP3160090B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=17059575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24044392A Expired - Fee Related JP3160090B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 光学機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3160090B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63314521A (ja) * | 1987-06-17 | 1988-12-22 | Tatsuo Uchida | 液晶カラ−表示装置 |
| JPS6432233A (en) * | 1987-07-28 | 1989-02-02 | Sharp Kk | Liquid crystal display device |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP24044392A patent/JP3160090B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0688986A (ja) | 1994-03-29 |
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Legal Events
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