JP3160025U - C型クッション樹脂及びc型クッション樹脂を嵌着したt型リム - Google Patents

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Abstract

【課題】メガネフレームのフロント部を構成するT型リムに嵌るレンズが破損しないようにしたC型クッション樹脂を嵌着したT型リムを提供する。【解決手段】リムは基部の内周面に凸部を沿設した概略T型断面を成し、この凸部表面を被覆する為に弾力性のある樹脂を材質としてその形状を概略C型を成し、凸部が嵌る空間3は開口4と連通し、該開口4を押し開いて凸部に嵌着することが出来る。【選択図】図1

Description

本考案はリムの内周面に取付けてレンズ外周を保護する為のC型クッション樹脂、及びこのC型クッション樹脂を嵌着したT型リムに関するものである。
メガネフレームのリムはレンズを保持するための部材であり、図3に示すように、フロントフレーム(イ)にはリム(ロ) 、(ロ) が連結部材(ハ)を中心として左右対称に設けられ、該リム(ロ)、(ロ) の外側にロウ付けしたヨロイ(ニ)、(ニ)には蝶番(ホ)、(ホ)を介してツル(ヘ)、(ヘ)を折畳み自在に連結している。またリム(ロ)、(ロ)には上記連結部材(ハ) の下方に鼻当てパット(ト)、(ト) が取付けられている。
上記図3に示すメガネフレームはシンプルな基本形態であって、実際のメガネフレームはそのデザインが色々と工夫されたものとなっている。ところで、該リム(ロ)の断面は図4にその拡大図を示すように、凹溝(チ)を全周にわたって形成し、該凹溝(チ)にレンズ(リ) 外周に形成した凸部(ヌ) が嵌合して、該レンズ(リ)はリム(ロ) に止着されることになる。
このように、内周に凹溝(チ)を形成したリム(ロ)の場合、メガネフロントの正面からの高さ寸法Mは大きくなり、デザイン上好ましくない。すなわち、リム(ロ)に嵌ったレンズ(リ)が外れないように、凹溝(チ)の深さがある程度必要となる。凹溝深さが深くなると必然的にリム高さ寸法Mが大きく成ってしまい、メガネフロント部の外観が損なわれる。
そこで、リム内周に凹溝を形成するのではなく凸部を沿設し、レンズ外周に凹溝を設け、該レンズ凹溝に凸部が嵌るようにした構造も知られ、図5はその具体例である。この場合には、レンズ(リ)の外周に凹溝(ル)を形成し、リム(ロ)には凸部(オ)を設けたT型形状とし、該凹溝(ル)に凸部(オ)が嵌着してレンズ(リ)が止着される。このようなT型リム断面形状とすることで、外部に露出するリム(ロ)の表面積、特に前面(正面)から見るリム(ロ)の高さ寸法mは小さくなり、メガネフレームのデザインとしては好ましい形状となる。
リム断面をこのようなT型形状とした場合、デザイン上は良好となるが、レンズ(リ)の凹溝(ル)開放先端の角部(ワ)にはクラックが発生する。これはリム(ロ)の反り具合とレンズ(リ)の湾曲が一致しないため、またメガネを着用する際にツル(ヘ)、(ヘ)から伝わる開閉力がフロントフレーム(イ)のリム(ロ) を曲げ、上記角部(ワ)に集中応力が作用することに起因する。
その為に、該角部(ワ)に凸部(オ)が接しないように、凸部(オ)の断面形状を台形として、隙間(カ)を形成している。実開平6−23024号に係る「メガネフレームのリム」はこの具体例であり、リムの内周面に凸部を形成し、該凸部をレンズ外周の凹溝に嵌合することでレンズを止着する構造と成っている。そこで、凸部にレンズの凹溝が嵌合した場合、凹溝の開放先端角部と凸部との間に前以て隙間を形成しておき、リムの反り具合やリムの曲げ変形により角部が接触しないようになる。
しかし、レンズ外周の凹溝(ル)に凸部(オ)が嵌ることで、凹溝(ル)を挟んだ側壁部(ヨ)、(ヨ)の厚さは小さくなる。すなわち、角部(ワ)が凸部(オ)に接することはないが、薄くなった側壁部(ヨ)の強度が低下して作用する応力によって破損する虞がある。
実開平6−23024号に係る「メガネフレームのリム」
このようにメガネフレームのリムには上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、レンズの角部のみならず薄くなった側壁部が破損しないように、凸部を被覆するC型クッション樹脂及びT型リムを提供する。
本考案が対象とするメガネフレームのリムはT型リムであり、内周には凸部を沿設している。そして、T型リムの凸部に本考案のC型クッション樹脂が嵌着して該凸部を被覆することが出来る。ここで、凸部の形状は従来のように台形とする場合に限定せず、概略円形とする場合もあり、凹溝に嵌った状態で角部が接しないように隙間が形成される。C型クッション樹脂は基本的に少なくとも多少の弾力性を備え、凹溝を挟んだ側壁部に無理な応力が発生しないようにしている。又、凸部に嵌着したC型クッション樹脂が外れないように、先端には係合部を形成している。
本考案のC型クッション樹脂はT型リムの内周に沿設している凸部に嵌着され、該凸部表面はC型クッション樹脂にて被覆される。従って、リムにレンズが嵌る場合、C型クッション樹脂が被覆された凸部はレンズ外周の凹溝に嵌合する。従って、凸部とレンズの間にはC型クッション樹脂が介在していることで、リムが変形した場合であってもレンズに無理な応力が作用せず、C型クッション樹脂が変形してレンズの破損が抑制される。
C型クッション樹脂はその断面を概略C型としたチューブであって、リム周長に合わせて適度な長さに切断し、凸部に嵌着することが出来る。C型クッション樹脂は凸部形状に合わせて製作され、開口を押し開いて凸部に嵌着される。ここで、リムは円形のフルリムであっても、ハーフリムであっても構わず、又リム凸部の全長にわたってC型クッション樹脂を嵌着しなくても、複数の短いC型クッション樹脂を凸部に隙間を介在して嵌着することも出来る。
本考案に係るC型クッション樹脂を示す具体例。 C型クッション樹脂をリムの凸部に嵌着してレンズを嵌めた状態の断面図。 一般的なメガネフレーム。 リムにレンズが嵌った状態の断面図。 T型リムにレンズが嵌った状態の断面図。
図1は本考案に係るC型クッション樹脂を示す具体例であり、その形状は概略C型を成した長尺部材である。両側部1,1と側部先端には係合部2,2を設け、内部は空間3と成っており、両係合部2,2の間には開口4が連続して形成されている。そして、C型クッション樹脂の材質は柔らかくて柔軟性のある材質とし、外部からの力に対して側部1は変形することが出来る。
図2はこのC型クッション樹脂をT型リムの凸部に嵌着した場合の断面図を示している。リム5は基部6と凸部7から成っていて、凸部7は基部6の内周面8から突出し、その断面は概略T型を成している。そして凸部7は基部6を細くなった首部9にて繋がれ、該凸部7の断面形状は概略長方形とし、コーナーは丸みを形成している。
ここで凸部7の幅寸法をL2 とし、基部6と連結する首部9の幅寸法はL1 とするならば、幅寸法L2 >首部の幅寸法L1 の関係にある。このような断面を成すリム線は引き抜き、又はローリング等の加工手段を用いて成形され、所定の長さに切断した後でリング状に曲げ成形される。又、フルリムではなく水糸との組み合わせでレンズを保持するナイロールフレームの場合には、概略C型をしたハーフリムとなる。
そして、レンズ10の外周には断面四角形の凹溝11が形成されて、この凹溝11に上記凸部7が嵌入した状態にあるが、該凸部7には本考案のC型クッション樹脂12が嵌着されている。従って、凹溝11の内面に凸部7が直接接することはなく、C型クッション樹脂12が当るように成る。該C型クッション樹脂12は弾性に優れた材質であり、ツルの開閉操作に伴ってリム5が変形しても、レンズ10に無理な応力が作用しないことになる。
上記凹溝11は上記凸部7にC型クッション樹脂12が嵌着した状態の幅寸法L を有し、凹溝11の内側面13,13はC型クッション樹脂12と接しているが、側壁部14,14の先端部内側面13,13は接することなく隙間15,15を有している。従って、リム5の曲げ変形に際して最も欠け易い角部に応力が作用しない構造と成っている。
ところで、リム5の内周に沿設される上記凸部7の形状は、同図に示すような四角形に限定せず、円形又は楕円形とする場合もある。本考案のC型クッション樹脂12は所定の長さに切断し、開口4を拡げて凸部7に嵌着することが出来る。そして、両側部1,1の先端に形成した係合部2,2は首部9の両側空間に係合して外れないように取付けられる。又、C型クッション樹脂を短く切断し、複数の小さいC型クッション樹脂を凸部に嵌着することも可能である。勿論、この場合、各C型クッション樹脂の間には隙間を設けることが出来る。
本考案のリム形状はフルリムであっても、ハーフリムであっても構わないが、特に変形し易いハーフリムの場合にはその効果は大きく、C型クッション樹脂を凸部に嵌着することで、レンズの破損を抑制することが出来る。
1 側部
2 係合部
3 空間
4 開口
5 リム
6 基部
7 凸部
8 内周面
9 首部
10 レンズ
11 凹溝
12 C型クッション樹脂
13 内側面
14 側壁部
15 隙間

Claims (3)

  1. メガネフレームのフロント部を構成してレンズが嵌るリムであって、該リムは基部の内周面に凸部を沿設した概略T型断面を成し、この凸部表面を被覆する為のクッション材において、該クッション材は弾力性のある樹脂を材質としてその形状を概略C型とし、凸部が嵌る空間は開口と連通し、該開口を押し開いて凸部に嵌着されることを特徴とするC型クッション樹脂。
  2. 凸部表面を被覆する為に概略C型を成した両側部の先端に基部と凸部の空間に係合する係合部を形成した請求項1記載のC型クッション樹脂。
  3. メガネフレームのフロント部を構成してレンズが嵌るT型リムにおいて、該T型リムは基部と凸部を有し、基部と凸部は幅寸法の細い首部にて繋がれ、そして凸部には弾力性のあるC型クッション樹脂を嵌着し、先端に形成した係合部を基部と凸部の間に形成される空間に係合したことを特徴とするメガネフレームのT型リム。
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