JP3160025B2 - エンジン及び自動変速機の制御装置 - Google Patents

エンジン及び自動変速機の制御装置

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    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン及び自動変速
機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両に搭載されるエンジンのス
ロットル弁などの出力調整手段は、運転者によるアクセ
ルペダルの踏み込み操作により機械的連動機構を介して
制御されるものであるが(以下、このようなスロットル
弁をメカスロットル弁という)、メカスロットル弁にお
いては、アクセルペダル踏み込み量に対するスロットル
開度特性が固定的となるので、車両の運転状態に応じて
エンジン出力特性を変更することはできない。
【0003】そこで、スロットル弁を開閉駆動する電動
式のアクチュエータを備え、このアクチュエータをアク
セルペダルの踏込み量に対応する電気信号に応じて作動
させて吸入空気量を制御するようにした、いわゆるエレ
キスロットル弁が提案されている。このようなエレキス
ロットル弁においては、電気的な信号処理によって、ア
クセルペダルの踏込み量に対するスロットル開度特性
(エンジン出力特性)を自在に設定することができる利
点がある。
【0004】そしてこのようなエレキスロットル弁を備
えたエンジンと、複数の変速段を備えた自動変速機とが
設けられた車両のパワープラント(エンジン及び変速機
の組合わせ体)においては、変速段毎に異なるスロット
ル開度特性を設定し、変速段の切替え時に、スロットル
開度特性を切替えて、駆動力特性の向上を図るようにエ
ンジンおよび自動変速機を制御することが提案されてい
る(例えば、特開平1-257743号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、変速段毎に
エレキスロットル開度特性が設定されたパワープラント
においては、通常、良好な駆動力を得るために、そのエ
レキスロットル開度特性を、駆動力が低下する高速段ほ
どスロットル開度が大きくなるように設定して、変速時
の駆動力の差が少なくなるようにしている。
【0006】このため、高速段側への変速、いわゆるア
ップシフトが行なわれるときに、エレキスロットル開度
特性を切替えた場合、スロットル開度が急激に大きくな
り、これによって駆動力が急激に増大して変速ショック
を発生するという問題があった。
【0007】本発明は、このような課題に鑑み、自動変
速機のアップシフト時におけるエレキスロットル開度特
性の切替えに起因する変速ショックの発生を防止したエ
ンジン及び自動変速機の制御装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンジン及
び自動変速機の制御装置は、複数の変速段を備えた自動
変速機と、該自動変速機の変速段に応じた制御特性をも
って吸入空気量を制御する吸入空気量制御手段を備えた
エンジンとが組合わせられて構成されたパワープラント
において、前記吸入空気量制御手段は、自動変速機の変
速段が高いほどアクセルペダルの操作量に対する吸入空
気量が多くなるような制御特性を有し、前記自動変速機
の変速中は前記吸入空気量制御手段による吸入空気量の
制御をホールドする吸入空気量制御制限手段が設けられ
てなることを特徴とするものである。
【0009】前記吸入空気量制御手段は、例えばエレキ
スロットル弁を備えたものよりなり、このエレキスロッ
トル弁のスロットル開度の制御により、吸入空気量が制
御される。
【0010】また、本発明は、もう1つの態様におい
て、自動変速機の変速時にエンジン出力をトルクダウン
制御手段を備え、前記吸入空気量制御制限手段は、トル
クダウン終了信号に応答して吸入空気量制御のホールド
を解除することを特徴とするものである。
【0011】
【作用および効果】本発明によるエンジン及び自動変速
機の制御装置は、自動変速機の変速中は吸入空気量制御
手段による吸入空気量の制御をホールドする吸入空気量
制御制限手段が設けられているものであるから、例えば
上記吸入空気量制御制限手段がエレキスロットル弁を備
えたものである場合、変速中はそのエレキスロットル弁
のスロットル開度特性の切替えがなされないことにな
り、したがって、エレキスロットル切替え時の駆動力変
動による異和感の低減と変速ショック発生の防止とを図
ることができる。
【0012】特にエンジンに変速時のトルクダウン制御
手段が設けられていて、トルクダウン終了信号に応答し
て吸入空気量制御制限手段による吸入空気量制御のホー
ルドを解除するようにした場合、エレキスロットル弁の
スロットル開度特性の切替えがトルクダウン終了信号に
応答して行なわれることになる。アップシフト時にこの
トルクダウン終了信号が発せられる時点は、変速の終了
時点間際であるから、エンジン回転数が十分に低下して
いる。したがって、高速段と低速段とでのエレキスロッ
トル開度差が小さくなっており、この状態でエレキスロ
ットル開度特性を切替えた場合は、エンジン回転数が高
い場合に比較して変速ショックが低減されるのである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明によるエンジン及び自動変速機の制
御装置の実施例を備えたパワープラントの概略的構成図
である。
【0014】図1に示すように、車両用のパワープラン
トPTはエンジン1の出力トルクを、トルクコンバータ
と遊星歯車機構および摩擦締結要素よりなる多段変速機
構とを備えた自動変速機2で変速し、変速機出力軸3か
ら駆動輪側に出力するような基本構成となっている。エ
ンジン1には、空気を吸入するための吸気装置4と、燃
焼ガスを排出するための排気装置5とが設けられてい
る。
【0015】エンジン1の各気筒においては、それぞれ
吸気弁6が開かれたときに、吸気ポート7から燃焼室8
に混合気を吸入し、この混合気をピストン9で圧縮した
後、点火プラグ10で着火・燃焼させ、排気弁11が開かれ
たときに、燃焼ガスを排気ポート12から排出するように
なっている。各気筒の点火プラグ10はイグナイタ13から
点火用の電力が所定のタイミングで供給されるようにな
っている。
【0016】各気筒の吸気ポート7は吸気通路14に連通
し、この吸気通路14には、各吸気ポート7の近傍におい
て、それぞれ燃料を噴射するインジェクタ15が設けられ
ている。吸気通路14は、インジェクタ15が配置された部
分の上流側で集合され、この集合された吸気通路14に
は、アクセルペダル16に機械的なリンク機構17を介して
連結されたメカスロットル弁18が設けられている。さら
にメカスロットル弁18の下流側に、電気式アクチュエー
タ19によって開閉されるエレキスロットル弁20が設けら
れている。このアクチュエータ19は、後述するエンジン
コントロールユニットU1から印加される信号に従っ
て、エレキスロットル弁20の開度を制御するようになっ
ている。
【0017】パワープラントPTを制御するために、マ
イクロコンピュータを用いたコントロールユニットUが
設けられ、このコントロールユニットUは、エンジン1
の制御を行なうエンジンコントロールユニットU1と、
自動変速機2の制御を行なうトランスミッションコント
ロールユニットU2とによって構成されている。
【0018】エンジンコントロールユニットU1は、第
1スロットル開度センサ21によって検出されるメカスロ
ットル弁18の開度(メカスロットル開度)、第2スロッ
トル開度センサ22によって検出されるエレキスロットル
弁20の開度(エレキスロットル開度)、トランスミッシ
ョンコントロールユニットU2から入力される各種情報
等を制御情報として、イグナイタ13を介した点火プラグ
10の点火時期制御、インジェクタ15の燃料噴射制御、エ
レキスロットル弁20の開閉制御、変速時のトルクダウン
制御等を行なうようになっている。
【0019】エレキスロットル弁20の開閉制御は、自動
変速機2の変速段毎に設定されるエレキスロットル弁20
のスロットル開度特性マップに従って行なうようになっ
ており、このスロットル開度特性マップは、図9に示す
ように、メカスロットル開度(すなわちアクセルペダル
16の踏込み量)に対するエレキスロットル弁20のスロッ
トル開度特性(すなわちエンジンの出力特性)をマップ
化したものであって、エンジンコントロールユニットU
1内のROMに格納されている。このスロットル開度特
性マップは、高速段ほど開度が大きくなるように、すな
わち高速段ほどエンジンが高出力となるように設定され
ている。
【0020】トランスミッションコントロールユニット
U2は、図示しない各種センサから入力される車速,変
速段,タービン回転数等と、エンジンコントロールユニ
ットU1から入力される各種信号(例えば、スロットル
開度)とを制御情報として、さらに、図10に示すよう
な、スロットル開度に対する多段変速機構の摩擦締結要
素を作動させる油圧制御回路のライン圧特性を示すマッ
プに基づいて、変速時のライン圧を制御して、運転状態
に応じて変速段の切替えを行なうとともに、変速時にお
いて、トルクダウンを行なうべきタイミングを決定し、
これをエンジンコントロールユニットU1に出力するよ
うになっている。なお、図10におけるスロットル開度
は、メカスロットル開度とエレキスロットル開度のうち
の小さい方の値が選ばれる。また、変速段の切替え制御
は、タービン回転数(車速)とメカスロットル開度とに
応じた通常の変速マップ(図示は省略)に基づいて行な
われるようになっている。
【0021】そして自動変速機2の変速中は、変速ショ
ックの発生を防止するために、トランスミッションコン
トロールユニットU2からエンジンコントロールユニッ
トU1に対しトルクダウン要求信号が出力されてエンジ
ン1のトルクダウンが行なわれる一方、変速段ごとに設
定されたエレキスロットル弁20のスロットル開度特性マ
ップが切替えられるようになっているが、特に低速段か
ら高速段への変速時すなわちアップシフト時におけるエ
レキスロットル開度特性マップの切替えに起因する駆動
力変動に基づく異和感の低減と、変速ショックの発生を
防止するために、本実施例ではシフト信号の発生ととも
にエレキスロットル開度をホールドしてエレキスロット
ル弁20のスロットル開度制御は行なわず、トルクダウン
要求信号の終了時点、すなわちトルクダウン要求信号の
OFFエッジの検出に基づいてエレキスロットル開度特
性の切替えを行なっている。
【0022】以下、図2に示すフローチャートに従っ
て、例えば2速から3速へシフトアップするときのコン
トロールユニットUが実行するトルクダウンと、エレキ
スロットル開度特性マップの切替えを行なう制御ルーチ
ンについて、図3に示すタイミングチャートを参照しな
がら説明する。
【0023】図2において、まずステップS1では、エ
ンジン回転数,変速段,タービン回転数,メカスロット
ル開度等が制御情報として読込まれ、次のステップS2
で、図9に示す2速用のエレキスロットル開度特性マッ
プを読出してエレキスロットル開度を決定する。次のス
テップS3では、2速から3速に切替えるシフト信号
(図3A)が発生したか否かを調べ、この判定が「YE
S」であれば(図3の時点t1)、ステップS4でセッ
ト時間をTS とするバックアップタイマをセットすると
ともに、ステップS5でエレキスロットル開度をホール
ドする(図3D)。
【0024】図3の時点t2からは変速作動が開始さ
れ、タービン回転数(図3C)が下降し始め、このター
ビン回転数が所定の割合だけ低下した図3の時点t3に
おいて、トランスミッションコントロールユニットU2
からエンジンコントロールユニットU1に対し、トルク
ダウン要求信号が出力される(図3B)。すなわち、変
速段の切替え制御がトランスミッションコントロールユ
ニットU2によって行なわれる関係上、トルクダウンを
行なうべきタイミングはトランスミッションコントロー
ルユニットU2によって決定されるが、エンジン1のト
ルクダウンは、エンジンコントロールユニットU1によ
って点火時期を遅角させて行なわれるので、トランスミ
ッションコントロールユニットU2からエンジンコント
ロールユニットU1に対し上記トルクダウン要求信号が
出力されるようになっている。エンジンコントロールユ
ニットU1は、トルクダウン要求信号を受けると、点火
時期を所定値だけ遅角させ、エンジン出力を低下させて
変速ショックの発生を防止する。そして変速終了時点間
際になって、タービン回転数が、変速終了時の目標ター
ビン回転数に対して所定の割合だけ高い回転数にまで下
降した図3の時点t4において、トルクダウン要求信号
がOFFされる。
【0025】次に図2のフローチャートにおけるステッ
プS6では、上記トルクダウン要求信号(図3B図)の
OFFエッジの発生を監視しており、このOFFエッジ
を検出するまでは、ステップS7へ進んで、先にステッ
プS4でセットされたバックアップタイマがタイムアッ
プしたか否かを調べ、タイムアップしていなければステ
ップS5へ戻って、エレキスロットル開度のホールド動
作を続行する。そして次のステップS6で、トルクダウ
ン要求信号のOFFエッジが検出されると(図3の時点
t4)、ステップS8へ進んで、エレキスロットル開度
のホールド動作を解除して、エレキスロットル開度特性
アップを2速用のものから3速用のものに切替える。な
お、この時点t4ではエンジン回転数が十分低下してい
るので、エレキスロットル開度の変化は僅かである。
【0026】一方、図4に示すように、トルクダウン要
求信号のOFFエッジが検出できない場合に備えてバッ
クアップタイマが設けられており、トルクダウン要求信
号のOFFエッジが検出されない場合には、バックアッ
プタイマのタイムアップ時点(図4の時点t6)でエレ
キスロットル開度のホールド動作を終了し、かつエレキ
スロットル開度特性マップを2速用のものから3速用の
ものに切替えている。
【0027】図5は、2速から3速への変速時に、エレ
キスロットル開度特性マップの切替えを、本実施例(図
3D)のように、トルクダウン要求信号のOFFエッジ
またはバックアップタイマで行なった場合のエンジン1
のトルク変化と自動変速機2における制御油圧の変化を
示す図である。図5から明らかなように、変速中はエレ
キスロットル開度特性マップの切替えを行なっていない
ことにより、変速前のトルクの盛上りもなく、また変速
中の油圧が目標油圧にほぼ等しくなっていて、変速ショ
ックの抑制された理想的な変速が行なわれたことが理解
される。
【0028】これに対して、図3Eに示されていよう
に、エレキスロットル開度特性マップの切替えをシフト
信号が切替わった時点t1で行なった場合は(比較例
1)、時点t1からエレキスロットル開度が大きく変化
し、この影響で、図6に示されているように、変速前に
トルクの盛上りが発生している。また変速中にエンジン
回転数の変化に伴い、エレキスロットル開度が変動し、
さらに図6にハッチングによって示されているように、
変速時の油圧が目標油圧に対して大きく変動し、変速特
性が悪化している。
【0029】また、図3Fに示されているように、時点
t1におけるエレキスロットル開度特性マップの切替え
に加えてテーリング処理(目標開度到達まで緩やかな開
度変化を続ける処理)を行なって、エレキスロットルの
急激な開度変化を防止した場合は(比較例2)、図7に
示されているように、変速前のトルクの盛上りを防止す
ることはできたが、やはり変速中のエレキスロットルの
開度変化により、変速時の油圧が変動して、変速特性の
悪化を招いている。
【0030】なお、このようなエレキスロットル開度特
性マップの切替えロジックは、本実施例のようなアップ
シフト時のみでなく、高速段から低速段へ変速するダウ
ンシフト時にも共通に適用されるため、テーリング処理
を行なった場合は、たとえ、アップシフト時の変速特性
は許容できるとしても、ダウンシフト時における急激な
トルク要求に対応することができないという大きな欠点
があり、採用できない。
【0031】さらに、図3Gは、本実施例と同様に、時
点t1におけるシフト信号の切替えと同時にエレキスロ
ットル開度をホールドしているが、エレキスロットル開
度特性マップの切替えは、時点t3におけるトルクダウ
ン要求信号のONエッジで行なった場合である(比較例
3)。この場合は、変速後期におけるエレキスロットル
開度変化の影響により、図8に示されているように、ト
ルクおよび油圧が変動している。
【0032】以上の説明から、図3Dに示された本実施
例のように、時点t1におけるアップシフト信号発生と
ともにエレキスロットル開度をホールドし、かつ時点t
4におけるトルクダウン要求信号のOFFエッジでエレ
キスロットル開度特性マップの切替えを行なった場合
は、その変速特性が比較例1〜3よりも各段に優れてい
ることが明らかである。そしてこのようなエレキスロッ
トル開度特性マップ切替えロジックは、ダウンシフト時
に適用しても優れた特性を示すことが確認されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンジン及び自動変速機の制御装
置を備えたパワープラントの概略的構成図
【図2】図1のコントロールユニットが実行するエレキ
スロットル開度特性マップ切替え制御ルーチンのフロー
チャート
【図3】トルクダウン要求信号を用いた場合のエレキス
ロットル開度特性マップ切替制御のタイミングチャート
【図4】トルクダウン要求信号によらず、バックアップ
タイマを用いた場合のエレキスロットル開度特性アップ
切替制御のタイミングチャート
【図5】本発明の実施例の変速特性図
【図6】比較例1の変速特性図
【図7】比較例2の変速特性図
【図8】比較例3の変速特性図
【図9】メカスロットル開度に対するエレキスロットル
開度特性を変速段ごとに示すマップ
【図10】スロットル開度に対するライン圧の値を示す
マップ
【符号の説明】
PT パワープラント U コントロールユニット U1 エンジンコントロールユニット U2 トランスミッションコントロールユニット 1 エンジン 2 自動変速機 10 点火プラグ 11 イグナイタ 16 アクセルペダル 18 メカスロットル弁 19 アクチュエータ 20 エレキスロットル弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 41/04 310 F02D 41/04 310G (56)参考文献 特開 昭62−55430(JP,A) 特開 平1−257743(JP,A) 特開 平1−227828(JP,A) 特開 平3−946(JP,A) 特開 平4−203430(JP,A) 特開 昭63−113131(JP,A) 特開 平2−241936(JP,A) 特開 平4−39127(JP,A) 特開 昭59−58131(JP,A) 特開 平2−144231(JP,A) 実開 平2−107741(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 9/00 - 11/10 F02D 29/00 - 29/06 F02D 41/00 - 41/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の変速段を備えた自動変速機と、該
    自動変速機の変速段に応じた制御特性をもって吸入空気
    量を制御する吸入空気量制御手段を備えたエンジンとが
    組合わせられて構成されたパワープラントにおいて、 前記吸入空気量制御手段は、自動変速機の変速段が高い
    ほど、アクセルペダルの操作量に対する吸入空気量が多
    くなるような制御特性を有し、 前記自動変速機の変速中は前記吸入空気量制御手段によ
    る吸入空気量の制御をホールドする吸入空気量制御制限
    手段が設けられてなることを特徴とするエンジン及び自
    動変速機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記吸入空気量制御手段がエレキスロッ
    トル弁を備えたものよりなり、該エレキスロットル弁の
    スロットル開度の制御により、前記吸入空気量が制御さ
    れることを特徴とする請求項1記載のエンジン及び自動
    変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記自動変速機の変速時に前記エンジン
    の出力をトルクダウンさせるトルクダウン制御手段を備
    え、前記吸入空気量制御制限手段は、トルクダウン終了
    信号に応答して前記吸入空気量制御のホールドを解除す
    ることを特徴とする請求項1または2記載のエンジン及
    び自動変速機の制御装置。
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