JP3159847U - モバイルled投光器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ランプの長寿命化を図り、少ない消費電力で十分な明るさを確保することができ、全体のコンパクト化、軽量化が可能でありながら、さらに、発電機の燃料切れに際しても電力の供給が可能で、再点灯までの時間が短い、モバイルLED投光器を提供する。【解決手段】モバイルLED投光器1において、インバーター発電機10と、インバーター発電機10に接続されたインバーター電源供給器20と、インバーター電源供給器20から供給される電力によって照明を行うLEDランプ30と、インバーター発電機10及びインバーター電源供給器20を支持する支持ベース40と、支持ベース40から立設されてLEDランプ30を支持する折り畳み可能なスタンド50とを備える。【選択図】図1
Description
本考案は、LEDランプを使用した投光器に関し、詳しくは、軽量化、コンパクト化を図って移動を容易にした、モバイルLED投光器に係る。
従来、投光器に使用するランプとしては、水銀ランプやハロゲンランプが一般に使用されていた(例えば、特許文献1参照)。
例えば、道路工事において照明に使用する投光器は、電源を確保することが困難なこともあるため、発電機と組み合わせて使用される場合が多い。
しかしながら、従来の発電機と水銀ランプやハロゲンランプとを組み合わせて構成した投光器には、以下のような問題があった。
・ランプの寿命が短い。
・所定の明るさを得るための消費電力が多いため、例えば、出力の高い発電機が必要となり、消費燃料及び排ガスの排出量が増加するとともに、発電機自体が大型化、重量化し、ひいては投光器全体が大型化、重量化してしまう。
・発電機の停止中は、ランプに電力を供給することができない。
・ガソリン等の燃料切れにより、ランプに対する電力の供給が不能となる。
・電力の供給を停止してから、再点灯までに時間がかかり作業性が悪い。
・所定の明るさを得るための消費電力が多いため、例えば、出力の高い発電機が必要となり、消費燃料及び排ガスの排出量が増加するとともに、発電機自体が大型化、重量化し、ひいては投光器全体が大型化、重量化してしまう。
・発電機の停止中は、ランプに電力を供給することができない。
・ガソリン等の燃料切れにより、ランプに対する電力の供給が不能となる。
・電力の供給を停止してから、再点灯までに時間がかかり作業性が悪い。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ランプの長寿命化を図り、少ない消費電力で十分な明るさを確保することができ、全体のコンパクト化、軽量化が可能でありながら、さらに、発電機の燃料切れに際しても電力の供給が可能で、再点灯までの時間が短い、モバイルLED投光器を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る考案は、モバイルLED投光器において、インバーター発電機と、前記インバーター発電機に接続されたインバーター電源供給器と、前記インバーター電源供給器から供給される電力によって照明を行うLEDランプと、前記インバーター発電機及び前記インバーター電源供給器を支持する支持ベースと、前記支持ベースから立設されて前記LEDランプを支持する折り畳み可能なスタンドと、を備える、ことを特徴とする。
請求項2に係る考案は、請求項1に係るモバイルLED投光器において、前記スタンドは、前記支持ベースに立設された筒状の第1支柱と、前記第1支柱の内側に昇降自在に配置された筒状の第2支柱と、前記第1支柱に対して前記第2支柱を昇降させて前記第1支柱からの前記第2支柱の突出長さを変更する昇降機構と、前記第2支柱の内側に昇降自在に配置されて前記第2支柱からの突出長さを変更可能で、かつ前記第2支柱に着脱自在な第3支柱と、前記第3支柱から横方向に延びて前記LEDランプを支持するアームと、を備える、ことを特徴とする。
請求項3に係る考案は、請求項2に係るモバイルLED投光器において、前記第3支柱は、前記上下方向の軸心を基準として前記アームを揺動自在に支持する揺動機構を有する、ことを特徴とする。
請求項4に係る考案は、請求項3に係るモバイルLED投光器において、前記アームによって上下方向の軸心を基準に回転自在に支持されるとともに、正面側にLEDチップが配置された前記LEDランプの左側部及び右側部を横方向の軸心を基準に回転自在に支持する調整具を有する、ことを特徴とする。
請求項5に係る考案は、請求項2ないし4のいずれか1項に係るモバイルLED投光器において、前記インバーター電源供給器と前記LEDランプとを接続するコードが巻かれるリールを有する、ことを特徴とする。
請求項1の考案によれば、LEDランプを使用することにより、例えば、水銀ランプやハロゲンランプを使用する場合と比較して、長寿命化を図ることができ、短時間での再点灯が可能であり、さらに、所定の明るさを得るための消費電力が少なくて済むので、インバーター発電機の低出力化、小型・軽量化を図ることができる。このため、インバーター発電機の燃料消費量、及び排ガス排出量を低減することができる。また、インバーター発電機、インバーター電源供給器を使用することで、LEDランプに電力を供給しながら、インバーター電源供給器に蓄電することができるので、例えば、インバーター発電機の燃料切れや意図的な停止時に際しても、インバーター電源供給器からLEDランプに電力を供給することが可能である。
請求項2の考案によれば、投光器の使用時には、スタンドの第1支柱に対して、第2支柱を引き延ばし、また、第2支柱に対して第3支柱を引き延ばして使用することができ、一方、移動時や不使用時には、第2支柱、第3支柱を縮めてコンパクトにすることができる。さらに、第2支柱に対して第3支柱が着脱自在なので、第3支柱から先の部分、すなわち、第3支柱、アーム、LEDランプを、個別に独立させて使用することができる。これにより、例えば、LEDランプとして完全防水性のものを使用すれば、水中に付けて、水中を照らすのに使用することも可能である。
請求項3の考案によれば、アームを揺動させて広げたり、折り畳んだりすることができる。
請求項4の考案によれば、調整具により、LEDランプの左右方向の向き、及び上下方向の向きを調整することができる。
請求項5の考案によれば、インバーター電源供給器とLEDランプとを接続するコードを、リールに巻いて長く確保しておくことにより、上述のように、第3支柱から先を独立させて使用する場合に、コードの長さに応じて遠く離れた箇所での使用が可能となる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同じ構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
<実施形態1>
図1〜図5を使用して、本考案を適用したモバイルLED投光器1について説明する。ここで、図1は、モバイルLED投光器1の正面図である。図2は、モバイルLED投光器1の右側面図である。図3は、モバイルLED投光器1の背面図である。図4は、モバイルLED投光器1の上面図である。そして、図5は、一方のアーム60を折り畳んだ状態のモバイルLED投光器1の正面図である。
図1に示すように、モバイルLED投光器1は、インバーター発電機10と、インバーター電源供給器20と、LEDランプ30と、支持ベース40と、スタンド50とを備えて構成されている。
インバーター発電機10は、例えば、ガソリン、灯油等を燃料としてエンジンを駆動することで得られた交流電源を直流に変換し、さらに、精度の高い正弦波に変換するものであり、こうして得られた交流電源をインバーター電源供給器20あるいはLEDランプ30に供給するものである。本実施形態では、例えば、後述するLEDランプ30として、100Wのものを4灯使用する場合には、出力900W程度のインバーター発電機10を使用することができる。
インバーター電源供給器20は、上述のインバーター発電機10で発生した電力を蓄えたり、LEDランプ30に電力を供給したりするものであり、両者を並行して行うことも可能である。本実施形態では、モバイルLED投光器1は、このインバーター電源供給器20を備えていることにより、インバーター発電機10の燃料が切れば場合でも、LED投光器30に対する電力の供給が可能である。なお、インバーター電源供給器20を設けることなく、インバーター発電機10から直接、LEDランプ30に電力を供給するようにしてもよい。また、これとは逆に、インバーター発電機10を設けることなく、例えば、インバーター電源供給器20をあらかじめ、充電しておいて、ここからLEDランプ30に電力を供給するようにしてもよい。すなわち、本実施形態のインバーター発電機10とインバーター電源供給器20とは、少なくとも一方を備えていれば十分である。ただし、双方を備えることにより、上述のように発電しながらの蓄電も可能となるので、燃料切れ等に対して有効に対処することができる。これら、インバーター発電機10及びインバーター電源供給器20は、モバイルLED投光器1の構成要素のうちでは、重量物であり、後述する支持ベース40上に搭載される。
LEDランプ30は、図示例のものでは、左右2列、上下4列に整列された合計8個のLEDチップ31とこれらを保持する、正面視矩形形状の筺体32等を有していて、4個のものが使用されている。LEDランプ30は、1個が例えば、100Wの出力で、6400ルーメン(lm)の明るさとなり、4個の合計400Wでは、25600ルーメンとなる。従来との比較で言うと、例えば、水銀ランプあるいはハロゲンランプでは、800Wの出力で、34000ルーメンであり、400Wに換算すると、17000ルーメンとなる。このように、LEDランプ30は、水銀ランプ等と比較して、同じ出力であれば、水銀ランプ等よりも明るく、また、同じの明るさを確保するのであれば、水銀ランプ等よりも小さい出力で済む。これにより、例えば、道路工事等に必要な所定の明るさを確保するのであれば、LEDランプ30は、水銀ランプ等よりも小さい出力で済むことになり、その分、上述のインバーター発電機10として定格出力の小さいものを使用することが可能となる。さらに、定格出力の小さいインバーター発電機10の使用が可能となるので、その分、低燃料消費率(低燃費)、排ガスの低排出量を実現するとともに、インバーター発電機10のコンパクト化、軽量化、ひいてはモバイルLED投光器1全体のコンパクト化、軽量化を図ることができる。ここで、LEDチップ31の発光色、配向タイプ(狭角,中角,広角)等の仕様については、モバイルLED投光器1の使用態様に応じて、例えば、一般的な道路工事における照明か、漁船で漁を行う際に、海中に入れて使用する照明か等の使用態様に合わせて選択するとよい。なお、LEDランプ30全体は完全防水に形成されている。
支持ベース40は、略板状に形成されていて、その表面(上面)40aに、重量物である上述のインバーター発電機10、インバーター電源供給器20が搭載される。支持ベース40の裏面(下面)40bには、4隅にそれぞれキャスター41が取り付けられていて、モバイルLED投光器1全体の移動を容易にしている。
スタンド50は、支持ベース40の後部に設けられていて、第1支柱51と、第2支柱52と、第3支柱53と、昇降機構54とを有している。なお、図1では、第2支柱52、第3支柱53が最大に延ばされた状態を示している。
第1支柱51は、角筒状に形成されていて、支持ベース40の後部に立設されている。第1支柱51は、その下端部(基端部)51a(図2参照)が支持ベース40に固定されるとともに、上端部(先端部)51bに開口部51cを有している。
第2支柱52は、上述の第1支柱51よりも細い角筒状に形成されていて、第1支柱51の内側に対して、開口部51cから出入り可能に配設されている。第2支柱52は、下端部52aに開口部(不図示)を有し、また上端部52bに開口部52cを有している。また、第2支柱52の後面には、次に説明する昇降機構54の一部を構成するラック54aが上下方向に設けられている。第2支柱52の上端部52bには、左右に貫通する位置決め孔a,aが形成されている。この位置決め孔a,aには、後述する位置決めピン55が挿通される。
昇降機構54は、ボックス54b内に収納された複数のギヤ(不図示)と、これに噛合するラック54aと、ギヤを駆動するハンドル54cとを有していて、ハンドル54cを一方向(例えば、右回り)に回転させることで、ギヤ及びラック54aを介して、第1支柱51に対して、第2支柱52を上昇させ、また、他方向(例えば、左回り)に回転させることで、第2支柱52を下降させることができる。つまり、昇降機構54は、ハンドル54cを回転させることで、第1支柱51の上端部51bからの第2支柱52の突出長さを調整することができるようになっている。
第3支柱53は、上述の第2支柱52よりも細い角筒状に形成されていて、第2支柱52の内側に対して、開口部52cから出入り可能に配設されている。第3支柱53には、左右方向に貫通する位置決め孔b1,b1、b2,b2、b3,b3、b4,b4が下端部53a側から上端部53b側に順に穿設されている。これらの位置決め孔には、位置決めピン55が挿通される。図1に示す状態では、位置決めピン55は、第2支柱52の位置決め孔a,aと、第3支柱53の、一番下の位置決め孔b1,b1に挿通されている。この状態では、第3支柱53は、最も延びた状態、すなわち、第2支柱52の上端部52cからの突出長さが最大となる状態である。この突出長さの調整は、第2支柱52側の位置決め孔a,aに挿通される位置決めピン55を、第3支柱53側のどの位置決め孔b1〜b4に挿通するかによって行うことができる。すなわち、図1に示す状態から、一旦、位置決めピン55を抜いて、第3支柱53を少し下げて、その位置決め孔b2,b2を第2支柱52側に位置決め孔a,aの高さに合わせ、これら位置決め孔a,a,b2,b2に位置決めピン55を挿通することで、突出長さを短くすることができる。同様に、位置決め孔a,aに挿通される位置決めピン55を、第3支柱53側の位置決め孔b3,b3に挿通させることで、突出長さを短くし、位置決め孔b4,b4に挿通させることで、さらに突出長さを短くすることができる。
本実施形態では、第3支柱53は、位置決め孔b1〜b4等から位置決めピン55を抜き、さらに、上方に持ち上げることで、完全に、第2支柱52から取り外すことができる。これにより、モバイルLED投光器1における、第3支柱53を含めてこれよりも先の部分(後述する揺動機構56、アーム60、上述のLEDランプ30等)を個別に独立して使用することが可能となる。例えば、第3支柱53を手で持って使用したり、また、第3支柱53よりも先の部分を海中に沈めて、海上からではなく直接、海中を照らしたりすることを可能にする。
なお、第3支柱53の下端部53aと、第1支柱51の上端部51bとは、チェーン59で連結されていて、第3支柱53の突出長さを調整している最中に、誤って、第2支柱52から第3支柱53が抜けてしまうことを防止している。なお、図2,図4,図5では、チェーン59の図示は省略している。
第3支柱53の上端部53bには、後述するアーム60を揺動自在に支持する揺動機構56が取り付けられている。揺動機構56は、第3支柱53の上端部53bに固定される固定部材56aと、固定部材56aの上部に固定された左右方向に長い下支持板56bと、この下支持板56bの上方に配置された上支持板56cと、これら下支持板56bと上支持板56cとの後端側を連結する連結板56d(図3参照)と、上支持板56cに固定されたリング状のアイボルト56eとを有している。このアイボルト56eは、例えば、クレーン等を使用して、モバイルLED投光器1を吊り下げる際に、クレーン側のフック(不図示)を係合させるのに使用され、また、第3支柱53を第2支柱52から引き抜いた際に、第3支柱53よりも先の部分を吊り下げるのにも使用される。下支持板56bの左端部及び右端部近傍には、次に説明するアーム60,60を揺動自在に支持するボルト57,57が螺合されている。
アーム60,60は、図1に示す状態において、左右方向に長く形成されていて、それぞれの基端部を下方から貫通し、さらに、上述の揺動機構56を貫通して、ナット58が螺合されたボルト57,57によって、揺動自在に支持されている。アーム60,60は、ボルト57,57の上端に螺合されているナット58,58を緩めることで、揺動可能となり、揺動させて位置決めした後にナット58,58を締めつけることで、その位置に固定されるようになっている。アーム60,60の先端側には、調整具61を介して上述のLEDランプ30が支持されている。調整具61は、アーム60の先端側に、上方(又は下方)から挿通された軸部61aと、この軸部61aと一体の「コ」字形の二股部61bとを有していて、二股部61bのそれぞれの先端によって、LEDライト30の筺体32の左側部及び右側部を回転自在に支持している。これにより、LEDライト30は、軸部61aを基準に、つまり、上下方向の軸心を基準に、左右方向に向きを調整することができ、また、二股部61bの先端部を基準に、つまり、横方向(図1では左右方向)を向いた軸心を基準に、上下方向に向きを調整することができる。また、アーム60,60は、ナット58,58を緩めて、先端側が前方に位置するように揺動させた後、ナット58,58を締め付けることにより、左右に広がっていた、4つのLEDランプ30を、前側で合わせて折り畳むことができる。
以上のモバイルLED投光器1において、さらに、インバーター電源供給器20とLEDランプ30とを長いコード(不図示)で接続し、このコードをリール(不図示)に巻いておくようにすれば、LEDランプ30を含む第3支柱53よりも先の部分を、コードの長さの範囲内の、インバーター電源供給器20から遠く離れた場所で使用することが可能となる。
以上の構成のモバイルLED投光器1は、以下のような効果を奏する。
・ランプとして、水銀ランプやハロゲンランプに代えて、LEDランプ30を使用することにより、長寿命化を図ることができる。
・LEDランプ30を一度消灯した後に、再点灯する際に、水銀ランプ等と異なり、短時間で再点灯することができる。
・LEDランプ30は、所定の明るさを得るための消費電力が少なくて済むので、インバーター発電機10の低出力化、コンパクト化、軽量化を図ることができ、これに伴い、モバイルLED投光器1全体のコンパクト化、軽量化を図ることができる。さらに、インバーター発電機10の燃料消費量、及び排ガス排出量を低減することができる。
・また、インバーター発電機10、インバーター電源供給器20を使用することで、LEDランプに電力を供給しながら、インバーター電源供給器20に蓄電することができるので、例えば、インバーター発電機10の燃料切れによる停止や、騒音を低下させる等のためのインバーター発電機10の意図的な停止に際しても、インバーター電源供給器20からLEDランプ30に電力を供給することが可能である。
・第1支柱51に対して第2支柱52の突出長さを、また、第2支柱52に対して第3支柱53の突出長さを調整可能であるので、つまり、支柱全体として伸縮させることが可能であるので、モバイルLED投光器1の収納時や運搬時には、支柱を短縮させて短くしてコンパクト化する一方、使用時には引き延ばして大きく使用することができる。
・第3支柱53は、第2支柱52から引きぬくことができるので、第3支柱53よりも先の部分、つまり第3支柱53、揺動機構56、アーム60,60、LEDランプ30によって構成される部分を、独立して個別に使用することが可能となり、例えば、この部分を海中に投入するようにすれば、漁業において有効に使用することができる。すなわち、従来の投光器を使用した漁では、投光器は船上あるいや海面上に配置するしかなかったので、投光器からの光が海面で反射して、魚群等の目標物を見にくくしていたという欠点があった。しかし、本実施形態に係るモバイルLED投光器1では、LEDライト30等を直接海中に投入することが可能なので、反射光が発生することがなく、海中の目標物を視認しやすく有効に照明することができる。
・揺動機構56に対してアーム60,60を揺動させ、アーム60に対して、調整部材61を回転させ、さらに、調整部材61に対してLEDランプ30を回転(揺動)させることにより、LEDランプ30を種々の向きに調整することが可能であるので、目標物を有効に照射することができる。
以上の説明では、LEDランプ30が、図1の状態において略矩形である場合を説明したが、本考案は、LEDランプ30として、任意の形状のものを使用することが可能である。
1 モバイルLED投光器
10 インバーター発電機
20 インバーター電源供給器
30 LEDランプ
31 LEDチップ
40 支持ベース
50 スタンド
51 第1支柱
52 第2支柱
53 第3支柱
54 昇降機構
56 揺動機構
60 アーム
61 調整具
10 インバーター発電機
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52 第2支柱
53 第3支柱
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60 アーム
61 調整具
Claims (5)
- インバーター発電機と、
前記インバーター発電機に接続されたインバーター電源供給器と、
前記インバーター電源供給器から供給される電力によって照明を行うLEDランプと、
前記インバーター発電機及び前記インバーター電源供給器を支持する支持ベースと、
前記支持ベースから立設されて前記LEDランプを支持する折り畳み可能なスタンドと、を備える、
ことを特徴とするモバイルLED投光器。 - 前記スタンドは、
前記支持ベースに立設された筒状の第1支柱と、
前記第1支柱の内側に昇降自在に配置された筒状の第2支柱と、
前記第1支柱に対して前記第2支柱を昇降させて前記第1支柱からの前記第2支柱の突出長さを変更する昇降機構と、
前記第2支柱の内側に昇降自在に配置されて前記第2支柱からの突出長さを変更可能で、かつ前記第2支柱に着脱自在な第3支柱と、
前記第3支柱から横方向に延びて前記LEDランプを支持するアームと、を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のモバイルLED投光器。 - 前記第3支柱は、前記上下方向の軸心を基準として前記アームを揺動自在に支持する揺動機構を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載のモバイルLED投光器。 - 前記アームによって上下方向の軸心を基準に回転自在に支持されるとともに、正面側にLEDチップが配置された前記LEDランプの左側部及び右側部を横方向の軸心を基準に回転自在に支持する調整具を有する、
ことを特徴とする請求項3に記載のモバイルLED投光器。 - 前記インバーター電源供給器と前記LEDランプとを接続するコードが巻かれるリールを有する、
ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載のモバイルLED投光器。
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Cited By (2)
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JP2013109870A (ja) * | 2011-11-18 | 2013-06-06 | Porta Kogyo:Kk | 照明装置 |
KR101468971B1 (ko) * | 2014-06-26 | 2014-12-04 | 이슬기 | 1차 연료에 의해 구동되는 발전기 전압 작동형 야외 조명기구 |
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- 2010-03-18 JP JP2010001772U patent/JP3159847U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101468971B1 (ko) * | 2014-06-26 | 2014-12-04 | 이슬기 | 1차 연료에 의해 구동되는 발전기 전압 작동형 야외 조명기구 |
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