JP3159844B2 - 植毛製品 - Google Patents
植毛製品Info
- Publication number
- JP3159844B2 JP3159844B2 JP22651993A JP22651993A JP3159844B2 JP 3159844 B2 JP3159844 B2 JP 3159844B2 JP 22651993 A JP22651993 A JP 22651993A JP 22651993 A JP22651993 A JP 22651993A JP 3159844 B2 JP3159844 B2 JP 3159844B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flocking
- metallic
- fiber
- base material
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は例えば衣類、表装材等
に有用な植毛製品にに関するものである。
に有用な植毛製品にに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来から植毛製品は布、プラスチック
等の基材の表面に電気植毛によって植毛層を形成するこ
とによって製造されている。このような植毛製品は植毛
層によってベルベット調あるいはバックスキン調等の外
観および感触を有する。
等の基材の表面に電気植毛によって植毛層を形成するこ
とによって製造されている。このような植毛製品は植毛
層によってベルベット調あるいはバックスキン調等の外
観および感触を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら従来の
植毛製品の殆どは植毛層のみによって意匠が与えられて
おり、基材表面は全く製品の意匠には関与していなかっ
た。
植毛製品の殆どは植毛層のみによって意匠が与えられて
おり、基材表面は全く製品の意匠には関与していなかっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は上記従来の課
題を解決するための手段として、メタリック塗料を基材
(1) 表面に塗布してメタリック表面(2 ) を形成すると共
に、該メタリック表面(2) に該メタリック塗料を接着剤
と する電気植毛によって形成された植毛層(3) とからな
る植毛製品を提供するものである。
題を解決するための手段として、メタリック塗料を基材
(1) 表面に塗布してメタリック表面(2 ) を形成すると共
に、該メタリック表面(2) に該メタリック塗料を接着剤
と する電気植毛によって形成された植毛層(3) とからな
る植毛製品を提供するものである。
【0005】 本発明に云う基材とは繊維編織物、不織
布、プラスチックフィルム、紙、木板、繊維板等であ
る。該基材にメタリック表面を与えるには、基材表面に
アルミ粉、銅粉、銀粉、金粉等の金属粉、あるいはタル
ク、雲母粉末、貝粉等の無機質粉末の表面に上記金属を
コーティングした金属被覆粉と接着剤とを混合したメタ
リック塗料を塗布する方法を採用する。上記メタリック
表面は基材表面に部分的に与えられてもよい。
布、プラスチックフィルム、紙、木板、繊維板等であ
る。該基材にメタリック表面を与えるには、基材表面に
アルミ粉、銅粉、銀粉、金粉等の金属粉、あるいはタル
ク、雲母粉末、貝粉等の無機質粉末の表面に上記金属を
コーティングした金属被覆粉と接着剤とを混合したメタ
リック塗料を塗布する方法を採用する。上記メタリック
表面は基材表面に部分的に与えられてもよい。
【0006】 本発明に用いられるパイルはポリアミド
繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、レーヨン繊
維、アセテート繊維、綿繊維、絹繊維等の通常の静電植
毛に用いられている繊維であり、一般的に太さ1.5〜
20d,長さ0.5〜5.0mm程度のものが用いられ
る。
繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、レーヨン繊
維、アセテート繊維、綿繊維、絹繊維等の通常の静電植
毛に用いられている繊維であり、一般的に太さ1.5〜
20d,長さ0.5〜5.0mm程度のものが用いられ
る。
【0007】 本発明では上記基材表面に塗布されてい
るメタリック塗 料を接着剤とし、その上に上記パイルを
帯電させ静電的引力によって付着させることにより一般
的な植毛を行なう。上記電気植毛は部分的に行なっても
良い。また部分的にパイルの種類や色を変えたり、重ね
合わせてぼかし模様としてもよい。このような部分的な
電気植毛を施すにはシルクスクリーン印刷、グラビアロ
ール印刷等によって基材表面に部分的に接着剤を塗布す
る。
るメタリック塗 料を接着剤とし、その上に上記パイルを
帯電させ静電的引力によって付着させることにより一般
的な植毛を行なう。上記電気植毛は部分的に行なっても
良い。また部分的にパイルの種類や色を変えたり、重ね
合わせてぼかし模様としてもよい。このような部分的な
電気植毛を施すにはシルクスクリーン印刷、グラビアロ
ール印刷等によって基材表面に部分的に接着剤を塗布す
る。
【0008】
【作用】 本発明では基材表面に塗布されたメタリック
塗料を電気植毛の 接着剤とするから、製造工程が短縮簡
単化され、また別途接着剤を使用する 必要がない。そし
て植毛層によって製品にはベルベット調あるいはバック
スキン調等の外観を与えられるが、該植毛層の下に基材
のメタリック表面が透視され、また植毛層が部分的に形
成されている場合には表面が植毛部分とメタリック部分
とからなり、かつ植毛部分で植毛層の下に基材のメタリ
ック表面が透視される。
塗料を電気植毛の 接着剤とするから、製造工程が短縮簡
単化され、また別途接着剤を使用する 必要がない。そし
て植毛層によって製品にはベルベット調あるいはバック
スキン調等の外観を与えられるが、該植毛層の下に基材
のメタリック表面が透視され、また植毛層が部分的に形
成されている場合には表面が植毛部分とメタリック部分
とからなり、かつ植毛部分で植毛層の下に基材のメタリ
ック表面が透視される。
【0009】
【実施例】 図1には本発明の一実施例が示される。図
において基材(1)としては絹織物を使用し、該基材(1)
のメタリック表面(2) は金被覆された雲母粉をアクリル
系エマルジョン接着剤に混合したメタリック塗料を塗布
することによって得られる。上記メタリック塗料が乾燥
しないうちに太さ2d,長さ1mmのポリアミドパイルを
電気植毛すれば、上記メタリック塗料が接着剤となって
上記ポリアミドパイルが基材(1) 表面に固定され、植毛
層(3) が形成される。
において基材(1)としては絹織物を使用し、該基材(1)
のメタリック表面(2) は金被覆された雲母粉をアクリル
系エマルジョン接着剤に混合したメタリック塗料を塗布
することによって得られる。上記メタリック塗料が乾燥
しないうちに太さ2d,長さ1mmのポリアミドパイルを
電気植毛すれば、上記メタリック塗料が接着剤となって
上記ポリアミドパイルが基材(1) 表面に固定され、植毛
層(3) が形成される。
【0010】
【発明の効果】 したがって本発明では極めて豪華な外
観を有する植毛製品が安価に得られる。
観を有する植毛製品が安価に得られる。
【図1】 本発明の一実施例の断面図
1 基材 2 メタリック表面 3 植毛層
Claims (1)
- 【請求項1】メタリック塗料を基材表面に塗布してメタ
リック表面を形成 すると共に、該メタリック表面に該メ
タリック塗料を接着剤とする電気植毛によって形成され
た植毛層とからなる植毛製品
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22651993A JP3159844B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 植毛製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22651993A JP3159844B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 植毛製品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0754278A JPH0754278A (ja) | 1995-02-28 |
JP3159844B2 true JP3159844B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=16846408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22651993A Expired - Fee Related JP3159844B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 植毛製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3159844B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101894492B1 (ko) * | 2016-04-07 | 2018-09-03 | 금오공과대학교 산학협력단 | 가스실린더와 탄성체를 이용한 기립보조의자 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2535818B (en) * | 2015-07-22 | 2017-04-05 | Whyte And Ivory Ltd | Fabric for a window treatment |
CN107904980A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-04-13 | 泉州静杰企业管理咨询有限公司 | 植绒合成革工艺的生产方法 |
-
1993
- 1993-08-18 JP JP22651993A patent/JP3159844B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101894492B1 (ko) * | 2016-04-07 | 2018-09-03 | 금오공과대학교 산학협력단 | 가스실린더와 탄성체를 이용한 기립보조의자 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0754278A (ja) | 1995-02-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010116 |
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