JP3159573U - 2ピース型しゃもじ - Google Patents

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芳彦 鈴木
芳彦 鈴木
晴仁 井上
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Abstract

【課題】カラーバリエーションに富み、へら部と柄部の機能に応じた最適な樹脂を選定することができるとともに、デザイン変更時の金型費を低く抑えることができる2ピース型しゃもじを提供すること。【解決手段】各々1ピースを構成するへら部2と柄部3とを結合一体化して2ピース型しゃもじを1構成する。又、予め樹脂成型されたヘラ部2又は柄部3の何れか一方を他方の成型金型に組み込み、両者を樹脂のインサート成型によって結合一体化することによって2ピース型しゃもじ1を構成する。更に、へら部2と柄部3との結合部に凹凸形状(凸部4と凹部5)を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、米飯等の盛り付け等に使用される2ピース型しゃもじに関するものである。
一般に家庭等においては、しゃもじは炊飯器から米飯を茶碗に盛り付ける際に使用されるが、このしゃもじとしては、従来の木製のものに代えて近年では樹脂製のものが専ら使用されている。
斯かるしゃもじは、米飯等を掬う比較的面積の広いへら部と手で握る部分ための把手としての柄部とで構成されているが、従来はへら部と柄部とは樹脂の射出成型によって一体に構成されていた。
ところで、従来の一体型のしゃもじにおいてへら部に飯粒等が付着しないようにするため、例えば特許文献1,2には、へら部の表面にしぼ面を設けたダブルエンボス面を形成する構成が提案されている。
特開2001−269274号公報 特開2006−314691号公報
しかしながら、従来の一体型しゃもじにあっては、へら部と柄部とで色を変更することが難しく、商品のカラーバリエーションに制限を受ける他、へら部と柄部の機能に応じて両者の強度や特性に最適な樹脂を選定することができないという問題があった。
又、へら部又は柄部の何れか一方だけのデザインを変更する場合には、成型金型全体を一新しなければならず、金型費が高くなるという問題もあった。
本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、カラーバリエーションに富み、へら部と柄部の機能に応じた最適な樹脂を選定することができるとともに、デザイン変更時の金型費を低く抑えることができる2ピース型しゃもじを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の2ピース型しゃもじは、各々1ピースを構成するへら部と柄部とを結合一体化して成ることを特徴とする。
請求項2記載の2ピース型しゃもじは、予め樹脂成型された前記ヘラ部又は前記柄部の何れか一方を他方の成型金型に組み込み、両者を樹脂のインサート成型によって結合一体化して成ることを特徴とする。
請求項3記載の2ピース型しゃもじは、前記へら部と前記柄部との結合部に凹凸形状を形成したことを特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、各々1ピースを構成するへら部と柄部とを色の異なる樹脂で構成することが可能であるため、商品としてのカラーバリエーションが増えて商品性が高められる。又、へら部と柄部の機能に応じて強度や特性の異なる樹脂を別々に選定することができるため、しゃもじとしての機能性を高めることができる。
更に、へら部と柄部はそれぞれ別の成型金型によって成型されるため、何れか一方のデザインを変更する場合には一方の成型金型のみを変更するだけで済み、金型費を低く抑えて製品のコストダウンを図ることができる。
請求項2記載の考案によれば、予め樹脂成型されたへら部又は柄部の何れか一方を他方の成型金型に組み込み、両者をインサート成型することによって容易に結合一体化することができるため、商品の生産性が高められる。
請求項3記載の考案によれば、へら部と柄部とは凹凸形状によって確実且つ強固に結合されるため、当該2ピース型しゃもじの使用中に抜けて両者が分離するという不具合の発生が防がれる。
本考案に係る2ピース型しゃもじの平面図である。 本考案に係る2ピース型しゃもじの側面図である。 図2のA部拡大詳細図である。 図1のB−B線断面図である。 図3のC−C線断面図である。 図3のD−D線断面図である。 本考案に係る2ピース型しゃもじの製造工程を説明する図であって、(a)は柄部用の成型金型の平断面図、(b)は成型された柄部の斜視図、(c)はへら部用の成型金型に柄部をセットした状態を示す平断面図である。 本考案に係る2ピース型しゃもじのへら部と柄部の結合構造の他の形態を示す部分断面図である。 本考案に係る2ピース型しゃもじのへら部と柄部の結合構造の他の形態を示す部分断面図である。 本考案に係る2ピース型しゃもじのへら部と柄部の結合構造の他の形態を示す部分断面図である。 本考案に係る2ピース型しゃもじのへら部と柄部の結合構造の他の形態を示す部分断面図である。
以下に本考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本考案に係る2ピース型しゃもじの平面図、図2は同2ピース型しゃもじの側面図、図3は図2のA部拡大詳細図、図4は図1のB−B線断面図、図5は図3のC−C線断面図、図6は図3のD−D線断面図である。
本考案に係る2ピース型しゃもじ1は、図1及び図2に示すように、例えばポリプロピレン樹脂等の射出成型によって各々1ピースとして構成されたへら部2と柄部3とを結合一体化することによって構成されている。ここで、へら部2は米飯等を掬うためのものであって、柄部3よりは面積の大きな平面視略楕円状の偏平な部材であって、図2に示すように側面視で僅かに凹状に湾曲している。又、柄部3は手で握るための把手としての機能を有し、細長い扁平な横断面矩形の棒状に成型されている。尚、へら部2への飯粒等の付着を防ぐため、該へら部2の表面にしぼ加工やエンボス加工を施しても良い。
ところで、本実施の形態に係る2ピース型しゃもじ1は、後述のように予め樹脂成型された柄部3をへら部2の成型金型に組み込み、両者を樹脂のインサート成型によって結合一体化することによって製造されるが、両者の結合部には凹凸形状が形成されている。
即ち、凹凸形状として、本実施の形態では先に成型される柄部3の長手方向一端(結合端部)の両側面にピン状の凸部4を外側方に向けて一体に突設するとともに、上面の幅方向中央に円穴状の凹部5を形成している。
次に、本実施の形態に係る2ピース型しゃもじ1の製造方法を図7に基づいて説明する。
図7は2ピース型しゃもじの製造工程を説明する図であって、(a)は柄部用の成型金型の平断面図、(b)は成型された柄部の斜視図、(c)はへら部用の成型金型に柄部をセットした状態を示す平断面図である。
本実施の形態に係る2ピース型しゃもじ1の製造に際しては、先ず、図7(a)に示す柄部3を成形するための成形金型10を用いた樹脂の射出成形によって図7(b)に示すような柄部3を製造する。即ち、成形金型10には柄部3の外形形状に対応する中空状のキャビティが11形成されており、このキャビティ11内に溶融樹脂を湯口12から注入すると、溶融樹脂は成型金型10内の湯道13を通ってキャビティ11内に流れ込んで充填される。そして、キャビティ11内に充填された溶融樹脂が冷却されて固化した後、固化した樹脂成形品を成形金型10から取り出すと、図7(b)に示すような柄部3が1ピースとして得られる。
次に、図7(c)に示すように、へら部2を成形するための成形金型20のへら部2の外形形状に対応する中空状のキャビティ21に、既に成型された柄部3を組み込み、湯口から溶融樹脂を成型金型20に注入する。すると、溶融樹脂は成型金型20内の湯道23を通ってキャビティ21内に流れ込んで充填され、このキャビティ21内に充填された溶融樹脂が冷却されて固化すると、キャビティ21の形状に沿ったへら部2が形成されるとともに、該へら部2と既に成型されていた柄部3とが結合一体化され、図1及び図2に示す2ピース型しゃもじ1がインサート成型によって得られる。この場合、柄部3の結合端部にはピン状の凸部4と円穴状の凹部5から成る凹凸形状が形成されているため、へら部2と柄部3とが確実且つ強固に結合され、当該2ピース型しゃもじ1の使用中にへら部2と柄部3が抜けて両者が分離するという不具合が発生することがない。
以上のように、本考案に係る2ピース型しゃもじ1は、各々1ピースを構成するへら部2と柄部3とを結合一体化して構成されるため、へら部2と柄部3を互いに色の異なる樹脂で構成することが可能となり、商品としてのカラーバリエーションが増えて商品性が高められる。又、へら部2と柄部3の機能に応じて強度や特性の異なる樹脂を別々に選定することができるため、しゃもじとしての機能性を高めることができる。
更に、へら部2と柄部3はそれぞれ別の成型金型10,20によって成型されるため、何れか一方のデザインを変更する場合には成型金型10又は20の何れか一方のみを変更するだけで済み、金型費が低く抑えられて製品のコストダウンが図られる。
又、本実施の形態では、予め樹脂成型された柄部3をへら部2を成型するための成型金型20に組み込み、両者をインサート成型することによって容易に結合一体化することができるため、商品の生産性が高められるという効果も得られる。
尚、本実施の形態では、柄部3を先に樹脂成型した後、この柄部3をへら部2の成型金型20に組み込んで両者をインサート成型によって結合一体化する製造方法を採用したが、逆にへら部2を先に樹脂成型した後、このへら部2を柄部3の成型金型10に組み込んで両者をインサート成型によって結合一体化する方法を採用しても良い。
ところで、以上の実施の形態では、へら部2と柄部3とを樹脂のインサート成型によって結合一体化する方法を採用したが、へら部2と柄部3とを結合一体化する方法としては、図8に示すようにへら部2に柄部3の端部を差し込んで両者を接着剤若しくは超音波接着によって接着したり、図9に示すようにピン6でへら部2と柄部3を結合したり、図10に示すようにネジ7によってへら部2と柄部3を結合する方法を採用しても良い。或いは、図11に示すように、へら部2に形成された雌ネジに柄部3に形成された雄ネジをねじ込んで両者を結合一体化する方法を採用しても良い。
1 2ピース型しゃもじ
2 2ピース型しゃもじのへら部
2a へら部の雌ネジ部
3 2ピース型しゃもじの柄部
3a 柄部の雄ネジ部
4 柄部の凸部
5 柄部の凹部
6 ピン
7 ネジ
10 柄部の成型金型
11 成型金型のキャビティ
12 成型金型の湯口
13 成型金型の湯道
20 へら部の成型金型
21 成型金型のキャビティ
22 成型金型の湯口
23 成型金型の湯道

Claims (3)

  1. 各々1ピースを構成するへら部と柄部とを結合一体化して成ることを特徴とする2ピース型しゃもじ。
  2. 予め樹脂成型された前記へら部又は前記柄部の何れか一方を他方の成型金型に組み込み、両者を樹脂のインサート成型によって結合一体化して成ることを特徴とする請求項1記載の2ピース型しゃもじ。
  3. 前記へら部と前記柄部との結合部に凹凸形状を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の2ピース型しゃもじ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017099309A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 株式会社吉野工業所 氷菓子用スティック

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001000341A (ja) * 1999-06-25 2001-01-09 Muto Kasei Kogyosho:Kk しゃもじ及び同しゃもじの製造方法

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