JP3159566B2 - ダイキャストライン管理方法 - Google Patents
ダイキャストライン管理方法Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
-
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイキャストライン管
理方法に関するものである。
理方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】射出速度、昇圧時間、型締め力、鋳造圧
力等の制御条件について専用マイクロコンピュータ（以
下、専用マイコンという）による専用制御システムを一
体に備えたダイキャストマシンがある。
力等の制御条件について専用マイクロコンピュータ（以
下、専用マイコンという）による専用制御システムを一
体に備えたダイキャストマシンがある。
【０００３】前記制御条件は専用マイコンを通してダイ
キャストマシン本体へ指示する。一方、凝固時間、射出
戻り時間、製品取出時間等や中子入り、戻り順序等に関
する制御条件は、ライン制御用コントローラを通してダ
イキャストラインへ指示している。
キャストマシン本体へ指示する。一方、凝固時間、射出
戻り時間、製品取出時間等や中子入り、戻り順序等に関
する制御条件は、ライン制御用コントローラを通してダ
イキャストラインへ指示している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、専
用マイコンおよびライン制御用コントローラのそれぞれ
について別々にデータを指示し、管理する必要があった
が、数十項目もの設定条件があり、操作も複雑であっ
た。
用マイコンおよびライン制御用コントローラのそれぞれ
について別々にデータを指示し、管理する必要があった
が、数十項目もの設定条件があり、操作も複雑であっ
た。
【０００５】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、品番情報および順序計画に関する情報を取得した
管理用コンピュータにより、専用マイクロコンピュータ
およびライン制御用コントローラを一括管理することに
より、この種のダイキャストラインの制御を容易にする
ことを目的とするものである。
ので、品番情報および順序計画に関する情報を取得した
管理用コンピュータにより、専用マイクロコンピュータ
およびライン制御用コントローラを一括管理することに
より、この種のダイキャストラインの制御を容易にする
ことを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、専用マイクロ
コンピュータにより制御されるダイキャストマシン本体
を中心に構成されたダイキャストラインにおいて、品番
情報および順序計画に関する情報をネットワークを通し
て取得した管理用コンピュータにより、前記専用マイク
ロコンピュータを通してダイキャストマシン本体へ作業
標準を指示するとともに、ライン制御用コントローラを
通してダイキャストラインへ作業標準を指示し、専用マ
イクロコンピュータを通して把握したダイキャストマシ
ン本体の状況およびライン制御用コントローラを通して
把握したダイキャストラインの状況を管理用コンピュー
タからネットワークへ提供するダイキャストライン管理
方法である。
コンピュータにより制御されるダイキャストマシン本体
を中心に構成されたダイキャストラインにおいて、品番
情報および順序計画に関する情報をネットワークを通し
て取得した管理用コンピュータにより、前記専用マイク
ロコンピュータを通してダイキャストマシン本体へ作業
標準を指示するとともに、ライン制御用コントローラを
通してダイキャストラインへ作業標準を指示し、専用マ
イクロコンピュータを通して把握したダイキャストマシ
ン本体の状況およびライン制御用コントローラを通して
把握したダイキャストラインの状況を管理用コンピュー
タからネットワークへ提供するダイキャストライン管理
方法である。
【０００７】
【作用】本発明は、ネットワークを通じて管理用コンピ
ュータに品番情報および順序計画に関する情報が与えら
れると、この管理用コンピュータにて製品固有の製造条
件が特定され、その製造条件に基づき専用マイクロコン
ピュータからダイキャストマシン本体へ制御条件が指示
されるとともに、ライン制御用コントローラから製品取
出装置等へ制御条件が指示される。
ュータに品番情報および順序計画に関する情報が与えら
れると、この管理用コンピュータにて製品固有の製造条
件が特定され、その製造条件に基づき専用マイクロコン
ピュータからダイキャストマシン本体へ制御条件が指示
されるとともに、ライン制御用コントローラから製品取
出装置等へ制御条件が指示される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図面に示される実施例を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【０００９】図２はアルミキャスティング用鋳物製造工
場の生産ラインネットワークシステムの概要を示し、製
造事務所11と、砂型鋳造ライン12と、金型による連鋳ラ
イン（以下、ＧＤラインという）13と、ダイキャストラ
イン（以下、ＤＣラインという）14と、保全事務所15
と、中子成型機16と、熱処理部17と、仕上げ部18と、機
械加工部19と、製品貯蔵部20とに、それぞれネットワー
クの端末機器（パーソナルコンピュータ、以下、パソコ
ンと略称する）が設置され、これらの各生産現場のパソ
コンと製造事務所11のパソコンとが、ローカルエリアネ
ットワーク（以下、ＬＡＮという）21により接続されて
いる。外部情報を取入れるために付加価値情報網（ＶＡ
Ｎ）22とも接続されている。
場の生産ラインネットワークシステムの概要を示し、製
造事務所11と、砂型鋳造ライン12と、金型による連鋳ラ
イン（以下、ＧＤラインという）13と、ダイキャストラ
イン（以下、ＤＣラインという）14と、保全事務所15
と、中子成型機16と、熱処理部17と、仕上げ部18と、機
械加工部19と、製品貯蔵部20とに、それぞれネットワー
クの端末機器（パーソナルコンピュータ、以下、パソコ
ンと略称する）が設置され、これらの各生産現場のパソ
コンと製造事務所11のパソコンとが、ローカルエリアネ
ットワーク（以下、ＬＡＮという）21により接続されて
いる。外部情報を取入れるために付加価値情報網（ＶＡ
Ｎ）22とも接続されている。
【００１０】そして、製造事務所11では、ＬＡＮ端末パ
ソコンにより品番、客先、製造工場、鋳造ライン、単
重、注湯材質、添加剤、注湯量、凝固（型開き）時間、
金型冷却時間（空冷，水冷）、製品冷却時間、バリ取り
方法等の生産工程にかかわる様々な品番情報を品番情報
データベース23に登録する。
ソコンにより品番、客先、製造工場、鋳造ライン、単
重、注湯材質、添加剤、注湯量、凝固（型開き）時間、
金型冷却時間（空冷，水冷）、製品冷却時間、バリ取り
方法等の生産工程にかかわる様々な品番情報を品番情報
データベース23に登録する。
【００１１】製造事務所11で品番情報データベース23に
登録された作業標準（制御条件）は、ＬＡＮ21のパソコ
ンからライン制御用コントローラを通して各鋳造ライン
12，13，14等の機械へ直接指示される。また、受注情報
およびライン負荷情報から作成された金型系詳細順序計
画ファイル24または砂型系詳細順序計画ファイル25にし
たがって各鋳造ライン12，13，14等の機械が作動され
る。
登録された作業標準（制御条件）は、ＬＡＮ21のパソコ
ンからライン制御用コントローラを通して各鋳造ライン
12，13，14等の機械へ直接指示される。また、受注情報
およびライン負荷情報から作成された金型系詳細順序計
画ファイル24または砂型系詳細順序計画ファイル25にし
たがって各鋳造ライン12，13，14等の機械が作動され
る。
【００１２】また、製造事務所11ではパソコンのディス
プレーに受注から出荷までの情報（生産ロットの消化状
況等）をリアルタイムで表示させて、各生産ラインの進
捗状況を監視しながら生産時点情報管理を行う。
プレーに受注から出荷までの情報（生産ロットの消化状
況等）をリアルタイムで表示させて、各生産ラインの進
捗状況を監視しながら生産時点情報管理を行う。
【００１３】自動化された各鋳造ライン12，13，14等
は、品番情報データベースからＬＡＮの端末パソコンに
よりライン制御用コントローラを通して作業標準を直接
取得し、前記詳細順序計画にしたがって稼働する。ま
た、各鋳造ライン12，13，14等での生産実績、稼働率等
は、ＬＡＮ端末パソコンにて自動的に集計して記録す
る。このとき、詳細順序計画の消し込みも同時に自動的
に行う。さらに、手動ラインや外注品の生産実績は、パ
ソコンのディスプレーに表示された詳細計画欄にて生産
現場の者がマウスを使って消化済みロットを指示する。
これらをそのまま操業日報にする。
は、品番情報データベースからＬＡＮの端末パソコンに
よりライン制御用コントローラを通して作業標準を直接
取得し、前記詳細順序計画にしたがって稼働する。ま
た、各鋳造ライン12，13，14等での生産実績、稼働率等
は、ＬＡＮ端末パソコンにて自動的に集計して記録す
る。このとき、詳細順序計画の消し込みも同時に自動的
に行う。さらに、手動ラインや外注品の生産実績は、パ
ソコンのディスプレーに表示された詳細計画欄にて生産
現場の者がマウスを使って消化済みロットを指示する。
これらをそのまま操業日報にする。
【００１４】前記保全事務所15では、各生産ラインから
取得した個々の設備の故障回数および時間から生産ライ
ン単位で自動的に作成された故障履歴表を検索して、設
備の保全を行い、またスペアパーツを管理する。
取得した個々の設備の故障回数および時間から生産ライ
ン単位で自動的に作成された故障履歴表を検索して、設
備の保全を行い、またスペアパーツを管理する。
【００１５】前記熱処理部17、仕上げ部18および機械加
工部19では、工程間の移動が自動の場合はラインコンベ
ヤからパソコンに製品位置が入力され、自動的に記憶さ
れる。手動ラインや外注製品の場合は、生産ロットの移
動状況に合わせて生産現場の者がパソコンのディスプレ
ーの表示にマウスを使って指示する。
工部19では、工程間の移動が自動の場合はラインコンベ
ヤからパソコンに製品位置が入力され、自動的に記憶さ
れる。手動ラインや外注製品の場合は、生産ロットの移
動状況に合わせて生産現場の者がパソコンのディスプレ
ーの表示にマウスを使って指示する。
【００１６】前記製品貯蔵部20でも、ロット単位で製品
の倉入れおよび出荷に充当したロットを、パソコンのデ
ィスプレーに表示された詳細計画欄にてマウスを使って
指示する（出荷データの取込み）。
の倉入れおよび出荷に充当したロットを、パソコンのデ
ィスプレーに表示された詳細計画欄にてマウスを使って
指示する（出荷データの取込み）。
【００１７】次に、図３には製造事務所11、砂型鋳造ラ
イン12、保全事務所15、ＧＤライン13、中子成型機16、
ＤＣライン14がそれぞれ示されているが、その各場所に
ＬＡＮの端末パソコン31が設置されている。32はランポ
ート、33は通信ケーブル、34は光端子、35は光ケーブル
を示す。
イン12、保全事務所15、ＧＤライン13、中子成型機16、
ＤＣライン14がそれぞれ示されているが、その各場所に
ＬＡＮの端末パソコン31が設置されている。32はランポ
ート、33は通信ケーブル、34は光端子、35は光ケーブル
を示す。
【００１８】前記製造事務所11では、パソコン31のキー
ボード36またはマウス37等の入力手段により、品番情報
データベースの作成（作業標準、サイクルタイム等の登
録、変更等）、詳細順序計画の作成等を行い、また、パ
ソコン31のディスプレー38等を用いて作業進捗状況（生
産ロット消化状況）の管理、品質管理（生産ロットに対
する不良情報の取得等）、ライン操業管理（生産実績、
ライン故障状況、稼働率の計算等）を行う。
ボード36またはマウス37等の入力手段により、品番情報
データベースの作成（作業標準、サイクルタイム等の登
録、変更等）、詳細順序計画の作成等を行い、また、パ
ソコン31のディスプレー38等を用いて作業進捗状況（生
産ロット消化状況）の管理、品質管理（生産ロットに対
する不良情報の取得等）、ライン操業管理（生産実績、
ライン故障状況、稼働率の計算等）を行う。
【００１９】前記砂型鋳造ライン12は、ＬＡＮから端末
パソコン31を通じて指示された作業標準および詳細順序
計画に基づき、ライン制御用コントローラ43により制御
する。また、この砂型鋳造ライン12の稼働状況（生産実
績、ライン故障状況等）はコントローラ43と直結したパ
ソコン31により集計してＬＡＮへ情報提供し、製造事務
所11および保全事務所15にて管理する。
パソコン31を通じて指示された作業標準および詳細順序
計画に基づき、ライン制御用コントローラ43により制御
する。また、この砂型鋳造ライン12の稼働状況（生産実
績、ライン故障状況等）はコントローラ43と直結したパ
ソコン31により集計してＬＡＮへ情報提供し、製造事務
所11および保全事務所15にて管理する。
【００２０】前記ＧＤライン13は、ＬＡＮの端末パソコ
ン31を通じて指示された詳細順序計画および作業標準
（型別注湯量、型温度管理、可傾速度、空気吸引時間、
凝固時間等）に基づきライン制御用コントローラ44によ
り制御される。また、このＧＤライン13の稼働状況（生
産実績、ライン故障状況等）はコントローラ44と直結し
たパソコンにより集計してＬＡＮへ情報提供し、製造事
務所11および保全事務所15にて管理する。
ン31を通じて指示された詳細順序計画および作業標準
（型別注湯量、型温度管理、可傾速度、空気吸引時間、
凝固時間等）に基づきライン制御用コントローラ44によ
り制御される。また、このＧＤライン13の稼働状況（生
産実績、ライン故障状況等）はコントローラ44と直結し
たパソコンにより集計してＬＡＮへ情報提供し、製造事
務所11および保全事務所15にて管理する。
【００２１】前記ＤＣライン14のうち、330 〜2000ｔの
各ＤＣライン51は、ＬＡＮの端末パソコン31a を通じて
指示された詳細順序計画および作業標準（注湯量、射出
速度、昇圧時間、離型材ブロー、ダイハイト調整、型開
き時間、金型冷却時間、製品冷却時間、バリ取り方法
等）に基づき、ライン制御用コントローラ52により制御
される。そして、コントローラ52を経て取得した各ＤＣ
ライン51の稼働状況（生産実績、故障状況等）は、コン
トローラ52と直結したパソコン31a により集計してＬＡ
Ｎへ情報提供し、生産実績の自動取得、操業記録の自動
化、詳細順序計画の消し込み、ライン停止理由の明示、
故障箇所の明示等を行う。
各ＤＣライン51は、ＬＡＮの端末パソコン31a を通じて
指示された詳細順序計画および作業標準（注湯量、射出
速度、昇圧時間、離型材ブロー、ダイハイト調整、型開
き時間、金型冷却時間、製品冷却時間、バリ取り方法
等）に基づき、ライン制御用コントローラ52により制御
される。そして、コントローラ52を経て取得した各ＤＣ
ライン51の稼働状況（生産実績、故障状況等）は、コン
トローラ52と直結したパソコン31a により集計してＬＡ
Ｎへ情報提供し、生産実績の自動取得、操業記録の自動
化、詳細順序計画の消し込み、ライン停止理由の明示、
故障箇所の明示等を行う。
【００２２】また、前記ＤＣライン14のうち、ダイキャ
ストマシン制御用の専用マイクロコンピュータ（以下、
専用マイコンという）53を備えた2500ｔＤＣライン54の
場合は、ＬＡＮより管理用パーソナルコンピュータ（以
下、管理用パソコンという）31b にて取得された作業標
準および詳細順序計画に基づき、専用マイコン53がダイ
キャストマシン本体へ作業標準を指示するとともに、専
用マイコン53が把握したマシン本体の状況を管理用パソ
コン31b からＬＡＮに提供する。また、ＤＣライン54の
製品取出等に関する作業標準の指示やダイキャストライ
ンの状況把握は、管理用パソコン31b に接続したライン
制御用コントローラ55を通して行う。
ストマシン制御用の専用マイクロコンピュータ（以下、
専用マイコンという）53を備えた2500ｔＤＣライン54の
場合は、ＬＡＮより管理用パーソナルコンピュータ（以
下、管理用パソコンという）31b にて取得された作業標
準および詳細順序計画に基づき、専用マイコン53がダイ
キャストマシン本体へ作業標準を指示するとともに、専
用マイコン53が把握したマシン本体の状況を管理用パソ
コン31b からＬＡＮに提供する。また、ＤＣライン54の
製品取出等に関する作業標準の指示やダイキャストライ
ンの状況把握は、管理用パソコン31b に接続したライン
制御用コントローラ55を通して行う。
【００２３】すなわち、図１に示されるように、品番情
報データベース23および詳細順序計画ファイル24からＬ
ＡＮ21を通じて品番情報および詳細順序計画が管理用パ
ソコン31b に与えられると、この管理用パソコン31b に
て製品固有の製造条件が特定され、その製造条件に基づ
き専用マイコン53からダイキャストマシン本体81へ作業
標準（射出速度、昇圧時間、型締め力、鋳造圧力、ビス
ケット厚等）が指示されるとともに、ライン制御用コン
トローラ55からＤＣライン54の製品取出装置等へ作業標
準（凝固・型開き時間、射出戻り時間、ラドル炉中時
間、搬出取出時間、中子入り・戻り順序等）が指示され
る。
報データベース23および詳細順序計画ファイル24からＬ
ＡＮ21を通じて品番情報および詳細順序計画が管理用パ
ソコン31b に与えられると、この管理用パソコン31b に
て製品固有の製造条件が特定され、その製造条件に基づ
き専用マイコン53からダイキャストマシン本体81へ作業
標準（射出速度、昇圧時間、型締め力、鋳造圧力、ビス
ケット厚等）が指示されるとともに、ライン制御用コン
トローラ55からＤＣライン54の製品取出装置等へ作業標
準（凝固・型開き時間、射出戻り時間、ラドル炉中時
間、搬出取出時間、中子入り・戻り順序等）が指示され
る。
【００２４】また、管理用パソコン31b は、専用マイコ
ン53を通してダイキャストマシン本体81の状況（型締め
力の計測値、ダイハイト位置、その他の計測値等）を把
握するとともに、ライン制御用コントローラ55を通して
ＤＣライン54の状況（鋳造シフトパルス、高速射出入り
スイッチおよび増圧入りスイッチの状態、金型温度、保
持炉温度、ライン停止理由および故障箇所等のライン稼
働状況等）を把握し、詳細順序計画の消し込みをロッド
単位で自動的に行い、操業実績を記憶し、これらの情報
をネットワークへ提供し、操業記録ファイル26を作成す
る。このファイル26の操業記録は、稼働率の管理、生産
ロットの進捗管理、ライン停止理由の明確化、故障箇所
の発見・予防保全、作業の簡素化・標準化、不良品の減
少等の管理に利用する。
ン53を通してダイキャストマシン本体81の状況（型締め
力の計測値、ダイハイト位置、その他の計測値等）を把
握するとともに、ライン制御用コントローラ55を通して
ＤＣライン54の状況（鋳造シフトパルス、高速射出入り
スイッチおよび増圧入りスイッチの状態、金型温度、保
持炉温度、ライン停止理由および故障箇所等のライン稼
働状況等）を把握し、詳細順序計画の消し込みをロッド
単位で自動的に行い、操業実績を記憶し、これらの情報
をネットワークへ提供し、操業記録ファイル26を作成す
る。このファイル26の操業記録は、稼働率の管理、生産
ロットの進捗管理、ライン停止理由の明確化、故障箇所
の発見・予防保全、作業の簡素化・標準化、不良品の減
少等の管理に利用する。
【００２５】図４は、前記ＤＣライン51，54の概略を示
し、金型80を備えたダイキャストマシン本体81を中心
に、型置き場82、保持炉83および自動給湯機84、製品取
出装置85、製品搬送コンベヤ86、製品冷却装置87、バリ
取り装置88等が配置されている。
し、金型80を備えたダイキャストマシン本体81を中心
に、型置き場82、保持炉83および自動給湯機84、製品取
出装置85、製品搬送コンベヤ86、製品冷却装置87、バリ
取り装置88等が配置されている。
【００２６】図５は、ＤＣライン51，54の制御用ブロッ
ク図を示し、ＤＣラインに対し、入力手段（キーボー
ド、マウス等）、表示手段（ＣＲＴ等）、電磁情報機器
の演算・記憶手段（ＣＰＵ、メモリ等）、情報伝達手段
（光ケーブル35、パソコン・コントローラ間ケーブル
等）、制御手段（コントローラ52，55、専用マイコン53
等）、金型温度検出手段（放射温度計、温度センサ
等）、金型冷却手段（注水手段、散水ノズル等）、給湯
手段（保持炉83、自動給湯機84）、製品取出手段（製品
取出装置85）、搬送手段（製品搬送コンベヤ86等）、製
品冷却手段（製品冷却装置87）、バリ取り手段（バリ取
り装置88）が設けられている。
ク図を示し、ＤＣラインに対し、入力手段（キーボー
ド、マウス等）、表示手段（ＣＲＴ等）、電磁情報機器
の演算・記憶手段（ＣＰＵ、メモリ等）、情報伝達手段
（光ケーブル35、パソコン・コントローラ間ケーブル
等）、制御手段（コントローラ52，55、専用マイコン53
等）、金型温度検出手段（放射温度計、温度センサ
等）、金型冷却手段（注水手段、散水ノズル等）、給湯
手段（保持炉83、自動給湯機84）、製品取出手段（製品
取出装置85）、搬送手段（製品搬送コンベヤ86等）、製
品冷却手段（製品冷却装置87）、バリ取り手段（バリ取
り装置88）が設けられている。
【００２７】次に、図６を参照して、ダイキャストマシ
ンによる鋳造方法を具体的に説明する。
ンによる鋳造方法を具体的に説明する。
【００２８】（Ａ）先ず、一方の金型80a に対し他方の
金型80b を閉じる。その際、金型内キャビティ91に中子
92を挿入しておく。（Ｂ）次の注湯工程では、その金型
内キャビティ91と連通するシリンダ93からプランジャ94
による強制押込によりキャビティ内に溶湯95を圧入す
る。（Ｃ）一定の凝固時間およびプランジャ94の戻り時
間を経て、先ず中子92を製品96から引抜く。（Ｄ）それ
から一方の金型80a に対し他方の金型80b を開く。中子
抜き工程（Ｃ）を行う前に、型開き工程（Ｄ）を行う
と、製品96が中子92に引かれて破壊してしまうので注意
を要する。
金型80b を閉じる。その際、金型内キャビティ91に中子
92を挿入しておく。（Ｂ）次の注湯工程では、その金型
内キャビティ91と連通するシリンダ93からプランジャ94
による強制押込によりキャビティ内に溶湯95を圧入す
る。（Ｃ）一定の凝固時間およびプランジャ94の戻り時
間を経て、先ず中子92を製品96から引抜く。（Ｄ）それ
から一方の金型80a に対し他方の金型80b を開く。中子
抜き工程（Ｃ）を行う前に、型開き工程（Ｄ）を行う
と、製品96が中子92に引かれて破壊してしまうので注意
を要する。
【００２９】このような方法において、前記凝固時間、
射出戻り時間、および中子入り・戻り順序等は、前記管
理用パソコン31b からライン制御用コントローラ55を経
て指示される条件で制御されるが、型閉工程（Ａ）の型
締め力、注湯工程（Ｂ）の射出速度、昇圧時間、鋳造圧
力等は前記専用マイコン53から指示される条件で制御さ
れる。
射出戻り時間、および中子入り・戻り順序等は、前記管
理用パソコン31b からライン制御用コントローラ55を経
て指示される条件で制御されるが、型閉工程（Ａ）の型
締め力、注湯工程（Ｂ）の射出速度、昇圧時間、鋳造圧
力等は前記専用マイコン53から指示される条件で制御さ
れる。
【００３０】
【発明の効果】本発明によれば、品番情報および順序計
画をネットワークを通して取得した管理用コンピュータ
によって、ダイキャストマシン本体の専用マイクロコン
ピュータと、ダイキャストラインのライン制御用コント
ローラとを一括管理でき、それらに別々にデータを指示
し管理する必要がなく、諸条件の指示および稼働状況の
管理等をネットワークを通して容易に行える。
画をネットワークを通して取得した管理用コンピュータ
によって、ダイキャストマシン本体の専用マイクロコン
ピュータと、ダイキャストラインのライン制御用コント
ローラとを一括管理でき、それらに別々にデータを指示
し管理する必要がなく、諸条件の指示および稼働状況の
管理等をネットワークを通して容易に行える。
【図１】本発明のダイキャストライン管理方法のシステ
ム構成例を示す説明図である。
ム構成例を示す説明図である。
【図２】同上ダイキャストラインを含むキャスティング
用ＬＡＮの概略図である。
用ＬＡＮの概略図である。
【図３】同上ＬＡＮの具体的構成例である。
【図４】ダイキャストラインのレイアウトを示す平面図
である。
である。
【図５】同上ダイキャストラインの制御用ブロック図で
ある。
ある。
【図６】同上ダイキャストラインの型閉から型開までの
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
21 ネットワーク 23 品番情報データベース 24 順序計画ファイル 31b 管理用コンピュータ 53 専用マイクロコンピュータ 54 ダイキャストライン 55 ライン制御用コントローラ 81 ダイキャストマシン本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B22D 17/32 B22D 46/00 B29C 45/76 G06F 17/60
Claims (1)
- 【請求項１】 専用マイクロコンピュータにより制御さ
れるダイキャストマシン本体を中心に構成されたダイキ
ャストラインにおいて、 品番情報および順序計画に関する情報をネットワークを
通して取得した管理用コンピュータにより、前記専用マ
イクロコンピュータを通してダイキャストマシン本体へ
作業標準を指示するとともに、ライン制御用コントロー
ラを通してダイキャストラインへ作業標準を指示し、専
用マイクロコンピュータを通して把握したダイキャスト
マシン本体の状況およびライン制御用コントローラを通
して把握したダイキャストラインの状況を管理用コンピ
ュータからネットワークへ提供することを特徴とするダ
イキャストライン管理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10668093A JP3159566B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | ダイキャストライン管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10668093A JP3159566B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | ダイキャストライン管理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06315757A JPH06315757A (ja) | 1994-11-15 |
| JP3159566B2 true JP3159566B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=14439786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10668093A Expired - Fee Related JP3159566B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | ダイキャストライン管理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3159566B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6078602B1 (ja) * | 2015-09-08 | 2017-02-08 | 株式会社アースクリーン東北 | 間接気化式空調装置及び間接気化式空調方法 |
| JP6078609B1 (ja) * | 2015-10-06 | 2017-02-08 | 株式会社アースクリーン東北 | 間接気化式空調装置及び間接気化式空調方法 |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP10668093A patent/JP3159566B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6078602B1 (ja) * | 2015-09-08 | 2017-02-08 | 株式会社アースクリーン東北 | 間接気化式空調装置及び間接気化式空調方法 |
| JP6078609B1 (ja) * | 2015-10-06 | 2017-02-08 | 株式会社アースクリーン東北 | 間接気化式空調装置及び間接気化式空調方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06315757A (ja) | 1994-11-15 |
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