JP3159334B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JP3159334B2
JP3159334B2 JP22496992A JP22496992A JP3159334B2 JP 3159334 B2 JP3159334 B2 JP 3159334B2 JP 22496992 A JP22496992 A JP 22496992A JP 22496992 A JP22496992 A JP 22496992A JP 3159334 B2 JP3159334 B2 JP 3159334B2
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堯央 土屋
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稔 志村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図1〜図6) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は電子スチルカメラに関
し、特に撮影した画像データを圧縮して記録するものに
適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、電子スチルカメラとしてレリーズ
されたタイミングで被写体を撮影し、この撮影結果でな
る画像信号をデジタル画像データに変換すると共に、所
定のアルゴリズムに従つて画像圧縮し、この結果得られ
る圧縮画像データを高速アクセス可能な記録媒体として
のメモリカードに記録するようになされたデジタルスチ
ルカメラがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのように画
像を圧縮する際、高い圧縮率で圧縮すると被写体によつ
ては再生された画像の画質が劣化する問題があり、逆に
低い圧縮率で圧縮するとデータ量が多くなつてしまい、
メモリカード上に記録できる画像データの数が少なくな
る問題があつた。
【0005】またこのような問題を解決するため、画像
を圧縮する際の圧縮率を変更し得るようになされたデジ
タルスチルカメラがあり、被写体に応じてユ−ザ−がス
イツチ操作して圧縮率を切り替え撮影するようになされ
ている。被写体によつては高い圧縮率で圧縮しても、圧
縮していない場合の画像と見分けがつかないものがあ
り、このような場合高い圧縮率を選択すれば良いと考え
られる。
【0006】ところがこのようにユーザが撮影前に被写
体に応じた圧縮率を選択する場合には、シヤツタチヤン
スを逃してしまうおそれがあり、また圧縮結果は撮影し
再生するまでは判断できず、結局メモリカードの利用効
率やユーザの使い勝手の点で未だ不十分であつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、シヤツタチヤンスを逃さずに被写体に応じた圧縮率
で画像を圧縮して記録し得る電子スチルカメラを提案し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、レリーズされたタイミングで被写
体を撮像し、当該撮像結果でなる静止画像を画像データ
として取り込み、所定の記録媒体に記録する電子スチル
カメラ1において、レリーズ直後に取り込んだ画像デー
タを所望の圧縮率で圧縮するために設定した異なる複数
の圧縮率で圧縮して複数の圧縮画像データに変換し、当
該画像データ及び又は複数の圧縮画像データを記録媒体
7に記録するようにした。
【0009】また本発明においては、記録媒体7に記録
された1つの静止画像に対する画像データ及び又は複数
の圧縮画像データを再生して所定の表示手段11に表示
すると共に、ユーザの操作に応じて記録媒体7上の当該
1つの静止画像に対する不要な画像データ及び又は複数
の圧縮画像データを消去するようにした。
【0010】さらに本発明においては、記録媒体7に記
録された画像データ及び又は複数の圧縮画像データを再
生する際、圧縮率の高い圧縮画像データから順に再生す
るようにした。
【0011】さらにまた本発明においては、記録媒体7
に記録された画像データ及び又は複数の圧縮画像データ
を再生する際、再生された圧縮画像データ及び又は画像
データの保存が指定されると、他の画像データ及び又は
圧縮画像データを消去するようにした。
【0012】
【作用】従つて、レリーズ直後に取り込んだ画像データ
を所望の圧縮率で圧縮するために設定した異なる複数の
圧縮率で圧縮し、この結果得られる複数の圧縮画像デー
タを画像データと共に所定の記録媒体7に記録するよう
にしたことにより、シヤツタチヤンスを逃さずに被写体
の静止画像を複数の圧縮率で圧縮して記録し得ると共
に、この結果記録媒体7に記録された1つの静止画像に
対する画像データや複数の圧縮画像データを再生して表
示し、ユーザの操作によつて記録媒体7上の1つの静止
画像に対する不要な画像データ又は圧縮画像データを消
去するようにしたことにより、被写体に応じた圧縮率の
画像データのみを記録媒体7上に記録し得る。
【0013】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0014】図1において1は全体として本発明による
デジタルスチルカメラを示し、固体撮像素子(CCD)
2で光電変換された画像が信号処理回路3で信号処理さ
れ、この結果得られる画像信号がアナログデジタルコン
バータ4でアナログデジタル変換され、デジタル信号で
なる画像データに変換される。
【0015】この画像データは所定のタイミングで例え
ば1画像分の記憶容量を有する1次メモリ5に書き込ま
れる。この1次メモリ5に記憶された画像データは所定
のタイミングで読み出され、圧縮回路6を通じて、1/
20圧縮や1/4圧縮されて圧縮画像データとして又は圧
縮せずに画像データとしてメモリカード7に書き込まれ
記録される。
【0016】メモリカード7に記録された圧縮画像デー
タ又は画像データは、必要に応じて読み出され、伸張回
路8で圧縮率に応じて伸張され、この結果得られる画像
データが1次メモリ5を経由してデジタルアナログコン
バータ9でデジタルアナログ変換される。
【0017】この結果得られる画像信号が切換回路10
の一方の入力端及び出力端を通じて電子式ビユーフアイ
ンダ(EVF)11に映出され、このようにしてメモリ
カード7に記録された圧縮画像データ又は画像データを
再生し得るようになされている。またこの切換回路10
の他方の入力端には、信号処理回路3で信号処理された
画像信号が入力され、これにより撮影しようとする被写
体のリアルタイム画像がビユーフアインダ11に映出さ
れ、ユーザが確認し得るようになされている。
【0018】実際上レリーズスイツチ(SW)12でシ
ヤツタが押されると、CPU13がこれを検出しメモリ
コントローラ14の制御により画像データが1次メモリ
5に記録される。このCPU13には、駒送りスイツチ
(SW)15、オート再生スイツチ(SW)16、圧縮
モード切換スイツチ(SW)17、消去スイツチ(S
W)18及び再生解除スイツチ(SW)19が接続さ
れ、これらのスイツチ15〜19の状態に応じてデジタ
ルスチルカメラ1全体を制御する。
【0019】このうち圧縮モード切換スイツチ17は、
画像データを圧縮する際の圧縮モードを切り換えるスイ
ツチで、「オート3連続圧縮」、「1/20圧縮」、「1
/4圧縮」又は「圧縮なし」の各モードを選択し得るよ
うになされている。
【0020】実際上この圧縮モード切換スイツチ17が
「1/20圧縮」、「1/4圧縮」、「圧縮なし」に切り
換えられた場合には、CPU13及びメモリコントロー
ラ14の制御によつて、1次メモリ5に記録された画像
データが圧縮回路6によつて圧縮され、それぞれ1/20
圧縮画像データ、1/4圧縮画像データ又は画像データ
としてメモリカード7に書き込まれる。
【0021】またこの実施例のデジタルスチルカメラ1
においては、「オート3連続圧縮」のモードを有し、こ
のモードが選択された場合CPU13及びメモリコント
ローラ14の制御によつて、1次メモリ5に記録された
画像データが順次圧縮回路6によつて圧縮され、1枚の
画像データについてそれぞれ1/20圧縮画像データ、1
/4圧縮画像データが発生され、圧縮なしの画像データ
と共に、メモリカード7に書き込まれる。
【0022】この処理は、図2に示すようにCPU13
に内蔵された撮影記録処理プログラムSP0に従つて実
行され、実際上CPU13は撮影時、レリーズスイツチ
12でシヤツタが押されると撮影記録処理プログラムS
P0から入つて次のステツプSP1において、1次メモ
リ5に画像データを取り込む。続いてCPU13はステ
ツプSP2で圧縮モード切換スイツチ17がオート3連
続圧縮モードに切換られているか否か判断し、ここで肯
定結果を得ると次のステツプSP3に移る。
【0023】このステツプSP3でCPU13は、メモ
リコントローラ14を制御して1次メモリ5に書き込ま
れた画像データを読み出し、圧縮回路6を通過させてメ
モリカード7に書き込み、これによりまず圧縮なしの画
像データをメモリカード7に記録する。続いてCPU1
3は次のステツプSP4で、メモリコントローラ14を
制御して1次メモリ5に書き込まれた画像データを読み
出し、圧縮回路6において1/4圧縮し、この結果得ら
れる1/4圧縮画像データをメモリカード7に記録す
る。
【0024】さらに続いてCPU13は次のステツプS
P5で、メモリコントローラ14を制御して1次メモリ
5に書き込まれた画像データを読み出し、圧縮回路6に
おいて1/20圧縮し、この結果得られる1/20圧縮画像
データをメモリカード7に記録した後、次のステツプS
P6において、図3〜図5に示す画像再生処理プログラ
ムに移行する。
【0025】また上述のステツプSP2で否定結果を得
ると、CPU13はステツプSP7に移つて、圧縮モー
ド切換スイツチ17が1/20圧縮モードに切換られてい
るか否か判断し、ここで肯定結果を得ると次のステツプ
SP8に移る。このステツプSP8でCPU13は、メ
モリコントローラ14を制御して1次メモリ5に書き込
まれた画像データを読み出し、圧縮回路6において1/
20圧縮し、この結果得られる1/20圧縮画像データをメ
モリカード7に記録し、次のステツプSP9において当
該撮影記録処理プログラムSP0を終了する。
【0026】さらに上述のステツプSP7において否定
結果を得ると、CPU13はステツプSP10に移つ
て、圧縮モード切換スイツチ17が1/4圧縮モードに
切換られているか否か判断し、ここで肯定結果を得ると
次のステツプSP11に移る。このステツプSP11で
CPU13は、メモリコントローラ14を制御して1次
メモリ5に書き込まれた画像データを読み出し、圧縮回
路6において1/4圧縮し、この結果得られる1/4圧
縮画像データをメモリカード7に記録し、次のステツプ
SP9において当該撮影記録処理プログラムSP0を終
了する。
【0027】またさらに上述のステツプSP10におい
て否定結果を得ると、CPU13はステツプSP12に
移つて、メモリコントローラ14を制御して1次メモリ
5に書き込まれた画像データを読み出し、圧縮回路6を
通じて圧縮なしの画像データとしてメモリカード7に記
録し、次のステツプSP9において当該撮影記録処理プ
ログラムSP0を終了する。
【0028】このようにしてこの実施例のデジタルスチ
ルカメラ1の場合、ユーザによる圧縮モード切換スイツ
チ17の設定に応じて、撮影した被写体の画像データを
所定の圧縮率で圧縮した圧縮画像データ又は圧縮なしの
画像データとしてメモリカード7に記録する。さらにこ
れに加えて圧縮モード切換スイツチ17として3連続圧
縮モードが設定されている場合には、レリーズスイツチ
12でシヤツタが押されて撮影した1枚の画像データに
ついて、それぞれ1/20及び1/4に圧縮し、圧縮なし
の画像データと共にメモリカード7に記録し得るように
なされている。
【0029】またこの実施例のデジタルスチルカメラ1
の場合、撮影記録処理プログラムSP0において3連続
圧縮モードの記録処理が終了すると、CPU13は直ち
に図3〜図5に示す画像再生処理プログラムSP20を
実行する。すなわちCPU13はステツプSP20から
入つて、次のステツプSP21において、オート再生ス
イツチ16が操作されてオート再生モードであるか否か
を判断し、否定結果を得ると、ステツプSP22に移つ
て当該画像再生処理プログラムSP20を終了する。
【0030】またこのステツプSP21で肯定結果を得
ると、次のステツプSP23に移つてメモリカード7中
に1/20圧縮画像データがあるか否か判断する。このス
テツプSP23で肯定結果を得ると、CPU13は次の
ステツプSP24において、切換回路10をデジタルア
ナログコンバータ9側に切換制御すると共に、メモリコ
ントローラ14を制御して、メモリカード7から1/20
圧縮画像データを読み出して伸張回路8で圧縮率に応じ
た伸張処理を実行し、この結果得られる画像データが1
次メモリ5を通じてビユーフアインダ11に映出され、
このようにして1/20圧縮画像データが再生される。
【0031】続いてCPU13は次のステツプSP25
に移つて、消去スイツチ18で1/20圧縮画像データの
消去が指定されたか否かを判断する。実際上消去スイツ
チ18では、ユーザの操作によつて再生中の画像の消去
又は自動消去モードが指定し得るようになされている。
なおこの自動消去モードとは、ここで再生中の圧縮画像
データ又は画像データが画質として満足できるもので、
この圧縮画像データ又は画像データのみを撮影した画像
としてメモリカード7に記録するものとして、他の圧縮
の画像データや画像データを自動的に消去する。
【0032】このステツプSP25で否定結果を得る
と、CPU13は次のステツプSP26に移つてさらに
消去スイツチ18の状態を検出して、自動消去モードが
設定されたか否か判断する。CPU13はこのステツプ
SP26で肯定結果を得ると、次のステツプSP27に
移つてメモリコントローラ14を制御して、メモリカー
ド7中に記録されている1/4圧縮画像データ及び圧縮
なしの画像データを消去して次のステツプSP28に移
る。
【0033】またCPU13はステツプSP26で否定
結果を得るとそのままステツプSP28に移る。このス
テツプSP28でCPU13は、駒送りスイツチ15の
状態を検出して、駒送りスイツチ15が押されたか否か
を判断し、ここで否定結果を得ると、上述のステツプS
P24に戻り1/20圧縮画像データの再生処理を続け
る。
【0034】なおCPU13は上述のステツプSP25
で、ユーザが消去スイツチ18の操作によつて再生中の
画像の消去を指定したことにより肯定結果を得ると、ス
テツプSP29に移り、メモリコントローラ14を制御
して、メモリカード7中に記録されている1/20圧縮画
像データの画像データを消去して次のステツプSP30
に移る。またCPU13は上述のステツプSP23でメ
モリカード7中に1/20圧縮画像データが無いことによ
り否定結果を得ると、そのままステツプSP30に移
る。
【0035】このステツプSP30においてCPU13
は、メモリカード7中に1/4圧縮画像データがあるか
否か判断する。このステツプSP30で肯定結果を得る
と、CPU13は次のステツプSP31において、上述
のステツプSP24と同様にしてメモリカード7から1
/4圧縮画像データを読み出し、これがビユーフアイン
ダ11に映出され、このようにして1/4圧縮画像デー
タが再生される。
【0036】続いてCPU13は次のステツプSP32
に移つて消去スイツチ18の状態を検出して1/4圧縮
画像データの消去が指定されたか否かを判断し、ここで
否定結果を得ると、CPU13は次のステツプSP33
に移つて、さらに消去スイツチ18の状態を検出して、
自動消去モードが設定されたか否か判断する。
【0037】CPU13はこのステツプSP33で肯定
結果を得ると、次のステツプSP34に移つてメモリコ
ントローラ14を制御して、メモリカード7中に記録さ
れている1/20圧縮画像データ及び圧縮なしの画像デー
タを消去して次のステツプSP35に移る。またCPU
13はステツプSP33で否定結果を得るとそのままス
テツプSP35に移る。このステツプSP35でCPU
13は、駒送りスイツチ15の状態を検出して、駒送り
スイツチ15が押されたか否かを判断し、ここで肯定結
果を得るとステツプSP40に移り、次の圧縮画像デー
タについて上述と同様の処理を行う。また逆にこのステ
ツプSP35で否定結果を得ると、CPU13は上述の
ステツプSP31に戻り1/4圧縮画像データの再生処
理を続ける。
【0038】またCPU13は上述のステツプSP32
で、ユーザが消去スイツチ18の操作によつて再生中の
画像の消去を指定したことにより肯定結果を得ると、ス
テツプSP36に移り、メモリコントローラ14を制御
して、メモリカード7中に記録されている1/4圧縮画
像データの画像データを消去して次のステツプSP40
に移る。またCPU13は上述のステツプSP30でメ
モリカード7中に1/4圧縮画像データが無いことによ
り、否定結果を得るとそのままステツプSP40に移
る。
【0039】このステツプSP40において、CPU1
3はメモリカード7中に圧縮なしの圧縮画像データがあ
るか否か判断する。このステツプSP40で肯定結果を
得ると、CPU13は次のステツプSP41において、
上述のステツプSP31と同様にしてメモリカード7か
ら圧縮なしの画像データを読み出し、これをビユーフア
インダ11に映出し、このようにして圧縮なしの画像デ
ータが再生される。
【0040】続いてCPU13は次のステツプSP42
に移つて、消去スイツチ18の状態を検出して圧縮なし
の画像データの消去が指定されたか否かを判断し、ここ
で否定結果を得ると、CPU13は次のステツプSP4
3に移つてさらに消去スイツチ18の状態を検出して、
自動消去モードが設定されたか否か判断する。CPU1
3はこのステツプSP43で肯定結果を得ると、次のス
テツプSP44に移つてメモリコントローラ14を制御
して、メモリカード7中に記録されている1/20圧縮画
像データ及び1/4圧縮画像データを消去して次のステ
ツプSP45に移る。
【0041】またCPU13はステツプSP43で否定
結果を得るとそのままステツプSP45に移る。このス
テツプSP45でCPU13は、駒送りスイツチ15の
状態を検出して、駒送りスイツチ15が押されたか否か
を判断し、ここで肯定結果を得ると上述のステツプSP
23に戻り、次の圧縮画像データについて上述と同様の
処理を行う。逆に否定結果を得るとCPU13は、ステ
ツプSP41に戻り圧縮なしの画像データの再生処理を
続ける。
【0042】なおCPU13は上述のステツプSP42
で、ユーザが消去スイツチ18の操作によつて再生中の
画像の消去を指定したことにより肯定結果を得ると、ス
テツプSP46に移り、メモリコントローラ14を制御
して、メモリカード7中に記録されている圧縮なしの画
像データを消去して、上述のステツプSP23に戻る。
【0043】またCPU13は上述のステツプSP40
でメモリカード7中に1/4圧縮画像データが無いこと
により否定結果を得ると、ステツプSP47に移りメモ
リカード7中に上述の処理において参照したと同じタイ
ミングに撮影された他の圧縮率画像データ又は画像デー
タが存在するか否か判断し、ここで肯定結果を得ると上
述のステツプSP23に戻り、次の圧縮画像データにつ
いて上述と同様の処理を行う。
【0044】逆に否定結果を得るとCPU13はステツ
プSP22に移り、当該画像再生処理プログラムSP2
0を終了する。このデジタルスチルカメラ1の場合、再
生解除スイツチ19を有してなり、この再生解除スイツ
チ19が操作されることによつて発生する割り込みによ
つて、画像再生処理プログラムSP20の何れの処理ル
ープ中でも終了し得るようになされている。
【0045】なおこの画像再生処理プログラムSP20
が終了すると、CPU13はデジタルスチルカメラ1全
体を撮影スタンバイ状態に制御すると共に、切換回路1
0を信号処理回路3からの画像信号入力側に切り換え
る。この結果ビユーフアインダー11にCCD2で撮像
されているリアルタイム画像が映出される。
【0046】また実際上メモリカード7は着脱可能とな
され、図6に示すように、管理領域ARMと画像情報領
域ARVより構成されている。このうち管理領域ARM
には、画像情報領域ARVに書き込まれる画像データの
番号や、画像情報領域ARVでの書き込み場所、日付、
圧縮率等でなる管理データが書き込まれ、画像データの
書き込みと同時に管理領域ARMへも書き込みが行われ
る。
【0047】実際上デジタルスチルカメラ1にメモリカ
ード7が入れられると、CPU13はこの管理領域AR
Mの管理データを取り込み、メモリカード7の内容をす
べて把握するようになされている。またオート再生のた
め画像データを読み出すときは、CPU13内で直前に
撮影され書き込んだ画像データ及び圧縮画像データの番
号がわかつているため、順次読みだすことが可能であ
る。
【0048】画像データを消去する場合は、消去スイツ
チ18が押されると、CPU13より直接メモリカード
7の管理領域ARMに記録されている管理データを消せ
ばよい。管理領域ARMに書き込まれたデータを消去す
ることにより、画像情報領域ARVに画像データが残つ
ていても、新しい画像データの書き込み時に前の画像デ
ータに上書きされる為、前の画像データはなくなる。
【0049】以上の構成において、このデジタルスチル
カメラ1を用いて所望の被写体を撮影する際、予め撮影
した画像を所定の圧縮率で圧縮したり、また圧縮しない
ことを指定したい場合には、圧縮モード切換スイツチ1
7で例えば1/20圧縮、1/4圧縮又は圧縮なしを指定
すれば良い。このようにすれば、ユーザが所望の圧縮率
で圧縮した画像データをメモリカード7に記録し得る。
【0050】またこのデジタルスチルカメラ1を用いて
所望の被写体を撮影する際、撮影した画像の圧縮率が予
測できない場合や、シヤツタチヤンスを優先して圧縮率
を考慮する余裕が無い場合には、圧縮モード切換スイツ
チ17で3連続圧縮モードを指定すれば良い。このよう
にすれば、ユーザは圧縮率等を考慮することなく、最適
なシヤツタチヤンスで撮影した被写体について、1/20
圧縮、1/4圧縮及び圧縮なしの画像データをメモリカ
ード7中に記録することができる。
【0051】さらにこの後ビユーフアインダ11に映出
された1/20圧縮、1/4圧縮及び圧縮なしの画像に基
づいて、メモリカード7に記録する画像データを選択
し、不要な画像データを消去するようにしたことによ
り、最適なシヤツタチヤンスで撮影した被写体を、最適
な圧縮率で圧縮してメモリカード7に記録することがで
きる。
【0052】さらにまたこのデジタルスチルカメラ1で
は、オート3連続圧縮モードで撮影しメモリカード7に
記録した画像について、画像再生時にオート再生モード
を指定すると共に自動消去モードを指定すると、高圧縮
率の圧縮画像データから再生してこの画像についてユー
ザが保存すること選択したとき、他の画像データを消去
するようにしたことにより、容易かつ簡易な手順で最適
なシヤツタチヤンスで撮影した被写体を、最適な圧縮率
で圧縮してメモリカード7に記録することができる。
【0053】以上の構成によれば、レリーズスイツチ1
2でシヤツタが押されて撮影された画像データを、それ
ぞれ異なる複数の圧縮率で圧縮し、この結果得られる複
数の圧縮画像データを画像データと共にメモリカード7
に記録するようにしたことにより、シヤツタチヤンスを
逃さずに被写体を複数の圧縮率で圧縮してメモリカード
7に記録し得ると共に、この結果メモリカード7に記録
された画像データや複数の圧縮画像データを再生して表
示し、ユーザの操作によつて不要な画像データ又は圧縮
画像データを消去するようにしたことにより、被写体に
応じて最適な圧縮率の画像データのみをメモリカード上
に記録し得、かくするにつきユーザの使い勝手及びメモ
リカード7の利用効率を格段的に向上し得るデジタルス
チルカメラ1を実現できる。
【0054】なお上述の実施例においては、撮影した画
像データ及びこれを圧縮した画像データを記録する記録
媒体として、メモリカードを用いた場合について述べた
が、記録媒体はこのように半導体メモリを用いたものに
限らず、例えば磁気デイスクや磁気テープ等の磁気記録
媒体や光デイスク等の光記録媒体を用いるようにしても
良い。
【0055】また上述の実施例においては、圧縮率とし
て画像データを1/20圧縮や1/4圧縮する場合につい
て述べたが、実際上画像データのデータ量を正確に1/
20や1/4に圧縮する必要はなく、要は圧縮結果のデー
タ量が平均的に1/20や1/4になれば良く、さらに圧
縮率自身も1/20圧縮や1/4圧縮に限らず、1/10圧
縮や1/2圧縮等、他の圧縮率を用いたりこれらを組み
合わせて使用するようにしても、上述の実施例と同様の
効果を実現できる。
【0056】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、レリーズ
直後に取り込んだ画像データを所望の圧縮率で圧縮する
ために設定した異なる複数の圧縮率で圧縮し、この結果
得られる複数の圧縮画像データを画像データと共に所定
の記録媒体に記録するようにしたことにより、シヤツタ
チヤンスを逃さずに被写体の静止画像を複数の圧縮率で
圧縮して記録し得ると共に、この結果記録媒体に記録さ
れた1つの静止画像に対する画像データや複数の圧縮画
像データを再生して表示し、ユーザの操作によつて記録
媒体上の1つの静止画像に対する不要な画像データ又は
圧縮画像データを消去するようにしたことにより、被写
体に応じた圧縮率の画像データのみを記録媒体上に記録
することができ、かくして、記録媒体の利用効率を格段
的に向上し得ると共に、ユーザの使い勝手を格段的に向
上し得る電子スチルカメラを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタルスチルカメラの一実施例
を示すブロツク図である。
【図2】図1のデジタルスチルカメラにおいて実行され
る撮影記録処理プログラムの説明に供するフローチヤー
トである。
【図3】図1のデジタルスチルカメラにおいて実行され
る画像再生処理プログラムの説明に供するフローチヤー
トである。
【図4】図1のデジタルスチルカメラにおいて実行され
る画像再生処理プログラムの説明に供するフローチヤー
トである。
【図5】図1のデジタルスチルカメラにおいて実行され
る画像再生処理プログラムの説明に供するフローチヤー
トである。
【図6】メモリカードの記録領域の説明に供する略線図
である。
【符号の説明】
1……デジタルスチルカメラ、2……固体撮像素子、3
……信号処理回路、4……アナログデジタルコンバー
タ、5……1次メモリ、6……圧縮回路、7……メモリ
カード、8……伸張回路、9……デジタルアナログコン
バータ、10……切換回路、11……電子式ビユーフア
インダ、12……レリーズスイツチ、13……CPU、
14……メモリコントローラ、15……駒送りスイツ
チ、16……オート再生スイツチ、17……圧縮モード
切換スイツチ、18……消去スイツチ、19……再生解
除スイツチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 堯央 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニ ー株式会社内 (72)発明者 井戸 康雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニ ー株式会社内 (72)発明者 志村 稔 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニ ー株式会社内 (72)発明者 丸川 和幸 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニ ー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−248390(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 5/225 - 5/243 H04N 101:00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レリーズされたタイミングで被写体を撮像
    し、当該撮像結果でなる静止画像を画像データとして取
    り込み、所定の記録媒体に記録する電子スチルカメラに
    おいて、 レリーズ直後に取り込んだ上記画像データを所望の圧縮
    率で圧縮するために設定した異なる複数の圧縮率で圧縮
    して複数の圧縮画像データに変換し、上記画像データ及
    び又は上記複数の圧縮画像データを上記記録媒体に記録
    するようにしたことを特徴とする電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】上記記録媒体に記録された1つの上記静止
    画像に対する上記画像データ及び又は上記複数の圧縮画
    像データを再生して所定の表示手段に表示すると共に、
    ユーザの操作に応じて上記記録媒体上の上記1つの静止
    画像に対する不要な上記画像データ及び又は上記複数の
    圧縮画像データを消去するようにしたとを特徴とする
    請求項1に記載の電子スチルカメラ。
  3. 【請求項3】上記記録媒体に記録された上記画像データ
    及び又は上記複数の圧縮画像データを再生する際、上記
    圧縮率の高い上記圧縮画像データから順に再生するよう
    にしたことを特徴とする請求項2に記載の電子スチルカ
    メラ。
  4. 【請求項4】上記記録媒体に記録された上記画像データ
    及び又は上記複数の圧縮画像データを再生する際、再生
    された上記圧縮画像データ及び又は上記画像データの保
    存が指定されると、他の上記画像データ及び又は上記圧
    縮画像データを消去するようにしたことを特徴とする請
    求項2及び又は請求項3に記載の電子スチルカメラ。
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