JP3000606B2 - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
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- JP3000606B2 JP3000606B2 JP2040556A JP4055690A JP3000606B2 JP 3000606 B2 JP3000606 B2 JP 3000606B2 JP 2040556 A JP2040556 A JP 2040556A JP 4055690 A JP4055690 A JP 4055690A JP 3000606 B2 JP3000606 B2 JP 3000606B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタルカメラ、画像再生装置などのよ
うに画像等のデータを使用、処理する装置に関し、特に
データを記憶する記憶領域が複数のブロックに分割され
ており、各ブロックに複数のデータを記憶可能なメモリ
装置を使用する装置に関するものである。
うに画像等のデータを使用、処理する装置に関し、特に
データを記憶する記憶領域が複数のブロックに分割され
ており、各ブロックに複数のデータを記憶可能なメモリ
装置を使用する装置に関するものである。
従来、ディジタル電子スチルカメラにおいては、その
携帯性及び信頼性を確保するとともに記録画像の画質劣
化を防止し、安定した高画質の撮影画像を即時に再生器
で再生可能にするために、固体撮像素子で撮像された画
像信号をA/D変換し、得られたディジタル画像データ
を、例えばSRAM等の書換可能な半導体メモリを内蔵した
着脱自在のメモリカードに記憶するようになされてい
る。
携帯性及び信頼性を確保するとともに記録画像の画質劣
化を防止し、安定した高画質の撮影画像を即時に再生器
で再生可能にするために、固体撮像素子で撮像された画
像信号をA/D変換し、得られたディジタル画像データ
を、例えばSRAM等の書換可能な半導体メモリを内蔵した
着脱自在のメモリカードに記憶するようになされてい
る。
また、従来、メモリ領域をブロック単位で消去可能な
記憶手段のデータの消去方法が提案されている。例えば
特開平1−185078号公報には、メモリカードに記憶され
ている任意の画像データをアドレスを指定して消去可能
にするとともに、記憶されている残余の画像データを消
去して空になったメモリ領域に順次、格納し直すように
したスチルビデオカメラが示されている。
記憶手段のデータの消去方法が提案されている。例えば
特開平1−185078号公報には、メモリカードに記憶され
ている任意の画像データをアドレスを指定して消去可能
にするとともに、記憶されている残余の画像データを消
去して空になったメモリ領域に順次、格納し直すように
したスチルビデオカメラが示されている。
また、特開平1−243686号公報には、画像データをSR
AM等からなるメモリカードに記憶する電子カメラにおい
て、複数ブロックに亘って記憶された可変長の画像デー
タを消去する場合、消去すべき画像データを消去するこ
となく、該消去すべき画像データの管理データのみ書き
換え、新規の画像データを消去すべき画像データのメモ
リ領域に重ねて記憶することにより該画像データを消去
するようにしたメモリ消去方法が示されている。すなわ
ち、画像データはメモリカード内の一定容量毎にブロッ
ク化されたメモリ領域に複数のブロックに亘って記憶さ
れ、併せて該画像データの使用ブロック数や使用ブロッ
クの先頭のブロック番号又はブロック名の管理データが
所定のメモリ領域に記憶されるようになされており、消
去すべき画像データが指示されると、その画像データの
管理データのみが消去され、該画像データは新規の画像
データを重ねて記憶することにより消去されるようにな
されている。
AM等からなるメモリカードに記憶する電子カメラにおい
て、複数ブロックに亘って記憶された可変長の画像デー
タを消去する場合、消去すべき画像データを消去するこ
となく、該消去すべき画像データの管理データのみ書き
換え、新規の画像データを消去すべき画像データのメモ
リ領域に重ねて記憶することにより該画像データを消去
するようにしたメモリ消去方法が示されている。すなわ
ち、画像データはメモリカード内の一定容量毎にブロッ
ク化されたメモリ領域に複数のブロックに亘って記憶さ
れ、併せて該画像データの使用ブロック数や使用ブロッ
クの先頭のブロック番号又はブロック名の管理データが
所定のメモリ領域に記憶されるようになされており、消
去すべき画像データが指示されると、その画像データの
管理データのみが消去され、該画像データは新規の画像
データを重ねて記憶することにより消去されるようにな
されている。
また、特開平1−165267号公報には、撮影後の画像デ
ータをメモリカードに記憶させる前に、一旦揮発メモリ
に記憶させ、該画像データをビューファインダに表示さ
せて撮影画像を確認できるようにした電子スチルカメラ
が示されている。
ータをメモリカードに記憶させる前に、一旦揮発メモリ
に記憶させ、該画像データをビューファインダに表示さ
せて撮影画像を確認できるようにした電子スチルカメラ
が示されている。
従来、上記メモリカードは十分なメモリ容量を有して
いないので、前記ディジタル画像データを圧縮して記憶
させるようにしてメモリ領域の有効利用が図られてい
る。
いないので、前記ディジタル画像データを圧縮して記憶
させるようにしてメモリ領域の有効利用が図られてい
る。
一方、近年、比較的大容量のメモリチップが実現可能
で、しかもデータ保持のためのバックアップ電源を必要
としない不揮発性のフラッシュEEPROM(日経エレクトロ
ニクス、1988年4月4日号)を、前記SRAM等に代えてメ
モリカードに使用することが提案されている。
で、しかもデータ保持のためのバックアップ電源を必要
としない不揮発性のフラッシュEEPROM(日経エレクトロ
ニクス、1988年4月4日号)を、前記SRAM等に代えてメ
モリカードに使用することが提案されている。
ところで、上記フラッシュEEPROMは、メモリの大容量
化が可能な反面、記憶したデータの消去はデバイス一括
か、あるいは数キロバイト単位でしか行えないことが知
られている。このため、圧縮率により圧縮されたディジ
タル画像データのメモリ領域が消去可能なバイト単位に
ならないことがある。従って、隣接して記憶された2枚
の撮影画像の一方の画像データの後部と他方の画像デー
タの前部とが同一ブロックに記憶された場合には、いず
れか一方の画像データのみを消去することは困難とな
る。一方、データ消去の便宜上、ディジタル画像データ
のデータ数に拘らず常に消去可能なメモリ領域単位で記
憶するようにすると、メモリ領域の有効利用が図れない
ことになる。
化が可能な反面、記憶したデータの消去はデバイス一括
か、あるいは数キロバイト単位でしか行えないことが知
られている。このため、圧縮率により圧縮されたディジ
タル画像データのメモリ領域が消去可能なバイト単位に
ならないことがある。従って、隣接して記憶された2枚
の撮影画像の一方の画像データの後部と他方の画像デー
タの前部とが同一ブロックに記憶された場合には、いず
れか一方の画像データのみを消去することは困難とな
る。一方、データ消去の便宜上、ディジタル画像データ
のデータ数に拘らず常に消去可能なメモリ領域単位で記
憶するようにすると、メモリ領域の有効利用が図れない
ことになる。
そこで、ブロック単位でしか消去できない前記EEPROM
等のメモリ手段において、メモリ領域の有効利用を損な
うことなく記憶データを消去するデータ消去方法が望ま
れている。
等のメモリ手段において、メモリ領域の有効利用を損な
うことなく記憶データを消去するデータ消去方法が望ま
れている。
上記特開平−185078号公報のスチルビデオカメラの画
像データの消去方法は、アドレスを指定して任意のメモ
リ領域の画像データを消去することのできるメモリ手段
には有効であるが、メモリ領域がブロック単位でしか消
去できないメモリ手段の場合には、上記データ消去の課
題は解決され得ず、静止画単位での画像データを消去す
ることは困難である。
像データの消去方法は、アドレスを指定して任意のメモ
リ領域の画像データを消去することのできるメモリ手段
には有効であるが、メモリ領域がブロック単位でしか消
去できないメモリ手段の場合には、上記データ消去の課
題は解決され得ず、静止画単位での画像データを消去す
ることは困難である。
また、上記特開平1−243686号公報のデータ消去方法
は、データ消去に際して管理データのみを消去し、消去
すべき画像データは消去しないようになされており、画
像データを消去した後でなければ、その同一アドレスに
新規の画像データは記憶できないフラッシュEEPROMを用
いたメモリカードには、該データ消去方法は採用しがた
い。従って、このデータ消去方法においても上記データ
消去の課題は解決され得ず、静止画単位での画像データ
を消去することは困難となる。
は、データ消去に際して管理データのみを消去し、消去
すべき画像データは消去しないようになされており、画
像データを消去した後でなければ、その同一アドレスに
新規の画像データは記憶できないフラッシュEEPROMを用
いたメモリカードには、該データ消去方法は採用しがた
い。従って、このデータ消去方法においても上記データ
消去の課題は解決され得ず、静止画単位での画像データ
を消去することは困難となる。
また、上記特開平1−165267号公報の電子スチルカメ
ラは、撮影者が撮影した画像をモニタし、記録したい画
像のみメモリカードに記録するようにしたものであり、
既に記録されている画像データを消去してメモリ領域の
有効活用を図るものとはなっていない。
ラは、撮影者が撮影した画像をモニタし、記録したい画
像のみメモリカードに記録するようにしたものであり、
既に記録されている画像データを消去してメモリ領域の
有効活用を図るものとはなっていない。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたも
のであり、データの記憶領域がブロックに分割されてい
るメモリ装置を使用し、同一ブロックに記憶された複数
のデータのうちの一部のみを容易に消去することが可能
なデータ処理装置を得ることをその目的としている。
のであり、データの記憶領域がブロックに分割されてい
るメモリ装置を使用し、同一ブロックに記憶された複数
のデータのうちの一部のみを容易に消去することが可能
なデータ処理装置を得ることをその目的としている。
上記課題を解決するため、請求項1に記載された本発
明は、メモリ装置に記憶されているデータから消去され
るべきデータを指定する指定手段と、指定されたデータ
の少なくとも一部が記憶されているブロック内の記憶内
容から、指定されたデータ以外のデータを抽出する抽出
手段と、ブロック内の記憶内容を消去する消去手段と、
一旦抽出されたデータをメモリ装置に再度記憶させる記
憶制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
明は、メモリ装置に記憶されているデータから消去され
るべきデータを指定する指定手段と、指定されたデータ
の少なくとも一部が記憶されているブロック内の記憶内
容から、指定されたデータ以外のデータを抽出する抽出
手段と、ブロック内の記憶内容を消去する消去手段と、
一旦抽出されたデータをメモリ装置に再度記憶させる記
憶制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載された本発明においては、メモ
リ装置がフラッシュメモリで構成されている。
リ装置がフラッシュメモリで構成されている。
さらに、請求項3に記載された本発明においては、メ
モリ装置がデータ処理装置に対して着脱可能に構成され
ている。
モリ装置がデータ処理装置に対して着脱可能に構成され
ている。
また、請求項4に記載された本発明においては、抽出
手段で抽出されたデータを記憶する一時記憶装置を備え
ている。
手段で抽出されたデータを記憶する一時記憶装置を備え
ている。
さらに、請求項5に記載された本発明においては、メ
モリ装置と一時記憶装置とが異なる媒体によって構成さ
れている。
モリ装置と一時記憶装置とが異なる媒体によって構成さ
れている。
請求項6に記載された本発明においては、さらにメモ
リ装置に記憶されたデータを再生する再生装置が備えら
れており、一時記憶装置はこの再生装置で再生するため
のデータを記憶する装置であることを特徴としている。
リ装置に記憶されたデータを再生する再生装置が備えら
れており、一時記憶装置はこの再生装置で再生するため
のデータを記憶する装置であることを特徴としている。
また、請求項7に記載された本発明においては、メモ
リ装置と一時記憶装置とが同容量であることを特徴とし
ているものである。
リ装置と一時記憶装置とが同容量であることを特徴とし
ているものである。
上記のように構成されたデータ処理装置では、メモリ
装置に記憶されたデータのうち、消去すべきデータが指
定されると、指定されたデータを含むブロックから指定
されたデータ以外のデータが一旦抽出され、その後にブ
ロック内のデータが消去される。データの消去後、一旦
抽出されていたデータが再度メモリ装置に戻され、記憶
される。
装置に記憶されたデータのうち、消去すべきデータが指
定されると、指定されたデータを含むブロックから指定
されたデータ以外のデータが一旦抽出され、その後にブ
ロック内のデータが消去される。データの消去後、一旦
抽出されていたデータが再度メモリ装置に戻され、記憶
される。
以下、本発明のデータ処理装置の実施例について図を
参照して説明する。
参照して説明する。
第1図は、本発明の実施例を示し、ディジタルカメラ
等で記憶された画像データを処理する装置のシステム構
成図である。同図に示す装置は、メモリ領域をブロック
単位で消去可能なフラッシュメモリを有するメモリカー
ド2を装着して使用し、該メモリカード2に記憶された
画像データの消去制御可能な画像データ再生/消去装置
1である。
等で記憶された画像データを処理する装置のシステム構
成図である。同図に示す装置は、メモリ領域をブロック
単位で消去可能なフラッシュメモリを有するメモリカー
ド2を装着して使用し、該メモリカード2に記憶された
画像データの消去制御可能な画像データ再生/消去装置
1である。
再生データ再生/消去装置1は、システムコントロー
ラ101(以下、CPU101という)、アドレスジェネレータ1
02、タイミングジェネレータ103、バッファメモリ104、
D/Aコンバータ105、ローパスフィルタ106、ディジタル
信号処理部107及びバスライン切換スイッチ108,109から
構成されている。前記CPU101は、再生時にメモリカード
2から画像データを読み出し、該画像データから再生用
の画像信号を生成する再生動作とメモリカード2内の画
像データの消去動作とを制御するものである。また、前
記アドレスジェネレータ102は、画像データをメモリカ
ード2へ記憶させたり、メモリカード2から読み出した
りするために、画像メモリ202のメモリ領域の開始アド
レス、終了アドレス及びメモリのブロックナンバー等の
管理データを発生させるものである。これら開始アドレ
ス、終了アドレス及びメモリのブロックナンバーは、録
画時又は再生時にCPU101によりアドレスジェネレータ10
2にセットされる。また、前記タイミングジェネレータ1
03は、前記アドレスジェネレータ102、バッファメモリ1
04、D/Aコンバータ105、ディジタル信号処理部107及び
メモリコントローラ201等の各処理動作の処理タイミン
グをとるための所定のクロックを発生するものであり、
前記バッファメモリ104は、メモリカード2から読み出
した画像データや後述するディジタル信号処理後の再生
用画像データを一時的に記憶するメモリである。また、
前記D/Aコンバータ105は、バッファメモリ104から出力
される前記再生用画像データ(ディジタル信号)をアナ
ログ信号に変換する信号変換器であり、前記ローパスフ
ィルタ106は、D/Aコンバータ105よりアナログ変換され
た画像データ(ビデオ信号)の周波数帯域を制限するた
めのフィルタである。また、前記ディジタル信号処理部
107は、メモリカード2から読み出される圧縮された画
像データを伸長回路107aで伸長して元の画像データに復
元した後、NTSCエンコーダ回路107bでTV表示用のNTSCエ
ンコード処理を行い、再生用のディジタルビデオ信号を
生成する回路ブロックである。また、前記バスライン切
換スイッチ108は、メモリコントローラ201をアドレスバ
スラインで接続されるCPU101又はアドレスジェネレータ
102の一方に切換接続させる切換スイッチであり、前記
バスライン切換スイッチ109は、メモリコントローラ201
をデータバスラインで接続されるCPU101又はバッファメ
モリ104の一方に切換接続させる切換スイッチである。
ラ101(以下、CPU101という)、アドレスジェネレータ1
02、タイミングジェネレータ103、バッファメモリ104、
D/Aコンバータ105、ローパスフィルタ106、ディジタル
信号処理部107及びバスライン切換スイッチ108,109から
構成されている。前記CPU101は、再生時にメモリカード
2から画像データを読み出し、該画像データから再生用
の画像信号を生成する再生動作とメモリカード2内の画
像データの消去動作とを制御するものである。また、前
記アドレスジェネレータ102は、画像データをメモリカ
ード2へ記憶させたり、メモリカード2から読み出した
りするために、画像メモリ202のメモリ領域の開始アド
レス、終了アドレス及びメモリのブロックナンバー等の
管理データを発生させるものである。これら開始アドレ
ス、終了アドレス及びメモリのブロックナンバーは、録
画時又は再生時にCPU101によりアドレスジェネレータ10
2にセットされる。また、前記タイミングジェネレータ1
03は、前記アドレスジェネレータ102、バッファメモリ1
04、D/Aコンバータ105、ディジタル信号処理部107及び
メモリコントローラ201等の各処理動作の処理タイミン
グをとるための所定のクロックを発生するものであり、
前記バッファメモリ104は、メモリカード2から読み出
した画像データや後述するディジタル信号処理後の再生
用画像データを一時的に記憶するメモリである。また、
前記D/Aコンバータ105は、バッファメモリ104から出力
される前記再生用画像データ(ディジタル信号)をアナ
ログ信号に変換する信号変換器であり、前記ローパスフ
ィルタ106は、D/Aコンバータ105よりアナログ変換され
た画像データ(ビデオ信号)の周波数帯域を制限するた
めのフィルタである。また、前記ディジタル信号処理部
107は、メモリカード2から読み出される圧縮された画
像データを伸長回路107aで伸長して元の画像データに復
元した後、NTSCエンコーダ回路107bでTV表示用のNTSCエ
ンコード処理を行い、再生用のディジタルビデオ信号を
生成する回路ブロックである。また、前記バスライン切
換スイッチ108は、メモリコントローラ201をアドレスバ
スラインで接続されるCPU101又はアドレスジェネレータ
102の一方に切換接続させる切換スイッチであり、前記
バスライン切換スイッチ109は、メモリコントローラ201
をデータバスラインで接続されるCPU101又はバッファメ
モリ104の一方に切換接続させる切換スイッチである。
また、スイッチSW1及びSW2はそれぞれ再生送りスイッ
チ、消去スイッチであり、カメラ本体の操作パネル(不
図示)に配設されている。再生送りスイッチSW1は再生
される静止画を他の再生したい静止画に変更するための
スイッチであり、該スイッチSW1がオンされると、後述
するように画像メモリ203内に記録されている静止画が
順次、更新的に再生される。スイッチSW2は画像メモリ2
03内の画像データの消去を指示するスイッチである。
チ、消去スイッチであり、カメラ本体の操作パネル(不
図示)に配設されている。再生送りスイッチSW1は再生
される静止画を他の再生したい静止画に変更するための
スイッチであり、該スイッチSW1がオンされると、後述
するように画像メモリ203内に記録されている静止画が
順次、更新的に再生される。スイッチSW2は画像メモリ2
03内の画像データの消去を指示するスイッチである。
前記メモリカード2は、メモリコントローラ201と管
理データを記憶する管理メモリ202と画像データを記憶
する画像メモリ203とから構成されている。メモリコン
トローラ201は、管理メモリ202への管理データの書込
み、消去及び読出と画像メモリ203への画像データの書
込み、消去及び読出とを制御するコントローラである。
管理メモリ202は、画像データを格納しているメモリ領
域のブロックナンバー、開始アドレス及び終了アドレス
等の管理データを記憶するメモリであり、画像メモリ20
3は、画像データを記憶するEEPROMからなるメモリであ
る。この画像メモリ203のメモリ領域は消去可能なN個
のブロックより構成されている。
理データを記憶する管理メモリ202と画像データを記憶
する画像メモリ203とから構成されている。メモリコン
トローラ201は、管理メモリ202への管理データの書込
み、消去及び読出と画像メモリ203への画像データの書
込み、消去及び読出とを制御するコントローラである。
管理メモリ202は、画像データを格納しているメモリ領
域のブロックナンバー、開始アドレス及び終了アドレス
等の管理データを記憶するメモリであり、画像メモリ20
3は、画像データを記憶するEEPROMからなるメモリであ
る。この画像メモリ203のメモリ領域は消去可能なN個
のブロックより構成されている。
画像データは、第2図に示すように消去可能なブロッ
クには関係なく、先頭アドレスから順番に記憶されてい
く。同図において、ブロック0〜10は画像メモリ203の
メモリ領域に対応する消去可能なメモリ領域であり、画
像メモリ203は10個の消去可能なメモリ領域から構成さ
れている。また、画像データA〜Dは画像メモリ203の
メモリ領域に記憶された静止画の画像データであり、20
3aは空のメモリ領域である。データの圧縮率が画像デー
タにより異なるので、各画像データのデータ容量は異な
っている。また、各画像データのデータ容量は、通常、
ブロックのメモリ容量の整数倍にはならないので、第2
図に示すように2つの画像データのそれぞれの一部が同
一ブロック内に記憶されることになる。例えば画像デー
タAは第1ブロックから第3ブロックに、画像データB
は第3ブロックから第5ブロックに亘ってそれぞれ記憶
されており、第3ブロックのメモリ領域内は画像データ
Aの後部と画像データBの前部とが共存するようになっ
ている。
クには関係なく、先頭アドレスから順番に記憶されてい
く。同図において、ブロック0〜10は画像メモリ203の
メモリ領域に対応する消去可能なメモリ領域であり、画
像メモリ203は10個の消去可能なメモリ領域から構成さ
れている。また、画像データA〜Dは画像メモリ203の
メモリ領域に記憶された静止画の画像データであり、20
3aは空のメモリ領域である。データの圧縮率が画像デー
タにより異なるので、各画像データのデータ容量は異な
っている。また、各画像データのデータ容量は、通常、
ブロックのメモリ容量の整数倍にはならないので、第2
図に示すように2つの画像データのそれぞれの一部が同
一ブロック内に記憶されることになる。例えば画像デー
タAは第1ブロックから第3ブロックに、画像データB
は第3ブロックから第5ブロックに亘ってそれぞれ記憶
されており、第3ブロックのメモリ領域内は画像データ
Aの後部と画像データBの前部とが共存するようになっ
ている。
次に、上記データ消去装置の動作を説明する。まず、
メモリカード2に記憶された画像データを再生させる場
合について説明する。
メモリカード2に記憶された画像データを再生させる場
合について説明する。
ユーザにより再生送りスイッチSW1がオンされると、C
PU101はバスライン切換スイッチ108及び109をCPU101側
に切り換えた後、再生すべき画像データに関する管理デ
ータを読み出すべくメモリコントローラ201を介して管
理メモリ202内の管理データをアクセスする。そして、
読み出したブロックナンバー、開始アドレス及び終了ア
ドレス等の管理データをアドレスジェネレータ102にセ
ットする。次に、CPU101は、バスライン切換スイッチ10
8及び109をそれぞれアドレスジェネレータ102側とバッ
ファメモリ104側とに切り換えた後、タイミングジェネ
レータ103にデータ転送の開始信号を送出する。タイミ
ングジェネレータ103は、このデータ転送の開始信号を
受けてアドレスジェネレータ102、バッファメモリ104及
びメモリコントローラ201にデータ転送用の所定のクロ
ックをそれぞれ送出する。続いて、CPL101はメモリコン
トローラ201に画像データの読出制御信号を送出し、メ
モリコントローラ201は、この制御信号を受けてアドレ
スジェネレータ102から入力されるブロックナンバー及
び開始アドレスから終了アドレスまでのアドレスに基づ
いて所定の画像データを読み出し、該画像データをバッ
ファメモリ104に転送する。そして、終了アドレスが出
力されて再生対象の画像データの読み出しが完了する
と、アドレスジェネレータ102からタイミングジェネレ
ータ103にデータ転送の終了信号が出力され、該タイミ
ングジェネレータ103はメモリコントローラ201へのデー
タ転送用のクロックの送出を停止し、メモリコントロー
ラ201からバッファメモリ104への上記画像データの転送
を停止させる。
PU101はバスライン切換スイッチ108及び109をCPU101側
に切り換えた後、再生すべき画像データに関する管理デ
ータを読み出すべくメモリコントローラ201を介して管
理メモリ202内の管理データをアクセスする。そして、
読み出したブロックナンバー、開始アドレス及び終了ア
ドレス等の管理データをアドレスジェネレータ102にセ
ットする。次に、CPU101は、バスライン切換スイッチ10
8及び109をそれぞれアドレスジェネレータ102側とバッ
ファメモリ104側とに切り換えた後、タイミングジェネ
レータ103にデータ転送の開始信号を送出する。タイミ
ングジェネレータ103は、このデータ転送の開始信号を
受けてアドレスジェネレータ102、バッファメモリ104及
びメモリコントローラ201にデータ転送用の所定のクロ
ックをそれぞれ送出する。続いて、CPL101はメモリコン
トローラ201に画像データの読出制御信号を送出し、メ
モリコントローラ201は、この制御信号を受けてアドレ
スジェネレータ102から入力されるブロックナンバー及
び開始アドレスから終了アドレスまでのアドレスに基づ
いて所定の画像データを読み出し、該画像データをバッ
ファメモリ104に転送する。そして、終了アドレスが出
力されて再生対象の画像データの読み出しが完了する
と、アドレスジェネレータ102からタイミングジェネレ
ータ103にデータ転送の終了信号が出力され、該タイミ
ングジェネレータ103はメモリコントローラ201へのデー
タ転送用のクロックの送出を停止し、メモリコントロー
ラ201からバッファメモリ104への上記画像データの転送
を停止させる。
次に、タイミングジェネレータ103は、アドレスジェ
ネレータ102、ディジタル信号処理部107及びバッファメ
モリ104にそれぞれ転送用クロック、制御クロック及び
処理クロックを送出する。アドレスジェネレータ102
は、前記転送用クロックに基づき転送用のアドレスをバ
ッファメモリ104に送出し、該バッファメモリ104は、該
転送用アドレスと前記制御クロックとに基づき一時的に
格納されていた画像データをディジタル信号処理部107
内の伸長回路107aに転送する。圧縮されている画像デー
タは、上記処理クロックに基づいて伸長回路107aで所定
の伸長処理が施され、更にNTSCエンコーダ回路107bでTV
表示用のNTSCエンコード処理が施された後、再びバッフ
ァメモリ104に転送され、所定のメモリ領域に格納され
る。1画面分の画像データの処理が終了してディジタル
信号処理部107からタイミングジェネレータ103に信号処
理の終了信号が送出されると、タイミングジェネレータ
103は該終了信号を受けて、アドレスジェネレータ102、
バッファメモリ104及びD/Aコンバータ105にそれぞれ転
送用クロック、制御クロック及びD/A変換用クロックを
送出する。バッファメモリ104に格納されている画像デ
ータは、アドレスジェネレータ102から入力される転送
用アドレスと制御クロックとに基づきD/A変換器105に転
送され、該D/A変換器105でD/A変換された後、ローパス
フィルタ106で帯域制限されたビデオ信号として不図示
の表示装置に出力される。
ネレータ102、ディジタル信号処理部107及びバッファメ
モリ104にそれぞれ転送用クロック、制御クロック及び
処理クロックを送出する。アドレスジェネレータ102
は、前記転送用クロックに基づき転送用のアドレスをバ
ッファメモリ104に送出し、該バッファメモリ104は、該
転送用アドレスと前記制御クロックとに基づき一時的に
格納されていた画像データをディジタル信号処理部107
内の伸長回路107aに転送する。圧縮されている画像デー
タは、上記処理クロックに基づいて伸長回路107aで所定
の伸長処理が施され、更にNTSCエンコーダ回路107bでTV
表示用のNTSCエンコード処理が施された後、再びバッフ
ァメモリ104に転送され、所定のメモリ領域に格納され
る。1画面分の画像データの処理が終了してディジタル
信号処理部107からタイミングジェネレータ103に信号処
理の終了信号が送出されると、タイミングジェネレータ
103は該終了信号を受けて、アドレスジェネレータ102、
バッファメモリ104及びD/Aコンバータ105にそれぞれ転
送用クロック、制御クロック及びD/A変換用クロックを
送出する。バッファメモリ104に格納されている画像デ
ータは、アドレスジェネレータ102から入力される転送
用アドレスと制御クロックとに基づきD/A変換器105に転
送され、該D/A変換器105でD/A変換された後、ローパス
フィルタ106で帯域制限されたビデオ信号として不図示
の表示装置に出力される。
以上の動作は、再生送りスイッチSW1がオンされる度
に繰り返し行われ、前記ビデオ信号が順次、再生表示さ
れる。
に繰り返し行われ、前記ビデオ信号が順次、再生表示さ
れる。
次に、本発明に係るメモリカード2のデータ消去動作
について説明する。
について説明する。
以下、第2図の画像データBを消去する場合のD/A消
去動作について説明する。
去動作について説明する。
データ消去動作は、以下のようにして行われる。ま
ず、第3図に示すように画像メモリ203のブロックの
内、画像データBの記憶されているブロック(第3〜第
5ブロック)を抽出し、該ブロックを消去予定ブロック
とする。次に、第3図、第4図に示すように第3ブロッ
クに記憶されている画像データAの後部A3をバッファメ
モリ104に一旦、退避させておき、第3及び第4ブロッ
クの画像データを消去した後、再び画像データA3を第3
ブロックの元のアドレス領域に記憶し直す。次に、第5
ブロックに記憶されている画像データCの前部C5をバッ
ファメモリ104に一旦、退避させておき、第5ブロック
の画像データを消去した後、再び画像データC5を第5ブ
ロックの元のアドレス領域に記憶し直す。
ず、第3図に示すように画像メモリ203のブロックの
内、画像データBの記憶されているブロック(第3〜第
5ブロック)を抽出し、該ブロックを消去予定ブロック
とする。次に、第3図、第4図に示すように第3ブロッ
クに記憶されている画像データAの後部A3をバッファメ
モリ104に一旦、退避させておき、第3及び第4ブロッ
クの画像データを消去した後、再び画像データA3を第3
ブロックの元のアドレス領域に記憶し直す。次に、第5
ブロックに記憶されている画像データCの前部C5をバッ
ファメモリ104に一旦、退避させておき、第5ブロック
の画像データを消去した後、再び画像データC5を第5ブ
ロックの元のアドレス領域に記憶し直す。
第5図は、上述の方法により画像データBを消去した
後の画像メモリ203の画像データの記憶状態を示したも
のである。同図に示すように画像メモリ203の画像デー
タBの記憶されていたメモリ領域のみが消去されて空の
メモリ領域となり、データ消去動作により他の画像デー
タA、C及びDのメモリ領域は影響を受けることはな
い。
後の画像メモリ203の画像データの記憶状態を示したも
のである。同図に示すように画像メモリ203の画像デー
タBの記憶されていたメモリ領域のみが消去されて空の
メモリ領域となり、データ消去動作により他の画像デー
タA、C及びDのメモリ領域は影響を受けることはな
い。
なお、上記データの消去動作において画像データC及
びDを画像データAの後に連続して記憶させるように画
像データの書換えを行なってもよい。このようにする
と、画像データBを消去して生じた空のメモリ領域を画
像メモリ203の後部に集めることができ、圧縮された可
変長の画像データを効率よく、しかも書込み順に記憶さ
せることができる。
びDを画像データAの後に連続して記憶させるように画
像データの書換えを行なってもよい。このようにする
と、画像データBを消去して生じた空のメモリ領域を画
像メモリ203の後部に集めることができ、圧縮された可
変長の画像データを効率よく、しかも書込み順に記憶さ
せることができる。
次に、第1図のシステム構成図を用いて上記データ消
去動作を説明する。
去動作を説明する。
画像データBが再生されているときに、該画像データ
Bを消去すべく消去スイッチSW2がオンされると、CPU10
1はバスライン切換スイッチ108及び109をCPU101側に切
り換えて管理メモリ202の内容に現在再生されている画
像データBが使用している画像メモリ203内のブロック
ナンバーを確認し、該ブロックナンバーをデータ消去ブ
ロックとする。次に、画像データBの前後に記憶されて
いる画像データA及びCが使用しているブロックナンバ
ーを確認し、更に画像データBと重複しているブロック
ナンバーを抽出する。第2図においては、画像データ
A、B及びCが使用しているブロックナンバーと、これ
らのブロックナンバーの内、画像データBが使用してい
るブロックナンバーと重複しているブロックナンバーは
以下のようになる。
Bを消去すべく消去スイッチSW2がオンされると、CPU10
1はバスライン切換スイッチ108及び109をCPU101側に切
り換えて管理メモリ202の内容に現在再生されている画
像データBが使用している画像メモリ203内のブロック
ナンバーを確認し、該ブロックナンバーをデータ消去ブ
ロックとする。次に、画像データBの前後に記憶されて
いる画像データA及びCが使用しているブロックナンバ
ーを確認し、更に画像データBと重複しているブロック
ナンバーを抽出する。第2図においては、画像データ
A、B及びCが使用しているブロックナンバーと、これ
らのブロックナンバーの内、画像データBが使用してい
るブロックナンバーと重複しているブロックナンバーは
以下のようになる。
画像データA:第0〜第3ブロック 画像データB:第3〜第5ブロック 画像データC:第5〜第7ブロック 重複ブロック:第3及び第5ブロック 続いて、CPU101は、第3ブロックの開始アドレスと該
第3ブロック内の画像データAの終了アドレスとを抽出
し、該開始アドレス及び終了アドレスをアドレスジェネ
レータ102にセットする。次に、CPU101は、バスライン
切換スイッチ108及び109をそれぞれアドレスジェネレー
タ102側とバッファメモリ104側とに切り換えた後、タイ
ミングジェネレータ103にデータ転送の開始信号を送出
する。タイミングジェネレータ103はこのデータ転送の
開始信号を受けてアドレスジェネレータ102、バッファ
メモリ104及びメモリコントローラ201にデータ転送用の
アドレス及びクロックをそれぞれ送出する。続いて、CP
U101はメモリコントローラ201に画像データの読出制御
信号を送出し、メモリコントローラ201は、この制御信
号を受けてアドレスジェネレータ102から入力されるブ
ロックナンバー(第3ブロック)、前記開始アドレス及
び終了アドレス基づき第3ブロック内の画像データAの
後部A3を読み出し、該後部画像データA3を前記再生時に
使用したバッファメモリ104内のメモリ領域に転送す
る。そして、終了アドレスのデータが転送されてアドレ
スジェネレータ102からタイミングジェネレータ103にデ
ータ転送の終了信号が入力されると、該タイミングジェ
ネレータ103はメモリコントローラ201へのデータ転送用
のクロックの送出を停止し、メモリコントローラ201か
らバッファメモリ104への上記後部画像データA3の転送
を停止させる。続いて、CPU101は、メモリコントローラ
201に第3及び第4ブロックのデータ消去の指示信号を
送出し、メモリコントローラ201は該消去信号を受けて
画像メモリ203内の第3及び第4ブロックの画像データ
を消去する。この後、CPU101は第3ブロックの開始アド
レスと後部画像データA3の終了アドレスとをアドレスジ
ェネレータ102にセットするとともに、タイミングジェ
ネレータ103にデータ転送の開始信号を送出し、メモリ
コントローラ201に書込制御信号を送出する。メモリコ
ントローラ201は該書込制御信号を受けてバッファメモ
リ104から転送される前記後部画像データA3を再び画像
メモリ203内の第3ブロックに記憶させる。
第3ブロック内の画像データAの終了アドレスとを抽出
し、該開始アドレス及び終了アドレスをアドレスジェネ
レータ102にセットする。次に、CPU101は、バスライン
切換スイッチ108及び109をそれぞれアドレスジェネレー
タ102側とバッファメモリ104側とに切り換えた後、タイ
ミングジェネレータ103にデータ転送の開始信号を送出
する。タイミングジェネレータ103はこのデータ転送の
開始信号を受けてアドレスジェネレータ102、バッファ
メモリ104及びメモリコントローラ201にデータ転送用の
アドレス及びクロックをそれぞれ送出する。続いて、CP
U101はメモリコントローラ201に画像データの読出制御
信号を送出し、メモリコントローラ201は、この制御信
号を受けてアドレスジェネレータ102から入力されるブ
ロックナンバー(第3ブロック)、前記開始アドレス及
び終了アドレス基づき第3ブロック内の画像データAの
後部A3を読み出し、該後部画像データA3を前記再生時に
使用したバッファメモリ104内のメモリ領域に転送す
る。そして、終了アドレスのデータが転送されてアドレ
スジェネレータ102からタイミングジェネレータ103にデ
ータ転送の終了信号が入力されると、該タイミングジェ
ネレータ103はメモリコントローラ201へのデータ転送用
のクロックの送出を停止し、メモリコントローラ201か
らバッファメモリ104への上記後部画像データA3の転送
を停止させる。続いて、CPU101は、メモリコントローラ
201に第3及び第4ブロックのデータ消去の指示信号を
送出し、メモリコントローラ201は該消去信号を受けて
画像メモリ203内の第3及び第4ブロックの画像データ
を消去する。この後、CPU101は第3ブロックの開始アド
レスと後部画像データA3の終了アドレスとをアドレスジ
ェネレータ102にセットするとともに、タイミングジェ
ネレータ103にデータ転送の開始信号を送出し、メモリ
コントローラ201に書込制御信号を送出する。メモリコ
ントローラ201は該書込制御信号を受けてバッファメモ
リ104から転送される前記後部画像データA3を再び画像
メモリ203内の第3ブロックに記憶させる。
第5ブロック内に記憶された画像データCの前部C5も
前記後部画像データA3と同様の動作により第5ブロック
の元のアドレスに記憶される。すなわち、前部画像デー
タC5は第5ブロックから一旦、バッファメモリ104に転
送され、第5ブロック内の画像データが消去された後、
再び第5ブロック内の元のアドレスに記憶される。ここ
では、画像データA3,C5を別々に転送し、同じような動
作を2回繰り返しているが、画像データA3,C5を同時に
退避させ、第3〜第5ブロックを消去した後、画像デー
タA3,C5を同時に元のアドレスに記憶し直すようにして
もよい。
前記後部画像データA3と同様の動作により第5ブロック
の元のアドレスに記憶される。すなわち、前部画像デー
タC5は第5ブロックから一旦、バッファメモリ104に転
送され、第5ブロック内の画像データが消去された後、
再び第5ブロック内の元のアドレスに記憶される。ここ
では、画像データA3,C5を別々に転送し、同じような動
作を2回繰り返しているが、画像データA3,C5を同時に
退避させ、第3〜第5ブロックを消去した後、画像デー
タA3,C5を同時に元のアドレスに記憶し直すようにして
もよい。
なお、上記データ消去動作において、画像データBを
消去することにより空のメモリ領域が生じないように画
像データC〜Dを記憶し直すようにしてもよい。この場
合は、バッファメモリに退避されていた前部画像データ
C5は、第5ブロック内の画像データが消去された後、第
3ブロック内の画像データAの終了アドレスの次のアド
レスから記憶され、続いて第6ブロックから第10ブロッ
クに亘り記憶されている画像データCの後部と画像デー
タDとが前記前部画像データC5に連続して記憶し直され
る。あるいは、上記空のメモリ領域に次の画像データを
記憶する場合において、そのメモリ領域より画像データ
量が大きいときは、他の空のメモリ領域に該画像データ
を分割して記憶させるようにしてもよい。この場合、管
理メモリ202には、それぞれ分割された画像データの開
始アドレス、終了アドレス及びブロックナンバー等を記
憶するようにする。このようにしておけば、画像データ
を消去する度にそれ以降の画像データを詰めて記憶し直
さなくてもよくなる。
消去することにより空のメモリ領域が生じないように画
像データC〜Dを記憶し直すようにしてもよい。この場
合は、バッファメモリに退避されていた前部画像データ
C5は、第5ブロック内の画像データが消去された後、第
3ブロック内の画像データAの終了アドレスの次のアド
レスから記憶され、続いて第6ブロックから第10ブロッ
クに亘り記憶されている画像データCの後部と画像デー
タDとが前記前部画像データC5に連続して記憶し直され
る。あるいは、上記空のメモリ領域に次の画像データを
記憶する場合において、そのメモリ領域より画像データ
量が大きいときは、他の空のメモリ領域に該画像データ
を分割して記憶させるようにしてもよい。この場合、管
理メモリ202には、それぞれ分割された画像データの開
始アドレス、終了アドレス及びブロックナンバー等を記
憶するようにする。このようにしておけば、画像データ
を消去する度にそれ以降の画像データを詰めて記憶し直
さなくてもよくなる。
なお、メモリ装置はフラッシュメモりに限らず、ブロ
ック単位でデータを処理するメモリであればよい。
ック単位でデータを処理するメモリであればよい。
また、上記実施例では、画像データの再生処理及び信
号出力用のバッファメモリ104を消去対象外の画像デー
タの退避用バッファメモリとしても用いていたが、独立
した退避用のバッファメモリを設けるようにしてもよ
い。この場合、この退避用バッファメモリのメモリ容量
は前記消去可能なブロックのメモリ容量と同一容量とな
るようにするとよい。また、退避用のバッファメモリを
メモリカード2内に設けるようにしてもよい。このよう
にすれば、処理装置本体側の小型化に寄与するととも
に、退避用画像データの転送処理を迅速に行うことがで
きる。
号出力用のバッファメモリ104を消去対象外の画像デー
タの退避用バッファメモリとしても用いていたが、独立
した退避用のバッファメモリを設けるようにしてもよ
い。この場合、この退避用バッファメモリのメモリ容量
は前記消去可能なブロックのメモリ容量と同一容量とな
るようにするとよい。また、退避用のバッファメモリを
メモリカード2内に設けるようにしてもよい。このよう
にすれば、処理装置本体側の小型化に寄与するととも
に、退避用画像データの転送処理を迅速に行うことがで
きる。
以上説明したように、本発明によれば、消去されるべ
く指定されたデータ以外のデータをブロック内から一旦
抽出し、ブロック内の記憶内容を消去した後に抽出した
データを再度記憶するようにしたので、同一ブロック内
に複数のデータが混在する場合であっても特定のデータ
のみを容易に消去することができる。従って、記憶され
たデータをブロック単位で消去する記憶装置であっても
同一ブロック内に複数のデータを記憶しておくことがで
き、無駄なく記憶させることができる。
く指定されたデータ以外のデータをブロック内から一旦
抽出し、ブロック内の記憶内容を消去した後に抽出した
データを再度記憶するようにしたので、同一ブロック内
に複数のデータが混在する場合であっても特定のデータ
のみを容易に消去することができる。従って、記憶され
たデータをブロック単位で消去する記憶装置であっても
同一ブロック内に複数のデータを記憶しておくことがで
き、無駄なく記憶させることができる。
また、抽出されたデータを一時記憶しておく装置とし
てデータ再生用の記憶手段を利用すれば回路構成の簡素
化とコストの低減を図ることができる。
てデータ再生用の記憶手段を利用すれば回路構成の簡素
化とコストの低減を図ることができる。
また、一時記憶装置の容量とメモリ装置の容量とを同
一にしておくことによって、比較的簡単な回路構成でデ
ータの移動を行なうことができ、コストの低減かを図る
ことができる。
一にしておくことによって、比較的簡単な回路構成でデ
ータの移動を行なうことができ、コストの低減かを図る
ことができる。
第1図は本発明に係るメモリカードのデータ消去装置の
システム構成図、第2図はメモリカード内の画像メモリ
の画像データの記憶状態を示す図、第3図〜第5図はデ
ータの消去動作を説明するための画像メモリ内の画像デ
ータの読出し、書込み及び消去動作を示す図である。 1……画像データ再生/消去装置、2……メモリカー
ド、101……CPU、102……アドレスジェネレータ、103…
…タイミングジェネレータ、104……バッファメモリ、1
05……D/Aコンバータ、106……ローパスフィルタ、107
……ディジタル信号処理回路、107a……伸長回路、107b
……NTSCエンコーダ回路、108,109……バスライン切換
スイッチ、201……メモリコントローラ、202……管理メ
モリ、203……画像メモリ、SW1、SW2……スイッチ。
システム構成図、第2図はメモリカード内の画像メモリ
の画像データの記憶状態を示す図、第3図〜第5図はデ
ータの消去動作を説明するための画像メモリ内の画像デ
ータの読出し、書込み及び消去動作を示す図である。 1……画像データ再生/消去装置、2……メモリカー
ド、101……CPU、102……アドレスジェネレータ、103…
…タイミングジェネレータ、104……バッファメモリ、1
05……D/Aコンバータ、106……ローパスフィルタ、107
……ディジタル信号処理回路、107a……伸長回路、107b
……NTSCエンコーダ回路、108,109……バスライン切換
スイッチ、201……メモリコントローラ、202……管理メ
モリ、203……画像メモリ、SW1、SW2……スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 5/907 G06K 17/00
Claims (7)
- 【請求項1】データを記憶する記憶領域が複数のブロッ
クに分割されており、各ブロックに複数のデータを記憶
可能なメモリ装置を使用する処理装置であって、メモリ
装置に記憶されているデータから消去されるべきデータ
を指定する指定手段と、指定手段で指定されたデータの
少なくとも一部が記憶されているブロック内の記憶内容
から、指定されたデータ以外のデータを抽出する抽出手
段と、上記抽出手段による抽出後に上記ブロック内の記
憶内容を消去する消去手段と、上記抽出されたデータを
メモリ装置に再度記憶させる記憶制御手段とを備えたこ
とを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項2】上記メモリ装置はフラッシュメモリである
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 【請求項3】上記メモリ装置は上記データ処理装置に対
して着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の
データ処理装置。 - 【請求項4】上記抽出手段で抽出されたデータを記憶す
る一時記憶装置を備えたことを特徴とする請求項1に記
載のデータ処理装置。 - 【請求項5】上記メモリ装置と上記一時記憶装置とは異
なる媒体であることを特徴とする請求項4に記載のデー
タ処理装置。 - 【請求項6】さらに上記メモリ装置に記憶されたデータ
を再生する再生装置を備え、上記一時記憶装置は再生装
置で再生するためのデータを記憶する装置であることを
特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。 - 【請求項7】上記メモリ装置と上記一時記憶装置とは同
容量であることを特徴とする請求項4に記載のデータ処
理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2040556A JP3000606B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | データ処理装置 |
US07/648,550 US5231514A (en) | 1990-02-05 | 1991-01-31 | Image data processing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2040556A JP3000606B2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | データ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03242093A JPH03242093A (ja) | 1991-10-29 |
JP3000606B2 true JP3000606B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=12583725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2040556A Expired - Lifetime JP3000606B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-20 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3000606B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2849301B2 (ja) | 1993-03-25 | 1999-01-20 | 株式会社日立製作所 | 撮像装置 |
US6677989B1 (en) | 1993-03-25 | 2004-01-13 | Hitachi, Ltd. | Imaging and recording apparatus |
JP3539752B2 (ja) * | 1994-03-02 | 2004-07-07 | 沖電気工業株式会社 | 半導体記憶装置とメモリ制御方法 |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP2040556A patent/JP3000606B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03242093A (ja) | 1991-10-29 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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