JP3159195U - 高齢者見守りシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】住居内で生活している独居高齢者が、見守りシステムを何ら意識することなく見守られ、元気づけられる高齢者見守りシステムを提供する。【解決手段】集合住宅等の各住居内に居住者の動きや生活行動を検知するセンサ1〜5と文章データの音声変換出力手段12を有し、生活状況の見守りに加えて、所定の時刻に、居住者の名前と呼びかけの音声がスピーカ14に出力されるようにして高齢者見守りシステムを構成する。【選択図】図2
Description
本考案は、一人で暮らしている高齢居住者が、住居内で安心して生活でき、元気づけられる高齢者見守りシステムに関する。
近年、少子高齢化社会が進みつつあり、独居を選ぶ高齢者が増加している。このため、都市部では地域コミュニティが希薄になると共に人的交流が疎遠になりがちになり、隣家の異変に気付き難くなっている。最近の安否予防のシステムとして訪問介護や訪問サービス等の介護関係やパソコンを利用した在宅健康診断のサービス提供、また、日常使われている水道や電気ポットを利用したシステムや看護的後見の見守り対象者とする生活見守りシステムが従来技術として知られている。
しかしながら、以上の技術によれば、独居者の見守りがベースでややもすると作り手の発想から考えられていて、使う側の気遣いに対する配慮に欠けたものとなっていたり、更に、見守りのために、マイクによる生活者の音声収集や画像センサによる生活者の画像データの取得は、独居高齢者の見守りシステムとしては、プライバシーの問題が生じる。そこで、この考案は、住居内で生活している独居高齢者が、本考案の見守りシステムを何ら意識することなく見守られ、元気づけられる高齢者見守りシステムを提供することである。
本考案は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、集合住宅等の各住居内に居住者の動きや生活行動を検知するセンサと文章データの音声変換出力手段を有し、生活状況の見守りに加えて、所定の時刻に、居住者の名前と呼びかけの音声が出力されるようにした高齢者見守りシステムである。
本考案の高齢者見守りシステムによれば、居住者の見守りが行われると共に、所定の時刻に「平松さん、おはようございます」、「平松さん、今日は青空市場がありますよ」のような、それぞれの住戸の居住者の名前を用いて呼びかけるようにしたので、独居高齢者が、日々、自分の名前を呼びかけられることで、孤立感や疎外感を感じることなく元気づけられる。あわせて、住戸内の居住者の動きや生活行動を検知するようにしたので、居住者の異常を早期に見つけることができる。
本考案の一実施形態を図1、2に示す。図1で人感センサ1〜4は住居内の居住者の生活空間(居間、台所、寝室、玄関等)をカバーするように配設される。さらに人感センサ1〜4は、有線または無線で住居内のコントローラ7に接続される。図2で、コントローラ7は、CPUとROM、RAMからなるメモリ、および入出力ポート等を有したマイコン11、マイコン11と住戸外の公衆回線等の通信手段10とを接続するための通信インターフェースIC15、マイコン11に接続された音声合成LSIからなる音声合成手段12、アンプ13、スピーカ14で構成される。更に、コントローラ7には、ドアセンサ5からの外出/在室確認信号6が入力される。人感センサ1〜4は、例えば人間の体温(36.5℃)から放射される赤外線のピーク波長約10μmおよび動きに検出感度を有する焦電型赤外センサとレンズから構成されたものである。この人感センサ1〜4の検知距離は、例えば3〜5mで、検知範囲は水平、垂直方向とも約90°のものが用いられる。設置場所に応じて部屋全体の広いエリアやスポット的なエリアをある程度限定した検知は、焦電型赤外センサに取り付けるレンズによってそれぞれ適した構成とすることができる。また、人感センサ1〜4は人の体温と動きを検知するもので、照明のオン/オフ、日中の明るさ、暗闇、テレビやラジオの音などは検知しないため、昼夜に関係なく居住者の動きが検知できる。人感センサ1〜4からのそれぞれの検知出力は、コントローラ7のマイコン11に入力され、居住者の動きの検知回数のカウントと記憶が行われる。コントローラ7からは、記憶された検知回数が所定の時間間隔で通信手段8を介してサーバ9に送信される。居住者が在室時に何らかの異常状態が生じ、人感センサ1〜4のいずれからも検知出力が得られなくなり、所定の時間経過した場合、コントローラ7で居住者の異常の一次判定が行われ、公衆回線等の通信手段8を介してサーバ9に異常の一次判定情報が自動通報されるように構成される。コントローラ7はそれぞれの人感センサ1〜4から検知された検知回数を記憶し、例えば12時間に1回、通信手段8を介して定期的にサーバ9に送信される。サーバ9は図示しないが各住戸からの検知回数履歴が記憶され、見守り履歴データとなる。また、サーバ9に異常の一次判定情報が入力された場合、見守り履歴データと異常の一次判定情報との自動付き合わせが行われ、独居者の事故早期発見が行われる。通信手段8は、集合住宅内の管理室との通信のような場合、公衆回線を用いなくても無線を用いた専用線でもよい。ドアセンサ5は、ドア鍵に連動した接点出力端子を有したドア錠であり、正規のドア鍵で外から施錠した時に、論理レベル‘0’の信号が出力され、正規のドア鍵で解錠すると論理レベル‘1’の信号を出力するように構成された外出/在室確認信号6がコントローラ7に入力される。居住者が在室時には、外出/在室確認信号6の論理レベル‘1’がコントローラ7に入力されており、居住者の生存状態や生活行動の検知(見守り)が人感センサ1〜4を介して行われる。外出時に正規のドア鍵で外から施錠した時に、ドアセンサ5からの外出/在室確認信号6は論理レベル‘0’の信号が出力されるとコントローラ7は、居住者の不在を認識し、居住者の生存状態や生活行動の検知の動作は中断される。このように、人感センサ1〜4、ドアセンサ5、コントローラ7で住戸内見守り装置10が構成される。なお、人感センサ1〜4に加えて、ドアを開閉したことを検知するドアセンサ、照明をオン・オフしたことを検知する電流センサなどの生活行動センサを居住者の見守りセンサとして用いてもよい。更に、サーバ9から見守り対象の各住戸の居住者名(名前)をテキスト文で住戸内見守り装置10に通信手段8を介して予め送信される。送信された居住者名(名前)のテキスト文は、住戸内見守り装置10のマイコン11内のメモリに記憶される。この居住者名(名前)のテキスト文は、住戸毎に固有のため、対応した住戸にそれぞれ送信される。更に、サーバ9からは、テキスト文の同報情報と時刻情報が見守り対象の全住戸の住戸内見守り装置10に通信手段8を介して送信され、住戸内見守り装置10のマイコン11内のメモリに記憶される。ここで、時計用IC20から時刻がマイコン11に入力されるように構成されており、テキスト文の同報情報と共に送信された時刻情報が一致した時に、マイコン11内のメモリに予め記憶された居住者名(名前)に続いて、マイコン11内のメモリに記憶されたテキスト文の同報情報が音声合成手段12に入力され、合成音声に変換されてアンプ13で増幅された後にスピーカ14から音声が出力される。スピーカ14から出力される音声は、例えば、朝の7時に「平松さん、おはようございます」、昼の12時に「平松さん、今日は青空市場を開いていますよ」、夕方の7時に「平松さん、今日はお元気でしたか」のように、各住戸の居住者名(名前)で呼びかけが行われる。それぞれの住戸の居住者の名前を用いて呼びかけるようにしたので、独居高齢者が、日々、自分の名前を呼びかけられることで、孤立感や疎外感を感じることなく元気づけられる。サーバ9から呼びかけの居住者名(名前)と同報情報の音声情報をそれぞれテキスト文で送信したが、これらの音声情報は、例えばMP3のように、サーバ9に音声圧縮手段としてのエンコーダを有し、それぞれの居住者名(名前)の登録と同報情報の登録がされるように構成してもよい。エンコーダを介して登録された居住者名(名前)は、サーバ9から見守り対象の各住戸の居住者名(名前)が圧縮された音声情報で住戸内見守り装置10に通信手段8を介して予め送信される。送信された居住者名(名前)の圧縮された音声情報は、住戸内見守り装置10のマイコン11内のメモリに記憶される。この居住者名(名前)の圧縮された音声情報は、住戸毎に固有のため、対応した住戸にそれぞれ送信される。更に、サーバ9からは、圧縮された音声情報の同報情報と時刻情報が見守り対象の全住戸の住戸内見守り装置10に通信手段8を介して送信され、住戸内見守り装置10のマイコン11内のメモリに記憶される。ここで、時計用IC20から時刻がマイコン11に入力されるように構成されており、圧縮された音声情報の同報情報と共に送信された時刻情報が一致した時に、マイコン11内のメモリに予め記憶された圧縮された音声情報の居住者名(名前)に続いて、マイコン11内のメモリに記憶された圧縮された音声情報の同報情報が図示しないが、音声合成手段12の代わりに用意されたデコーダからなる音声伸長手段に入力され、伸長された音声に変換されてアンプ13で増幅された後にスピーカ14から音声が出力される。スピーカ14から出力される音声は、例えば、朝の7時に「小池さん、おはようございます」、昼の12時に「小池さん、今日は青空市場を開いていますよ」、夕方の7時に「小池さん、今日はお元気でしたか」のように、各住戸の居住者名(名前)で呼びかけが行われる。あわせて、住戸内の居住者の動きや生活行動を検知するようにしたので、居住者の異常を早期に見つけることができる。
1〜4 人感センサ
5 ドアセンサ
7 コントローラ
4 人感センサ
5 トイレドアセンサ
6 人感センサ
7 コントローラ
8 通信手段
9 サーバ
10 住戸内見守り装置
11 マイコン
12 音声合成手段
13 アンプ
14 スピーカ
15 通信インターフェースIC
20 時計用IC
5 ドアセンサ
7 コントローラ
4 人感センサ
5 トイレドアセンサ
6 人感センサ
7 コントローラ
8 通信手段
9 サーバ
10 住戸内見守り装置
11 マイコン
12 音声合成手段
13 アンプ
14 スピーカ
15 通信インターフェースIC
20 時計用IC
Claims (3)
- サーバは、見守り対象の各住戸内見守り装置に対して、同報情報と住戸毎の居住者名をそれぞれテキスト文で、通信手段を介して送信するように構成され、前記住戸内見守り装置内にメモリと音声合成手段を有し、予め前記サーバからテキスト文で送信された居住者名を前記メモリに記憶すると共に、前記サーバから時刻情報とテキスト文の同報情報が送信されて前記メモリに記憶され、前記時刻情報の時刻に前記メモリに記憶された前記居住者名に続いて前記同報情報が前記音声合成手段を介して音声出力されることを特徴とする高齢者見守りシステム。
- サーバは、音声を圧縮するエンコーダを有し、見守り対象の各住戸内見守り装置に対して、同報情報と住戸毎の居住者名をそれぞれ圧縮された音声情報で、通信手段を介して送信するように構成され、前記住戸内見守り装置内にメモリと音声伸長手段を有し、予め前記サーバから圧縮された音声情報で送信された居住者名を前記メモリに記憶すると共に、前記サーバから時刻情報と圧縮された音声情報の同報情報が送信されて前記メモリに記憶され、前記時刻情報の時刻に前記メモリに記憶された前記居住者名に続いて前記同報情報が前記音声伸長手段を介して音声出力されることを特徴とする高齢者見守りシステム。
- 住戸内見守り装置が居住者の動きを検知する人感センサ、あるいは生活行動を検知する生活行動センサを有すると共に、前記居住者の名前の呼びかけが音声出力されることを特徴とする請求項1または2に記載の高齢者見守りシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010001301U JP3159195U (ja) | 2010-02-12 | 2010-02-12 | 高齢者見守りシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010001301U JP3159195U (ja) | 2010-02-12 | 2010-02-12 | 高齢者見守りシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3159195U true JP3159195U (ja) | 2010-05-13 |
Family
ID=54862491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010001301U Expired - Fee Related JP3159195U (ja) | 2010-02-12 | 2010-02-12 | 高齢者見守りシステム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3159195U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220040005A (ko) * | 2020-09-23 | 2022-03-30 | 김한수 | 응급 및 재난정보 음성 알림 서비스 방법 |
-
2010
- 2010-02-12 JP JP2010001301U patent/JP3159195U/ja not_active Expired - Fee Related
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