JP3159119B2 - パレット搬送装置 - Google Patents

パレット搬送装置

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JP3159119B2 JP11883497A JP11883497A JP3159119B2 JP 3159119 B2 JP3159119 B2 JP 3159119B2 JP 11883497 A JP11883497 A JP 11883497A JP 11883497 A JP11883497 A JP 11883497A JP 3159119 B2 JP3159119 B2 JP 3159119B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレット搬送機構
を有するパレットキャリヤーを内蔵したケージを利用し
て格納物を収納する装置の改良、特に自動車の機械式駐
車装置に使用されるパレット搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、図2に示すように、昇降路を
昇降するケージ1には昇降路に面して多段階に配置され
た格納室4に向けて、例えばパワーシリンダ等による駆
動装置(図示しない)により水平方向に移動自在にパレ
ットキャリヤー2が設けられ、該パレットキャリヤー2
には両端にスプロケット2aが回動自在に設けられ、該
スプロケット2aどうしに無端状に巻き掛けられたチェ
ーン2bの係合部材2cとパレット3の裏面に設けられ
た突起部材3aとの係合(パレット搬送駆動機構)によ
りパレット3が格納室4とケージ1との間を搬送され
て、自動車の入出庫が行われるようになっている。
【0003】このような装置では、ケージ1上のパレッ
ト3の位置決めを正確に行う必要があり、このため、実
公平7−54491号公報にて出願人はパレット位置決
め装置について既に提案を行っている。
【0004】即ち、図3に示すように、ケージ1にはレ
バー10の一端が回動自在に取付けられ、他端には位置
決め部材11が設けられ、パレットキャリヤー2にはこ
の位置決め部材11の上下移動を案内する案内装置12
を備えるものである。
【0005】つまり、パレットキャリヤー2がケージ1
に対して左右に移動すれば、位置決め部材11がパレッ
ト3裏面の凹部に嵌合したり離脱したりすることにな
り、パレット3がケージ1の中央にちょうど位置してい
るときにロックがかかるしくみになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような装
置では機構そのものが極めて大掛かりで複雑な割には、
パレットの送り込みすぎなどの対策がなされておらず、
ストッパーの役目を負うものがない。また、側面から乗
入れて90°に旋回させるようなタイプの駐車装置で
は、装置が剥き出しになるため、見栄えが悪くもある。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、ケージ上に正確にパレットが搬送されるパレット搬
送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、パレットキャ
リヤーが水平移動自在に備えられたケージの昇降する昇
降路と、該昇降路に面して格納室が設けられ、該格納室
とケージとの間をパレットが搬送されるものにおいて、
パレットの裏面には突起部を有し、パレットキャリヤー
にはパレットの突起部に向けて延びたレバーを回動自在
に設け、ケージにはレバーの操作部を備えるものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、パレット送り機構その
ものの中にパレットの送りすぎを防止するストッパー機
能を有するものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を用
いて説明する。図1は本発明の一実施例を示す正面図、
図4は図1のP部詳細図、図5は図4の側面図、図6は
パレット搬送時の正面図、図7は図6のQ部詳細図であ
る。
【0011】図中、図2および図3と同一符号のものは
同一のものを示すが、3b,3b’はパレット3の裏面
に設けられた突起部、20,20’はパレットキャリヤ
ー2に回動自在に設けられたレバーで、それぞれがパレ
ット3の突起部3b,3b’に向けて延出した延出片を
有し、後述する操作部から力を受けるピン20a,2
0’aを備えている。31,32,31’,32’はケ
ージ1に設けられたカムで、それぞれがレバー20,2
0’のピン20a,20’aに対する操作部に当たる。
即ち、ピン20a,20’aはカム31,32,3
1’,32’に案内されて移動する。
【0012】次に、本発明装置の動作について、図面を
用いて説明する。まず、パレットキャリヤー2がケージ
1上の正規の位置に停止しており、かつパレット3がパ
レットキャリヤー2の正規の位置上に載置されている場
合には、図1および図4に示すとおり、レバー20,2
0’は立設状態のため、パレット3の突起部3b,3
b’を左右から挟むような状態で、パレット3をパレッ
トキャリヤー2上に確実にロックする。
【0013】この状態から、パレットキャリヤー2が例
えばパワーシリンダーなどからなる駆動装置(図示しな
い)により、図6に示すように、格納室4に向けて右方
向へ水平移動すると、レバー20’はピン20’aがカ
ム32’の下方水平部に案内されてそのままの状態(即
ち、立設状態)を維持する一方、レバー20の方はピン
20aがカム31の傾斜部を経由して上方の水平部に案
内される結果、時計方向に回転することになり、パレッ
ト3の突起部3bとの係合が解かれて、右方向へのみパ
レットの搬送が可能となる。
【0014】したがって、パレット3は従来と同様、パ
レット搬送機構により自由に搬送されて、格納室4に水
平移動させることができる。
【0015】次に、格納室4に収納されているパレット
3をケージ1上に移動させる場合は、パレットキャリヤ
ー2が前述の場合と同様、まず格納室4に向けて右方向
に移動する。すると、レバー20’は立設状態を維持す
る一方、レバー20の方は時計方向に回転するため、右
方向からのパレット3の搬送が可能な状態になる。
【0016】そして、周知のパレット搬送機構によりパ
レット3が格納室4からパレットキャリヤー2上に搬送
されてくるが、レバー20’の方は立設状態のため、パ
レット3の突起部3b’がレバー20’に接触しても、
ピン20’aがカム32’で支持されるので、レバー2
0’は反時計方向に回転することはなくストッパーの役
目を果たすことになる。したがって、パレット3が送り
すぎになることはなく、パレットキャリヤー2上の正規
の位置に停止することになる。
【0017】その後、パレットキャリヤー2が左方向に
移動すると、レバー20’はピン20’aがカム32’
の水平部に案内されて立設状態を維持する一方、レバー
20の方はピン20aがカム31の傾斜部を経由しカム
32の下方水平部に案内される結果、反時計方向に回転
することになり、パレット3の突起部3bと接触して、
図1に示すようにパレット3の突起部3b,3b’を左
右から挟む状態で、パレット3を確実にロックする。こ
のような状態であれば、ケージ1は安全に昇降を行うこ
とができる。
【0018】以上の説明では、ケージ1の右側に存在す
る格納室4との間のパレット3の搬送動作について述べ
たが、左側に存在する格納室との間のパレット3の搬送
動作も左右対称に行われるだけなので詳細な説明は省略
する。また、格納物が自動車の場合について述べたが、
別の物品であってももちろんかまわない。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、パレ
ットキャリヤーの移動方向によって自動的に、左右のロ
ックの開放が選択的に行われるため、パレットの搬送方
向と搬送停止が適正に制御されることになり、特に搬送
のしすぎのような動作を簡単な装置構成で防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】エレベータ方式立体駐車装置の代表的なケージ
を示す正面図である。
【図3】従来のパレット搬送装置の一例を示す拡大正面
図である。
【図4】図1のP部詳細図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】本発明によるパレット搬送装置の動作状態を示
す正面図である。
【図7】図6のQ部詳細図である。
【符号の説明】
1 ケージ 2 パレットキャリヤー 3 パレット 3b パレット3の突起部 4 格納室 20,20’ レバー 20a.20’a ピン 31,32,31’.32’ カム

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットキャリヤーが水平移動自在に備
    えられたケージの昇降する昇降路と、該昇降路に面して
    格納室が設けられ、該格納室と前記ケージとの間をパレ
    ットが搬送されるものにおいて、前記パレットの裏面に
    は突起部を有し、前記パレットキャリヤーには前記パレ
    ットの突起部に向けて延びたレバーを回動自在に設け、
    前記ケージには前記レバーの操作部を備えたことを特徴
    とするパレット搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記レバーはL字形状をしており、一端
    にはピンを回動自在に備え、前記ケージには前記操作部
    としてピンを案内するカムを設けたことを特徴とする請
    求項1記載のパレット搬送装置。
JP11883497A 1997-04-21 1997-04-21 パレット搬送装置 Expired - Fee Related JP3159119B2 (ja)

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