JP3159077U - 折畳式コップ - Google Patents

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鴻池 良一
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Abstract

【課題】上部開口状のコップ形態を保持する保形性に優れる反面、折畳み容易であり、折畳状態での保形性にも優れたコップを提供する。【解決手段】コップ本体は、弾性素材で一体成形され、上部開口状のコップ形態を保形する。周壁は、下側の第1周壁3aと、該第1周壁から第1ヒンジ部4aを介して外向きに傾斜して起立する第2周壁3bと、前記第2周壁から第2ヒンジ部4bを介して起立する第3周壁3cとから構成されている。第1ヒンジ部4aを山折りすると共に第2ヒンジ部4bを谷折りすることにより、第1周壁3aを第2周壁3bの内側に挿入し、第2周壁3bを第3周壁3cの内側に挿入した折畳状態において、前記第1ヒンジ部4aが第2周壁3bを第3周壁3cの内側面に向けて弾発付勢力を作用し、前記第2ヒンジ部4bが第2周壁3bを第1周壁3aの外側面に向けて弾発付勢力を作用することにより、折畳状態を保持する。【選択図】図2

Description

本考案は、飲料用又はうがい用等のコップに係り、折畳自在としたコップに関する。
従来、周壁を蛇腹状に形成することにより伸縮自在としたコップが提案されている。このような伸縮自在容器は、不使用時に周壁を押し潰すことにより背を低くすることが可能であり、使用時に周壁を引き上げることにより伸長させることが可能である。
実開昭61−172578号公報
従来の伸縮自在容器は、伸長させた状態においても蛇腹部分が隣接する山と谷を形成するので、使用勝手が悪い。特に、不使用時にコンパクトに縮めるために、蛇腹部分の折畳みを容易に行い得るように形成すると、伸長させた状態での保形性が悪く、液体を収容した状態で形態が崩れ、液体を零すおそれがある。
その一方において、伸長状態での保形性を良好とするため、例えば容器をゴム等の弾性材により成形するときは、折畳状態での保形性が悪く、折り畳まれた容器を床上に落下する等、衝撃が与えられると、折畳部分の弾性復元力により簡単にポップアップしてしまい、不慮に伸長されてしまうという問題がある。
本考案は、弾性素材で一体成形することにより、コップ本体が底壁から周壁を立設した上部開口状のコップ形態を保形できるように構成する一方において、必要に応じて周壁を折畳む際、その折畳み操作を容易に行えるように構成すると共に、コップ本体を折畳状態で落下する等、衝撃が与えられたときでもポップアップして不慮に伸長されることがないように構成したコップを提供するものである。
そこで、本考案が手段として構成したところは、弾性素材により一体成形されたコップ本体が底壁から周壁を立設した上部開口状のコップ形態を保形するように構成され、
前記周壁は、底壁の周縁から起立する第1周壁と、前記第1周壁から第1ヒンジ部を介して上方に延長されると共に鉛直線Vに対して外向きに傾斜して起立する第2周壁と、前記第2周壁から第2ヒンジ部を介して起立する第3周壁とから構成され、前記第1ヒンジ部により第1周壁と第2周壁をコップ本体の内側に対して山折り自在に構成すると共に、前記第2ヒンジ部により第2周壁と第3周壁をコップ本体の内側に対して谷折り自在に構成しており、前記第1ヒンジ部及び第2ヒンジ部を折曲することにより第1周壁を第2周壁の内側に挿入すると共に第2周壁を第3周壁の内側に挿入した折畳状態において、前記第1ヒンジ部が第2周壁を第3周壁の内側面に向けて弾発付勢力(F1)を作用し、前記第2ヒンジ部が第2周壁を第1周壁の外側面に向けて弾発付勢力(F2)を作用することにより、折畳状態を保持するように構成して成る点にある。
本考案の好ましい実施形態は、前記第1周壁の肉厚t1と、第2周壁の肉厚t2と、第3周壁の肉厚t3を、t2<t1かつt2<t3となるように形成し、コップ本体の高さ方向に関して、第1周壁の長さL1、第2周壁の長さL2、第3周壁の長さL3を、L2<L3かつL1<L3となるように形成している。そして、前記第3周壁の上縁により形成されるコップ本体の開口縁を外側に向けて厚肉とすることにより環状の上部保形部を形成し、前記第1周壁の下縁により形成されるコップ本体の底縁を外側に向けて厚肉とすることにより環状の下部保形部を形成している。
前記第1ヒンジ部は、コップ本体の内側から前記第1周壁と第2周壁の連設部に向けて上下から対向するテーパ面を形成することにより該連設部に薄肉部を形成すると共に、第2周壁の内面に向かう上側のテーパ面を鉛直線Vに沿って形成することが好ましい。また、前記第2ヒンジ部は、容器本体の外側から前記第2周壁と第3周壁の連設部に向けて上下から対向するテーパ面を形成することにより該連設部に薄肉部を形成すると共に、第2周壁の内面に向かう下側のテーパ面を鉛直線Vに沿って形成することが好ましい。
本考案によれば、コップ本体1は、弾性素材で一体成形することにより、底壁2から周壁3を立設した上部開口状のコップ形態を保形できるように構成されているので、使用時に液体を収容したコップ本体1が不慮に折畳み方向に変形することにより液体を零すようなおそれはなく、安全に使用することができる。
その一方において、前記周壁3は、底壁2の周縁から起立する第1周壁3aと、前記第1周壁3aからコップ本体の内側に対して山折り自在に構成された第1ヒンジ部4aを介して上方に延長されると共に鉛直線Vに対して外向きに傾斜して起立する第2周壁3bと、前記第2周壁3bからコップ本体の内側に対して谷折り自在に構成された第2ヒンジ部4bを介して起立する第3周壁3cとから構成され、前記第1ヒンジ部4a及び第2ヒンジ部4bを折曲することにより第1周壁3aを第2周壁3bの内側に挿入すると共に第2周壁3bを第3周壁3cの内側に挿入することができるので、簡単容易に折畳状態とすることができる。
そして、特に本考案によれば、コップ本体1を折り畳んだ状態で、前記第1ヒンジ部4aが第2周壁3bを第3周壁3cの内側面に向けて弾発付勢力F1を作用し、前記第2ヒンジ部4bが第2周壁3bを第1周壁3aの外側面に向けて弾発付勢力F2を作用することにより、折畳状態を保持するように構成しているので、折り畳まれたコップ本体1を床上に落下する等、衝撃が与えられた場合でも、ポップアップすることはなく、コップ本体1を伸長することはないという効果がある。
この際、請求項2に記載の本考案のように、第1周壁3aの肉厚t1と、第2周壁3bの肉厚t2と、第3周壁3cの肉厚t3を、t2<t1かつt2<t3となるように形成すれば、折り畳みに際して第2周壁3bが弾性変形し易く、筒状形態から周方向及び軸方向に歪んだ形態へと容易に変形し、コップ本体1の周面の一部分で相互に上下に対応する第1ヒンジ部4aの一部と第2ヒンジ部4bの一部を折曲するので、引き続き第1周壁3aに押上力P1を与えると共に第3周壁3cに押下力P2を与えることにより、第1ヒンジ部4aと第2ヒンジ部4bは、最初に折曲された部位から折曲を周方向に成長させながら全周にわたり折曲されることにより完全な折畳み状態が得られるので、折畳み作業が簡単容易となる。
しかも、請求項3に記載の本考案のように、コップ本体1の高さ方向に関して、第1周壁3aの長さL1と、第2周壁3bの長さL2と、第3周壁3cの長さL3を、L2<L3かつL1<L3となるように形成すれば、折畳状態において、第3周壁3cが開口縁1aから下方に向けて次第に径大となるように変形され、第3周壁3cから第2ヒンジ部4bに向けて径内方向の弾発付勢力F3を作用するので、これにより折畳状態を保持する保形力が向上し、上述のような衝撃を受けたときのポップアップを更に良好に阻止することができる。
この点に関して、請求項4に記載の本考案のように、第3周壁3cの上縁により形成されるコップ本体1の開口縁1aを外側に向けて厚肉とすることにより環状の上部保形部7を形成し、前記第1周壁3aの下縁により形成されるコップ本体1の底縁を外側に向けて厚肉とすることにより環状の下部保形部6を形成すれば、上述したような折畳み作業が更に容易になり、しかも、折畳状態において、上部保形部7が周方向への伸長を阻止されているので、前述したような第3周壁3cの径大変形時における径内方向の弾発付勢力F3を効果的に発揮することができる。
更に、請求項5に記載の本考案のように、第1ヒンジ部4aをコップ本体1の内側からテーパ面10a、10bにより形成し、第2ヒンジ部4bをコップ本体1の外側からテーパ面13a、13bにより形成すれば、折畳みに際して、第1ヒンジ部4aの山折りを容易にすると共に上述の弾発付勢力F1が可能となり、第2ヒンジ部4bの谷折りを容易にすると共に上述の弾発付勢力F2が可能となる。
その一方において、第2周壁3bは、鉛直線Vに対して角度θで傾斜しているにもかかわらず、該第2周壁3bの下端及び上端に位置して第1ヒンジ部4a及び第2ヒンジ部4bに臨むテーパ面10a、13aを鉛直線Vに沿って形成しているので、コップ本体1を伸長展開した使用時において、前記テーパ面10a、13aが鉛直方向の荷重を好適に支承することにより簡単に座屈するようなことはなく、コップ形態の保形維持に貢献する。
本考案の1実施形態に係る折畳式コップの斜視図であり、(A)は伸長展開状態を示す斜視図、(B)は折畳状態を示す斜視図である。 本考案の1実施形態に係る折畳式コップの断面図であり、(A)は伸長展開状態を示す断面図、(B)は折畳状態を示す断面図である。 本考案の1実施形態に係る折畳式コップの伸長展開状態を示す断面図であり、(A)は全体を示す断面図、(B)はB部の拡大断面図、(C)はC部の拡大断面図である。 本考案の1実施形態に係る折畳式コップの折畳状態を示す断面図である。 本考案の別の実施形態に係る折畳式コップの斜視図である。
以下図面に基づいて本考案の好ましい実施形態を詳述する。
本考案の折畳式コップは、飲料用又はうがい用等の種々の用途を有しており、主として液体を収容するために使用される。
図面に示すように、コップ本体1は、弾性素材により一体成形され、底壁2から周壁3を立設した上部開口状のコップ形態を保形するように構成されている。コップ本体1を一体成形する弾性素材は、弾性を有するシリコン樹脂等の合成ゴム、その他のエラストマから選択され、弾性変形に対する弾発力に優れた素材を使用することが望ましい。
前記周壁3は、底壁2の周縁から起立する第1周壁3aと、該第1周壁3aから第1ヒンジ部4aを介して上方に延設された第2周壁3bと、該第2周壁3bから第2ヒンジ部4bを介して上方に延設された第3周壁3cを構成している。
図3に示すように、コップ本体1の中心を通る鉛直線Vに対して、前記第1周壁3aは、底壁2の周縁から鉛直線Vとほぼ平行に起立し、前記第2周壁3bは、第1ヒンジ部4aから鉛直線Vに対して角度θで外向きに傾斜して延びるように形成され、前記第3周壁3cは、第2ヒンジ部4bから鉛直線Vとほぼ平行に起立するように形成されている。図例の場合、底壁2に形成された袴状の脚輪5から第1ヒンジ部4aに至る第1周壁3aの長さL1、該第1ヒンジ部4aから第2ヒンジ部4bに至る第2周壁3bの長さL2、第2ヒンジ部4bから開口縁1aに至る第3周壁3cの長さL3は、L2<L3かつL1<L3、好ましくは、L2≦L1<L3となるように形成されており、第1周壁3aの肉厚t1と、第2周壁3bの肉厚t2と、第3周壁3cの肉厚t3は、t2<t1かつt2<t3、好ましくはt2<t1≒t3となるように形成されている。
前記脚輪5により形成されるコップ本体1の底縁は、外側に向けて厚肉とすることにより環状の下部保形部6を形成し、前記第3周壁3cの上縁により形成されるコップ本体1の開口縁1aは、外側に向けて厚肉とすることにより環状の上部保形部7を形成している。
前記第3周壁3cの外側には摘み部8が一体成形により形成されているが、本考案に必須とされるものではない。
図3(B)に示すように、前記第1ヒンジ部4aは、コップ本体1の内側から前記第1周壁3aと第2周壁3bの連設部9に向けて上下から対向するテーパ面10a、10bを形成することにより該連設部9に薄肉部11を形成しており、第2周壁3bの内面に向かう上側のテーパ面10aを鉛直線Vに沿うように形成している。
前記第2ヒンジ部4bは、コップ本体1の外側から前記第2周壁3bと第3周壁3cの連設部12に向けて上下から対向するテーパ面13a、13bを形成することにより該連設部12に薄肉部14を形成しており、第2周壁3bの内面に向かう下側のテーパ面13bを鉛直線Vに沿うように形成している。
上記のように構成されたコップは、図4に示すように、底壁2を含む第1周壁3aに上向きの押上力P1を作用させ、開口縁1aを含む第3周壁3cに下向きの押下力P2を作用させると、第1ヒンジ部4aが山折り状に折曲され、第2ヒンジ部4bを谷折り状に折曲されることにより、第1周壁部3aの外周に第2周壁部3bが重ねられ、第2周壁部3bの外周に第3周壁部3cが重ねられるように折り畳まれる。
上述のように、各周壁3a、3b、3cの肉厚は、t2<t1かつt2<t3となるように形成されているので、折り畳みに際して、第1周壁3a及び第3周壁3cが変形し難い反面、第2周壁3bが弾性変形し易く、該第2周壁3bを円筒等の所定の筒状形態から周方向及び軸方向に歪んだ形態へと容易に変形し、コップ本体1の周面の一部分で相互に上下に対応する第1ヒンジ部4aの一部と第2ヒンジ部4bの一部を折曲する。従って、引き続いて上記の押上力P1と押下力P2を与えることにより、第1ヒンジ部4aと第2ヒンジ部4bは、第2周壁3bの周方向及び軸方向の歪み変形を介して、最初に折曲された部位から折曲を周方向に成長させながら全周にわたり折曲され、これにより完全な折畳み状態が得られる。
このように押上力P1と押下力P2を与える際、底部には環状の下部保形部6が形成され、開口縁1aには環状の上部保形部7が形成されているので、第1周壁部3aと第3周壁部3cを円筒等の所定の筒状形態に保持しながら、その間に位置する第2周壁部3bを自在に変形させながら第1ヒンジ部4a及び第2ヒンジ部4bを好適に折曲させることが可能となる。
図4に示すように、前記第1ヒンジ部4a及び第2ヒンジ部4bを折曲することにより第1周壁3aを第2周壁3bの内側に挿入すると共に第2周壁3bを第3周壁3cの内側に挿入した折畳状態において、前記第1ヒンジ4aは、第2周壁3bに対して第3周壁3cの内側面に向かう弾発付勢力F1を作用し、前記第2ヒンジ4bは、第2周壁3bに対して第1周壁3aの外側面に向かう弾発付勢力F2を作用する。これによりコップ本体1は、折畳状態を保持するので、折り畳まれたコップ本体1を床上に落下する等、衝撃が与えられた場合でも、3重に折り畳まれた周壁3a、3b、3cがポップアップして伸長することはない。
図示実施形態の場合、折畳状態において、各周壁3a、3b、3cの長さは、前述のようなL2<L3かつL1<L3(好ましくはL2≦L1<L3)となるように形成されているので、図4に示すように、第3周壁3cが周方向に伸長変形を阻止された上部保形部7から下方に向けて次第に径大となるように変形される。これにより、第3周壁3cが第2ヒンジ部4bに対して径内方向の弾発付勢力F3を作用するので、これにより折畳状態を保持する保形力が向上し、上述のような衝撃を受けたときのポップアップを更に良好に阻止することができる。
ところで、コップ本体1を使用するため、折畳状態から伸長させる場合は、前記と反対に第1周壁3aと第3周壁3cを引き離せば良く、例えば、第3周壁3cを保持した状態で底壁2を指先で押し出すと、前記と同様に第2周壁3bが容易に変形し、第1ヒンジ部4a及び第2ヒンジ部4bを展開し、周壁3a、3b、3cを伸長する。この際、第1ヒンジ部4a及び第2ヒンジ部4bは、一部分が展開されると、前述の弾発付勢力F1、F2のような復元力により、全周にむけて展開を進行し、ポップアップを開始することにより、瞬時に周壁3a、3b、3cを伸長する。
展開されたコップ本体1は、所期の一体成形された形態における弾性素材の保形力により、伸長されたコップ形態に保形され、使用中に鉛直線Vの方向に容易に収縮することはない。この際、第2周壁3bは、鉛直線Vに対して角度θで傾斜しているにもかかわらず、該第2周壁3bの下端及び上端に位置して第1ヒンジ部4a及び第2ヒンジ部4bに臨むテーパ面10a、13aを鉛直線Vに沿って形成しているので、コップ本体1を伸長展開した使用時において、前記テーパ面10a、13aが鉛直方向の荷重を好適に支承することにより簡単に座屈するようなことはなく、コップ形態の保形維持に貢献する。
本考案のコップは、図1ないし図4に示すような開口縁1aを真円形とした円筒状形態に形成する他、図5に示すように開口縁1aを多角形とした角筒状形態に形成しても良く、その場合、各周壁3a、3b、3cの隅部に円弧壁部を形成することにより、上記のような作用効果を奏するものとなる。
1 コップ本体
2 底壁
3 周壁
3a 第1周壁
3b 第2周壁
3c 第3周壁
4a 第1ヒンジ部
4b 第2ヒンジ部
6 下部保形部
7 上部保形部
9 連結部
10a、10b テーパ面
11 薄肉部
12 連結部
13a、13b テーパ面
14 薄肉部

Claims (5)

  1. 弾性素材により一体成形されたコップ本体(1)が底壁(2)から周壁(3)を立設した上部開口状のコップ形態を保形するように構成され、
    前記周壁(3)は、底壁(2)の周縁から起立する第1周壁(3a)と、前記第1周壁から第1ヒンジ部(4a)を介して上方に延長されると共に鉛直線Vに対して外向きに傾斜して起立する第2周壁(3b)と、前記第2周壁から第2ヒンジ部(4b)を介して起立する第3周壁(3c)とから構成され、
    前記第1ヒンジ部(4a)により第1周壁(3a)と第2周壁(3b)をコップ本体の内側に対して山折り自在に構成すると共に、前記第2ヒンジ部(4b)により第2周壁(3b)と第3周壁(3c)をコップ本体の内側に対して谷折り自在に構成しており、
    前記第1ヒンジ部(4a)及び第2ヒンジ部(4b)を折曲することにより第1周壁(3a)を第2周壁(3b)の内側に挿入すると共に第2周壁(3b)を第3周壁(3c)の内側に挿入した折畳状態において、前記第1ヒンジ部(4a)が第2周壁(3b)を第3周壁(3c)の内側面に向けて弾発付勢力(F1)を作用し、前記第2ヒンジ部(4b)が第2周壁(3b)を第1周壁(3a)の外側面に向けて弾発付勢力(F2)を作用することにより、折畳状態を保持するように構成して成ることを特徴とする折畳式コップ。
  2. 前記第1周壁(3a)の肉厚(t1)と、第2周壁(3b)の肉厚(t2)と、第3周壁(3c)の肉厚(t3)を、t2<t1かつt2<t3となるように形成して成ることを特徴とする請求項1に記載の折畳式コップ。
  3. コップ本体(1)の高さ方向に関して、第1周壁(3a)の長さL1と、第2周壁(3b)の長さL2と、第3周壁(3c)の長さL3を、L2<L3かつL1<L3となるように形成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の折畳式コップ。
  4. 前記第3周壁(3c)の上縁により形成されるコップ本体の開口縁(1a)を外側に向けて厚肉とすることにより環状の上部保形部(7)を形成し、
    前記第1周壁(3a)の下縁により形成されるコップ本体の底縁を外側に向けて厚肉とすることにより環状の下部保形部(6)を形成して成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の折畳式コップ。
  5. 前記第1ヒンジ部(4a)は、コップ本体の内側から前記第1周壁(3a)と第2周壁(3b)の連設部(9)に向けて上下から対向するテーパ面(10a)(10b)を形成することにより該連設部に薄肉部(11)を形成すると共に、第2周壁(3b)の内面に向かう上側のテーパ面(10a)を鉛直線Vに沿って形成し、
    前記第2ヒンジ部(4b)は、容器本体の外側から前記第2周壁(3b)と第3周壁(3c)の連設部(12)に向けて上下から対向するテーパ面(13a)(13b)を形成することにより該連設部に薄肉部(14)を形成すると共に、第2周壁(3b)の内面に向かう下側のテーパ面(13b)を鉛直線Vに沿って形成して成ることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の折畳式コップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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