JP3158833B2 - 移動無線装置 - Google Patents

移動無線装置

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JP3158833B2
JP3158833B2 JP00777494A JP777494A JP3158833B2 JP 3158833 B2 JP3158833 B2 JP 3158833B2 JP 00777494 A JP00777494 A JP 00777494A JP 777494 A JP777494 A JP 777494A JP 3158833 B2 JP3158833 B2 JP 3158833B2
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    • H04W52/04TPC
    • H04W52/52TPC using AGC [Automatic Gain Control] circuits or amplifiers
    • HELECTRICITY
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    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3036Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
    • H03G3/3042Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers

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  • Transmitters (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は基地局からの指令デー
タに応じ所定の送信出力を出力する移動無線装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、移動無線装置においては基地局
との送受信距離又は使用環境の変化に応じて送信出力を
変えることが必要であり、例えば特開平01−3144
31号には6段階のレベル設定を行うマルチプレクサに
より送信出力を出力するパワーモジュールの出力を制御
するものが開示されている。しかし、車載又は携帯用の
移動無線装置においては電池パックなど限られた容量の
充電池を電源として用いているため、長時間の使用によ
って送信アンプに供給される駆動電圧が低下してくる
と、送信アンプの動作範囲が制限され、特に高レベルの
送信出力は出力できなかった。また、このような事態が
生じないように送信アンプのゲート側に供給する負電源
部からの駆動電圧を予め深く設定し、電池パックから供
給される駆動電圧が低下したときも高レベルの送信出力
が出力できるようにしておくことが考えられるが、負電
源部からの駆動電圧を予め深くして送信アンプの動作範
囲を元にしておくと電池パックの駆動電圧に余裕がある
場合には送信アンプの消費電流が増大し、特に高レベル
の送信出力を出力するとそのエネルギー損失により送信
アンプが破壊するほど消費電流が増大するおそれがあっ
た。なお、消費電流の増加は送信アンプの電流増幅率を
変化させて送信出力に悪影響を与えてしまうため、無線
機内部に放熱部材などを設けてエネルギー損失を減少さ
せることが必要であり、小型化・軽量化が望まれる移動
無線装置にはあまり効果的でない。そこで、従来は送信
アンプの電流増幅率に影響が生じない程度に負電源部か
らの駆動電圧を設定し、基地局との距離が離れた場合に
所定の送信出力が得られなくなったとき、即ち通話が困
難になったときは新しい電池パックと交換を行ってい
た。また、車載又は携帯用の移動無線装置においては電
源の交換なしに長時間通話できることが実用上強く要求
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、電池パ
ックなどの限られた容量の電源を用いる移動無線装置に
おいては長時間の使用によって電源から送信アンプに供
給される駆動電圧が低下してくると、送信アンプの動作
範囲が制限されて高レベルの送信出力が出力できないと
いう問題点があった。また、このような事態を防止する
ために送信アンプに供給する負電源部からの駆動電圧を
予め深く設定して送信アンプの動作範囲を広くしておく
と、電池パックからの駆動電圧に余裕がある場合には送
信アンプの消費電流が増大し、特に高レベルの送信出力
を出力したときにはそのエネルギー損失により送信アン
プが破壊するなどの問題点があった。
【0004】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、電池パックなど限られた容量の
電源を用いる移動無線装置において、送信アンプの駆動
範囲を電源部の駆動電圧又は基地局からの指令データに
応じて変化させることにより、電源部の駆動電圧が低下
しても高レベルの所望の送信出力が得ることができ、か
つ、駆動電圧の増減に関係なく常に送信出力出力時の送
信アンプの消費電流を最も低く維持することができる移
動無線装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わる移動
無線装置は、電池で構成され経時的に変化する第1の駆
動電圧を供給する第1の電源部、少なくとも第1と第2
のレベルを選択できる第2の駆動電圧を供給する第2の
電源部、第1、第2の駆動電圧の供給を受けて出力する
送信アンプ、第1の駆動電圧の経時的変化に伴って第2
の駆動電圧を第1のレベルから第2のレベルに切り替
え、送信アンプの出力レベルを調整する制御手段を備
え、送信アンプは少なくとも前段および後段の増幅器を
含み、前段の増幅器は送信アンプの出力に基づいて送信
アンプの出力レベルがほぼ一定になるように制御され、
後段の増幅器は第1、第2の駆動電圧の供給を受けるよ
うに構成されており、第1、第2のレベルのそれぞれが
送信アンプに必要な出力を得るための駆動範囲を与え、
かつこの駆動範囲を与える中で消費電流をほぼ最少にす
るように設定したものである。
【0006】また、第2の発明に係わる移動無線装置
は、電池で構成され経時的に変化する第1の駆動電圧を
供給する第1の電源部、複数のレベルを選択できる第2
の駆動電圧を供給する第2の電源部、第1、第2の駆動
電圧の供給を受け複数段の送信出力を出力する送信アン
プ、第1の駆動電圧と送信アンプの複数段の各出力値に
基づいて複数の第2の駆動電圧レベルを選択的に切り替
える制御手段を備え、送信アンプは少なくとも前段およ
び後段の増幅器を含み、前段の増幅器は送信アンプの出
力に基づいて、送信アンプの出力レベルが複数段の出力
値毎にほぼ一定になるように制御され、後段の増幅器は
第1、第2の駆動電圧の供給を受けるように構成されて
おり、複数の第2の駆動電圧レベルのそれぞれが第1の
駆動電圧および送信アンプの各出力値に対応して消費電
流をほぼ最少にするように設定したものである。
【0007】また、第3の発明に係わる移動無線装置
は、前記第1の電源部、前記第2の電源部、前記送信ア
ンプ、前記制御手段を備え、送信アンプが第1の駆動電
圧と外部電源からの外部電圧とを選択的に受けるように
構成され、第2の電源部が供給する複数のレベルはこの
外部電圧に対応する所定レベルを含み、外部電圧が送信
アンプに供給されるときには、制御手段は前記所定レベ
ルを選択するようにしたものである。
【0008】また、第4の発明に係わる移動無線装置
は、前記第1の電源部、前記第2の電源部、前記送信ア
ンプ、前記制御手段を備え、第1の電源部はリチウムイ
オン系の充電池からなるようにしたものである。
【0009】
【作用】第1の発明においては、第1の駆動電圧の経時
的変化に伴って第2の駆動電圧を第1のレベルから第2
のレベルに切り替え、送信アンプの出力レベルを調整
し、第1、第2のレベルのそれぞれが送信アンプに必要
な出力を得るための駆動範囲を与え、かつこの駆動範囲
を与える中で消費電流をほぼ最少にするように設定され
ているので電源部の駆動電圧が低下しても所望の送信
出力が得られ、かつ送信アンプの消費電流が常に低く維
持される。
【0010】また、第2の発明においては、第1の駆動
電圧と送信アンプの複数段の各出力値に基づいて複数の
第2の駆動電圧レベルを選択的に切り替え、複数の第2
の駆動電圧レベルのそれぞれが第1の駆動電圧および送
信アンプの各出力値に対応して消費電流をほぼ最少にす
るように設定されているで、電源部の駆動電圧が低下
しても所望の送信出力が得られ、かつ送信出力が複数の
値に変化しても送信アンプの消費電流が常に低く維持さ
れる。
【0011】また、第3の発明においては、第2の発明
において、送信アンプが第1の駆動電圧と外部電源から
の外部電圧とを選択的に受けるように構成され、外部電
圧が送信アンプに供給されるときには第2の駆動電圧が
外部電圧に対応する所定レベルに選択されるで、外部
電源を使用した通話において電源部の駆動電圧が低下し
ても所望の送信出力が得られ、かつ送信アンプの消費電
流が常に低く維持される。
【0012】また、第4の発明においては、リチウムイ
オン系の充電池を電源部に用いているので、送信アンプ
の消費電流を低く維持した状態で電源部の駆動電圧が長
時間送信アンプに供給される。
【0013】
【実施例】
実施例1.以下、これらの発明の一実施例について図を
用いて説明する。ただし、本実施例においては、先ず一
般的に使用されるニッカド(Ni−Cd)系充電池を電
源として用い、この電源の駆動電圧の変化に対して後述
する負電源部から送信アンプに供給する負電位の駆動電
圧を2段階に制御する場合について説明する。なお、ニ
ッカド系の充電池は後述するとおり時間に対する内部電
圧の変化がほとんどない。
【0014】図1はこれらの発明の一実施例を示す移動
無線装置の構成ブロック図である。図1において、1は
送信出力を出力する送信アンプで、ガリウム砒素(Ga
As)電界効果トランジスタなどの電圧制御型の増幅素
子にて構成される。2及び3は送信アンプ1の前段及び
後段の増幅手段、4は後段の増幅手段3のドレイン側に
駆動電圧VD を供給するニッカド系充電池からなる電源
部、5は送信アンプ1に負電位を供給し、送信アンプ1
の動作範囲を設定する負電源部、6及び7は負電源部5
の負電位を分割し、所定の値にて前段の増幅手段2のゲ
ート側に供給させる抵抗、8及び9は負電源部5の負電
位を分割し、所定の値にて後段の増幅手段3のゲート側
に供給させる抵抗で、抵抗8及び9にて分割された負電
源部5からの負電位が電源部4の駆動電圧VD に対応す
る駆動電圧VG として供給される。10は送信アンプ1
の送信出力を後述する制御部の指示によって所定の送信
出力に制御する自動出力制御手段(以下、APCとす
る。)で、最大送信出力P1から最小送信出力P6まで
所定の間隔で6段階の出力制御を行うもの(P1>P2
>P3>P4>P5>P6)である。なお、APC10
は送信出力の一部を検波した検波部11の検波電圧がフ
ィードバックされており、この検波電圧に基づき送信ア
ンプ1の送信出力を一定に保持している。
【0015】12は記憶部で、電源部4の駆動電圧VD
に応じて負電源部5から後段の増幅手段3のゲート側に
供給する駆動電圧VGを制御するためのデータが記憶さ
れている。記憶部12に記憶されるデータの具体的構成
を図に示す。図は電源部4の駆動電圧VDの変化に
対応して後段の増幅手段3に供給する負電位の駆動電圧
VGを2段階に制御する場合のデータ構成で、しきい値
データVTH、駆動電圧制御データa(VD≧VTH)及び
b(VD<VTH)にて構成される。
【0016】次に、しきい値データと駆動電圧制御デー
タとの関係について説明する。本実施における電源部4
にはニッカド系の充電池を電源として用いており、この
ニッカド系充電池の特性に基づきしきい値データ及び駆
動電圧制御データを設定する必要がある。図3はニッカ
ド系充電池の時間対電圧特性図であり、横軸は時間、縦
軸は内部電圧即ち、送信アンプ1に供給する駆動電圧V
D をそれぞれ示す。図3に示されるとおり、ニッカド系
充電池は使用開始時からある一定時間(t1 )までは駆
動電圧VD の変化がほとんどなく、t1 を経過するとし
だいに減少している。つまり、使用開始時からある一定
期間は電源部4の駆動電圧VD に余裕があり所望の送信
出力が得られるが、一定期間を経過すると駆動電圧VD
が低下し、所望の特に高レベルの送信出力が得られない
ということである。従って、駆動電圧VD のしきい値V
THは送信アンプ1から所望の送信出力が得られるか否か
を基準に設定し、このしきい値VTHに基づくしきい値デ
ータを記憶部12に記憶する。また、駆動電圧制御デー
タは電源部4の駆動電圧VD に対応して負電源部5から
後段の増幅手段3のゲート側に供給される駆動電圧VG
を制御するためのデータであり、駆動電圧VD がしきい
値VTHより大のとき(VD ≧VTH)又は小のとき(VD
<VTH)でそれぞれ異なる値を設定する。なお、これら
各データは電源部4の駆動電圧VD と送信アンプ1の送
信出力出力時の消費電流との関係を駆動電圧VG を変化
させて測定した実験により予め調べておき、所望の送信
出力が得られ、かつ、消費電流が最も低くなるときの駆
動電圧VG に基づいて設定する。
【0017】また、図1において、13は電源部4の駆
動電圧VDを検出し、ディジタルの電圧データに変換す
るA/D変換部であるA/Dコンバータ、14は基地局
からの指令データに基づきAPC10に対して送信出力
の指示を行い、かつ、A/Dコンバータ13にて変換さ
れた電源部4の駆動電圧VDが入力され、記憶部12に
記憶したしきい値データによりこの入力された駆動電圧
VDの電圧データを判別し、さらにこの判別に基づき対
応する駆動電圧制御データa又はbを記憶部12から読
み出す制御部(以下CPUとする。)、15は負電源部
5から後段の増幅手段3のゲート側に送信アンプ1の駆
動範囲を設定すべく供給される駆動電圧VGを2段階に
切替えるためのスイッチ手段、16はCPU14とスイ
ッチ手段15との間に接続され、記憶部12から読み出
された駆動電圧制御データに王子、Hiレベル又はLo
wレベルに制御されるポートであり、負電源部5、抵抗
8及び9、スイッチ手段15及びポート16にて駆動電
圧制御手段を構成する。なお、17は所定周波数の信号
を取り出すデュプレクサである。
【0018】図4は例えばスイッチ手段15の具体的構
成を示す部分説明図である。図4に示されるとおり、C
PU14によってポート16がHiレベル又はLowレ
ベルに制御されると、これに応じて抵抗10がグランド
18と導通又は不導通状態となるよう構成されている。
【0019】次に動作について説明する。図1における
移動無線装置においては基地局からの指令データが入力
されると、CPU14がAPC10に対して送信出力の
出力レベルを指示し、APC10はCPU14の指示に
応じて送信アンプ1の送信出力を制御する。なお、AP
C10には検波部11からの検波電圧がフィードバック
されており、APC10はこの検波電圧に基づき送信出
力の出力レベルを一定に保持している。
【0020】また、CPU14はAPC10に対して送
信出力の指示を行うと共に電源部4の駆動電圧VDに基
づく制御を行うもので、以下CPU14の制御について
図5を用いて説明する。図5はCPU14を機能的にブ
ロック化したものでCPU14の部分ブロック図であ
る。図5において、19は比較部、20は選択部、21
はポート制御部であり、先ずA/Dコンバータ13から
入力された電源部4の駆動電圧VDに基づく電圧データ
は比較部19にて記憶部12から読み出されたしきい値
データと比較され、この比較に基づき選択部20が対応
する駆動電圧制御データa又はbを読み出す。例えば、
電圧データがしきい値データより大(VD≧VTH)であ
れば選択部20は駆動電圧制御データaを読み出し、ポ
ート制御部21は読み出された駆動電圧制御データに基
づきポート16をLowレベルに制御する。このよう
に、CPU14は電源部4の駆動電圧VDの変化に対し
てポート16をHiレベル又はLowレベルに制御すべ
く構成される。
【0021】さらに、スイッチ手段15はCPU14と
ポート16にて接続、制御されており、例えばCPU1
4によってポート16がLowレベルからHiレベルに
切替えられるとスイッチ手段15は図4に示されるとお
り、抵抗10がグランド18と導通状態となる。このよ
うに抵抗10の端部がグランド18と導通又は不導通状
態となることにより、負電源部5から送信アンプ1の後
段の増幅手段3のゲート側に供給される送信アンプ1の
駆動範囲を設定する駆動電圧VGが制御される。従っ
て、電源部4の駆動電圧VDがある一定の時間を経過し
て低下しても、負電源部5から後段の増幅手段3のゲー
ト側に供給する駆動電圧VGを電源部4に余裕があると
きよりも深くして供給することにより所望の送信出力が
得られる。また電源部4の駆動電圧VDに余裕があると
きは所望の送信出力が得られる範囲だから、送信アンプ
1の消費電流が最も少なくなる値に駆動電圧VGが供給
されるように抵抗などを設定しておくので移動無線装置
使用時に何ら放熱手段を設けることなく送信アンプ1の
消費電流を常に少なく維持でき、かつ、電源部4の駆動
電圧が低下したときも電源の交換などをすることなく所
望の送信出力が得られる。このように本実施例は、駆動
電圧VDに対して予め送信アンプ消費電流が最も低く維
持でき、かつ、所望の送信出力が出力できるための駆動
電圧VGを予め実験などにより調べておき、この実験に
より求めた特性図に基づく制御データを記憶部12に記
憶し、移動無線装置動作時にはCPU14が電源部4か
ら検出した駆動電圧に対応する駆動電圧制御データによ
って送信アンプ1に供給される駆動電圧VGの値を制御
して送信アンプ1の消費電流を常に低く維持しているの
である。なお、図6は以上説明したCPU14の制御手
順についてのフローチャートである。
【0022】実施例2. なお、上記実施例においては電源部4にニッカド系の充
電池を用いた場合について説明したが、他の材料からな
る充電池を用いた場合も上記実施例と同じように負電源
部5からの駆動電圧VGを制御することにより同様の効
果が得られる。ただし、その際は使用する電池の特性を
考慮してしきい値データ及び駆動電圧制御データを設定
することが必要である。例えばリチウムイオン系の充電
池はニッカド系充電池に比べて高価であり、あまり移動
無線装置には用いられていなかったが、同容積のニッカ
ド系充電池よりはるかに電池として寿命が長く小型化・
軽量化が望まれる移動無線装置においてはその利用がよ
り望まれる。
【0023】そこで、次にリチウムイオン系の充電池を
電源として用いた場合について説明する。図7はリチウ
ムイオン系充電池の時間対駆動電圧特性を示す特性図で
あり、駆動電圧VD は時間の経過と共にほぼ反比例して
低下している。このような特性を有する充電池を電源と
して用いた場合は、わずかの時間通話をしただけで駆動
電圧VD が低下し、例えばこの駆動電圧VD に十分余裕
がある場合に対応して送信アンプ1の駆動範囲を制御す
る駆動電圧VG を設定しておくと、ニッカド系充電池に
比べ、短時間で駆動電圧VD が低下し、すぐに所望の送
信出力が得られなくなる。従って、このような特性を有
する充電池を電源として用いる場合は、先ずしきい値を
図7に示すように複数設定し(VTH1 ,VTH2 ,V
TH3 ,VTH4 )、これらのしきい値に基づいて駆動電圧
データをそれぞれ設定しなければならない。この場合、
しきい値を多くするほど送信アンプ1の消費電流を低く
維持するための駆動電圧制御データがより最適に設定で
きる。
【0024】図8は例えばリチウムイオン系の充電池を
電源として用いた場合における駆動電圧VG を制御する
ためのデータを具体的構成を示すデータ構成図であり、
しきい値データVTH1 ,VTH2 ,・・・VTHn 及び駆動
電圧制御データm1 ,m2 ,・・・mn+1 にて構成され
る。リチウム系の充電池を電源として用いたときは、図
8に示すようなデータを記憶部12に記憶させておき、
CPU14にて対応する駆動電圧データを読み出すよう
にする。
【0025】実施例3.また、以上のようにしきい値を
複数個設定して送信アンプ1に供給する駆動電圧VG
多段階に制御する構成にすると、電源部4の駆動電圧V
D の変化に対応して送信アンプ1の消費電流をより最適
化できる反面、それら複数の駆動電圧制御データに対応
した駆動電圧VG を送信アンプ1に供給させるため抵
抗、スイッチ手段及びポートからなる駆動電圧制御手段
をそれらデータに対応させて複数組設けなければならな
い。しかし、小型化・軽量化が要求される移動無線装置
においては、このように移動無線装置内部の構成が複雑
化、大型化することはあまり効果的でない。そこで、本
実施例においては駆動電圧VG を多段階に制御する場合
においても駆動電圧制御手段を複雑化することなく駆動
電圧VG の制御ができる移動無線装置について説明す
る。
【0026】図9は、これらの発明の他の実施例を示す
移動無線装置の構成ブロック図であり、上記実施例と同
一又は担当部分には同一符号を付す。また、図9におい
て、22は例えば図7に示すような時間対電圧特性を有
するリチウムイオン系充電池からなる電源部、23はこ
の電源部22の時間対電圧特性に基づき予め調べておい
た例えば図8に示すしきい値データ及び駆動電圧制御デ
ータを記憶した記憶部、24は基地局から入力された指
令データに基づきAPC10に送信出力の指示を行うと
共に電源部22の駆動電圧VD の変化に応じて送信アン
プ1の後段の増幅手段3のゲート側に供給する負電源部
5からの駆動電圧VG を制御するための駆動電圧制御デ
ータを記憶部23から読み出す制御部(以下CPUとす
る。)、25はCPU24によって記憶部23から読み
出された駆動電圧制御データをアナログの制御信号に変
換するD/Aコンバータ、26はD/Aコンバータ25
の出力が入力され、CPU24に読み出された駆動電圧
制御データに対応した正電位を出力する電圧ホロワであ
り、本実施例では上記実施例におけるスイッチ手段15
の代わりにD/Aコンバータ25及び電圧ホロワ26を
駆動電圧制御手段に用いている。このような構成によれ
ばCPU24に読み出された駆動電圧制御データに対応
する正電位を電圧ホロワ26からこの電圧ホロワ26に
接続された抵抗8側に出力することにより電源部22の
駆動電圧VD の変化に対応した駆動電圧VG が送信アン
プ1に供給される。
【0027】例えば、 A/Dコンバータ13に検出さ
れた電源部22の駆動電圧VDが図7に示すM点にある
場合にはCPU24は記憶部23に記憶した図8に示す
データから駆動電圧制御データm3を読み出し、この駆
動電圧制御データm3に基づくD/Aコンバータ25の
制御信号が入力された電圧ホロワ26から駆動電圧VG
を制御する上記駆動電圧制御データm3に対応した正電
位が出力される。また、この正電位は送信アンプ1に供
給される負電源部5からの負電位が送信アンプ1の消費
電流を最も低くし、かつ、所望の送信出力が得られるよ
うな駆動電圧VGとなるように駆動電圧制御データm3を
記憶部23に記憶しておくことが必要である。
【0028】実施例4.上記実施例においては電源部の
駆動電圧VD の変化のみに基づいて送信アンプ1の駆動
範囲を制御する駆動電圧VG を可変とする制御について
説明したが、本実施例では電源部の駆動電圧VD の変化
だけでなく、さらに基地局からの指令データにより指示
される送信出力の変化に対してもより最適な駆動電圧V
G の制御ができる移動無線装置について説明する。
【0029】図10は送信アンプ1の消費電流特性をそ
れぞれ示す特性図であり、(a)は送信アンプ1の送信
出力PをP=P6とした場合、(b)はP=P1とした場
合をそれぞれ示す。なお、図10において横軸は電源部
の駆動電圧VD、横軸は消費電流をそれぞれ示し、送信
アンプ1に供給される負電源部5からの駆動電圧VGを
VG1,VG2,VG3及びVG4(VG1>VG2>VG3>VG4)
にそれぞれ設定したときの送信アンプ1の消費電流を示
す。図10に示されるとおり、送信アンプ1の消費電流
特性は送信出力が異なると全く違った特性を示し、例え
ば電源部の駆動電圧VDが7.0[V]の場合、基地局
からの指令データによって指示された送信出力PがP=
P6のときは駆動電圧VGをVG=VG4にすれば送信アン
プ1の消費電流は最も少なくすることができるが、P=
P1が指示されたときは駆動電圧VGをVG=VG3にしな
ければ消費電流を最も低くすることができない。即ち、
送信アンプ1の消費電流を最も低い状態に維持しておく
ためには、記憶部記憶する駆動電圧制御データを電源
部の駆動電圧VDの変化だけでなく送信アンプ1の送信
出力Pの変化も考慮して設定する必要がある。
【0030】図11は電源部の駆動電圧VD の変化及び
送信アンプ1の送信出力Pの変化を考慮して作成したデ
ータの具体的構成図である。図11において、27は送
信出力PがP=P1 のときに使用するデータ、28はP
=P2 ,29はP=P3 ,30はP=P4 ,31はP=
5 ,32はP=P6 のときに使用するデータをそれぞ
れ示し、これら各データ27乃至32を記憶部23に記
憶する。これら各データ27乃至32は上述した送信ア
ンプ1の消費電流特性を予め各送信出力(P1乃至P
6 )毎に調べておき、これら各送信出力毎の消費電流特
性に基づいて上記実施例と同様にそれぞれ設定すればよ
い。
【0031】このように、送信アンプ1の送信出力Pが
1 乃至P6 の多段階に制御されるものであれば、予め
各送信出力毎のデータを記憶部23に記憶しておくこと
により、いずれの出力レベルの送信出力を出力する場合
においても送信アンプの消費電流を常に低く維持するこ
とができる。ただし、この場合における移動無線装置の
CPU24は、先ず基地局からの指令データにより指示
された送信出力に対応するデータを特定し、このデータ
から対応する駆動電圧制御データを読み出すよう構成す
ることが必要である。
【0032】実施例5. 上記各実施例においては、電池パックなどの携帯用の充
電池を電源とした携帯型の移動無線装置について説明し
きたが、本実施例では車載又は携帯兼用型の移動無線
装置について説明する。図12は車載・携帯兼用型移動
無線装置の概略を示す部分説明図である。図12におい
て、33は移動無線装置本体、34は充電池などの電池
パックからなる電源部、35は車内配置されたバッテ
リーなどの外部電源、36は電源部34又は外部電源3
5から送信アンプ1に供給される駆動電圧VDを検出
し、ディジタルの信号に変換するA/D変換部であるA
/Dコンバータ、37はこのA/Dコンバータ36の出
力及び基地局からの指令データの送信出力指示に基づい
て負電源部から送信アンプ1に供給する駆動電圧VGを
制御する制御部(以下、CPUとする。)、38及び3
9は一方にのみ駆動電圧VDを供給する整流作用のある
素子又は回路で、電源部34又は外部電源35から送信
アンプ1の方向へ供給されるよう配置される。なお、車
内に配置されるバッテリなどの外部電源35は、電池パ
ックなどの電源部34に対して内部電圧が数V程度高
く、図12に示すような構成とすれば移動無線装置本体
33を外部電源35に接続したときは外部電源35の駆
動電圧VDが送信アンプ1に供給され、接続が断たれた
ときは電源部34からの駆動電圧VDが送信アンプ1に
供給されて限られた容量の電池パックなどを使用する電
源部34の長寿命化が図れる。
【0033】また、CPU37には電源部34に使用さ
れる充電池の種類、さらにはその充電池を電源部34に
使用した場合における送信アンプ1の各送信出力毎の消
費電流特性に基づいて予め設定した電源部用のデータ
と、外部電源35の駆動電圧、さらには外部電源35の
駆動電圧VD が送信アンプ1に供給された場合における
送信アンプ1の各送信出力毎の消費電流特性に基づいて
予め設定した外部電源用のデータとをそれぞれ記憶した
図示しない記憶部が設けられ、移動無線装置本体33が
外部電源35と図示しないコネクタなどにより接続され
たときは外部電源用のデータを用い、外部電源35と接
続していなときは電源部用のデータを用いて負電源部か
ら送信アンプ1に供給する駆動電圧VG を制御するよう
に構成しておく。このように記憶部に外部電源用のデー
タをも記憶せせておくことにより、車載時の通話におい
ては、外部電源35から供給される高い駆動電圧が供給
されると外部電源用のデータに基づき携帯用の電源部3
4のときよりも浅い駆動電圧VG を送信アンプ1に供給
するよう制御して送信アンプ1の消費電流を低く維持で
きる。
【0034】
【発明の効果】以上、この発明によれば、第1の電源部
の経時的変化に伴って第2の駆動電圧のレベルを切り替
え、そのレベルはそれぞれ送信アンプに必要な出力を得
るための駆動範囲を与え、かつこの駆動範囲を与える中
で消費電流をほぼ最少にするように設定されているの
で、何ら放熱手段を設けることなく送信アンプの消費電
流を常に最も低く維持することができ、かつ電源部の駆
動電圧が低下しても高レベルの送信出力を出力し続ける
ことができる。
【0035】また、第1の駆動電圧と送信アンプの複数
段の各出力値に基づいて複数の第2の駆動電圧レベルを
選択的に切り替え、そのレベルはそれぞれ第1の駆動電
圧および送信アンプの各出力値に対応して消費電流をほ
ぼ最少にするように設定されているので、送信出力が複
数の値に変化しても、何ら放熱手段を設けることなく送
信アンプの消費電流を常に最も低く維持することがで
き、かつ電源部の駆動電圧が低下しても高レベルの送信
出力を出力し続けることができる。
【0036】また、外部電圧が送信アンプに供給される
とき選択される第2の駆動電圧のレベルは外部電圧に対
応して消費電流をほぼ最少にするように設定されている
ので、駆動電圧が第1の電源部より高い外部電源が選択
されても何ら放熱手段を設けることなく送信アンプの消
費電流を常に最も低く維持することができ、かつ第1
電源部の駆動電圧が低下しても高レベルの送信出力を出
力し続けることができる。
【0037】また、電源部にリチウムイオン系の充電池
を用いているので、送信アンプの消費電流を常に低く維
持したまま長時間の通話をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す移動無線装置の構成ブ
ロック図である。
【図2】本発明の送信アンプの駆動範囲を制御する制御
データの構成図である。
【図3】ニッカド系充電池の時間対電圧特性を示す特性
図である。
【図4】本発明のスイッチ手段の具体的構成の部分説明
図である。
【図5】本発明の制御部の機能ブロック図である。
【図6】本発明の制御部の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図7】リチウムイオン系充電池の時間対電圧特性を示
す特性図である。
【図8】本発明の他の実施例の送信アンプの駆動範囲を
制御する制御データの構成図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す移動無線装置の構成
ブロック図である。
【図10】本発明の他の実施例における送信アンプの電
圧対消費電流特性を示す特性図である。
【図11】本発明の他の実施例の送信アンプの駆動範囲
を制御する制御データの構成図である。
【図12】本発明の他の実施例を示す移動無線装置の概
略構成図である。
【符号の説明】
1 送信アンプ 2 前段の増幅手段 3 後段の増幅手段 4 電源部(第1の電源部) 5 負電源部(第2の電源部) 6、7 抵抗 8、9 抵抗(第2の電源部) 10 自動出力制御手段(APC) 12 記憶部 13 制御部(CPU) 15 スイッチ手段(第2の電源部)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池で構成され経時的に変化する第1の
    駆動電圧を供給する第1の電源部、少なくとも第1のレ
    ベルと第2のレベルを選択できる第2の駆動電圧を供給
    する第2の電源部、前記第1、第2の駆動電圧の供給を
    受け送信出力を出力する送信アンプ、および前記第1の
    駆動電圧の経時的変化に伴って前記第2の駆動電圧を前
    記第1のレベルから前記第2のレベルに切り替え、前記
    送信アンプの出力レベルを調整する制御手段を備え、
    記送信アンプは少なくとも前段および後段の増幅器を含
    み、前記前段の増幅器は前記送信アンプの出力に基づい
    て前記送信アンプの出力レベルがほぼ一定になるように
    制御され、前記後段の増幅器は前記第1、第2の駆動電
    圧の供給を受けるように構成されており、前記第1、第
    2のレベルのそれぞれが前記送信アンプに必要な出力を
    得るための駆動範囲を与え、かつこの駆動範囲を与える
    中で消費電流をほぼ最少にするように設定されているこ
    とを特徴とする移動無線装置。
  2. 【請求項2】 電池で構成され経時的に変化する第1の
    駆動電圧を供給する第1の電源部、複数のレベルを選択
    できる第2の駆動電圧を供給する第2の電源部、前記第
    1、第2の駆動電圧の供給を受け複数段の送信出力を出
    力する送信アンプ、および前記第1の駆動電圧と前記送
    信アンプの複数段の各出力値に基づいて前記複数の第2
    の駆動電圧レベルを選択的に切り替える制御手段を備
    え、前記送信アンプは少なくとも前段および後段の増幅
    器を含み、前記前段の増幅器は前記送信アンプの出力に
    基づいて、前記送信アンプの出力レベルが前記複数段の
    出力値毎にほぼ一定になるように制御され、前記後段の
    増幅器は前記第1、第2の駆動電圧の供給を受けるよう
    に構成されており、前記複数の第2の駆動電圧レベルの
    それぞれが前記第1の駆動電圧および前記送信アンプの
    各出力値に対応して消費電流をほぼ最少にするように設
    定されていることを特徴とする移動無線装置。
  3. 【請求項3】 前記送信アンプが前記第1の駆動電圧と
    外部電源からの外部電圧とを選択的に受けるように構成
    され、前記第2の電源部が供給する複数のレベルはこの
    外部電圧に対応する所定レベルを含み、前記外部電圧が
    送信アンプに供給されるときには、前記制御手段は前記
    所定レベルを選択することを特徴とする請求項2に記載
    の移動無線装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の電源部はリチウムイオン系の
    充電池からなることを特徴とする請求項1から3の何れ
    かに記載の移動無線装置。
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