JP3158778U - 弾性ウェストバンド締具 - Google Patents

弾性ウェストバンド締具 Download PDF

Info

Publication number
JP3158778U
JP3158778U JP2009007451U JP2009007451U JP3158778U JP 3158778 U JP3158778 U JP 3158778U JP 2009007451 U JP2009007451 U JP 2009007451U JP 2009007451 U JP2009007451 U JP 2009007451U JP 3158778 U JP3158778 U JP 3158778U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waistband
fastener
chute
blade
button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2009007451U
Other languages
English (en)
Inventor
許世明
Original Assignee
許世明
Filing date
Publication date
Application filed by 許世明 filed Critical 許世明
Application granted granted Critical
Publication of JP3158778U publication Critical patent/JP3158778U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】着用快適性に優れた弾性ウェストバンド締具を提供する。
【解決手段】締具ケーシングとシュート・ブレード係合ボタン、スプリング、内側パネル及びウエストバンド連結部材からなる。締具ケーシングの内部に、スプリングが一端に連結されたシュート・ブレード係合ボタンが摺動自在に収容され、シュート・ブレード係合ボタンの他端に、ウェストバンド係合孔に係合されるウェストバンド係合ボタンが固設される。締具ケーシング内部に実装されるスプリングにより、シュート・ブレード係合ボタンが伸縮能力を付与される。
【選択図】図3

Description

本考案は、ウェストバンド締具に関するものであり、さらに詳しくは、腰部により発生した引張力を吸収でき、胴回りのサイズに応じて伸縮自在であり、快適な弾性ウェストバンド締具に関するものである。
従来、市販されているウェストバンドの締め金具は、図1に示すように伸縮弾性を有しないパネル構造のものである。また、ウェストバンド自体も、弾性を有しない材質から製造されたものが多い。例えば、かかる材質として、引張強度等も要求されることから、通常、皮革及び布等が用いられている。
従って、かかるウェストバンドを着用する場合、腹部の突出や呼吸或いはいつくばる等の原因により、弾性を有しないウェストバンドによれば、きつく締め付けられて、呼吸が困難になるおそれもある。
かかる状況下において、ズボン、スカート等を腰に巻着するベルトのバックルの裏面に複数の係止ピンが固着され、これらの係止ピンに対してベルトに係止孔が穿孔され連結できるように構成された考案が提案されている(実開平5−39306号公報)。
しかし、かかる考案によってもベルトへの穿孔の間隔を狭くするには限度があり、快適性が得られる微細な調整が困難であり、また、加工も容易ではないという問題が残されている。
従って、ウェストバンドによる締め付けを防止し快適性の確保可能なウェストバンド締具の開発が切望されてきた。
実開平5−39306号公報
従って、本考案の課題は、上記の如き従来のウェストバンド締め金具によれば、胴回り又は腰部が締め付けられるという問題点を解消し、快適性に優れたウェストバンド締具を提供する点にある。
そこで、本考案者は、上記の従来のウェストバンド締め金具の欠点を解消し、本考案の上記の課題を解決するために鋭意検討を重ねたところ、締具ケーシング内部に設けたスプリングと、該スプリングに結合し、腰部により生じた引張力に応じて、自在に摺動可能なシュート・ブレード係合ボタンとを具備することにより、上記の問題点の解消可能な弾性ウェストバンド締具を提供できる点に着目し、かかる知見に基づいて本考案を想到するに至った。
従って、本考案の主な目的は、腰部又は胴回りが過度に締め付けられる情況を解消でき、より良い快適性が得られる弾性ウェストバンド締具、特に弾性ウェストバンド締め金具を提供する点にある。
かくして、本考案によれば、請求項1において、
主として、締具ケーシングとシュート・ブレード係合ボタン、スプリング、内側パネル及びウエストバンド連結部材からなる弾性ウエストバンド締具であって、
上記締具ケーシングの内部に、上記スプリングが一端に連結された上記シュート・ブレード係合ボタンが摺動自在に収容され、
上記シュート・ブレード係合ボタンの他端に、ウェストバンド係合孔に係合されるウェストバンド係合ボタンが固設されてなり、腰部によりウェストバンドを介して与えられる引張力に応じて上記ウェストバンド係合ボタンを基準として上記スプリングの弾性との調和により、上記シュート・ブレード係合ボタンを摺動させることによりウェストバンド締具の幅を調整するようにしたことを特徴とするウェストバンド締具が提供される。
請求項2の考案によれば、
上記締め金具ケーシング内部に、上記シュート・ブレード係合ボタンに連結されたスプリングが実装され、上記スプリングにより、上記シュート・ブレード係合ボタンが、伸縮能力を付与されたことを特徴とする請求項1に記載の弾性ウェストバンド締具が提供される。
本考案は、上記の構成からなる弾性ウェストバンド締具を提供するものであり、胴回りのサイズに応じて微妙に伸縮可能であり、腰部を締め付けることがないので快適性に優れたものであり、従来のウェストバンド締具を改良した点で顕著な効果を奏するものである。
以下、図面を参照しながら、本考案に係るウェストバンド締具の特徴及び技術内容について、詳しく説明する。もっとも、それらの図面等は、参考及び説明のためであり、本考案は、それらによって限定されるものではない。なお、本考案に係るウェストバンド締具の材質は、本考案の目的が達成されるものであれば如何なるものでもよく、金属のほかプラスチック等を用いることができるが、金属材料を採用することが好ましい。また、締具ケーシングその他の各構成要素について同一の材質又は異なる材質のいずれでもよく適宜選択して用いることができる。
図2と図3を参照しながら、本考案に係る具体例としてのウェストバンド締め金具について説明する。
本考案に係る具体例としてのウェストバンド締め金具は、締め金具ケーシング10とシュート・ブレード係合ボタン20、内側パネル30及びウェストバンド連結部材40から構成されてなるものである。
かかるウェストバンド締め金具の構成要素のなかで、締め金具ケーシング10は、金型により鋳造されたケーシング主体であり、該主体に、シュート・ブレード係合ボタン20を収納するため、シュート・ブレード収納室11とスプリング収納室12及びシュート・ブレード固定凹溝13が形成されたものである。該シュート・ブレード係合ボタン20には、更に、使用する際の摩擦力を低減するための中空領域23が設けられてある。
本考案によれば、該主体の先端内側に、ウェストバンド係合孔51と係合するためのウェストバンド係合ボタン22が固設され、また、シュート・ブレードの底端に、プレス加工により、スプリング25に連結され、スプリングを当接するための、90度の直角に湾曲されたスプリング連結ストッパー24が設置されてある。シュート・ブレード係合ボタン20が、締め金具ケーシング主体10内に組立てられると、該締め金具ケーシング主体10の裏面の四隅に形成されたネジ孔14が、内側パネル30に穿孔されたネジ孔32に一致してなり、ネジがネジ孔14に螺入されることにより、封止されて、該スプリング締め金具主体の組立てが終了する。
また、該締め金具ケーシング10の一端に、可動的に直列軸心15が設置され、それを引き出して、ウェストバンド連結部材40の直列軸孔43に挿設してかしめることにより連結し、固定され、ウェストバンド連結部材40により、締め金具ケーシング10とウェストバンド50とが接続され、上記の構造により、図3の背面の一部断面図で示すように本考案に係るウェストバンド締め具が構成される。
また、図3は、内側パネル30の断面線33により、一部断面の内部を示し、組立要素を観察するものであり、本考案に係るウェストバンド締め金具の組立後の一部断面図である。
図4は、本考案の一実施形態によるウェストバンド締め金具の使用状態を示す斜視図である。まず、ウェストバンド50を、ウェストバンド連接収納室42内に挿入してから、ウェストバンド固定ネジ44で固定し、該ウェストバンド50の末端に、係合ボタン22が係合されるための複数のウェストバンド係合孔51が設置される。
本考案に係る弾性ウェストバンド締め金具は、ユーザーの胴回りや腹部の引張力が、内部のスプリング25による圧縮力より大きい場合、ウェストバンド係合孔と係合した係合ボタン22 により、シュート・ブレード係合ボタン20が連動し、腹部の突出変化に応じて、締め金具ケーシング10から外方へ摺動することにより調整され、締め金具の幅が大きくなる。また、腹部が正常状態になると、シュート・ブレード係合ボタン20が、元の締め金具ケーシング10のパネルのシュート・ブレード収納室11内へ復帰する。かかる動作により、弾性活動範囲が図4の矢印60の幅で示される。
図5は、本考案に係るウェストバンド締め金具の一実施形態の左側面の一部断面図であり、図3のように、内側パネル30の断面線33により、その組立要素の変化を観察すると、ウェストバンド係合ボタン22に、ユーザーの腰部の引張力が加えられると、シュート・ブレード係合ボタン20が、シュート・ブレード固定凹溝13に沿って、締め金具ケーシング10から外方へ変位し、スプリング25が圧縮する時の内部作動が示めされている。
以上のように、本考案に係る弾性ウェストバンド締具は、上記の構成からなるものであり、ウェストバンド締具の適用幅が向上し、また、着用快適性が向上するという顕著な効果を奏するものであり、有用なものである。
従って、本考案は、より進歩的かつより実用的であることは明らかであり、法に従って実用新案登録を求める。
以上の説明は、本考案のより良い実施形態に関するものであり、本考案は、それらによって限定されるものではなく、また、本考案に係わる考案登録請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本考案の範囲内に含まれることは明らかである。
従来のウェストバンド締め金具の斜視図である。 本考案の一実施形態によるウェストバンド締め金具の分解斜視図である。 本考案の一実施形態によるウェストバンド締め金具の一部断面図である。 本考案の一実施形態によるウェストバンド締め金具の使用状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態によるウェストバンド締め金具の左側面の一部断面図である。
10 締め金具ケーシング
11 シュート・ブレード収納室
12 スプリング収納室
13 シュート・ブレード固定凹溝
14 ネジ孔
15 直列軸心
20 シュート・ブレード係合ボタン
21 シュート・ブレード主體
22 ウェストバンド係合ボタン
23 中空領域
24 スプリングストッパー
25 スプリング
30 内側パネル
31 係合ボタン欠け口
32 ネジ
33 断面線
40 ウェストバンド連結部材
41 ウェストバンド内側係合部
42 ウェストバンド連接収納室
43 直列軸孔
44 ウェストバンド固定ネジ
50 ウェストバンド
51 ウェストバンド係合孔
60 弾性活動範囲

Claims (2)

  1. 主として、締具ケーシングとシュート・ブレード係合ボタン、スプリング、内側パネル及びウエストバンド連結部材からなる弾性ウエストバンド締具であって、
    上記締具ケーシングの内部に、上記スプリングが一端に連結された上記シュート・ブレード係合ボタンが摺動自在に収容され、
    上記シュート・ブレード係合ボタンの他端に、ウェストバンド係合孔に係合されるウェストバンド係合ボタンが固設されてなり、腰部によりウェストバンドを介して与えられる引張力に応じて上記ウェストバンド係合ボタンを基準として上記スプリングの弾性との調和により、上記シュート・ブレード係合ボタンを摺動させることによりウェストバンド締具の幅を調整するようにしたことを特徴とするウェストバンド締具。
  2. 上記締め金具ケーシング内部に、上記シュート・ブレード係合ボタンに連結されたスプリングが実装され、上記スプリングにより、上記シュート・ブレード係合ボタンが、伸縮能力を付与されてなることを特徴とする請求項1に記載の弾性ウェストバンド締具。
JP2009007451U 2009-10-20 弾性ウェストバンド締具 Expired - Lifetime JP3158778U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3158778U true JP3158778U (ja) 2010-04-22

Family

ID=

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102697221A (zh) * 2012-05-29 2012-10-03 薛波 滑动式松紧皮带

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102697221A (zh) * 2012-05-29 2012-10-03 薛波 滑动式松紧皮带
CN102697221B (zh) * 2012-05-29 2014-09-10 薛波 滑动式松紧皮带

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101550223B1 (ko) 요대
AU2015200559B2 (en) A belt fastener system including a buckle mechanism
TWI462706B (zh) 繩索固定具
CN212938143U (zh) 一种可伸缩编织皮带
JP2010522576A (ja) バックル
JP3158778U (ja) 弾性ウェストバンド締具
KR101954347B1 (ko) 신축 가능한 버클 결합 장치
KR200438717Y1 (ko) 허리보호대용 지지판
US20120085796A1 (en) Adjustable strap and electronic device with the adjustable strap
TWI636777B (zh) Easy to tighten tight band
KR101873676B1 (ko) 양면 벨트 사용 가능한 자동 신장 버클
KR200427532Y1 (ko) 탄력 신축구조를 가진 허리 벨트용 버클
JP3178788U (ja) バックルとベルトの伸縮連結金具
JP3210930U (ja) 簡易着用帯
KR200298839Y1 (ko) 운동보조기구
JP4716077B2 (ja) 伸縮ベルト
JP3113875U (ja) ウエスト部を有するボトム衣類
JP3129255U (ja) 伸縮調整鉤ホック
JP3097900U (ja) ズボン
KR20110001628U (ko) 회전이 되고 신축성을 가진 버클
KR200208621Y1 (ko) 허리단용 신축 가변장치
JPH046Y2 (ja)
US11219278B1 (en) Double-sided belt buckle improvement
JP3128333U (ja) 衣服のウエストサイズ調整具
JP5814745B2 (ja) 膝用サポーター