JP3178788U - バックルとベルトの伸縮連結金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ベルトを締めた状態で身体の状態により変化する腹部圧迫感を軽減するベルトとバックルの連結具を提供する。
【解決手段】バックル軸部42を保持する伸縮部2と、ベルト5を咬着する基端咬着部3とで構成される。伸縮部はスライド部分21を備える。
【選択図】図1
【解決手段】バックル軸部42を保持する伸縮部2と、ベルト5を咬着する基端咬着部3とで構成される。伸縮部はスライド部分21を備える。
【選択図】図1
Description
本考案は、ベルトの身体への装着時において自動的に長さを調整する機能を有したバックルとベルトの連結金具に関するものである。
ベルトをウエストに装着する時はバックルにより掛止されるが、例えば身体が立った状態あるいは座った状態あるいはしゃがんだ状態や空腹時と満腹時でのウエストサイズは微妙に変化し、腹部に圧迫感を感じることがある。
特開2003−235612
ベルトを一旦ウエストに装着すれば、前記のような状況によりウエストサイズが微妙に変化し腹部に圧迫感を感じることがあるが、これを解消する為には一旦ベルトからバックルを係脱し再度状況に応じたサイズでベルトを締め直さなければならない。
しかし、こうした小まめな調整は手間であるばかりでなく見た目も悪く、更にベルトにも損傷や消耗などの負担をかけるためベルトの耐久性にも影響がある。
ウエストサイズの微妙な変化による腹部の圧迫感を軽減させるためには、ベルト自体をゴムのような伸縮素材にすれば一定の効果は期待できるが、例えば紳士用のベルトでのファッション性などを考慮するとデザイン的に問題がある。
内部にスライド部分を備え、枠体の一辺もしくは板状の一部にベルトの一端を取り付ける軸部を備えたバックルの該軸部を保持するスペースを有した伸縮部と、ベルトを咬着する基端咬着部とで構成され、ベルトとバックルを連結させた状態で伸縮する機能を特徴としたベルトとバックルの伸縮連結金具を解決手段とする。
枠体の一辺もしくは板状の一部にベルトの一端を取り付ける軸部を備えたバックルに限らず、ベルトの一端を取り付ける軸部を持つバックルであればバックル保持スペースに装着することが出来ることを特徴とした伸縮部と、ベルトを咬着する基端咬着部とで構成され、ベルトとバックルを連結させた状態で伸縮する機能を特徴としたベルトとバックルの伸縮連結金具を解決手段とする。
内部にスライド部分を備えたバックル軸部を保持するスペースを有した伸縮部とベルトを咬着する基端咬着部から構成され、スライド部分に設けられたベルト側を上辺とする台形型の嵌合部を板バネで掴持することにより、ベルトを身体に装着した際、身体の状況変化より腹部を圧迫する力がベルトに加わればスライド部分がベルト方向に移動し台形型の嵌合部が板バネを開き全長が伸びることとなり腹部圧迫感を緩和し、圧迫する力が解除されれば板バネの復元力にて元のベルトのサイズに戻ることを特徴としたベルトとバックルの連結金具を解決手段とする。
バックルにベルトを咬着する基端咬着体としての本来の目的以外に伸縮作用を持たせる事により、状況により変化した際の腹部圧迫感を緩和するものであり、状況が改善されれば伸びた状態から元に戻るため腹部では常に同じような装着感を保つことが出来る。
外観から伸縮機能を感じさせることなくベルトを使用出来るので、ファッション的に優れている。
本考案のバックルとベルトの伸縮連結金具1はベルトに取付けて使用するという特性上、伸縮部2に対し公知のベルト咬着及び長さ調節機能を有した基端咬着部3を組み合わせても伸縮連結機能は損なわれない。
ベルトとバックルを連結させる機能において、バックルは枠体の一辺に軸部を持つものに限らずベルトの一端を取り付ける軸部を持つバックルであれば、バックル保持スペースに装着することが出来るので、ベルト通し25は連結するバックルの形状によりこれを有さない場合もある。
以下、本考案を図面に基づき説明する。
図1は本考案のバックルとベルトの伸縮連結金具の構成を示す。
図1(a)は本考案のバックルとベルトの伸縮連結金具1を使用しバックル4とベルト5を連結した一例を示す斜視図である。(b)は前記の連結状態のベルトとバックルの伸縮連結金具1の伸縮部2からスライド部21がベルト5方向に移動し、ベルトとバックルの伸縮連結金具1の全長が伸びている。
図1は本考案のバックルとベルトの伸縮連結金具の構成を示す。
図1(a)は本考案のバックルとベルトの伸縮連結金具1を使用しバックル4とベルト5を連結した一例を示す斜視図である。(b)は前記の連結状態のベルトとバックルの伸縮連結金具1の伸縮部2からスライド部21がベルト5方向に移動し、ベルトとバックルの伸縮連結金具1の全長が伸びている。
図1においてバックル4はベルトの一端を取り付ける軸部42を備え、軸部42にはベルトの穴に係止するためのピン41が枢着されている。これはバックルの一例であり、本考案によればベルトの一端を取り付ける軸部があればバックル軸部保持スペース26に装着することができ、伸縮部2内部のスライド部分21に対して影響を及ぼすことがないので、軸部を備えたバックルとの伸縮連結機能を持たせることが出来る。
図2のバックルとベルトの伸縮連結金具1の分解図に示したように、該バックルとベルトの伸縮連結金具1はバックル軸部42を保持するスペース26を有した伸縮部2と伸縮部2内部のスライド部分21及びベルトの基端を咬着する基端咬着部3とで構成されている。スライド部分21は、両辺に脱落防止切り込み214を備えたスライド板211、該スライド板211には貫通するスライドガイド穴213があけられたベルト側を短辺とした台形状のバネ嵌合部212が形成されており、該バネ嵌合部212はバネ侠装部205に侠装された板バネA23及び板バネB24で掴持され、スライド部分21はバネ嵌合部212中央のスライドガイド穴213に対応する円柱状のガイド芯202及び裏蓋22を挿通させたネジ27でネジ穴204により侠持されている。
図3は、本考案のバックルとベルトの伸縮連結金具の裏蓋22を省略し裏面から見構造図である。ベルトを身体に装着した時のベルトとバックルの伸縮連結金具1の状態は図3(a)によって示されているが、身体の状況変化よりベルト長手方向に延伸する力が掛かることにより(b)の様にスライド部分21がベルト方向に移動するため、台形型のバネ嵌合部212が板バネA23及び板バネB24を開く。延伸する力が解除されれば伸縮部2の内側のバネ係止壁201により設けられたバネ侠装部分205に設置された板バネA23及び復元力の補助的な役割としてバネ嵌合部212に対して外側に位置する板バネB24との復元力によって元のベルトのサイズに戻ることが可能となる。
スライド部分21の伸縮部2からの抜け落ち防止については、スライドガイド穴213とスライドガイド芯202により確保されるが、収縮部内側の抜け落ち防止片203とスライド部分抜け落ち防止切り込み214との組み合わせで補強している。
伸縮部2にバックル4を枢着する場合は、該伸縮部2に設けられた屈曲部分206内側の軸部保持スペース26に軸部を装着し裏蓋22の軸部押止片221と屈曲部分206を合わせ、伸縮部2のバックル側角2箇所のネジ穴204とスライドガイド芯202に設けられたネジ穴204にネジ27で押止し枢着する。
バックルとベルトの伸縮連結金具1の中にベルト側にスライドする伸縮部分21を内蔵し基端咬着部分3と一体化させた事により、ベルトを身体に装着した時にベルトの伸びた状態を人に悟られることなく腹部の圧迫感を軽減させる。
基端咬着部3については、公知の基端咬着と同様に、ベルト挿入部分31と基端咬着体32から構成され、芯33により基端咬着体32に開けられた芯受け穴35に芯用穴34を通して軸着される。
1 バックルとベルトの伸縮連結金具
2 伸縮部
201 バネ係止壁
202 スライドガイド芯
203 抜け落ち防止片
204 ネジ穴
205 バネ侠装部分
206 屈曲部分
21 スライド部分
211 スライド板
212 バネ嵌合部
213 スライドガイド穴
214 抜け落ち防止切り込み
22 裏蓋
221 軸部押止片
222 ネジ穴
23 板バネA
24 板バネB
25 ベルト通し
26 バックル軸部保持スペース
27 ネジ
3 基端咬着部
31 ベルト挿入部分
32 基端咬着体
33 芯
34 芯用穴
35 芯受け穴
4 バックル
41 ピン
42 バックル軸部
43 枠体
5 ベルト
2 伸縮部
201 バネ係止壁
202 スライドガイド芯
203 抜け落ち防止片
204 ネジ穴
205 バネ侠装部分
206 屈曲部分
21 スライド部分
211 スライド板
212 バネ嵌合部
213 スライドガイド穴
214 抜け落ち防止切り込み
22 裏蓋
221 軸部押止片
222 ネジ穴
23 板バネA
24 板バネB
25 ベルト通し
26 バックル軸部保持スペース
27 ネジ
3 基端咬着部
31 ベルト挿入部分
32 基端咬着体
33 芯
34 芯用穴
35 芯受け穴
4 バックル
41 ピン
42 バックル軸部
43 枠体
5 ベルト
Claims (3)
- 内部にスライド部分を備え、枠体の一辺もしくは板状の一部にベルトの一端を取り付ける軸部を備えたバックルの該軸部を保持するスペースを有した伸縮部と、ベルトを咬着する基端咬着部とで構成され、ベルトとバックルを連結させた状態で伸縮する機能を特徴としたベルトとバックルの伸縮連結金具。
- 枠体の一辺もしくは板状の一部にベルトの一端を取り付ける軸部を備えたバックルに限らず、ベルトの一端を取り付ける軸部を持つバックルであればバックル保持スペースに装着することが出来ることを特徴とした伸縮部と、ベルトを咬着する基端咬着部とで構成され、ベルトとバックルを連結させた状態で伸縮する機能を特徴とし請求項1記載のベルトとバックルの伸縮連結金具。
- 内部にスライド部分を備えたバックル軸部を保持するスペースを有した伸縮部とベルトを咬着する基端咬着部から構成され、スライド部分に設けられたベルト側を上辺とする台形型の嵌合部を板バネで掴持することにより、ベルトを身体に装着した際、身体の状况変化より腹部を圧迫する力がベルトに加わればスライド部分がベルト方向に移動し台形型の嵌合部が板バネを開き全長が伸びることとなり腹部圧迫感を緩和し、圧迫する力が解除されれば板バネの復元力にて元のベルトのサイズに戻ることを特徴とした請求項1及び2記載のベルトとバックルの連結金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002506U JP3178788U (ja) | 2012-04-10 | 2012-04-10 | バックルとベルトの伸縮連結金具 |
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JP2012002506U JP3178788U (ja) | 2012-04-10 | 2012-04-10 | バックルとベルトの伸縮連結金具 |
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---|---|
JP (1) | JP3178788U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021186472A (ja) * | 2020-06-03 | 2021-12-13 | 株式会社ベータ | 連結構造、ベルトおよびカバン |
-
2012
- 2012-04-10 JP JP2012002506U patent/JP3178788U/ja not_active Expired - Fee Related
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