JP3158710U - 排水管凍結防止用枡型ヒーター - Google Patents
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Abstract
Description
この公知技術は、エルボ継手および排水管の周囲を覆うように配設される放熱部材と、該放熱部材に取り付けられた2本のヒータユニットとを有している埋設用配管加温装置および竪樋配管構造である。
この凍結防止用ボックスヒーターは、垂直排水管の直径より大きい開口を有し前記垂直排水管の下端が嵌挿できる有底容器形状のステンレスボックスと、該ステンレスボックスの外周又は底部を加熱するように添設されたヒーターと、前記ステンレスボックスの側壁及び底部に添設されたヒーターを囲むように覆う遮熱シートと、前記ステンレスボックスの開口縁を支持すると共に前記遮熱シートの外側面を蔽う外筺と、該外筺の底部を塞ぎ、前記外筺より大きく形成された台盤とから構成されたものである。
このドレンパイプヒーターは、上部をドレンパイプに嵌合される一体成型により中央を円環状に膨出させたヒーター収容部を有するアルミニウム製のヒーター筒と、該ヒーター筒の下部に連結されたトラップ部となるプラスチック製のU字管と、該U字管の他端に接続された立方体のプラスチック製のトラップ枡とから構成され、自己温度制御型ヒーター又は紐ヒーターがヒーター収容部からU字管、トラップ枡を経て排水管へ配線され、ヒーター収容部の内側開口を塞ぐアルミ製の閉塞板を加温してヒーター筒及びドレンパイプの内壁の氷結を防止すると共に、トラップ部となるU字管及びトラップ枡の凍結を防止するものである(特許文献3を参照)。
しかし、上記本考案出願人の凍結防止用ボックスヒーターやドレンパイプヒーターでも、極寒冷地において日中でも外気温がマイナス20度にもなる場合には地表に露出しているため、竪樋の凍結を生じる恐れがあった。
図1に示すように、本考案の排水管凍結防止用枡型ヒーターは、直方体形状の樹脂製ケース1と、該樹脂製ケース1の上面の一方に竪樋Aを挿通する竪樋挿入口2と、前記樹脂製ケース1の上面の他方に点検用開口を開閉する上蓋3と、前記樹脂製ケース1の底部9に加熱空間10を形成するように二重底にした底板5と、前記樹脂製ケース1の側部の竪樋A側に設けたヒーター収納管8と、該ヒーター収納管8から前記加熱空間10内に配線された自己温度制御型ヒーター4と、前記樹脂製ケース1の側部の竪樋A側と対向する側に設けた排水管連結管7と、該排水管連結管7側に前記底板5に載置されるトラップ用ゴミ処理ボックス6とから構成される。
前記竪樋挿入口2は、竪樋Aを挿通させる直径の開口であり、前記竪樋Aと前記竪樋挿入口2とは隙間を生じないように、例えばシール材を施して密閉状に形成される。
前記上蓋3は、前記底板5に載置されるトラップ用ゴミ処理ボックス6を取出す点検用開口を開閉可能に設けられる。
前記自己温度制御型ヒーター4は、発熱体として自己温度制御機能を有する正特性サーミスタ素子を備えており、寒冷時には高出力となって高温となり、温暖時には低出力となって低温となる。
前記底板5は、樹脂製ケース1の底部9に加熱空間10を形成するように二重底に形成し、竪樋A側が傾斜面となり、トラップ用ゴミ処理ボックス6側が平坦面となっている。
前記トラップ用ゴミ処理ボックス6は、底板5の平坦面に載置されると共に、上方開口の三方に側壁を有する塵取り型とし、図示しない摘みを掴んで上蓋3を備える点検用開口から取出せる大きさとなっている。
前記排水管連結管7は、樹脂製ケース1の側壁から突出状に形成され、下水道排水管に接続される短円筒形状となっている。
前記ヒーター収納管8は、樹脂製ケース1の竪樋A側の側壁に接着され、前記自己温度制御型ヒーター4を保護する長尺アルミ筒で、加熱空間10側に開口を形成して前記自己温度制御型ヒーター4を加熱空間10に配線できるようにしている。
本考案の排水管凍結防止用枡型ヒーター(箱型)は、上面を地表にして四周囲を地中に埋設されており、ビル等の高層建築物の屋上や屋根からの雨水を排出する竪樋Aは竪樋挿入口2を利用して樹脂製ケース1内に挿入される。
そして、図示しないビル等の高層建築物のコンセントに電気コードを差し込み、自己温度制御型ヒーター4を作動可能にする。その際、自己温度制御型ヒーター4は、外気温が高い場合は低温となっており、ヒーター収納管8、加熱空間10に配線されている。外気温が低下すると、自己温度制御型ヒーター4は温度上昇し、前記樹脂製ケース1内の加熱空間10を効率よく暖めるので前記樹脂製ケース1内が暖められ、前記樹脂製ケース1内の暖められた暖気が竪樋Aを上昇する。
このようにして、竪樋A内の空気は暖められて上昇し、竪樋A中を上昇して氷結を防止し、屋上や屋根のドレン排水口から排気され、ドレン排水口も氷結するのを防止する。
前記トラップ用ゴミ処理ボックス6へ流下した融雪水は、トラップ部となっている低い部分に溜められるが、底板5の平坦面下部の加熱空間10には自己温度制御型ヒーター4が入っているので暖められ、滞留水は凍結することはない。
また、前記トラップ用ゴミ処理ボックス6の喫水線上方に排水管連結管7の出口が接続されるので、滞留水が詰まることなく円滑にトラップ用ゴミ処理ボックス6から排水管連結管7へ排出される。
なお、前記トラップ用ゴミ処理ボックス6にゴミが溜まった場合には、点検用開口の上蓋3を開けて、図示しない摘みを掴んで前記トラップ用ゴミ処理ボックス6を取出すことができる。
図2に示すように、本考案の排水管凍結防止用枡型ヒーター(円筒型)は、円筒体形状の樹脂製ケース1と、該樹脂製ケース1の上面の一方に竪樋Aを挿通する竪樋挿入口2と、前記樹脂製ケース1の上面の他方に点検用開口を開閉する上蓋3と、前記樹脂製ケース1の底部9に加熱空間10を形成するように二重底にした底板5と、前記樹脂製ケース1の側部の竪樋A側に設けたヒーター収納管8と、該ヒーター収納管8から前記加熱空間10内に配線された自己温度制御型ヒーター4と、前記樹脂製ケース1の側部の竪樋A側と対向する側に設けた排水管連結管7と、該排水管連結管7側に前記底板5に載置されるトラップ用ゴミ処理ボックス6とから構成される。なお、前記円筒体形状には、楕円筒体形状も包含する。
2 竪樋挿入口
3 上蓋
4 自己温度制御型ヒーター
5 底板
6 トラップ用ゴミ処理ボックス
7 排水管連結管
8 ヒーター収納管
9 底部
10 加熱空間
Claims (1)
- 直方体形状又は円筒体形状の樹脂製ケースと、該樹脂製ケースの上面の一方に竪樋を挿通する竪樋挿入口と、上面の他方に点検用開口を開閉する上蓋と、前記樹脂製ケースの底部に加熱空間を形成するように二重底にした底板と、前記樹脂製ケースの側部の竪樋側に設けたヒーター収納管と、該ヒーター収納管から前記加熱空間内に配線された自己温度制御型ヒーターと、前記樹脂製ケースの側部の竪樋側と対向する側に設けた排水管連結管と、該排水管連結管側に前記底板に載置されるトラップ用ゴミ処理ボックスとから構成されることを特徴とする排水管凍結防止用枡型ヒーター。
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JP2010000595U JP3158710U (ja) | 2010-02-02 | 2010-02-02 | 排水管凍結防止用枡型ヒーター |
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JP2010000595U JP3158710U (ja) | 2010-02-02 | 2010-02-02 | 排水管凍結防止用枡型ヒーター |
Publications (1)
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JP3158710U true JP3158710U (ja) | 2010-04-15 |
Family
ID=54862242
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3158710U (ja) |
Cited By (1)
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CN113882482A (zh) * | 2018-09-03 | 2022-01-04 | 近藤-Frp工业株式会社 | 排水疏水器 |
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2010
- 2010-02-02 JP JP2010000595U patent/JP3158710U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN113882482A (zh) * | 2018-09-03 | 2022-01-04 | 近藤-Frp工业株式会社 | 排水疏水器 |
CN113882482B (zh) * | 2018-09-03 | 2024-03-19 | 近藤-Frp工业株式会社 | 排水疏水器 |
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