JP3213361U - 地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーター - Google Patents

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Abstract

【課題】屋根や屋上から雨水を排出する垂直排水管の凍結を、現地組立施工が簡単に行うことができる融氷機能付き、地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーターを提供する。【解決手段】本考案の地上置き型排水管凍結防止用ヒーターは、垂直排水管の下端に嵌合する排水管接続開口部6を有する円筒嵌合部分7と、円筒嵌合部分7より大径とされたヒーター収納空間8と、該ヒーター収納空間8の外周面を一部切欠きして形成された排水開口部9と、ヒーター収納空間8の下端部を閉塞する樹脂底板10とからなり、ヒーター収納空間8の内部には排水開口部9から斜め上方に向かって流水ステンレス斜底板13がヒーター収納空間8の内壁面に傾斜して固定されている。【選択図】図3

Description

本考案は、屋根や屋上から雨水を排出する垂直排水管の凍結を防止でき、現地において組立施工が簡単に行うことができる地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーターに関する。
従来、屋根や屋上から雨水を排出する垂直排水管においては、寒冷期に垂直排水管が凍結するのを防止するため、垂直排水管内壁の縦方向に沿って紐状電気ヒーターの敷設や垂直排水管外面の保温カバー工法が一般的である。
本出願人は、先に、屋根や屋上から雨水を排出する垂直排水管の凍結を防止でき、組み立てや施工を簡単に行うことができる凍結防止用ボックスヒーターを開発した(特許文献1を参照)。
この凍結防止用ヒーターボックスは、垂直排水管の直径より大きい開口を有し前記垂直排水管の下端が嵌挿できる有底容器形状のステンレスボックスと、該ステンレスボックスの外周又は底部を加熱するように添設されたヒーターと、前記ステンレスボックスの側壁及び底部に添設されたヒーターを囲むように覆う遮熱シートと、前記ステンレスボックスの開口縁を支持すると共に前記遮熱シートの外側面を蔽う外筐と、該外筐の底部を塞ぎ、前記外筐より大きく形成された台盤とから構成される。
前記凍結防止用ボックスヒーターは、垂直排水管の下端開口を溜り水により塞ぐため、外気が前記下端開口から垂直排水管内に流入することがないので、前記垂直排水管の内部が外気と同温度、例えば−10℃となることはないので、前記垂直排水管を流れる融雪水が凍結することはない効果がある。また、前記凍結防止用ボックスヒーターの溜り水により温められた垂直排水管内部の空気が垂直排水管内部を上昇するので、前記垂直排水管を流れる融雪水が途中で凍結することはない効果がある。
しかし、前記凍結防止用ボックスヒーターは、ステンレスボックスに溜まった融雪水を温めなければならず、凍結防止効果を発揮するための温度上昇に速効性がないため、垂直排水管内部の空気を直接加熱するための地上置き型排水管凍結防止用ヒーターを開発した。
特開2007−297785号公報
本考案は、屋根や屋上から雨水を排出する垂直排水管の凍結を、現地組立施工が簡単に行うことができる融氷機能付き、地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーターを提供することを目的とする。
本考案の地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーターは、垂直排水管の下端に嵌合する排水管接続開口部を有する円筒嵌合部分と、前記円筒嵌合部分より大径とされたヒーター収納空間と、該ヒーター収納空間の外周面を一部切欠きして形成された排水開口部と、前記ヒーター収納空間の下端部を閉塞する樹脂底板とからなり、前記ヒーター収納空間の内部には前記排水開口部から斜め上方に向かって流水ステンレス斜底板が前記ヒーター収納空間の内壁面に傾斜して固定されている。
また、前記流水ステンレス斜底板は、ヒーターを挟んで下層にヒーター固定ステンレス板を配置し、ヒーター収納空間の内壁面に傾斜角度45°に傾斜して固定される。
本考案の凍結防止用のアダプター式ヒーターは、垂直排水管の凍結閉塞の始点となる排水管先端に取次ぐと、アダプター底板ヒーターの温熱が常に放流部を融氷し先端凍結を防止する効果がある。
また、樹脂ボディーが外殻となり排水管先端に直接冷気が当たりずらく、排水管内にはヒーターの温熱が上昇して排水管内凍結の抑制効果も発揮する。
本考案の地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーターは、垂直排水管の下に置くだけで垂直排水管の凍結を防ぐことができ、かつ取り付け取り外しが簡単にできる。
本考案の地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーターは、新築以外の既設放流型排水管にも装着可能なため幅広く凍結防止に貢献できる。
本考案の地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーターは、排水を受ける流水ステンレス斜底板が斜めになっているので、地上に対する衝撃を少なくすることが可能となる。
本考案の地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーターの設置状態を示す正面図である。 本考案の地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーターの斜視図である。 図2のA−A矢視拡大断面図である。
本考案の地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーターの一実施例を添付図面に基づいて、以下に説明する。
図1の正面図に示すように、屋根や屋上に降った雨水は、建物の外壁に沿って垂設されている垂直排水管1を介して地上GLの地面に垂れ流されるようになっている。
寒冷地では、屋根や屋上から垂直排水管1を流れる融雪水が氷結して垂直排水管1を閉塞し、場合によっては垂直排水管1を破損する。
そこで、寒冷期には前記垂直排水管1の下端に地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーター2を嵌合して垂直排水管1の凍結を防止するものである。
前記地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーター2には、建物の外壁に設けた外部コンセントボックス3からヒーター電源コード4を介して電気が供給される。
番号5は、垂直排水管1を建物の外壁面に固定する支持金具である。
次に、本考案の地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーターの詳細構造を図面に基づいて説明する。
図2の斜視図に示すように、本考案の地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーター2は、垂直排水管1の下端に嵌合する排水管接続開口部6を有する円筒嵌合部分7と、前記円筒嵌合部分7より大径とされたヒーター収納空間8と、該ヒーター収納空間8の外周面を一部切欠きして形成された排水開口部9と、前記ヒーター収納空間8の下端部を閉塞する樹脂底板10とからなり、前記ヒーター収納空間8の内部には前記排水開口部9から斜め上方に向かって流水ステンレス斜底板13が前記ヒーター収納空間8の内壁面に傾斜して固定されている。
図3の図2のA−A矢視拡大断面図に示すように、樹脂製の、上端に排水管接続開口部6を有する円筒嵌合部分7と一体に連結されたヒーター収納空間8には、傾斜角度45°に傾斜して固定された流水ステンレス斜底板13が設けられている。
前記流水ステンレス斜底板13は、ヒーター11を挟んで下層にヒーター固定ステンレス板12を配置し、ヒーター固定蝶ナット14で締め付け固定している。
また、前記流水ステンレス斜底板13と前記ヒーター収納空間8の内壁面との接合部分には、全周に亘って斜底板シリコン接着止水15を施している。
次いで、本考案の地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーターの操作動作を添付図面に基づいて、以下に説明する。
図1に示すように、寒冷期には、垂直排水管1の下端開口に地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーター2を嵌挿設置し、ヒーター収納空間8のヒーター11には建物外壁に設けた外部コンセントボックス3からヒーター電源コード4を介して電気が供給される。
前記流水ステンレス斜底板13のヒーター11は、外気温度の変化に関わらず常に一定の温度となるように自己温度調節が保たれる。
したがって、前記地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーター2により垂直排水管1の内部を暖気が上昇し、前記垂直排水管1を流下してきた融雪水は凍結することなく、流水ステンレス斜底板13を伝って排水開口部9から地上GLへ排水される。
このように、前記地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーター2を垂直排水管1に挿入嵌合するだけで、垂直排水管1の内部が加温されて融雪水が凍結することがなく、かつ取り付け取り外しが簡単にできる。
1 垂直排水管
2 地上置き型排水管凍結防止用アダプター式ヒーター
3 外部コンセントボックス
4 ヒーター電源コード
5 支持金具
6 排水管接続開口部
7 円筒嵌合部分
8 ヒーター収納空間
9 排水開口部
10 樹脂底板
11 ヒーター
12 ヒーター固定ステンレス板
13 流水ステンレス斜底板
14 ヒーター固定蝶ナット
15 斜底板シリコン接着止水

Claims (2)

  1. 垂直排水管の下端に嵌合する排水管接続開口部を有する円筒嵌合部分と、前記円筒嵌合部分より大径とされたヒーター収納空間と、該ヒーター収納空間の外周面を一部切欠きして形成された排水開口部と、前記ヒーター収納空間の下端部を閉塞する樹脂底板とからなり、前記ヒーター収納空間の内部には前記排水開口部から斜め上方に向かって流水ステンレス斜底板が前記ヒーター収納空間の内壁面に傾斜して固定されていることを特徴とする地上置き型排水管凍結防止用ヒーター。
  2. 前記流水ステンレス斜底板は、ヒーターを挟んで下層にヒーター固定ステンレス板を配置し、ヒーター収納空間の内壁面に傾斜角度45°に傾斜して固定されることを特徴とする請求項1記載の地上置き型排水管凍結防止用ヒーター。
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