JP3158461U - 立体ジグソーパズル - Google Patents

立体ジグソーパズル Download PDF

Info

Publication number
JP3158461U
JP3158461U JP2010000251U JP2010000251U JP3158461U JP 3158461 U JP3158461 U JP 3158461U JP 2010000251 U JP2010000251 U JP 2010000251U JP 2010000251 U JP2010000251 U JP 2010000251U JP 3158461 U JP3158461 U JP 3158461U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
head
jigsaw puzzle
pieces
dimensional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010000251U
Other languages
English (en)
Inventor
浩一 染谷
浩一 染谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ENSKY CO Ltd
Original Assignee
ENSKY CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ENSKY CO Ltd filed Critical ENSKY CO Ltd
Priority to JP2010000251U priority Critical patent/JP3158461U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3158461U publication Critical patent/JP3158461U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】組立てる楽しみを遊戯者に与えることが可能な立体ジグソーパズルを提供する。【解決手段】立体物の特徴部分と外観形状が一致する第1のピース(顔ピース7、腹ピース41、左腕ピース42、右腕ピース43)と、第1のピースと協働して躯体を形成する複数の第2のピース(頭ピース7、胴体ピース46)とを備える。第1のピースと第2のピースとを連結する第1の連結構造と、第2のピース同士を連結する第2の連結構造23とを備える。第1のピースと第2のピースは、外表面と端面とを有する。第2のピースの外表面の輪郭は、隣接する第1、第2のピースに倣い、第1の連結構造は、端面に突設された突起と凹部とによって構成される。第2の連結構造23は、括れた基部21aを有する突片21と切り欠き22とによって構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、多数のピースを立体的に組み合わせることにより形成される立体ジグソーパズルに関するものである。
従来のこの種の立体ジグソーパズルとしては、例えば特許文献1に開示されているものがある。
特許文献1に記載されている立体ジグソーパズルは、多数のピースを組み合わせて球体を形成するものである。
前記各ピースは、ピースどうしを組み合わせることができるように、突片と切り欠きとが形成されている。また、各ピースは、ほとんど同じ大きさに形成されている。各ピースには、球体が形成された状態で完成する絵柄が描かれることがある。
特開2004−8613号公報
しかしながら、特許文献1に示す立体ジグソーパズルでは、各ピースを組み合わせて作られる物体が球体であり、その形状に特徴がない。すなわち、各ピースを組み合わせるときの手がかりは、各ピースどうしを接続するための係合部分の形状や、各ピースに描かれている絵柄しかない。
このため、特許文献1に記載されている立体ジグソーパズルにおいては、組立てるときの難易度が高くなり、必ずしも組立てる楽しみを遊戯者に与えることはできないという問題があった。
本考案はこのような問題を解消するためになされたもので、組立てる楽しみを遊戯者に与えることが可能な立体ジグソーパズルを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本考案に係る立体ジグソーパズルは、立体物の特徴部分と外観形状が一致するように形成された第1のピースと、前記第1のピースと協働して前記立体物の躯体を形成する複数の第2のピースと、前記第1のピースと前記第2のピースとを連結する第1の連結構造と、互いに隣り合う前記第2のピースどうしを連結する第2の連結構造とを備え、前記第1のピースおよび前記第2のピースは、前記立体物の外観に現れる外表面と、この外表面の端縁から前記躯体内の仮想中心を指向して延びる端面とを有し、前記第2のピースの前記外表面の輪郭は、隣接する第1または第2のピースの外形に倣う形状に形成され、前記第1の連結構造は、前記第1のピースと前記第2のピースのうち一方のピースの前記端面における前記外表面より前記躯体内側の部位に突設された突起と、他方のピースの前記端面に前記突起が嵌合可能に形成された凹部とによって構成され、前記第2の連結構造は、互いに隣接する第2のピースのうち一方の第2のピースに基部が括れる状態で突設された突片と、他方の第2のピースに前記突片が嵌合可能に形成された切り欠きとによって構成されているものである。
本考案は、前記考案において、前記立体物は略球状の頭部を有し、前記頭部は、前記第1のピースと前記第2のピースとを備え、これらの第1のピースおよび第2のピースの前記端面が指向して延びる仮想中心は、前記略球状の頭部の中心部に位置しているものである。
本考案は、前記考案において、前記立体物は、前記頭部と、この頭部を支持する柱状部とを備え、前記柱状部は、前記第1のピースと前記第2のピースとを備えるとともに、上下方向に延びるように形成され、前記柱状部の第1のピースおよび第2のピースにおける水平方向の両端部に位置する端面は、前記柱状部の上下方向に延びる中心線を仮想中心として形成されているものである。
この考案は、前記考案において、前記頭部と前記柱状部との間には、支持板が設けられ、前記支持板の上端部には、前記頭部の下端部を構成するピースと回転自在に嵌合する円柱状の軸が突設されているものである。
この考案は、前記考案において、前記柱状部の下端部には、この柱状部の下端部を構成する各ピースを組み合わせた状態で保持する脚部材が設けられているものである。
この考案は、前記考案において、複数の前記第2のピースのうち、少なくとも一つの第2のピースは、前記端面の形状および位置が等しくかつ前記外表面の造形が異なる他の第2のピースと交換可能に形成されているものである。
本考案によれば、特徴的な形状の特徴部分を有する立体物をジグソーパズルとして形成することができる。このため、球体のような単純な形状の立体ジグソーパズルに較べると、特徴部分の形状が組立時の手がかりになるから、作る楽しみを遊戯者に与えることができる。
前記立体物をたとえばキャラクター人形とし、特徴部分をキャラクター人形の例えば顔、腕、腹部などとすることによって、ジグソーパズルを作る楽しみに加えて、キャラクター人形を組立てる楽しみを作るものに与えることができる。
本考案に係る立体ジグソーパズルを示す図で、同図(A)は正面から見た斜視図、同図(B)は左側方から見た斜視図、同図(C)は右側方から見た斜視図、同図(D)は後方から見た斜視図、同図(E)は平面図、同図(F)は(A)図における頭部のF−F線断面図である。 本考案に係る立体ジグソーパズルを頭部、支持板、胴体部および脚部材に分割して示す分解斜視図である。 頭部の第1の連結構造を示す斜視図である。 頭部の第2のピースを示す斜視図である。 第2の連結構造を示す斜視図である。 支持板と頭部との連結部分を示す斜視図である。 胴体部と支持板との連結部分を示す斜視図である。 胴体部の第1の連結構造を示す斜視図である。 脚部材と胴体部との連結部分を示す斜視図である。 外表面の造形が異なる他の第2のピースを示す斜視図で、同図(A)は他の第2のピースを取外した状態を示し、同図(B)は他の第2のピースを取付けた状態を示す。
以下、本考案に係る立体ジグソーパズルの一実施の形態を図1〜図10によって詳細に説明する。
この実施の形態による立体ジグソーパズル1は、キャラクター人形からなる立体物を構成するものである。この立体ジグソーパズル1は、図1および図2に示すように、上下方向に並ぶ二つの躯体2,3を備えている。
前記二つの躯体2,3のうち、上側に位置する躯体2は、キャラクター人形の頭部を構成し、下側に位置する躯体3は、キャラクター人形の胴体部を構成している。以下においては、前記上側の躯体を頭部2といい、前記下側の躯体を胴体部3という。
前記頭部2は、略球状に形成されており、後述する支持板4を介して胴体部3に支持されている。前記胴体部3は、請求項3記載の考案でいう「柱状部」を構成するもので、上下方向に延びるように形成されており、後述する脚部材5の上に載せられている。
前記頭部2は、図1〜図5に示すように、キャラクター人形の特徴部分の一つである「顔」を構成する顔ピース6を備えている。
顔ピース6は、前記「顔」と外観形状が一致するように形成されており、本考案でいう第1のピースを構成している。
前記頭部2は、前記顔ピース6と、この顔ピース6と協働して一つの躯体を形成する複数の頭ピース7とによって構成されている。前記頭ピース7は、本考案でいう第2のピースを構成している。この実施の形態による頭部2は、全てのピースを組み合わせた状態において、内部に中空部S{図1(F)および図6参照}が形成されている。
これらの顔ピース6と頭ピース7とは、それぞれプラスチック材料によって形成されており、金型(図示せず)を使用して所定の形状に成型されている。また、顔ピース6と頭ピース7とは、異なる色のプラスチック材料によって形成されている。この実施の形態によるキャラクター人形において、頭ピース7の色は、一色に統一されている。なお、顔ピース6と頭ピース7の色は適宜変更することができるし、頭ピース7の色は、ピース毎に変えることができる。
顔ピース6と頭ピース7とは、図2〜図5に示すように、キャラクター人形の外観に現れる外表面11と、この外表面11の裏側に位置する内表面12と、前記外表面11と内表面12とを接続する端面13とを有している。
顔ピース6の外表面11は、キャラクター人形の顔の造形と同じ形状の凸曲面となるように形成されている。顔ピース6の外表面11には、目14と口15とが描かれている。
顔ピース6の外表面11には、図1および図2において目14と口15とを表す線が描かれている部位に、凹溝が形成されている。この凹溝の溝壁面は、顔ピース6の色とは異なる色で塗装されている。
頭ピース7の外表面11は、何も描かれていないが、キャラクター人形の頭の形状と同一の凸曲面となるように形成されている。頭ピース7の外表面11の輪郭は、隣接する顔ピース6または頭ピース7の外形に倣う形状に形成されている。
顔ピース6と頭ピース7の前記端面13は、それぞれ外表面11の端縁から頭部2内の仮想中心C{図1(F)参照}を指向して延びるように形成されている。仮想中心Cは、略球状の頭部2の中心部に位置している。なお、端面13が指向する仮想中心は、1点に限定されることはなく、また、前記仮想中心Cの周辺近傍であってもよい。
顔ピース6の端面13と、顔ピース6と隣接する頭ピース7の端面13とには、図3に示すように、突起16と凹部17とが形成されている。これらの突起16と凹部17とは、顔ピース6と頭ピース7とを着脱可能に連結する第1の連結構造18を構成している。
この実施の形態においては、顔ピース6の端面13に突起16が形成され、頭ピース7の端面13に凹部17が形成されている。
突起16は、突出側端部に向かうにしたがって次第に小さくなる断面台形状の立方体によって形成されている。また、この突起16は、頭部2の外観に表れることがないように、前記端面13における前記外表面11より頭部内側(躯体内側)の部位に配設されている。
前記凹部17は、前記突起16が嵌合可能な形状、位置に形成されている。すなわち、頭ピース7は、これらの突起16と凹部17との嵌合によって、顔ピース6に脱落することがない状態で着脱可能に取付けられることになる。
一方、頭ピース7どうしは、従来からよく知られているジグソーパズル特有の連結構造によって連結されている。すなわち、互いに隣り合う頭ピース7どうしは、図4および図5に示すように、一方の頭ピース7に突設された突片21と、他方の頭ピース7に形成された切り欠き22とからなる第2の連結構造23によって着脱可能に連結されている。
前記突片21は、基部21aが括れた形状に形成されている。前記切り欠き22は、前記突片21が頭部2の外方(球体の中心Cとは反対側)から嵌合できる形状に形成されている。
頭部2の上端部に位置する二つの頭ピース7,7は、図10に示すように、外表面11の造形が異なる他の耳ピース24,25と交換することができる。耳ピース24,25は、キャラクター人形の「耳」を構成するもので、外表面11に耳26,27が形成されている以外は前記二つの頭ピース7,7と同じ形状に形成されている。すなわち、耳ピース24,25の端面13の形状および位置は、前記二つの頭ピース7の端面13と一致している。
前記二つの頭ピース7,7を耳ピース24,25と交換することによって、異なる種類のキャラクター人形を作ることができる。前記耳ピース24,25によって、請求項6記載の考案でいう「他の第2のピース」が構成されている。なお、交換するピースに形成する造形物は、「耳」に限定されることはなく、例えば「王冠」であったり、「角」であってもよい。「王冠」を有する王冠ピースは、二つの頭ピース7,7を使用して形成することができ、「角」を有する角ピースは、一つまたは二つの頭ピース7を使用して形成することができる。すなわち、外表面11の造形が異なる他のピースは、少なくとも一つの頭ピース7を使用して形成することができる。
頭部2の下端部には、図5および図6に示すように、円形の穴28と、この穴28の周囲に環状に拡がる平坦な底面29とが形成されている。これらの穴28と底面29とは、後述する支持板4に頭部2を取付けるためのものである。前記穴28の開口形状は円形に形成されている。この穴28は、頭部2の下端部を構成する各ピースの凹曲面30が水平方向に並ぶことによって形成されている。前記底面29は、水平方向に延びるように形成されている。
前記支持板4は、図2、図6および図7に示すように、円板状の本体31と、この本体31の上端部に上方へ向けて突設された円柱状の軸32と、前記本体31の下端部に下方へ向けて突設された円柱状の支柱33とから構成されている。この支持板4も着色されたプラスチック材料によって形成されている。
前記本体31には、図7に示すように、後述する胴体部3の部品との干渉を避けるために凹部34,35が形成されている。凹部34で干渉を避ける部品は、胴体部3の後述する右腕36であり、凹部35で干渉を避ける部品は、胴体部3の飾り部品37である。
前記軸32は、支持板4の上で前記頭部2の位置を決めるためのものである。この軸32の軸線は、上下方向を指向している。また、この軸32の外径は、前記頭部2の穴28(顔ピース6と頭ピース7の凹曲面30)に回転自在に嵌合するように形成されている。
この軸32が前記穴28に嵌合した状態においては、頭部2の前記底面29が支持板4の本体31に接触する。すなわち、この軸32が頭部2の穴28に嵌合することによって、頭部2が支持板4に軸32を中心にして回転自在に支持されることになる。
前記支柱33は、支持板4を後述する胴体部3の上端部に位置決めするためのものである。この支柱33の軸線は、前記軸32の軸線と同一軸線上に位置している。
前記胴体部3は、図2、図7〜図9に示すように、キャラクター人形の特徴部分の一つである「腹」を構成する腹ピース41と、特徴部分の一つである「左腕」、「右腕」を構成する左腕ピース42および右腕ピース43とを備えている。前記左腕ピース42は、前記腹ピース41の左側の端部に連結され、前記右腕ピース43は、前記腹ピース41の右側の端部に連結されている。
前記腹ピース41は、前記「腹」と外観形状が一致するように形成されている。左腕ピース42には左腕44が形成され、右腕ピース43には右腕36が形成されている。前記左腕44と右腕36とには、手首を構成する球状部材45がそれぞれ着脱可能に取付けられている。これらの腹ピース41、左腕ピース42および右腕ピース43は、本考案でいう第1のピースを構成している。
胴体部3は、前記腹ピース41、左腕ピース42および右腕ピース43と、これらのピースと協働して一つの躯体を構成する複数の胴体ピース46とから構成されている。前記胴体ピース46は、本考案でいう第2のピースを構成している。この実施の形態による胴体部3は、全てのピースを組み合わせた状態において、内部に中空部S(図8参照)が形成されている。
胴体部3を構成する各ピースは、それぞれプラスチック材料によって形成されており、金型(図示せず)を使用して所定の形状に成型されている。また、腹ピース41の色は、左右の腕ピース42,43や胴体ピース46の色とは異なっている。左右の腕ピース42,43のの色と、胴体ピース46の色とは、同じ色である。なお、これらのピースの色は適宜変更することができるし、胴体ピース46の色は、ピース毎に変えることができる。
胴体部3を構成する各ピースは、図7〜図9に示すように、前記顔ピース6や頭ピース7と同様に、キャラクター人形の外観に現れる外表面11と、この外表面11の裏側に位置する内表面12と、前記外表面11と内表面12とを接続する端面13とを有している。
腹ピース41の外表面11は、キャラクター人形の腹の造形と同じ形状の凸曲面となるように形成されている。この実施の形態による腹ピース41の上端部には、飾り部品37が着脱可能に取付けられている。飾り部品37は、図7に示すように、球37aと円柱37bとを一体に成形したもので、円柱37bを腹ピース41の切り欠き41aに嵌合させることによって腹ピース41に取付けられている。
胴体部3を構成する各ピースの端面13のうち、各ピースの水平方向の両端部に位置する端面13は、図8に示すように、胴体部3の上下方向に延びる中心線Lからなる仮想中心を指向するように形成されている。
腹ピース41と左腕ピース42との連結部分と、腹ピース41と右腕ピース43との連結部分とには、図8に示すように、本考案における第1の連結構造18を構成する突起16と凹部17とが形成されている。
これらの突起16および凹部17は、頭部2に設けられている突起16、凹部17と同じ構成となるように形成されている。突起16は、左腕ピース42の端面13と右腕ピース43の端面13とに形成され、凹部17は、腹ピース41の端面13に形成されている。胴体部3の突起16と凹部17も各ピースの外表面11より胴体部内側(躯体内側)に位置付けられている。
また、図示してはいないが、左腕ピース42と胴体ピース46との連結と、右腕ピース43と胴体ピース46との連結も前記第1の連結構造18によって行われている。
一方、胴体ピース46どうしは、頭部2の頭ピース7と同様に、本考案でいう第2の連結構造23によって連結されている。すなわち、胴体部3の第2の連結構造23は、図1(D)に示すように、互いに隣接する胴体ピース46のうち一方の胴体ピース46に突設された突片21と、他方の胴体ピース46に前記突片21が嵌合可能な形状に形成された切り欠き22とによって構成されている。突片21の基部21aは、括れた形状に形成されている。前記切り欠き22は、前記突片21が胴体部3の外方(中心線Lとは反対側)から嵌合できる形状に形成されている。
胴体部3の上端部には、図7および図8に示すように、上述した支持板4の支柱33を挿入するために円形の穴47が形成されている。この穴47は、胴体部3の上端部を構成する各ピースの凹曲面47aが水平方向に並ぶことによって形成されている。支持板4の支柱33は、この穴47に着脱可能に嵌合する形状に形成されている。胴体部3の上端部における前記穴47の周辺近傍には、前記支持板4を支承するための平坦面48が形成されている。
胴体部3の下端部には、図9に示すように、後述する脚部材5の支柱5a(図2および図9参照)が嵌合する円形の穴49が形成されている。この穴49は、胴体部3の下端部を構成する各ピースの凹曲面49aが水平方向に並ぶことによって形成されている。
前記脚部材5は、前記胴体部3の下端部を構成する各ピースを組み合わせた状態で保持するためのものである。この脚部材5の上端部には、円柱状の支柱5aが形成されているとともに、上方に向けて開口する凹部50が形成されている。この凹部50は、前記胴体部3の下端部に突設された突起51と協働して連結構造52を構成している。この連結構造52は、上述した第1の連結構造18と同一の構成となるように形成されており、脚部材5と、胴体部3の下端部を構成する6個の胴体ピース46とを連結している。
この連結構造52は、脚部材5の上に載せた胴体部3の下端部が個々の胴体ピース46に分かれることを規制する。このため、脚部材5に胴体部3を載せることによって、胴体部3が分解してしまうことを防ぐことができ、胴体部3の載置の安定を図ることができる。
このように構成された立体ジグソーパズル1は、脚部材5の上に胴体部3を載せ、この胴体部3の上に支持板4を介して頭部2を載せることによって組立てることができる。前記頭部2と前記胴体部3とは、それぞれ別に組立てることができる。
頭部2は、キャラクター人形の特徴部分である「顔」を有し、胴体部3は、「腹」、「左腕」および「右腕」などの特徴部分を有している。このため、この実施の形態によれば、特別な形状の前記特徴部分を有するキャラクター人形をジグソーパズルとして形成することができる。
したがって、この実施の形態による立体ジグソーパズル1は、球体のような単純な形状の立体ジグソーパズルに較べると、特徴部分の形状が組立時の手がかりになるから、難し過ぎるようなことがなく、作る楽しみを遊戯者に与えることができる。
この実施の形態による立体ジグソーパズル1は、キャラクター人形からなる立体物を組立てるものである。このため、立体ジグソーパズルを作る楽しみに加えて、キャラクター人形を組立てる楽しみを遊戯者に与えることができる。
また、顔ピース6、腹ピース41などのキャラクター人形の特徴部分となるピースは、それぞれ一つのピースとして形成されているから、キャラクター人形の特徴部分にピースの分割線が表れることがない。このため、この実施の形態による立体ジグソーパズル1によれば、キャラクター人形の特徴部分の外観が損なわれることがないから、キャラクター人形の特徴を充分に表現することが可能な立体ジグソーパズルを提供することができる。
この実施の形態による立体ジグソーパズル1からなる立体物は、略球状の頭部2を有し、この頭部2は、前記顔ピース6と前記頭ピース7とを備え、これらの顔ピース6および頭ピース7の前記端面13が指向して延びる仮想中心Cは、前記略球状の頭部2の中心部に位置している。
このように構成された立体ジグソーパズル1において、前記各ピースの端面13は、頭部2の中心部から放射状に延びるように形成される。すなわち、この立体ジグソーパズル1を組立てるときには、前記端面13の延びる方向(各ピースの例えば両端部の端面13の傾斜する角度)が頭部2を組立てるときの手がかりになる。このため、この立体ジグソーパズル1を組立てる遊戯者においては、組立時の手がかりが増えるから、より一層楽しく組立てることができる。また、前記頭部2は、他の部分(胴体部3)とは別に組立てることができる。このため、この実施の形態によれば、頭部2を他の部分より先にまたは後に組立てることができるから、キャラクター人形(立体物)を組立てる際の楽しみ方を増やすことができる。
この実施の形態による立体ジグソーパズル1は、頭部2と、この頭部2を支持する胴体部3とを備え、この胴体部3は、腹ピース41、左右の腕ピース42,43および胴体ピース46を備えるとともに、上下方向に延びるように形成されている。この胴体部3の各ピースにおける水平方向の両端部に位置する端面13は、胴体部3の上下方向に延びる中心線Lからなる仮想中心を指向するように形成されている。この端面13は、胴体部3の中心線Lから放射状に延びるように形成される。
すなわち、この端面13の角度(各ピースの例えば両端部の端面13の傾斜する角度)が胴体部3を組立てるときの手がかりになる。このため、この実施の形態による立体ジグソーパズル1を組立てる遊戯者においては、胴体部3と前記頭部2とをそれぞれ楽しく組立てることができる。
この実施の形態による立体ジグソーパズル1は、頭部2と胴体部3との間に支持板4が設けられ、この支持板4の上端部には、前記頭部2の下端部を構成するピースと回転自在に嵌合する円柱状の軸32が突設されている。すなわち、前記頭部2は、前記軸32を中心として回転させることができる。
このため、この実施の形態で示す立体ジグソーパズル1においては、組立てた後に頭部2を回転させてキャラクター人形の姿勢を変えて楽しむことができる。
この実施の形態による胴体部3の下端部には、この胴体部3の下端部を構成する各ピースを組み合わせた状態で保持する脚部材5が設けられている。この立体ジグソーパズル1においては、前記脚部材5によって胴体部3の載置の安定が図られるから、組立後のキャラクター人形を容易に展示することができる。このため、この実施の形態によれば、組立後の立体ジグソーパズル1を鑑賞する楽しみを遊戯者に与えることができる。
この実施の形態に示す立体ジグソーパズル1は、頭部2の複数の頭ピース7のうち、少なくとも一つの頭ピース7は、端面13の形状および位置が等しくかつ外表面11の造形が異なる他のピース(耳ピース24,25)と交換可能に形成されている。このため、外表面11の造形が異なる他のピース(耳ピース24,25)を取付けることによって、キャラクター人形の形状を変えることができる。
したがって、この実施の形態によれば、交換するピースを最小限として製造コストを少なく抑えながら、キャラクターが異なる複数種類の立体ジグソーパズル1を製造することができる。
なお、頭部2の一部の頭ピース7を造形が異なる他のピースに交換する場合は、胴体部3のピースも関連する形状のものと交換できるように形成することができる。例えば、一部の頭ピース7を王冠ピース(図示せず)に変える場合は、剣を有する部材を右腕ピース43に球状部材の代わりに取付けることができる。
上述した実施の形態においては、二つの躯体(頭部2と胴体部3)を備えている立体ジグソーパズルについて説明した。しかし、本考案の立体ジグソーパズルは、このような限定にとらわれることはなく、躯体が一つである立体物や、躯体が三つ以上ある立体物とすることができる。
本考案に係る立体ジグソーパズル1は、全高が約10cm、胴体部3の高さが約5cm、頭部2の外径が約5cmとなるように形成することができる。また、顔ピース6、頭ピース7、腹ピース41および胴体ピース46の厚みは、約8mmに形成することができる。
1…立体ジグソーパズル、2…頭部、3…胴体部、4…支持板、5…脚部材、6…顔ピース、7…頭ピース、11…外表面、13…端面、16…突起、17…凹部、18…第1の連結構造、23…第2の連結構造、21…突片、22…切り欠き、24,25…耳ピース、32…軸、41…腹ピース、42…左腕ピース、43…右腕ピース、46…胴体ピース、C…仮想中心、L…中心線。

Claims (6)

  1. 立体物の特徴部分と外観形状が一致するように形成された第1のピースと、
    前記第1のピースと協働して前記立体物の躯体を形成する複数の第2のピースと、
    前記第1のピースと前記第2のピースとを連結する第1の連結構造と、
    互いに隣り合う前記第2のピースどうしを連結する第2の連結構造とを備え、
    前記第1のピースおよび前記第2のピースは、前記立体物の外観に現れる外表面と、
    この外表面の端縁から前記躯体内の仮想中心を指向して延びる端面とを有し、
    前記第2のピースの前記外表面の輪郭は、隣接する第1または第2のピースの外形に倣う形状に形成され、
    前記第1の連結構造は、前記第1のピースと前記第2のピースのうち一方のピースの前記端面における前記外表面より前記躯体内側の部位に突設された突起と、他方のピースの前記端面に前記突起が嵌合可能に形成された凹部とによって構成され、
    前記第2の連結構造は、互いに隣接する第2のピースのうち一方の第2のピースに基部が括れる状態で突設された突片と、他方の第2のピースに前記突片が嵌合可能に形成された切り欠きとによって構成されていることを特徴とする立体ジグソーパズル。
  2. 請求項1記載の立体ジグソーパズルにおいて、前記立体物は略球状の頭部を有し、
    前記頭部は、前記第1のピースと前記第2のピースとを備え、
    これらの第1のピースおよび第2のピースの前記端面が指向して延びる仮想中心は、前記略球状の頭部の中心部に位置していることを特徴とする立体ジグソーパズル。
  3. 請求項2記載の立体ジグソーパズルにおいて、前記立体物は、前記頭部と、この頭部を支持する柱状部とを備え、
    前記柱状部は、前記第1のピースと前記第2のピースとを備えるとともに、上下方向に延びるように形成され、
    前記柱状部の第1のピースおよび第2のピースにおける水平方向の両端部に位置する端面は、前記柱状部の上下方向に延びる中心線を仮想中心として形成されていることを特徴とする立体ジグソーパズル。
  4. 請求項3記載の立体ジグソーパズルにおいて、前記頭部と前記柱状部との間には、支持板が設けられ、
    前記支持板の上端部には、前記頭部の下端部を構成するピースと回転自在に嵌合する円柱状の軸が突設されていることを特徴とする立体ジグソーパズル。
  5. 請求項3または請求項4記載の立体ジグソーパズルにおいて、前記柱状部の下端部には、この柱状部の下端部を構成する各ピースを組み合わせた状態で保持する脚部材が設けられていることを特徴とする立体ジグソーパズル。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちいずれか一つに記載の立体ジグソーパズルにおいて、複数の前記第2のピースのうち、少なくとも一つの第2のピースは、前記端面の形状および位置が等しくかつ前記外表面の造形が異なる他の第2のピースと交換可能に形成されていることを特徴とする立体ジグソーパズル。
JP2010000251U 2010-01-18 2010-01-18 立体ジグソーパズル Expired - Fee Related JP3158461U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010000251U JP3158461U (ja) 2010-01-18 2010-01-18 立体ジグソーパズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010000251U JP3158461U (ja) 2010-01-18 2010-01-18 立体ジグソーパズル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3158461U true JP3158461U (ja) 2010-04-02

Family

ID=54862017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010000251U Expired - Fee Related JP3158461U (ja) 2010-01-18 2010-01-18 立体ジグソーパズル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3158461U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130134174A1 (en) * 2011-11-29 2013-05-30 Robert Gluck Food and/or drink container with attachable body parts and/or facial features and method of making and using the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130134174A1 (en) * 2011-11-29 2013-05-30 Robert Gluck Food and/or drink container with attachable body parts and/or facial features and method of making and using the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7237113B2 (ja) 人形型玩具
US6511359B1 (en) Bobbling head toy figurine with photo receiving chamber
US3830012A (en) Doll with changeable face and belly portions
JP6197092B1 (ja) 玩具
JP7166130B2 (ja) 組立玩具
JP7226970B2 (ja) 連結玩具
JP3158461U (ja) 立体ジグソーパズル
CN102921174A (zh) 积木公仔
WO2022070738A1 (ja) 玩具
JP5182905B1 (ja) 組立式消しゴム
CN212881011U (zh) 一种具有包壳结构的模型玩具
JP7066770B2 (ja) 玩具
JP7559124B1 (ja) 玩具
JP3173685U (ja) 人形玩具における頭部構造及び人形玩具
JP3235031U (ja) 人形玩具における頭部構造
JP7411842B1 (ja) 玩具
JP3082241U (ja) 人形、動物などの玩具
JP7462706B2 (ja) 玩具
CN217409722U (zh) 组装玩具人偶和玩具套装
JP7398527B1 (ja) 玩具
JP5492678B2 (ja) 組み立て玩具
JP2004305275A (ja) パズル型フィギュア
CN216909149U (zh) 一种恐龙玩具及具有该恐龙玩具的积木
JP2024139680A (ja) 玩具
TW201304844A (zh) 積木公仔

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3158461

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140310

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees