JP3158435U - 型枠用セパレータ - Google Patents

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坂口 伸宏
伸宏 坂口
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株式会社京都スペーサー
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Abstract

【課題】コンクリート建造物における型枠取り外し後の仕上げ作業が容易に行え、かつ、コンクリート建造物のセパレータ配置位置からのひび割れや錆汁の漏れ出しの防止を図る型枠用セパレータを提供する。【解決手段】端部に固定具30を装着するためのネジ部6が備えられるとともに、そのネジ部6の内方位置の表面に位置決め用凸部3が設けられ、その位置決め用凸部3の内方位置の表面に切除用凹部4が設けられ、その切除用凹部4の内方位置の表面に回転阻止用凸部5が設けられた軸体2と、軸体2の端部から挿通されて位置決め用凸部3にその内面が係止することで位置決め配置され、その外面において固定具30との間に型枠20を固定する固定プレート10とにより型枠用セパレータを構成する。【選択図】図4

Description

この考案は、型枠用セパレータの改良に関する。
図6は従来における型枠用セパレータ100を示し、軸本体101の両端に固定具102のそれぞれが取り付けられて構成されている。取り付け具102は側面台形のプラスチックス製の円垂体104の外面に固定用ネジ棒105がインサートされて構成されていて、その内面側に軸本体101のネジ部107が螺入されるようになっている。そして、そのネジ部107に螺着される固定具と円錐体104の外面との間に型枠を挟み固定するように用いられる。取り付け具102はコンクリート建造物が固化して型枠が外された後に建造物面から取り外され、その取り外した凹み部に樹脂モルタルが充填されて表面が仕上げられる。
上記取り付け具102を取り外した後の凹み部は1個の建造物においてきわめて多数となり、その凹み部それぞれにおいて埃や汚れを取り除き樹脂モルタルを充填するのには非常に手間がかかるとともに、作業者の技術が未熟な場合にはその作業が十分になされず表面仕上がりが悪くなる場合があった。さらに、取り付け具102の大きさは建造物の強度や樹脂充填の観点からもあまり大きくできず、したがって軸本体101の端部Tの樹脂モルタルへの埋設深さ(建造物における埋設深さ)Xが12mm程度と浅く、その端部T位置部分からのひび割れや錆汁の漏れ出し問題もあった。
この考案は上記の点に鑑みて行ったもので、型枠取り外し後の仕上げ作業が容易に行え、かつ、コンクリート建造物のセパレータ配置位置からのひび割れや錆汁の漏れ出しの問題を解消することを目的とする。
この考案では、端部に固定具を装着するためのネジ部が備えられるとともに、そのネジ部の内方位置の表面に位置決め用凸部が設けられ、その位置決め用凸部の内方位置の表面に切除用凹部が設けられ、その切除用凹部の内方位置の表面に回転阻止用凸部が設けられた軸体と、前記軸体の端部から挿通されて前記位置決め用凸部にその内面が係止することで位置決め配置され、その外面において前記固定具との間に型枠を固定する固定プレートと、からなることを特徴とする型枠用セパレータを提供する。
上記構成によれば、型枠が取り外された後のコンクリート建造物の表面には従来のように大きな凹み部が残らず、その仕上げ作業は軸体の捻り切られた部分が取り除かれた細径の穴を樹脂モルタルやプラスチック栓で塞ぐことにより容易になされる。また、軸体の切除位置が25〜35mm程度と適宜深い位置とできることで、セパレータの端部の建造物への埋設探さが深くできる。
とくに、固定プレートがその周縁に前記型枠の内面に当接する環状の固定脚縁を備える構成とされることで、型枠の強固な固定が可能となるとともに固定プレートと型枠面との間にコンクリート液が侵入することがなくて良好な仕上がりが得られる。さらに、軸体における切除用凹部から位置決め用凸部に至る部分が端部側にいくにしたがい徐々に太径とされることで、軸体の捻り切られた部分の外部への引き出しがスムーズになされる。
この考案のようによれば、型枠取り外し後の仕上げ作業が容易に行え、かつ、コンクリート建造物のセパレータ配置位置からのひび割れや錆汁の漏れ出しが防止される。
この考案の型枠用セパレータの正面図 この考案の型枠用セパレータの要部拡大斜視図 この考案の型枠用セパレータの要部拡大正面図 この考案の型枠用セパレータの使用説明図 この考案の型枠用セパレータの使用説明図 従来例の型枠用セパレータの正面図
図1はこの考案の型枠用セパレータの外観正面図、図2、図3は同要部拡大図である。型枠用セパレータ1は鉄製で、円柱状の軸体2とその両端に装着される一対の固定プレート10とよりなる。軸体2のそれぞれの端部には固定用のネジ部6のそれぞれが設けられ、それらネジ部6の内方位置の表面に扁平加工され両側に突設される係止用凸部55が設けられ、それら係止用凸部55内方位置の表面に環状の位置決め用凸部3のそれぞれが設けられ、それら位置決め用凸部3の内方位置の表面に環状の切除用凹部4のそれぞれが設けられ、それら切除用凹部4の内方位置の表面に扁平加工され両側に突設される回転阻止用凸部5のそれぞれが設けられている。上記切除用凹部4から位置決め用凸部3に至る部分7の長さは30mmとされ、かつ、その表面はテーパーを持って端部側にいくにしたがい徐々に太径とされている。
固定プレート10は円形で軸体2への装着穴11を備えており、その周縁には連続して型枠の内面に当接する環状の固定脚縁12が一体に備えられている。固定プレート10は端部から挿通されて位置決め用凸部5にその内面が係止することで軸体2に装着配置される。
図4は型枠用セパレータ1の使用状態を示し、ネジ部6に螺着装着された固定具30と位置決め用凸部3により内方への移動が阻止されて位置決めされた固定プレート10とに挟持されて型枠20が固定されている。その固定作業に際しては、係止用凸部55が型枠20の挿通穴部分において内面に係止することで型枠用セパレータ1は回転が阻止されて仮止め状態とでき、これにより作業性が高められる。型枠用セパレータ1の相対する側においても型枠20が固定され、その一対の型枠20間にコンクリートCが流入されて固化される。
コンクリートCの固化後、まず、固定具30が取り外されてネジ部6に工具により大きな回転力を加えると、回転阻止用凸部5がコンクリートC内に食い込んで強固に固定されており、かつ、その外側位置に切断強度が小さくなる切除用凹部4があることで、軸体2はその切除用凹部4において捻り切られる。次に、その軸体2の捻り切られた部分Bが固定プレート10とともに外部に引き出される。固化したコンクリートC面には軸体2の捻り切られた部分Bが取り除かれた穴50と固定プレートの取り除かれた扁平な円形の凹み51が残り、穴50に注入ガンにより樹脂モルタルが充填されて仕上げがおこなわれる。
上記において、まず固定具30を締め付けていくことで型枠20の内面に固定プレート10の固定脚縁12が当接し、そこに力が集中することで強固な固定が可能となる。また、固定プレート10が単なる面体である場合には固定プレート10と型枠20面との間にコンクリート液が侵入して固定プレート10を除去した際の仕上がりが悪くなるが、固定プレート10が環状の固定脚縁12を持つ構成によりコンクリート液の侵入がなく仕上がりが良好となる。
また、軸体2の切除用凹部4から位置決め用凸部3に至る部分7が30mmと長くされているので、施工完了時においてはセパレータの端部の建造物への埋設深さ(従来例でのXに相当)が30mmと深くなり、これによりその端部位置部分からのひび割れや錆汁の漏れ出しが確実に防止される。
また、切除用凹部4から位置決め用凸部3に至る部分7の表面がテーパーを持って端部側にいくにしたがい徐々に太径とされていることで、軸体2の捻り切られた部分Bの外部への引き出しがスムーズになされる。
また、軸体2の捻り切られた部分Bが取り除かれた穴50は細径の穴となるので、樹脂モルタルの注入ガンを用いることでその充填仕上げが従来に比して容易に行え、また、単に棒状のプラスチックス栓を付することにより仕上げも可能となる。
1 型枠用コンクリート
2 軸体
3 位置決め用凸部
4 切除用凹部
5 回転阻止用凸部
6 ネジ部
10 固定プレート
20 型枠
30 固定具
C コンクリート

Claims (4)

  1. 端部に固定具を装着するためのネジ部が備えられるとともに、そのネジ部の内方位置の表面に位置決め用凸部が設けられ、その位置決め用凸部の内方位置の表面に切除用凹部が設けられ、その切除用凹部の内方位置の表面に回転阻止用凸部が設けられた軸体と、
    前記軸体の端部から挿通されて前記位置決め用凸部にその内面が係止することで位置決め配置され、その外面において前記固定具との間に型枠を固定する固定プレートと、
    からなることを特徴とする型枠用セパレータ。
  2. 前記固定プレートが、その周縁に前記型枠の内面に当接する環状の固定脚縁を備えることを特徴とする請求項1記載の型枠用セパレータ。
  3. 前記軸体における前記切除用凹部から前記位置決め用凸部に至る部分が前記端部側にいくにしたがい徐々に太径とされている請求項1または2記載の型枠用セパレータ。
  4. 前記軸体における前記切除用凹部から前記位置決め用凸部に至る部分が25〜35mmである請求項1、2または3記載の型枠用セパレータ。
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