JP3158423U - 垂直型搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大根や人参などの根菜類を確実に上方に搬送することができる垂直型搬送装置を提供する。【解決手段】垂直方向に形成した基枠2の上端に取付けた駆動モータ21と減速機22で、前記基枠2の中心垂直方向に取付けた回転軸5を回転可能に軸支する。回転軸の上下方向に一定間隔で螺旋状に取付けた複数本の支持アームの先端に複数のスパイラルコイルからなる第1〜4コイル7〜10をそれぞれ半径と高さを相違して螺旋状に取付けて搬送部6を形成してある。この搬送部の一側垂直方向に被搬送物Xを保持するガイド側板15と、被搬送物Xの回転を防止する係止板16を基枠2の上下方向に取付け、基枠2の下端一側に挿入口25を設け、上端一側に排出口32を形成し、排出口に被搬送物Xを排出口32から排出シュータ33に排出する排出爪部を取付けて形成してある。【選択図】図1

Description

本考案は、食品加工工場において、大根や人参などの根菜類を搬送する垂直型搬送装置の改良に関する。
従来、食品加工工場において、野菜、特に大根や人参などの根菜類を食品加工する場合、製造工程において工場の上方に搬送する場合がある。その場合、根菜類を地上から2〜3メートルの高さまで持ち上げる方法として、ベルトコンベアやチェーンコンベアまたはリフトなどを使用して持ち上げることが行われている。
前記ベルトコンベアやチェーンコンベアを使用して大根などの重量のある根菜類を上方に搬送する場合、コンベアの表面にそのまま載せて搬送すると、根菜類は断面形状が略円形であるため転がりやすく安定して搬送することが困難である。特にコンベアは傾斜して設置してあるため転がり落ちる可能性があるため、無端ベルトの上面に一定間隔で係止鍔部を設け、該係止鍔部に搬送する大根などを係止させて搬送することにより落下したり転がるのを防止しているベルトコンベアやチェーンコンベアが知られている。

特開平5−8830号公報
しかし、前記ベルトコンベアやチェーンコンベアは、スロープを利用して搬送するため、工場内に設置するには広いスペースを必要とし、搬送する側と受ける側に人を配置して該コンベア上に載置させた搬送物の上げ下ろしをしなければならず非能率的であった。
そこで、上記問題点を解決するため、垂直方向に移動するリフトや垂直搬送(スパイラルコンベア)装置が使用されている。前記リフトは、構造が複雑でコストが高く不経済であると共に、根菜類をリフトに乗せたり降ろしたりする作業に手間と時間がかかり非能率的である。
また、垂直型のスパイラルコンベアは、該コンベアを回転させる回転軸に取付けられている螺旋翼は、粉状物や粒状物の場合は上昇可能であるが、大根や人参などの断面略円形状のものは螺旋翼との接触面積が少ないので摩擦抵抗が少ないため滑りやすく、また、回転により生じる遠心力が加わって遠心方向に転がってしまいスムースに上昇させることが困難であった。
また、前記ベルトコンベアやリフト、またはスパイラルコンベアは構造が複雑であることから、食品工場で頻繁に行われるいわゆる消毒、洗浄作業(サニテーション)が困難で効率的に行うことができないなど多くの問題点を有している。
本考案は、食品工場での設置スペースを小スペースで設置できる垂直型のスパイラルコンベアを使用し、しかも構造が簡単で、根菜類を確実でスムースに上昇させることができ、且つ、サニテーションを容易に行うことができる搬送装置を提供することを目的とする。
本考案は、垂直方向に設けた基枠2の内部中心に回転軸5を回転可能に軸支し、該回転軸の周面に螺旋状に形成してなる搬送部6を設け、前記基枠2の一側内面に、前記搬送部6の回転により上昇する根菜類の被搬送物Xを当接しながら案内するガイド板15を設けると共に、該ガイド板の内面一側に前記搬送部上に載置させた被搬送物回動係止用の係止板(16)を前記ガイド板の内面一側に上下方向にそれぞれ取付け、減速機22を介して駆動モータ21を前記回転軸5の端部に回転可能に連結してなることを特徴とする。また、前記搬送部6は、複数の支持アーム12を前記回転軸5の周囲に半径方向に突出させて十字状に配して螺旋状に取付け、該支持アームの先端支持部13にスパイラルコイルからなる第1,2,3、4コイル7、8、9、10の半径と高さをそれぞれ相違して、第1コイル7は前記支持部13の先端最下段に位置し、第2コイル8は前記第1コイル7の内側で該第1コイル1本分高く位置し、第3コイル9は前記第2コイル8より内側で高さを該第2コイル2本分高く位置し、第4コイル10は前記第3コイル9と同一半径で該第3コイル3本分高く位置してそれぞれ螺旋状に取付けてなることを特徴とする。さらに、前記基枠2の下端に、前記ガイド板15に接して下端に前記被搬送物Xを搬送部6上に載置させる挿入口25を設けると共に、前記ガイド板15の上部には該搬送部6の回動により上昇する被搬送物Xを排出する排出口32を設け、該排出口の回動により上昇した被搬送物Xを前記ガイド板の上端から遠心方向に排出させる排出口32に排出シュータ33を設けてなることを特徴とする。
したがって、垂直方向に形成した基枠2内に螺旋状の搬送部6を取付けた回転軸5を回転可能に軸支して形成したことにより、工場内の設置スペースが少なくてすみ経済的であり、搬送手段に複数のスパイラルコイルからなる第1〜4コイルを使用したことにより一定間隔に隙間ができ、確実に被搬送物Xとの摩擦抵抗ができて安定してスムースに上方に搬送することができる。さらに、基枠2内は回転軸5とガイド側板15と係止板16のみであるため構造が簡単でメンテナンスが容易で、且つ、洗浄、消毒であるサニテーションを容易に行うことができ衛生的である。
さらに本考案は、前記搬送部6は、前記第3,4コイル9,10の上方端部から遠心方向に突設させた弧状押出部9a、10aを該搬送部の上方に配設すると共に、前記係止板16の上部先端に取付けた排出爪部35を前記第1,2コイル7,8上に配設し、該係止板に係止しながらガイド板15の内面に案内されて上昇する被搬送物Xを前記弧状押出部9a,10aにより該ガイド板の上部に設けた排出口32から遠心方向に押し出し、被搬送物Xの自重により前記排出シュータ33に排出させることを特徴とする。また、垂直方向に形成した基枠2の上端に取付けた駆動モータ21と減速機22を介して前記基枠2の内部中心に垂直方向に設けた回転軸5を回転可能に軸支し、該回転軸の周囲に一定間隔で螺旋状に配して高さを違えて十字状に取付けた複数本の支持アーム12の先端に前記第1,2,3,4コイル7、8、9、10をそれぞれ半径の長さと高さを違えて螺旋状に設けた搬送部6の一側垂直方向に被搬送物Xを当接して案内するガイド板15を前記基枠の一側内面に設けると共に、被搬送物Xの回動を係止する係止板16を前記ガイド板15の一側端部に上下方向に取付けて形成し、前記ガイド板15の下端に設けた被搬送物Xを挿入する挿入口25を設け、前記ガイド板15の上端一側に形成した排出口32に搬送部6により上昇する被搬送物Xを該排出口32から排出シュータ33上に排出する排出爪部35を該搬送部の上方に位置して設けてなることを特徴とする。
したがって、垂直方向を長尺にした基枠2内に回転軸5を回転可能に軸支して形成したことにより、工場内での設置スペースが少なくてすみ経済的であり、搬送部6をスパイラルコイルからなる第1〜4コイル7、8、9、10で形成したことにより、各コイルとコイルとの間に隙間を設けてあるため断面円形の根菜類を確実に保持して上方に搬送することができ、且つ、構造が簡単でメンテナンスが容易で、しかも、食品工場であることから洗浄、消毒を行うサニテーションが容易で衛生的である。
本考案に係る垂直搬送装置の正面図である。 図1の平面図である。 図1のA−A線拡大断面図である。 搬送部の要部を拡大した縦断面図である。 排出口の要部を拡大した横断面図である。 排出口に取付けた排出爪部の正面図である。
以下本考案の実施の形態を図面により説明すると、図1は本考案に係る垂直搬送装置の正面図、図2は図1の平面図、図3は図1のA−A線拡大断面図、図4は搬送部の要部を拡大した縦断面図、図5は排出口の要部を拡大した横断面図、図6は排出口に取付けた排出爪部の正面図である。本考案に係る垂直搬送装置1は、垂直方向に長尺で所定の高さ(例えば、3000〜4000mm、好ましくは、3200mm)の長さに形成した基枠2内の中心で軸心方向に、同じく垂直方向に長尺に形成した回転軸5を回転可能に軸支し、該回転軸の周囲に複数本のスパイラルコイルなどからなる第1〜4コイル7、8、9、10を上下方向に螺旋状に取付けて搬送部6を形成してある。
前記搬送部6は、上下方向に一定間隔または任意間隔に多数の支持アーム12を前記回転軸5の周囲にそれぞれ半径方向に突出させて十字状に設けてなり、さらに、該支持アームの先端にはそれぞれ半径の長さと高さを違えて、略弧状部をなすように端面部分を階段状に形成した支持部13に、前記第1コイル7、第2コイル8、第3コイル9、第4コイル10の高さをそれぞれ違えて取り付けて形成してある。搬送部6を構成している第3,4コイル9、10の端部から遠心方向に突出させた弧状押出部9a,10aを、該搬送部の上方に配設すると共に、後記する係止板16の上部先端に取り付けた排出爪部35を前記第1,2コルル上に配してある。
前記第1コイル7は、例えば半径300mmであって、前記支持アーム12の先端に設けた支持部13の最下段に位置して取り付けてある。前記第2コイル8は、例えば半径265mmであって、前記第1コイル7の内側であって、該第1コイル一本分位高い位置に取付けてある。前記第3コイル9は、例えば半径230mmであって、第2コイル8より内側であって該コイル二本分位高い位置に取付けてある。前記第4コイル10は、前記第3コイル9と同一半径であって、該コイル三本分位高い位置に取り付けてある。このように第1〜4コイルはそれぞれ高さ及び半径の距離を違えて上下方向に連続して螺旋状に形成してある。これにより、第1〜4コイルの先端部に根菜類を上方に案内するのに便利な弧状部を形成してある。
21は、前記基枠2の上端に取付けた電源200VACと接続した駆動モータで、該駆動モータは前期回転軸の一端、好ましくは上端に位置して設けた減速機22を介して前記回転軸5を回転可能に軸支してある。
27は投入ガイド枠で、前記基枠2の下端一側に設けた挿入口25の外側に取付け、被搬送物Xを載せるガイド面部28を挿入口25方向に傾斜させて形成し、該ガイド面部の先端に、前記挿入口22と同一軸線上に溝部29を設け、大根や人参などの根菜類である被搬送物Xが自重で挿入可能に取付けてある。
32は排出口で、前記基枠2内に取付けた搬送部6の上端一側に、該搬送部により搬送された被搬送物Xを排出するもので前記ガイド板の上端に形成してあり、該排出口の一側に前記搬送部6により上昇された被搬送物Xを排出シュータ33方向に排出する排出爪部35を取付けてある。
この排出口32は、前記搬送部6の任意箇所に設けることができ、必ずしも基枠2の最上段に設ける必要はない。排出口32は必要とする所望の高さのガイド板15に開口してあり、該排出口の一端に位置させて前記係止板16の先端に取り付けた排出爪35によって上方に搬送された被搬送物Xを排出することができる。
38は前記基枠2の周面に必要に応じて取付ける保護カバー板で、前記基枠2の一側に取付けたガイド板15を取付けた壁面以外の他の壁面にそれぞれ取付けて搬送部6内に埃やごみが付着するのを防止している。
以下、本考案の実施形態の作用について説明すると、食品工場内の所定箇所に設置された垂直型搬送装置1は、装置が垂直方向に位置して取り付けてあるため広いスペースを必要とせずコンパクトに装置を設置することができる。
加工するための根菜類である被搬送物Xは、洗浄後、基枠2の一側に位置した投入ガイド枠27のガイド面28上に並べると、ガイド面28が挿入口25方向に傾斜しているため、被搬送物Xは自重で溝部29方向に落下し挿入口25方向に移動して送り込まれる。
挿入口25から回転している搬送部6に送られた被搬送物Xは、図4に示すごとく、搬送部6とガイド板部15とにより保持され、先端を係止板16により係止される。したがって、被搬送物Xは、搬送部6の回転方向への移動が係止板16により係止され、且つ、搬送部6の回転方向が時計回り方向と反対方向に回転し、搬送部6のスパイラルが時計回り方向に設けてあるため、係止板16に係止された位置で上昇する。
挿入口25から回転している搬送部6に送られた被搬送物Xが上昇すると、次の被搬送物Xは自重で溝部29から挿入口25に送られ、回転している搬送部6に移動して先端が係止板16に当接して停止し、当該位置で順次上昇させることができる。
したがって、被搬送物Xは図1に示すごとく、搬送部6の螺旋状に形成した一ピッチごとに一本の被搬送物Xが位置するため、一定間隔ごとに被搬送物Xを上昇させて送ることができ、次の工程が便利である。
図4に示すごとく、搬送部6に送られた被搬送物Xは、それぞれ大きさにより断面積が相違するが、胴部を各コイルとコイルとの間に隙間を設けたことにより、第1、2、3コイル7、8、9とガイド側板15との三〜四点で支持され、先端は係止板16により係止される。したがって、断面略円形に形成されている被搬送物Xを、搬送部6の回転による遠心力で回転したりせず、安定した状態で保持された状態で上昇させることができる。
搬送部6の回転により上昇した被搬送物Xが排出口32に達すると、該排出口に取付けた排出爪部35の角度を搬送部6と直角方向に設けてあるため、被搬送物Xの先端が排出爪部35に当たると角度と方向を変えて、後端が搬送部6の回転により上昇しながら排出シュータ33方向に重心移動して押し出され、被搬送物Xを横向きから縦向きに方向転換させて排出口32から排出して次の工程方向に滑落させる。
したがって、それぞれ断面積と長さが相違する被搬送物Xであっても、搬送部6がスパイラルコイルからなる第1〜4コイルにより隙間を設けて形成してあるため、被搬送物Xを確実に保持し安定して上昇させることができ、且つ、被搬送物Xを投入ガイド枠27の下部に設けた挿入口25内に挿入するだけで根菜類などの被搬送物を自重を利用して進入および排出することができるため人員が少なくてすみ、作業が能率的である。
装置全体は、基枠2の中央に搬送部6有した回転軸5が軸支され、一側にガイド側板15と係止板16を設けた構成であることから、メンテナンスが簡単でコストも安価で経済的であると共に、食品工場で大切な洗浄・消毒(サニテーション)が容易で衛生的であり、作業能率の向上を図ることができる。
1 垂直搬送装置
2 基枠
5 回転軸
6 搬送部
7 第1コイル
8 第2コイル
9 第3コイル
10 第4コイル
12 支持アーム
13 支持部
15 ガイド板
16 係止板
17 保持板
21 駆動モータ
22 減速機
25 挿入口
27 投入ガイド枠
28 ガイド面部
29 溝部
32 排出口
33 排出シュータ
35 排出爪部

Claims (5)

  1. 垂直方向に設けた基枠(2)の内部中心に回転軸(5)を回転可能に軸支し、該回転軸の周面に螺旋状に形成してなる搬送部(6)を設け、前記基枠(2)の一側内面に、前記搬送部(6)の回転により上昇する根菜類の被搬送物(X)を当接しながら案内するガイド板(15)を設けると共に、該ガイド板の内面一側に前記搬送部上に載置させた被搬送物回動係止用の係止板(16)を前記ガイド板の内面一側に上下方向にそれぞれ取付け、減速機(22)を介して駆動モータ(21)を前記回転軸(5)の端部に回転可能に連結してなることを特徴とする垂直型搬送装置。
  2. 前記搬送部(6)は、複数の支持アーム(12)を前記回転軸(5)の周囲に半径方向に突出させて十字状に配して一定間隔毎に螺旋状に取付け、該支持アームの先端支持部(13)にスパイラルコイルからなる第1、2、3、4コイル(7、8、9、10)の半径と高さをそれぞれ相違して、第1コイル7は前記支持部(13)の先端最下段に位置し、第2コイル(8)は前記第1コイル(7)の内側で該第1コイル1本分高く位置し、第3コイル(9)は前記第2コイル(8)より内側で高さを該第2コイル2本分高く位置し、第4コイル(10)は前記第3コイル(9)と同一半径で該第3コイル3本分高く位置してそれぞれ螺旋状に取付けてなることを特徴とする請求項1記載の垂直型搬送装置。
  3. 前記基枠(2)の下端に、前記ガイド板(15)に接して下端に前記被搬送物(X)を搬送部(6)上に載置させる挿入口(25)を設けると共に、前記ガイド板(15)の上部には該搬送部(6)の回動により上昇する被搬送物(X)を排出する排出口(32)を前記基枠(2)の上端に設け、該排出口には前記搬送部(6)により上昇した被搬送物(X)を前記ガイド板の上端から外方に排出させる排出口(32)に排出シュータ(33)を設けてなることを特徴とする請求項1記載の垂直型搬送装置。
  4. 前記搬送部(6)は、前記第3,4コイル(9,10)上方端部から遠心方向に突設させた弧状押出部(9a、10a)を該搬送部の上方に配設すると共に、前記係止板(16)の上部先端に取付けた排出爪部(35)を前記第1,2コイル(7,8)上に配設し、該係止板(16)に係止しながらガイド板(15)の内面に案内されて上昇する被搬送物(X)を前記弧状押出部(9a,10a)により該ガイド板の上部に設けた排出口(32)から遠心方向に押し出し、被搬送物(X)の自重により前記排出シュータ(33)に排出させることを特徴とする請求項1記載の垂直型搬送装置。
  5. 垂直方向に形成した基枠(2)の上端に取付けた駆動モータ(21)と減速機(22)を介して前記基枠(2)の内部中心に垂直方向に設けた回転軸(5)を回転可能に軸支し、該回転軸の周囲に一定間隔で螺旋状に配して高さを違えて十字状に取付けた複数本の支持アーム(12)の先端に前記第1,2,3,4コイル(7、8、9、10)をそれぞれ半径の長さと高さを違えて螺旋状に設けた搬送部(6)の一側垂直方向に被搬送物(X)を当接して案内するガイド板(15)を前記基枠の一側内面に設けると共に、被搬送物(X)の回動を係止する係止板(16)を前記ガイド板(15)の一側端部に上下方向に取付けて形成し、前記ガイド板(15)の下端に設けた被搬送物(X)を挿入する挿入口(25)を設け、前記ガイド板(15)の上端一側に形成した排出口(32)に搬送部(6)により上昇する被搬送物(X)を該排出口(32)から排出シュータ(33)上に排出する排出爪部(35)を該搬送部の上方に位置して設けてなることを特徴とする請求項1記載の垂直型搬送装置。
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