JP3158292U - 自転車歩行者道又は自転車歩行者専用道路用境界ブロック - Google Patents
自転車歩行者道又は自転車歩行者専用道路用境界ブロック Download PDFInfo
- Publication number
- JP3158292U JP3158292U JP2010000114U JP2010000114U JP3158292U JP 3158292 U JP3158292 U JP 3158292U JP 2010000114 U JP2010000114 U JP 2010000114U JP 2010000114 U JP2010000114 U JP 2010000114U JP 3158292 U JP3158292 U JP 3158292U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bicycle
- pedestrian
- lane
- road
- boundary block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000004568 cement Substances 0.000 claims abstract description 10
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 6
- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 claims description 6
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract description 23
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 13
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 abstract description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 4
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 2
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 2
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 241000287462 Phalacrocorax carbo Species 0.000 description 1
- 239000011398 Portland cement Substances 0.000 description 1
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N iron oxide Inorganic materials [Fe]=O UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N magnesium oxide Inorganic materials [Mg]=O CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000395 magnesium oxide Substances 0.000 description 1
- AXZKOIWUVFPNLO-UHFFFAOYSA-N magnesium;oxygen(2-) Chemical compound [O-2].[Mg+2] AXZKOIWUVFPNLO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- NDLPOXTZKUMGOV-UHFFFAOYSA-N oxo(oxoferriooxy)iron hydrate Chemical compound O.O=[Fe]O[Fe]=O NDLPOXTZKUMGOV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
Description
このような自転車及び歩行者の交通のために設けられた道路において、自転車の走行レーン(以下において、「自転車レーン」という。)と歩行者の歩行レーン(以下において、「歩行者レーン」という。)との分離が進んできてはいるが、このような分離がなされた道路(以下において、「分離道路」という。)の割合は、道路延長に対しては依然として低いものである。
しかしながら、このような自転車レーンと歩行者レーンとの分離を行ったとしても、歩行者が自転車レーンを通行することは禁止されておらず、時間帯により変動する歩行者及び自転車の数又は歩行者及び自転車を運転する人の性別や年齢層等によって、歩行者レーン内での歩行者及び自転車との錯綜並びに自転車レーン内での自転車及び歩行者の錯綜が生じており(例えば、非特許文献1参照。)、自転車対歩行者の事故件数は増加している。
また、構造的分離を行ったとしても、上述のとおり歩行者レーン内での歩行者及び自転車との錯綜並びに自転車レーン内での自転車及び歩行者の錯綜が生じることがあり、このような状況では、構造的分離により自転車レーン及び歩行者レーンの一方から他方へ移動し難いことから、衝突を回避するためのかわし場所(空間)が小さくなっている。
よって、上述の錯綜が生じている状態では、構造的分離がされているために却って自転車と歩行者との衝突を避け難い場合がある。
このような構成によれば、植栽等により行う構造的分離ではなく、プレキャストコンクリートブロック製のブロックを、その長手方向に連続させて並べるだけであるため、比較的低コストで施工することができるとともに、幅員が比較的狭い場合であっても施工することができる。
よって、上述のとおり既設非分離道路が多い実情において、新設の道路だけでなく既設非分離道路にも容易に用いることができるため、分離道路の割合を高めることができる。
よって、歩行者の歩行者レーンから自転車レーンへの移動及び自転車の自転車レーンから歩行者レーンへの移動を抑制することができるため、歩行者レーン内での歩行者及び自転車の錯綜並びに自転車レーン内での自転車及び歩行者の錯綜を生じ難くすることができる。
その上さらに、歩行者レーン内での歩行者及び自転車の錯綜並びに自転車レーン内での自転車及び歩行者の錯綜が生じたとしても、構造的分離をせずに敢えて歩行者レーン及び自転車レーン間の移動を可能にしていることから、構造的分離をする構成よりも自転車と歩行者との衝突を回避する際に自転車や歩行者が避けるためのかわし場所(空間)が大きくなるため、衝突の回避がし易くなる。
その上さらに、境界ブロック上面の凸条のまわりに水が溜まり難く、境界ブロック及びその付近の雨水等の水は道路の左右方向の傾斜に沿って流れることから、冬期の凍結を防止することができるため、歩行者及び自転車の転倒を防止することができる。
このような構成によれば、左右方向に延びる凸条の前後方向の垂直断面の外形が変曲点のない滑らかな曲線形状であることから、歩行者が躓き難く、杖の先が引っ掛かることがないとともに、凸条の上面に雨水が溜まることがないため、凸条の上面が凍結することがない。
よって、境界ブロックによる歩行者及び自転車の転倒防止効果が高くなる。
このような構成によれば、凸条を踏んだ歩行者及び自転車に対する注意喚起効果を保持しながら、歩行者がさらに躓き難くなるため、境界ブロックによる歩行者の転倒防止効果がさらに高くなる。
このような構成によれば、ホワイトセメントのほぼ純白の色合いにより視認性が高い境界ブロックを長手方向に連続して並べた状態で連続した白線になるため、自転車レーンと歩行者レーンとの分離効果が高くなる。
その上、境界ブロックの上層部がホワイトセメントであることから、境界ブロックの上面が磨耗しても白線が消えることがないため、白線を引き直すメンテナンス作業が不要になる。
このような構成によれば、ガラス粉砕片又はガラスビーズが混合された境界ブロックの上面及び凸条に太陽光線や自転車の照明が乱反射又は再帰反射することから、昼間及び夜間における視認性が向上するため、自転車レーンと歩行者レーンとの分離効果がさらに高くなる。
また、本明細書において、自転車レーン側から歩行者レーン側を見た図を正面図とし、自動車及び自転車の走行方向並びに歩行者の歩行方向、すなわち境界ブロックの長手方向を前後方向とし、前後方向に直交する水平方向を左右方向とする。
このように、境界ブロック1,1,…は、自転車歩行者道10において、自転車レーン11と歩行者レーン12とを左右に分離するために前後方向を長手方向とした状態で連続して並べられるものであり、前後の境界ブロック1,1間には、図2に示すように、砂及びモルタル等の目地材5が挿入される。なお、自転車歩行者道10の曲線状道路部分において隣接する前後のブロック1,1間にできる扇状の隙間にも、砂及びモルタル等が挿入される。
また、自転車レーン11及び歩行者レーン12は、平板ブロック6,6,…を前後左右に並設して形成される。
そして、これらの境界ブロック1,1,…及び平板ブロック6,6,…は、図2〜図4に示すように、基礎7の最上層の砂及びモルタル8上に敷設される。
また、境界ブロック1の上面1Aの下の上層部3(その厚さは10mm〜30mm程度)は、ホワイトセメント(ポルトランドセメントの呈色成分である酸化第二鉄及び酸化マグネシウムを少なくすることにより白色化した、ほぼ純白のセメント)にガラス粉砕片又はガラスビーズを混合して固化したものであり、境界ブロック1の上層部3の下の下層部4は、セメント及び骨材等を混合して固化した一般的なコンクリートである。
ここで、境界ブロック1の左右方向に延びる凸条2は、図1、図4及び図5等に示すような左右方向に真っ直ぐに延びる形状に限定されるものではなく、図7(a)に示すような平面視において左右方向に行くにしたがって前後方向に傾斜する直線状のもの、図7(b)に示すような平面視においてく字状のもの、図7(c)に示すような平面視において円弧状のもの等であってもよい。
また、以上の説明においては、境界ブロック1,1,…を自転車歩行者専用道路10に用いる場合を示したが、境界ブロック1,1,…は自転車歩行者専用道路に用いてもよい。
また、境界ブロック1,1,…の上面に左右方向に延びる凸条2,2,…が形成されていることから、凸条2,2,…を踏んだ歩行者(車椅子及びその介助者等も含む)及び自転車に対して注意を喚起することができ、よって、歩行者の歩行者レーン12から自転車レーン11への移動及び自転車の自転車レーン11から歩行者レーン12への移動を抑制することができるため、歩行者レーン12内での歩行者及び自転車の錯綜並びに自転車レーン11内での自転車及び歩行者の錯綜を生じ難くすることができる。
さらにまた、境界ブロック1,1,…上面1A,1A,…の左右方向に延びる複数の凸条2,2,…が前後方向に離間していることから、境界ブロック1,1,…の左右方向へ、すなわち歩行者レーン12から自転車レーン11へ又はその逆方向へ水やゴミ等を容易に移動させることができるため、境界ブロック1,1,…の清掃を容易に行うことができる。
また、境界ブロック1,1,…上面1A,1A,…の凸条2,2,…のまわりに水が溜まり難く、境界ブロッ1,1,…及びその付近の雨水等の水は道路の左右方向の傾斜に沿って流れることから、冬期の凍結を防止することができるため、歩行者及び自転車の転倒を防止することができる。
さらにまた、凸条2,2,…の最大高さを3mm〜6mmとしていることから、凸条2,2,…を踏んだ歩行者及び自転車に対する注意喚起効果を保持しながら、歩行者がさらに躓き難くなるため、境界ブロック境界ブロック1,1,…による歩行者の転倒防止効果がさらに高くなる。
さらに、上層部3にガラス粉砕片又はガラスビーズを混合していることから、ガラス粉砕片又はガラスビーズが混合された境界ブロック1,1,…の上面1A,1A,…及び凸条2,2,…に太陽光線や自転車の照明が乱反射又は再帰反射することから、昼間及び夜間における視認性が向上するため、自転車レーン11と歩行者レーン12との分離効果がさらに高くなる。
さらにまた、境界ブロック1,1,…の上層部3,3,…がホワイトセメントであることから、境界ブロック1,1,…の上面1A,1A,…が磨耗しても白線が消えることがないため、白線を引き直すメンテナンス作業が不要になる。
1A上面
2 凸条
3 上層部
4 下層部
5 目地材
6 平板ブロック
7 基礎
8 砂及びモルタル
9 アスファルト
10 自転車歩行者道
11 自転車レーン
12 歩行者レーン
13 車道
14 縁石ブロック
Claims (5)
- 自転車歩行者道又は自転車歩行者専用道路において、自転車の走行レーンと歩行者の歩行レーンとを左右に分離するために前後方向を長手方向とした状態で連続して並べられる、プレキャストコンクリートブロック製の境界ブロックであって、
前記走行レーン及び歩行レーンの上面と面一に形成された上面に、左右方向に延びる凸条を前後方向に離間させて複数形成してなることを特徴とする自転車歩行者道又は自転車歩行者専用道路用境界ブロック。 - 前記凸条の前後方向の垂直断面の外形を、変曲点がない曲線形状としてなる請求項1記載の自転車歩行者道又は自転車歩行者専用道路用境界ブロック。
- 前記凸条の最大高さを3mm〜6mmとしてなる請求項1又は2記載の自転車歩行者道又は自転車歩行者専用道路用境界ブロック。
- 前記凸条及び前記上面から下の上層部をホワイトセメントにより形成してなる請求項1〜3の何れかに記載の自転車歩行者道又は自転車歩行者専用道路用境界ブロック。
- 前記上層部にガラス粉砕片又はガラスビーズを混合してなる請求項4記載の自転車歩行者道又は自転車歩行者専用道路用境界ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010000114U JP3158292U (ja) | 2010-01-12 | 2010-01-12 | 自転車歩行者道又は自転車歩行者専用道路用境界ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010000114U JP3158292U (ja) | 2010-01-12 | 2010-01-12 | 自転車歩行者道又は自転車歩行者専用道路用境界ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3158292U true JP3158292U (ja) | 2010-03-25 |
Family
ID=54861878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010000114U Expired - Fee Related JP3158292U (ja) | 2010-01-12 | 2010-01-12 | 自転車歩行者道又は自転車歩行者専用道路用境界ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3158292U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015057541A (ja) * | 2014-12-25 | 2015-03-26 | Jfe建材株式会社 | 鋼製ブロックによる自転車レーンと歩行者レーンとの分離システム |
-
2010
- 2010-01-12 JP JP2010000114U patent/JP3158292U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015057541A (ja) * | 2014-12-25 | 2015-03-26 | Jfe建材株式会社 | 鋼製ブロックによる自転車レーンと歩行者レーンとの分離システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Huang et al. | Effects of traffic calming measures on pedestrian and motorist behavior | |
CN202247574U (zh) | 一种交通道路立体十字路口 | |
CN103161105A (zh) | 交叉路口畅通桥 | |
CN204530359U (zh) | 城市多层环岛式立交桥 | |
JP2004183436A (ja) | 道路交差点構造 | |
CN102747661A (zh) | 基于城市道路中的扭转式立交桥的结构及其用途 | |
Facts | Pedestrians | |
CN101709561B (zh) | 交通十字路口畅通立交桥 | |
JP3158292U (ja) | 自転車歩行者道又は自転車歩行者専用道路用境界ブロック | |
CN202369882U (zh) | 城市道路交叉路口机动车分流桥 | |
KR100840406B1 (ko) | 친환경성 선로형식 도로포장 | |
CN101387095B (zh) | 完全互通式立交桥 | |
CN102127886A (zh) | 多功能隧道、道路泊车场 | |
JP6971683B2 (ja) | コンクリート部材 | |
CN103437257A (zh) | 通行无障碍十字路口 | |
WO2018014777A1 (zh) | 一种y型岔路口无障碍全互通立交系统 | |
CN2633939Y (zh) | 无障碍防滑路缘砌块 | |
US2033028A (en) | Pavement curb | |
CN211596228U (zh) | 一种城市路段的非机动车交通优化系统 | |
CN211522696U (zh) | 道路结构 | |
KR20120115187A (ko) | 반(1/2) 입체 교차로를 이용한 논스톱 교통 시스템 및 이를 적용한 교통 시스템 | |
Findley et al. | Highway geometric design | |
CN210288009U (zh) | 一种弯道路沿石 | |
KR100202458B1 (ko) | 자전거전용도로시스템 및 자전거전용도로 구축용블록 | |
CN2928928Y (zh) | 对称式立交桥 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323532 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140303 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |