JP3158166B2 - カーペット - Google Patents

カーペット

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JP3158166B2
JP3158166B2 JP20255591A JP20255591A JP3158166B2 JP 3158166 B2 JP3158166 B2 JP 3158166B2 JP 20255591 A JP20255591 A JP 20255591A JP 20255591 A JP20255591 A JP 20255591A JP 3158166 B2 JP3158166 B2 JP 3158166B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などの床に配置
されるカーペットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カーペットはエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、アタック
ポリプロピレン等の低融点熱可塑性樹脂をマトリックス
とする裏打層と、裏打層に固着されたポリエチレンテフ
タレート、ポリアミド、アクリル樹脂、結晶性ポリプロ
ピレン等の高融点熱可塑性樹脂よりなる起毛状繊維で構
成された表地層とから形成されている。
【0003】このカーペットは、使用用途により所望の
形状・寸法に切断加工されるので端材(バリ)が多く発
生する。通常この端材は廃棄物として処分されているが
これが有効利用できれば資源の活用の点でも好ましい。
このカーペットの端材は、カーペットと同じで低融点熱
可塑性樹脂の裏打層と、高融点熱可塑性樹脂よりなる起
毛状繊維で構成された表地層との異なる樹脂で形成され
ている。この端材を利用する例としては、まず表地層と
裏打層とを分離し、裏打層の低融点熱可塑性樹脂を微粉
砕してマトリックスに配合して裏打層を成形して使用す
ることができる。この場合は、高融点熱可塑性樹脂より
なる表地層が利用できず残存するため廃棄することとな
るという問題がある。また表地層および裏打層の各成分
に分離するための手間がかかる。そこで端材を粉砕溶融
してそのままマトリックスに配合して成形することが考
えられる。たとえば、カーペットの端材を表地層の繊維
を解毛などの処置を施さずにそのまま粉砕し、これをパ
イルの繊維形状が残る温度で、マトリックス樹脂のみを
溶融させて低融点樹脂のマトリックス中に高融点樹脂の
繊維を混合分散した裏打層(バッキング層)を成形して
表地層に接合してカーペットを製造する方法の開示があ
る(特公平3−15525号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがカーペットを
構成している樹脂類は、繊維を構成する高融点樹脂とマ
トリックス(バッキング)を構成する低融点樹脂とがほ
ぼ同量で構成されている。従って、カーペットを粉砕し
これを低融点樹脂のみのマトリックスを溶融させた裏打
層は、高融点の繊維が低融点樹脂のマトリックス中に分
散した構造をとっている。このように繊維が伸びて分散
した状態でマトリックス中に存在するので裏打層が硬く
なり弾力性や床へのフィット性能が低下する。また、分
散している繊維そのものがバッキング層のクラック発生
の原因となり亀裂が生じやすい。このためカーペットの
物性が低下するという不具合が生じる。また繊維を構成
する高融点樹脂の添加量は少量に制限される。さらに、
マトリックス中に繊維がそのまま残っているためTダイ
でシート状に押出成形する際に、押し出し成形性が低下
し押出機へのスクリューの喰い込みが悪く繊維がマトリ
ックス中に均一に分散しにくい。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、カーペットの端材等の再利用材をカーペットの裏打
層に配合しても、通常の再利用材を含まない裏打層いい
かえれば新材の低融点樹脂で裏打層が形成されたカーペ
ットと同程度の物性を有するカーペットとすることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のカーペットは、
低融点熱可塑性樹脂をマトリックスとする裏打層と、該
裏打層に固着された高融点熱可塑性樹脂よりなる起毛状
遷移で構成された表地層とからなるカーペットにおい
て、該裏打層は、低融点樹脂よりなるマトリックスと、
該マトリックス中に分散保持され、カーペット端材を粉
砕溶融して得られる高融点熱可塑性樹脂よりなる繊維が
溶融して略粒状となった分散体と、相溶化剤とで形成さ
れていることを特徴とする。
【0007】粉砕前のカーペットは、たとえば、ポリエ
ステル、ポリプロピレン、高密度ポリエチレンのフラッ
トヤーン織布の基布に、ナイロン、ポリエステルやポリ
プロピレンの繊維が起毛状に形成された表地層と、その
裏面にポリエチレンやエチレン酢酸ビニル共重合体など
の軟質の低融点熱可塑性樹脂に、必要に応じて充填剤や
ゴムラテックスなどを含む低融点(75〜135℃)の
樹脂で形成されたマトリックスの裏打層が接合されて形
成されている。
【0008】カーペット端材は、上記のカーペット生地
を加工成形されるときにバリとして排出されるもので、
通常カーペットと同じ樹脂で形成されている。この端材
を粉砕し高融点樹脂繊維の融点より高い温度に加熱し、
混練を続けると高融点熱可塑性樹脂からなる起毛状繊維
が溶融凝集して粒状となる。これを押出しペレット状に
固化させると高融点熱可塑性樹脂が粒状となって低融点
熱可塑性樹脂のマトリックス中に分散した状態のペレッ
トが形成される。したがって、このペレットは、粒状の
高融点熱可塑性樹脂粒子の周囲がマトリックスと類似の
低融点熱可塑性樹脂で覆われているので、カーペットの
裏打層を構成する新材の低融点熱可塑性樹脂と相溶性が
良く、粒状の高融点樹脂は低融点樹脂よりなるマトリッ
クス中に均一に分散保持される。なお、粒状の高融点樹
脂の粒径は図1、2の拡大写真図に示すように5〜30
μm程度である。
【0009】この粒状の高融点熱可塑性樹脂をマトリッ
クス樹脂中に分散させた裏打層は、高融点熱可塑性樹脂
が繊維状で分散埋設されている裏打層と比較し、裏打層
が硬くなるとか、亀裂が発生しやすいとか、押し出し成
形性が低下する等の問題が少ない。このため裏打層の物
性低下が抑制できる。その結果、本発明のカーペット
は、カーペット端材の粉砕物を配合しない新材のみの低
融点樹脂で形成した裏打層をもつカーペットに近い性能
が得られる。
【0010】カーペット再利用材としては、通常起毛状
繊維がポリエステル、ポリプロピレン、ナイロンからな
り、マトリックスの樹脂がポリエチレン、エチレン・酢
酸ビニル共重合体、無機質充填材含有ポリエチレン、ア
タックポリプロピレン、およびSBRラテックスなどで
構成されているカーペットの端材あるいはこれら回収さ
れた中古カーペットが使用される。これらの再利用材の
構成成分は、通常、起毛状繊維が40〜50重量%、低
融点樹脂が40〜50重量%、ラテックスが0〜20重
量%の組成である。
【0011】カーペット再利用材は、まず粉砕機などで
細切して粉砕する。そしてこの粉砕物を混練押出機で繊
維の形状が残らないように高融点樹脂繊維の融点より高
い温度で溶融混練してストランド状に押出しカッティン
グしてペレット状にする。このペレットは、粒状の高融
点熱可塑性樹脂粒子が低融点熱可塑性樹脂で被覆された
形状で固化している。そしてこのペレットを所定量マト
リックスを形成する新材の低融点熱可塑性樹脂に、たと
えば10〜50重量%の範囲で配合して溶融押出しによ
り裏打層を形成して表地層に接合させる。
【0012】このカーペット再利用材のバージンの低融
点熱可塑性樹脂への添加量は裏打層の総重量中50重量
%程度まで配合できる。添加量が50重量%を超えると
裏打層が硬くなり過ぎるのでカーペットの裏打層として
は好ましくない。より好ましい添加量は20〜30重量
%である。また添加量が少なければ少ないほどカーペッ
トとしての性能は良いが再利用材の活用の点で劣る。こ
のため添加量が10重量%未満とあまり少ないと、再利
用材の利用率が高まらないので好ましくない。
【0013】この裏打層には、粒状の高融点熱可塑性樹
脂からなる分散体と低融点樹脂よりなるマトリックスと
の相溶性と分散性を高めるために相溶化剤を併用するこ
とができる。相溶化剤は分散体粒子の高融点樹脂とマト
リックスの低融点樹脂の両者に親和性を持つもので、例
えば無水マイレン酸グラフトポリエチレン・酢酸ビニル
共重合体、無水マイレン酸グラフト水添SBS、シラン
性ポリエチレン、無水マイレン酸グラフトポリエチレ
ン、無水マイレン酸グラフトポリプロピレン、エチレン
無水マイレン酸、(メタ)アクリル酸エステル共重合体
等が利用できる。相溶化剤として好ましくは、無水マイ
レン酸グラフトポリエチレン、無水マイレン酸グラフト
ポリプロピレンなどが利用される。この相溶化剤の添加
により分散体を構成する粒状の高融点熱可塑性樹脂がマ
トリックスへの相溶性と分散性をより向上させてマトリ
ックス中に存在するので、カーペットの裏打層の性能を
より高めることができる。このため再利用材を使用しな
いカーペットと同等程度の物性のカーペットが得られ
る。
【0014】相溶化剤の添加量は、再利用材100重量
部に対して3〜20重量部添加するのが好ましい。
【0015】
【作用】本発明のカーペットでは、その裏打層がカーペ
ット再利用材を粉砕して表地層の繊維の形状を残さない
ないように溶融凝固して粒子状となった分散体と、この
分散体を分散保持する低融点熱可塑性樹脂と、該分散体
を低融点熱可塑性樹脂での相溶性と分散性を高める相溶
化剤とからなるマトリックスとで形成されている。すな
わち、裏打層の特性を低下させる高融点樹脂が1〜5μ
mの細かい粒状となつてマトリックス中に島状に分散し
ているため、高融点樹脂添加の影響が少なく、裏打層の
特性は、ほぼマトリックス成分の特性に等しいものとな
る。このため、本発明のカーペットはカーペット再利用
材を含まない新材のみで作られたカーペットと同程度の
性能が維持できる。
【0016】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (実施例1)このカーペットは、カーペット端材より得
られた高融点樹脂よりなる粒状の分散体と低融点熱可塑
性樹脂のポリエチレンからなるマトリックスとで構成さ
れた裏打層と、裏打層に固着された高融点熱可塑性樹脂
のナイロンよりなる起毛状繊維がポリエステルの基布に
植毛されて構成された表地層とからなる。
【0017】裏打層に配合された分散体は、6−ナイロ
ンからなる起毛状繊維45重量%、ポリエステル基布1
0重量%、およびポリエチレンからなる裏打層45重量
%とからなるカーペット端材を原料とするものである。
このカーペット端材はまず粉砕機で裁断され、2軸混練
押出機を用いて250℃で混練溶融して繊維形状のナイ
ロン、ポリエステル及びマトリックスのポリエチレンを
溶融し、これをポリエステル・ナイロンの粒子がマトリ
ックスのポリエチレン中に分散された溶融物としこれを
ストランド状に押出し、ペレット状に裁断した。このペ
レット30重量%とマトリックスを構成する新たなポリ
エチレン樹脂69重量%と相溶化剤1重量%とを混合し
たものを裏打層の原料とした。相溶化剤としては、無水
マイレン酸が0.8重量%グラフトした無水マイレン酸
グラフトポリエチレンを使用した。
【0018】裏打層は、上記の各原料をドライブレンド
しTダイで押出しカーペットの表地層にラミネートして
裏打層としたものである。このようにしてカーペットを
作製した。なお、表地層としては6−ナイロンパイルを
ポリエステル基布に植毛したものを使用した。図1にこ
の裏打層の表面を2000倍に拡大した写真図を示す。
この図では高融点熱可塑性樹脂が1〜5μmの粒子状と
なってマトリックス中に分散していることがわかる。
【0019】このようにして得られた本実施例のカーペ
ットの目付け構成は、6−ナイロンパイルが400g/
2 、基布のポリエステルが110g/m2 、裏打層が
400g/m2 であった。得られたカーペットについて
表1に示す評価をおこなった。 (比較例2) 実施例1において裏打層の原料にカーペット端材のペレ
ットに相溶化剤を添加しない以外は同様に裏打層を形成
した。
【0020】カーペット端材を実施例1と同様にペレッ
ト化し、このペレット30重量%とマトリックスを構成
する新しいポリエチレン樹脂70重量%とを混合したも
のを裏打層の原料とした。裏打層は、上記の各原料をド
ライブレンドしTダイで押出しカーペットの表地層にラ
ミネートして裏打層としたものである。このようにして
カーペットを作製した。なお、表地層としては6−ナイ
ロンパイルをポリエステル基布に植毛したものを使用し
た。
【0021】このようにして得られた本実施例のカーペ
ットの目付け構成は、6−ナイロンパイルが400g/
2 、基布のポリエステルが110g/m2 、裏打層が
400g/m2 であった。得られたカーペットについて
表1に示す評価をおこなった。図2にこの実施例の裏打
層の表面の2000倍の拡大写真図を示す。図1に比べ
て相溶化剤が添加されていないので高融点熱可塑性樹脂
の粒子がやや大きくなっているが島状に分散している。 (比較例1)裏打層の原料を新しいポリエチレン樹脂単
独で用い、実施例のカーペット端材のペレットは添加し
なかった。
【0022】ポリエチレン樹脂をTダイで押出しカーペ
ットの表地層にラミネートして裏打層としたものであ
る。このようにしてカーペットを作製した。なお、表地
層としては6−ナイロンパイルをポリエステル基布に植
毛したものを使用した。このようにして得られた比較例
1のカーペットの目付け構成は、6−ナイロンパイルが
400g/m2 、基布のポリエステルが110g/
2 、裏打層が400g/m2 であった。得られたカー
ペットについて表1に示す評価をおこなった。 (比較例3) 裏打層に従来の繊維形状がそのまま残っている分散体を
使用した。これは6−ナイロンからなる起毛状繊維45
重量%、ポリエステル基布10重量%、およびポリエチ
レンからなる裏打層45重量%とからなるカーペット端
材を原料とし、2軸混練押出機を用いて200℃で低融
点樹脂のポリエチレン樹脂を溶融して、これを凝固させ
て6−ナイロン繊維及びポリエステル基布が繊維状に存
在した状態で押出し、ペレット状に裁断した。このペレ
ット30重量%とマトリックスを構成するポリエチレン
樹脂70重量%とを混合したものを裏打層の原料とし
た。繊維形状がそのまま残っているのでカーペットの裏
打材等の目付量の低いものは膜がやぶれてしまい使用で
きない。
【0023】この結果、裏打層に端材を含む実施例1お
よび2の強度および物性は、端材を含まない比較例1の
カーペットと比較して遜色ない値を示している。なお折
り曲
【0024】
【表1】 げ回数は、分散体が相溶化剤を含んでいない比較例2
はマトリックス中の高融点樹脂と低融点樹脂との間の相
溶性の点が幾分不十分で少ない回数で割れたと思われ
る。しかし相溶化剤を添加した実施例1では分散性およ
び相溶性が向上し、端材を含まない比較例1と同等以上
の物性を示している。
【0025】比較例3では端材の繊維がそのまま残って
いるので目付量の低いものに使用できず実施例と比較で
きない。
【0026】
【発明の効果】本発明のカーペットでは、その裏打層が
カーペット再利用材を粉砕して表地層の高融点樹脂の繊
維の形状を残さないないように溶融凝固して粒子状とな
った分散体と、この分散体を分散保持する低融点熱可塑
性樹脂と、該分散体を低融点熱可塑性樹脂での相溶性と
分散性を高める相溶化剤からなるマトリックスとで形成
されている。
【0027】すなわち、裏打層の高融点樹脂が細かい粒
状となつてマトリックス中に島状に分散しているため、
高融点樹脂添加による物性の低下が繊維状でマトリック
ス中に分散している裏打層よりも小さく、裏打層の特性
はほぼマトリックス成分の特性に等しいものとなる。こ
のため、本発明のカーペットはカーペット再利用材を含
まない新材のみで作られたカーペットと同程度の性能が
維持できる。またこの裏打層は物性の低下が少ないの
で、端材を比較的多量添加することができる。このため
端材の使用効率を高めることもできる。その結果、カー
ペットの製造加工工程で排出するカーペット端材を廃棄
することなく有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の溶融押出された裏打層の粒子構造の
拡大写真図である。
【図2】実施例2の溶融押出された裏打層の粒子構造の
拡大写真図である。
フロントページの続き (72)発明者 石崎 美弘 三重県四日市市東邦町一番地 三菱油化 株式会社 四日市総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−139828(JP,A) 特公 平3−15525(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 5/00 A47G 27/02 B32B 27/08 B32B 27/12 B32B 27/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低融点熱可塑性樹脂をマトリックスとする
    裏打層と、該裏打層に固着された高融点熱可塑性樹脂よ
    りなる起毛状遷移で構成された表地層とからなるカーペ
    ットにおいて、 該裏打層は、低融点樹脂よりなるマトリックスと、該マ
    トリックス中に分散保持され、カーペット端材を粉砕溶
    融して得られる高融点熱可塑性樹脂よりなる繊維が溶融
    して略粒状となった分散体と、相溶化剤とで形成されて
    いることを特徴とするカーペット。
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