JPH11192676A - 布貼り成形品およびその再処理方法 - Google Patents

布貼り成形品およびその再処理方法

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JPH11192676A
JPH11192676A JP9369501A JP36950197A JPH11192676A JP H11192676 A JPH11192676 A JP H11192676A JP 9369501 A JP9369501 A JP 9369501A JP 36950197 A JP36950197 A JP 36950197A JP H11192676 A JPH11192676 A JP H11192676A
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cloth
thermoplastic resin
molding
molded product
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Takehiko Washimi
武彦 鷲見
Tetsuya Fukumoto
哲也 福本
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Kyoraku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布貼り成形品の成形時に生じる捨てバリ部の
再処理、廃棄処分される布貼り成形品自体の再処理、お
よび再処理される樹脂材料の再利用を図ることを目的と
する。 【解決手段】 布貼り成形品1は、熱可塑性樹脂からな
る成形品2の表面に布3を貼ったものである。成形品2
を構成する熱可塑性樹脂には、耐熱性の高い熱可塑性樹
脂が含有している。耐熱性の高い熱可塑性樹脂は、熱可
塑性樹脂の中にミクロ状に分散して存在している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂で構
成した成形品の表面に、耐熱性の高い樹脂の繊維で構成
した布を貼着した布貼り成形品およびその再処理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、建築物の内装壁、パーティシ
ョン、扉、あるいは自動車のヘッドレストやアームレス
ト、コンソールボックスのリッド部などを構成するプラ
スチック製の成形品であって、その表面に布を貼ったも
のは、特公昭63−51088号公報に記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に示す布貼り
成形品にあっては、その第1図から分かるように、成形
時の捨てバリ部の一部にも繊維シートが存在する。一般
に繊維シート等が混入していない捨てバリ部は、そのま
ま再利用される。ところが、繊維シートが残っている
と、繊維部分と樹脂部分との蒿比重の差により押出機へ
の投入量にバラツキが生じて押出量が安定しないという
こともあり、さらにこのような捨てバリ部を再利用する
と、成形品の表面に繊維塊が残って外観が低下するとい
う欠点を発生させるだけでなく、その成形品の物理的強
度が著しく低下するという欠点を有するので、繊維シー
トが混入している捨てバリ部や成形不良部は再利用する
ことなく廃棄処分されるのが現状である。
【0004】このため、布貼り成形品の成形にあたって
は、成形時の捨てバリ部をなるべく少なくなるように、
金型構造に工夫を凝らすことが求められるが、それでも
繊維シートが残った捨てバリ部を再利用する場合には、
手作業により根気よく繊維シートを分別除去することが
行われる。
【0005】しかしながら、布貼り成形品は、自動車分
野や建築分野などで広く、かつ大量に用いられている現
状から、多くの場合において、捨てバリ部から手作業に
より繊維シートを分別除去することは、生産性からみて
甚だ困難であって、プラスチックのリサイクルが強く叫
ばれていることとは裏腹に、廃棄処分をせざるを得ない
のが実状である。
【0006】そこで、本発明は、このような状況下にお
いて、布貼り成形品の成形時に生じる捨てバリ部の再処
理だけでなく、廃棄処分される不良品等の布貼り成形品
自体の再処理を図るとともに、再処理される樹脂材料の
再利用によっても、成形品の物性や外観が低下せず、ま
た成形にあたって成形品の肉厚などを十分な精度で制御
することができるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る布貼り成形
品は、熱可塑性樹脂(A)からなる成形品の表面に、耐
熱性の高い熱可塑性樹脂(B)の繊維からなる布を貼着
した布貼り成形品であって、成形品を構成する熱可塑性
樹脂(A)に繊維を構成する耐熱性の高い熱可塑性樹脂
(B)が含有されており、しかも耐熱性が高い熱可塑性
樹脂(B)は熱可塑性樹脂(A)の中にミクロ分散状に
分散して存在させたものである。本発明の布貼り成形品
においては、熱可塑性樹脂(A)に含有されている耐熱
性の高い熱可塑性樹脂(B)は20重量%を超えないこ
とが好適である。
【0008】本発明に係る成形品の再処理方法は、熱可
塑性樹脂(A)からなる成形品の表面に、耐熱性の高い
熱可塑性樹脂(B)の繊維からなる布を貼着した布貼り
成形品の再処理方法であって、布貼り成形品を細かく粉
砕した粉砕物を押出機に投入して、繊維を構成する耐熱
性の高い熱可塑性樹脂(B)の融点温度からそれより5
0℃高い温度の範囲の温度で溶融混練してブレンド樹脂
とし、該ブレンド樹脂を押出機から押し出して粒状にす
るものである。
【0009】本発明に係る成形品の再処理方法において
は、融点温度からそれより30℃高い温度の範囲とし、
溶融混練時間を、20〜600秒間とし、熱可塑性樹脂
(A)が、高密度ポリエチレン、ポリプロピレンなどの
ポリオレフィン樹脂あるいはポリスチレン樹脂、ABS
樹脂、変性ポリフェニレンエーテルより構成し、熱可塑
性樹脂(B)が、ナイロンまたはポリエステルより構成
するのが好適である。
【0010】本発明における融点とは、結晶性熱可塑性
樹脂にあっては示差走査熱量計で測定したものであり、
また非結晶性熱可塑性樹脂にあっては高化成フローテス
ターで測定した流動開始温度(荷重100Kg、ダイス
φ1mm×10mm、流動が2mm3/秒になったとき
の温度)をいうものとする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施の形態に
係る布貼り成形品が例示されており、図2にはそのブロ
ー成形態様が例示されている。
【0012】図1に示すように、布貼り成形品1は中空
二重壁構造体であり、その成形品2の表面には繊維シー
トからなる布3が貼着されている。成形品2を構成する
熱可塑性樹脂(A)は、繊維を構成する熱可塑性樹脂
(B)より融点の低い熱可塑性樹脂が選ばれる。熱可塑
性樹脂(A)とは、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、軟質ポリ塩化
ビニル、硬質ポリ塩化ビニル、ABS樹脂、AS樹脂、
AES樹脂、ASA樹脂、融点が150〜245℃であ
る低融点のポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチ
レンテレフタレート樹脂、変性ポリフェニレンエーテ
ル、さらにはポリウレタン系エラストマー、ポリスチレ
ン系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、ポ
リアミド系エラストマー、ポリエステル系エラストマー
などの各種エラストマーなどである。
【0013】布3を構成する繊維シートとしては、ナイ
ロン6やナイロン66等のポリアミド樹脂やポリエステ
ル樹脂等の合成繊維やこれら合成繊維のブレンド繊維あ
るいはこれらに他の繊維(例えば綿、麻、羊毛、絹など
の天然繊維、ビスコースレーヨン、銅アンモニアレーヨ
ン等の再生繊維、アセテート、トリアセテート等の半合
成繊維、アクリル、ビニロン、ポリプロピレン、ポリウ
レタン等の合成繊維)を20重量%以内の範囲でブレン
ドしたブレンド繊維を加工して得られる織物、編物、不
織布などがあげられる。
【0014】図1に示す布貼り成形品1は、図2に示す
ように、分割金型4,4の間に押出しヘッド5から押し
出されたパリソン6を配置するとともに、布3を配置
し、ブロー成形時に成形品2の表面に布3を貼着するこ
とにより得られるものである。
【0015】一般に、繊維シートを熱可塑性樹脂に貼着
した状態で粉砕機にかけると、繊維シートは適度な大き
さに切断され、数ミリメートルから数十ミリメートルの
繊維の塊となる。この塊状となった繊維とブロー成形に
より成形される成形品を構成する繊維より融点の低い熱
可塑性樹脂とは溶融温度が異なるために、それを混合し
て成形すると、成形品の表面に繊維が顕出して外観が低
下するばかりでなく、基本的に繊維は溶融せずにそのま
まの状態で存在するために成形品としての所望の強度が
得られないという欠点を有している。
【0016】本発明によれば、このような欠点を克服で
きるのであるが、その理由は必ずしも明確ではない。し
かし、概ね次のように想定することができる。
【0017】ここで説明を具体的にするために、成形品
を構成する熱可塑性樹脂(A)として、ポリプロピレン
を、また布を構成する耐熱性の高い熱可塑性樹脂(B)
として、ポリエステル樹脂(ポリエチレンテレフタレー
ト)を使用した場合について説明する。本発明によれ
ば、先ず、布を貼着した状態の成形品あるいはバリ部を
粉砕機にかける。このとき布を構成するポリエステル樹
脂はある一定の長さに切断された繊維の集合体をなして
おり、成形品を構成するポリプロピレンの粉砕物と混在
している。この成形品を構成する粉砕物であるポリプロ
ピレンと繊維塊状のポリエステル樹脂とを押出機に投入
し、ポリエステル樹脂の融点以上の温度に一定時間保持
する。これはポリエステル樹脂を融点温度以上にするこ
とにより、繊維塊状のポリエステル樹脂を融解して樹脂
の塊状となすものである。いま仮にスクリュウにて混練
しないと仮定すると、溶融して塊状をなすポリエステル
樹脂は、成形品を構成するポリプロピレンの中にあって
は、一種の大きな島状を形成しているものと考えられ
る。つまり、溶融し海状をなすポリプロピレンの中にポ
リエステル樹脂が一種の大きな島状に存在するという形
態をとっていると考えられる。
【0018】ところで、一般にポリエステル樹脂とポリ
プロピレン樹脂とは、樹脂自体が相溶性を有するもので
はないので、基本的には、混ざり合うことはない。従っ
て、海状をなすポリプロピレンの中にポリエステル樹脂
が一種の大きな島状に存在するという形態では、それを
成形品となした場合には、強度の小さなものとなる。ポ
リプロピレンとポリエステル樹脂との界面にて、極めて
小さな外力で容易に分離するためである。
【0019】そこで、本発明においては、大きな島状に
存在するポリエステル樹脂を、押出機で混練して押し出
すことにより、大きな島状から微細な状態にミクロ分散
させるものである。このように、押出機にて溶融混練す
ることにより、大きな島状のポリエステル樹脂を、微細
な状態にミクロ分散することができる。そうすることに
より、両者の界面にて分離が発生してもそれが非常に微
細であるがために、ポリプロピレンの基本的物性にほど
んど影響を与えることがないのである。
【0020】従って本発明は、両者の間の相溶性を高め
て剛性を向上させようとするものではない。分散して存
在するポリエステル樹脂を、微細に存在させるので、全
体としてポリプロピレンの基本物性にほどんど影響を与
えるのことなく存在させることができるのである。従っ
て、相溶させるための他の配合剤や充填剤を必要とする
ものではなく、単に既存の押出機にて行うことができる
という特質を有する。本発明で使用する押出機は、一軸
押出機てあっても二軸押出機であってもよい。混練性を
発揮するものであれば、特に好適である。混練性を発揮
する押出機としては、二軸押出機がよく知られている
が、一軸押出機であっても例えばフルート溝付きタイプ
のマドックスクリュウ、ダルメージタイプのスクリュ
ウ、ダブルフライトスクリュウなどのような高混練部を
一部に備えるスクリュウを使用したものが知られてい
る。その他、一軸押出機であっても、スクリユウを途中
で変化させる二段押出機なども好適である。
【0021】本発明に係る方法により得られたブレンド
樹脂を再度ブロー成形や射出成形などの成形に供するの
は、ごく普通の成形機にて十分使用できる。しかし、当
然のことながらこのときの成形温度は、例えば上記ポリ
プロピレンの例でいうと、ポリプロピレンの成形に適し
た温度となるが(一般には170〜220℃)、この温
度ではポリエステル樹脂は溶解しない。従って、この成
形においては、従来の成形と同じように布の樹脂である
ポリエステル樹脂は未溶解の状態で現存することにな
る。このように、本発明の場合も従来例と同じようにポ
リエステル樹脂が未溶解であるにもかかわらず、本発明
のものが良好な結果が得られるかは、ポリエステル樹脂
が微細なミクロ分散状態で存在するためであると考えら
れる。繊維塊状のポリエステル樹脂が融解されて押出機
にて分散されると、繊維塊状であったポリエステル樹脂
が細かくなるので、たとえ未溶解の状態であっても、そ
れが一種の充填材のように働いて剛性の向上の寄与する
ことにになるのである。マイカやタルクのような充填材
は、ある一定量を熱可塑性樹脂のなかに投入されると、
その熱可塑性樹脂からなる成形品の剛性などの物性を向
上させることが知られている。この種の充填材は、溶融
されている熱可塑性樹脂のなかにあっては、決して溶融
状態を有しているものではない。しかし、成形品に剛性
などの物性の向上を与えるのは、これらの充填材が極め
て細かいこととこれらが分散されていることの結果であ
る。本発明に係る繊維を構成する樹脂、上記の例でいえ
ばポリエステル樹脂は、ポリプロピレンの溶融樹脂のな
かにあっては決して溶融しているものではないが、それ
が細かくしかも分散しているために、剛性の向上がはか
れるのであると考えられるのである。
【0022】さらに、本発明においては、塊状繊維を溶
融分散したブレンド樹脂を一旦粒状化してからバージン
樹脂あるいは塊状繊維を含まない粉砕物等の再生樹脂に
ブレンドする。本発明は、ブロー成形、射出成形、押出
成形などの成形を行うことによりリサイクルを図るもの
である。本発明はブレンド樹脂を粒状化することによ
り、上記各種成形法を行う成形機に投入するときに、安
定した投入を行うことができるものである。粒状化され
たブレンド樹脂は、バージン樹脂の嵩比重の面で類似す
るので、成形機内に投入される際にばらつきが生じるこ
とがないからである。
【0023】かくして、本発明の再処理方法によれば、
従来は廃棄処分されていたこの種の布貼り成形品の捨て
バリ部や成形不良部を、再度利用することが可能になっ
たのである。
【0024】しかも、本発明の再処理方法によれば、貼
着されている布を全量処理することができるばかりでな
く成形品の中に混入するので、有効でかつ環境にとって
好ましい処理方法となったのである。
【0025】なお、本発明により得られた粒状化したブ
レンド樹脂をバージン樹脂、塊状繊維を含まない粉砕物
等の再生樹脂あるいはこれらの混合樹脂にブレンドして
各種成形を行うときは、その商品は布貼り成形品に限定
されるものではなく、布の貼着されていない商品への展
開も可能であることはいうまでもないことである。
【0026】
【実施例】[成形品に供する樹脂]ポリプロピレンとし
ては、日本ポリケム株式会社製の「EC9」(以下、P
Pという)を使用した。融点は162℃であった。ポリ
エチレンとしては、旭化成工業株式会社製の「B−87
1」(以下PEという)を使用した。融点は128℃で
あった。 [繊維シート]融点が255℃のポリエステル繊維にて
形成されたニードルパンチカーペット(以下、カーペッ
トAという)と、融点が223℃のナイロン6繊維のカ
ットパイルと融点が162℃のポリプロピレン繊維の基
布より構成されるタフテッドカーペット(以下、カーペ
ットBという)を使用した。なお、カーペットBのナイ
ロン繊維とポリプロピレン繊維との重量比率は3:1で
ある。 [押出機]押出機としては、東芝機械株式会社製の「T
EM75」を使用した。この押出機のスクリュウ径は直
径で75mmであり、モーターは185KWである。 [成形品に供する樹脂と繊維シートとの関係]
【表1】
【0027】[実験例1]成形品に使用する熱可塑性樹
脂(A)として、上記PPを使用し、布としてカーペッ
トAを使用して図1に示す形状の布貼り成形品をブロー
成形する。このとき使用したブロー成形機は、スクリュ
ウ径が90mm、スクリュウ長さ(L/D)が24の日
本製鋼所製の成形機を使用した。PPの樹脂温度は約2
00℃、ブロー圧は約7Kg/cm2である。
【0028】ブロー成形時に発生した成形品の周囲のバ
リ部分を、布が付着した部分と布が付着しない部分とに
選別し、布が付着した部分のみを粉砕機にかけて一辺の
角が約7mmの粉砕物を得た。この粉砕物は、布と樹脂
の双方を含むものであるが、樹脂と布との比率は、重量
%にして樹脂:布=90:10であった。
【0029】上記粉砕物を、東芝機械株式会社製「TE
M75」のホッパーに投入し、樹脂温度が表1および表
2の各種温度になるように押出機の温度を設定し、同じ
く表1および表2に示す時間にて押出機内に保持し、押
出機先端のヘッド部分より横断面径約3mmのストラン
ド状の樹脂を押出し、カッターにて長さ5mmに切断し
てペレットとした。
【0030】上記ペレットをPPのバージン原料80%
に対して上記ペレット20%をブレンドして上記の単軸
押出機に投入して、樹脂温度が200℃となるように設
定し、上記金型にてブロー成形して上記布付き成形品を
成形する。このときの、繊維樹脂の割合は2%となる。
その評価として目視により成形品の外観を評価するとと
もに、成形品としての強度の低下を引張強度(JISK
7113に準拠)よりみた。ここで、外観における○と
は良品をさし、△とは部分的な未溶解や肉薄など若干の
異品をさし、×とは成形不良の品をさす。また、強度に
おける○とは引張強度の低下をさし、△とは引張強度の
若干の低下をさし、×とは引張強度の大幅な低下をさ
す。
【0031】
【表2】 評価)ペレット作成時の成形温度が、255℃から30
0℃の間であると良品が得られることが分かった(実験
例1−4〜実験例1−8)。保持時間が180秒である
ときは、265℃から285℃であることが好ましい
(実験例1−5〜実験例1−7)。ペレットの成形温度
が245℃以下の場合は、外観不良が発生する(実験例
1−1〜実験例1−3)。ペレットの成形温度が300
℃を越えると、ペレットの生産性が悪くなった。
【0032】
【表3】 評価)ペレット作成時の溶融時間は、275℃の場合、
20秒から600秒が好適であることが分かる。15秒
では未溶解部分があり、700秒では時間がかかりすぎ
てペレット化できなかった。 [実験例2]実験例1のカーペットAの代わりに、カー
ペットBを使用した以外は、実験例1と同じである。こ
のときの繊維樹脂は2重量%である。
【0033】
【表4】 評価)ペレット作成時の成形温度が、235℃から30
0℃の間であると良品が得られることが分かった(実験
例2−4〜実験例2−11)。保持時間が180秒であ
るときは、235℃から265℃であることが好ましい
(実験例2−4〜実験例2−7)。ペレットの成形温度
が225℃以下の場合は、外観不良が発生する(実験例
2−1〜実験例2−3)。ペレットの成形温度が300
℃を超えるとペレット化ができなかった。
【0034】
【表5】 評価)ペレット作成時の溶融時間は、255℃の場合、
20秒から600℃が好適であることが分かる。15秒
では未溶解部分があり、700秒以上では時間がかかり
すぎてペレットの生産性が悪くなる。 [実験例3]実験例1のPPの代わりにPEを使用した
以外は実験例1と同じである。このときの繊維樹脂は2
%である。
【0035】
【表6】 評価)ペレット作成時の成形温度が、255℃から30
0℃の間であると良品が得られることが分かった(実験
例3−4から実験例3−8)。保持時間が180秒であ
るときは、265℃から285℃であることが好ましい
(実験例3−5から実験例3−7)。ペレットの成形温
度が245℃以下の場合は、外観不良が発生する(実験
例3−1から実験例3−3)。
【0036】
【表7】 評価)ペレット作成時の溶融時間は、275℃の場合、
20秒から600秒が好適であることが分かる。15秒
では未溶解部分があり、700秒では時間がかかりすぎ
てペレットの生産性が悪くなる。 [実験例4]実験例2のPPの代わりにPEとした以外
は実験例2と同じである。このときの繊維樹脂は2重量
%である。
【0037】
【表8】 評価)ペレット作成時の成形温度が、235℃から30
0℃の間であると良品が得られることが分かった(実験
例4−4から実験例4−8)。保持時間が180秒であ
るときは、235℃から265℃であることが好ましい
(実験例4−4から実験例4−7)。ペレットの成形温
度が225℃以下の場合は、外観不良が発生する(実験
例4−1から実験例4−3)。
【0038】
【表9】 評価)ペレット作成時の溶融時間は、285℃の場合、
20秒から600秒が好適であることが分かる。15秒
では未溶解部分があり、700秒では時間がかかりすぎ
てペレットの生産性が悪くなる。 [実験例5]実験例1において、布付成形品をブロー成
形する際の布の重量を多くし得られた粉砕物の樹脂と布
との比率を70:30とした以外は同じとし、得られた
ペレットを以下のバージン原料とのブレンド比率にして
そのブロー成形品を得た。ペレットのブレンド比率をそ
れぞれ40重量%、50重量%、60重量%、70重量
%、80重量%、90重量%、100重量%としたがそ
のときの繊維樹脂の重量はそれぞれ12重量%、15重
量%、18重量%、21重量%、24重量%、27重量
%、30重量%である。
【0039】
【表10】 評価)繊維樹脂の成形品への投入量が20重量%までで
あれば良品が得られることが分かる(実験例5−1から
実験例5−4より)。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、布貼り成形品の成形時
に生じる捨てバリ部の再処理だけでなく、廃棄処分され
る布貼り成形品自体の再処理を図るとともに、再処理さ
れる樹脂材料の再利用によっても、成形品の物性や外観
が低下せず、また成形にあたって成形品の肉厚などを十
分な精度で制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る布貼り成形品の斜
視図である。
【図2】図1に示す布貼り成形品のブロー成形態様を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 布貼り成形品 2 その成形品 3 繊維シート 4 分割金型 5 押出しヘッド 6 パリソン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29K 23:00 55:02 67:00 77:00 105:08 105:26 B29L 9:00

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂(A)からなる成形品の表
    面に、耐熱性の高い熱可塑性樹脂(B)の繊維からなる
    布を貼着した布貼り成形品であって、成形品を構成する
    熱可塑性樹脂(A)には繊維を構成する耐熱性の高い熱
    可塑性樹脂(B)が含有されており、しかも耐熱性が高
    い熱可塑性樹脂(B)は熱可塑性樹脂(A)の中にミク
    ロ状に分散して存在していることを特徴とする布貼り成
    形品。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂(A)が、高密度ポリエチ
    レン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂、ある
    いはポリスチレン樹脂、ABS樹脂、変性ポリオレフィ
    ンエーテルより構成されることを特徴とする請求項1記
    載の布貼り成形品。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂(B)が、ナイロンまたは
    ポリエステルより構成されることを特徴とする請求項1
    または2記載の布貼り成形品。
  4. 【請求項4】 ブロー成形により成形されることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の布貼り成
    形品。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂(A)に含有されている耐
    熱性の高い熱可塑性樹脂(B)は20重量%を超えない
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    の布貼り成形品。
  6. 【請求項6】 熱可塑性樹脂(A)からなる成形品の表
    面に、耐熱性の高い熱可塑性樹脂(B)の繊維からなる
    布を貼着した布貼り成形品の再処理方法であって、布貼
    り成形品を細かく粉砕した粉砕物を押出機に投入して、
    繊維を構成する耐熱性の高い熱可塑性樹脂(B)の融点
    温度からそれより50℃高い温度の範囲の温度で溶融混
    練してブレンド樹脂とし、該ブレンド樹脂を押出機から
    押し出して粒状化することを特徴とする布貼り成形品の
    再処理方法。
  7. 【請求項7】 溶融混練温度を、繊維を構成する耐熱性
    の高い熱可塑性樹脂(B)の融点温度からそれより30
    ℃高い温度の範囲とすることを特徴とする請求項6記載
    の布貼り成形品の再処理方法。
  8. 【請求項8】 溶融混練時間を、20〜600秒間とす
    ることを特徴とする請求項6または7記載の布貼り成形
    品の再処理方法。
  9. 【請求項9】 熱可塑性樹脂(A)が、高密度ポリエチ
    レン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂あるい
    はポリスチレン樹脂、ABS樹脂、変性ポリフェニレン
    樹脂より構成されることを特徴とする請求項6乃至8の
    いずれか1項に記載の布貼り成形品の再処理方法。
  10. 【請求項10】 熱可塑性樹脂(B)が、ナイロンまた
    はポリエステルより構成されることを特徴とする請求項
    6乃至9のいずれか1項に記載の布貼成形品の再処理方
    法。
  11. 【請求項11】 粒状化したブレンド樹脂を、熱可塑性
    樹脂(A)のバージン樹脂、再生樹脂あるいはこれらの
    混合樹脂にブレンドすることによりブロー成形すること
    を特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の
    布貼り成形品の再処理方法。
  12. 【請求項12】 粒状化したブレンド樹脂を、熱可塑性
    樹脂(A)のバージン樹脂、再生樹脂あるいはこれらの
    混合樹脂にブレンドすることにより射出成形することを
    特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の布
    貼り成形品の再処理方法。
  13. 【請求項13】 粒状化したブレンド樹脂を、熱可塑性
    樹脂(A)のバージン樹脂、再生樹脂あるいはこれらの
    混合樹脂にブレンドすることにより押出し成形すること
    を特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の
    布貼り成形品の再処理方法。
  14. 【請求項14】 粒状化したブレンド樹脂を、熱可塑性
    樹脂(A)のバージン樹脂、再生樹脂あるいはこれらの
    混合樹脂にブレンドすることによりプレス成形すること
    を特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の
    布貼り成形品の再処理方法。
  15. 【請求項15】 粒状化したブレンド樹脂を、熱可塑性
    樹脂(A)のバージン樹脂、再生樹脂あるいはこれらの
    混合樹脂にブレンドすることにより真空成形又は圧空成
    形又は真空圧空成形することを特徴とする請求項6乃至
    10のいずれか1項に記載の布貼り成形品の再処理方
    法。
  16. 【請求項16】 粒状化したブレンド樹脂を、熱可塑性
    樹脂(A)のバージン樹脂、再生樹脂あるいはこれらの
    混合樹脂にブレンドする際に、全体における繊維を構成
    する耐熱性の高い熱可塑性樹脂(B)のブレンド量を2
    0重量%を超えないようにしたことを特徴とする請求項
    6乃至15のいずれか1項に記載の布貼り成形品の再処
    理方法。
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