JP3158136U - 輪転機の給紙部 - Google Patents

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忠之 中尾
忠之 中尾
忠臣 田中
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Abstract

【課題】巻取紙を回転させるモータのインバータ制御を安価に実現する輪転機の給紙部を提供する。【解決手段】複数の巻取紙2a〜2cが装着され、印刷中の巻取紙2aから新しい巻取紙2bに紙継ぎを行うことにより輪転機の印刷部に連続的に給紙する輪転機の給紙部において、巻取紙2a〜2cの回転軸を回転させるために各巻取紙を装着するアームに設けられた複数台のモータ4a〜4cのインバータ制御を、インバータ制御装置を前記複数台のモータのいずれかに選択的に接続する切替装置を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、新聞等を印刷する輪転機における給紙部に関する。
輪転機の給紙部には複数の巻取紙が装着され、印刷中の巻取紙から新しい巻取紙に紙継ぎを行うことにより、輪転機の印刷部に連続的に給紙が行われる。
紙継ぎの際には、新しい巻取紙を予め回転(プリドライブ)させ、印刷中の巻取紙と周速を一致させる必要がある。新しい巻取紙を予め回転させるプリドライブ装置としては、非特許文献1に記載されているように、軸端ドライブ方式とベルトドライブ方式があり、さらに軸端ドライブ方式には、(1)軸端を歯付きベルトで駆動する方式、(2)軸端をギヤの噛み合わせで駆動する方式、(3)巻取紙を装着する各アームに取り付けたモータで軸端を各々駆動する方式がある。
このうち、上記(1)及び(2)の方式では、軸端を駆動させるモータは1台であり、この1台のモータによる駆動機構を巻取紙の軸方向に移動させることにより、紙幅の異なる巻取紙のプリドライブに対応させる。しかし、この方式では上述のとおり駆動機構を巻取紙の軸方向に移動させる必要があることから、そのための機械機構が必要となり、給紙部の製造コストが高くなる。
一方、上記(3)の方式では、モータと巻取紙が一対一の関係にあることから、モータによる駆動機構を移動させる必要はなくなるが、モータを巻取紙の数に合わせて複数台設ける必要がある。従来、モータとしては、制御性能に優れたサーボモータが使用されていたが、サーボモータは高価であるため、これを複数台設けると給紙部の製造コストが高くなる。これに対して、近年、インバータ制御装置の性能が向上し、安価なインダクションモータによってサーボモータ並の制御性能を発揮できるようになってきたが、インバータ制御装置とモータを一対一の組合せで使用すると、高価なインバータ制御装置を複数設ける必要があることから、依然として給紙部の製造コストが高くなるという問題がある。
社団法人日本新聞協会技術委員会編、「新聞印刷ハンドブック 改訂版」、社団法人日本新聞協会、2006年4月1日、p.117〜p.118
本考案が解決しようとする課題は、軸端ドライブ方式によって巻取紙のプリドライブを行う輪転機の給紙部において、その製造コストを抑えることにある。
本考案は、複数の巻取紙が装着され、印刷中の巻取紙から新しい巻取紙に紙継ぎを行うことにより輪転機の印刷部に連続的に給紙する輪転機の給紙部であって、巻取紙の回転軸を回転させるために各巻取紙を装着するアームに設けられた複数台のモータと、前記複数台のモータをインバータ制御する1台のインバータ制御装置と、前記インバータ制御装置を前記複数台のモータのいずれかに選択的に接続する切替装置とを備えたものである。
本考案においてモータとしては、安価なインダクションモータを使用することができる。すなわち、本考案においてモータの機能は、プリドライブと後述する巻取紙の巻き取りに限定しているので、モータの速度変速比率は小さくて済み、インダクションモータでも対応可能である。
本考案によれば、切替装置によって、インバータ制御装置を複数台のモータのいずれかに選択的に接続するので、1台のインバータ制御装置によって複数台のモータのインバータ制御を行うことができる。また、モータとしては、安価なインダクションモータを使用することができる。さらに、モータを巻取紙と一対一の関係で設けるので、モータによる駆動機構を移動させる必要もない。よって、輪転機の給紙部の製造コストを抑えることができる。
本考案に係る輪転機の給紙部を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 複数台のモータのインバータ制御を1台のインバータ制御装置で行うための回路構成図である。
以下、図面に示す実施例に基づき本考案の実施の形態を説明する。
図1は本考案に係る輪転機の給紙部を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。本実施例では、アーム1a〜1cを備える三本アーム1に、3個の巻取紙2a〜2cが装着されている。図示の状態では、巻取紙2aが印刷に使用されており、この印刷中の巻取紙2aの径が所定値以下になると、新しい巻取紙2bに紙継ぎが行われる。その後、印刷中の巻取紙2bの径が所定値以下になると、新しい巻取紙2cに紙継ぎが行われる。このように紙継ぎを順次繰り返すことにより輪転機の印刷部に連続的に給紙する。
紙継ぎの際には、三本アーム1がその主軸1d周りに回転(図1(b)の矢印方向)され、図1(b)に示すように、印刷中の巻取紙2aの走行経路に新しい巻取紙2bを近付ける。また、新しい巻取紙2bを予め回転(プリドライブ)させ、印刷中の巻取紙2aと周速を一致させる。その後、ペースターアーム3を使用して紙継ぎを行う。
本実施例では、紙継ぎの際に新しい巻取紙をプリドライブさせるために減速機付きのインダクションモータ4a〜4c(以下、単に「モータ4a〜4c」という。)を使用する。これらのモータ4a〜4cは巻取紙2a〜2cごと(アーム1a〜1cごと)に設けられている。すなわち、モータ4aはアーム1aに設けられて巻取紙2aの回転軸を回転させ、モータ4bはアーム1bに設けられて巻取紙2bの回転軸を回転させ、モータ4cはアーム1cに設けられて巻取紙2cの回転軸を回転させる。
また、本実施例では、紙継ぎ終了後、使用済みの巻取紙の回転を止めるために巻取紙2a〜2cごと(アーム1a〜1cごと)にブレーキ装置5a〜5cが設けられている。ブレーキ装置5a〜5cによって使用済みの巻取紙の回転を止めたとしても、その使用済みの巻取紙からは紙が払い出された状態となっている。そこで、本実施例では、使用済みの巻取紙の回転を止めた後に、モータ4a〜4cを使用して紙を巻き取るようにしている。この巻き取り時のモータ4a〜4cの回転方向は、当然、上述のプリドライブ時とは逆である。
ここで、モータ4a〜4cの制御方式としてはインバータ制御を採用しているが、本実施例では、3台のモータ4a〜4cのインバータ制御を1台のインバータ制御装置で行う。図2には、そのための回路構成図を示す。
図2においてインバータ制御装置6には三相電源(R,S,T)が供給される。そして、インバータ制御装置6は、その出力を三相ケーブル(U,V,W)を介してモータ4a〜4cに供給し、インバータ制御を行う。三相ケーブル(U,V,W)の途中にはスリップリング7を設け、上述した紙継ぎ時の三本アームの回転に対応できるようにしている。
スリップリング7の下流側には、電磁接触器8a〜8cを備えた切替装置8が設けられている。この切替装置8によって、インバータ制御装置6を3台のモータ4a〜4cのいずれかに選択的に接続する。すなわち、モータ4aのインバータ制御を行うときには電磁接触器8aのみを導通させ、モータ4bのインバータ制御を行うときには電磁接触器8bのみを導通させ、モータ4cのインバータ制御を行うときには電磁接触器8cのみを導通させる。
以上の構成において、紙継ぎの動作手順は以下のとおりである。
(1)先に図1(b)を参照して説明したように、紙継ぎの際には、その準備動作の一つとして新しい巻取紙2bを予め回転(プリドライブ)させ、印刷中の巻取紙2aと周速を一致させる必要がある。このために、切替装置8において電磁接触器8bのみを導通させ、インバータ制御装置6の出力を、新しい巻取紙2bに対応するモータ4bに供給し、そのインバータ制御を行う。なお、印刷中の巻取紙2aは、ブレーキ装置5aによって張力調整しているだけで、インバータ制御していない。
(2)印刷中の巻取紙2aから新しい巻取紙2bへの紙継ぎが終了したら、電磁接触器8bを開放する。
(3)その後、図1に示したブレーキ装置5aを作動させ、使用済みの巻取紙2aの回転を止める。
(4)使用済みの巻取紙2aの回転を止めたとしても、その使用済みの巻取紙2aからは紙が払い出された状態となっている。そこで、使用済みの巻取紙2aの回転を止めた後に、モータ4aを使用して紙を巻き取る。このために、切替装置8において電磁接触器8aのみを導通させ、インバータ制御装置6の出力を、使用済みの巻取紙2aに対応するモータ4aに供給し、そのインバータ制御を行う。
(5)巻取紙2bから巻取紙2cへの紙継ぎ、巻取紙2cから巻取紙2aへの紙継ぎの際にも、上記と同様の動作を繰り返す。
なお、以上の実施例では三本アームを使用して3個の巻取紙を装着したが、装着する巻取紙の数は2個以上であれば、とくに制限はされない。また、切替装置の構成も電磁接触器を使用したものには限定されず、要するにインバータ制御装置を複数台のモータのいずれかに選択的に接続するできるものであればよい。また、ブレーキ装置としては、ディスクブレーキ、ドラムブレーキ等が考えられる。
1 三本アーム
1a〜1c アーム
2a〜2c 巻取紙
3 ペースターアーム
4a〜4c モータ(インダクションモータ)
5a〜5c ブレーキ装置
6 インバータ制御装置
7 スリップリング
8 切替装置
8a〜8c 電磁接触器

Claims (2)

  1. 複数の巻取紙が装着され、印刷中の巻取紙から新しい巻取紙に紙継ぎを行うことにより輪転機の印刷部に連続的に給紙する輪転機の給紙部であって、
    巻取紙の回転軸を回転させるために各巻取紙を装着するアームに設けられた複数台のモータと、
    前記複数台のモータをインバータ制御する1台のインバータ制御装置と、
    前記インバータ制御装置を前記複数台のモータのいずれかに選択的に接続する切替装置とを備えた輪転機の給紙部。
  2. モータがインダクションモータである請求項1に記載の輪転機の給紙部。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108116919A (zh) * 2017-12-11 2018-06-05 南通大学 一种多旋转轴共轴心传动机构
JP2020099107A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 日鉄日新製鋼株式会社 三相交流電動機の駆動方法および駆動装置

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