JP3157711U - 立体模様を表面に有する容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐熱性が高い上、外力により容易に剥がれないため実用性が高い立体模様を表面に有する容器を提供する。【解決手段】立体模様を表面に有する容器は、射出被覆方式を利用し、容器本体1とパターン層2とを一体に射出成形する。パターン層2は、内側から外側にかけて順次形成された底板21、第1の挟持層22、アルミ層23、軟質層24、第2の挟持層25及び保護層27を有する。保護層27は、第2の挟持層25上に立体模様をエンボス加工してから、所望のパターンを印刷し、パターン上にワニスを塗布して形成する。【選択図】図3

Description

本考案は、射出被覆方式を利用し、パターン層と容器本体とを一体成形する容器に関する。
一般に市販されている容器は、その外表面にきれいなパターンが印刷され、容器本体の表面にパターン層が設けられている。例えば、図5に示すように、従来の容器は、容器本体3及びパターン層4を含む。容器本体3は、上方開口のカップ状であり、射出成形した後にパターン層4が貼着される。パターン層4は、容器本体3の見た目に様々な変化を持たせるために、表面に様々なパターンが印刷されたプラスチック薄膜からなる。
しかし、上述の容器は、使用上、以下(1)〜(3)の欠点を有する。
(1)容器のパターン層は平面パターンであり、変化に乏しく面白みに欠けるため、消費者の注意をひきつけることができない上、消費者の購買意欲を刺激することもできない。
(2)容器本体に貼着されるパターン層は、長期間使用すると剥離し、元の美しい見た目が失われ、見る者に使い古された感じを与える虞がある。
(3)容器のパターン層は、容器本体に貼着されているだけであり、耐熱性を備えていない上、外力で引っ張られると分離する虞があるため、容器の使用範囲が限定され、日常生活での使用が不便である。
本考案の第1の目的は、パターン層が容器本体を被覆するように一体に射出成形することにより、耐熱性を備える上、外力により容易に剥がれないようにして実用性を高める、立体模様を表面に有する容器を提供することにある。
本考案の第2の目的は、パターン層の中に軟質層を設け、エンボス加工される模様を深く形成して立体的に見える、立体模様を表面に有する容器を提供することにある。
本考案の第3の目的は、模様をエンボス加工により形成してから印刷層を形成するため、印刷層が断続的になることを防ぐ、立体模様を表面に有する容器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、射出被覆方式を利用し、容器本体とパターン層とを一体に射出成形し、前記パターン層は、内側から外側にかけて順次形成された底板、第1の挟持層、アルミ層、軟質層、第2の挟持層及び保護層を有し、前記保護層は、前記第2の挟持層上に立体模様をエンボス加工してから、所望のパターンを印刷し、前記パターン上にワニスを塗布して形成することを特徴とする立体模様を表面に有する容器が提供される。
また、前記第1の挟持層及び前記第2の挟持層は、それぞれポリエチレンテレフタレート又はポリプロピレンからなることが好ましい。
また、前記軟質層はポリウレタンからなることが好ましい。
本考案の立体模様を表面に有する容器は、以下(1)〜(3)の効果を有する。
(1)パターン層が容器本体を被覆するように一体に射出成形することにより、耐熱性が高い上、外力により容易に剥がれないため実用性を高めることができる。
(2)パターン層の中に軟質層を設け、エンボス加工される模様が深いため立体的に見える。
(3)模様をエンボス加工により形成してから印刷層を形成するため、印刷層が断続的にならない。
本考案の一実施形態による立体模様を表面に有する容器を示す斜視図である。 本考案の一実施形態による立体模様を表面に有する容器を示す断面図である。 図2の部分拡大図である。 本考案の一実施形態による立体模様を表面に有する容器を製造するときの状態を示す断面図である。 従来の構造を示す斜視図である。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本考案の一実施形態による立体模様を表面に有する容器は、容器本体1と、容器本体1の表面を被覆するパターン層2と、を含む。本実施形態の立体模様を表面に有する容器は、射出被覆方式により、容器本体1とパターン層2とを一体に射出成形し、容器本体1の表面をパターン層2で被覆して平らに形成する。
図3に示すように、本実施形態による立体模様を表面に有する容器のパターン層2は、内側から外側にかけて順次形成された底板21、第1の挟持層22、アルミ層23、軟質層24、第2の挟持層25、印刷層26及び保護層27を含む。底板21は、紙、ポリスチレン(PS)又はポリプロピレン(PP)からなる。第1の挟持層22及び第2の挟持層25は、ポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリプロピレン(PP)からなる。軟質層24は、ポリウレタン(PU)からなる。
実際にパターン層2を製造する際は、底板21に第1の挟持層22を貼着してからアルミ層23を真空蒸着し、アルミ層23上に軟質層24を貼着し、軟質層24上に第2の挟持層25を貼着し、第2の挟持層25上にエンボス加工により模様251を形成してから、パターンが印刷された印刷層26を形成する。その後、印刷層26上にワニスを塗布して保護層27を形成する。第2の挟持層25は、内側に軟質層24が設けられ、エンボス加工により深い模様251が形成されているため、パターン層2は立体的な視覚効果を得ることができる。
図4に示すように、本考案の一実施形態による立体模様を表面に有する容器を製造する際、まず、パターン層2を形成した後にモールド金型の中に置き、射出被覆方式により、容器本体1とパターン層2とを一体に射出成形する。これにより、容器本体1は表面がパターン層2により覆われて一体成形されて表面が平らになり、パターンが断続的になることを防ぐ。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 容器本体
2 パターン層
3 容器本体
4 パターン層
21 底板
22 第1の挟持層
23 アルミ層
24 軟質層
25 第2の挟持層
26 印刷層
27 保護層
251 模様

Claims (3)

  1. 射出被覆方式を利用して一体に射出成形した、容器本体とパターン層とを有し、
    前記パターン層は、内側から外側にかけて順次形成された底板、第1の挟持層、アルミ層、軟質層、第2の挟持層及び保護層を有し、
    前記保護層は、前記第2の挟持層上に立体模様をエンボス加工してから、所望のパターンを印刷し、前記パターン上にワニスを塗布して形成することを特徴とする立体模様を表面に有する容器。
  2. 前記第1の挟持層及び前記第2の挟持層は、それぞれポリエチレンテレフタレート又はポリプロピレンからなることを特徴とする請求項1に記載の立体模様を表面に有する容器。
  3. 前記軟質層はポリウレタンからなることを特徴とする請求項1に記載の立体模様を表面に有する容器。
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