JP3157572U - 計量スプーン - Google Patents

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Abstract

【課題】粉洗剤箱に収納しても、見つけやすく、取り出しやすく、粉洗剤が手に付着した時に生じる不快感を軽減する計量スプーンを提供する。【解決手段】取っ手部がクランク状に伸びている事で計量スプーンの計量容器側壁から逆U字状部を形成し、つまみ部がやや水平になる。または、取っ手部を構成するクランク状の終端から立ち上がり部を有してクランク状と立ち上がり部でU字状部を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は取っ手部を曲げた洗剤計量スプーンに関する。
一般に市販の粉洗剤等の包装容器は計量スプーンが包装容器内に粉洗剤等と一緒に入っている、あるいは包装容器蓋の裏面や包装容器の外側に取り外しができるような形で付属している。
特許第4259727号 特許第4044056号
洗濯時に計量スプーンを用いて、粉洗剤の適度な分量を量ることができるが、粉洗剤とスプーンを一緒に収納すると使用の度に粉洗剤が手に付着し不快になるという問題点があった。
また、洗剤箱に収納すると粉洗剤の中に計量スプーンが埋もれる事があり、探す手間がかかるという問題がある。
さらに洗剤箱に計量スプーン入れたまま取っ手部のみを外側に出すと洗剤箱蓋が閉まらずに粉洗剤が飛び散りやすく、洗剤箱に異物が混入する恐れや、湿気の吸収を引き起こす。
また計量スプーン全体を洗剤箱の外側に置いたり掛けたりして保管すると、計量スプーンの計量容器に残った洗剤で洗剤箱が汚れたり、計量スプーンが紛失する恐れがある。
更に洗剤箱全体の置き場所を考えた場合、計量スプーン全体あるいは取っ手部が邪魔になり洗剤箱の置き場所が限定される恐れがあった。また、乱雑で見栄えが悪かった。
本考案は計量スプーンの取っ手部に逆U字状の窪みを設けて洗剤箱側壁上部に引っ掛ける形にした。
更に取っ手部の形は洗剤箱と洗剤箱蓋の隙間に沿う形にし、計量スプーンを洗剤箱側壁上部に引っ掛けた状態でも洗剤箱蓋を閉める事が可能な形にした。
また、計量スプーンの目印機能や掴みやすさを追及するため、つまみ部が洗剤箱からほぼ水平に出るようにした。
更に洗剤箱の置き場所が狭い場合でも対応可能にするために使用後に取っ手部をヒンジ機能を用いて折り曲げて収納できるようにした。
計量スプーンの容器側壁から逆U字状を形成し、つまみ部がやや水平になる特徴を活かして、洗剤箱の側壁上部に引っ掛けて使用する事ができる。箱から飛び出た取っ手部が計量スプーンの場所を示す印の役目を果たすため、見つけやすく、更につかみやすく、取り出しやすい。取っ手部が箱から飛び出ている事で洗剤箱の中に直接手を入れなくても済むので、粉洗剤が手に付着した時に生じる不快感を改善する事ができる。
また、洗剤箱から取っ手部が飛び出しても洗剤箱蓋を閉める事が可能であるため、湿気吸収を防止し、洗剤が飛び散る事や異物の混入を防止できる。
更に取っ手部をヒンジ機能を用いて折り曲げられるタイプ(図5〜8)は取っ手部が洗剤箱から飛び出ても邪魔にならないので洗剤箱の置き場所を限定しない。更に見た目もスマートで美しい。
本考案の計量スプーン第1実施形態の側面図 本考案の計量スプーン第2実施形態の側面図 本考案の計量スプーン第3実施形態の側面図 本考案の計量スプーン第4実施形態の側面図 本考案の計量スプーン第5実施形態の側面図 本考案の計量スプーン第6実施形態の側面図 本考案の計量スプーン第7実施形態の側面図 本考案の計量スプーン第8実施形態の側面図 本考案の計量スプーンを洗剤箱上部に引っ掛けた状態の説明図 本考案の計量スプーンを洗剤箱上部に引っ掛けて蓋を閉めた状態の説明図 本考案の計量スプーンのつまみ部をヒンジ機能で曲げた状態の説明図
粉洗剤箱の側面に計量スプーンの取っ手部にある逆U字状の窪みを引っ掛けて使用する。計量容器が箱の内側に入るように逆U字状部のくぼみ部を引っ掛けることで洗剤箱の外側に取っ手部のつまみ部が出る。更につまみ部がとび出た状態で洗剤箱蓋を閉める。また洗剤箱の置き場所が狭い場合も考慮し、つまみ部が邪魔になるのを防ぐため洗剤容器側壁とつまみ部が平行になるようにヒンジ機能を用いて折り曲げる。
考案者として考えうる事項は複数あるが共通事項についてまずは説明する。以下添付図面に従って一実施例を説明する。
計量スプーン本体(1)は耐久性のプラスチック等、適宜素材にて一体化形成された洗剤計量スプーンである。
計量スプーン本体(1)は計量容器(2)と取っ手部(10)から形成されており、取っ手部(10)は計量容器以外の全ての部分を指し、つまみ部(11)は取っ手部(10)に含まれる。
クランク状(8)とは折れ曲がった柄のことであり、図1の取っ手部(10)からつまみ部(11)を除いた部分のことを言う。クランク状(8)は必ずしも直角で構成されているわけではない。
図1は取っ手部(10)が計量容器上端(4)からクランク状(8)に伸びていることで計量容器側壁(5)から逆U字状部(7)を形成し、つまみ部(11)がやや水平になる計量スプーンである。その使用方法は計量スプーンのつまみ部(11)を持って洗剤箱の容器内部側にスプーンの計量容器(2)を入れ、つまみ部(11)が洗剤箱の外側に出るように逆U字状部(7)を洗剤箱の側壁上部に引っ掛け、洗剤箱蓋の接触部(9)と洗剤箱蓋を接触させる。
図2は取っ手部(10)を構成するクランク状(8)の終端から立ち上がり部(6)を有してクランク状(8)と立ち上がり部(6)でU字状部(12)を形成する計量スプーンである。その使用方法は計量スプーンのつまみ部(11)を持って、洗剤箱の容器内部側にスプーンの計量容器(2)を入れ、つまみ部(11)が洗剤箱の外側に出るよう洗剤箱の側壁上部に逆U字状部(7)を引っ掛け、U字状部(12)に洗剤箱蓋を接触させる。
図3は計量容器上端(4)から立ち上がり部(6)を設けてクランク状(8)と連結した取っ手部(10)を有する計量スプーンである。その使用方法は、計量容器上端(4)から立ち上がり部(6)を設ける事で、つまみ部(11)の高さと計量容器上部(3)の高さが近づき安定して持ちやすくなったつまみ部(11)を持ち、洗剤箱の容器内部側にスプーンの計量容器(2)を入れ、つまみ部(11)が洗剤箱の外側に出るよう洗剤箱の側壁上部に逆U字状部(7)を引っ掛け、洗剤箱蓋の接触部(9)と洗剤箱蓋を接触させる。
図4は図3の形態のうち計量容器上端(4)とつまみ部(11)がほぼ同じ高さである計量スプーンである。その使用方法は計量容器上端(4)とつまみ部(11)をほぼ同じ高さにすることで持ちやすくなったつまみ部(11)を持ち、洗剤箱の容器内部側にスプーンの計量容器(2)を入れ、つまみ部(11)が洗剤箱の外側に出るよう洗剤箱の側壁上部に逆U字状部(7)を引っ掛けた状態で洗剤箱蓋の接触部(9)と洗剤箱蓋を接触させて使用する。
図5は図1の形態においてつまみ部(11)の根元にヒンジ機能(13)を備えて、計量容器側壁(5)と平行になるように折り曲げ可能にした計量スプーンである。その使用方法は計量スプーンのつまみ部(11)を持って、洗剤箱の容器内部側にスプーンの計量容器(2)を入れ、つまみ部(11)が洗剤箱の外側に出るよう洗剤箱の側壁上部に逆U字状部(7)を引っ掛けた状態で洗剤箱蓋の接触部(9)と洗剤箱蓋を接触させ、さらに洗剤計量後はヒンジ機能(13)を用いてつまみ部(11)を計量容器側壁(5)と平行になるように折り曲げる。
図6は図2の形態においてつまみ部(11)の根元にヒンジ機能(13)を備えて、計量容器側壁(5)と平行になるように折り曲げ可能にした計量スプーンである。その使用方法は計量スプーンのつまみ部(11)を持って、洗剤箱の容器内部側にスプーンの計量容器(2)を入れ、つまみ部(11)が洗剤箱の外側に出るよう洗剤箱の側壁上部に逆U字状部(7)を引っ掛けた状態でU字状部(12)に洗剤箱蓋を接触させ、さらに洗剤計量後はヒンジ機能(13)を用いてつまみ部(11)を計量容器側壁(5)と平行になるように折り曲げる。
図7は図3の形態においてつまみ部(11)の根元にヒンジ機能(13)を備えて、計量容器側壁(5)と平行になるように折り曲げ可能にした計量スプーンである。その使用方法は計量容器上端(4)から立ち上がり部(6)を設けてつまみ部(11)が計量容器上部(3)に近づくことで安定して持ちやすくなったつまみ部(11)を持ち、洗剤箱の容器内部側にスプーンの計量容器(2)を入れ、つまみ部(11)が洗剤箱の外側に出るよう洗剤箱の側壁上部に逆U字状部(7)を引っ掛けた状態で洗剤箱蓋の接触部(9)と洗剤箱蓋を接触させ、さらに洗剤計量後はヒンジ機能(13)を用いてつまみ部(11)と計量容器側壁(5)が平行になるように折り曲げる。
図8は図4の形態においてつまみ部(11)の根元にヒンジ機能(13)を備えて、計量容器側壁(5)と平行になるように折り曲げ可能にした計量スプーンである。その使用方法は計量容器上端(4)とつまみ部(11)をほぼ同じ高さにすることで持ちやすくなったつまみ部(11)を持ち、洗剤箱の容器内部側に計量容器(2)を入れ、つまみ部(11)が洗剤箱の外側に出るよう洗剤箱の側壁上部に逆U字状部(7)を引っ掛けた状態で洗剤箱蓋の接触部(9)と洗剤箱蓋を接触させ、さらに洗剤計量後はヒンジ機能(13)を用いてつまみ部(11)と計量容器側壁(5)が平行になるように折り曲げる。
図9は図1または図5の計量スプーンを洗剤箱の側面上部に引っ掛け、つまみ部(11)がやや水平に保たれている状態を示す説明図である。
図10は図1または図5の計量スプーンを洗剤箱の側面上部に引っ掛けて洗剤箱蓋を閉めた状態でつまみ部(11)がやや水平に保たれていることを示す説明図である。
図11は図5の計量スプーンを洗剤箱の側面上部に引っ掛けて洗剤箱蓋を閉めた状態でつまみ部(11)にヒンジ機能(13)を用いて計量容器側壁(5)と平行になるように折り曲げたことを示す説明図である。
本発明は上記各実施形態に限定される事なく、種々の変更が可能である。例えば、計量スプーンは粉洗剤に限らず、調味料やお菓子等洗剤以外の内容物を計量したり取り出したりできるスプーンとして使用可能である。
1 計量スプーン本体
2 計量容器
3 計量容器上部
4 計量容器上端
5 計量容器側壁
6 立ち上がり部
7 逆U字状部
8 クランク状
9 洗剤箱蓋の接触部
10 取っ手部
11 つまみ部
12 U字状部
13 ヒンジ機能









Claims (5)

  1. 計量容器及び先端につまみ部を備える取っ手部を有する計量スプーンにおいて、取っ手部がクランク状に伸びている事で計量スプーンの計量容器側壁から逆U字状部を形成し、つまみ部がやや水平になる事を特徴とする計量スプーン。
  2. 取っ手部を構成するクランク状の終端から立ち上がり部を有してクランク状と立ち上がり部でU字状部を形成する事を特徴とする請求項1に記載した計量スプーン。
  3. 計量容器上端から立ち上がり部を設けてクランク状と連結した取っ手部を有する事を特徴とする請求項1または2に記載した計量スプーン。
  4. 計量容器上端とつまみ部がほぼ同じ高さであることを特徴とする請求項3に記載した計量スプーン。
  5. つまみ部の根元にヒンジ機能を備えて、計量容器側壁と平行になるように折り曲げ可能にした事を特徴とする請求項1〜4のいずれの項に記載した計量スプーン。





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