JP4876486B2 - 箱型容器 - Google Patents

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本発明は、少なくとも二重壁を有する箱型容器に関する。
従来、粉末洗剤等を収容する箱型容器が知られている。この箱型容器は、内容物を収容する収容部と、収容部を覆うための蓋部とからなり、紙などのシートを折り線に沿って折り込み、立方体の箱型容器を形成する。
特に、粉末洗剤等を内容物とする場合、使用時においてこの粉末を掬い取るためのスプーンが同封されていることが多い。しかし、通常使用時において、粉末上にスプーンを置いておくと、粉末中にスプーンが潜ってしまうことが多々あった。また、洗濯作業時においては、濡れた手でスプーンを扱うことが多いため、洗剤をスプーンにより掬い取った後、このスプーンを再び洗剤容器に戻すと、スプーンの柄が濡れているため、スプーンの柄に粉末状の洗剤粉がこびり付いてしまう、または、洗剤粉と、スプーンとが、直接触れることにより、スプーンに付着した水分により、洗剤粉が固まってしまう等の問題があった。また、容器に粉末状の内容物を充填した後、スプーンをこの粉末上に置くと、容器の輸送時などの振動に伴い、スプーンが粉末中に潜ってしまい、使用時にスプーンを取り出しづらいという問題もあった。
そこで、これらの課題を解決し、内容物中にスプーンなどの部品が混ざってしまうようなことがない容器を提供することにある。
そこで、本発明の請求項1記載の発明は、外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、
前記内側壁の一部に上下方向に延びた切込みを形成し、この切込みの下端を折り曲げ中心として前記収容部の内方へ下向きに折り曲げることで舌片状の保持部を形成するとともに、該保持部の先端を欠如して凸形状とした箱型容器であって、前記部品の一部に備える孔を前記保持部の先端に引掛けることで、前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする箱型容器である。
請求項2記載の発明は、外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、前記内側壁のうち、向かい合う1対の内側壁の一方に凹部を、他方に凸部を形成して、前記凹部と前記凸部とにより保持部を形成し、前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする箱型容器である。
請求項記載の発明は、外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、
前記内側壁のうち、向かい合う1対の内側壁にそれぞれ罫線を形成して凸部とし、該2つの凸部により保持部を形成し、前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする箱型容器である。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記凹部は、前記内側壁の一部を切り抜いた孔であることを特徴とする箱型容器である。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記凸部は、凸形状を有する罫線であることを特徴とする箱型容器である。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記凹部は、テボスからなる窪みであることを特徴とする箱型容器である。
請求項記載の発明は、外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、
前記内側壁のうち、向かい合う1対の内側壁のそれぞれに、上下方向に延びた切込みを形成し、この切込みの下端を折り曲げ中心として前記収容部の内方へ下向きに折り曲げることで舌片状の保持部を形成するとともに、これら2つの保持部によって一対の棚状の保持部を形成した箱型容器であって、
前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする箱型容器である。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記保持部のうち、少なくとも1つの保持部の一部分を欠如した箱型容器であって、前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする箱型容器である。請求項9記載の発明は、外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、前記複数の二重壁のうちの1つが、前記外側壁と前記内側壁とが隙間をもって配置されるとともに、前記内側壁の一部を切り抜いて開口を形成し、前記部品の後端に屈曲部を形成して該屈曲部を前記開口に引掛けて保持し、前記部品を前記収容部に収容することを特徴とする箱型容器である。
請求項10記載の発明は、請求項1乃至に記載の発明において、前記二重壁は、外側壁と、該外側壁の一部を容器の内方へと折り込んでなる内側壁と、を有することを特徴とする箱型容器である。
請求項11記載の発明は、請求項1乃至に記載の発明において、前記二重壁は、外側壁と、該外側壁の内側に別枠を貼り合わせてなる内側壁と、を有することを特徴とする箱型容器である。
請求項12記載の発明は、請求項1乃至に記載の発明において、前記二重壁は、1枚のシートを折りたたんでなる、外側壁と、内側壁と、を有することを特徴とする箱型容器である。
請求項13記載の発明は、請求項1乃至12に記載の発明において、前記箱型容器は、紙容器であることを特徴とする箱型容器である。
請求項1に記載の発明によれば、外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、前記内側壁の一部に上下方向に延びた切込みを形成し、この切込みの下端を折り曲げ中心として前記収容部の内方へ下向きに折り曲げることで舌片状の保持部を形成したことを特徴とする。また、保持部の先端を欠如して凸形状とした箱型容器であって、前記部品の一部に備える孔を前記保持部の先端に引掛けることで、前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容する。
よって、前記舌片状の保持部に、スプーンなどの部品を保持することができ、内容物中に部品が潜りこんでしまうようなことがない。
また、前記保持部の一部分を欠如した箇所に、スプーンなどの部品を保持することができ、内容物中に部品が潜りこんでしまうようなことがない。
請求項に記載の発明によれば、外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、前記内側壁のうち、向かい合う1対の内側壁の一方に凹部を、他方に凸部を形成して、前記凹部と前記凸部とにより保持部を形成し、前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする。
よって、前記内側壁に形成された前記凹部と、該凹部と向かい合う内側壁に形成された前記凸部と、を一対とする保持部により、部品全体を保持することが可能である。
請求項記載の発明によれば、外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、前記内側壁のうち、向かい合う1対の内側壁にそれぞれ罫線を形成して凸部とし、該2つの凸部により保持部を形成し、前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする。
よって、前記凸部と、該凸部と向かい合う内側壁に形成された、前記凸部と、を一対とする保持部により、部品全体を保持することが可能である。
請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明において、前記凹部は、前記内側壁の一部を切り抜いた孔であることを特徴とする。
よって、前記保持部を、前記内側壁の一部を切り抜くことで簡単に形成することが可能である。
請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明において、前記凸部は、凸形状を有する罫線であることを特徴とする。
よって、前記凸部を、凸形状を有する罫線とすることで簡単に保持部を形成することが可能である。
請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明において、前記凹部は、デボスからなる窪みであることを特徴とする。
よって、前記凹部を、窪みとすることで簡単に保持部を形成することが可能である。
請求項記載の発明によれば、外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、前記内側壁のうち、向かい合う1対の内側壁のそれぞれに、上下方向に延びた切込みを形成し、この切込みの下端を折り曲げ中心として前記収容部の内方へ下向きに折り曲げることで舌片状の保持部を形成するとともに、これら2つの保持部によって一対の棚状の保持部を形成し、前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする。
よって、2つの内側壁に形成された、切込みを内方へと折り込むことにより形成される2つの舌片状の凸部からなる、一対の保持部により、部品全体を保持することが可能である。さらには、棚状の保持部を形成することにより、舌片状の凸部の長さ分、部品の長さが短くても、部品を保持することが可能である。よって、保持可能な部品の、大きさや、長さの許容範囲が大きくなる効果がある。
請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明において、前記保持部のうち、少なくとも1つの保持部の一部分を欠如した箱型容器であって、前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする。
よって、舌片状の凸部の一部分を欠如した箇所と、他の凸部と、を一対とする保持部に、部品を保持可能である。また、請求項9記載の発明によれば、外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、前記複数の二重壁のうちの1つが、前記外側壁と前記内側壁とが隙間をもって配置されるとともに、前記内側壁の一部を切り抜いて開口を形成し、前記部品の後端に屈曲部を形成して該屈曲部を前記開口に引掛けて保持し、前記部品を前記収容部に収容することを特徴とする。よって、隙間に、部品を挿入して引っ掛けることにより、部品を保持することもできる。この場合、収容部の内側壁の一部に、切り抜きを形成するだけで良く、経済的かつ機能的に保持部を形成可能である。
請求項10記載の発明によれば、請求項1乃至に記載の発明において、前記二重壁は、外側壁と、該外側壁の一部を容器の内方へと折り込んでなる内側壁と、を有することを特徴とする。
よって、前記二重壁を有する箱型容器を容易に形成することが可能である。
請求項11記載の発明によれば、請求項1乃至に記載の発明において、前記二重壁は、外側壁と、該外側壁の内側に別枠を貼り合わせてなる内側壁と、を有することを特徴とする。
よって、前記二重壁を有する箱型容器を容易に形成することが可能である。
請求項12記載の発明によれば、請求項1乃至に記載の発明において、前記二重壁は、1枚のシートを折りたたんでなる、外側壁と、内側壁と、を有することを特徴とする。
よって、前記二重壁を有する箱型容器を容易に形成することが可能である。
請求項13記載の発明によれば、請求項1乃至12に記載の発明において、前記箱型容器は、紙容器であることを特徴とする。
よって、保持部を有する箱型容器を容易に形成することが可能である。
図1は、本発明の一例としての箱型容器1の全体斜視図である。この箱型容器1は、蓋部2及び収容部3から構成され、蓋部2が収容部3を覆うようにして閉蓋される。
前記蓋部2の把持部4近傍には、半円形状のコハゼ6が形成されており、このコハゼ6の両端から、把持部4を折り曲げるための折込線(9、9’)が形成されている。そして、蓋部2の開封時に把持部4を掴み、引き上げると、把持部4が折込線(9、9’)に沿って曲がり、コハゼ6の先端が突出する。このコハゼ6の先端を収容部3に形成されたロック部5の上方の隙間に掛止もしくは引き抜くことにより、蓋部2の開閉作業を行うものである。また、容器1の収容部3の内側壁には、1または複数の凸部もしくは凹部からなる保持部7が形成されており、この保持部7によって、後述する、部品Bを保持することが可能である。
図1で示した箱型容器1の展開図を、図2から図4に示す。
図2は、蓋部2の展開図である。蓋部2は、1枚のシート上に形成された複数の折り線kよって、計9つの面に区画されている。そして、これらの面を折り線kに沿って、内側へと折り込むことにより、立方体形状の蓋部2を形成する。
上記シートに形成された複数の面は、詳しくは、1つの天板mと、この天板mに接する4つの側面(c1、c2、c3、c4)と、貼着面(d4、d5、d6、d7)とからなり、それぞれの面を折り線kに沿って90°の角度で折り込み、貼着面(d4、d5、d6、d7)にて貼り合せることにより蓋部2を完成する。
また、蓋部2の表面(c2)には、略四角形状の把持部4が形成されている。そして、把持部4上方には、略上半円形状のコハゼ6が形成されている。このコハゼ6には、コハゼ6の左右両側から前記把持部4の付け根にかけて、直線状の罫線(折込線)(9、9’)が形成されており、蓋部2の開封時に把持部4を掴み、引き上げると、把持部4が折込線(9、9’)に沿って曲がり、コハゼ6の先端が突出することとなる。そして、このコハゼ6の先端を収容部3に形成されたロック部5の上方の隙間に掛止することにより、蓋部2のロックを行うものである。また、表面(c4)は、後述する、収容部3のヒンジ面(f1)に貼着して、蓋部2の開閉をする際のヒンジ部となる。
図3は、収容部3の展開図である。収容部3は、1枚のシート上に形成された複数の折り線kよって、計13の面に区画されている。そして、これらの面を折り線kに沿って、内側へと折り込むことにより、立方体の収容部3を形成する。
上記シートに形成された複数の面は、詳しくは、4つの外側壁(s1、s2、s3、s4)と、この4つの外側壁の上方に接し、箱型容器の組み立て時、収容部の内側に折り込む面である4つの内側壁(p1、p2、p3、p4)と、前記外側壁(s2、s4)の下方に接し、箱型容器の組み立て時、収容部の底部となる2つの底面(t1、t2)と、前記外側壁(s1、s3)の下方に接する2つの貼合せ面(d2、d3)と、前記外側壁(s4)の横に接する1つの貼合せ面(d1)と、からなる。
また、それぞれの内側壁(p1、p2、p3、p4)の縁周には、内側壁を収容部3の内方へと折りたたんだ後、前記外側壁(s1、s2、s3、s4)の裏側に貼り付けるための接着部uが形成されている。また、外側壁(s4)の一部分には、蓋部2の一部を貼着してヒンジ部fを形成するためのヒンジ面(f1)が形成されている。
収容部3の、それぞれの面(p1、p2、p3、p4)(s1、s2、s3、s4)(t1、t2)(d1、d2、d3)は、折り線kを介して接しており、この折り線kに沿って各面を折り込んだ後、貼り合せることにより、立方体の収容部3を完成する。
このとき、内側壁以外の面(s1、s2、s3、s4)(t1、t2)(d1、d2、d3)は、折り線kに沿って90°の角度で折込んだ後、貼合せ面(d1、d2、d3)にて貼着する。
一方、内側壁(p1、p2、p3、p4)は、折り線kに沿って180°の角度で折込み、外側壁(s1、s2、s3、s4)の裏側にて貼着する。特に、内側壁(p1、p2、p3、p4)の一部分に、凹部、凸部、切込み、等を形成することにより、後述する、部品の保持が可能な保持部7を形成する。
内側壁(p1、p2、p3、p4)を折り線kに沿って180°折込むと、図4に示すように、容器の内側に折り込まれた内側壁(p1、p2、p3、p4)を形成する。
この内側壁(p1、p2、p3、p4)の一部分を、切り抜く、もしくは、切込みを形成する、もしくは、凹部、凸部を形成するなどして、収容部3内に、部品の保持が可能な保持部7を形成する。
例えば、図4に示すように、内側壁(p1)と、内側壁(p3)と、には、面の中央付近に切込み(v1、v3)を形成し、また、内側壁(p2)には、2つの略四角形状の2つの切り抜き(v2、v2’)を形成し、また、この内側壁(p2)と向かい合う内側壁(p4)の一部には、2つの凸形状の罫線(v4、v4’)を形成する。
このとき、前記内側壁(p1、p2、p3、p4)は、内側壁の縁周に形成された接着部uを、外側壁(s1、s2、s3、s4)の裏側に、のり等で接着する。
そして、開口部5を有する外側壁(s2)と接着する内側壁(p2)に、切り抜き等の貫通孔を形成すると、この切り抜きより、開口部を通って、内容物が外に漏れてしまう恐れがある。よって、開口部などの孔を有する外側壁(s2)に接着する内側壁(p2)には、切り抜き以外の、罫線などの凸部、若しくは、窪みなどの凹部を形成することが望ましい。または、開口部5を有する外側面(s2)に接着する内側壁(p2)の接着部uを、該内側壁(p2)の縁周に形成せず、開口部5を囲むように、接着部uを形成することにより、内側壁(p2)に、切り抜き等の貫通孔を形成しても、内容物が外部に漏れ出してしまうようなことがない。
同様に、ヒンジ部(f1)を有する外側壁も、この外側壁に接着する内側壁に切り抜きを形成すると、ヒンジ部の隙間を通って、内容物が外に漏れてしまう恐れがある。よって、ヒンジ部を有する外側壁に接着する内側壁には、切り抜き以外の、罫線などの凸部、若しくは、窪みなどの凹部を形成することが望ましい。
上記シートから立方体を形成すると、図5に示すような、収容部3を完成する。さらに、内側壁に形成された前記切込み(v1、v3)の内側を、収容部の内方へ向かって倒すと、図6に示すような、スプーン等の部品Bの一部に形成された穴を引っ掛けることにより、部品Bを保持可能な、舌片状の凸部からなる、保持部7を形成する。この場合、前記舌片状の凸部7の一部をさらに欠如し、凸形状の保持部7とすることにより、スプーンなどの部品Bに孔を形成し、この孔を凸形状の保持部7に引っ掛けることが可能である。さらには、前記切込み(v1、v3)の一部分に指先が入る程度の隙間が形成されるため、前記切込み(v1、v3)の内側を倒しやすくなる効果がある。また、収容部の短辺に保持部7を形成することにより、比較的長い形状の部品Bであっても、収容部3の長辺の対角線の長さ以内であれば、部品Bを保持、収容可能である。
また、前記内側壁(p2)に形成された罫線(v2)と、内側壁(p4)に形成された切り抜き(v4)とにより、図7に示すような、1対の保持部7となる。この場合、部品Bの幅が小さいものであれば、収容部3の長辺側に複数対の保持部7を形成することが可能である。また、中央付近に保持部7を形成した場合、消費者が右利き、左利き、にかかわらず、部品Bの出し入れを容易に行うことができる。
以下に本発明の箱型容器に形成した、保持部の一例を示す。
図8は、収容部3の短辺の内側壁(p1)に、切込み(v1)を形成し、この切込み(v1)の内側を、収容部の内方へと倒して舌片状の保持部7を形成した場合の例である。この場合、図9に示すように、スプーン等の部品Bに形成された屈曲箇所Yを、前記舌片状の保持部7に引っ掛けることにより、部品Bを保持することができる。
また、前記舌片状の保持部7先端の一部分を欠如することにより形成される突起部に、図6に示すように、部品Bの一部に形成された孔を引っ掛けることができる。
また、図10に示すように、舌片状の保持部7の略中央部分を欠如して孔Mを形成すると、図11に示すように、部品Bの一部に形成された突起Tを、前記保持部7に形成された孔Mに挿入することにより、部品Bを保持可能である。
次に、図12は、収容部3の向かい合う長辺の内側壁(p2、p4)に、それぞれ2つの凸形状の罫線からなる凸部Hを設けることにより、一対の保持部(7、7')を形成した場合の例を示す。
この場合、スプーン等の部品Bを保持するための2対の保持部7を形成することができる。また、図13に示すように、前記保持部(7、7')の前記凸部Hとして、突出した罫線Hを設ければ良く、既存の罫線を形成する作業のみで保持部(7、7')を形成することができるため、経済的である。
次に、図14は、収容部3の向かい合う長辺の内側壁(p2、p4)のうち、内側壁(p2)には2つの凸形状の罫線からなる保持部7'を、内側壁(p4)には2つの凹状の窪みからなる保持部7をそれぞれ形成し、部品Bを保持する保持部(7、7')を形成した場合の例を示す。
前記凹状の窪みは、図15に示すように、窪んだデボスDを設ければ良く、既存のデボスDを形成する作業のみで保持部7を形成することができるため、経済的である。また、保持部7の前記凹状の窪みは、図16に示すように、切り抜きVでも良く、さらに経済的に凹部を形成することが可能である。
次に、図17は、収容部3の向かい合う長辺の内側壁(p2、p4)に、それぞれ2つの切り抜きを形成し、この切り抜きの内側を収容部3の内方へ倒すことにより形成される、向かい合う2つの舌片状の凸部により、棚状の保持部(7、7)を形成した場合の例を示す。
この場合、収容部3の内側に形成された、向かい合う2つの凸部からなる保持部(7、7)に、部品Bの両端を載せることにより、1対の保持部(7、7)を形成することができる。
また、前記舌片状の凸部の一部分を欠如することにより、図18に示すように、部品Bの一方を凸部の欠如された保持部7'に引掛け、部品Bの他方を棚状の舌片部7に載せることにより、一対の保持部(7、7') を形成することができる。
このように、棚形状の保持部を形成することにより、上述した、向かい合う内側壁の間に形成された、凹部や凸部に、部品の先端と、後端と、を保持する場合に比べ、安定して部品を保持可能である。
また、上述した、向かい合う内側壁の間に形成される、凹部や凸部に、部品の先端と後端とを保持する場合、部品の長さと、収容部の幅と、が略一致する必要があるが、このように、棚形状の保持部を形成することにより、突出した棚部分となる凸部の長さ分、部品の長さが短くても、部品を保持することが可能である。よって、保持可能な部品の大きさや、長さの許容範囲が大きくなる効果がある。
次に、図19に示すように、収容部3の、内側壁(p1)の一部に、切り抜きVを形成し、この切り抜きVを開口として、該開口下縁の内側壁(p1)と、該内側壁(p1)に貼着された外側壁(s1)と、の間に形成された隙間に、部品Bの被保持部B' を挿入し引っ掛けることにより、部品Bを保持することもできる。
この場合、収容部3の内側壁(p1)の一部に、切り抜きVを形成するだけで良く、経済的かつ機能的に保持部7を形成可能である。
以上のように、本発明の箱型容器は、内側壁の一部に、切抜きや、この切抜きの内側を内方へ倒すことにより形成される凸部や、凸形状を有する罫線や、内側壁の一部をデボスして窪ませることにより形成される凹部や、内側壁の一部を切り抜くことにより形成される凹部などを形成し、これらを組み合わせることにより、様々な形状からなる部品の保持部を形成することができる。
本発明の箱型容器において、収容部の内側に形成される、前記切り抜き、前記罫線、もしくは前記切込み、などの凹凸部の形成位置は、特に限定されるものでなく、使用状況に合わせて任意の位置にこれらを組み合わせて保持部を形成することが可能である。
また、外側壁sと、内側壁pとを有する箱型容器1は、上記例に限らず、例えば図20に示すような、箱型容器1に適用しても良い。この場合、図21の展開図に示すように、外側壁sと、内側壁pとが別体からなり、さらには、箱型容器1の外側壁sの一部にチャックRを設け、使用時、このチャックRを切り取ることにより形成される蓋部2と、収容部3とからなる箱型容器1であって、この箱型容器1の収容部3の内側に、別枠からなる内側壁pを貼り合わせることにより二重壁を形成し、内側壁pに保持部7を形成しても良い。
さらには、図22に示すような、箱型容器1に適用しても良い。この場合、図23の展開図に示すように、1枚のシートを折り込み、外側壁sと、内側壁pとを有する二重壁構造を形成し、内側壁pに保持部7を形成しても良い。
また、箱型容器1は、二重壁に限らず、三重壁、四重壁などの複数壁を有する箱型容器1であっても良い。さらには、前記保持部は、向かい合った面に限らず、部品を保持可能であれば、内側壁の任意の面に形成可能である。
このように、本発明の箱型容器によれば、内容物の出し入れに用いる部品を、容器内に保持する場所を形成可能であるため、内容物と、部品とが一体に混ざってしまうようなことがない。特に、内容物が、液体、ゾル、ゲル、粉末等の流動物であり、内容物とスプーン等の部品とを分けて収容する必要がある場合、本発明の箱型容器の部品保持機能が効果的である。また、容器を形成する材質は、紙箱に限らず、プラスチック、多層フィルム、プラスチック樹脂をコーティングした紙など様々な材質からなる箱型容器に応用可能である。
本発明の箱型容器を示す全体斜視図である。 本発明の箱型容器の、蓋部の展開図である。 本発明の箱型容器の、収容部の展開図である。 本発明の箱型容器の、収容部の展開図である。 本発明の箱型容器を示す上方斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 本発明の箱型容器の保持部の一例を示す、一部拡大斜視図である。 箱型容器の別の例を示す斜視図である。 図20の箱型容器の展開図である。 箱型容器の別の例を示す斜視図である。 図22の箱型容器の展開図である。
符号の説明
1 箱型容器
2 蓋部
3 収容部
4 把持部
5 ロック部
6 コハゼ
7、7' 保持部
9、9’ 折込線
s1、s2、s3、s4 外側壁
p1、p2、p3、p4 内側壁
t1、t2 底面
d1〜d3 貼合せ面
f1 ヒンジ面
c1、c2、c3、c4 蓋部の側面
d4〜d7 貼合せ面
m 蓋部の天面
k 折り線
u 接着部
v1 切込み
v2、v2’ 切り抜き
v3 切込み
v4、v4’ 凸部(罫線)
V 切り抜き
B 部品
B' 部品の被保持部
H、F 凸部
M 孔
T 突起
Y 屈曲箇所
R チャック
s 外側壁
p 内側壁

Claims (13)

  1. 外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、
    前記内側壁の一部に上下方向に延びた切込みを形成し、この切込みの下端を折り曲げ中心として前記収容部の内方へ下向きに折り曲げることで舌片状の保持部を形成するとともに、該保持部の先端を欠如して凸形状とした箱型容器であって、
    前記部品の一部に備える孔を前記保持部の先端に引掛けることで、前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする箱型容器。
  2. 外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、
    前記内側壁のうち、向かい合う1対の内側壁の一方に凹部を、他方に凸部を形成して、前記凹部と前記凸部とにより保持部を形成し、
    前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする箱型容器。
  3. 前記凹部は、前記内側壁の一部を切り抜いた孔であることを特徴とする請求項2に記載の箱型容器。
  4. 前記凸部は、凸形状を有する罫線であることを特徴とする請求項2に記載の箱型容器。
  5. 前記凹部は、デボスからなる窪みであることを特徴とする請求項2に記載の箱型容器。
  6. 外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、
    前記内側壁のうち、向かい合う1対の内側壁にそれぞれ罫線を形成して凸部とし、該2つの凸部により保持部を形成し、
    前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする箱型容器。
  7. 外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、
    前記内側壁のうち、向かい合う1対の内側壁のそれぞれに、上下方向に延びた切込みを形成し、この切込みの下端を折り曲げ中心として前記収容部の内方へ下向きに折り曲げることで舌片状の保持部を形成するとともに、これら2つの保持部によって一対の棚状の保持部を形成した箱型容器であって、
    前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする箱型容器。
  8. 前記保持部のうち、少なくとも1つの保持部の一部分を欠如した箱型容器であって、
    前記部品を前記保持部に保持された状態で前記収容部に収容することを特徴とする請求項7に記載の箱型容器。
  9. 外側壁と内側壁とを備える二重壁を複数有し、その内側壁によって囲まれた収容部が形成され、該収容部に部品を備える箱型容器であって、
    前記複数の二重壁のうちの1つが、前記外側壁と前記内側壁とが隙間をもって配置されるとともに、前記内側壁の一部を切り抜いて開口を形成し、
    前記部品の後端に屈曲部を形成して該屈曲部を前記開口に引掛けて保持し、前記部品を前記収容部に収容することを特徴とする箱型容器。
  10. 前記二重壁は、外側壁と、該外側壁の一部を容器の内方へと折り込んでなる内側壁と、を有することを特徴とする請求項1乃至9に記載の箱型容器。
  11. 前記二重壁は、外側壁と、該外側壁の内側に別枠を貼り合わせてなる内側壁と、を有することを特徴とする請求項1乃至9に記載の箱型容器。
  12. 前記二重壁は、1枚のシートを折りたたんでなる、外側壁と、内側壁と、を有することを特徴とする請求項1乃至9に記載の箱型容器。
  13. 前記箱型容器は、紙容器であることを特徴とする請求項1乃至12に記載の箱型容器。
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