JP3157562B2 - 多機能濾過機に使用するバルブ - Google Patents

多機能濾過機に使用するバルブ

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JP3157562B2 JP28149991A JP28149991A JP3157562B2 JP 3157562 B2 JP3157562 B2 JP 3157562B2 JP 28149991 A JP28149991 A JP 28149991A JP 28149991 A JP28149991 A JP 28149991A JP 3157562 B2 JP3157562 B2 JP 3157562B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスペーサ機能を持つ弁頭
を有するバルブに関し、特に多機能濾過機に好適に使用
できるバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、開口を開閉する機能を有するバル
ブのうち、弁頭にスペーサ機能を持たせ得る構造のバル
ブとしてアングルバルブが知られている。このアングル
バルブの一例を図3に示す。図3において、51は開口
50内に挿入され、攪拌時や濾過時における缶体のくぼ
みをなくし、効率を向上させるためのグラスライニング
製の弁頭、52は弁頭51を固定するためのテフロン製
の弁板、53は弁板52を連結するためのユニバーサル
ジョイント、54はユニバーサルジョイント53を連結
するためのシャフト、55は開口50と接続する第1の
弁室、56は第1の弁室55と接続する第2の弁室、5
7は第1の弁室55と第2の弁室56との間に設けたパ
ッキン、58は開口50を構成するための缶体ノズル、
59は第1の弁室55と缶体ノズル58との間に設けた
バルブパッキン、60はシャフト54と接続してバルブ
の開閉に応じてシャフト54を駆動するピストンであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構造のアングルバルブでは、ユニバーサルジョイント
53、シャフト54およびピストン60からなる押さえ
機構が、開口50から出るスラリー等の流れ方向に存在
するため、ストレートな流路を構成できない問題があっ
た。また、上記押さえ機構が押さえ方向に直線的に配置
されているため、開口50を有する缶体外部のバルブの
大きさが押さえ方向に対し大となり、全体としての装置
の設置場所が制限される問題もあった。
【0004】本発明の目的は上述した課題を解消して、
バルブの押さえ機構を押さえ方向に対し小型化でき、装
置を置く場所の制限の少ないスペーサ機能を持つ弁頭を
有するバルブを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の多機能濾過機に
使用するバルブは、多機能濾過機のスラリー排出口に連
結した弁本体内に、弁頭、この弁頭を保持する弁板、こ
の弁板を連結するシャフトを、シャフトに接続したピス
トンにより移動可能に設けた構造のバルブにおいて、そ
の一端に弁板を連結した所定の曲率の曲線形状にシャフ
トを構成し、シャフトの他端にその一端を連結し、その
他端をシャフトの曲率中心に回転自在に固定して第1の
スライダーを構成し、シャフトの中間部にその一端を回
転自在に固定して第2のスライダーを構成し、第2のス
ライダーの他端をピストンにより駆動できるよう構成し
たことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上述した構成において、シャフトおよびピスト
ンからなる押さえ機構をリンク機構により構成し、従来
のように弁頭および弁板の開口に対する押さえ方向に対
しストレートに押さえるのではなく、弁頭および弁板の
開口に対する弁押さえ方向に対し異なる角度から弁頭を
開口に押さえ得るよう構成したため、弁押さえ機構を押
さえ方向に対し小型化でき、装置設置場所の制限をなく
すことができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明のスペーサ機能を持つ弁頭を有
するバルブを好適に使用できる多機能濾過機の全体の一
構成を示す図であり、図1(a)は部分断面で示した正
面図を、図1(b)はその側面図を、図1(c)はその
平面図をそれぞれ示す。図1に示す例において、1はス
テンレス等の金属製缶体からなる容器部であり、容器部
1の上部中央には、スラリー供給口2および点検窓3を
設けている。また、容器部1の側面には、処理済みのス
ラリー等を容器部1内から外部へ排出するためのスラリ
ー排出口4を設けるとともに、乾燥の際に使用する加熱
ジャケット5を設けている。さらに、容器部1内には、
洗浄水を容器部1内に供給するためのノズル6を設けて
いる。
【0008】容器部1の底部には液密に濾過部11を設
けている。本実施例において、濾過部11は、底板12
上にスペーサ13を介して濾布14を設けて構成してい
る。底板12には、スペーサ13および濾布14を固定
するためのピンを捜通するピン孔を設けており、その構
成については後ほど詳述する。また、その周縁部にはフ
ランジ部12bを設け、濾液がフランジ部12bと容器
部1の下部との間に構成される濾液通路12cを通じて
濾液排出口12dから外部へ排出できるよう構成してい
る。また、スペーサ13としてテフロン製のスペーサを
使用すると、耐食性の点でより良い性能を得ることがで
きるため好ましい。さらに、本実施例では底板12上に
スペーサ13と濾布14とからなる濾過板を配して濾過
部11を構成したが、スペーサ13と濾布14との代わ
りに多孔質セラミック板を使用することもできる。
【0009】容器部1の上部および開口1aを介した内
部には、液密に攪拌翼部21を設けている。本実施例に
おいて、攪拌翼部21は、開口1aに液密かつ回動自由
に設けたインペラーシャフト22と、このインペラーシ
ャフト22の容器部1内の端部に直角に2本設けた中空
のインペラーアーム23ー1、23ー2と、インペラー
アーム23ー1、23ー2に複数取り付けたレーキ24
と、インペラーシャフト22の容器部1の上部に設け
た、インペラーシャフトに回転および昇降運動を与える
駆動部25とから構成している。
【0010】図2は本発明のスペーサ機能を持つ弁頭を
有するバルブの詳細を説明するための図である。本実施
例では、例えば図1に示す構造の多機能濾過機のスラリ
ー排出口4に接続する例を示している。図1において、
31は例えばグラスライニングを施した弁頭、32は弁
頭31を支持する弁板、33は弁板32に連結した所定
の曲率の曲線形状のシャフト、34はシャフト33にそ
の一端が連結するとともに、他端が前記シャフト33の
曲率中心に回転自在に固定した第1のスライダー、35
はシャフト33の中間部に回転自在に固定した第2のス
ライダー、36は弁頭、37はシャフト33を保護する
ためのベローである。
【0011】上述した構造のスペーサ機能を持つ弁頭を
有するバルブにおいては、バルブの閉状態では、第2の
スライダー35を図中下向きに図示しないピストン等の
駆動装置により駆動して第1のスライダー34およびシ
ャフト33を所定の曲率の曲線に沿って時計回りに回転
させて、弁頭31および弁板32をスラリー排出口4に
挿入して、スラリー排出口4を閉塞する。また、バルブ
開状態では、第2のスライダー35を図中上向きに図示
しない駆動装置により駆動して第1のスライダー34お
よびシャフト33を所定の曲率の曲線に沿って反時計回
りに回転させて、弁頭31および弁板32を弁室36内
の情報に退避させて、スラリー排出口4を開けている。
そのため、このバルブ開状態では、弁頭32および弁室
36をスラリー等の流路からはずれた位置に退避させら
れるため、ストレートな流路を確保できるとともに、押
さえ機構の各部材を上方へ位置させることができるた
め、装置を小型化することができる。
【0012】本発明は上述した実施例にのみ限定される
ものでなく、幾多の変形、変更が可能である。例えば、
上述した実施例は、弁頭および弁板の開口に対する弁押
さえ方向に対し異なる角度から弁頭を開口に押さえ得る
よう構成の一例を示したもので、上記技術的思想が達成
できれば他のどのような構成でも良いことはいうまでも
ない。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したところから明らかな
ように、本発明によれば、弁頭および弁板の開口に対す
る弁押さえ方向に対し異なる角度から弁頭を開口に押さ
え得るよう構成したため、弁押さえ機構を小型化でき、
装置設置場所の制限をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスペーサ機能を持つ弁頭を有するバル
ブを好適に使用できる多機能濾過機の全体の一構成を示
す図である。
【図2】本発明のスペーサ機能を持つ弁頭を有するバル
ブの詳細を説明するための図である。
【図3】従来のアングルバルブの一例の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
4 スラリー排出口 31 弁頭 32 弁板 33 シャフト 34 第1のスライダー 35 第2のスライダー 36 弁室 37 ベロー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多機能濾過機のスラリー排出口に連結した
    弁本体内に、弁頭、この弁頭を保持する弁板、この弁板
    を連結するシャフトを、シャフトに接続したピストンに
    より移動可能に設けた構造のバルブにおいて、その一端
    に弁板を連結した所定の曲率の曲線形状にシャフトを構
    成し、シャフトの他端にその一端を連結し、その他端を
    シャフトの曲率中心に回転自在に固定して第1のスライ
    ダーを構成し、シャフトの中間部にその一端を回転自在
    に固定して第2のスライダーを構成し、第2のスライダ
    ーの他端をピストンにより駆動できるよう構成したこと
    を特徴とする多機能濾過機に使用するバルブ。
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