JP3157560B2 - 2−ベンゾチアゾリルテトラゾリウム塩指示薬 - Google Patents
2−ベンゾチアゾリルテトラゾリウム塩指示薬Info
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Description
ンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)の測定に
有用な色原性テトラゾリウム塩指示薬化合物に関する。
る色原指示試薬として十分公知である。還元に際して、
テトラゾリウム塩はホルマザン染料生成物に変換され
る。これらの指示試薬は、種々の広範な分野、特に細胞
染色並びに体液中の分析対象物、たとえば尿、乳汁、血
清、及び血漿の測定にとりわけ適用されてきた医学的診
断の分野における使用が知られている。一般に、体液分
析対象物の測定は、試験される試料中に存在する分析対
象物の量の関数としてNADHが形成される、NAD−
依存性酵素反応を包含する。その場合、生成したNAD
Hの量は、適切なテトラゾリウム塩指示試薬をそのホル
マザン染料生成物に還元的に変換することによって、測
定し得る。
塩指示試薬は、種々の異なる種類の製品に有用である。
その中で特定されるものは試薬ストリップである。この
製品は、特定の分析対象物、例えばグルコース又はコレ
ステロールに反応する化学試薬を含浸され、又は別の方
法で混和された紙又はその他の多孔質担体を包含する固
体状態用具である。混和された試薬系は、マトリックス
に塗布される試料中の分析対象物の量の関数として発色
又は変色する色原性指示薬を含有する。その結果生じる
測色反応は肉眼で観察され、定性的又は半定量的に読み
取られる。定量的結果は、適切な計器(反射率メータ
ー)を用いて、一つ又はそれ以上の特定の波長で、マト
リックス表面の反射率を読み取ることにより観察でき
る。
光度より長い波長で強力な吸光度を有するテトラゾリウ
ム指示試薬を開発する必要性が認識されている。たとえ
ば、ヘモグロビンの色による妨害は、試料が全血である
場合に特に問題である。約640nmを超える有意の吸
収を示す指示試薬が、ヘモグロビン妨害を実質的に克服
するために必要である。一般に用いられるテトラゾリウ
ム塩指示試薬は、塩化2−(4−ヨードフェニル)−3
−(4−ニトロフェニル)−5−フェニルテトラゾリウ
ム(INT)、塩化3−(4,5−ジメチルチアゾール
−2−イル)−2,5−ジフェニルテトラゾリウム(M
TT)、及び塩化2,2’,5,5’−テトラフェニル
−3,3’−(3,3’−ジメトキシ−4,4’−ビフ
ェニレン)ジテトラゾリウム(NBT)である。これら
の化合物は、465〜605nmの範囲で最大吸収(U
Vmax)を示す。
ウム塩指示試薬の別の欠点は、それらの測色反応を測定
するために用いられる計測の進展に関する。より小型
で、安価な反射率メーターの開発は、急速に進歩しつつ
ある。このような計量器のより高価な構成分の一つは、
光源、入射光又は反射光の波長を選択又は限定するため
のフィルター又はその他の分光要素、及びセンサーから
成る光学系である。光学系要素の機能を削除するか、又
は組み合わせるか、あるいはより安価な要素、たとえば
照明光源にLEDを用いることによって、原価の顕著な
節減を実現することができる。しかしながら、市販のL
EDは、製造のばらつき及び温度依存性により、有意に
変化し得る中心波長を有する光を発する。慣用的に用い
られるテトラゾリウム塩指示試薬INT、MTT、及び
NBTは、それらのUVmaxを超える領域で強く傾斜
する反射スペクトルを有する。したがって、LEDの製
造のばらつきを修正するために各計器を個々に検量しな
ければ、そして温度によるばらつきを修正するためにテ
ストランを行わねば、検定結果に大きな誤差が生じ得
る。
リウム塩の使用に関して教示している従来の技術の代表
的なものである。Tanakaらの特開昭61−84号
(Chem.Abst.104:203469y)は、
ニッケル(II)の存在下における2−(2−ベンゾチ
アゾリル)−3−(カルボキシフェニル)−5−フェニ
ル−2H−テトラゾリウムハロゲン化物の還元によって
得られるホルマザンキレートを用いるグルコースの検出
を記載している。Limbachらの西独特許第3,2
47,894号(Chem.Abst.101:125
929vは、グルコース検定におけるINTの使用に関
する。Rittersdorfらの西独特許第2,14
7,466号は、還元物質、たとえば還元糖、アスコル
ビン酸、及びケトステロイドの測定における7種の2−
(2−ベンゾチアゾリル)−3−フェニル−5−(4−
[トリメチルアンモニオ]フェニル)テトラゾリウム塩
の使用を記載している。
ゾリウム塩及び/又はそれらの対応するホルマザンの代
表的なものを以下に示す。Serebryakova
ら,Khim.Geterotsikl.Soedi
n.10:1403−1405(1970)は、ベンゾ
チアゾリル−3−フェニル−(メチル)−5−p−ニト
ロ(ジメチルアミノ)フェニルホルマザンの合成及び染
色特性を記載している。著者らは、N−5フェニルのパ
ラ位置の電子求引性のニトロ基及びN−1位置のベンゾ
チアゾリル基がともに深色移動を示すと記載している。
Bednyagina ら,Khim.Geterot
sikl.Soedin.2:342−345(196
7)は、1−ベンゾチアゾリル−、及び1−ベンズオキ
サゾリル−3−メチル(又はフェニル)−5−アリール
ホルマザンの合成を記載している。色の深さと複素環の
塩基度との関係も考察されている。Gulemena
ら,Khim.Geterotsikl.Soedi
n.6:774−777(1974)は、ベンゾチアゾ
リルホルマザンの構造及び特性に及ぼすo−ニトロ基の
効果を記載している。イオン化定数ならびにIR及びU
Vスペクトルが測定され、構造と関連づけられた。Li
punovaら,Khim.Geterotsikl.
Soedin.4:493−499(1974)は、3
−(メチル,イソプロピル,フェニル)−1−ベンゾチ
アゾリル−5−ニトロフェニルホルマザンの調製及びそ
れらのスペクトル特性を記載している。Gluemin
aら,Zh.Prikl.Spektrosk.22
(5):941−943(1975)は、1−ベンゾチ
アゾリル−、1−チアゾリル−、及び1−(5−ブロモ
チアゾリル)−3−メチル−5−(p−ニトロフェニ
ル)ホルマザンに関する、溶剤及び温度変化の条件によ
る正及び負の両方のUV熱変色性の観察を記載してい
る。Ponyaevら,Zh.Obshch.Khi
m.55(11):2615−2617(1985)
は、光誘導形態の1−ベンゾチアゾリル−3−メチル−
5−フェニルホルマザン類似化合物の相互転換の動力学
的研究を記載している。これらの形態はトリフェニルホ
ルマザンより濃い色になることが示された。Lipun
ovaら,Khim.Geterotsikl.Soe
din.(1971)831−835は、1−ベンゾチ
アゾリルホルマザンの可視スペクトルに及ぼす5−ナフ
チル又はo−トリル基の深色効果を比較している。
ム塩及び関連化合物は、米国特許第3,655,382
号及び第4,221,864号の記載内容に代表される
ような、写真の分野にも用いられている。
た光学的特性を有するホルマザンとなる2−ベンゾチア
ゾリルテトラゾリウム塩を提供する。本発明のこの化合
物は、一般式A:
3 、又はR3 とR4 は、一緒になってベンゾあるいはシ
クロヘキシル環を形成し、これらの環は、非置換である
か又は、アルコキシ、アリールオキシ、アルキル、アミ
ド、アルキルアミド、アリールアミド、アルキルチオ、
アリールチオ、アミノ、カルバモイル、カルボアルコキ
シ、シアノ、ハロ、ヒドロキシル、スルホ、スルホンア
ミド、スルファモイル、トリアルキルアンモニオもしく
はウレイドで置換されており、そのとき、他は同じであ
っても異なっていてもよく、R2 とR3 が一緒になって
ベンゾ又はシクロヘキシル環を形成し、かつR1が水素
ではないという条件で、水素、アルコキシ、アリールオ
キシ、アルキル、アミド、アルキルアミド、アリールア
ミド、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、カルバモ
イル、カルボアルコキシ、シアノ、ハロ、ヒドロキシ
ル、スルホ、スルホンアミド、スルファモイル、トリア
ルキルアンモニオ又はウレイドであるか、又は、
てが水素ではないという条件の下で、R1 、R2 、R3
及びR4 は、同一であっても異なっていても、水素、ア
ルコキシ、アリールオキシ、アルキル、アミド、アルキ
ルアミド、アリールアミド、アルキルチオ、アリールチ
オ、アミノ、カルバモイル、カルボアルコキシ、シア
ノ、ハロ、スルホ、スルホンアミド、スルファモイル、
トリアルキルアンモニオ又はウレイドから選択されてお
り、
であり、(i)Y1 はアルコキシ、アリールオキシ、ア
ルキル、アミド、アルキルアミド、アリールアミド、ア
ルキルチオ、アリールチオ、ハロ、又は水素であり、Y
2 はアルコキシ、アリールオキシ、アルキル、アミド、
アルキルアミド、アリールアミド、アルキルチオ、アリ
ールチオ、カルバモイル、カルボアルコキシ、カルボキ
シル、シアノ、ハロ、水素、ニトロ、スルホ、スルホン
アミド、スルファモイル、トリアルキルアンモニオ、又
はウレイドであり、Y3はアルコキシ、アリールオキ
シ、アルキル、アミド、アルキルアミド、アリールアミ
ド、アルキルチオ、アリールチオ、カルバモイル、カル
ボアルコキシ、カルボアリールオキシ、カルボキシル、
シアノ、ハロ、水素、ヒドロキシル、ニトロ、スルホ、
スルホンアミド、スルファモイル、トリアルキルアンモ
ニオ、又はウレイドであり、Y4 はアルコキシ、ハロ、
又は水素であるか、あるいは(ii)Y2 及びY3 が一
緒になってメチレンジオキシ又はイミダゾを形成し、Y
1 及びY4 が水素である)、
(c1)2−又は3−チエニル、及び(d1 )2−又は
3−フラニルから選択され、そしてR6 が以下の: (a2 )式C:
シ、アルキル、アミド、アルキルアミド、アリールアミ
ド、アルキルチオ、アリールチオ、ハロ、水素、ニト
ロ、又はウレイドであり、Y6 はアルコキシ、アリール
オキシ、アルキル、アミド、アルキルアミド、アリール
アミド、アルキルチオ、アリールチオ、カルバモイル、
カルボアルコキシ、カルボキシル、シアノ、ハロ、水
素、ニトロ、スルホ、スルホンアミド、スルファモイ
ル、トリアルキルアンモニオ、又はウレイドであり、Y
7 はアルコキシ、アリールオキシ、アミド、アルキルア
ミド、アリールアミド、アルキルチオ、アリールチオ、
カルバモイル、カルボアルコキシ、カルボキシル、シア
ノ、水素、ヒドロキシル、ニトロ、フェニルアゾ、スル
ホ、スルホンアミド、スルファモイル、又はウレイドで
あり、Y8 はアルコキシ、アリールオキシ、アルキル、
ハロ、水素又はニトロである)、 (b2 )式D:
シ、アルキル、アミド、アルキルアミド、アリールアミ
ド、アルキルチオ、アリールチオ、カルバモイル、カル
ボアルコキシ、カルボキシル、シアノ、ハロ、水素、ニ
トロ、スルホ、スルホンアミド、スルファモイル、トリ
アルキルアンモニオ、又はウレイドである)、
リル、あるいは2−メチルキノリル、及び
対イオンである化合物である。
しくは約650nm以上のところに広いプラトーを示す
反射率スペクトルによって特徴づけられる。この反射率
プラトーは反射率読み取り試薬片による分析試験におい
て、特に光学的測定系が異なる中央波長を有する場合に
その改良をもたらす。
される: ”C1-4 ” − 残基を、たとえば炭素原子を含めた適
切な1〜4個の原子を含有する形態に限定するために用
いられる。たとえばC1-4アルキル。 ”アルキル” − 一般式Cn H2n+1の直鎖及び分枝鎖
炭化水素残基、好ましくは”低級アルキル”、たとえば
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、イソブチル、及びtert−ブチルのC1-4 アル
キル、ならびに高級アルキル、たとえばn−ペンチル、
n−ヘキシル等。 ”アルコキシ” − 残基−OR(式中、Rはアルキル
である)。 ”アルキルアミド” − 残基−NRC(=O)R’
(式中、R及びR’は、同一であっても異なってもよ
く、アルキルである)。 ”アルキルチオ” − 残基−SR(式中、Rはアルキ
ルである)。 ”アミド” − 残基−NHC(=O)H。 ”アミノ” − 残基−NRR’(式中、R及びR’は
同一であっても異なってもよく、水素又はアルキルであ
る)。 ”アリール” − 芳香族炭素環式又は複素環式環又は
環系からこのような環又は環系に結合する水素原子を除
去することにより誘導される有機残基、たとえばフェニ
ル、ナフチル、ピリジル、オキサゾリル、キノリル、チ
アゾリル、チエニル、フラニルなど。 ”アリールアミド” − 残基−NRC(=O)R’
(式中、R及びR’は同一であっても異なってもよく、
アリールである)。 ”アリールオキシ” − 残基−OR(式中、Rはアリ
ールである)。 ”アリールチオ” − 残基−SR(式中、Rはアリー
ルである)。 ”カルボアルコキシ”−残基−C(=O)OR(式中、
Rはアルキルである)。 ”カルバボアリールオキシ”−残基−C(=O)OR
(式中、Rはアリールである)。 ”カルバモイル” − 残基−C(=O)NRR’(式
中、R及びR’は同一であっても異なってもよく、水素
又はアルキルである)。 ”カルボキシル” − 残基−C(=O)OH。 ”ハロ” − フルオロ、クロロ、及びブロモ。 ”イミダゾ” − 二価残基−N=CH−NH−。 ”メチレンジオキシ” − 式−O−CH2 −O−の二
価残基。 ”フェニルアゾ” − 残基−N=N−フェニル。 ”スチリル” − 残基−CH=CH−R(式中、Rは
アリールである)。 ”スルホ” − 残基−SO3 。 ”スルファミド” − 残基−NRSO2 R’(式中、
R及びR’は同一であっても異なってもよく、アルキ
ル、アリール、又は水素である)。 ”スルファモイル” − 残基−SO2 NRR’(式
中、R及びR’は同一であっても異なってもよく、アル
キル、アリール、又は水素である)。 ”トリアルキルアンモニオ” − 残基−NR3 +(式
中、Rはアルキルである)。 ”ウレイド” − 残基−NRC(=O)NR’(式
中、R及びR’は同一であっても異なってもよく、アル
キル、アリール、又は水素である)。
る残基、例えばアルキル、アリール、フェニルアゾ、及
びスチリルの場合における上記の用語の使用は、このよ
うな残基の合理的に置換された形態、ならびにそれらの
非置換形態を包含するように意図されると理解されるべ
きである。本発明の有用な化合物を生成する合理的な置
換は、当業者には明らかであって、いくつか名前を挙げ
ると、アルコキシ、アミノ、アルキルチオ、カルボアル
コキシ、カルボキシ、ヒドロキシ、スルホ、及びスルフ
ァモイルといった置換基を含むが、これらに限定される
ものではない。
が、実際には、通常、R1 −R4 残基のうち1個又は2
個が、水素以外のものであるか、あるいは2つの残基
が、上述したように、組み合わされてベンゾ又はシクロ
ヘキシル環を形成する。さらに、合成及びホルマザンの
吸収スペクトル特性の観点から、特に好ましい化合物
は、(1)R2 、R3 及びR4 がすべて水素であり、R
1 がアルコキシ、アリールオキシ、アルキル、カルバモ
イル、カルボアルコキシ又はカルボキシルであるか、
(2)R1 、R2 及びR4 がすべて水素であり、R3 が
アルコキシ、アリールオキシ、アルキル、アミド、アル
キルアミド、アリールアミド、アルキルチオ、アリール
チオ、カルバモイル、カルボアルコキシ、シアノ、ハ
ロ、ヒドロキシル、スルホ、スルホンアミド、スルファ
モイル、トリアルキルアンモニオ又はウレイドである
か、(3)R1 が水素であって、R2 、R3 及びR4 が
独立してアルコキシ、アリールオキシ又はアルキルであ
るか、(4)R2 及びR4 がともに水素であり、R1 が
アルコキシ、アリールオキシ、アルキル、カルバモイ
ル、カルボアルコキシ又はカルボキシであり、R3 がア
ルコキシ、アリールオキシ、アルキル、アミド、アルキ
ルアミド、アリールアミド、アルキルチオ、アリールチ
オ、カルバモイル、カルボアルコキシあるいはシアノ、
ハロ、ヒドロキシル、スルホ、スルホンアミド、スルフ
ァモイル、トリアルキルアンモニオ又はウレイドである
か、(5)R1 及びR2 が一緒になってベンゾ環を形成
し、R3 はアルコキシ、アリールオキシ、アルキル、ア
ミド、アルキルアミド、アリールアミド、アルキルチ
オ、アリールチオ、カルバモイル、カルボアルコキシ、
カルボキシ、シアノ、ハロ、水素又はウレイドであり、
R4 は水素であるか、(6)R3 及びR4 が一緒になっ
てベンゾ環を形成し、R1 及びR2 がともに水素である
か、又は(7)R2 及びR3 が一緒になってシクロヘキ
シル環を形成し、R1 がアルキル、アルコキシ、ハロ又
は水素であり、R4 は水素であるものである。
づき、最も好ましい化合物は、(i)R1 、R2 及びR
4 が水素であり、R3 がC1-4 アルコキシ(特に好まし
い)、C1-4 アルキル、カルボキシ又はハロであるか、
(ii)R1 及びR2 が一緒になってベンゾ環を形成
し、R3は水素又はC1-4アルコキシであり、R4 は水素
であるものである。
ら、R5 は好ましくは: (a1 )式E:
C1-4 アルコキシであり、(ii)Y4 が水素であり、
Y2 及びY3 がいずれもC1-4 アルコキシであるか、又
は一緒になってメチレンジオキシを形成し、あるいは
(iii)Y2 及びY4 がいずれも水素であり、Y3 が
C1-4 アルコキシ、C1-4 アルキル、C1-4 アルキルア
ミド、C1-4 アルキルチオ、カルバモイル、カルボ(C
1-4 )アルコキシ、カルボキシル、シアノ、ハロ、水
素、ニトロ、トリ(C1-4 )アルキルアンモニオ、又は
ウレイドである)の残基、及び(b1 )2−又は3−チ
エニルから選択されるものである。
ば、R5 が以下の:3,4,5−トリメトキシフェニ
ル、3,4−ジメトキシフェニル、3,4−メチレンジ
オキシフェニル、4−メトキシフェニル、4−アセトア
ミドフェニル、4−メチルチオフェニル、4−フェニ
ル、4−ハロフェニル、4−シアノフェニル、4−ニト
ロフェニル、2−チエニル、及び3−チエニルから選択
されるのが最も好ましい。
の式C (式中、(i)Y5 は水素であり、Y6 、Y7 、及びY
8 は各々C1-4 アルコキシであり、(ii)Y5 及びY
8 はともに水素であり、Y6 及びY7 はともにC1- 4 ア
ルコキシであるか又は一緒になってメチレンジオキシを
形成し、(iii)Y5 、Y6 及びY8 は各々水素であ
り、Y7 はC1-4 アルコキシ、C1-4 アルキルアミド、
C1-4 アルキルチオ、ベンズアミド、カルバモイル、カ
ルボ(C1-4 )アルコキシ、カルボキシル、シアノ、ヒ
ドロキシル、ニトロ、フェニルアゾ、スルホ、スルホン
アミド、スルファモイル、又はウレイドであり、(i
v)Y5 はアルコキシ又はアルキルであり、Y6 及びY
8 はいずれも水素であり、Y7 はC1-4 アルコキシ、C
1-4 アルキルアミド、C1-4 アルキルチオ、ベンズアミ
ド、カルバモイル、カルボ(C1-4 )アルコキシ、カル
ボキシル、シアノ、水素、ニトロ、フェニルアゾ、又は
ウレイドであり、(v)Y5 及びY8 はC1-4 アルコキ
シであり、あるいは(vi)Y5 及びY8 はC1-4 アル
コキシであり、Y7 はC1-4 アルキルアミド又はベンズ
アミドである)の残基、及び(b2 )上記の式D (式中、Y9 はC1-4 アルコキシ、C1-4 アルキル、C
1-4 アルキルアミド、C1-4 アルキルチオ、ベンズアミ
ド、シアノ、ハロ、水素、ニトロ、スルホ、スルホンア
ミド、又はウレイドである)の残基、及び(c2 )8−
キノリルである。
ば、R6 が以下の:3,4,5−トリメトキシフェニ
ル、3,4−ジメトキシフェニル、2,4−ジメトキシ
フェニル、3,4−メチレンジオキシフェニル、4−メ
トキシフェニル、4−アセトアミドフェニル、4−メチ
ルチオフェニル、4−カルボキシフェニル、4−ニトロ
フェニル、2−メトキシフェニル、2−メトキシ−4−
カルボキシフェニル、2,5−ジメトキシフェニル、
2,5−ジメトキシフェニル−4−ベンズアミドフェニ
ル、1−ナフチル、4−ニトロ−1−ナフチル、4−メ
トキシ−1−ナフチル、8−キノリル、2−メチル−4
−カルボキシフェニル、4−カルボメトキシフェニル、
4−シアノフェニル、及び4−シアノ−1−ナフチルか
ら選択されるのが最も好ましい。
の安定性及び溶解性の考察に基づく。概して、塩化物、
臭化物、ヨウ化物、硝酸塩、フルオロホウ酸塩、過塩素
酸塩、及び硫酸塩などの無機陰イオン;ならびに酢酸
塩、シュウ酸塩、酒石酸塩、及びアリールスルホン酸塩
(ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩)
などの有機陰イオンのような対陰イオンから選択され
る。
成される(Hooper,W.D.,Rev.Pure
and Appl.Chem.,1969,19,2
21;Putter,R.,in Methoden
der Organischen Chemie,Ho
uben−Weyl−Muller 編,Thieme
Verlag:Stuttgart,1965,B
d.10/3,p.633;Nineham,A.W.
Chem.Rev.,1955,pp.355−48
3)。一般に、本発明のテトラゾリウム塩は、まず2−
ヒドラジノチアゾールをアルデヒドと反応させ、次にそ
の結果生じたヒドラゾンをジアゾ化アニリンで処理して
合成する。その結果生じたホルマザンを、次に十分公知
の方法によって酸化して、テトラゾリウム塩にする。そ
の結果として、合成は3つの主な出発原料、すなわちア
ルデヒド、アニリン、及び2−ヒドラジノチアゾールを
包含する。
造は、1−ハロ−2−ニトロアレン(1)から、最初
に、ハライドをチオシアン酸塩と置き換えてニトロチオ
シアン酸塩(2)を生成する。これを、次いでスズのよ
うな還元剤を用いて還元し、得られたアミノチオシアン
酸塩(3)を環化して2−アミノベンゾチアゾール
(4)とする。
よっても、同じアミノチオシアン酸塩(3)を合成し得
る(Metzger,J.V., Comprehen
sive Heterocyclic Chemist
ry,A.R.Katritzky,C.W.Rees
編;Peragamon:New York,198
4;Vol.6,Part 4b,p.324)。
ヒドラジンを2−アミノベンゾチアゾール(4)と反応
させて、2−ヒドラジノベンゾチアゾール(5)を合成
する(Liu,K−C.,Shih,B−J.,Arc
h.Pharm.,1985,18,283)。
他の合成方法は、芳香族アミン(6)を無機酸及びチオ
シアン酸塩と反応させてチオウレア(8)を生成する
(Org.Synth.,Coll.Vol.IV,1
80)か、又は芳香族アミンをN−ベンゾイルチオシア
ン酸塩と反応させてN−ベンゾイルチオウレア(7)を
形成し、次いでベンゾイル基を加水分解してチオウレア
を生成する(Org.Synth.,Coll.Vo
l.III,635)。これらの文献には、チオウレア
のその他の合成方法も見出される。次に、これらのチオ
ウレアを臭素のような試薬で酸化して、2−アミノベン
ゾチアゾールを生成する(Bhargave,P.N.
Baliga B.T.,J.Ind.Chem.,1
958,5,807)。
よく知られた方法で合成することもできる。
(March,J.,Advances Organi
c Chemistry Third Editio
n;John Wiley and Sons:New
York,1985;p.1079)、アリール酸塩
化物(同書 p.396)、又はアリール酸誘導体の還
元(Larock,R.C.,Comprehensi
ve OrganicTransformation
s;VCH:New York,1989;pp.60
4−605)により、アルデヒドを合成する。
ロゲン化物を用いてもよい。この方法では、金属転位反
応は、アルデヒドを生成するために、種々の試薬、例え
ばジメチルホルムアミドで処理できるアリール金属種を
生じる(同書 p.681−683)。
及びハロゲン化合物は、テトラゾリウム塩に転換される
前に種々の官能基で誘導される。これは、芳香族求核性
置換(March,J.,Advances Orga
nic ChemistryThird Editio
n;John Wiley and Sons:New
York,1985;pp.576−607)、芳香
族求電子性置換(同書 pp.447−511)、又は
ヘテロ原子向性金属化反応(Gschwend,H.
W.,Rodriguez,H,R., Organi
c Reactions,John Wiley an
d Sons:New York,1979;Vol.
26,1)によって達成される。
ノール又はアミンを含有する場合は、この基は、これら
とテトラゾリウム塩を合成するために用いられるジアゾ
化アニリン又は酸化剤との間の反応が起きないよう、保
護されねばならない。
アルデヒドを保護し、ホルマザンを生成するための一連
の反応を実施し、ついでpH10で酢酸塩を加水分解す
ることによって達成される。pH5に酸性化し、ついで
濾過すると、所望のホルマザンが生じる。
果生じたホルマザンを酸化剤と反応させる場合は、フェ
ノールをジヒドロピランのような酸性で不安定な基によ
って保護し(Greene,T.W.,Protect
ive Groups inOrganic Synt
hesis,John Wiley and Son
s:New York;1981,pp.87−11
3)、これを酸性条件下でテトラゾリウム塩を攪拌する
ことにより除去する。
は、それらの反応を阻止するために保護されねばならな
い。これは、酸性で不安定なカルバミド酸塩を用いるこ
とによって、最もよく成し遂げられ(同書 pp.21
8−247)、そのカルバミド酸塩は、酸性条件下でテ
トラゾリウム塩を攪拌することにより、後に除去され
る。
還元(Larock,P.C.,Comprehens
ive Organic Transformatio
ns;VCH:New York,1989;pp.4
12−415又は409−410)、アリール金属化合
物と求電子性窒素試薬間との反応(同書pp.399−
400)、又はアシルアジド又は酸化アミドの転位(同
書 pp.431−432)により合成する。
求核性の芳香族置換を用いて、異なる官能基をアリール
アミン又は合成前駆体に導入することができる。
質を検出する色原指示薬としてである。特に、本化合物
はNADHの検出において有利である。NADHは、色
々な生化学物質に特異的な、酵素触媒検出反応において
生成されるので、本化合物は特に医学診断試験において
有用である。しかし、一般に、たとえば硫化水素ガス、
ジボラン、水素化ヒ素又は水素化リンのような他の還元
性物質も検出される。
いて、約600nmを超えるところで広範なプラトーを
示すことが判明した。本発明の最も好ましい指示化合物
は約650nm以上でプラトーを有する(つまり、64
0と660nmの間で約50nm巾の最も平坦な部分が
はじまる)。このような反射率のプラトーは、試薬片か
らの反射率を測定することに基づく分析試験の精度を改
良せしめる。
する液体試験試料と接触させると反応して変色する試験
組成物を包含する固体担体マトリックスからなる分析具
として、当業界で公知である。このような試験組成物
は、本発明の場合、(a)分析対象物と反応して還元物
質を生じる単数又は複数の試薬、及び(b)このような
還元物質により還元されて色原性ホルマザン染料物質を
生じ得る、本明細書に記載されているような2−チアゾ
リルテトラゾリウム塩を包含する。このような試薬スト
リップの呈色応答は、肉眼で観察されて半定量的値を示
すが、しかしながら、定量的結果は、あらかじめ確定さ
れた波長で担体マトリックスの反射率を測定することに
よって得られる。このような測定は、反応した担体マト
リックスを光源で照射し、検出器要素で反射光を測定す
ることにより、担体マトリックスの反射率を検知するこ
とを含む。
指示試薬の所見を用いると、その光学系(光源、検出器
要素、スペクトル制御要素、たとえばフィルター、及び
その他の部分の組合)の中心波長のばらつきを受けやす
い計器を用いて試薬ストリップからの反射率を読み取る
場合に、特に有益である。光学系の中心波長のばらつき
は、種々の因子、たとえば主照明光源又はフィルターの
ようなスペクトル制御要素の中心波長のばらつきによっ
て引き起こされる。たとえば、光源として発光ダイオー
ド(LED)を用いると、放射される光の波長は、一般
にひとつの計器内では±4nm変化し、製造のばらつき
のために、異なる計器のLED間では±8nmまで変化
する。さらに、LEDは温度効果によっても、同様に中
心波長の変化を受けやすい。広帯光源をフィルターとと
もに用いて中心波長のスペクトル制御を提供する場合、
ひとつの計器内のばらつきは一般に1nm以下である
が、しかしながら計器間では、ばらつきは±6nmとい
う高さである。したがって、本発明は、計器中の検出要
素に反応する光の中心波長が約±5nmの範囲のばらつ
きを受ける場合に適用可能である。
造する場合、担体マトリックスの選択、分析対象物と反
応して還元物質を生じる試験試薬、及びこのような試薬
及びテトラゾリウム指示試薬が担体マトリックスに包含
される方法は、試薬ストリップの当業界には十分公知で
ある。ちょうど2〜3の実施例を詳述するために、一般
的担体マトリックスは多孔性かつ吸収性の紙、布、ガラ
ス繊維フィルター、重合性膜及びフィルム等である。組
込み方法には、1つ又はそれ以上の工程での、溶液、懸
濁液、又はその他の液体形態の試験組成物による形成さ
れた担体マトリックスの含浸、その後のマトリックスの
乾燥;たとえば、フィルム又は膜形成処方物の溶液の注
ぎ込み又は層形成による、試験組成物の1つ又はそれ以
上の成分の存在下でのマトリックスの形成が含まれる。
本発明はこれらに限定されるものではない。
ルデヒド及び25mmolの適切なヒドラジンのスラリ
ーを、3時間還流した。ソックレー抽出器中で、モレキ
ュラーシーブ3Aを用いて水を除去した。混合液を室温
に冷却し、次いで濾過して、ヒドラゾンを生成した。
ラリー又は溶液を5℃に冷却することにより、まずジア
ゾニウム塩を合成した。次に、5mlの水に溶解した亜硝
酸ナトリウム(0.70g、10.15mmol)を滴
下した。30分攪拌後、混合液を、120mlの1:1
(容量比)DMF−ピリジン混液に溶解した8.5mm
olのヒドラゾンの冷(−25℃)混合液に滴下した。
反応は、滴下中は−15℃より高温にしない。2時間の
攪拌を行いつつ、その混合液を室温まで加温した。濾過
により、黒色固体としてホルマザンを生じた。不純物
は、メタノールで何度も洗浄するか、又はメタノールに
溶解した固体を還流し、熱い間に濾過することにより除
去することができた。
酸及び4mlの亜硝酸イソアミルとともに16〜48時間
攪拌した。次に、その混合液を濾過して、テトラゾリウ
ム塩を得た。その塩が沈殿しない場合は、エテールで希
釈すると沈殿を生じた。
ース、コレステロール、又はNADHを含有する溶液で
試験した。試薬ストリップは、単一の試薬パッドが付着
するポリスチレンハンドルからなる。試薬パッドは0.
2x0.2インチ四方で、適切な分析対象物を含有する
試料のアリコートを用いた場合に計器で読み取れる変色
をさせる試薬を含有する。乾相試薬パッドは、実施例の
ようにセルロース繊維又はナイロン膜から成る固体支持
体である。試薬パッドをまず、メタノールのような溶剤
に溶解した当該テトラゾリウム塩(0.8M/リット
ル)及び洗剤(0.3%)の溶液で含浸した。試薬パッ
ドに含浸される第二溶液は、以下の成分を含有した:
析対象物濃度を有する約0.01mlのいくつかの試験
溶液(血清、血漿、水溶液)を、乾燥試薬パッドの中央
に塗布した。約60秒の遅滞時間後、各指示試薬の反射
スペクトルを、400〜1100nmの波長範囲にわた
って、5nm増分で測定した。
固有のスペクトル及びその他の分析データの表である。
化合物は、それらのベンゾチアゾリル残基の形態によ
り、ついでそれらのR6 置換基により、最後にそれらの
R5 置換基によって、順にまとめられている。たとえ
ば、示された最初の化合物は、A.1.a)であり、A
式[式中、R1 −R4は水素(非置換のベンゾチアゾリ
ル環を形成している)であり、R6は4−ニトロフェニ
ルであり、R5 は4−アセトアミドフェニルである]を
有し;第二の化合物A.1.b)は、化合物A.1.
a)と同じベンゾチアゾリル残基及び同じR6 置換基を
有するが、しかしR5 と同様にフェニルである;等。
れらが観察又は測定される周囲の状況によるものと理解
される。個々のテトラゾリウム塩を比較するために、以
下のデータは600nmより大きい波長での反射スペク
トルの最も平坦な部分の相対的扁平度の測定値を含み、
スペクトルは上記のパートBに記載されたように調製さ
れたグルコース又はコレステロール試薬ストリップを用
いて発生される。スペクトルの相対的扁平度は、下記の
ように検出された分析対象物のレベルに関して標準化さ
れるK/S単位のデータで表される。
中、Rは計器で読み取る反射率単位である)で定義され
る。K/Sのパーセント変化(パーセンテイジで表され
る)は、50nmの範囲にわたる変化を、このような範
囲での高及び低K/S値の平均で割った値である。
に関しては、約600nmを超える波長で始まる30〜
50nm波長スパンにわたる約17%未満の反射スペク
トルのパーセント変化(上記の段落に記載されているよ
うなK/Sにより表される)と理解されるべきである。
最も好ましいのは、テトラゾリウム塩指示試薬が50n
m波長スパンにわたって約5%又はそれ未満のK/Sの
パーセント変化を示すものである。最も平らな部分が約
650nm以上の波長、好ましくは約675nm以上に
おいて得られる、より傾斜した反射率スペクトルを有す
る化合物が、いずれにせよ好ましい。
スの種々の濃度で、従来技術のテトラゾリウム塩IN
T、MTT、NBT、及びUSSRを還元した場合に生
じるホルマザンの反射スペクトルを示す。比較のため
に、図5〜10は、本発明の選択された化合物に関する
対応スペクトルを示す。本化合物からのホルマザンのス
ペクトルにおけるプラトーの存在、及び従来の技術から
のホルマザンの場合のその不在は、容易に明らかであ
る。
ように650〜700nmの波長範囲にわたるK/Sの
パーセント変化を示す: INT 71% MTT 178% NBT 73% USSR 28%
いほど、テトラゾリウム塩は反射率の測定に、それゆえ
分析対象物濃度の測定に用いる光学系の中心波長のばら
つきに、より多く対応できる。
る: ”UV” − ホルマザンのUV反射スペクトルの最大
反射率ピークの波長(nm)。吸光係数及び測定中に用
いる溶剤は、括弧内に示される。 ”nm” − 50nm波長スパンにわたるホルマザン
の反射スペクトルの最も扁平な部分の位置(開始及び収
量波長(nm)で表される)。 ”K/S” − 反射スペクトルの上記の最も平坦な5
0nm部分のK/Sにおけるパーセント変化。反射スペ
クトルを生じるために用いられる分析対象物の濃度は、
括弧内に示される。Mmolは、mmol/リットルで
の濃度を示す。
0に示される化合物の一覧である。以下の表中のそれら
の簡略参照番号及び所在は、化合物名の前の大括弧中に
示される。 [MBL10][A−2−b] 2−(ベンゾチアゾー
ル−2−イル)−3−(4−メトキシフェニル)−5−
フェニルテトラゾリウム塩 [HTC15][B−6−a] 2−(6−エトキシベ
ンゾチアゾール−2−イル)−3−(1−ナフチル)−
5−(4−アセトアミドフェニル)テトラゾリウム塩 [LNH82][G−1−a] 2−(ナフト[1,2
−d]チアゾール−2−イル)−3−(2−メトキシ−
4−カルボキシフェニル)−5−(3,4−メチレンジ
オキシフェニル)テトラゾリウム塩 [HTC57][G−17−a] 2−(ナフト[1,
2−d]チアゾール−2−イル)−3−(4−カルボキ
シフェニル)−5−(4−アセトアミドフェニル)テト
ラゾリウム塩 [HTC42][G−23−a] 2−(ナフト[1,
2−d]チアゾール−2−イル)−3−(4−メチルチ
オフェニル)−5−(4−アセトアミドフェニル)テト
ラゾリウム塩 [HTC41][H−1−a] 2−(8−メトキシ
[1,2−d]ナフトールチアゾール−2−イル)−3
−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−5−(4−
メトキシフェニル)テトラゾリウム塩
mol) IR(KBr):3441,1691,1684,16
14,1600,1535,1486,1460,14
25,1385,1318,1262,1183,97
9,853cm-1 NMR(300NHz,CDCl3 ): δ 8:67(d,2H,J=8.9Hz,ArNO2
H),8.33(d,2H,J=9.0Hz),8.
36(d,2H,J=9.3Hz,ArH),8.37
−8.41(m,1H,ArH),7.99(d,2
H,J=8.7Hz,ArH),7.96−7.99
(m,1H,ベンゾチアゾールH),7.67−7.7
8(m,3H,ベンゾチアゾールH). 質量スペクトル FAB m/e:120(81.
1),162(100) b)R5 =フェニル UV:540nm(4.79x103 ,ジオキサン); c)R5 =フェニル UV:576nm(3.89x103 ,ジオキサン); nm:650−700nm;K/S:7.5%(11.
1mmol) d)R5 =4−ニトロスチリル UV:512nm(11.2x103 ,ジオキサン); e)R5 =4−メトキシスチリル UV:514nm(7.17x103 ,ジオキサン); f)R5 =4−ニトロフェニル UV:542nm(2.1x103 ,ジオキサン); g)R5 =4−フェニルフェニル UV:558nm(14.1x103 ,ジオキサン); h)R5 =3,4−メチレンジオキシフェニル UV:584nm(4.8x103 ,ジオキサン); nm:570−620nm;K/S:16%(9.1m
mol) i)R5 =4−フェノキシフェニル UV:564nm(10.3x103 ,ジオキサン); j)R5 =2−チエニル UV:566nm(6.3x103 ,ジオキサン); k)R5 =5−ニトロ−2−チエニル UV:514nm(15.2x103 ,ジオキサン); l)R5 =3,4−ジメトキシフェニル UV:588nm(2.3x103 ,ジオキサン); nm:600−650nm;K/S:14%(11.1
mmol) m)R5 =4−ピリジル UV:516nm(8.6x103 ,ジオキサン); n)R5 =5−ブロモ−2−チエニル UV:518nm(6.1x103 ,ジオキサン); o)R5 =3−チエニル UV:512nm(7.5x103 ,ジオキサン); p)R5 =2−ピリジル UV:478nm(9.6x103 ,ジオキサン); q)R5 =4−フルオロフェニル UV:546nm(2.96x103 ,ジオキサン); r)R5 =4−ヒドロキシフェニル UV:582nm(1.0x103 ,ジオキサン); s)R5 =3,4,5−トリメトキシフェニル UV:578nm(1.0x103 ,ジオキサン); nm:560−610nm;K/S:10%(11.1
mmol) t)R5 =4−(メチルチオ)フェニル UV:576nm(1.5x103 ,ジオキサン); u)R5 =1,4−ベンゾジオキシル UV:582nm(4.8x103 ,ジオキサン);
ol) b)R5 =アセトアミドフェニル(MBL10) nm:665−715nm;K/S:10%(33mm
ol)
イル 1. R6 =4−ニトロフェニル a)R5 =4−アセトアミドフェニル UV:598nm(3.2x103 ,ジオキサン) nm:625−675nm;K/S:9%(14mmo
l) IR(KBr):3447,1601,1535,14
59,1255,1183,853cm-1 NMR(CDCl3 ): δ 8:42−8.70(5H),8.16−8.32
(2H),8.03−8.12(1H),7.69−
7.84(2H),7.16−7.27(1Hベンゾチ
アゾール),4.18(q,2H,J=6.9Hz),
2.56(q,2H,J=7.4Hz).1.46
(t,3H,J=6.9Hz),1.17(t,3H,
J=7.4Hz) b)R5 =4−ヒドロキシフェニル UV:601nm(13x103 ,ジオキサン); c)R5 =4−(2,3−ジヒドロキシプロピルチオ)
フェニル UV:604nm(8.4x103 ,ジオキサン); d)R5 =4−(トリメチルアンモニウム)フェニル UV:604nm(5.0x103 ,ジオキサン); nm:540−590nm;K/S:15%(11.1
mmol)
mmol)
mol) b)R5 =(4−トリメチルアンモニウム)フェニル UV:634nm(4.6x103 ,ジオキサン) nm:640−690nm;K/S:15%(11.1
mmol)
ol) IR(KBr):3436,1684,1600,15
31,1458,1423,1385,1318,12
58,959,939,834cm-1 NMR(DMSO−d6 ):δ 10.8(s,1H,
NH),8.67−8.83(m,3H),8.34
(d,24,J=8.8Hz,pH),8.11(t,
1H,J=7.8Hz),8.04(d,2H,J=
8.8Hz,pH),7.87(d,1H,J=2.5
Hz),7.74(dd,1H,J=8.4Hz,4.
3Hz).7.46(1H,J=9.1Hz),7.1
2(dd,1H,J=9.0Hz,2.6Hz),4.
10(q,2H,J=7.0Hz,−CH2 −Me),
2.26(s,34,CH3 −CO),1.35(t,
3H,J=7.0Hz,Me). 質量スペクトル(FAB)m/e:508(M+ −1,
18.7),353(24.1),128(100)
ェニル a)R5 =4−メチレンジオキシフェニル UV:504nm(ε5.9x103 ,ジオキサン) nm:670−720nm;K/S:14%(11.1
mmol) IR(KBr):3465,1602,1540,15
01,1462,1384,1254,1179,11
17,1037,932,813cm-1 NMR(300MHz,DMSO−d6 ):δ 8.0
1(d,1H,J=9.08),7.93(dd,1
H,J=8.14Hz,1.79Hz),7.92
(d,1H,J=2.46Hz),7.53−7.61
(m,2H),7.26−7.36(m,3H),6.
34(s,2H,−OCH2 O−),6.26(s,2
H,−OCH2 O−),4.17(q,2H,J=6.
99Hz,−CH2 CH3 ),1.40(t,3H,J
=6.94Hz,−CH2 CH3). 質量スペクトル(FAB)m/e:93.1(10
0),185.2(27.8),340(16.9),
448(3.0,M+ −1),489(1.4,M
+ ),490(7.6,M+ +1).
mol)1 HNMR(300MHz,80:20 CDCl3 /
DMSO−d6):10.35(s,1H),8.40
(d,J=8,1H),8.28(m,2H),8.1
7(d,J=8,1H),8.03(d,J=8.5,
2H),7.95(d,J=8,1H),7.8−7.
6(m,3H),7.58(d,J=7.5,1H),
7.45(d,J=9,1H),7.08(dd,J=
2.59,9,1H),4.13(q,J=7,2
H),2.2(s,3H),1.43(t,J=7,3
H). b)R5 =4−ニトロフェニル(HTC15) UV:600nm(8.4x103 ,ジオキサン) 620nm(水) nm:645−695nm;K/S:7%(9.4mm
ol)
ェニル a)R5 =4−アセトアミドフェニル UV:600−630nm(11x103 ,ジオキサ
ン) nm:615−665nm;K/S:5%(11.1m
mol)
ol)
ol)
mol)
フト[2,3−d]チアゾール−2−イル 1. R6 =4−ニトロナフチル a)R5 =4−アセトアミドフェニル UV:624nm(5.1x103 ,ジオキサン) nm:635−685nm;K/S:14%(14mm
ol) IR(KBr):1635,1540,1500,14
70,1440,1390,1260,1120,10
40,920cm-1 NMR(300MHz,CDCl3 ):δ 8.99−
9.12(m,1H,ナフタレン),8.60(d,1
H,J=8.6Hz),8.25(d,1H,J=4.
9Hz,ナフタレン),7.72−7.94(m,6
H,ナフタレン及びベンゾチアゾール),7.55
(d,2H,J=8.0Hz,PhNHAC),7.1
2−7.23(m,2H,ナフタレン),7.01
(d,2H,J=8.4Hz,PhNHAC),2.7
0−2.90(br S,4H,−CH2 −),1.8
0−2.95(m,7H,CH3 CO−及び−CH2
−). 質量スペクトル(E2)m/e:121(22.4),
149(100),165(34.7),164(2
0.7),205(26.2),349(M+ −1−C
10H2 NO2 ,12.1). 質量スペクトル(FAB)m/e:350(M+ −C10
H2 NO2 ,100).b)R5 =4−メトキシフェニ
ル UV:590nm(9.0x103 ,ジオキサン); nm:640−690nm;K/S:7.1%(14m
mol) c)R5 =3,4−メチレンジオキシフェニル UV:626nm(1.2x103 ,ジオキサン); nm:660−710nm;K/S:5%(9.1mm
ol) d)R5 =4−フルオロフェニル UV:612nm(3.4x103 ,ジオキサン); nm:625−675nm;K/S:8.5%(14m
mol)
ol) b)R5 =4−メトキシフェニル UV:590nm(9.0x103 ,ジオキサン) nm:645−695nm;K/S:8%(14mmo
l) c)R5 =3,4−メチレンジオキシフェニル UV:598nm(4.4x103 ,ジオキサン) nm:640−690nm;K/S:20%(14mm
ol) d)R5 =4−ヒドロキシフェニル UV:598nm(6.0x103 ,ジオキサン)
シ)エトキシ)フェニル UV:436nm(12x103 ,H2 O)
ル 1.R6 =3,4,5−トリメトキシフェニル a)R5 =3,4−メチレンジオキシ UV:492nm(4.7x103 ,ジオキサン) nm:655−705nm;K/S:20%(11.1
mmol) IR(KBr):1604,1540,1496,14
64,1432,1370,1317,1254,11
23,1037,993,822,770,735cm
-1 NMR(300 MHz,DMSO−d6 ):δ8.1
7(s,1H、PhH),8.01(d,1H,J−
8.48Hz).7.95(dd,1H,J=8.13
Hz,1.76Hz),7.85(d,1H,F=1.
72Hz),7.57(dd,1H,J=8.19H
z,1.53Hz),7.49(s,2H),7.32
(d,1H,J=8.16Hz),6.30(s,2
4,−OCH2 −O),385(s.3H,−OM
e),3.79(s,6H,OMe),2.54(s,
3H,−CH3 ) 質量スペクトル(FAB)m/e:93.2(100,
185(62.8),310(25.9),325
(4.1),504(10.9,M+ −1) b)R5 =4−アセトアミドフェニル UV:492nm(3.6×103 ,ジオキサン) nm:650−700nm;K/S:10%(11.1
mmol) c)R5 =3,4,5−トリメトキシフェニル UV:492nm(4.9×103 ,ジオキサン) nm:655−705nm;K/S:8%(11.1m
mol)
mol) IR(KBr):1690,1599,1531,15
01,1459,1422,1370,1317,12
65,1181,1164,1021,977,83
7,747,695cm-1 NMR(300 MHz,DMSO−d6 ):δ10.
45(6,1H,−NHAc),8.30(d,2H,
J=8.75Hz,Ph−H),8.17(s,1H,
PhH),7.90−8.11(m,5H),7.26
−7.40(m,1H),3.84(s,3H,−OM
e),2.50(s,3H,−Me),2.14(s,
3H,CH3 ) 質量スペクトル(FAB)m/e:93,100,14
9(8.1),163(19.9),185(91.
1),323(21.6)457(7.1,M+ −1)
ル 1.R6=3,4,5−トリメトキシフェニル a)R5=3,4−メチレンジオキシフェニル UV:408nm(4.9×103,ジオキサン) nm :655−735nm;K/S:10%(11.1mm
ol) IR(KBr):3405,3200−2500(broa
d),1700,1602,1500,1451,12
59,1122,1034,990,815,771cm
-1 NMR(300 MHz,DMSO−d6): δ8.57(s,1H、PhH),7.95(dd,1
H,J=8.09,1.68Hz),7.85(d,1
H,J=1.70Hz),7.17−7.43(m,4
H),7.2(d,1H,J=8.0Hz),6.11
(s,2H),3.90(S,3H,0Me),3.7
4(s,6H,0Me) 質量スペクトル(FAB)m/e: 93.1(57.1),167.2(100),18
5.2(50.8),340.1(48.1M+−C8H
5NSO2)
ゾール−2−イル 1.R6 =4−カルボキシフェニル a)R5 =4−メトキシフェニル UV:594nm(ジオキサン) 516nm(水) nm:630−680nm;K/S:19%(8.3m
mol)1 HNMR(DMSO−d6 ):8.33(m,3
H),8.20(d,J=7,2H),7,35(m,
3H),4.10(s,3H),3.95(s,3
H),3.85(s,6H)
−イル 1.R6 =2−メトキシ−4−カルボキシフェニル(L
HN82) a)R5 =3,4−メチレンジオキシフェニル UV:568nm(4.5x103 ,420) nm:650−700nm;K/S:12%(11.1
mmol) IR(KBr):1713,1605,1499,14
66,1433,1315,1259,1209,10
37,741cm-1 NMR(300 MHz,DMSO−d6 ):δ8.4
2(d,1H,J=9.0Hz,−Ph),8.17−
8.17(m,3H),8.00−7.96(m,2
H),7.87−7.66(m,5H),7.33
(d,1H,J−8.1Hz),6.30(s,24,
OCH2 O9,3.82(s,3H,−OMe) 質量スペクトル(FAB)m/e:93(100),1
85(47),346(18),524(23,M+ −
1) b)R=4−(2−(2−(ヒドロキシエトキシ)エト
キシ)エトキシ)フェニル UV:566nm(3.2x103 .H2 O) nm:650−700nm;K/S:6%(11.1m
mol)
mol) IR(KBr):3437,3047,1694,15
94,1537,1503,1462,1414,13
84,1265,1172,985,848cm-1 NMR(300 MHz,DMSO−d6 ):δ10.
85(s,1H,NHAc),8.59(d,24,J
=8.4Hz),8.41(d,1H,J=9.0H
z),8.30−8.64(m,94),7.79−
7.76(m,2H),2.18(s,3H,−NHC
OCH3 ) 質量スペクトル(FAB)m/e:91(100),1
09(28),181(56),217(45),23
2(13),327(8),488(10,M+ −
1),487(4,M+ ) b)R5 =4−カルボメトキシフェニル UV:558nm(12x103 ,420) nm:660−710nm;K/S:6%(8.3mm
ol) c)R5 =メチレンジオキシフェニル nm:685−735;K/S:7%(8.1mmo
l)
ニル a)R5 =4−(3−トリメチルアンモニオプロポキ
シ)フェニル UV:520nm(11x103 ,水) nm:670−720nm;K/S:13%(8.3m
mol) b)R5 =3,4−メチレンジオキシフェニル UV:565nm(10.3x103 ,H2 O) nm:675−725nm;K/S:20%(8.3m
mol) c)R5 =4−(2−(2−(2−ヒドロキシ)エトキ
シ)エトキシ)フェニル UV:592nm(11.4x103 ,H2 O)
mol)
mol)
mol)
ol) b)R5 =3,4,5−トリメトキシフェニル UV:628nm(12.1x103 ,H2 O) nm:650−700nm;K/S:4%(8.3mm
ol)
ロフェニル a)R5 =3,4−メチレンジオキシ UV:654nm(7.0x103 ,H2 O) nm:655−705nm;K/S:17%(8.3m
mol)
キシフェニル a)UV:630nm(6.3x103 ,H2 O) nm:650−700nm;K/S:12%(8.3m
mol)
ミドフェニル a)R5 =3,4−メチレンジオキシフェニル UV:584nm(7.0x103 ,H2 O) nm:660−710nm;K/S:11%(8.3m
mol)
l)
mol)
ェニル a)R5 =3,4−メチレンジオキシフェニル UV:650nm(14x103 ,H2 O) nm:650−700nm;K/S:14%(8.3m
mol)
mol)
mmol) b)R5 =3,4−メチレンジオキシフェニル nm:605−655nm;K/S:4%(15mmo
l) c)R5 =フェニル UV:618nm(12.6x103 ,ジオキサン) nm:625−675nm;K/S:8%(14mmo
l) d)R6 =4−(2−(2−(2−ヒドロキシエトキ
シ)エトキシ)エトキシフェニル UV:628(6.7x103 ,H2 O) e)R6 =4−(1′−(ヒドロキシメチル)−2′,
3′−ジヒドロキシプロピルチオ)フェニル UV:624nm(5.18x103 ,ジオキサン) nm:635−685nm;K/S:15%(11.1
mmol)
オ)フェニル UV:604nm(4.9x103 ,ジオキサン) nm:635−685nm;K/S:4%(11.1m
mol) b)R5 =4−(トリメチルアンモニウム)フェニル UV:572nm(14.7x103 ,ジオキサン)
H),8.5−8.22(m,1H),8.17
(d,,J=8,1H),8.02(d,J=8.8,
2H),7.85(dd,J=7.6,0.9,1
H),7.78−7.65(m,3H),2.08
(s,3H) UV:598nm(ジオキサン) 614nm(10.5x103 ,水) nm:650−700nm;K/S:7.5%(13.
8mmol) b)R4 =4−(3−トリメチルアンモニオプロポキ
シ)フェニル UV:632nm(14.7x103 ,H2 O) nm:640−690nm;K/S:11%(8.6m
mol) c)R4 =4−(2′,3′−ジヒドロキシプロピルチ
オ)フェニル UV:654nm(1.0x103 ,ジオキサン) nm:645−695;K/S:11%(11.1mm
ol) d)R4 =4−(2−(2−(2−(ヒドロキシエトキ
シ)エトキシ)エトキシ)フェニル nm:625−675nm;K/S:6.5%(8.3
mmol) e)R4 =カルボメトキシフェニル nm:605−655nm;K/S:11.5%(8.
3mmol)
フェニル a)R5 =3,4−メチレンジオキシフェニル UV:620−640nm(ジオキサン) 614nm(8.4x103 ,水) nm:625−675nm;K/S:3%(14mmo
l)
ニル a)R5 =3,4−メチレンジオキシフェニル UV:644nm(11.3x103 ,ジオキサン) 625nm(9.2x103 ,水) nm:655−715nm;K/S:6%(14mmo
l)
mol)
TC42) a)R5 =4−アセトアミドフェニル UV:524nm(ジオキサン) 526nm(水) nm:675−725nm;K/S:18%(8.3m
mol)
ブチルアミド)フェニル a)R5 =4−メトキシフェニル UV:588nm(9x103 ,ジオキサン) 578nm(12x103 ,水)
mol)
ol)
ル−2−メトキシフェニル a)R5 =3,4−メチレンジオキシフェニル nm:690−740nm;K/S:15%(10.3
mmol)
ジメトキシフェニル a)nm:715−765nm;K/S:17%(1
0.3mmol)
アゾール−2−イル 1.R6 =3,4,5−トリメトキシフェニル a)R5 =4−メトキシフェニル(HTC41) UV:466(9.2x103 ,ジオキサン) 530(9x103 ,水) nm:670−720nm;K/S:12%(8.3m
mol) NMR(300MHz,DMJSO−d6 ):δ 8.
33(m,3H),7.97(m,1H),7.90
(s,1H),7.75(m,2H),7.55(s,
2H),7.35(d,J=9,2H),4.10
(s,3H),3.93(s,3H),3.88(s,
3H),3.78(s,6H)
た。本発明のその他の変更及び修正は、本発明の精神及
び範囲を逸脱しない限りにおいてなされ得る。
INTを還元した場合に生じたホルマザンの反射スペク
トルを示す図である。
MTTを還元した場合に生じたホルマザンの反射スペク
トルを示す図である。
NBTを還元した場合に生じたホルマザンの反射スペク
トルを示す図である。
ゾール−2−イル)−3−(1−ナフチル)−5−フェ
ニルテトラゾリウム塩(USSR)を還元した場合に生
じたホルマザンの反射スペクトルを示す図である。
(4−メトキシフェニル)−5−(4−アセトアミド−
フェニル)テトラゾリウムから生じたホルマザンの反射
スペクトルを示す図である。
ル)−3−(1−ナフチル)−5−(4−アセトアミド
フェニル)テトラゾリウム塩から生じたホルマザンの反
射スペクトルを示す図である。
イル)−3−(2−メトキシ−4−カルボキシフェニ
ル)−5−(3,4−メチレンジオキシフェニル)テト
ラゾリウム塩から生じたホルマザンの反射スペクトルを
示す図である。
イル)−3−(4−カルボキシフェニル)−5−(4−
アセトアミドフェニル)テトラゾリウム塩から生じたホ
ルマザンの反射スペクトルを示す図である。
イル)−3−(4−メチルチオフェニル)−5−(4−
アセトアミドフェニル)テトラゾリウム塩から生じたホ
ルマザンの反射スペクトルを示す図である。
ルチアゾール−2−イル)−3−(3,4,5−トリメ
トキシフェニル)−5−(4−メトキシフェニル)テト
ラゾリウム塩から生じたホルマザンの反射スペクトルを
示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 2−(ベンゾチアゾール−2−イル)−
3−(4−ニトロフェニル)−5−(4−アセトアミド
フェニル)テトラゾリウム塩;2−(ベンゾチアゾール
−2−イル)−3−(4−メトキシフェニル)−5−
(4−アセトアミドフェニル)テトラゾリウム塩;2−
(6−エトキシベンゾチアゾール−2−イル)−3−
(4−ニトロフェニル)−5−(4−アセトアミドフェ
ニル)テトラゾリウム塩;2−(6−エトキシベンゾチ
アゾール−2−イル)−3−(4−ニトロ−1−ナフチ
ル)−5−(4−アセトアミドフェニル)テトラゾリウ
ム塩;2−(6−エトキシベンゾチアゾール−2−イ
ル)−3−(8−キノリル)−5−(4−アセトアミド
フェニル)テトラゾリウム塩;2−(6−エトキシベン
ゾチアゾール−2−イル)−3−(1−ナフチル)−5
−(4−アセトアミドフェニル)テトラゾリウム塩;2
−(6−エトキシベンゾチアゾール−2−イル)−3−
(1−ナフチル)−5−(4−ニトロフェニル)テトラ
ゾリウム塩;2−(6−エトキシベンゾチアゾール−2
−イル)−3−(2−メチル−4−カルボキシフェニ
ル)−5−(4−アセトアミドフェニル)テトラゾリウ
ム塩;2−(6−エトキシベンゾチアゾール−2−イ
ル)−3−(4−カルボキシフェニル)−5−(4−ア
セトアミドフェニル)テトラゾリウム塩;2−(6−エ
トキシベンゾチアゾール−2−イル)−3−(4−クロ
ロ−1−ナフチル)−5−(4−アセトアミドフェニ
ル)テトラゾリウム塩;2−〔(5,6,7,8)−テ
トラヒドロナフト(2,3−d)チアゾリル−2−イ
ル〕−3−(4−ニトロナフチル)−5−(4−メトキ
シフェニル)テトラゾリウム塩;2−〔(5,6,7,
8)−テトラヒドロナフト(2,3−d)チアゾール−
2−イル〕−3−(4−ニトロナフチル)−5−(3,
4−メチレンジオキシフェニル)テトラゾリウム塩;2
−〔(5,6,7,8)−テトラヒドロナフト(2,3
−d)チアゾール−2−イル〕−3−(4−ニトロナフ
チル)−5−(4−フルオロフェニル)テトラゾリウム
塩;2−〔(5,6,7,8)−テトラヒドロナフト
(2,3−d)チアゾール−2−イル〕−3−(4−ニ
トロフェニル)−5−(4−メトキシフェニル)テトラ
ゾリウム塩;2−(6−メチルベンゾチアゾール−2−
イル)−3−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−
5−(4−アセトアミドフェニル)テトラゾリウム塩;
2−(6−メチルベンゾチアゾール−2−イル)−3−
(3,4,5−トリメトキシフェニル)−5−(3,
4,5−トリメトキシフェニル)テトラゾリウム塩;2
−(6−メチルベンゾチアゾール−2−イル)−3−
(4−メトキシフェニル)−5−(4−アセトアミドフ
ェニル)テトラゾリウム塩;2−(6−カルボキシベン
ゾチアゾール−2−イル)−3−(3,4,5−トリメ
トキシフェニル)−5−(3,4−メチレンジオキシフ
ェニル)テトラゾリウム塩;2−〔ナフト(1,2−
d)チアゾール−2−イル〕−3−(2−メトキシ−4
−カルボキシフェニル−5−〔4−(2−(2−(ヒド
ロキシエトキシ)エトキシ)エトキシ)フェニル〕テト
ラゾリウム塩;2−〔ナフト(1,2−d)チアゾール
−2−イル〕−3−(4−アセトアミドフェニル)−5
−(メチレンジオキシフェニル)テトラゾリウム塩;2
−〔ナフト(1,2−d)チアゾール−2−イル〕−3
−(8−キノリル)−5−(3,4,5−トリメトキシ
フェニル)テトラゾリウム塩;2−〔ナフト(1,2−
d)チアゾール−2−イル〕−3−(2−メトキシフェ
ニル)−5−(3,4−メチレンジオキシフェニル)テ
トラゾリウム塩;2−〔ナフト(1,2−d)チアゾー
ル−2−イル〕−3−(4−ニトロナフチル)−5−
(3,4−メチレンジオキシフェニル)テトラゾリウム
塩;2−〔ナフト(1,2−d)チアゾール−2−イ
ル〕−3−(4−ニトロナフチル)−5−フェニルテト
ラゾリウム塩;2−〔ナフト(1,2−d)チアゾール
−2−イル〕−3−(4−ニトロフェニル)−5−〔4
−(2′,3′−ジヒドロキシプロピルチオ)フェニ
ル〕テトラゾリウム塩;2−〔ナフト(1,2−d)チ
アゾール−2−イル〕−3−(4−カルボキシフェニ
ル)−5−(4−アセトアミドフェニル)テトラゾリウ
ム塩;2−〔ナフト(1,2−d)チアゾール−2−イ
ル〕−3−(4−カルボキシフェニル)−5−〔4−
(2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ)エ
トキシ)フェニル〕テトラゾリウム塩;2−〔ナフト
(1,2−d)チアゾール−2−イル〕−3−(2−メ
チル−4−カルボキシフェニル)−5−(3,4−メチ
レンジオキシフェニル)テトラゾリウム塩;2−〔ナフ
ト(1,2−d)チアゾール−2−イル〕−3−(2−
メチル−4−ニトロフェニル)−5−(3,4−メチレ
ン−ジオキシフェニル)テトラゾリウム塩;及び2−
〔ナフト(1,2−d)チアゾール−2−イル〕−3−
(4−シアノフェニル)−5−(3−メトキシフェニ
ル)テトラゾリウム塩からなる群から選択される2−ベ
ンゾチアゾールテトラゾリウム塩。 - 【請求項2】 還元された物質を検出する方法であっ
て、請求項1記載のテトラゾリウム塩の1個以上を還元
物質を含有する疑いのある媒体に導入し、テトラゾリウ
ム塩の色の変化により還元物質の存在を決定する工程を
含む方法。
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Res.Discl.,(1976),142,p.34−6 |
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