JP3157382B2 - Vtrの再生モード判別回路 - Google Patents

Vtrの再生モード判別回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の放送方式のビデ
オ信号を再生するVTRの再生モード判別回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】南米地方では、NTSC方式の他にPA
L/M方式と呼ばれるビデオ信号を1台で記録・再生す
るVTRが用いられている。両者の同期信号の周波数
は、等しい。両者のクロマ信号の周波数は、わずかに異
なっている。NTSC方式のクロマ信号の周波数は、
3.579545MHzであり、PAL/M方式のそれ
は3.57561149MHzである。両者の周波数
は、非常に近いので、例えば再生モードを判別する為に
両者を判別するのは難しい。両者を判別するには例え
ば、NTSC方式のバースト信号は常に一定位相で到来
するのに対して、PAL/M方式のバースト信号は、1
H(Hは1水平同期信号周期)毎に位相交番するのを利
用して、位相検波器により行うことが考えられる。
【0003】該位相検波器により、再生モードを識別し
たならば、その識別内容に応じてVTRの再生モードを
再生信号の種類に応じたモードに切換えれば良い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、位相検
波器は、多くの素子数(コンデンサを含む)を必要とす
る、という問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点に鑑み
成されたもので、水平同期信号周波数に応じた周波数で
発振するVCOと、該VCOの発振出力信号周波数が所
望値から変動するのを識別する周波数識別回路と、該周
波数識別回路の出力信号を平滑する平滑回路と、を有
し、前記平滑回路の出力信号に応じて再生モードの判別
を行うようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明に依れば、VTRのクロマ信号の周波数
変換に用いられるVCOの発振出力信号周波数を識別す
る周波数識別回路の出力信号を平滑し、その平滑出力に
より再生モードを判別している。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す回路図で、
PAL方式のクロマ信号を再生する場合である。(1)
はVTRの再生ヘッド(図示せず)から、低域変換され
た信号(周波数40 1/8fH 但し、fHは水平同期
信号周波数)が印加され、BPF(19)から周波数
(fSC+40 1/8fH、但し、fSCはクロマ信号周波
数)の信号が印加され、周波数fSCの信号を発生するメ
インコンバータ、(3)は周波数fSCで発振するVX
O、(4)はBPF(2)からの信号をVXO(3)か
らの信号の位相にロックさせる為の制御信号を発生する
APC検波回路、(21)は端子(6)からの再生水平
同期信号(図2(a))を1/8分周して、図2(b)
のパルスを作成する分周回路、(7)は、図2(b)の
パルスの「H」レベル期間中、閉じて、321fHで発
振しているVCO(8)の発振出力信号を通過させるス
イッチ、(9)は図2(b)のパルス「H」レベル期間
(4H)中、321fHのパルスをカウントするカウン
タ、(10)は、カウンタ(9)のカウント値Kが所定
範囲内(1284±3)であるか、所定範囲以上(12
84+3<K)であるか所定範囲以下(1284−3>
K)であるかを判別する判別回路、(11)は、前記所
定範囲以上の場合には図3(b)を、前記所定範囲以下
の場合には図3(a)を、前記所定範囲内の場合には3
(c)の信号を発生するエラー出力回路、(14)は、
エラー出力回路(11)の出力信号をLPF(12)で
直流に変換した信号と、APC検波回路(4)の出力信
号をLPF(13)で直流に変換した信号とを加算し
て、VCO(8)の周波数を制御する加算回路、(1
5)はエラー出力回路(11)の出力信号を整流平滑回
路(16)で整流及び平滑した電圧に応じて、再生モー
ド信号を判別するマイコン(マイクロコンピュータ)で
ある。
【0008】まず、図1の信号処理回路の再生モード
と、再生信号のモードとが一致している場合について説
明する。今、入力端子(17)にPAL/M方式である
周波数40 1/8fHの信号が、印加されるとする。そ
して、周波数がNTSC方式のクロマ信号周波数と、P
AL/M方式のそれとに切換わるVXO(3)の周波数
がPAL/M方式のそれになっている。又、周波数がN
TSC時の周波数320fHと、PAL時の321fH
切換わるVCO(8)の周波数が321fHになってい
るとする。VCO(8)の321fHの出力信号は、分
周回路(5)で周波数40(1/8)fHの信号に分周
され、サブコンバータ(18)に印加される。サブコン
バータ(18)にはVXO(3)から周波数fSCの信号
が印加され、周波数掛算が行われて、BPF(19)か
ら周波数(fSC+40(1/8)fH)の信号が発生す
る。すると、メインコンバータ(1)における周波数掛
算に応じてBPF(2)から周波数fSCに戻されたクロ
マ信号が得られる。
【0009】一方、前記クロマ信号は、APS検波回路
(4)で検波され、そのエラー信号がLPF(13)及
び加算回路(14)を介してVCO(8)に印加され
る。その結果、出力端子(20)に得られるクロマ信号
の位相は、VXO(3)のそれに同期する。入力端子
(17)のクロマ信号と同期している図2(a)の水平
同期信号を分周回路(21)で分周した図2(b)の信
号に基づき、4H期間、スイッチ(7)が閉じると周波
数321fHの信号がカウンタ(9)でカウントされ
る。図2(b)に示す如く、4H期間直後にカウント値
の判別が判別回路(10)で行われる。今、判別回路
(10)がPAL/M方式の信号を受けるモードであれ
ば、エラー出力回路(11)の出力信号は、図3(c)
の如くなる。すると、LPF(12)の出力信号は、元
の値から変わらず、VCO(8)は321fHの周波数
を維持する。
【0010】一方、整流平滑回路(16)の出力信号の
値も変化せず、マイコン(15)は、VTRがPAL/
M方式の信号を再生しているモードであると、判別し続
ける。この状態から再生信号がNTSC方式の信号に切
変わったとする。この時、図1の装置は、PAL信号を
処理するモードなので次の不具合が起こる。
【0011】図4に示すようにPAL信号を再生する場
合、1フィールドおきにクロマ信号の90度位相シフト
(図1では省略)が行われる。ところが、NTSC信号
は、常に90度位相シフトを行い、1フイールド毎にそ
の位相方向が反転している。その為、単純に上述の再生
を行うと、この位相関係に起因しても誤差成分がAPC
検波回路(4)から図4(c)の如く発生する。図4
(C)の検波出力は、LPF(13)、加算回路(1
4)を介してVCO(8)に印加され、VCO(8)の
発振周波数は、図4(d)の通り変化する。ここで、V
CO(8)の周波数変化が所定範囲(1284±3)以
上まで変化すると、エラー出力回路(11)から図4
(e)の如き出力が発生する。図4(e)の信号は、整
流平滑回路(16)で図4(f)の如く整流され、図4
(f)の信号を平滑することにより安定した直流電圧を
得ることができる。
【0012】該直流電圧に応じてマイコン(15)は、
図1の装置がNTSCの信号を再生するモードに切換え
る。VXO(3)の周波数、判別回路(10)のカウン
ト値K、分周回路(5)の位相ローテーションの動作制
御がNTSC用のそれに切換わる。従って、図1の装置
によれば再生モードを判別することができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に依ればVTR
の再生モードを簡単に判別することができる。特に本発
明に依れば、判別に際して、素子数を多く必要としな
い、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のVTRの再生モード判別回路
を示すブロック図である。
【図2】図2は、図1の説明に供する為の波形図であ
る。
【図3】図3は、図1の説明に供する為の波形図であ
る。
【図4】図4は、図1の説明に供する為の波形図であ
る。
【符号の説明】
(8) VCO (9) カウンタ (10) 判別回路 (11) エラー出力回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平同期信号周波数に応じた周波数で発
    振するVCOと、 該VCOの発振出力信号周波数が所望値から変動するの
    を識別する周波数識別回路と、 該周波数識別回路の出力信号を平滑する平滑回路と、を
    有し、前記平滑回路の出力信号に応じて再生モードの判
    別を行うようにしたことを特徴とするVTRの再生モー
    ド判別回路。
  2. 【請求項2】 前記周波数識別回路は、 水平同期信号周期に応じた一定期間、前記VCOの発振
    出力信号の周波数をカウントするカウンタと、 該カウンタのカウント値が所望範囲内にあるか、それ以
    外であるかを判別する判別回路と、 該判別回路の判別出力に応じてパルスを発生するエラー
    出力回路と、から成ることを特徴とする請求項1記載の
    VTRの再生モード判別回路。
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