JP3157246B2 - 相関位置の検出方法 - Google Patents

相関位置の検出方法

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JP3157246B2
JP3157246B2 JP2262492A JP2262492A JP3157246B2 JP 3157246 B2 JP3157246 B2 JP 3157246B2 JP 2262492 A JP2262492 A JP 2262492A JP 2262492 A JP2262492 A JP 2262492A JP 3157246 B2 JP3157246 B2 JP 3157246B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動きベクトル検出に採
用して有効な相関位置の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭3−117278号公報には、画
面の4ケ所エリア内のサンプリング点に付いて動きベク
トルを検出し、画面全体の手ブレ量を特定して手ブレ補
正を実行する技術が開示されている。更に、1989年
の電子情報通信学会秋季全国大会の講演論文集のD−5
7には「画像の動きベクトル検出方式」について開示さ
れおり、相関の最も高いサンプリング点とその隣接サン
プリング点との間を補間処理して真の相関位置を演算に
より特定する構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述する補間の
演算処理は、相当複雑でありマイクロコンピュータによ
って演算する場合に演算時間が長くなり、演算に伴う負
荷も大きくなると云う不都合がある。
【0004】そこで、簡単な演算によって迅速に補間処
理をする必要が生ずる。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、発明は、演算処
理の容易な加減算や比較演算によって補間処理をすべ
く、特定した分割領域の中点の変化量を算出して更に小
さな分割領域を特定すると云う処理を繰り返し、最終的
に細分化して特定された分割領域に含まれる近似相関位
置を特定することを特徴とする。
【0006】
【作用】よって、本発明によれば、マイクロコンピュー
タは分割領域の中点の変化量を加減算によって算出し、
分割領域を比較によって特定する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を手ブレ防止カメラの動ベクト
ル検出ブロック内の相関位置検出用マイクロコンピュー
タに採用した実施例に付いて説明する。
【0008】まず、図3に示す様に第1の実施例は、入
力端子1に入力されるディジタル映像信号を基準値保存
メモリ2と相関演算回路4に入力している。このディジ
タル映像信号は、インターレース信号を両側のラインか
らの平均値補間により2倍のノンインターレース信号に
変換した信号である。
【0009】また、この基準値保存メモリ2は、第1メ
モリ制御回路3によって特定された基準点に於けるディ
ジタル映像信号を記憶し、次のフィールドで記憶データ
を基準点データとして前記相関演算回路4に入力してい
る。
【0010】前記相関演算回路4は、基準点データと入
力端子1より入力されるディジタル映像データとを比較
してその差の絶対値に相当する相関データを導出する。
【0011】この相関データは、第2メモリ制御回路7
が特定する前記相関値メモリ5のアドレスに順次記憶さ
れる。このアドレスは、映像画面の2次元的な位置に対
応して設定されており、アドレス自体が、2次元的な位
置と対応付けられている。
【0012】1画面分の相関値データの記憶が終了する
と、第2メモリ制御回路7が前記相関値メモリ5の記憶
データを順次読み出す。この記憶データと対応する読み
出しアドレスは、最小値アドレス発生回路6に入力され
る。
【0013】この最小値アドレス発生回路6は、最小の
記憶データに対応する読み出しアドレスを検出して最小
値アドレスとして導出する。
【0014】前記第2メモリ制御回路7は、まずこの最
小値アドレスに対応する最小サンプリング点を挟む画面
上の上下の記憶データを読み出すべく読み出しアドレス
を発生する。続いて画面上の左右の記憶データを読み出
すべく読み出しデータを発生する。上下の記憶データと
左右の記憶データは最小値位置補間回路8に記憶され
る。
【0015】本発明は、マイクロプロセッサで構成され
る最小位置補間回路8の構成に特徴があり、この最小位
置補間回路8は水平方向と垂直方向に関してサンプリン
グ点の間の相関位置を補間処理によって1/4の範囲迄
特定している。
【0016】その補間処理は垂直方向と水平方向に関し
て共通であるが、図4の原理図にも示す様に、相関レベ
ル値が図示する様に変化しているとき、まず両側の隣接
相関データL1 、L-1の大小を比較し最小サンプリング
点P0 を境にどちら側に相関位置が存在するかを識別す
る為に、減算処理演算(L1 −L-1)を実行してその差
Sの符号を識別して1/2の分割領域E1 を特定する。
(第1ステップ) 次に、相関位置が存在する側の1/2の位置即ち第1中
点P-50 に於ける接線の傾斜、即ち変化量DM1を最小サ
ンプリング値L0 と相関位置が存在する側の隣接サンプ
リング点P-1のサンプリング値L-1より求める。続い
て、最小サンプリング点P0 の接線の傾斜、即ち変化量
M0を両側のサンプリングL-11 値より求める。更
に、相関位置が存在する側の1/4の位置P-25 に於け
る接線の傾斜DM2を先の演算で求めた両側の傾斜DM1
M0の平均値として求め、第2中点P -25 の変化量とす
る。(第2ステップ) 更に、求めた1/4の位置に於ける変化量DM2の符号を
より、相関位置が存在する1/4の第2分割領域E2
特定する。(第3ステップ) 特定した第2分割領域E2 に於て、第3の演算としてそ
の中央の第3中点P-1 2 に於ける傾斜DM3を分割領域両
側の傾斜DM2とDM0の平均値として求め、第3中点P
-12 の変化量DM3を求める。(第4ステップ) 求めた変化量DM3の符号を判別し、相関位置が存在する
1/8の第3分割領域E3 を特定する。(第5ステッ
プ) 最後に、その第3分割領域E3 が属する1/4間隔の代
表点Pを近似により特定し、相関位置とする。(第6ス
テップ) 上述する説明は、相関位置が最小サンプリング点近傍に
ある場合を例にして説明したが、この処理を一般化した
ものが図1の表であり、図2のフローチャートである。
【0017】上述する補間処理によって求められたサン
プリング間隔の±1/2の範囲の補間データは、最小値
位置補間回路8より導出され、次段の加算器9に供給さ
れる。この加算器9は、最小サンプリング点に対応する
最小値アドレスを入力しており、補間データを加算して
相関位置データを発生している。
【0018】動きベクトル変換回路10は、この相関位
置データと基準点データとより動きベクトルを特定し
て、動きベクトルデータを発生している。
【0019】この動きベクトルデータに基づいてビデオ
カメラの手ブレが検出され、周知の方法で手ブレ補正が
実行される。
【0020】上述する第1の実施例では、第4ステップ
で、第3中点P-12 の変化量DM3を求めるべく、分割領
域両側の傾斜DM2とDM0の平均演算処理したが、第5ス
テップでは変化量DM3の符号を判別するだけでその値
(絶対値)を問題とすることはなかった。従って、傾斜
M2とDM0の平均演算処理して変化量DM3を求めること
なく、第4ステップで単に傾斜DM2とDM0を加算し、第
5ステップで加算値の符号を判別し、第6ステップで判
別した符号に基づいて相関位置を特定しても結果は同じ
になる。即ち、第1実施例の第4ステップに於ける平均
化処理は単なる加算処理に置換可能である。
【0021】そこで、図5と図6に図示する第2実施例
では、第1ステップから第3ステップ迄と第6ステップ
を第1実施例と共通にし、第4ステップと第5ステップ
を変更している。
【0022】本実施例の第4ステップでは、特定した第
2分割領域E2 の両端部に於ける第1中点の変化量DM1
と第2中点の変化量DM2を加算してその和の値Aを求め
る。
【0023】続く第5ステップでは、この和の値Aの符
号を判別する。
【0024】更に、この判別結果に基づいて第6ステッ
プでは、変化量の絶対値が小さい方の端部、即ち相関位
置が近い端部を代表点Pとして特定する。
【0025】
【発明の効果】よって、本発明によれば、演算処理によ
って容易に高い精度で相関位置を検出できその効果は大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の最小値位置補間回路の動
作説明図である。
【図2】本発明の第1実施例の最小値位置補間回路のフ
ローチャートである。
【図3】本発明の概略回路ブロック図である。
【図4】本発明の最小値位置補間原理説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の最小値位置補間回路の動
作説明図である。
【図6】本発明の第2実施例の最小値位置補間回路のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
8 最小値位置補間回路 10 動きベクトル変換回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−236880(JP,A) 特開 平3−117278(JP,A) 特開 平4−296176(JP,A) 特開 平4−196775(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/232

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前フィールドの基準点と該基準点の近傍
    に位置する現フィールドのサンプリング点の輝度信号の
    レベル差の絶対値を相関データとして演算し、演算によ
    る相関データが最小となる最小サンプリング点(P0
    の演算データ(L0 )とその上下若しくは左右の両側の
    第1・第2隣接サンプリング点(P-1)(P1 )におけ
    る第1・第2隣接相関データ(L-1)(L1 )により、
    真の相関位置を近似的に特定し、この相関位置と前記基
    準点を結ぶ動きベクトルを検出する動きベクトル検出方
    法に於て、 前記第1・第2隣接相関データ(L-1)(L1 )を比較
    して前記最小サンプリング点(P0 )を挟む両側1/2
    の第1分割領域より前記相関位置が含まれる側の分割領
    域(E1 )を特定し、 この分割領域(E1 )の両端に於ける近似的な変化量を
    平均化してその中点(PM2)に於ける変化量(DM2)を
    演算し、その中点(PM2)を挟む両側1/4の第2分割
    領域より前記相関位置が含まれる側の分割領域(E2
    を特定し、 この分割領域(E2 )の両端に於ける近似的な変化量を
    平均化してその中点(PM3)に於ける変化量(DM3)を
    演算し、その中点(PM3)を挟む両側1/8の第3分割
    領域より前記相関位置が含まれる側の分割領域(E3
    を特定し、 この分割領域(E3 )が属する1/4間隔の近似相関位
    置を特定することを特徴とする相関位置の検出方法。
  2. 【請求項2】 前フィールドの基準点と該基準点の近傍
    に位置する現フィールドのサンプリング点の輝度信号の
    レベル差の絶対値を相関データとして演算し、演算によ
    る相関データが最小となる最小サンプリング点(P0
    の演算データ(L0 )とその上下若しくは左右の両側の
    第1・第2隣接サンプリング点(P-1)(P1 )におけ
    る第1・第2隣接相関データ(L-1)(L1 )により、
    真の相関位置を近似的に特定し、この相関位置と前記基
    準点を結ぶ動きベクトルを検出する動きベクトル検出方
    法に於て、 前記第1・第2隣接相関データ(L-1)(L1 )を比較
    して前記最小サンプリング点(P0 )を挟む両側1/2
    の第1分割領域より前記相関位置が含まれる側の分割領
    域(E1 )を特定し、 この分割領域(E1 )の両端に於ける近似的な変化量を
    平均化してその中点(PM2)に於ける変化量(DM2)を
    演算し、その中点(PM2)を挟む両側1/4の第2分割
    領域より前記相関位置が含まれる側の分割領域(E2
    を特定し、 この分割領域(E2 )の両端に於ける近似的な変化量
    (DM1)と(DM2)とを比較して変化量の絶対値が小さ
    い方の端部を特定し、 この端部を1/4間隔の近似相関位置とすることを特徴
    とする相関位置の検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016011105A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 ケーシーダブリュー コーポレーション ワイパーブレード

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