JP3156815U - 引戸引込システム及び引戸引込装置用ブラケット - Google Patents

引戸引込システム及び引戸引込装置用ブラケット Download PDF

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Abstract

【課題】レール部材に引込装置を固定する作業を容易にでき、またレール部材に正確に引込装置を取り付けることができる引戸引込システムを提供する。 【解決手段】引込装置4の長さ方向の端部にブラケット5を取り付ける。ブラケット5は、引込装置4をレール部材3の収納部に挿入する際、引込装置4がレール部材3の長さ方向へ移動するのを案内し、かつ引込装置4がレール部材3の幅方向へ移動するのを制限する。引込装置4は、ブラケット5を介してレール部材3に固定される。【選択図】図1

Description

本考案は、引戸を閉めるときに閉じ方向に引き込み力を発生させる引戸引込システム及び引戸引込装置用ブラケットに関する。
戸は、開き戸(扉)、引戸等に分類することができる。開き戸は、回転させて開くしかけの戸である。引戸は、枠内を滑らせて左右に開閉する戸である。
引戸を閉めるとき、引戸に閉じ方向に引き込み力を発生させる引戸引込システムが知られている(特許文献1参照)。枠の上部には、引戸を案内するレール部材が取り付けられる。このレール部材をローラが取り付けられた走行体がスライドする。レール部材に対して走行体がスライドすると、引戸が開閉する。
引戸に引き込み力を作用させるために、走行体にはピンが設けられ、レール部材にはピンを引き込む引込装置が設けられる。引戸を閉じる方向に移動させると、走行体のピンがフックに係合する。すると、フックがピンを捕まえ、引込装置がばね力によって走行体を閉じ方向に引き込む。この引込力により弱い力で引戸を閉めたとしても、引戸を完全に閉ることができるようになる。この引込装置にはダンパも組み込まれる。ダンパにより、強く引戸を閉めたときも引戸が枠に衝突して大きな衝撃や音が発生するのが防止される。
従来、引込装置はレール部材に以下のように固定されていた。レール部材には、引込装置が挿入及び固定される収納部が長手方向に沿って形成される。引込装置のハウジングには、引込装置をレール部材に固定するための取付け孔が空けられる。レール部材の長さ方向の端部から収納部に引込装置を挿入し、引込装置の取付け孔の位置をレール部材の取付け孔の位置に一致させ、引込装置の取付け孔及びレール部材の取付け孔にねじを通すことによって、引込装置がレール部材と共に枠に固定されていた(特許文献1、段落[0022]参照)
特開2007−255018号公報
しかし、上述の固定作業は、断面コ字形状のレール部材内での作業になるので、困難を伴う。レール部材に引込装置を固定できたとしても、引込装置がレール部材に斜めに固定されたり、正規の位置からずれて固定されたりする場合があった。引込装置には市販品のものが使用される場合が多く、傾けられて取り付けられることも多かった。引込装置がレール部材に対して斜めに固定されると、走行体のピンが引込装置のフックに係合できなくなったり、レール部材の長さ方向に真っ直ぐ走行体を引き込めなかったりするという問題が発生する。
そこで本考案は、レール部材に引込装置を固定する作業を容易にし、またレール部材に正確に引込装置を取り付けることができる引戸引込システム及び引込装置用ブラケットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の一態様は、引戸が吊り下げられると共に被係合部が設けられる走行体と、前記走行体の前記被係合部に係合可能なフックを有し、前記フックが前記走行体の前記被係合部に係合した状態で引戸を閉じ方向に引き込む引込装置と、前記走行体を案内する走行体案内部を有すると共に、前記引込装置が挿入及び固定される収納部を有するレール部材と、前記引込装置に取り付けられるブラケットと、を備え、前記ブラケットは、前記引込装置を前記収納部に挿入する際、前記引込装置が前記レール部材の長さ方向へ移動するのを案内し、かつ前記引込装置が前記レール部材の幅方向へ移動するのを制限し、前記引込装置は、前記ブラケットを介して前記レール部材に取り付けられる引戸引込システムである。
本考案の他の態様は、引戸が吊り下げられる走行体の被係合部に係合可能なフックを有し、前記フックが前記走行体の前記被係合部に係合した状態で引戸を閉方向に引き込む引込装置用のブラケットであって、前記ブラケットを取り付けた前記引込装置を、前記走行体を案内する走行体案内部を有するレール部材の収納部に挿入及び固定することができ、前記ブラケットは、前記レール部材の前記収納部に前記引込装置を挿入する際、前記引込装置が前記レール部材の長さ方向へ移動するのを案内し、かつ前記引込装置が前記レール部材の幅方向へ移動するのを制限し、前記引込装置は、前記ブラケットを介して前記レール部材に取り付けられる引込装置用のブラケットである。
本考案によれば、引込装置に取り付けられるブラケットが、引込装置をレール部材の収納部に挿入する際、引込装置がレール部材の長さ方向へ移動できるようにし、かつ引込装置がレール部材の幅方向へ移動するのを制限する。このため、ブラケットの取付け孔とレール部材の取り付け孔(又はねじ孔)の位置を一致させるのが容易になり、レール部材への引込装置の固定作業が容易になる。また、引込装置がレール部材に対して傾いて取り付けられたり、位置ずれを起こして取り付けられたりするのを防止できるので、引込装置を確実に作動させることができる。
本考案の一実施形態における引戸引込システムの斜視図(図中(a)はレール部材を破線で示した状態を示し、図中(b)はレール部材から引込装置、第一及び第二の走行体を分離した状態を示す) レール部材に組み込まれた引込装置、第一及び第二の走行体を示す図(図中(a)はレール部材に沿った断面図を示し、図中(b)は(a)のA矢視図を示し、図中(c)は(a)のB−B線断面図を示す) 第一の走行体の斜視図 第二の走行体の斜視図(図中(a)は上面側の斜視図を示し、図中(b)は下面側の斜視図を示す) 引込装置の斜視図(図中(a)は上面側の斜視図を示し、図中(b)は下面側の斜視図を示す) 第二の走行体と引込装置を組み合わせた状態を示す斜視図 ブラケットの詳細図(図中(a)は平面図、図中(b)は正面図、図中(c)は断面図、図中(d)は底面図、図中(e)は背面図、図中(f)は左側面図、図中(g)は右側面図をそれぞれ示す)
以下添付図面に基づいて本考案の一実施形態における引戸引込システムを詳細に説明する。図1は、引戸引込システムの斜視図を示す。引戸dの上端部には、4輪台車からなる第一及び第二の走行体1,2が取り付けられる。枠の上部には、レール部材3が取り付けられる。引戸dが吊り下げられた第一及び第二の走行体2は、このレール部材3内を走行する。枠の上部に取り付けられたレール部材3に引戸を吊り下げてスライドさせることができるので、床にレールを必要としない。このため、本考案の引戸引込システムは中間間仕切りドアに最適である。
図2に示すように、断面略コ字形状のレール部材3は上下に二つの区画に分けられる。上側の区画が引込装置4を収納する収納部6であり、下側の区画が第一及び第二の走行体1,2を案内する走行体案内部7である。上側の収納部6は断面略四角形に形成され、天井壁6a、左右一対の側壁6b、及び底壁6cから構成される。天井壁6aの左右両端部6dは、L字形に内側に折れ曲がっていて、天井壁6aの横幅は一対の側壁6b間の横幅よりも短くなっている。走行体案内部7も断面粗四角形に形成され、天井壁7a、左右一対の側壁7b、及び底壁7cから構成される。収納部6の底壁6cが走行体案内部7の天上壁7aを構成する。走行体案内部7の天井壁7aには、第二の走行体2の被係合部としてのストッパピン8を通過させる被係合部通過溝7dが形成される。この被係合部通過溝7dを介して収納部6と走行体案内部7とが繋がっている。走行体案内部7の底壁7cには、第一及び第二の走行体1,2と引戸dを連結する連結具10を通過させる連結具通過溝7fが形成される。第一及び第二の走行体1,2の4輪のローラは、走行体案内部7の連結具通過溝7fの幅方向の両側の底壁7cの上面を転がる。
図3は、第一の走行体1の斜視図を示す。第一の走行体1は、4輪のローラ12が回転可能に取り付けられる本体部13と、引戸dの上面に取り付けられる取付具14と、本体部13と取付具14を連結する連結具15(図2(a)参照)と、を備える。連結具15の外周面にはねじが形成される。取付具14は、連結具15に螺合するナットによって連結具15に固定される。引戸dの高さを調整する場合には、連結具15に螺合するナットを回転させ、ナットの上下方向の高さを調整する。これにより、連結具15に結合される取付具14の上下方向の高さを調整することができる。取付具14の上下方向の位置を調整した後、取付具14に側方から抜け止めキャップ17を挟むことで、ナットの回転が制限される。取付具14の中央部には、一段高さが高くなる段差19が形成される。抜け止めキャップ17は、取付具の段差19と引戸dとの間に形成されるスリットに挿入される。
図4は、第二の走行体2の斜視図を示す。第二の走行体2は、レール部材3の長さ方向に細長い本体部21と、本体部21の長さ方向の両端部にかつ幅方向の両端部に回転可能に設けられる4輪のローラ22と、引戸dの上面に固定される取付具23と、本体部21と取付具23とを連結する連結具24(図2(a)参照)と、を備える。第一の走行体1と同様に、引戸dの上下方向の高さを調整できるように、連結具24の外周面にはねじが形成される。連結具24に螺合するナットの回転を制限できるように、取付具23には抜け止めキャップ25が挿入される。
本体部21は、連結具24から第一の走行体1に向かって引戸の開方向に細長く伸びる。本体部21の一端部には、被係合部としてのストッパピン8が設けられる。ストッパピン8は本体部21の上面から上方に突出し、レール部材3の収納部6に入り込む(図2(b)参照)。図4に示すように、本体部21の閉じ方向の端部(連結具24の近傍)には、樹脂製のスペーサ26が取り付けられる。このスペーサ26は、本体部の上面及び側面を囲むコ字形状に形成され、本体部21の上面と走行体案内部7の天井壁7aとの間のすきまを埋める。第二の走行体2のストッパピン8が引込装置4のフック31(図5参照)に係合し、引込装置4がストッパピン8を引き込みはじめるとき、第二の走行体2には引込装置4から引き込みの衝撃が与えられる。連結具24の近傍に設けられるスペーサ26は、衝撃によって第二の走行体2が振れるのを防止する。
図5は、レール部材3の収納部6に挿入及び固定される引込装置4を示す。引込装置4は、レール部材3の長さ方向に細長いハウジング32と、引込み機構と、干渉機構と、を備えている。ハウジング32の上蓋32a及び下蓋32bには、長さ方向に伸びると共にその端部がL字形に折れ曲がったフック案内溝33a,33bが形成される。ハウジング32の側壁には、細長く伸びるスリットが形成され、フック31はこのスリットからハウジング32の側方に突出する。ハウジング32の長さ方向の両端部には、ブラケット5を取り付けるための取付け孔が空けられる。ねじ34をハウジング32の取付け孔に通し、ブラケット5にねじ込むことで、ハウジング32にブラケット5が取り付けられる。
引込み機構は、ハウジング32内を摺動可能に設けられたスライダと、スライダに回転可能に取り付けられたフック31と、フック31を閉じ方向に引っ張る引張りばねと、を備える。引張りばねの一端は、ハウジング32の閉じ方向の一端に固定され、引張りばねの他端は、スライダに固定される。フック31は、スライダに回転可能に取り付けられる。フック31には、ハウジング32の上蓋32a及び下蓋32bのフック案内溝33a,33bに嵌まるフックピン36が形成される。
図5に示される状態のフック31を引張りばねのばね力に抗して開方向(図中の矢印と反対方向)に移動させると、フック31のフックピン36がフック案内溝33a,33bを移動し、折れ曲り部37に入り込む。フックピン36が折れ曲り部37に入ると、フック31がスライダに対して回転し、開方向の端部に位置するロック状態になる。
一方、引戸dを閉じる方向に移動させ、第二の走行体2のストッパピン8がフック31に係合するようになると、フックピン36がフック案内溝33a,33bの折れ曲り部37から抜け出し、直線部38に入り込むようになる。これと同時に、ロック状態のフック31がスライダに対して回転し、ロック状態が解除される。これにより、図6に示すように、フック31がストッパピン8をつかみ、引込み機構が第二の走行体2を閉じ方向に引き込む。逆に、引戸を再び開く方向に移動させると、第二の走行体2のストッパピン8によってフック31が開方向の端部に移動し、ロック状態になる。
ハウジング32内には、干渉機構として伸縮式ダンパが組み込まれる。伸縮式ダンパは、ハウジング32内をスライドするスライダにダンパ力を発生させる。これにより、引戸が勢いよく閉められたときに発生する衝撃が緩和される。
引込装置4のハウジングの長さ方向の両端部には、一対のブラケット5が着脱可能に取り付けられる。図7は、ブラケット5の詳細図を示す。ブラケット5は、レール部材3に取り付けられる幅広のレール固定部41と、引込装置4に取り付けられる幅狭の引込装置固定部42と、に分けられる。レール固定部41の外形形状は、レール部材3の収納部6の内側形状とほぼ等しく、レール固定部41の横幅は収納部6の内法とほぼ等しい(図2(c)参照)。ブラケット5は、レール部材3の長さ方向に移動することができるが、レール部材3の幅方向への移動は制限される。ブラケット5の幅方向への移動は、ブラケット5のレール固定部41がレール部材3の収納部6の側壁6bに当接することによって制限される。この実施形態では、ブラケット5の幅方向への移動だけでなく、ブラケット5の上下方向の移動も制限されている。
図7(f)に示すように、ブラケット5のレール固定部41は、その下面側が長さ方向にくり貫かれ、断面コ字形状に形成される。すなわち、レール固定部は、天井部41aと、左右一対の側壁部41bと、から構成される。天井部41aには、ブラケット5をレール部材3に取り付けるための取付け孔43(図7(a)及び(f)参照)が空けられる。レール固定部41の天井部41aの左右両端部は、レール部材3の収納部6の天井壁6aと同様に、L字形に内側に折れ曲がっていて、天井部41aの横幅は一対の側壁41b間の横幅よりも短くなっている。
図7(g)に示すように、ブラケット5の引込装置固定部42には、引込装置4のハウジング32の端部が挿入される受入部42aが形成される。受入部42aの底壁には、ねじ孔44(図7(a)及び(d)参照)が加工される。ブラケット5の受入部42aに引込装置4のハウジング32を挿入した後、ハウジング32の取付け孔にねじ34を通し、ねじ34をブラケット5の受入部42aのねじ孔44にねじ込むことにより、引込装置4がブラケット5に固定される。
図6に示すように、引込装置4のハウジング32の側面からフック31が突出する。第二の走行体2のストッパピン8は引込装置4のハウジング32の側面に沿って移動する。第二の走行体2のストッパピン8とブラケット5との干渉を避けるために、ブラケット5のレール固定部41と引込装置固定部42との間には溝部47が形成される。
図1に示すように一対のブラケット5が取り付けられた引込装置4はレール部材3に挿入及び固定される。引込装置4をブラケット5ごとレール部材3の収納部6に挿入することで、ブラケット5の取付け孔43とレール部材3の取付け孔3aの位置を一致させるのが容易になる。ブラケット5の取付け孔43とレール部材3の取付け孔3aの位置を一致させたら、木ねじ等でレール部材3及びブラケット5を枠の上面に固定する。レール部材3及びブラケット5の固定作業は、断面コ字形状のレール部材3の下側から連結具通過溝7fを介しての作業になる。図7に示すように、ブラケット5の取付け孔43をレール固定部41の幅方向の中央に配置することで、ブラケット5をレール部材3に固定するのが容易になる。また、ブラケット5のレール固定部41の取付け孔43の位置とブラケット5の引込装置固定部42のねじ孔の位置をブラケット5の幅方向にずらすことで、引込装置4を正規の位置に配置するのが容易になる。
なお、本考案は上記実施形態に具現化されるのに限られることはなく、本考案の要旨を変更しない範囲で様々な実施形態に変更できる。例えば、ブラケットをレール部材の収納部に挿入するとき、ブラケットはレール部材に対して幅方向の移動が制限されていれば、上下方向にはわずかに移動してもよい。レール部材の取付け孔とブラケットの取付け孔の幅方向の位置を一致させることができれば、ブラケットをレール部材に容易に取り付けることができる。引込装置のダンパには、伸縮式のダンパの他に、回転のダンパ力を発生させるロータリーダンパを用いることもできる。
d…引戸
2…第二の走行体(走行体)
3…レール部材
4…引込装置
5…ブラケット
6…収納部
7…走行体案内部
7a…天井壁
7b…側壁
7c…底壁
7f…連結具通過溝
8…ストッパピン(被係合部)
21…本体部
22…ローラ
26…スペーサ
31…フック
43…レール部材用の取付け孔
44…引込装置用の取付けねじ
47…溝部

Claims (6)

  1. 引戸が吊り下げられると共に被係合部が設けられる走行体と、
    前記走行体の前記被係合部に係合可能なフックを有し、前記フックが前記走行体の前記被係合部に係合した状態で引戸を閉じ方向に引き込む引込装置と、
    前記走行体を案内する走行体案内部を有すると共に、前記引込装置が挿入及び固定される収納部を有するレール部材と、
    前記引込装置に取り付けられるブラケットと、を備え、
    前記ブラケットは、前記引込装置を前記収納部に挿入する際、前記引込装置が前記レール部材の長さ方向へ移動するのを案内し、かつ前記引込装置が前記レール部材の幅方向へ移動するのを制限し、
    前記引込装置は、前記ブラケットを介して前記レール部材に取り付けられる引戸引込システム。
  2. 前記引込装置は、前記レール部材の長さ方向に細長く、
    前記引込装置の長さ方向の両端部に、一対の前記ブラケットが取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の引戸引込システム。
  3. 前記ブラケットには、前記引込装置が引戸を閉じ方向に引き込む際、前記走行体の被係合部を通過させる溝部が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の引戸引込システム。
  4. 前記ブラケットは、前記引込装置を前記ブラケットに取り付けるための引込装置用の取付け孔又は取付けねじを有すると共に、前記ブラケットを前記レール部材に取り付けるためのレール部材用の取付け孔又は取付けねじを有し、
    前記引込装置用の取付け孔又は取付けねじの位置と、前記レール部材用の取付け孔又は取付けねじの位置が前記レール部材の幅方向にずれていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の引戸引込システム。
  5. 前記レール部材の前記走行体案内部は、天井壁、側壁及び底壁を有する断面四角形に形成されると共に、その底壁に前記走行体と引戸を連結する連結具を通過させる連結具通過溝を有し、
    前記走行体は、
    前記レール部材の長さ方向に細長い本体部と、
    前記本体部に回転可能に設けられ、前記レール部材の前記走行体案内部の前記底壁の前記連結具通過溝の幅方向の両側を転がるローラと、を備え、
    前記本体部の上面には、前記被係合部から長さ方向に間隔を空けて、前記本体部の上面と前記レール部材の前記走行体案内部の天井壁との間のすきまを埋めるスペーサが取り付けられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の引戸引込システム。
  6. 引戸が吊り下げられる走行体の被係合部に係合可能なフックを有し、前記フックが前記走行体の前記被係合部に係合した状態で引戸を閉方向に引き込む引込装置用のブラケットであって、
    前記ブラケットを取り付けた前記引込装置を、前記走行体を案内する走行体案内部を有するレール部材の収納部に挿入及び固定することができ、
    前記ブラケットは、前記レール部材の前記収納部に前記引込装置を挿入する際、前記引込装置が前記レール部材の長さ方向へ移動するのを案内し、かつ前記引込装置が前記レール部材の幅方向へ移動するのを制限し、
    前記引込装置は、前記ブラケットを介して前記レール部材に取り付けられる引込装置用のブラケット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104271862A (zh) * 2012-04-30 2015-01-07 黑蒂赫-海因泽有限及两合公司 配件

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