JP3156547U - 椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】1台の椅子で、高い姿勢と低い姿勢との作業ができると共に、低い姿勢から立ち上がる動作がスムーズに、かつ容易になる椅子を提供する。【解決手段】上部脚1と、この上部脚にスライドにともない伸縮するように嵌挿した下部脚2と、この上部脚及び下部脚内に組み込んで上記下部脚に突出方向の押圧力を付与する復帰力作用体3とで構成した脚部材Aと、座部Bとからなり、上記座部の下面周縁少なくとも三等分位置に上記上部脚の上端を取付け、また上記脚部材に上記下部脚の伸長状態を維持するロック解除可能なロック装置Cを設けた構成を採用する。【選択図】図2
Description
この考案は、各種作業などに使用する椅子に関するものである。
例えば、収穫した農作物を仕分け或いは袋や箱詰めする場合、小屋の床や小屋のテーブル上に並べて行なう。
上記の作業を床に並べて行なう場合、腰を低くして(かがんで)行なうので、床に丈の小さな例えば小箱などを置いて腰をかけて行なう。
また、テーブル上で行なう場合、丈の大きい椅子を用いて行なうので、丈の異なる二種類のものが必要になる。
そこで、脚の高さを自由に調節できるようにした椅子がある(特許文献1)。
ところで、特許文献1の椅子は、脚部の高さを多段に頻繁に調節することができるようにしたもので、このような椅子を、上述のような作業に使用すると、座部が低い場合、腰をかがめて座る場合、高齢者が使用する際、座部に座る迄の動作が大変であった。
特に座った状態から立ち上がる際、膝を突っ張りながら座部から臀部を浮上させるので、臀部の浮上動作が大変であった。
そこで、この考案は、上述の問題を解決した椅子を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この考案は、上部脚と、この上部脚にスライドにともない伸縮するように嵌挿した下部脚と、この上部脚及び下部脚内に組み込んで上記下部脚に突出方向の押圧力を付与する復帰力作用体とで構成した脚部材と、座部とからなり、上記座部の下面周縁少なくとも三等分位置に上記上部脚の上端を取付け、また上記脚部材に上記下部脚の伸長状態を維持するロック解除可能なロック装置を設けた構成を採用する。
以上のように、この考案の椅子によれば、ロック装置のロックを解除して座部に座りながら体重をかけると、復帰力作用体を圧縮しながら脚材を収縮するので、作業しやすい低い位置に座部が停止する。
このため、低い姿勢で作業しやすい位置を保つと共に、膝を突っ張りながら座る姿勢とする不便をなくすることができる。
また、立つとき、腰を浮かせることで、復帰力作用体の圧縮復帰力により座部を押し上げるので、極めてスムーズに、かつ膝に強い立つ力を作用させることなく立つことができる。
そして、立ったのち、ロック装置をロックすることで、脚材の収縮を止めて、テーブル上などの作業に適した椅子とすることもできる。
この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1から図3に示すAは、脚部材である。
上記の脚部材Aは、図示の場合、大径なパイプ製の上部脚1と、この上部脚1にスライドにともない伸縮するように嵌挿したパイプ製の下部脚2と、この上部脚1と下部脚2との内側に組み込んで下部脚2に突出方向の押圧力を付与した復帰力作用体3とで構成されている。
上記の脚部材Aは、図示の場合、大径なパイプ製の上部脚1と、この上部脚1にスライドにともない伸縮するように嵌挿したパイプ製の下部脚2と、この上部脚1と下部脚2との内側に組み込んで下部脚2に突出方向の押圧力を付与した復帰力作用体3とで構成されている。
上記の復帰力作用体3は、図示の場合、コイル状のバネを用いたが、棒状のゴムや流体にガスなどを用いたシリンダなどであってもよい。
そして、上部脚1の下端部内周の段部4に下部脚2の上端の鍔部5が下部脚2の伸長時当接して、下部脚2が抜け落ちないようにしてある。
Bは座部である。
上記座部Bの下面周縁の少なくとも三等分位置(図示の場合、四等分位置)には、脚部材Aの上端が取付けてある。
上記座部Bの下面周縁の少なくとも三等分位置(図示の場合、四等分位置)には、脚部材Aの上端が取付けてある。
また、脚部材Aには、下部脚2の伸長状態を維持し、かつ伸長状態のロックを解除することができるロック装置Cが設けてある。
上記のロック装置Cは、例えば図3、4、5に示すように、上部脚1の下端外周の一部に固定した筒体11と、この筒体11の外端壁12の中心に設けた透孔13と、上部脚1の下端部及び下部脚2の上部周壁に透孔13と同一線上に設けた(下部脚2の伸長終了時)合致する貫通孔14、15と、この透孔13から貫通孔14、15に挿通したピン16と、ピン16の途中の受部17と端壁12とに両端を当接させてピン16の外側に嵌挿した圧縮状態の螺旋状のバネ18とからなり、下部脚2の伸長終了時、貫通孔14に合致する貫通孔15にピン16がバネ18により自動的に嵌通して下部脚2の伸長状態を維持するようにロックされる。
上記ロックの解除は、ピン16の末端の撮み19により貫通孔16からピン16の先端が脱出するようにスライドさせる。
このとき、ピン16に設けてあるストッパピン20が、筒体11内から端壁12の長孔21(透孔13の縁に連通する)を通過して筒体11の端壁12外に脱出し、脱出後ピン16を撮み19により45度回動させて、ピン16の引き戻しを解放する。
すると、図5鎖線から実線に示すようにストッパピン20が端壁12の外端面に当接してバネ18によるピン16の没入を阻止するので、図4に示すようにピン16と貫通孔15との係合関係がなく、下部脚2の収縮方向のスライドを可能にする。
勿論、ロック装置Cは、上記の構成に阻定されず、他の方式のロック機構を採用することもある。
上記のように構成すると、ロック装置Cによるロックを解除して、座部Bに座る。
すると、体重により復帰力作用体3を圧縮しながら座部Bが降下し、上部脚1に対し下部脚2を収縮させて、図6に示すように臀部を低くした姿勢で椅子を使用することができるので、床上での作業が可能になる。
この姿勢の状態から臀部を浮上させると、復帰力作用体3の圧縮復帰力を利用して、座部Bを強制的に上昇させ、上部脚1に対し下部脚2が自動的に伸長するので、低い姿勢から高い姿勢への立ち上がりが、膝を突っ張って立ち上がる強い力を必要とせず、図7に示す姿勢を容易にすることができる。
この姿勢は、テーブル上の作業に適す。
勿論、ロック装置Cによりロックして、下部脚2の収縮を止めておく。
勿論、ロック装置Cによりロックして、下部脚2の収縮を止めておく。
一台の椅子により、低い姿勢と、高い姿勢での作業などが可能になる。
A 脚部材
B 座部
C ロック装置
1 上部脚
2 下部脚
3 復帰力作用体
4 段部
5 鍔部
B 座部
C ロック装置
1 上部脚
2 下部脚
3 復帰力作用体
4 段部
5 鍔部
Claims (1)
- 上部脚と、この上部脚にスライドにともない伸縮するように嵌挿した下部脚と、この上部脚及び下部脚内に組み込んで上記下部脚に突出方向の押圧力を付与する復帰力作用体とで構成した脚部材と、座部とからなり、上記座部の下面周縁少なくとも三等分位置に上記上部脚の上端を取付け、また上記脚部材に上記下部脚の伸長状態を維持するロック解除可能なロック装置を設けたことを特徴とする椅子。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009007494U JP3156547U (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | 椅子 |
JP2009007665U JP3156696U (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-28 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009007494U JP3156547U (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-22 | 椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3156547U true JP3156547U (ja) | 2010-01-07 |
Family
ID=54860324
Family Applications (2)
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JP2009007665U Expired - Fee Related JP3156696U (ja) | 2009-10-22 | 2009-10-28 | 椅子 |
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2009
- 2009-10-22 JP JP2009007494U patent/JP3156547U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3156696U (ja) | 2010-01-14 |
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