JP2017035416A - 椅子になる杖 - Google Patents

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Abstract

【課題】高齢者や歩行に支障のある人たちが歩行補助具として使用する杖は、丈夫さはもちろん軽量で強度も十分なものでなければならない。それに加えて外観上からも、できるだけ余計なものがついていないものが喜ばれる。本案はこの基準の沿って、杖としてすっきりとした外観を有し、それでいて疲れたときに腰をかけることができる椅子の役目も十分に果たすものを考えてみた。【解決手段】外筒および内筒から成る筒体の上端にグリップ孔を有し取手兼座面となるべき折りたたみ式の板状体を装着し、内筒下端部に挿入した折りたたみ式椅子脚を外筒で覆い、外筒と内筒のスライドにより杖の全長を伸縮させる機能を有する杖であって、椅子にするときは取手兼座面を開き、椅子脚を開き、筒体を最短にして腰を下ろす椅子とするものである。【選択図】図1

Description

本発明は、椅子としても使用しうる杖に関するものである。
従来、椅子や腰掛けとして利用できる杖またはステッキは種々の方法が考案され出願されているが、支柱については1本あるいは2本の脚で体重を支えながら使用者がバランスを取るものがある半面、杖1本の支柱に対して補助脚を2本あるいは3本を取り付け、3〜4本の脚で椅子として安定性を確保するものが多く見受けられる。一方、椅子の座面は一定の厚みを有する固形のものであったり、軽量で柔軟性のある布を使用したり、また座面の取り付け位置については支柱の途中への設置が多く、支柱の上端に取り付けているものは少数派に属する。
杖といえば通常支柱1本という先入観があり、支柱が2本あるいは3本となると外観的に杖というイメージからはずれ、杖というよりも椅子のイメージが勝る感じがして、使う側からは杖として携帯するのに気が引けるところでもある。また、あまりにしっかりした腰掛を支柱の途中にセットすれば、重量的にも見た目にも杖というイメージから外れたものとなってしまう。
先行技術文献として例示した「ステッキ」は、全体が1本の支柱で構成され、その支柱の筒体内に収まる範囲内に複数の脚を装着し、腰掛け部が杖の途中に取りつけられ、腰掛使用時には脚基部を中心に脚が放射状に開く。グリップ部を取り付けた支柱上部が腰掛け部で折れ曲がり、腰掛使用時の高さを低くする工夫がなされていてよいが、杖使用時に腰掛が取手のすぐ下に位置していて杖としての外観が損なわれる点と、腰掛けた場合の左右への揺れに対して脚部の強度がもつかどうかが心配なところである。
実開平5−82312号公報
本発明の椅子となる杖は、杖上端に方形の取手兼座面があるだけで杖本体を突起物のない1本の棒体とし、外観的にすっきりとした杖を実現しようとするものである。
そこで本発明の椅子になる杖は、請求項1に述べるように、外筒および内筒から成る筒体の上端にグリップ孔を有し、取手兼座面となるべき折りたたみ式の板状体を装着し、内筒下端部に挿入した折りたたみ式椅子脚を外筒で覆い、外筒と内筒のスライドにより杖の全長を伸縮させる機能を有するものである。
また、請求項2の本発明の椅子になる杖は、杖使用時には取手兼座面中央部を支点に二つ折りにして垂直に固定し、椅子使用時には取手を開いて水平座面となし、内筒下端部に設けた椅子脚を放射状に開き付随する補強用支えを外筒と連結して筒体を垂直に保持するものである。
本発明の椅子になる杖は、外観上はすっきりとした杖の形状を保ち歩行を補助する杖として機能するが、歩行中に疲れを感じて休憩したい場合には、ゆっくり休めるように高さを低くした腰掛け座面を提供することができる。
本発明の椅子になる杖を杖として使用する場合の正面図である。 本発明の椅子になる杖を椅子として使用する場合の斜視図である。 椅子の取手/座面を折りたたんだ状態を示す部分拡大斜視図である。 内筒内側に組み込んだ椅子脚および補強用支えを開くところを底面から見た部分斜視図である。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る、椅子になる杖を示す正面図である。外筒甲1aと外筒乙1bとの間に内筒2がスライド可能に設けられており、杖の全長を雄ねじ14により何段階かに調節することができる。折りたたんだ取手/座面3の高さは11cm、外筒甲1aと外筒乙1bの長さは合わせて38cm、内筒2の長さは35cmあり、取手/座面3の高さを加えると杖の全長は最長で85〜86cm(最短で65cm)程度となる。
取手/座面3は中央部で蝶番7により二つ折りに開閉できる構造を有し、蝶番7の軸を台座9で受け、台座9を外筒甲1aに挿入して固着する。取手/座面3の両端部付近には二つ折りにしたときに合わさるグリップ孔4を設け、杖として使用するときの取手となる。取手/座面3を閉じたときには両面が開くのを防ぐため磁石8を取り付ける。磁石8の代わりに面ファスナー付きテープ等で巻いてもよい。
図2は本発明の実施形態1に係る椅子になる杖を椅子として使用する場合の斜視図である。杖から椅子への変換は、まず磁石8等により合わさっている取手/座面3を外して座面を水平に開く。取手/座面3と外筒甲1aに設けた支持具受11間を連結する支持具5をスライドさせて固定し、座面を水平に保つ。

次に、内筒2の下端に組み込んだ椅子脚12を組み立てるには、まず杖の筒体の下端に位置する外筒乙1bをずり上げる。そして内筒2の下端に椅子脚12を広げ、その先に連なる補強支え13を持ち、先端に設けたねじ孔により外筒乙1bに雄ねじ14で留める。これで椅子脚12は筒体に対し垂直に固定されるので、外筒甲1aおよび外筒乙1bの雄ねじ14を操作して筒体の長さを最短にする。椅子として使用した場合の高さは取手/座面3および台座9の厚みを含み約40cmである。
本案の椅子になる杖は、使用者が高齢または歩行に何らかの支障があることが予想されることから、椅子になる杖は軽量かつ強度が必要とされ、アルミなどの軽くて丈夫な金属の使用が求められる。
図3は取手/座面3を閉じて折りたたんだところの部分拡大の斜視図である。取手/座面3を閉じて杖の取手として使用する場合、蝶番7の性質上、そのままでは取手を垂直状態に制止させることが困難なため、台座9に制止板10を片側2枚取り付け折りたたんだ取手/座面3の両側から挟み込むことで取手を垂直に保持させる。制止板10は台座の片側だけでもよいが、両側に取り付けることでより確実なものとなる。
取手/座面3を開いて椅子の座面とする場合、座面の裏面に支持具5を取り付けて体重を支えるが、支持具5の下端を外筒甲1a上の支持具受11で受け、上端を座面裏面に設けたスライド溝6によりスライドさせて取手/座面3が水平になったところで停止するようにする。すなわち、体重は取手/座面3中央の台座9および2個の支持具により支えられることとなる。なお、支持具5の上端を座面裏面に支持具受11で受け、下端を外筒甲1aの表面をスライドさせる方式にすることも可能である(図示省略)。
図4は内筒2下端部に組み込んだ椅子脚12を広げようとしているところを示す。筒体を垂直かつ強固に保つためには脚数は最低3本が必要で、4本でもよいが4本にすると1本あたりの強度が低下するため、本案では3本とした。
椅子脚12を組み立てるには、まず折りたたんだ椅子脚12や補強用支え13等を覆っている外筒乙1bを上方にずらして椅子脚12を現わし、椅子脚12の基底部を内筒2内に挿入したまま椅子脚12を水平方向に放射状に広げ、先端に折り曲げ自在に取り付けた補強用支え13の先端を外筒乙1bの側面に雄ねじ14で留める。
1a・・・外筒甲
1b・・・外筒乙
2 ・・・内筒
3 ・・・取手/座面
4 ・・・グリップ孔
5 ・・・支持具
6 ・・・スライド溝
7 ・・・蝶番
8 ・・・磁石
9 ・・・台座
10 ・・・制止板
11 ・・・支持具受
12 ・・・椅子脚
13 ・・・補強用支え
14 ・・・雄ねじ

Claims (2)

  1. 外筒および内筒から成る筒体の上端にグリップ孔を有し取手兼座面となるべき折りたたみ式の板状体を装着し、内筒下端部に挿入した折りたたみ式椅子脚を外筒で覆い、外筒と内筒のスライドにより杖の全長を伸縮させる機能を有する椅子になる杖。
  2. 杖使用時には取手兼座面中央部を支点に二つ折りにして垂直に固定し、椅子使用時には取手を開いて水平座面となし、内筒下端部に設けた椅子脚を放射状に開き折り曲げ自在に取り付けた補強用支えを外筒と連結して筒体を垂直に保持する特徴を有する請求項1に記載の椅子になる杖。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6475379B1 (ja) * 2018-04-07 2019-02-27 矩生 土田 腰掛可能なステッキ
WO2021238778A1 (zh) * 2020-05-27 2021-12-02 义乌龙创尤品家居用品有限公司 一种多功能拐杖

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