JP3156489U - 高周波信号用コネクタの接栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】かしめリングが同軸ケーブルに沿って移動すること、およびかしめリングの入れ忘れを防止でき、しかも接着剤を用いないようにした高周波信号用コネクタの接栓を提供する。【解決手段】同軸ケーブルの端部に装着される高周波信号用コネクタの接栓。中心位置にある円筒状空洞の外周の一端が前記同軸ケーブルを差し込むためのガイド113付きの筒状部111であり、前記円筒状空洞部の外周の他端が同軸接線座との連結部であるケーブル保持部材110と、外周面にかしめ用突起を有し、前記ケーブル受け部の端面に固定されるかしめリング200と、前記ケーブル保持部材の前記外周他端に回転自由に連結され、前記同軸接線座に固定するナット120とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、高周波信号用コネクタの接栓に係わり、とくにケーブルに固定するためのかしめリングが遊動しないように固定しておく構造に関する。
従来、この種の同軸接栓を同軸ケーブルに固定するには、図5に示すように、円筒状をなし、一端に締付け用ナット120が設けられた接栓部材110を装着して、先に同軸ケーブルに通しておいたかしめリング200をかしめている。
ここで、かしめリング200は、接栓部材110と別部材であり、しかも同軸ケーブルに先に通しておき、後に接栓部材の外周からかしめるため、かしめる時点ではかしめリング200が同軸ケーブルに沿って移動していることがある。
そして、同軸接栓を取り付ける場所が高所であると、かしめリングはかなり下方まで滑り落ちていることがあり、所定位置まで戻すにはかなりの手間と時間がかかる。また、ときには、かしめリングを入れ忘れることがある。
このような事情から、かしめリング200を接栓部材110のケーブル受け部112の端面に接着剤130等を用いて一時的に固定しておくことが行われている。
登録実用新案第3130742号公報
しかしながら、接着剤は流動性であるため、接栓部材とかしめリングとの隙間から食み出して他の部材に付着したり外観を損ねたりする不具合がある。
本考案は上述の点を考慮してなされたもので、かしめリングが同軸ケーブルに沿って移動すること、およびかしめリングの入れ忘れを防止でき、しかも接着剤を用いないようにした高周波信号用コネクタの接栓を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本考案では、
同軸ケーブルの端部に装着され、前記同軸ケーブルの端部を要素として利用し同軸接栓を構成する高周波信号用コネクタの接栓において、
中心位置に前記同軸ケーブルを支持する円筒状空洞を有し、この円筒状空洞部の外周の一端が前記同軸ケーブルの絶縁層と編組との間に差し込まれるガイド付きの筒状部であり、前記円筒状空洞部の外周の他端が同軸接線座に固定するための部材との連結部であって、前記筒状部の前記連結部寄りの位置に前記同軸ケーブルの端部と当接するケーブル受け部を有し、前記ケーブル受け部の端面に、前記かしめリングを圧入させるためのリブが形成されているケーブル保持部材と、
外周面にかしめ用突起を有する前記ケーブル受け部の外周とほぼ同径のリング状をなし、前記ケーブル受け部の端面に介在物なしで直接固定されるかしめリングと、
前記ケーブル保持部材の前記外周他端に回転自由に連結され、前記同軸接線座に固定するための部材としてのナットと
をそなえたことを特徴とする高周波信号用コネクタの接栓、
を提供するものである。
本考案は上述のように、ケーブル保持部材のケーブル受け部に設けたリブとかしめリングとを介在物なしで直接固定しているため、同軸接栓を同軸ケーブルに取り付ける作業中、かしめリングは常にケーブル保持部材に固定されており、同軸ケーブルに沿って移動することがない。したがって、かしめ作業を行ってケーブルに固定するまでかしめリングはケーブル保持部材と一体であってケーブルに沿って移動することもなく、同軸接栓を同軸ケーブルに取り付ける作業に支障を来たさずに作業性を大幅に向上することができる。
本考案の一実施例の構成を示す縦断面図。 本考案の一実施例の構成を示す側面図。 図2に示した実施例の構成を示す斜視図。 図1ないし図3に示した実施例に同軸ケーブルを挿入する状態を示す説明図。 従来の高周波コネクタとかしめリングとの関係を示す縦断面図。
以下、添付図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。
図1は、本考案の一実施例の同軸ケーブルへの取付前の状態を示す縦断面図である。この図1に示すように、芯線を突出させ絶縁層と編組との間にガイド部113が入り込んだ同軸ケーブル(図示せず)を保持するケーブル保持部材(シェル)111の図示左端には、同軸接栓100の取付ナット120が装着され、またほぼ中央部にはかしめリング200が圧入により固定されている。
この場合、かしめリング200は、ケーブル保持部材111のケーブル受け部112におけるケーブル当て部112aから図示右方向に突出したリブ112bの端部外周上に固定されている。
固定方法は圧入であり、リブ112bの外周にかしめリング200の内周がほぼ全周にわたって緊密に当接している。圧入効果を高める上からは、リブ112bはできるだけかしめリング200の内周全体に当接することが望ましいが、軽度の仮留め効果でよければかしめリング200の内周に対して部分的に当接するような構成にしてもよい。
図2は、図1に示した同軸接栓100に同軸ケーブル300を差し込む際の状態を示した斜視図である。
同軸ケーブル300は、芯線301が所定長突出してそのまま同軸接栓の中心導体として利用される状態とされ、芯線301の周囲にある絶縁層302が若干露出し、その外層にある編組303がケーブル保持部材111に当接するように外被304の端面に露出している。
この同軸ケーブル300をケーブル保持部材111に差し込んでいくと、ケーブル保持部材111の図示右端のテーパ状のガイド部113が同軸ケーブル300の絶縁層302と編組303との間に差し込まれていき、編組303がケーブル保持部材111のケーブル受け部112であるフランジ状部分112aに当接する。
この状態で、かしめリング200を外被304の外周上からかしめると、フランジ状部分112aから突出したリブ112bに圧入固定されていたかしめリング200が変形してケーブル保持部材111から外れるとともに、外被304、編組303をケーブル保持部材111の外周に対して圧迫固定する。これにより、同軸ケーブル300と同軸接栓100との固定が行われる。
したがって、かしめリング200は、同軸ケーブル300を同軸接栓100に固定するまで同軸接栓100に固定されており、同軸ケーブル300に沿って移動してしまうことはない。
図3および図4は、図1および図2に示した同軸接栓100およびかしめリング200の固定構造を説明するための側面図および斜視図である。
これら両図において、同軸接栓100の長さ方向中央部にあるリブ112bが、かしめリング200を圧入固定する部材である。すなわち、図1を参照すると、かしめリング200の図示左端内周にリブ112bが圧入されて固定している。
図示の場合、リブ112bの外周の径がかしめリング200の内周の径と同寸に形成されているが、リブ112bを径方向外側に向けて拡開するように加工すれば、リブ112bとかしめリング220とはより強固に組み合わされて固定される。
他の実施例
上記実施例では、リブ112bの外周にかしめリング200が配される構造としているが、反対にかしめリング200の外周径とリブ112bの内周径とを同一にしてリブ112bの内周にかしめリング200を圧入させてもよい。
また、リブ112bとかしめリング200とは、圧入だけでなく溶着、溶接により固定することもできる。
100 同軸接栓、110 ケーブル、111 ケーブル保持部材、
112 ケーブル受け部、112a ケーブル当て部、112b リブ、
113 差込部、120 取付ナット、130 接着剤、
200 かしめリング、300 同軸ケーブル。

Claims (3)

  1. 同軸ケーブルの端部に装着され、前記同軸ケーブルの端部を要素として利用し同軸接栓を構成する高周波信号用コネクタの接栓において、
    中心位置に前記同軸ケーブルを支持する円筒状空洞を有し、この円筒状空洞部の外周の一端が前記同軸ケーブルの絶縁層と編組との間に差し込まれるガイド付きの筒状部であり、前記円筒状空洞部の外周の他端が同軸接線座に固定するための部材との連結部であって、前記筒状部の前記連結部寄りの位置に前記同軸ケーブルの端部と当接するケーブル受け部を有し、前記ケーブル受け部の端面に、前記かしめリングを圧入させるためのリブが形成されているケーブル保持部材と、
    外周面にかしめ用突起を有する前記ケーブル受け部の外周とほぼ同径のリング状をなし、前記ケーブル受け部の端面に介在物なしで直接固定されるかしめリングと、
    前記ケーブル保持部材の前記外周他端に回転自由に連結され、前記同軸接線座に固定するための部材としてのナットと
    をそなえたことを特徴とする高周波信号用コネクタの接栓。
  2. 請求項1記載の高周波信号用コネクタの接栓において、
    前記リブは、前記かしめリングの内周または外周に嵌合するように形成されたことを特徴とする高周波信号用コネクタの接栓。
  3. 請求項1記載の高周波信号用コネクタの接栓において、
    前記リブと前記かしめリングとは溶接または溶着により固定されたことを特徴とする高周波信号用コネクタの接栓。
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