JP3156348U - 化粧板 - Google Patents

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Abstract

【課題】部分的に厚さの大小を有する伝統的な手作りの和紙を、木材の表面に溝部と、紙製の薄手化粧層を有する化粧板に備え、従来には品質の安定性に欠ける為商品化できなかった、和紙の風合いを体裁よく表示できる化粧板を提供する。【解決手段】基材である合板と、該合板の表面に接着剤層を介して積層された化粧層とを備え、前記合板に溝部13を形成した化粧板1において、基材である合板はシナベニヤとし、前記化粧層は和紙2とし、前記合板の溝底面以外の表面を貼着部とし、該貼着部の輪郭と合同若しくは相似形に裁断した和紙を接着剤層を介して貼着して化粧板1を構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、建築内装材、家具等に使用する化粧板に関し、特には木製板材の表面に、品質や風合いを良好とするための化粧層と溝部を有する化粧板に関する。
従来、建築内装材や家具等には多種多様な構成の木製板材からなる化粧板が用いられている。このような化粧板には見た目の高級感、品質や風合い等が重視され、種々の創作がなされている。
上記の化粧板のうち、その化粧板の表面に、例えば煉瓦模様や格子或いは平行線等の模様を表現する溝を形成することで質感を高めた化粧板がある。このような模様は、化粧板相互を配列設置させる際に、溝の模様によって、各化粧板の継ぎ目を目立たなくさせる効果が認められる点で優れている。
上記化粧板の例としては、木製の基材合板表面に適宜化粧印刷、表面保護塗装がなされた薄手化粧印刷紙が貼付され、長手方向両サイドに半欠状平行溝、表面に1条又は2条以上の平行溝が切削された平行溝つきプリント合板において該半欠状平行溝、平行溝の立上り部上縁が長手方向全長に亘って、押圧によって僅かに内側に傾斜している平行溝つきプリント合板(例えば、特許文献1参照。)が公知である。
また、木製板材を基材とするものではないが、合成樹脂を基材とし、防黴、防炎性を有する表面層を備えた煉瓦模様のシートを、表面に設けた化粧板として、前記シートとして紙を用いる構成の一例として、ゴム又は/及び合成樹脂で形成された基板と、この基板の上面に固着してあり、模様が施してある可撓性又は柔軟性を有するシート状物と、前記基板の裏面に設けてある溝部とを備えた、床面や壁面に使用する装飾板(例えば、特許文献2参照。)が公知である。
尚、化粧板の見た目の高級感、品質や風合いを良好とする化粧層の素材の一つとして、種々の創作がなされているところ、和紙を利用することも考えられるが、現在、煉瓦模様や格子或いは平行線等の模様を表現する溝を形成することで質感を高めた化粧板で、特に和紙を利用したものは、知られていない。
実開昭58−55937号公報 実開平7−4667号公報
上記特許文献1に係る考案は、前記したように、外観を良好とするための化粧層として薄手化粧印刷紙を表面に貼付した後、溝の切削時に溝の立ち上がり部の上縁が切削刃物によって上縁が欠損しやすい欠点を防止すべく、折損し易い上端を予め削った構成としたものである。
ここで、薄手化粧印刷紙の具体例は同文献には開示されていないが、溝の形成に伴って良好に薄手化粧印刷紙も同時に裁断されることが必要となる。
しかしながら、和紙は、化粧層を、前記薄手化粧印刷紙に代えて和紙を積層して、溝の切削を行うと、洋紙と比べて長繊維や硬さの異なる繊維が混在していることから、溝の形成に伴う和紙の切断により、和紙からヒゲが出る等の不都合を生じやすく、良好な切断を行うことが非常に困難であった。
更に和紙に他の繊維等を漉き込んだ場合には、該繊維等が障害となり、より一層、溝の形成によって良好な化粧層の裁断を行うことができず、上記特許文献1に係る化粧板において化粧層として和紙を用いることは適さないものであった。
また、特許文献2に係る考案は、主として屋外で使用される装飾板であり、化粧層には、防黴加工、防炎加工が施してある合成樹脂製の化粧板を開示している。
しかしながら、このような防黴加工、防炎加工を施したシート上に描かれた模様と起伏のみによっては、建築内装材や家具等において重要な、高級感、品質や風合いを表現できるものではなかった。
また、同特許文献2中の実施例2の掛り溝16は滑り止めとして機能するものであり、紙層を含めて溝として形成したものであり、同様に、建築内装材や家具等において美観に耐え得る、木製板材の有する高級感、品質や風合いを表現できるものではなかった。
本考案は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、木材の表面に煉瓦模様等の輪郭を有する溝部を備え、化粧層として伝統的な手作りの和紙による美観を発揮できる、従来では商品化できなかった、和紙の風合いを体裁よく表示でき、長期に亘って安定した品質を発揮できる化粧板の提供を、考案が解決しようとする課題とする。
本考案は、基材である木製板材と、該木製板材の表面に接着剤層を介して積層した化粧層とを備え、前記木製板材の表面に溝部を備えた化粧板において、前記木製板材はシナ材の単板若しくはシナ材を表面層として含む積層板とし、溝部は、木製板材の表面上に、平面視煉瓦模様状若しくは格子模様状輪郭とし、且つ、溝部深さを木製板材の表面に表れるシナ材層の厚さ寸法以内として形成し、前記木製板材の溝底面以外の表面を貼着部とし、前記化粧層を和紙とし、該和紙は、前記貼着部の輪郭と合同若しくは相似形に裁断した和紙片とし、接着剤層を介して、貼着部に和紙片を貼着した構成とした化粧板を、最も主要な特徴を有する基本構成とする。
また、本考案は上記基本構成の化粧板について、木製板材の溝部及び和紙片を含む全体を透明の被覆層で被覆した構成とし、該被覆層は、撥水剤、難燃剤、及び、防黴剤を含有する化粧板を、課題を解決するための手段とする。
更に、本考案は上記いずれかの化粧板の構成について、溝部は、短手方向の底面溝幅寸法よりも溝開口部幅寸法が大きくなるように、溝部内の各溝側面を傾斜面として、和紙片は、溝部以外の貼着部に貼着した構成とした化粧板を、課題を解決するための手段とする。
また、本考案は前記基本構成(被覆層を有するものを含む。)の化粧板の構成について、溝部は、短手方向の底面溝幅寸法よりも溝開口部幅寸法が大きくなるように、溝部内の各溝側面を傾斜面として、和紙片が、溝部の溝内側面を含む貼着部を被覆する化粧板を、課題を解決するための手段とする。
また、本考案は上記いずれかの構成の化粧板について、更に、和紙の和紙構成繊維内に、該和紙と異なる繊維部材を漉き込んだ構成としたことを特徴とする化粧板を、課題を解決するための手段とする。
請求項1に係る考案によれば、基材である木製板材と、該木製板材の表面に接着剤層を介して積層した化粧層とを備え、前記木製板材の表面に溝部を備えた化粧板において、前記木製板材はシナ材の単板若しくはシナ材を表面層として含む積層板とし、溝部は、木製板材の表面上に、平面視煉瓦模様状若しくは格子模様状輪郭とし、且つ、溝部深さを木製板材の表面に表れるシナ材層の厚さ寸法以内として形成し、前記木製板材の溝底面以外の表面を貼着部とし、前記化粧層は和紙とし、該和紙は、前記貼着部の輪郭と合同若しくは相似形に裁断した和紙片とし、接着剤層を介して、貼着部に和紙片を貼着した構成とした化粧板としたから、建築内装材、家具等において、木製板材と和紙片による優れた風合いを備え、高い美観性を発揮させることができる。
そして、溝部以外に設けた貼着部のみに和紙片を貼着配置する構成であるため、貼着の際に接着剤層に斑(むら)を生じがたく、且つ、化粧板全体を一枚の和紙で被覆する場合と比較して、和紙片の反りが生じがたいため、貼着部から和紙片が剥がれ難く、長期に亘って優れた美観を保つことができる。
また、溝部は、シナ材を木製板材の表面(溝の形成面)に備える構成につき、溝部深さが木製板材の表面に表れるシナ材層の厚さ寸法以内としたことによって、表面の溝の形成の際に溝の縁にささくれが生じないから、切削面の研磨を行う必要もなく、品質を損ねず、ささくれを原因とする外観体裁の悪化を防止することができる。
請求項2に係る考案によれば、木製板材及び和紙片を被覆層によって被覆することで、化粧層である和紙片の耐久性が向上する。また、被覆層に、公知の防黴剤、難燃剤、撥水性材料を用いる構成としたから、上記請求項2に係る考案に示した物理的な耐久性だけでなく、防黴、難燃、撥水に優れたものとすることができる。
請求項4に係る考案によれば、上記基本構成の化粧板(被覆層を有するものを含む)について、更に、溝部は、短手方向の底面溝幅寸法よりも溝開口部幅寸法が大きくなるように、溝部内の各溝側面を傾斜面として、和紙片は、溝部以外の貼着部に貼着した構成とした化粧板としたから、和紙片2aの反りを生ずる力が少ないため、貼着部10aから和紙片2aが剥がれ難く、長期に亘って優れた美観を保つことができる。
また、同構成によって、壁材として使用する際には、埃が溝内に溜まり難くなり、経時的な化粧板の汚れを低減させることができるとともに、溝の清掃が殆ど不要なため、隣接する和紙片の縁を触る機会も低減でき、指や清掃具等の接触による不慮の和紙片の剥がれ等を生じにくいものとすることができる。
請求項3に係る考案によれば、上記いずれかの考案の構成について、溝部は、短手方向の底面溝幅寸法よりも溝開口部幅寸法が大きくなるように、溝部内の各溝側面を傾斜面として、和紙片が、溝部の溝内側面を含む貼着部を被覆する化粧板としたことから、和紙片の縁部が溝部内へ入り込むことによって、より和紙片の縁部が捲れ難くなり、耐久性を向上させることができる。
また、同構成によって、前記傾斜面が和紙片を取り囲み、溝の底面から木製枠の如く立体的に表示され、化粧板全体の美観性を向上させることができる。
請求項5に係る考案によれば、化粧板の化粧層に表れる和紙片とともに当該繊維部材が表され、より一層、高級感を高め、風合い等に優れた化粧板とすることができる。また、和紙片を貼着部に貼着する構成により、製造過程で仮に漉き込まれた繊維部材が和紙から食み出していても常に矩形の和紙片として食み出した部分を切断した状態で積層されるため、良好な美観を保つことができる。
図1は本考案の実施例1に係る化粧板を示す被覆層を省略した斜視図とその一部拡大図である。 図2は本考案の実施例1に係る化粧板の層構成を示すA−A拡大断面図である。 図3は本考案の実施例2に係る化粧板を示す被覆層を省略した斜視図とその一部拡大図である。 図2は本考案の実施例1に係る化粧板の層構成を示すB−B拡大断面図である。
本考案は、基材である木製板材と、該木製板材の表面に接着剤層を介して積層した化粧層とを備え、前記木製板材の表面に溝部を備えた化粧板において、前記木製板材はシナ材の単板若しくはシナ材を表面層として含む積層板とし、溝部は、平面視煉瓦模様状若しくは格子模様状輪郭とし、溝部の短手方向の底面溝幅寸法よりも溝開口部幅寸法が大きくなるように、溝内の各側面を傾斜面とし、且つ、溝部における溝部深さは木製板材の表面に表れるシナ材層の厚さ寸法以内とし、前記木製板材の溝底面以外の表面を貼着部とし、前記化粧層は和紙とし、該和紙は、前記貼着部の輪郭と合同若しくは相似形に裁断した和紙片とし、接着剤層を介して、貼着部に和紙片を積層し、この状態で全体を、撥水剤、難燃剤及び防黴剤を含有する被覆層で被覆したことによって、建築内装材、家具等において、木製板材と和紙による優れた風合いを備え、また、貼着部のみに和紙片を貼着配置する構成であるため、貼着の際に接着剤層に斑(むら)を生じがたく、且つ、化粧板全体を一枚の和紙で被覆する場合と比較して、和紙の反りが生じがたいため、貼着部から和紙が剥がれ難く、長期に亘って優れた美観を保つことができ、シナ材を木製板材の表面(溝の形成面)に備えることによって、表面の溝部の形成の際に溝の縁にささくれが生じないから、貼着部に貼着される和紙片と貼着部との間に前記ささくれが挟み込まれるといったことがなく、品質を損ねず、ささくれを原因とする外観体裁の悪化を防止することができ、和紙片及び溝部上に被覆層を積層する際に、化粧層である和紙片の耐久性が向上し、更に、撥水性、難燃性及び防黴性にも優れた化粧板を実現した。
本考案の実施例1に係る化粧板(化粧パネル)1は、縦470mm、横480mm程度、厚さ4mm程度の寸法を有するものであり、図1及び図2に示すように、木製板材1aの表面側に、平面視輪郭を煉瓦模様状に配置してなる溝部13を形成し、木製板材1aのうち溝部13以外の表面を貼着部10aとし、該貼着部10aに、前記和紙2からなる矩形輪郭に裁断した和紙片2aを貼着し、全体を被覆層3によって被覆してなる化粧板1である。
図1及び図2に示すように、本実施例1に係る基材である木製板材1aは、厚さ1.5mm程度の中間層12となるラワン材の表面にシナ材からなる厚さ1mm程度の表面層10、前記中間層12となるラワン材の裏面にシナ材からなる厚さ1mm程度の裏面層11を積層した、市販のいわゆるシナベニヤ合板としている。
前記木製板材1aの表面の溝部13は、表面層10のシナ材の厚さ寸法である1mmまでの範囲となる深さ(概ね略1mm程度)で形成してある。底面溝幅寸法14は約5mm程度、溝開口部幅寸法15は約10mm程度である。
尚、溝部13の形成は、公知のNCルータ、CAM(Computer Aided Manufacturing)を利用した木材切削機等を用いることでより良好且つ短時間に形成することができる。
本考案における和紙片2aは、和紙2の紙漉を行う際に、種々の素材を漉き込んだものを使用できる。例えば、玉葱の皮、楓の葉(例えば、図3を参照。)、ココナッツ、アカバ等の植物繊維の他、ガラス繊維等、種々の繊維部材20を漉き込んだものを使用できる。
和紙2の裁断に伴って、和紙片2aの縁部21から食み出した玉葱の皮、楓の葉等は、和紙片2aの輪郭に併せて切断した構成としている。
本実施例では、溝部13が平面視煉瓦模様状に形成配置されることで、木製板材1aの表面には複数の矩形の貼着部10aが配列される。当該貼着部10aの輪郭と略合同(相似形)の矩形に裁断した和紙片2aを接着剤によって固着している。接着剤による固着時に、和紙片2a上から叩き刷毛(図示せず)を用いて和紙片2aを叩くことによって、接着面における空気を抜くとともに、木製板材1aと和紙片2aの双方に接着剤が浸透し、より強固に固着される。
本実施例における接着剤層4は、貼着部10aと和紙片2aの対向する双方の面に接着剤を塗布し、これらを重合することによって形成してある。接着剤は、一般的に用いられる水性の木工用ボンドを用いている。木工用ボンドは、例えば、主成分としてポリ酢酸ビニル、尿素樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂等のいずれかを含有するもの等を使用できる。
被覆層3は、例えば、撥水性材料としてフッ素系撥水剤、防黴剤としてヒノキチオール、難燃剤としてホウ酸系難燃剤を含有する液剤によって構成できる。和紙片2aを貼着部10aに接着剤層4を介して貼着乾燥したものを、液剤を貯留した槽に、前記液剤に浸漬し、取り出して乾燥することによって形成してある。
本実施例1に係る化粧板1は、以上の構成によって、建築内装材、家具等において、木製板材1aと和紙片2aによる優れた風合いを備え、また、溝部13以外となる貼着部10aに和紙片2aを貼着配置する構成であるため、貼着の際に接着剤層4に斑(むら)を生じがたく、且つ、化粧板1全体を一枚の和紙で被覆する場合と比較して和紙片2aの反りを生ずる力が少ないため、貼着部10aから和紙片2aが剥がれ難く、長期に亘って優れた美観を保つことができるのである。
本実施例1によれば、上記したように、木製板材1aの表面の溝部13を、表面層10のシナ材の厚さ寸法までの範囲となる深さで形成した構成によって、シナ材の切削によってささくれを生じ難い性質を利用し、その後の研磨処理を行わなくても溝部13そのものの外観品質を維持するだけでなく、ささくれを生じ難いものとして、貼着部10aに貼着される和紙片2aと貼着部10aとの間に前記ささくれが挟み込まれるといったことがなく、品質を損ねず、ささくれを原因とする外観体裁の悪化を防止できる。
次に、本考案の実施例2に係る化粧板1について示す。本実施例2に係る化粧板1は、図3及び図4に示すように、基本構成は略実施例1と共通するものである。
本実施例2に係る化粧板1は、表面の溝部13のうち溝底面13aのみを除き、傾斜面を有する溝側面13bを貼着部10aの一部として使用したものである。
また、和紙片2aには、楓の葉を漉き込んだものを使用している。
本実施例においても、和紙片2aの裁断に伴って、和紙片2aの縁部21から食み出した楓の葉の一部は、予め和紙片2aの輪郭に併せて切断した構成とする。このように切断は溝部13の切削形成とは無関係に和紙片2aとして構成するため、和紙2の裁断面の体裁を損なうことがなく、化粧板1の美観を良好に保つことができる。
また、本実施例2においては、木製板材1aは、中間層12、表面層10、裏面層11の夫々がシナ材からなるシナベニヤ合板を使用している。このため、シナベニヤ合板全体の厚みの範囲内の深さの溝を形成できる。
本実施例2に係る化粧板1は、表面の溝部13のうち溝底面13aのみを除き、傾斜面を有する溝側面を貼着部の一部として使用した構成としたから、和紙片2aの縁部21が溝部13内へ入り込むことによって、より和紙片2aの縁部21が捲れ難い点で、実施例1よりも更に優れた構成としてある。
また、傾斜面を有する溝側面が和紙片2aによって被覆されるので、和紙片2a自体で立体感が表現されるため、外観上非常に好適なものとなる。
上記実施例1、2においては、いずれも三層からなるシナベニヤ合板を使用したが、本考案はこれに限るものではなく、例えば、シナベニヤ合板の積層は三層に限らない。また、シナ材の単板とすることもできる。また、化粧板1のサイズは上記実施例のものに限定するものではない。
更に、本考案における木製板材1aは、いわゆるシナベニヤ製の板材におけるシナ材、ラワン材等に予め難燃性加工処理を行った、いわゆる難燃シナベニヤ等を利用することもでき、併せてその難燃性を利用することができる。
また、本考案における化粧板1を壁に固定する際には、釘や金属製線材等の金属製固定部材(図示せず)の頭を溝部13内に埋設して設けることにより、安全性を確保でき、和紙片2aを傷つけることなく、木製板材1aを貫通して簡単に施工することができる利点を有する。
また、本考案においては、和紙片2aの貼着について、上記実施例1及び実施例2の構成の両方を一枚の化粧板1に混在して設けることもできる。
尚、上記実施例では化粧板1における溝部13全体の平面視輪郭を、煉瓦模様状に配置したが、本考案はこれに限らず、例えば、格子模様状等に配置することができる。この場合においても、本実施例と同様に、表面側のシナ材の厚さまでの範囲となる深さで形成することができるし、短手方向の底面溝幅寸法14よりも溝開口部幅寸法15が大きくなるように、溝内側面13bを傾斜面として形成することができる。
また、溝部13の形成は、上記実施例においては、NCルータを用いるものとしたが、本考案に係る化粧板1はこれに限らず、切削用の工具を用いて溝を彫って行うこともできる。
尚、本実施例における被覆層3に含有する防黴剤としては、例えば、ヒバ油に含有するヒノキチオール等、植物製油に含有される防黴成分を備えるもの等、及び必要に応じた助剤(例えば、乳化剤やバインダー)等を利用できる。また、被覆層3における撥水剤、難燃剤、及び、防黴剤はその他、必要により、他の公知の撥水剤、難燃剤、及び、防黴剤を使用することができる。
また、本実施例1、2はいずれも被覆層3を備えた構成としているが、本考案においては必ずしも備える必要はなく、例えば、前記した難燃性シナベニヤなどを利用することで、実施例に示した被覆層3を形成しない構成とすることもできる。
また、本実施例1、2はいずれも溝部13の断面形状は、平面状の底面と、傾斜した溝内側面を備えた構成としているが、本考案はこれに限るものではなく、例えば、溝部13の断面形状は、底面を円弧状とすることもできる。
1 化粧板
1a 木製板材
10 表面層
10a 貼着部
11 裏面層
12 中間層
13 溝部
13a 溝底面
13b 溝内側面
14 底面溝幅寸法
15 溝開口部幅寸法
2 和紙
2a 和紙片
20 繊維部材
21 縁部
3 被覆層
4 接着剤層

Claims (5)

  1. 基材である木製板材と、該木製板材の表面に接着剤層を介して積層した化粧層とを備え、前記木製板材の表面に溝部を備えた化粧板において、
    前記木製板材はシナ材の単板若しくはシナ材を表面層として含む積層板とし、
    溝部は、木製板材の表面上に、平面視煉瓦模様状若しくは格子模様状輪郭とし、且つ、溝部深さを木製板材の表面に表れるシナ材層の厚さ寸法以内として形成し、
    前記木製板材の溝底面以外の表面を貼着部とし、
    前記化粧層は和紙とし、該和紙は、前記貼着部の輪郭と合同若しくは相似形に裁断した和紙片とし、接着剤層を介して、貼着部に和紙片を接着した構成としたことを特徴とする化粧板。
  2. 木製板材の溝部及び和紙片を含む全体を透明の被覆層で被覆した構成とし、該被覆層は、撥水剤、難燃剤、及び、防黴剤を含有することを特徴とする請求項1記載の化粧板。
  3. 溝部は、短手方向の底面溝幅寸法よりも溝開口部幅寸法が大きくなるように、溝部内の各溝側面を傾斜面として、和紙片は、溝部以外の貼着部に貼着した構成としたことを特徴とする請求項1又は2記載の化粧板。
  4. 溝部は、短手方向の底面溝幅寸法よりも溝開口部幅寸法が大きくなるように、溝部内の各溝側面を傾斜面として、和紙片が、溝部の溝内側面を含む貼着部を被覆することを特徴とする請求項1又は2記載の化粧板。
  5. 和紙は、和紙構成繊維内に、該和紙と異なる繊維部材を漉き込んだ構成としたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の化粧板。
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